JP2000280997A - 二次元展開構造物 - Google Patents

二次元展開構造物

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JP2000280997A
JP2000280997A JP11091633A JP9163399A JP2000280997A JP 2000280997 A JP2000280997 A JP 2000280997A JP 11091633 A JP11091633 A JP 11091633A JP 9163399 A JP9163399 A JP 9163399A JP 2000280997 A JP2000280997 A JP 2000280997A
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panel
sub
main
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deployment
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JP11091633A
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Toshiaki Osada
利明 長田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工衛星等の宇宙構造物に搭載される展開構
造物では、一方向の展開構造で大面積の太陽電池パドル
や平板アンテナを構成した場合、展開方向に非常に長い
構造物となってしまう。この結果、展開時剛性が低下し
て衛星の姿勢制御が困難になったり、軌道制御時に展開
構造の根元部分に過大なモーメントが印加されるといっ
た問題がある。これを解決する手段として二次元展開式
展開構造物があるが、従来の構成では機構系が複雑だっ
たり、剛性・平面度が得にくいといった問題があった。 【解決手段】 主展開パネル12の2辺に主展開パネル
の約半分の大きさを有する副展開パネル2,3を取り付
け、展開動作を二次元的に行うことにより、簡素な構成
で、構造特性の優れた展開構造物を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人工衛星等の宇
宙構造物に搭載される太陽電池パドルや平板アンテナ等
の展開構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の第一の例として、図8〜図
9に太陽電池パドル等に代表される一次元展開構造物の
展開途中形状及び展開後形状を示す。図示した構成で
は、衛星が宇宙空間に打ち上げられた後、ヒンジ5の動
作によって、太陽電池パネル1及びヨーク4が衛星構体
8からアコーデオン状に一方向に展開する。この種の太
陽電池パドルでは、通常各パネル間に展開同期機構16
が取り付けられており、各パネル間の角度を等しく保ち
ながら展開するように図られている。
【0003】従来の技術の第二の例として、図10〜図
11に特許第2635576号に記載される二次元展開
式太陽電池パドルの展開途中形状及び展開後形状を示
す。図示した構成では、衛星が宇宙空間に打ち上げられ
た後、主ヒンジ5の動作によって、主太陽電池パネル1
及びヨーク4が衛星構体8からアコーデオン状に一方向
に展開し、引き続いて副ヒンジ6の動作によって副パネ
ル2が展開し、さらに引き続いて副ヒンジ7の動作によ
って副パネル3が展開する。
【0004】従来の技術の第三の例として、図12〜図
14に特許公開 平7−223597号に記載される二
次元展開構造物の収納形状、展開途中形状、展開後形状
を示す。図示した構成では、衛星が宇宙空間に打ち上げ
られた後、ヒンジ5の動作によって、パネル17が衛星
構体8からZ字型に展開し、最終的に3枚×3枚の平面
形状をなす。
【0005】従来の技術の第四の例として、図15〜図
16に公開実用 昭和57−3098号に記載される二
次元展開型太陽電池パドルの収納形状及び展開途中形状
を示す。主太陽電池パネル1は長方形、副太陽電池パネ
ル2は平行四辺形をなしており、各パネルは他のパネル
にヒンジによって全体として自由度1を有するように結
合されている。衛星が宇宙空間に打ち上げられた後、上
記ヒンジの動作により、全パネルが同期して展開し、図
16の形状を経て平面をなすに至る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人工衛星等の
宇宙構造物に搭載される展開構造物では、ロケットのフ
ェアリング寸法等の制約から、採用できるパネルサイズ
には限度があるため、従来の技術の第一の例(図8〜図
9)に示したような一方向の展開構造で大面積の太陽電
池パドルや平板アンテナを構成した場合、展開方向に非
常に長い構造物となってしまう。この結果、展開時剛性
が低下して衛星の姿勢制御が困難になったり、軌道制御
時(特に静止衛星の軌道投入の際)に展開構造の根元部
分に過大なモーメントが印加されるといった問題があっ
た。
【0007】従来の技術の第二〜第四の例(図10〜図
16)は、上記のような問題点を解決するために開発さ
れた方式であり、展開動作を一方向に行うのではなく、
二次元的に行うことにより、展開構造が展開方向にいた
ずらに長大になるのを防ぎ、構造特性の優れた展開構造
物を得ることを目的としている。
【0008】しかし、従来の技術の第二の例(図10〜
図11)の構成では、パネル同士の衝突を避けるため、
主太陽電池パネル1、副パネル2a、副パネル2bを順
番に展開させる必要があるため、副パネル2a、副パネ
ル2bの展開機構には展開動作を遅らせるための機構が
必要になり、構成が複雑になるという問題があった。ま
た、副パネルを複数枚搭載するような拡張を行なった場
合、展開機構の構成が極めて複雑になるため、拡張性に
乏しいという問題があった。
【0009】一方、従来の技術の第三の例(図12〜図
14)の構成では、第二の例で挙げたような問題はない
ものの、全てのパネル及びヒンジが直列に結合されるた
め、展開後の剛性や平面度が得にくいという問題があっ
た。
【0010】また、従来の技術の第四の例(図15〜図
16)の構成では、収納形状の包絡域が一次元展開構造
物と比較して大きくなってしまうことや、副パネルの形
状を平行四辺形(一般に長方形に比べて利用しにくく、
製造コストが高い)にする必要があるといった問題があ
った。
【0011】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたもので、副パネルの大きさを主パネルのおよそ半
分とし、収納時には主パネル上に互いに独立に積層され
るような構成とすることにより、展開時に副パネル間の
干渉が発生するのを防止し、複雑な機構を用いることな
く展開時構造特性に優れた二次元展開構造物を得ること
を目的としている。
【0012】上記目的に加え、展開時に主な荷重経路と
なる部分にのみ剛性の高いパネルを用い、それ以外の部
分には軽量なパネルを用いることで、構造特性をさらに
高めることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明による展開構
造物は、アコーデオン状に展開するパネル(主パネル)
の上下に、主パネルのおよそ半分の大きさのパネル(副
パネル)を連結し、主パネルの展開方向と直交方向に展
開するようにしたものである。
【0014】第2の発明は第1の発明による展開構造物
の折り畳み方に関するものであり、全ての副パネルを主
パネルの同一の面上に折り畳んだ状態で主パネルを折り
畳み、構体上に収納するようにしたものである。
【0015】第3の発明は第1の発明による展開構造物
の別の折り畳み方に関するものであり、一枚の主パネル
に対し、副パネルの一方を主パネルの片面に、もう一方
を別の面上に折り畳んだ状態で主パネルを折り畳み、構
体上に収納するようにしたものである。
【0016】第4の発明は第1の発明による展開構造物
の別の折り畳み方に関するものであり、副パネルを各主
パネル毎に表裏交互の面上に折り畳んだ状態で主パネル
を折り畳み、構体上に収納するようにしたものである。
【0017】第5の発明による展開構造物は、アコーデ
オン状に展開するパネル(主パネル)の上下に、主パネ
ルに比して剛性が低く軽量なパネル(副パネル)を連結
し、主パネルの展開方向と直交方向に展開するようにし
たものである。
【0018】第6の発明による展開構造物は、アコーデ
オン状に展開するパネル(主パネル1)の上下に、主パ
ネルのおよそ半分の大きさのパネル(副パネル)を連結
し、さらにこれら副パネルを前記主パネル1の展開方向
に連結し、主パネル1とほぼ同じ大きさを持ち主パネル
1とは直接結合されない主パネル2をこの副パネルに挟
まれる形で結合したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
一実施例を示す二次元展開構造物を示す図である。ヨー
ク4、主パネル1が衛星構体8から主ヒンジ5によって
直列に結合されて主系列の展開構造9をなしており、こ
の主パネル1に対して副パネル2,3が副ヒンジ6,7
によって結合されて副系列の展開構造10,11をなし
ている。衛星打ち上げ時にはこれらの展開構造はすべて
折り畳まれて保持機構で衛星構体に固定されており、軌
道上で保持機構が開放されると、まず図2に示すように
主系列の展開構造が展開し、続いて副系列の展開構造が
展開して図1に示す形状となる。すなわち、この発明の
二次元展開構造物は、主ヒンジ5によって衛星構体8か
ら直鎖状に連結され、少なくとも1枚の平板状構造物
(主パネル)1を含み、互いに平行な展開軸まわりに展
開する主系列の展開構造9と、主パネル1のおよそ半分
の大きさを有する少なくとも1枚の平板状構造物(副パ
ネル1)2を含み、少なくとも1枚の主パネル1に対し
て主展開軸と直交する第1の辺に副ヒンジ6を介して直
鎖状に固定され、互いに平行な展開軸まわりに展開する
副系列の展開構造10と、前記副パネル2とほぼ同じ大
きさを有する少なくとも1枚の平板状構造物(副パネル
2)3を含み、前記主パネル1に対して、前記第1の辺
に対向する第2の辺に副ヒンジ7を介して直鎖状に固定
され、互いに平行な展開軸まわりに展開する副系列の展
開構造11から構成される。
【0020】実施の形態2.図3は図1の展開構造の別
の折り畳み方法を示した実施例であり、主パネル1の片
面に副パネル2を、主パネル1の他の面に副パネル3を
折り畳んでいる。この折り畳み方によれば、収納時に主
パネルの間に挟まれる副パネルの枚数が一定になり、主
ヒンジの種類が少なくできるという利点がある。また、
副系列の展開構造の展開時に、太陽電池パドルの重心移
動が最小になるという利点もある。
【0021】実施の形態3.図4は図1の展開構造の別
の折り畳み方法を示した実施例であり、主パネル1の表
面に副パネル2,3を、主パネル2の裏面に副パネル
4,5を折り畳んでいる。この折り畳み方によれば、収
納時に主パネルの間に挟まれる副パネルの枚数が一定に
なり、主ヒンジの種類が少なくできるという利点があ
る。また、副系列の展開構造の展開時に、太陽電池パド
ルの重心移動が比較的小さくできるという利点もある。
【0022】実施の形態4.図5はこの発明の別の実施
例である。基本的な構成は実施の形態1と同様である
が、主パネル12の厚さを副パネル2,3より厚くして
剛性を高めている。これによって、全体の質量増を抑え
つつ主な荷重経路である主系列の展開構造の剛性を高
め、太陽電池パドル全体の展開時剛性を高めている。す
なわち、この発明は、主ヒンジ5によって衛星構体8か
ら直鎖状に連結され、少なくとも1枚の平板状構造物
(主パネル)12を含み、互いに平行な展開軸(主展開
軸)まわりに展開する主系列の展開構造と、少なくとも
1枚の平板状構造物(副パネル1)2を含み、少なくと
も1枚の主パネル12に対して主展開軸と直交する第1
の辺に副ヒンジ6を介して直鎖状に固定され、互いに平
行な展開軸まわりに展開する副系列の展開構造と、前記
副パネル2とほぼ同じ大きさを有する少なくとも1枚の
平板状構造物(副パネル2)3を含み、前記主パネル1
2に対して、前記第1の辺に対向する第2の辺に副ヒン
ジ7を介して直鎖状に固定され、互いに平行な展開軸ま
わりに展開する副系列の展開構造から構成される展開構
造物であって、前記主パネル12が前記副パネル2,3
より高い剛性を有するように構成されている。
【0023】実施の形態5.図6はこの発明の別の実施
例である。ヨーク4、主パネル1が衛星構体8から主ヒ
ンジ5によって直列に結合されて主系列の展開構造9を
なしており、この主パネル1に対して副パネル2,3が
副ヒンジ6,7によって結合されて副系列の展開構造1
0,11をなしているところまでは実施の形態1と同様
である。本実施例では、副パネル2aに対して、主系列
の展開方向に副パネル2bがヒンジ15で結合されてお
り、ここから副系列の展開構造13を経由して主系列の
展開構造とは直接結合されない主パネル14が結合され
ている。衛星打ち上げ時にはこれらの展開構造はすべて
折り畳まれて保持機構で衛星構体に固定されており、軌
道上で保持機構が開放されると、まず主系列の展開構造
とヒンジ15が展開して図7に示す状態となり、続いて
副系列の展開構造が展開して図6に示す形状となる。
【0024】すなわち、この発明は、主ヒンジ5によっ
て衛星構体8から直鎖状に連結され、少なくとも1枚の
平板状構造物(主パネル)1を含み、互いに平行な展開
軸まわりに展開する主系列の展開構造9と、主系列の展
開構造9と直接結合されず、主パネル1とほぼ同一寸法
を有する、少なくとも1枚の平板状構造物(主パネル)
14と、主パネル1に対して、ヒンジ5の軸線と直交す
る第1の辺に副ヒンジ6を介して直鎖状に固定され、主
パネルのおよそ半分の大きさを有し、主系列の展開方向
と直交方向に展開する、少なくとも1枚の平板状構造物
(副パネル)2aと、主パネル14に対して、ヒンジ5
の軸線と直交する第2の辺に副ヒンジ7を介して直鎖状
に固定され、主パネルのおよそ半分の大きさを有し、主
系列の展開方向と直交方向に展開し、少なくとも1個の
ヒンジ15によって副パネル2aと結合された、少なく
とも1枚の平板状構造物(副パネル)2bと、主パネル
1に対して、前記1の辺に対向する第3の辺に副ヒンジ
7を介して直鎖状に固定され、主パネルのおよそ半分の
大きさを有し、主系列の展開方向と直交方向に展開す
る、少なくとも1枚の平板状構造物(副パネル)3a
と、主パネル14に対して、前記第2の辺に対向する第
4の辺に副ヒンジ2−2を介して直鎖状に固定され、主
パネルのおよそ半分の大きさを有し、主系列の展開方向
と直交方向に展開し、少なくとも1個のヒンジ15によ
って副パネル3aと結合された、少なくとも1枚の平板
状構造物(副パネル)3bから構成される。
【0025】
【発明の効果】第1、第2の発明は、人工衛星等の宇宙
構造物に搭載される太陽電池パドルや平板アンテナ等の
展開構造物において、従来の一次元的な展開構造では十
分な構造特性が得られない場合に、二次元的な展開構造
の構成を、複雑な機構を用いることなく提供する。
【0026】第3の発明は、主パネルの間に挟まれる副
パネルの枚数を一定にして主ヒンジの種類を少なくする
効果がある。また、副系列の展開構造の展開時に、太陽
電池パドルの重心移動を最小化する効果がある。
【0027】第4の発明は、パドルの収納時寸法を増や
さずに、主パネルの間に挟まれる副パネルの枚数を一定
にして主ヒンジの種類を少なくする効果がある。また、
副系列の展開構造の展開時に、太陽電池パドルの重心移
動を小さくする効果がある。
【0028】第5の発明によれば、展開時の主な荷重パ
スにのみ剛性の高いパネルを用いることにより、二次元
展開構造物の展開時の構造特性を改善することができ
る。
【0029】第6の発明は、第1の発明とは別の構成に
よって二次元的な展開構造の構成を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す太陽電池パド
ルの展開状態の斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す太陽電池パド
ルの展開途中の状態の斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す太陽電池パド
ルの展開途中の状態の斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す太陽電池パド
ルの展開途中の状態の斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す太陽電池パド
ルの展開状態の斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態5を示す太陽電池パド
ルの展開状態の斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態5を示す太陽電池パド
ルの展開途中の状態の斜視図である。
【図8】 従来の技術の第1の例を示す太陽電池パドル
の展開途中の状態の斜視図である。
【図9】 従来の技術の第1の例を示す太陽電池パドル
の展開状態の斜視図である。
【図10】 従来の技術の第2の例を示す太陽電池パド
ルの展開途中の状態の斜視図である。
【図11】 従来の技術の第2の例を示す太陽電池パド
ルの展開状態の斜視図である。
【図12】 従来の技術の第3の例を示す二次元展開構
造物の収納状態の斜視図である。
【図13】 従来の技術の第3の例を示す二次元展開構
造物の展開途中の状態の斜視図である。
【図14】 従来の技術の第3の例を示す二次元展開構
造物の展開状態の斜視図である。
【図15】 従来の技術の第4の例を示す太陽電池パド
ルの収納状態の斜視図である。
【図16】 従来の技術の第3の例を示す太陽電池パド
ルの展開途中の状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 主太陽電池パネル、2 副太陽電池パネル、2a
副太陽電池パネル、2b 副太陽電池パネル、3 副太
陽電池パネル、4 ヨーク、5 主ヒンジ、6副ヒン
ジ、7 副ヒンジ、8 衛星構体、9 主系列の展開構
造、10 副系列の展開構造、11 副系列の展開構
造、12 高剛性化した主太陽電池パネル、13 副系
列の展開構造、14 主太陽電池パネル、15 主ヒン
ジ、16展開同期機構、17 パネル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星本体上に折り畳まれた状態で打ち上
    げられ、宇宙空間で展開動作をおこなう展開構造物にお
    いて、主ヒンジによって衛星構体から直鎖状に連結さ
    れ、少なくとも1枚の平板状の主パネルを含み、互いに
    平行な展開軸まわりに展開する主系列の展開構造と、主
    パネルのおよそ半分の大きさを有する少なくとも1枚の
    平板状の第1の副パネルを含み、少なくとも1枚の主パ
    ネルに対して主展開軸と直交する第1の辺に第1の副ヒ
    ンジを介して直鎖状に固定され、互いに平行な展開軸ま
    わりに展開する第1の副系列の展開構造と、前記副パネ
    ルとほぼ同じ大きさを有する少なくとも1枚の平板状の
    第2の副パネルを含み、前記主パネルに対して、前記第
    1の辺に対向する第2の辺に副ヒンジ2を介して直鎖状
    に固定され、互いに平行な展開軸まわりに展開する第2
    の副系列の展開構造とから構成される展開構造物。
  2. 【請求項2】 打ち上げ時に全ての副パネルが主パネル
    の同一の面上に折り畳まれることを特徴とする請求項1
    記載の展開構造物。
  3. 【請求項3】 打ち上げ時に第1又は第2の副パネルが
    主パネルの第1の面上に、第2又は第1の副パネルが主
    パネルの第1の面と対向する第2の面上に折り畳まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の展開構造物。
  4. 【請求項4】 副パネルは4枚以上であって、打ち上げ
    時に、ある主パネルに結合される副パネルは主パネルの
    第1の面上に折り畳まれ、これに隣り合う主パネルに結
    合される副パネルは主パネルの第1の面と対向する第2
    の面上に折り畳まれることを特徴とする請求項1記載の
    展開構造物。
  5. 【請求項5】 衛星本体上に折り畳まれた状態で打ち上
    げられ、宇宙空間で展開動作をおこなう展開構造物にお
    いて、主ヒンジによって衛星構体から直鎖状に連結さ
    れ、少なくとも1枚の平板状の主パネルを含み、互いに
    平行な展開軸まわりに展開する主系列の展開構造と、少
    なくとも1枚の平板状の第1の副パネルを含み、少なく
    とも1枚の主パネルに対して主展開軸と直交する第1の
    辺に第1の副ヒンジを介して直鎖状に固定され、互いに
    平行な展開軸まわりに展開する第1の副系列の展開構造
    と、前記第1の副パネルとほぼ同じ大きさを有する少な
    くとも1枚の平板状の第2の副パネルを含み、前記主パ
    ネルに対して、前記第1の辺に対向する第2の辺に第2
    の副ヒンジを介して直鎖状に固定され、互いに平行な展
    開軸まわりに展開する第2の副系列の展開構造とから構
    成され、さらに前記主パネルが前記副パネルより高い剛
    性を有するように構成されていることを特徴とする展開
    構造物。
  6. 【請求項6】 衛星本体上に折り畳まれた状態で打ち上
    げられ、宇宙空間で展開動作をおこなう展開構造物にお
    いて、第1の主ヒンジによって衛星構体から直鎖状に連
    結され、少なくとも1枚の平板状の第1の主パネルを含
    み、互いに平行な展開軸まわりに展開する主系列の展開
    構造と、主系列の展開構造と直接結合されず、主パネル
    とほぼ同一寸法を有する、少なくとも1枚の平板状の第
    2の主パネルと、第1の主パネルに対して、第1のヒン
    ジの軸線と直交する第1の辺に副ヒンジを介して直鎖状
    に固定され、主パネルのおよそ半分の大きさを有し、主
    系列の展開方向と直交方向に展開する、少なくとも1枚
    の平板状の第1の副パネルと、第2の主パネルに対し
    て、ヒンジの軸線と直交する第2の辺に副ヒンジを介し
    て直鎖状に固定され、主パネルのおよそ半分の大きさを
    有し、主系列の展開方向と直交方向に展開し、少なくと
    も1個のヒンジによって第1の副パネルと結合された、
    少なくとも1枚の平板状の第2の副パネルと、第1の主
    パネルに対して、前記第1の辺に対向する第3の辺に副
    ヒンジを介して直鎖状に固定され、主パネルのおよそ半
    分の大きさを有し、主系列の展開方向と直交方向に展開
    する、少なくとも1枚の平板状の第3の副パネルと、第
    2の主パネルに対して、前記第2の辺に対向する第4の
    辺に副ヒンジを介して直鎖状に固定され、主パネルのお
    よそ半分の大きさを有し、主系列の展開方向と直交方向
    に展開し、少なくとも1個のヒンジによって第3の副パ
    ネルと結合された、少なくとも1枚の平板状の第4の副
    パネルとから構成される展開構造物。
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