JP2001513213A - デジタル信号の転置のためのコンピュータ支援された転置形成のための方法および装置ならびにデジタル信号の暗号化のための方法および装置 - Google Patents

デジタル信号の転置のためのコンピュータ支援された転置形成のための方法および装置ならびにデジタル信号の暗号化のための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、デジタル信号の転置のためのコンピュータ支援された転置形成のための方法に関する。本発明は、所定のマトリックス(WM)を、所定の鍵(S)に依存して多数の部分転置(Spj)に分解し、前記部分転置(Spj)の行または列に一義的なマッピングを施し、その結果を部分転置(Pi)で表し、前記部分転置(Pi)を転置(P)に結合することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタル信号の転置のためのコンピュータ支援された転置形成のための方法およ び装置ならびにデジタル信号の暗号化のための方法および装置 暗号文(手法)においては、入力信号から転置された出力信号への順序変更化 が益々重要性を帯びてきている。 公知文献“A.S.Tannenbaum,Computernetze,Wolframs Fachverlag,2.Auflage,I SBN 3-925328-79-3,610-618,1992”並びに米国特許US 5008935明細書からは、い わゆるデータ暗号化規格(DES)が公知である。このDESの枠内では入力信 号に転置手法と換字手法が施される。この方法は、暗号化されたテキストを、つ まりDES方式の適用による結果を入力信号に結び付ける目的をもって、多数の 反復の中で実行される。これは今日の計算力の強化されたコンピュータを用いて も打破できないくらいに複雑である。 DES方式のいわゆるPボックス(これにより入力信号の中間信号への順序変 更が実施される)はそのつど固定的に設定されている。 このことは例えばいわゆる微分−暗号化−解析手法に適していることにつなが り、無断の暗号化解除のチャンスが高まり、つまり暗号化されたテキストの無断 解読が達成される。 公知文献“F.Pichler,Analog Scrambling by a general fast FourierTrans f orm,Springer Lecture Notes in Computer-Science Institute,TR-92-039,1-32 頁”にはいわゆる“ワルシュマトリックス(Walsh-matrizen)”手法が記載されて いる。 公知文献“D.Schuett et al,Boot Algebras,Int.Computer-ScienceInstitute, TR-92-039,1-32頁”からは、いわゆる“ブートアルジェブラ(Boot Algebra)”に 関する基本事項が公知である。 転置手法と、暗号手法での適用に関するさらなる基本事項は、公知文献“N.Sl oane,Encrypting by Random Rotations,Mathematics and Statistics Research Center,Bell Laboratories,Springer Lecture Notes in Computer Science,Nr.1 49,Berlin,ISBN 0-387-11993-0,1982,71-128頁”に記載されている。 ワルシュマトリックスの生成装置は、例えば公知文献“F.Pichler,Mathematis che Systemtheorie,Berlin,ISBN 3 110 039095,191頁,1975”に記載されている 。 本発明の課題は、デジタル信号の転置のためのコンピュータ支援による転置形 成方法および装置ならびにデジタル信号の暗号化方法および装置において、転置 手法による暗号の安全性を高め、さらに転置を用いた暗号方式の暗号の安全性も 著しく高められるように改 善を行うことである。 前記課題は、請求項1の特徴部分に記載の本発明による方法と、請求項2の特 徴部分に記載の本発明による方法と、請求項12の特徴部分に記載の本発明によ る装置によって解決される。 請求項1による方法では、所定のマトリックスが所定の鍵に依存して多数の部 分マトリックスに分解される。この部分マトリックスの行または列には一義的な マッピングが施される。この場合このマッピングの結果が部分転置を表す。この 部分転置は、転置に結合される。 請求項2による方法では、デジタル信号の暗号化に対して少なくとも1つの転 置が暗号化の枠内で利用される。これは以下のステップに従って形成される。所 定のマトリックスは、所定の鍵に依存して多数の部分マトリックスに分解される 。部分マトリックスの行または列には、一義的なマッピングが施される。この場 合その結果が部分転置を表す。この部分転置は、転置に結合される。デジタル信 号の暗号化は少なくとも転置の適用のもとで行われる。 請求項12による装置は次のように構成される。請求項1ないし請求項2によ る方法ステップが実施されるように構成される。これに対して個々の方法ステッ プを実行するために計算ユニットが設けられる。 前記下方法ステップで明らかなことは、所定の鍵の 考慮のもとで転置が形成されることである。融通性における付加的なグレードは 、形成される転置に対する高い暗号文セキュリティ度を可能にし、それによりこ の方法が適用された暗号文においては暗号化データの安全性の度合いが高まる。 本発明の別の有利な実施例は従属請求項に記載される。 暗号文の安全性をさらに高めるために、有利には、分解に対する出発点として 1つのマトリックスが利用される。これはほぼ同じ数の、第1の二進値を有する 素子と第2の二進値を有する素子を有する。 前述した暗号手法の安全性の向上する効果は、ワルシュマトリックス(“Walsh -Matrix”)の適用によってさらに高められる。 本発明の簡単化に対しては、さらに別の有利な実施例によれば、一義的なマッ ピングが単に行ないし列の、そのつどの行または列の二進値によって得られた値 の増加するないしは低減する順序に従った分類によって実現される。 さらに別の有利な実施例によれば、マトリックスの列に従って、部分マトリッ クスへのマトリックスの分解だけが行われる。但し、行に従ったマトリックスの 分解を行うことももちろん可能である。 以下の明細書では、マトリックスとしてワルシュマトリックスを適用した例を 記載するがこのことは本発 明の限定を意味するわけではない。それどころか本発明では一般的にあらゆる任 意のマトリックスがこの関係において適用され得る。 マトリックスのサイズも基本的に任意のものである。 装置も通常のコンピュータであってもよい。すなわち通常のデータ処理装置で あってもよい。これは前述した方法をプログラミングによって実施できるように 構成されている。またこの装置はデジタル電子回路によって実現されてもよい。 実施例 次に本発明を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。この場合、 図1には、4つの部分マトリックスに分割されているワルシュマトリックスWM が示されており、 図2には、本発明を実施し得る2つのコンピュータユニットの概略図が示されて おり、 図3のA〜Eには個々の部分転置Pi並びに転置Pが示されており、 図4のA〜Eには、部分転置Piの逆部分転置Pi -1並びに逆転置P-1が示されて おり、 図5には、デジタル電子回路を備えた装置の実施例が概略的に示されている。 図2には、プロセッサユニットPを有した第1のコンピュータユニットC1と 同じようにプロセッサユニ ットPを有した第2のコンピュータユニットC2が示されている。これらの2つ のコンピュータは伝送媒体UMを介して相互に次のように接続されている。すな わちデータがコンピュータユニットC1とC2の間で交換できるように接続され ている。 第1のコンピュータユニットC1では、暗号化すべきデジタルデータDの暗号 化が少なくとも1つの転置の適用のもとで行われる。この転置は以下で説明する ように求められるものである。暗号化されたデータVDは、伝送媒体UMを介し て第2のコンピュータユニットC2に伝送されそこで、以下で説明する転置に対 して反転された少なくとも1つの転置を用いて解読される。 対称暗号方式の使用のもとではさらに、暗号化されたデータの伝送の前に、秘 密鍵の鍵交換が行われる。これに対しては、暗号鍵の交換のための任意の方法が 用いられてもよい。 前述したように、暗号化は少なくとも1つの転置を用いて行われる。これは以 下のように形成される。 転置形成の出発点として図1に示されている二項配列順序での16×16サイ ズのワルシュマトリックス(“Walsh-Matrix”)が利用される。このワルシュマ トリックスWMは、第1の二進値“1”かまたは第2の二進値“0”を有してい る要素のみを有している。 さらに所定の鍵S、有利には、対称暗号方式におけ るデータの暗号化のための秘密鍵がさらなる方法の枠内で利用される。 鍵Sはこの場合以下の構造を有している。 S=(3,4,7,2) この鍵S(以下ではブート分解とも称する)は転置鍵としても利用される。 この鍵Sを用いて図示の実施例の場合4つのトラック(トレース)Sp1,S p2,Sp3,Sp4へのマトリックスの分解が確定される。これらのトラックS p1,Sp2,Sp3,Sp4とはワルシュマトリックスWMの列の規模を表すも のであり、この場合各トラックSp1,Sp2,Sp3,Sp4における列の数が 前記鍵Sのそれぞれ1つの値によって確定される。 図1に示されているワルシュマトリックスWMでは、鍵Sの適用が意味すると ころは、第1のトラックSp1が最初の3つの列、すなわちワルシュマトリック スWMの第1の列S1と第2の列S2と第3の列S3を有していることである。 第2のトラックSp2は、4つの列を有しており、すなわち当該ワルシュマト リックスWMの第4の列S4、第5の列S5、第6の列S6並びに第7の列S7 を有している。 第3のトラックSp3は、鍵Sによって7つの列、すなわち前記ワルシュマト リックスWMのそれぞれ第8の列S8、第9の列S9、第10の列S10、第1 1の列S11、第12の列S12,第13の列S13並びに第14の列S14を 含んでいる。 第4のトラックSp4は、2つの列、すなわち当該ワルシュマトリックスWM の第15の列S15と第16の列S16を含んでいる。 前記各トラックSp1,Sp2,Sp3,Sp4は、部分転置Piに相応しており 、この場合は4つの部分転置P1,P2,P3,P4の連鎖が転置Pとなる。こ れは鍵Sの考慮のもとで特殊なブート分解によって一義的に定められる。 図1にはワルシュマトリックスWMの個々の行が1〜16の数値によって一義 的に表されている。各トラックSpj(このjはそれぞれのトラックのインデッ クスを表している)毎に各行ナンバには1つの数値が割当てられており、この場 合最上位有効桁はそれぞれの左側に示されている。ここでの数値は、トラックS pjの相応する行のそれぞれの要素の二進数値表示から得られる。 これらの数値に相応して行ナンバを分類すれば、各トラックSpj毎に相応の 部分転置Piを定める配置転換が結び付けられる。トラックSpjにおける種々 の行ナンバにおいて同じ数値が割当てられている所もあるので、これらのコンフ リークは有利には、交互のFIFO(First-In-First-Out)ストラテジないしL IFO(Last-In-First-Out)ストラテジに従って解 消される。 図3のa〜eには個々の部分転置Pi並びに転置Pが示されている。 図3のaには、16の列を備えた2行のテーブルが示されており、これはワル シュマトリックスWMの個々の行ないしは各トラックSpj毎に得られた行デー タを表している。 このテーブルの上の行は第1の部分転置P1に対するものであり、これは第1 のトラックSp1から得られたものである。これはワルシュマトリックスWMの 個々の行ナンバ1〜16を順に示している。 このテーブルの第2の行には、トラックSpjにおけるそれぞれの行ナンバが 示されており、これは第1のトラックSp1内の低下する数値に従った行の分類 換えによって得られたものである。 種々の行ナンバに対する同じ数値のコンフリークを解消するためにこの場合で はFIFO方式が利用される。すなわち当該の行とコンフリークを生じている行 ナンバよりも低い値をその前に有している行ナンバがそのまま引続いてそのつど の他の行ナンバの前に配置される。 第1の部分転置P1に対しては1:1のマッピングが与えられている。これは ワルシュマトリックスWMの2項整理とFIFOストラテジから得られる(なぜ なら最初の3桁の二進値はいずれによせよ低下に基づ く整理によって対応付けられているからである)。それにより第1の部分転置P 1は第1のトラックSp1の同じマッピングとして得られる。 しかしながらこれは図3のbに示されている第2の部分転置P2において変更 される。 この第2の部分転置P2は第2のトラックSp2の考慮のもとで形成されてい る。 図3bの第2の行も新たな行ナンバである。これは第2のトラックSp2内の 分類換えによって得られるが、この場合ではLIFO方式が用いられている。こ のLIFO方式は、コンフリークの生じている行のもとで順序が単に逆転されて いることを意味する。これは既に行1と2において現われており、これはLIF Oストラテジの使用により逆転されている。例えばワルシュマトリクスWMの第 2のトランクSp2の第1の行1と第2の行2が、2つの二進値“1111”を 有している場合、LIFOストラテジによって第1の行と第2の行の順序が第2 の部分転置P2において置換される。これは図3bに示されている。ワルシュマ トリックスWMの第2のトラックSp2の第13の行と第14の行が2つの二進 値“1100”を有している。これはこれらの行が新たな転置位置11ないし1 2に分類換えされることにつながる。ここでもLIFO方式によって、第14行 がポジション11に分類され第13行がポジション12に分類されていることが 明らかである。 第3の部分転置P3は第3のトラックSp3の考慮のもとで前述したように行 われている(図3C)。 さらに第4の部分転置P4は第4のトラックSp4の考慮のもとで前述したよ うに行われている(図3D)。 転置Pの形成に対しては、個々の部分転置が連鎖処理される。この転置Pは、 図3Eに示されている。この連鎖処理とは、各部分転置P1,P2,P3,P4 の新たな行ナンバの値がそれぞれそのつどの次の部分転置P2,P3,P4にお ける行ナンバの初期値として選択される関係を意味する。 引続き2つの行ナンバに対して、生じている転置された行ナンバを所定の初期 行ナンバに基づいて説明する。 行ナンバ9は、第1の部分転置P1の実施後ではそのまま得られている。第2 の部分転置P2では行ナンバ9に対して新たな行ナンバ12が生じている。この 新たな行ナンバ12に対して、第3の転置P3では転置された行ナンバ6が生じ ている。この行ナンバ6に対しては第4の転置P4では行ナンバ2が生じている 。図3eでは連鎖処理の全結果が示されており、つまり最初の行ナンバ9と、対 応する転置された行ナンバ2が示されている。 次に初期値4に対しては、第1の部分転置P1の後 でも再び値4が生じている。第2の部分転置P2の後ではこの行ナンバ4に対し て新たな行ナンバ7が生じている。第3の部分転置P3ではこの行ナンバ7の値 に対して行ナンバ2が新たな値として生じている。第4の部分転置P4では前記 行ナンバ2に対して新たな行ナンバ16が生じている。これは図3のDの第2列 のペア値(2,16)によって表されている。 このようにして転置Pが形成され、これは従来の暗号化に比べて暗号の安全性 が強化されている。というのもこの場合は動的な、有利には秘密鍵Sがそのつど の転置Pの形成のために用いられているからである。 各部分転置Piの逆転により逆部分転置Pi -1が得られる。この部分転置Pi -1 を連鎖させることにより、もちろん逆の順序で、転置Pに対する逆転置P-1が求 められる。 個々の逆部分転置Pi -1並びに逆転値P-1は図4A〜Eに示されている。 図4Aには第4の逆部分転置P4 -1がに対して、第4の転置P4の単なる配置 換えおよび分類換えによって第4の逆部分転置P4 -1が表されている。 図4Bには図3Cに示された部分転置P3の逆部分転置P3 -1が示されている 。 図4Cには第2の部分転置P2に対して生じた第2の逆部分転置P2 -1が示さ れている。 図4Dには第1の部分転置P1に対して生じた第2 の逆部分転置P1 -1が示されている。 図4Eには、このように得られた逆部分転置P-1が次のような値テーブルで示 されている。すなわち4つの逆部分転置の連鎖によって統合された値テーブルで 示されている。 前述した具体例における初期の行ナンバが9でそれに基づいて得られた行ナン バが2の場合、第4の逆部分転置P4 -1のテーブルにおいては行ナンバ2の値に 対して行ナンバ6の値が得られている。この第4の逆部分転置P4 -1から得られ 得た値6に対して、第3の逆部分転置P3 -1では値12が生じている。この値1 2に対しては、第2の逆部分転置P2 -1において値9が生じている。さらに第1 の逆部分転置P1 -1においては(これもその逆転において1:1のマッピングで 示されている)、行ナンバ9に対して再び行ナンバ9が生じている。その結果と して逆転置P-1では、初めの転置された値2のマッピングから再び初期値=行ナ ンバ9が得られている。このことは図4のEにおけるペア値(2,9)で表され ている。 転置された値が16の場合の例は、以下のように個々の部分転置の後でそれぞ れ以下に述べるような新たな行ナンバが生じる。 −第4の逆部分転置P4 -1の後では値16に対して新たな値2 −第3の逆部分転置P3 -1の後では値2に対して新た な値7 −第2の逆部分転置P2 -1の後では値7に対して新たな値4 −第1の逆部分転置P1 -1の後では値4に対して新たな値4 この結果は、図4のEにおいて最終列のペア値(16,4)で示されている。 第1のコンピュータユニットC1においても第2のコンピュータユニットC2 においても、使用されるマトリックスWMは公知であり、一義的なマッピングの それぞれ利用される種別も公知であるので、ここでは転置Pの形成に用いられる 鍵Sが第1のコンピュータユニットC1から第2のコンピュータユニットC2に 伝送されることを述べるに留めておく。 この方法は例えば計算ユニットによる装置、例えば第1のコンピュータユニッ トC1による装置および/または第2のコンピュータユニットC2による装置に おいて実現されてもよい。通常のコンピュータでは、ただ前述した転置形成のス テップをコンピュータプログラムに置き換えるだけである。このプログラムによ って転置Pの構造化ステップが実現される。 さらに当該の装置を、例えば図5に示されているよなデジタル電子回路によっ て実現させることも可能である。 ワルシュマトリックスWMの形成に使用できる装置 は例えば公知文献“F.Pichler,Mathematische System theorie,Berlin,ISBN 3 1 10 039095,S.191,1975”に記載されている。 個々のトラックSpjのマスキングは、二進カウンタのスタートストップポジ ションへの相応のセットによって行われてもよい。それに伴ってシリアルに得ら れる二進数の整理、すなわちカウント値の整理(これはこれはトラックSpjの 個々の行に対応付けられる)は、それに対して特別に構成された回路機構SW( これは相応の数値を二進値で出力する)によって行われる。 ワルシュマトリックスWM発生のための発生器Gは図5に示されている。この 発生器Gにはそれぞれ1つの転置すべき数i並びにそれぞれのトラックSpjの 列の数が供給される。発生器Gは、回路機構SWに接続されており、これによっ て数値iの転置Pが実施される。転地された数値P(i)は当該装置によって送 出される。 以下では前述した実施例に対する変化例を説明する。 トラックSpjの個々の行は必ずしも、低減するまたは増加する二進値(これ は個々の行に対応付けされる)に従って実施する必要はない。本発明の枠内では 、あらゆる任意の一義的なマッピングが適用されてもよい。また本発明の枠内で は任意のマトリックスを使 用することが可能である。 さらに、暗号化方法に対して対称暗号方式を用いることも可能である。この場 合この対称暗号方式の枠内では専ら転置のみが適用されるのではなく、例えばい わゆる換字が用いられてもよい。 また本発明では、所定の鍵に依存して形成される転置が提供されてもよい。 本発明では以下に挙げる公知文献が引用されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. デジタル信号の転置のためのコンピュータ支援された転置形成のための方法 において、 a)所定のマトリックス(WM)を、所定の鍵(S)に依存して多数の部分転 置(Spj)に分解し、 b)前記部分転置(Spj)の行または列に一義的なマッピングを施し、その 結果を部分転置(Pi)で表し、 c)前記部分転置(Pi)を転置(P)に結合することを特徴とする、デジタ ル信号の転置のためのコンピュータ支援された転置形成方法。 2. a)転置(P)を次のステップすなわち、 −所定のマトリックス(WM)を所定の鍵(S)に依存して複数の部分マトリ ックス(Spj)に分解するステップ、 −前記部分マトリックス(Spj)の行または列に一義的なマッピングを施し 、その結果を部分転置(Pi)で表すステップ、 −前記部分転置(Pi)を転置(P)に結合するステップに従って形成し、 b)デジタル信号の暗号化を少なくとも前記転置(P)の適用のもとで行うこ とを特徴とする、デジタル信号の暗号化のための方法。 3. 前記マトリックスは、二進値のみ有している、請 求項1または2記載の方法。 4. 前記マトリックスは、ほぼ同じ数の、第1の二進値を有する要素と、第2の 二進値を有する要素を有している、請求項3記載の方法。 5. 前記マトリックスとしてワルシュマトリックス(Walsh-Mtorx)が用いられ ている、請求項4記載の方法。 6. 前記マトリックスをブート分解手法に従って分解する、請求項1〜5いずれ か1項記載の方法。 7. 前記マッピングとして、多数の行または列に対応する二進カウントによって 得られる数値の増加または低減する順序に従って行または列の分類を行う、請求 項1〜6いずれか1項記載の方法。 8. 前記部分転置(Pi)の結合を部分転置(Pi)の連鎖の形態で行う、請求項 1〜7いずれか1項記載の方法。 9. データの暗号化のために、対称暗号方式が用いられる請求項2〜8いずれか 1項記載の方法。 10.前記鍵(S)は、対称暗号方式の秘密鍵である、請求項9記載の方法。 11.付加的な暗号化手法がデジタル信号の換字手法によって実施される、請求項 2〜10いずれか1項記載の方法。 12.デジタル信号の転置のための転置形成装置において、 プロセッサユニットが設けられており、該プロセッサユニットは、 a)所定のマトリックス(WM)を、所定の鍵(S)に依存して多数の部分転 置(Spj)に分解し、 b)前記部分転置(Spj)の行または列に一義的なマッピングを施し、その 結果を部分転置(Pi)で表し、 c)前記部分転置(Pi)を転置(P)に結合するように構成されていること を特徴とする、装置。 13.デジタル信号の暗号化のための装置において、 プロセッサユニットが設けられており、該プロセッサユニットは、 a)転置(P)を次のステップすなわち、 −所定のマトリックス(WM)を所定の鍵(S)に依存して複数の部分マトリ ックス(Spj)に分解するステップ、 −前記部分マトリックス(Spj)の行または列に一義的なマッピングを施し 、その結果を部分転置(Pi)で表すステップ、 −前記部分転置(Pi)を転置(P)に結合するステップに従って形成し、 b)デジタル信号の暗号化を少なくとも前記転置(P)の適用のもとで行う、 ように構成されていることを特徴とする、デジタル信号の暗号化装置。 14.前記プロセッサユニットは、マトリックスが二進値のみを有するように構成 されている、請求項12または13記載の装置。 15.前記プロセッサユニットは、マトリックスがほぼ同じ数の、第1の二進値を 有する要素と、第2の二進値を有する要素を有するように構成されている、請求 項14記載の装置。 16.前記プロセッサユニットは、マトリックスとしてワルシュマトリックスが適 用されるように構成されている、請求項15記載の装置。 17.前記プロセッサユニットは、マトリックスがブート分解によって分解される ように構成されている、請求項12〜16いずれか1項記載の装置。 18.前記プロセッサユニットは、前記マッピングとして、多数の行ないし列に対 応付けされた二進カウントによって得られる数値の増加または低減する順序に従 って行または列の分類を行うように構成されている、請求項12〜17いずれか 1項記載の装置。 19.前記プロセッサユニットは、前記部分転置(Pi)の結合を部分転置(Pi) の連鎖の形態で行うように構成されている、請求項12〜18いずれか1項記載 の装置。 20.前記プロセッサユニットは、データの暗号化のために、対称暗号方式を用い るように構成されている、請求項13〜19いずれか1項記載の装置。 21.前記プロセッサユニットは、前記鍵(S)が対称暗号方式の秘密鍵であるよ うに構成される、請求項20記載の装置。 22.前記プロセッサユニットは、付加的な暗号化手法がデジタル信号の換字手法 によって実施されるように構成されている、請求項13〜21いずれか1項記載 の装置。
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