JP2000284691A - 換字置換装置及びそのプログラム記録媒体 - Google Patents
換字置換装置及びそのプログラム記録媒体Info
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Abstract
しいときに、置換を表現する行列Pの行を並び変えるこ
とにより、換字置換を実行する際に必要とする関数SP
k : t[pijsj (xj )]i=1 m を記憶手段に記憶し
ておき、xj に応じてSPk を読出してその計算結果を
求め、これらの演算結果を加算して出力データ列yi を
得る。
Description
用いられる換字置換装置及びそのプログラム記録媒体に
関するものである。
有効である。暗号化の方法は共通鍵暗号と公開鍵暗号が
ある。共通鍵暗号では、暗号作成側と暗号復号側で同一
の鍵を用い、この鍵は秘密に管理されている。一方、公
開鍵暗号では暗号文作成の鍵と暗号文復号の鍵は異なっ
ており、暗号文作成の鍵は公開しても、他方の鍵は現実
的な時間内に求まらないと広く信じられている。
に、暗号化対象のデータを適当な長さのブロックに分割
し、そのブロック毎に暗号化する方法をブロック暗号と
呼ぶ。この様な暗号方式として代表的なDES暗号の構
成は、例えば「池野,小山:“現代暗号理論”,電子通
信学会,pp.41−62,1986」に示されてい
る。
は換字(substitution)と、置換(permutation)の組合
せから構成されている。換字置換はかなり広い概念であ
るが、近年ソフトウェア実装の要請から という形の換字置換が多く用いられてきている。ここで
演算は全て環R上での演算を用い置換を で、換字をsj :R→R(j=1,2,…,n)とす
る。つまり、行列の積を置換と考える。
Rijmen,et al.:“The Cipher SHARK”,Fast Softwar
e Encryption−Third International Workshop,Lectur
e Notes in Computer Science 1039,pp. 99−111 ,Sp
ringer-Verlag ,1996」(以下『文献S』と略す)で定
義されているSHARK 暗号でも使われている。文献Sに
は、 (j=1,2,…,n) で示される関数SPj の出力値をメモリなどに事前計算
することにより式(1)を効率的に計算する方法も示さ
れている。
最後に置換を行なわず、換字のみを利用することがあ
る。つまり、 の処理も暗号実装上必要である。Rの大きさが計算機内
での計算の基本単位であるワード長より小さい場合、素
直な実装では、個々のsj (xj )を計算した後に、s
j (xj )の計算値をベクトルの正しい場所に移動する
必要がある。この場合は、式(1)の例と同様にして、 と変形し、予めj番目以外は0となるように位置を合わ
せた表を事前計算しておけば、位置合わせの処理が必要
なくなる。
されている換字置換の計算は、メモリ参照回数が多く、
また必要とするメモリ量が多い。この発明は、メモリ参
照回数、必要メモリ量を削減する換字置換装置を提供す
ることを目的とする。
(1)で示したような一般的な形ではなく、以下のよう
な性質を持っていることが多い。 ・pijやsj のいくつかは共通 ・入力や出力の行を入れ換えても、他の部分でこの入れ
換えを処理速度をかえることなく吸収でき、アルゴリズ
ム的に等価に変換できる また、 ・計算機内の計算の基本単位であるワードを格納するレ
ジスタにRn の元を格納し、要素ごとの演算が可能も、
Intel社のプロセッサに実装されているMMX命令
に代表される様に最近のプロセッサでは実現されていた
り、Rn の要素ごとの演算がほとんどのプロセッサで実
行可能な論理積などで実現されるようなRを使うことも
多いので、現実的な仮定と考えられる。
参照回数、メモリ必要量を削減する。つまりこの発明に
よれば、環R上の換字置換 pij∈R,sj :R→R i=1,2,…,m j=1,2,…,n のpijのいくつかが等しい,またはsj のいくつかが等
しいときに、置換を表現する行列Pの行を並び変えるこ
とにより、換字置換を実行する際に必要なR上のベクト
ルvl ∈Rr (vl は、次元rはm以下で、個々のベク
トルの次元は異なっていてもよい)および関数Sk :R
→Rr (但しk=1,2,…,n,r≦m)を予め計算
した結果を記憶手段に記憶しておき、入力xi に対して
記憶手段からSk を読み出してベクトルSk (xi )の
計算結果を求め、行列Pの第k列を構成するのに必要な
ベクトルの組{vl }を記憶手段から読み出しベクトル
ukを作成し、uk ◇Sk (xi )(◇はベクトル要素
ごとの積)を計算し、これらを加算してデータ列yi を
得る。
す。現実のほとんどの換字置換ではRとして体を用いて
いるので、ここでは、Rを単位的環(乗法の単位元1を
含む)に制限する。また、個々の例では、話を単純にす
るため式(1)の計算はpij∈{0,1}で、sj が全
て同一の場合を説明する。sj が複数種ある場合やpij
が0、1以外の値を取る場合でもいくつか等しいものが
ある場合、下記実施例よりは効率が落ちるが、文献Sに
示される従来法よりは効率的に処理可能である。第1の実施例 式(1)を計算する場合を考える。式(2)はsj が全
てsの場合は、 と書ける。ここで◇はベクトルの要素ごとの積を表す。
記憶しておけば、式(1)はSの値を得るためにx1 〜
xn についてのメモリ参照がn回、◇を実行するための
ベクトルの要素ごとの積がn回、n個の縦ベクトルの加
算がn−1回で式(1)を計算できることが分かる。従
来はSP1 〜SPn を記憶したがこの実施例ではSだけ
であるから記憶量が1/nになる。第2の実施例 計算の単位がR<(m+1)/2> より小さい環境で(<(m+
1)/2>は(m+1)/2以下の最大の整数)、式
(1)を計算する場合を考える。以下の例は一般のPで
も適用可能であるが、わかり易さのためE2暗号(例え
ば、文献「神田ら:“128ビットブロック暗号E2の
提案”,電子情報通信学会,情報セキュリティ研究会,
ISEC98−12」)で用いられている行列 という換字置換にこの発明を適用することを考える。こ
こで、式(4)の行列中の横線は見易さのためにいれた
ものである。またE2暗号では、最後に置換なしの換字
も必要であることに注意する。
実現するには、Pの上半部の部分行列各4要素の縦ベク
トルは0を1個含む4種類であり、下半部の部分行列の
左の4つも0を1つ含む4種類であり、その右の4つは
ゼロを2つ含む4種類である。従って の計算が必要である。
集合の要素数)格納するのに必要なメモリ量を1単位
(以下メモリ量の単位は全てこの定義に従うものとす
る)として、 ─────────────────── 必要メモリ量 12 換字置換処理のテーブル参照回数 16 換字置換処理の加算回数 14 ─────────────────── となる。
により計算順序を と変更する。上記行列中の縦線、横線は以降の説明の分
かり易さのため記入したものであり、特別の意味はな
い。この変更によると必要となる表は、0を1個含む4
要素の縦ベクトルの4種類の他に、0を2個含むもの
と、1のみのものと、1を1個のみ含むものとである
が、1を1個含むものは、置換に利用するものを換字に
も利用する。よって記憶する表は だけで済み、x0 ,x1 ,x2 ,x3 に対応するメモリ
参照および加算は共通化できるので ──────────────────── 必要メモリ量 10 換字置換処理のテーブル参照回数 12 換字置換処理の加算回数 11 ──────────────────── と文献Sの方法に比べて、メモリ量、参照回数、加算回
数の全てを減らすことができる。ここで、左辺のy
i (0≦i≦7)の並びは「課題を解決するための手
段」の項に述べたように性能低下を招かないことに注意
すべきである。第3の実施例 第2の実施例と同様に、計算の単位がR<(m+1)/2> より
小さい環境、かつシフト演算 などが高速に実行できる環境で、式(1)を計算する場
合を考える。
一般のPでも適用可能であるが、わかり易さのためE2
暗号で用いられている行列P(式(3)参照)及び換字
置換(式(4)参照)を考察する。第2の実施例と同様
にこの実施例ではPの各行を入れ換えることにより計算
順序を と変更すると、必要となる表について、x4 ,x5 ,x
6 ,x7 に対応する部分はy0 ,y1 ,y3 ,y2 に対
してはメモリ参照をそのまま用い、y6 ,y7 ,y5 ,
y4 に対してはy0 ,y1 ,y3 ,y2 でのメモリ参照
の結果をそれぞれ下1、下2、上1、上2要素シフトす
ることにより、つまり、Pの右上の部分行列の左から1
番目の縦ベクトルを下1だけ要素シフトして、右下の部
分行列の左から1番目の縦ベクトルを得、右上の部分行
列の左から2番目の縦ベクトルを下2だけ要素シフトし
て右下の部分行列の左から2番目の縦ベクトルを得、以
下同様に右上の部分行列の左から3番目、4番目の縦ベ
クトルを上1、上2要素シフトによりそれぞれ右下の部
分行列の左から3番目、4番目の縦ベクトルを得ること
ができることを利用すると、記憶する表としては、 だけで済み、k要素上シフト演算をSUk ,k要素下シ
フト演算をSDk とし、 と計算できる。またx0 ,x1 ,x2 ,x3 に対応する
メモリ参照および加算は第2の実施例と同様共通化でき
るので、 ──────────────────── 必要メモリ量 8 換字置換処理のテーブル参照回数 8 換字置換処理の加算回数 11 換字置換処理のシフト回数 4 ──────────────────── と、文献Sの方法に比べて、メモリ量、参照回数、加算
回数をことごとく減らすことができる。この実施例にお
いても、左辺のyi (0≦i≦7)の並びは「課題を解
決するための手段」の項に述べたように性能低下を招か
ないことに注意すべきである。第4の実施例 この場合も一般のPでも適用可能であるが、わかり易さ
のためE2暗号で用いられている行列P(式(3)参
照)及び換字置換(式(4)参照)が標数2であるRに
ついて定義されている場合について考察する。
て を得る。
とに注意。
すことができる。第5の実施例 プロセッサによってはシフト計算SU,SDの他にn要
素に対する下k要素ローテイト計算 RDk (x)=SDk (x)+SUn-k (x) も利用可能な場合がある。
計算にRDを利用し、 とすることができる。この場合、 ─────────────────────────── 換字置換処理のテーブル参照回数(SPj の計算) 8 換字置換処理の加算回数(±の計算) 8 換字置換処理のローテイト回数(RDの計算) 1 ─────────────────────────── と第4の実施例に比べてさらに加算回数などを減らすこ
とができる。
力手段11により入力データxi が記憶装置12のxi
格納領域13に格納され、記憶装置12のvk 格納領域
14に置換ベクトルvk ∈Rr が格納され、またSk 格
納領域15に換字関数Sk が格納されている。更にwk
格納領域16に作業用のベクトルwk が格納され、また
k格納領域17に作業パラメータkが格納される。演算
装置18内のk初期化手段19によりkが0に初期設定
され、Sk 演算手段21により、入力データx i により
Sk 格納領域15が読み出されベクトルSk (xi )の
計算結果がwkとしてwk 格納領域16に格納される。
記憶手段12からvk とwk が読み出され、これらの要
素ごとの積がvk ◇Sk 演算手段22により計算され、
その計算結果により、wk が更新される。k更新手段2
3によりk格納領域17のkが+1されて更新される。
Sk 演算手段21、vk ◇Sk 演算手段22、k更新手
段23がk=nになるまで順次動作され、記憶装置12
内の各wk が読み出され、それらの和が計算され、その
計算結果が出力手段25により出力される。
は図2に図1と対応する部分に同一番号を付けて示すよ
うにvk 格納領域14とSk 格納領域15の代りにSP
k 格納領域31が設けられ、これにSPk が格納され、
SPk 演算手段32により入力データxi に応じてSP
k (xi )を演算した結果を得てベクトルwk として領
域16に格納する。その他は図1と同様である。
読み出されたSPk (xi )に対するシフト処理がシフ
ト手段33で行われ、そのシフトされたSPk (xi )
がベクトルwk として領域16に格納される。
合に必要となるメモリ量、およびメモリアクセス回数の
削減が計られ、高速に処理できるようになった。
図。
ク図。
Claims (10)
- 【請求項1】 環R上の換字置換 pij∈R,sj :R→R i=1,2,…,m j=1,2,…,n によって入力データ列(xj )を換字置換演算してデー
タ列(yi )を計算する換字置換装置であって、 複数のpijもしくは複数のsj が等しいとき、行列Pの
行もしくは列を入れ替えることにより上記換字置換を実
行する際に必要なR上のベクトルvl (但し、次元はm
以下で、個々のベクトルの次元は異なっていてもよい)
および関数Sk:R→Rm を予め計算した結果を格納す
るとともに、n個のベクトルwk ∈Rm、整数kを記憶
する記憶手段と、 入力データ列xj を記憶手段に記憶する入力手段と、 整数kを0にセットするk初期化手段と、 記憶手段に記憶されたkをk+1に更新するk更新手段
と、 記憶手段から各Sk および入力データ(xk )を読み出
してベクトルSk (x k )の計算結果を得、記憶手段に
ベクトルwk として記憶するSk 演算手段と、 行列Pの第k列を構成するのに必要なベクトルの組{v
l }を記憶手段から読出し、ベクトルuk を作成し、 記憶手段からwk を読み出して要素ごとの積を計算し、
その計算結果でwk を更新するuk ◇Sk 演算手段と、 記憶手段に記憶されたkを読み出し、k=nになるまで
上記Sk 演算手段、u k ◇Sk 演算手段、k更新手段を
順次動作させる制御手段と、 記憶手段に記憶された各wk を読み出し、それらの和を
計算して出力する出力手段とを具備することを特徴とす
る換字置換装置。 - 【請求項2】 環R上の換字置換 pij∈R,sj :R→R i=1,2,…,m j=1,2,…,n によって入力データ列xj を換字置換演算してデータ列
yi を出力する換字置換装置において、行列Pの行を並
び変えた (但し、b(j)は1以上m以下の自然数、l=1,
2,・・・,b(j)、t:{1,2,・・・,m}→
{1,2,・・・,m}は置換、ql,rlは1以上n
以下の自然数でql≦rl)を予め計算した結果を格納
すると共に、n個のベクトルwk ∈Rm 、整数kを記憶
する記憶手段と、 入力データ列xj を記憶手段に記憶する入力手段と、 整数kを0にセットするk初期化手段と、 記憶手段に記憶されたkをk+1に更新するk更新手段
と、 記憶手段から入力データxk を読み出し、各l(l=
1,2,・・・,b(j))に対してSPlj(xk )を
記憶手段から読み出し、並べ変えたPの第k列に対応す
るように計算結果を連結させm次元ベクトルとし、これ
をwk として記憶手段に記憶されたwk を更新するSP
k 演算手段と、 記憶手段に記憶されたkを読み出し、k=nになるまで
SPk 演算手段、k更新手段を順次動作させる制御手段
と、 記憶手段に記憶された各wk を読み出し、それらの和を
計算し出力する出力手段とを具備する換字置換装置。 - 【請求項3】 上記読み出したベクトルSPk (xi )
の縦ベクトルをその縦方向にシフトして記憶手段に記憶
されたwk を更新するシフト演算手段を含むことを特徴
とする請求項2記載の換字置換装置。 - 【請求項4】 上記読み出したいくつかのベクトルSP
lj(xk )の和を計算して和ベクトルを求める手段と、 上記和ベクトルを計算する途中で得られた部分和ベクト
ルに対し縦方向に異なるシフト演算を行って複数の縦ベ
クトルを得る手段と、 これら複数の縦ベクトルと上記和ベクトルを加算して加
算ベクトルを得る手段と、 上記加算ベクトルと上記和ベクトルを連結してm次元ベ
クトルとして出力する手段とを有することを特徴とする
請求項2記載の換字置換装置。 - 【請求項5】 上記読み出したいくつかのベクトルSP
lj(xk )の和を計算して和ベクトルを求める手段と、 上記和ベクトルを計算する途中で得られた部分和ベクト
ルに対し縦方向にローテイト計算して縦ベクトルを得る
手段と、 この縦ベクトルと上記和ベクトルを加算して加算ベクト
ルを得る手段と、 上記加算ベクトルと上記和ベクトルを連結してm次元ベ
クトルとして出力する手段とを有することを特徴とする
請求項2記載の換字置換装置。 - 【請求項6】 環R上の換字置換 pij∈R,sj :R→R i=1,2,…,m j=1,2,…,n によって入力データ列xj を換字置換演算してデータ列
yi を出力する換字置換装置のコンピュータが実行する
プログラムを記録した記録媒体であって、 複数のpijもしくは複数のsj が等しいとき、行列Pの
行もしくは列を入れ替えることにより上記換字置換を実
行する際に必要なR上のベクトルvl (但し、次元はm
以下で、個々のベクトルの次元は異なっていてもよい)
および関数Sk:R→Rm を予め計算した結果が記憶手
段に格納されてあり、 入力データ列xj を記憶手段に記憶する入力処理と、 整数kを0にセットするk初期化処理と、 記憶手段に記憶されたkをk+1に更新するk更新処理
と、 記憶手段から各Sk 及び入力データ(xk )を読み出し
てベクトルSk (xk)の計算結果を得、記憶手段にベ
クトルwk として記憶するSk 演算処理と、 行列Pの第k列を構成するのに必要なベクトルの組{v
l }を記憶手段から読みだし、ベクトルuk を作成し、 記憶手段からwk を読み出して要素ごとの積を計算し、
その計算結果でwk を更新するuk ◇Sk 演算処理と、 記憶手段に記憶されたkを読み出し、k=nになるまで
上記Sk 演算処理、u k ◇Sk 演算処理、k更新処理を
順次動作させる制御処理と、 記憶手段に記憶された各wk を読み出し、それらの和を
計算して出力する出力処理とを上記コンピュータに実行
させるプログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項7】 環R上の換字置換 pij∈R,sj :R→R i=1,2,…,m j=1,2,…,n によって入力データ列xj を換字置換演算してデータ列
yi を出力する換字置換装置のコンピュータに実行させ
るプログラムを記録した記録媒体であって、 行列Pの行を並び変えた (但し、b(j)は1以上m以下の自然数、l=1,
2,・・・,b(j)、t:{1,2,・・・,m}→
{1,2,・・・,m}は置換、ql,rlは1以上n
以下の自然数でql≦rl)を予め計算した結果を格納
すると共に、n個のベクトルwk ∈Rm 、整数kが記憶
手段に格納されてあり、 入力データ列xi を記憶手段に記憶する入力処理と、 整数kを0にセットするk初期化処理と、 記憶手段に記憶されたkをk+1に更新するk更新処理
と、 記憶手段から入力データxk を読み出し、各l(l=
1,2,・・・,b(j))に対してSPlj(xk )を
記憶手段から読み出し、並べ変えたPの第k列に対応す
るように計算結果を連結させm次元ベクトルとし、これ
をwk として記憶手段に記憶されたwk を更新するSP
k 演算処理と、 記憶手段に記憶されたkを読みだし、k=nになるまで
SPk 演算処理、k更新処理を順次動作させる制御処理
と、 記憶手段に記憶された各wk を読み出し、それらの和を
計算し出力する出力処理とを上記コンピュータに実行さ
せるプログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項8】 上記読み出したベクトルSPk (xi )
の縦ベクトルをその縦方向にシフトして記憶手段に記憶
されたwk を更新するシフト演算処理を実行させるプロ
グラムを上記プログラムに含むことを特徴とする請求項
7記載の記録媒体。 - 【請求項9】 上記読み出したいくつかのベクトルSP
lj(xk )の和を計算して和ベクトルを求める処理と、 上記和ベクトルを計算する途中で得られた部分和ベクト
ルに対し縦方向に異なるシフト演算を行って複数の縦ベ
クトルを得る処理と、 これら複数の縦ベクトルと上記和ベクトルを加算して加
算ベクトルを得る処理と、 上記加算ベクトルと上記和ベクトルを連結してm次元ベ
クトルとして出力する処理とを実行させるプログラムを
上記プログラムに含むことを特徴とする請求項7記載の
記録媒体。 - 【請求項10】 上記読み出したいくつかのベクトルS
Plj(xk )の和を計算して和ベクトルを求める処理
と、 上記和ベクトルを計算する途中で得られた部分和ベクト
ルに対し縦方向にローテイト計算して縦ベクトルを得る
処理と、 この縦ベクトルと上記和ベクトルを加算して加算ベクト
ルを得る処理と、 上記加算ベクトルと上記和ベクトルを連結してm次元ベ
クトルとして出力する処理とを実行させるプログラムを
上記プログラムが含むことを特徴とする請求項7記載の
記録媒体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07125599A JP3401207B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-03-17 | 換字置換装置及びそのプログラム記録媒体 |
US09/487,597 US6578061B1 (en) | 1999-01-19 | 2000-01-19 | Method and apparatus for data permutation/division and recording medium with data permutation/division program recorded thereon |
US10/419,244 US6859818B2 (en) | 1999-01-19 | 2003-04-21 | Method and apparatus for permuting input data and recording medium having stored thereon a program for executing permutation |
US10/419,241 US6850960B2 (en) | 1999-01-19 | 2003-04-21 | Inverse calculation apparatus and recording medium having stored thereon a program for executing inverse calculation |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-15525 | 1999-01-25 | ||
JP1552599 | 1999-01-25 | ||
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Publications (2)
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JP2000284691A true JP2000284691A (ja) | 2000-10-13 |
JP3401207B2 JP3401207B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=26351700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07125599A Expired - Lifetime JP3401207B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-03-17 | 換字置換装置及びそのプログラム記録媒体 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005128166A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 換字置換装置、換字置換方法、換字置換プログラム及び換字置換記録媒体 |
CN112602135A (zh) * | 2018-08-13 | 2021-04-02 | 日本电信电话株式会社 | 秘密联接系统、该方法、秘密计算装置以及程序 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP07125599A patent/JP3401207B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005128166A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 換字置換装置、換字置換方法、換字置換プログラム及び換字置換記録媒体 |
JP4527960B2 (ja) * | 2003-10-22 | 2010-08-18 | 日本電信電話株式会社 | 換字置換装置、換字置換方法、換字置換プログラム及び換字置換記録媒体 |
CN112602135A (zh) * | 2018-08-13 | 2021-04-02 | 日本电信电话株式会社 | 秘密联接系统、该方法、秘密计算装置以及程序 |
CN112602135B (zh) * | 2018-08-13 | 2024-05-24 | 日本电信电话株式会社 | 秘密联接系统、该方法、秘密计算装置以及记录介质 |
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