JP2000280858A - 車載機器制御装置および方法 - Google Patents

車載機器制御装置および方法

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JP2000280858A JP11088013A JP8801399A JP2000280858A JP 2000280858 A JP2000280858 A JP 2000280858A JP 11088013 A JP11088013 A JP 11088013A JP 8801399 A JP8801399 A JP 8801399A JP 2000280858 A JP2000280858 A JP 2000280858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は距離センサだけなので、助手席の同乗者
の状態を精確に認識して、エアバッグ膨張の制御を行う
ことが困難であった。 【解決手段】車両の座席についている者の距離画像を取
得し、車両の衝突が検知された場合に、取得された距離
画像から予め記憶された解釈規則をもとに、座席につい
ている者及びその体勢を判定し、この判定結果に基づい
て、前記エアバッグの膨張を制御することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は距離画像にもとづい
て車載機器の制御を行う車載ユーザの動きを認識・処理
する車載機器制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両の運転者は運転のため
に両手を使っているので、ナビゲーション・システムな
どの車載機器の操作ができないという問題がある。この
ため、音声認識を使って音声により、操作をする方法も
考えられている。しかし、運転中は通行車のエンジン音
などの雑音が多く認識が難しいという問題がある。ある
いは、運転者が他の同乗者と話している声なのか、機器
を操作するために発せられている声なのかが識別できな
いという問題がある。
【0003】一方、衝突時の被害を減らすために、衝突
時にエアバッグを膨張させる方策がとられている。しか
し、助手席に乗っている同乗者が妊婦や幼児である場合
には、膨らんだエアバッグにより押しつぶされる不都合
があるために、衝突時といえども膨らまさない方策を講
じる必要がある。あるいは、衝突時に、人がエアバッグ
の直近にいるときには、エアバッグを膨らませると、顔
に大きな衝撃を与え、傷害を与える可能性があるため
に、直近に人がいないことを確認する必要がある。
【0004】このような不具合を解消するために、赤外
線による距離センサが使われている。しかし、現状の距
離センサでは、例えばハエが距離センサを横切っても、
人間が横切っても同じ距離に物体があると認識できるだ
けである。このため、ハエと人間を識別する必要がある
という要求がある。
【0005】従来、CCDカメラなどを用いて撮像した
画像を解析して、人間の身体の位置などを認識する方法
がある。この方法では、CCDカメラなどの撮像装置を
用いて撮影している。その画像から人間を抽出する場合
では、例えば、顔や手の色が肌色なので、それ以外の背
景などの余計な部分を取り除き、障害物となる物体など
認識したい対象のみを切り出すという前処理を行う。そ
して、前処理後の画像を用いることで、物体の形状など
を認識する。
【0006】まず、この認識対象の切り出しという前処
理部分について説明する。従来の手法では、カメラで撮
影した画像から、取得したい対象物の部分のみを切り出
す作業として、対象物と、それ以外の部分の何らかの相
違点を手がかりとして対象物の切り出しが行われてい
た。この手掛かりとして、色相の変化を利用する方法、
差分画像を利用する方法などが用いられている。色を使
って切り出す場合、色相差の大きな部分を抜き出し、細
線化などの処理を行い、エッジを抽出する。人間を対象
にする場合には、顔や手の部分の肌色に注目し、その色
相部分のみを抽出しようとするものである。
【0007】しかし、色相差を用いる方法は、照明の色
や角度などにより、肌色といっても変化し、また、背景
の色相が肌色に近いと、人間の肌色と識別するのが難し
いなどの問題があり、定常的に切り出すことは困難であ
る。また、照明が全くない状態では、撮像画像は全部暗
くなってしまうので、人間でも暗闇で撮影した写真から
物体を判別することは難しい。
【0008】あるいは、ビデオ画像のフレーム間の動き
ベクトルを算出し、動いている物体を解析する方式もあ
る。この場合、動いている物体少ない内は問題ないが、
動いている物体が多いと、動きベクトルの数が急に増
え、フレーム間で動きベクトルを算出の負荷が増し、算
出が追いつかなくなる。
【0009】特にエアバッグを膨らませるのは衝突時で
あるので、瞬時(1秒間より短時間)での判断が必要で
ある。しかし、従来の画像処理では、撮像自体が1秒間
に30枚であり、その認識処理には、1枚あたり数秒以
上かかるので、衝突時などの緊急時の判断処理を行うこ
とはできなかった。
【0010】また、近傍にあるものがハエなのか、人間
なのかを見分けるには、その体積を求める必要がある。
体積を算出するには、3次元情報が必要となるが、従来
のカメラを使った場合は、2台のカメラを使い、三角測
量の方法を用いないと、距離などの3次元情報を取得す
ることはできなかった。しかし、カメラが2台になると
いうことは、パソコンなどのコンピュータのCPUにか
かる負担が2倍になるので、事故発生時などの瞬時の判
断はますます困難となる。
【0011】このような問題を解決するために、たとえ
ば、特開平10−177449号公報に示されているよ
うな距離画像取得装置を用いて、ユーザの手や体のジェ
スチャをリアルタイムで取得する技術が発明されてい
る。
【0012】特開平10−177449号公報で開示さ
れている距離画像取得装置を用いれば、パソコン本体の
CPUに負荷をかけることなく、物体を背景から切り出
すことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の方法
では、両手を使う、両足も使うなど、処理すべき対象が
増えると、それに応じて画像処理プログラムを作成し直
す必要があり、大変手間がかかった。また、手はぐらぐ
ら動いているために、安定した動作の抽出が難しかっ
た。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本願発明は、車両の座席についている者の距離画
像を取得するための距離画像取得手段と、この距離画像
取得手段によって取得された距離画像から予め記憶され
た解釈規則をもとに、座席についている者及びその体勢
を判定する判定手段と、この判定手段による判定結果に
基づいて、車載機器の制御を行うための車載機器制御手
段とを具備することを特徴とする。
【0015】また、車両の衝突を検知するための衝突検
知手段と、この衝突検知手段によって車両の衝突が検知
された場合に、膨張するエアバッグとを有する車載機器
制御装置であって、車両の座席についている者の距離画
像を取得するための距離画像取得手段と、前記衝突検知
手段によって車両の衝突が検知された場合に、前記距離
画像取得手段によって取得された距離画像から予め記憶
された解釈規則をもとに、座席についている者及びその
体勢を判定する判定手段と、この判定手段による判定結
果に基づいて、前記エアバッグの膨張を制御するための
膨張制御手段とを具備することを特徴とする。
【0016】さらに、車両の座席についている者の距離
画像を取得するための距離画像取得手段と、この距離画
像取得手段によって取得された距離画像から予め記憶さ
れた解釈規則をもとに、座席についている者及びその体
勢を判定する判定手段と、この判定手段によって運転者
が居眠りをしている体勢であると判定された場合に、警
告を与える手段とを具備するを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1の実施例]図1に取得した
助手席の同乗者の距離画像に対応して、エアバッグ膨張
の制御を行う第1の実施例の概略構成図を示す。
【0018】図2に示すような距離画像取得部6と、定
常時において、同乗者の特定などをおこなうための解釈
規則を記憶する定常時解釈記憶部4と、衝突時などの災
害時のための解釈を記憶する非常時解釈記憶部5と、こ
れらの解釈記憶部に記憶された規則を利用して、距離画
像取得部6が取得した距離画像の処理と解釈を行う画像
処理部2と、衝突を検知する衝突検知部7と、衝突時に
膨張し、同乗者を障害から守るエアバッグ8と、衝突検
知部7から知らされた衝突と、画像処理部2の結果にも
とづいてエアバッグ8の膨張を制御するエアバッグ膨張
制御部1と、これらを制御する情報管理部3から構成さ
る。
【0019】図2は、特開平10−177449号公報
に示されているような距離画像取得部6の概略図であ
る。中央の円の部分がレンズであり、周囲に並ぶ小さな
円は例えば、赤外などの光を照射するLEDにあたる。
LEDから照射された光が物体に反射され、レンズによ
り集光され、レンズの後部にあるエリアセンサで受光さ
れる。
【0020】距離画像取得部61は、中央の円の部分が
レンズであり、周囲に並ぶ小さな円形の発光部611は
例えば、赤外光などの光を照射するLEDにあたる。タ
イミング信号生成部614の信号に従い、LEDから照
射された光が物体に反射され、レンズにより集光され、
レンズの後部にあるエリアセンサ(受光部612)で受
光される。受光した光は、反射光抽出部613によっ
て、画像として取得される。このように取得された画像
は例えば、図3のような形式になっている。
【0021】図3(a)は取得した画像データの一部
(256×256の一部の8×8)を示したものであ
る。この例では、行列中のセルの値は、取得した反射光
の強さを8ビット(256階調)で示したものである。
255の値があるセルは、画像取得部1に最も接近した
状態、0の値があるセルは、画像取得部1から遠くにあ
り、反射光が画像取得部1にまで到達しないことを示し
ている。図3(b)は取得した画像データ全体を3次元
的に示したものである。この例では、人間の手を取得し
たデータを示している。
【0022】画像処理部2は、図3(a)のような形式
で距離画像取得部6で取得された距離画像を受け取り、
エッジ切り出し、重心抽出、面積算出など種々の画像処
理を行う。
【0023】ここで、(i,j)の画素値をPijとし、
生成する輪郭情報の画素をRijとすると、 Rij=255(If(Pij−Pi-1j)>α&(Pij−Pij-1)
>α&(Pij−Pi+1j)>α&(Pij−Pij+1)>α) Rij=0(上記以外) とすることにより、図4のような輪郭情報を得ることが
できる。
【0024】以下、図5をもとに第1の実施例における
処理の流れを示す図である。まず、助手席に座っている
のが、子供なのか、大人なのか、あるいは妊産婦なのか
を見分けるために、距離画像取得部6により、定常状態
での撮像を行う(ステップS501)。得られた図3の
ような距離画像を画像処理部2に送る。
【0025】画像処理部2は、図6に示すような撮像画
像のフィルタリング、2次元、3次元での重心、面積、
体積、FFT(高速フーリエ解析)、パターンマッチン
グなどの汎用的な画像処理機能の他に、撮像画像や解析
結果の高速表示をおこなうことのできるSDK(ソフト
ウェア開発キット)を有している。
【0026】例えば、このSDKのパターンマッチング
機能を使うと、図7に示すように、あらかじめ取得した
画像をパターン画像として登録し、撮像画像とパターン
画像との比較を行うときに、比較すべき切り出し領域を
正規化し、さらに、その重心位置をあわせた比較を行う
ことができる。
【0027】あるいは、図8に示すように、SDKのオ
プティカルフロー機能とベクトル高速表示機能を使う
と、撮像画像に対して、オプティカルフローをリアルタ
イムに表示することが可能である。図8の例は、右側が
最新の撮像画像、左側がそれより一つ前に撮像した画像
である。左側の撮像画像に対して、右側の撮像画像のオ
プティカルフローを検出して、右側の撮像画像に矢印を
使って、重ねて表示している。例えば、親指に注目する
と、左側の画像より、右側の画像の親指の方が、下向き
になっている。これが、右側の親指からのびている矢印
(オプティカルフロー)として、コンピュータに識別さ
れているわけである。
【0028】以上のような処理を行う画像処理部2にお
いて、画像処理を行った結果と、定常時解釈規則記憶部
4に記憶された規則とを参照し、定常時の状態を解釈す
る(ステップS502)。
【0029】定常時解釈規則記憶部4には、例えば、図
9のような形式で定常時に取得した画像を解釈するの
に、使用される規則が記憶されている。助手席に座って
いるのが、子供や妊婦である場合には、衝突事故時でも
エアバッグを膨張しないことが必要なので、ここでは、
子供か、妊婦かを見分けるための規則が記憶されてい
る。
【0030】また、子供や妊婦でなくても、顔の向きに
よっては、不用意にエアバッグを膨張させると、窒息さ
せるおそれがあるので、顔の向きなどを識別する規則が
格納されている。
【0031】例えば、規則1は、助手席に座っているの
が、子供か大人かを見分ける規則の1つである。この場
合には、子供は頭の大きさが大人とほとんど変わらない
ため、身長(ここでは、座っていることを想定している
ので、座高)に対する割合が大きいことを利用してい
る。つまり、座高値bに対する頭長値hがある一定値
(ここではα)より大きければ、子供、小さければ、大
人としている。座高値bや頭長値hは取得した画像よ
り、画像処理部2において、輪郭を抽出し、そこより求
めることができる。
【0032】規則2は、助手席に座っているのが、妊婦
かどうかを見分けるための規則である。妊婦の場合に
は、腹部と顔の奥行き方向をみて、腹部がでっぱている
かどうかを見る。それが、(上半身最近値zb−頭部最
近値zh)である。つまり上半身の最近値(腹部の奥行
き)zbと頭部の最近値zhを比較する。この値だけ
は、単に肥満との差が見分けにくいので、上半身の体幅
wで正規化をし、この値がある一定値(ここではβ)を
越えているかどうかにより判定を行っている。
【0033】ステップS503では、衝突検知部7より
衝突検知が通知されたかどうか、つまり衝突したかどう
かを確認している。衝突していなければ、ステップS5
01に戻り、定常時撮像を継続する。
【0034】衝突した場合には、非定常時撮像を行う
(ステップS504)。このステップは場合によって
は、その直前の定常時撮像(ステップS501)で撮像
された画像を使えるので、その場合には、このS504
の処理を省略できる。
【0035】撮像後、画像処理部2において、非定常時
解釈規則記憶部5に記憶された非定常時解釈規則をもと
に解釈を行う(ステップS505)。
【0036】図10は、非定常時解釈規則記憶部5に記
憶された非定常時解釈規則の一例を示すものである。
【0037】エアバッグ膨張時にエアバッグに非常に近
いところに人間がいると、膨張するエアバッグと人間が
激しくぶつかり、その反動により大きな障害を受ける可
能性がある。このような状況を防ぐための規則が規則1
である。危険領域と見なすような非常に近い場所に人間
がいるかどうかを判別するには、従来の赤外センサなど
による距離センサで十分である。
【0038】しかし、実際には、従来の距離センサで
は、近いところにあるものが人間か、ハエのような昆虫
かを識別することができない。このため、従来の距離セ
ンサでは、ハエが遮っただけで、危険領域に人間がいる
とみなしてエアバッグが膨らまないことになる。このよ
うな問題を解決するために、規則1では、危険領域に物
体があるか「最近距離z<δ」の式で判別するととも
に、その物体の体積が人間と見なせるほど十分大きいか
を次の式「体積v>ε」で判別し、両者が真のとき、危
険範囲内に人間がいるという結果をだすようになってい
る。ここで、δ,εは所定の閾値である。
【0039】ただし、身体が前方に倒れたりしている
と、体積が精確に計測できないおそれがある。このよう
な問題点を解決するために、規則2では、危険範囲内で
前屈した物体があるかどうかを判別している。また、規
則3と規則4は顔がどこを向いているかを見分けるため
の規則である。
【0040】次にエアバッグ膨張制御部1は、ステップ
S502とS504の結果をもとに、エアバッグ8を膨
らませるかどうかの制御を行う。ステップS502で、
妊婦、子供と判定されているときには、エアバッグを膨
張させないよう制御する。また、ステップS502で
は、妊婦あるいは子供と判断されていないが、ステップ
S504で、危険範囲内に人間、あるいは前屈している
と判定されているときには、エアバッグを膨らませない
よう制御する。
【0041】あるいは、妊婦、子供と判定されている
が、衝撃の度合いがひどい場合、ステップS504で横
を向いていて、窒息する危険性がなく、ステップS50
4で危険範囲内にいないこと、前屈していないことが確
認されているときに、エアバッグを顔に当たらない方向
に膨張させるよう制御する。
【0042】[第1の発明の効果]以上のように本発明
によれば、同乗者とエアバッグまでの距離値、同乗者の
体積値を使って、助手席の同乗者の状態を判別して、エ
アバッグの膨張を制御させることができるので、衝突時
でのエアバッグ膨張による危険性を大きく減らすことが
できるので、その効果は大きい。
【0043】[第2の実施例]図11は第2の実施例の
概略構成図である。第1の実施例では、助手席の同乗者
の状態を検知しているが、第2の実施例では、取得した
画像にもとづいて、運転者と同乗者双方の状態を検知し
て、車載機器の制御を行うものである。
【0044】第2の実施例の構成は、第1の実施例の構
成に運転者操作解釈部9とカーナビ制御部10を追加し
たものである。
【0045】距離画像取得部6は、高解像度になってい
て、例えば、図12に示すように、左半面は運転者、右
半面は同乗者(左ハンドル車では逆)を取得するように
なっている。あるいは、距離画像取得部6は周期的に角
度をかえ、運転者と同乗者の画像を交互に取得するよう
になっていてもよい。
【0046】情報管理部3は、同乗者の画像に関して
は、第1の実施例と同様の処理を行い、また、運転者の
画像に関しては、運転者操作解釈部9を起動し、その結
果、カーナビなどの車載機器の操作制御部10が操作制
御を行うように、管理を行う。
【0047】あるいは、運転者操作解釈部9では、運転
者の頭の動きの周期を認識し、一定周期で動く時間があ
る一定時間を越えたら、居眠りをしている危険性がある
ので、その認識結果をカーナビ制御部10に送る。カー
ナビ制御部10より警報を発する等して、運転者に注意
を促すなどの対策を実施することもできる。
【0048】
【発明の効果】以上、本発明によれば、1台の画像取得
部を用いるだけで、同乗者、運転者双方に対応した処理
を行うことができるので、大きな低コスト化につなが
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の概略構成図
【図2】第1の実施例の距離画像取得部の概要の一例
【図3】は第1の実施例の画像取得部が取得した画像形
式の一例
【図4】第1の実施例の画像処理部の処理結果の一例
【図5】第1の実施例の処理の流れ図
【図6】第1の実施例中の画像処理部内の処理機能の一
【図7】第1の実施例中の画像処理部の処理結果の一例
【図8】第1の実施例中の画像処理部の処理結果の一例
【図9】第1の実施例中の定常時規則記憶部の記憶の一
【図10】第1の実施例中の非定常時規則記憶部の記憶
の一例
【図11】第2の実施例の概略構成図
【図12】第2の実施例中の画像取得部が取得した画像
一例
【符号の説明】
1…エアバッグ膨張制御部 2…画像処理部 3…情報管理部 4…定常時解釈記憶部 5…非常時解釈記憶部 6…距離画像取得部 7…衝突検知部 8…エアバッグ 9…運転者操作解釈部 10…カーナビ制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の座席についている者の距離画像を取
    得するための距離画像取得手段と、 この距離画像取得手段によって取得された距離画像から
    予め記憶された解釈規則をもとに、座席についている者
    及びその体勢を判定する判定手段と、 この判定手段による判定結果に基づいて、車載機器の制
    御を行うための車載機器制御手段とを具備することを特
    徴とする車載機器制御装置。
  2. 【請求項2】車両の衝突を検知するための衝突検知手段
    と、 この衝突検知手段によって車両の衝突が検知された場合
    に、膨張するエアバッグとを有する車載機器制御装置で
    あって、 車両の座席についている者の距離画像を取得するための
    距離画像取得手段と、 前記衝突検知手段によって車両の衝突が検知された場合
    に、前記距離画像取得手段によって取得された距離画像
    から予め記憶された解釈規則をもとに、座席についてい
    る者及びその体勢を判定する判定手段と、 この判定手段による判定結果に基づいて、前記エアバッ
    グの膨張を制御するための膨張制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする車載機器制御装置。
  3. 【請求項3】車両の座席についている者の距離画像を取
    得するための距離画像取得手段と、 この距離画像取得手段によって取得された距離画像から
    予め記憶された解釈規則をもとに、座席についている者
    及びその体勢を判定する判定手段と、 この判定手段によって運転者が居眠りをしている体勢で
    あると判定された場合に、警告を与える手段とを具備す
    ることを特徴とする車載機器制御装置。
  4. 【請求項4】車両の座席についている者の距離画像を取
    得し、 取得された距離画像から予め記憶された解釈規則をもと
    に、座席についている者及びその体勢を判定し、 この判定結果に基づいて、車載機器の制御を行うことを
    特徴とする車載機器制御方法。
  5. 【請求項5】車両の衝突を検知し、車両の衝突が検知さ
    れた場合に、エアバッグの動作を制御する車載機器制御
    方法であって、 車両の座席についている者の距離画像を取得し、 車両の衝突が検知された場合に、取得された距離画像か
    ら予め記憶された解釈規則をもとに、座席についている
    者及びその体勢を判定し、 この判定結果に基づいて、前記エアバッグの膨張を制御
    することを特徴とする車載機器制御方法。
  6. 【請求項6】車両の座席についている者の距離画像を取
    得し、 取得された距離画像から予め記憶された解釈規則をもと
    に、座席についている者及びその体勢を判定し、 運転者が居眠りをしている体勢であると判定された場合
    に、警告を与えることを特徴とする車載機器制御方法。
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