JP2000280288A - 多層樹脂成形体の製造方法とその製造装置、及び、再生ペットボトルとその製造方法 - Google Patents

多層樹脂成形体の製造方法とその製造装置、及び、再生ペットボトルとその製造方法

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JP2000280288A
JP2000280288A JP9304199A JP9304199A JP2000280288A JP 2000280288 A JP2000280288 A JP 2000280288A JP 9304199 A JP9304199 A JP 9304199A JP 9304199 A JP9304199 A JP 9304199A JP 2000280288 A JP2000280288 A JP 2000280288A
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Tatsuya Tanaka
達也 田中
Takeshi Nagaoka
猛 長岡
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低グレード樹脂材料の増粘工程と積層及び射
出工程を連続的に行なえるようにして、大規模な固相重
合装置や貯蔵設備を要することなく低グレード樹脂材料
の利用率を向上し、均質な多層樹脂成形体を得られるよ
うにする。 【解決手段】 バージン樹脂材料を溶融しつつ押し出
し、これと並行して、低グレード樹脂材料を減圧脱気し
ながら増粘剤を加えて混練溶融することにより同樹脂材
料をバージン樹脂材料とほぼ同等の極限粘度となるよう
に増粘しつつ押し出す。その後、増粘処理された低グレ
ード樹脂材料がコア層でかつバージン樹脂材料がスキン
層となるようにそれらの樹脂材料をいずれも溶融状態の
まま積層し、その積層状態にある両樹脂材料を金型内に
射出して多層樹脂成形体を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層樹脂成形体の
製造方法とその装置、及び、再生ペットボトルとその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリエチレンテレフタレート(以
下、ペットと略記する。)よりなるペットボトルは各種
の食品や飲料水の容器として大量に使用されているが、
地球環境上の観点から、ペレットないしフレーク状の再
生ペット樹脂として再利用も盛んに行われつつあり、特
に包装容器リサイクル法の施行を契機として確実にその
再利用量が増加している。しかし、かかる再生ペット樹
脂は、未使用のバージンペット樹脂に比べると異物の混
入が多く非衛生的であり、しかも、ペット特有の吸湿に
伴う加水分解や熱劣化によって極限粘度が低下している
ことから、透明性、成形性及び製品強度に劣るという欠
点がある。
【0003】このため、ペットボトルから回収した再生
ペット樹脂は、主に衛生面や成形性の問題の少ない再生
繊維や再生発泡シートとして再利用するのが主流であっ
たが、これでは大量に発生するペットボトルの廃品のう
ちの僅かしか再利用することができない。そこで、ペッ
トボトルから回収した再生ペット樹脂を再びペットボト
ルとして再利用できるように、その再生ペット樹脂を含
むコア層の表裏にバージンペット樹脂よりなるスキン層
を積層した三層構造のパリソンをブロー成形することに
より、衛生面やフレーバー性に優れた再生ペットボトル
を得る方法が開発されている(例えば、実開平5─15
297号公報、特開平6─184219号公報、特開平
6─255645号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コア層に再生ペット樹
脂を含む多層樹脂成形体をブロー成形する上記従来の技
術では、パリソンの延伸成形に伴う成形品の肉厚の不均
一を防止するために、例えば、再生ペット樹脂に対して
バージンペット樹脂を混合してコア層の極限粘度をスキ
ン層と同等に向上するようにしている(例えば、実開平
5─15297号公報参照)。しかるに、この方法で
は、スキン層だけでなくコア層にもバージンペット樹脂
を使用するため、コア層をすべて再生ペット樹脂で構成
する場合に比べて再生ペット樹脂の使用量が少なくな
り、再生ペット樹脂の利用率をさほど向上することがで
きないという欠点がある。
【0005】また、再生ペット樹脂にバージンペット樹
脂を混合して極限粘度を向上させる手段では、スキン層
を構成するバージンペット樹脂よりも高粘度でかつ高価
な樹脂材料が必要となるとともに、バージンペット樹脂
としてスキン層用と粘度向上用の二種類の粘度のものが
必要となるので、材料コスト及び品質管理コストが高く
なるという欠点がある。一方、上記特開平6─1842
19号公報や特開平6─255645号公報に記載され
ているように、コア層を構成する再生ペット樹脂を固相
重合法によって増粘する場合には、バージンペット樹脂
を混合しなくても再生ペット樹脂を十分な極限粘度に増
粘できるので、コア層にバージンペット樹脂を混合する
ことに伴う上記の欠点を一応は解消することができる。
【0006】しかるに、再生ペット樹脂を固相重合法で
増粘する手段では、大規模な樹脂材料の乾燥装置と固相
重合装置が必要になる点で設備コストが高くなるし、再
生ペット樹脂の乾燥と固相重合反応に要する時間は通常
その射出成形に要する時間を遙かに超えているので、樹
脂材料の増粘工程と射出工程を連続的に行うことができ
なくなる。このため、固相重合法によって増粘処理され
た再生ペット樹脂をいったん除湿状態で貯蔵するための
大規模な貯蔵設備が必要になるとともに、固相重合され
た再生ペット樹脂を大量に貯蔵するため、多品種少量化
の要請に対応できないという欠点がある。
【0007】また、固相重合された再生ペット樹脂がフ
レーク材である場合、通常、パリソンに成形する際の流
動性を向上するために押出機でいったんペレット化して
から、再びこれを加熱溶融してバージンペット樹脂と積
層されるが、この場合、再生ペット樹脂がバージンペッ
ト樹脂に比べて熱履歴やせん断履歴に伴う劣化を受けて
しまうことが多く、このため均質な多層樹脂成形体を得
るのが困難であるという欠点もある。本発明は、このよ
うな実情に鑑み、再生ペットフレーク等よりなる低グレ
ード樹脂材料をコア層にして多層樹脂成形体を成形する
場合において、その樹脂材料の増粘工程と積層及び射出
工程を連続的に行なえるようにして、大規模な固相重合
装置や貯蔵設備を要することなく低グレード樹脂材料の
利用率を向上するとともに、均質な多層樹脂成形体を得
られるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発
明方法は、次の各工程を順次含んだ多層樹脂成形体の成
形方法である。 (1) バージン樹脂材料を溶融しつつ押し出す第一押
出工程 (2) この第一押出工程と並行して、低グレード樹脂
材料を減圧脱気しながら増粘剤を加えて混練溶融するこ
とにより同樹脂材料を前記バージン樹脂材料とほぼ同等
の極限粘度となるように増粘しつつ押し出す第二押出工
程 (3) 増粘処理された前記低グレード樹脂材料がコア
層でかつ前記バージン樹脂材料がスキン層となるように
それらの樹脂材料をいずれも溶融状態のまま積層する積
層工程 (4) その積層状態にある前記両樹脂材料を金型内に
射出して多層樹脂成形体を得る射出工程 上記の本発明によれば、第二押出工程において、低グレ
ード樹脂材料を減圧脱気しながら増粘剤を加えて混練溶
融することによって増粘するようにしたので、当該低グ
レード樹脂材料を乾燥しかつ固相重合させなくてもバー
ジン樹脂材料とほぼ同等の極限粘度となるように増粘す
ることができる。
【0009】このため、その第一押出工程で増粘処理さ
れた低グレード樹脂材料をすぐに後続の積層工程におい
てバージン樹脂材料と積層したあと、その積層された両
樹脂材料を金型内に射出することにより、低グレード樹
脂材料の増粘工程と積層及び射出工程を連続的に行える
ようになる。また、増粘処理された低グレード樹脂材料
は、積層工程においてバージン樹脂材料とともに溶融状
態のまま固化されずにすぐに積層されるので、熱履歴や
せん断履歴に伴う劣化を受けないでバージン樹脂材料と
一体化され、このため、その後の射出工程において均質
な多層樹脂成形体を得ることができる。
【0010】上記の本発明において、より具体的には、
第二押出工程は、一つの連続するチャンバ内において、
増粘剤を添加せずに同チャンバ内に供給した低グレード
樹脂材料を減圧脱気しながらいったん溶融したあと、そ
の樹脂材料に前記増粘剤を添加してから更に同樹脂材料
を減圧脱気しながら混練するものであることが好まし
い。その理由は、低グレード樹脂材料が溶融し始める前
の段階からいきなり増粘剤(例えば、架橋剤)を添加す
ると、溶融時に架橋反応と加水分解反応が同時に起こ
り、当初から低グレード樹脂材料が含有していた水分に
より溶融に伴う加水分解反応において分子量が低下する
ことになり、架橋反応によるIV値の上昇幅が小さくな
るからである。
【0011】また、特に再生ペットフレークのような原
料の場合には数千ppmもの水分量になっているので、
当初から原料が含有していた水分を考慮して増粘剤の添
加量を増量する手段では、大量の増粘剤が必要となり不
経済である。この点、本発明によれば、連続する一つの
チャンバ内において、増粘剤を添加していない低グレー
ド樹脂材料を減圧脱気しながらいったん溶融したあと、
その後に増粘剤を添加して更に同樹脂材料を減圧脱気し
ながら混練するので、原料樹脂が当初から含有する水分
の殆どはチャンバ内の乾燥区間において除去されること
になる。
【0012】このように、原料樹脂が当初から含有する
水分を乾燥区間において除去した後で増粘区間において
増粘剤が添加されるので、その当初残水分による加水分
解によって増粘反応が阻害するのが防止され、増粘反応
によるIV値の上昇幅を向上できるとともに、増粘剤の
添加量も可及的に少量に抑えることができる。上記の成
形方法で得られた多層樹脂コールドパリソン成形体は、
別途ブロー延伸することによってペットボトルとして再
利用することができる。この場合には、いったん固化し
たコールドパリソンからペットボトルを適切に延伸成形
するのに必要とされる極限粘度が一般に0.7以上であ
ることから、低グレード樹脂材料は、第二押出工程にお
いてその極限粘度が0.7以上となるように増粘すれば
よい。
【0013】また、上記の成形方法で得られた多層樹脂
成形体は、溶融状態のまま直ぐにブロー延伸することに
よってもペットボトルとして再利用することができる。
この場合には、溶融状態のままダイレクトブローによっ
てペットボトルを適切に延伸成形するのに必要とされる
極限粘度が一般に0.8以上であることから、低グレー
ド樹脂材料は、第二押出工程においてその極限粘度が
0.8以上となるように増粘すればよい。また、上記の
成形方法によって得られる本発明の再生ペットボトル
は、低グレード樹脂材料よりなるコア層が、樹脂成分が
再生ペット樹脂のみからなる原料を減圧脱気しながら増
粘剤を加えて混練溶融することにより、その極限粘度が
バージンペット樹脂の極限粘度とほぼ同等となるように
増粘された樹脂材料よりなるものである。
【0014】この場合、コア層の樹脂成分が再生ペット
樹脂のみからなるため、バージンペット樹脂との混合物
を使用する場合に比べて再生ペット樹脂の利用率を向上
することができる。また、そのコア層を構成する再生ペ
ット樹脂は減圧脱気しながら増粘剤を加えて混練溶融す
るだけで増粘されていて、大規模な乾燥機や固相重合装
置を要しないので、製造コストを大幅に低減することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1及び図2は本発明の第一の実施
形態を示している。図1に示すように、本実施形態の多
層樹脂成形体の成形装置1は、バージン樹脂材料を溶融
しつつ押し出す第一射出ユニット2と、再生ペットフレ
ーク等よりなる低グレード樹脂材料を増粘処理しながら
溶融して押し出す第二射出ユニット3と、これらの両ユ
ニット2,3がそれぞれ接続された型締め装置4と、を
備えている。
【0016】このうち、型締め装置4は、ベース5上に
立設された前後一対の支持フレーム6,7と、この支持
フレーム6,7の四隅同士間に横向きに架設された四本
のガイドロッド8と、このガイドロッド8に摺動自在に
貫通された移動フレーム9と、この移動フレーム9の後
側面に固定された移動金型10と、この移動金型10を
水平方向に移動させる型開閉シリンダ11と、を備えて
いる。前後一対の支持フレーム6,7のうち、後側(図
1の右側)の支持フレーム7には積層ダイヘッド12が
着脱自在に固定され、この積層ダイヘッド12に、前記
移動金型10が接離自在に接合する固定金型13が着脱
自在に固定されている。他方、前側(図1の左側)の支
持フレーム6には前記型開閉シリンダ11が固定され、
このシリンダ11の出退ロッドが前記移動フレーム9の
中央部に連結されている。
【0017】積層ダイヘッド12は、コア層用流路14
とスキン層用流路15とを内部に備えており、そのコア
層用流路14の周囲を途中で分岐したスキン層用流路1
5で取り巻くことにより、コア層樹脂の表裏にスキン層
樹脂をサンドイッチ状に積層できるようになっている。
また、固定金型13には、その積層ダイヘッド12から
押し出されてきた多層樹脂成形体を例えば図3に示すよ
うなコールドパリソン43に成形するためのキャビティ
17が形成されている。第一射出ユニット2は、載置台
18上に固定された油圧駆動の駆動モータ19と、この
駆動モータ19に連結されかつ外周部に加熱ジャケット
を有する押出チャンバ20と、この押出チャンバ20内
に回転自在に挿通された押出スクリュ21と、押出チャ
ンバ20の後部に連結された供給ホッパ22と、を備え
ている。押出チャンバ20の前端に形成された排出口は
後側の支持フレーム7に設けた連通路に接続されてお
り、この連通路は積層ダイヘッド12のスキン層流路1
5に連通している。
【0018】第二射出ユニット3は、第一射出ユニット
2によるバージン樹脂材料の第一押出工程と並行して、
低グレード樹脂材料をそのバージン樹脂材料とほぼ同等
の極限粘度となるように増粘しつつ押し出す第二押出工
程を行うもので、本実施形態では、第一射出ユニット2
の上方に配置された二軸連続混練装置24と、この混練
装置24の排出口に接続された縦向きの射出シリンダ2
5とからなる。図2に示すように、本実施形態の二軸連
続混練装置24は、再生ペットフレーク等よりなる原料
樹脂を予め乾燥機にかけないで増粘処理するタイプの混
練装置よりなり、材料供給口26と逆止弁付きの材料排
出口27を有する混練チャンバ28と、このチャンバ2
8内に回転自在に挿通された左右一対の混練ロータ29
と、を備えている。
【0019】混練チャンバ28の材料供給口26には、
定量供給装置30からの原料樹脂を受け止める供給ホッ
パよりなる材料供給手段31が接続されている。この混
練チャンバ28の中途部には複数のベント口32が設け
られていて、この各ベント口32に、当該混練チャンバ
28の内部を減圧脱気するための二台の真空ポンプ3
3,34が接続されている。また、混練チャンバ28の
中央部に位置するベント口32には、原料樹脂の粘度を
増加させる鎖延長剤や重合触媒等よりなる増粘剤を混練
チャンバ28に添加するためのスクリューフィーダ等よ
りなる薬剤供給手段35が接続され、混練チャンバ28
の下流側端に位置する材料排出口27には前記射出シリ
ンダ25が接続されている。
【0020】この射出シリンダ25の排出口は積層ダイ
ヘッド12の上面側に接続され、コア層用流路14に連
通している。そして、射出シリンダ25によるコア層樹
脂(増粘された低グレード樹脂材料)の射出圧は、前記
第一射出ユニット2によるスキン層樹脂の射出圧よりも
低圧に設定されていて、これにより、パリソンの表面か
らコア層が露出するのを防止するようにしている。な
お、左右一対の混練ロータ29は、混練チャンバ28の
上流側端に連結されかつ第一射出ユニット2の駆動モー
タ19上に載置された減速機36及びモータ37に接続
されている。
【0021】本実施形態では、混練チャンバ28におけ
る薬剤供給手段35よりも上流側の部分が増粘剤を添加
する前の原料樹脂を減圧脱気しながら溶融する乾燥区間
38とされ、薬剤供給手段35よりも下流側の部分が増
粘剤を添加した後の原料樹脂を減圧脱気しながら混練す
る増粘区間39とされている。このため、原料樹脂が当
初から含有する水分の殆どは、溶融時の発熱による蒸発
作用に伴う水分とともに第一真空ポンプ33によって乾
燥区間38に配置されている各ベント口32から外部に
排出され、本格的な増粘処理に入ったあとの架橋反応の
際に発生する水分やエチレングリコールは、第二真空ポ
ンプ34によって増粘区間39に配置されている各ベン
ト口32から外部に排出される。
【0022】図2に示すように、前記乾燥区間38と増
粘区間39のうち、乾燥区間38に位置する混練ロータ
29の前半部分は、材料送り方向に捩じれた送り翼と材
料戻し方向に捩じれた戻し翼を有するロータセグメント
よりなる混練部40を少なくとも一つ備えており、その
他の部分はスクリュー翼を有するフィード部41とされ
ている。また、増粘区間39に位置する混練ロータ29
の後半部分も、上記ロータセグメントよりなる混練部4
0を少なくとも一つ備えており、その他の部分はスクリ
ュー翼を有するフィード部41とされている。
【0023】なお、上記両混練部40はリバースフライ
トを有するニーディングブロックより構成することもで
き、また、増粘区間39に位置する混練部40は被混練
材料の滞留時間が2分以上になる滞留機能を有しておれ
ば足りる。増粘区間39における滞留時間が少なくとも
2分以上あれば、架橋反応による十分な増粘効果を期待
できるからである。また、本実施形態においては、混練
チャンバ28の内径をD、乾燥区間39の軸方向長さを
L1、増粘区間39の軸方向長さをL2としたとき、L
1/Dが15以上でかつ25以下であり、L2/Dが1
5以上でかつ30以下となるように混練チャンバ28の
軸方向長さが設定されている。
【0024】その理由は、原料樹脂の水分率が50pp
m付近まで下がれば増粘反応が十分に起こることが知ら
れているが、この程度まで水分率を低下させるには、L
1/Dを15以上にして十分な滞留時間を取ることによ
って達成できるからである。また、L1/Dを25以下
としたのは、水分率が50ppm付近まで下がった後に
は、それより大きい長さに設定しても、それ以上の脱水
効果を望めないからである。また、L2/Dを15以上
にしたのは、それより短いと原料樹脂を効果的に増粘で
きない場合があるからであり、また、L2/Dを30以
下にしたのは、それより長いと混練ロータ29が長くな
り過ぎて強度上問題があるとともに、混練済み材料の劣
化を招く恐れがあるからである。
【0025】なお、これらの数値範囲は、低グレード樹
脂材料の種類や、その樹脂材料が未使用か再生のもの
か、または、それらのブレンド割合等の諸条件に応じて
適宜設定することができる。 〔実施例〕上記構成に係る成形装置1を使用して、実際
に図3に示すような三層構造の多層樹脂成形体(コール
ドパリソン)43を成形し、この多層樹脂成形体43を
ブロー成形することによって再生ペットボトル44を製
作した。以下、この場合の具体的な製造方法とその結果
について説明する。
【0026】まず、内外のスキン層45を構成するバー
ジンペット樹脂として、三菱レーヨン社製のダイヤナイ
トPA−500(商品名:IV=0.76)を使用し、
コア層46を構成する低グレード樹脂材料として、IV
=0.70の再生ペットフレークを使用した。ペットボ
トル44の容積は清涼飲料水用を想定して2000ml
のものとした。更に、第二射出ユニット3を構成する二
軸連続混練装置24として、神戸製鋼製のKTX−46
(チャンバ内径φ=46mm)を使用した。
【0027】そこで、まず、水分率が約5000ppm
の前記再生ペットフレークを二軸連続混練装置24のチ
ャンバ内に投入し、乾燥区間38のチャンバ温度を26
0〜280°Cとして加熱しつつ、乾燥区間38に位置
するベント口32から約10Torrで真空脱気するこ
とにより、再生ペットフレークの水分率を50ppm以
下にすることができた。次に、薬剤供給手段35から鎖
延長剤としてダイセル化学社製のピロメリット酸二無水
物を添加し、増粘区間39のチャンバ温度を260〜2
80°Cとして加熱しつつ混練ロータ29で混練すると
もに、増粘区間39に位置するベント口32から約10
Torrで真空脱気しながら増粘処理を行うことによ
り、再生ペットフレークの極限粘度を0.80まで向上
することができた。
【0028】なお、重合触媒を用いる場合は、ベント口
32から架橋反応により発生するエチレングリコールを
除去するとよい。その後、増粘処理された再生ペットフ
レークを固化させずに溶融状態のまま射出シリンダ25
に供給し、型締め装置4の積層ダイヘッド12にコア層
用として射出するとともに、第一射出ユニット2からス
キン層用のバージンペット樹脂を積層ダイヘッド12に
射出して両者をサンドイッチ状に積層させた。このさ
い、各射出ユニット2,3を各層用の樹脂が溶融する温
度に加熱保持した上で所定量を計量したあと、スキン層
樹脂(バージンペット樹脂)を射出圧700kg/cm
2 で射出し、その後所定時間経過した後にコア層樹脂
(増粘処理された再生ペット樹脂)をそれより低圧の5
00kg/cm2 で射出してサンドイッチ成形し、図3
に示すような平均肉厚が約4mmのボトル用コールドパ
リソン43を得た。
【0029】このコールドパリソン43は、表面へのコ
ア層の露出のない良好なものであった。そして、このコ
ールドパリソン43を、溶融温度275〜280°C、
金型温度20〜50°C、吹き込み圧5〜7kg/cm
2 でブロー延伸することによって、再生ペットボトル4
4を作成した。得られたボトル44は、外観形状や透明
性が良好であり、各層間の接着も良好で層間剥離も見当
たらなかった。図4は本発明の第二の実施形態を示して
いる。本実施形態では、第一射出ユニット2と第二射出
ユニット3を構成する二軸連続混練装置24が積層ダイ
ヘッド12を挟んで一直線上に並ぶように配置され、か
つ、積層ダイヘッド24からの多層樹脂成形体43を溶
融状態のままブロー延伸させるべく、多層樹脂成形体4
3をその外周から包囲する左右一対の半割れ状の割り型
47,47よりなる成形金型が設けられている点で、第
一の実施形態と相違する。
【0030】すなわち、本実施形態では、積層ダイヘッ
ド12からの割り型47,47内に押し出された多層樹
脂成形体43の内部に圧縮ガス48を吹き込むことによ
り、同成形体43をダイレクトブロー成形するようにし
ている。なお、この場合には、再生ペットフレーク等よ
りなる低グレード樹脂材料は、第二射出ユニット3にお
ける第二押出工程においてその極限粘度が0.8以上と
なるように増粘する必要がある。なお、第二実施形態に
おけるその他の構成は第一実施形態の場合と同様である
ので、図面に同一符号を付すことによりその構造の詳細
説明を省略する。
【0031】以上、本発明の各実施の形態を説明した
が、これらの実施の形態は例示的なものであって限定的
なものではない。本発明の技術的範囲は冒頭の特許請求
の範囲により決定され、その意味に入るすべての態様は
本発明の範囲に含まれる。例えば、多層樹脂成形体43
の層数は三層に限らず、少なくとも二層以上あればよ
い。また、本発明で使用する低グレード樹脂材料として
は、十分な固相重合を施さずに極限粘度の低い状態のま
まの低コスト品を使用でき、産業廃棄物(工場内の生産
過程で生じた不良品)から再生した産廃系再生材の他
に、一般廃棄物(使用後の容器等)から再生した一般系
再生材を使用できる。
【0032】更に、低グレード樹脂材料よりなるコア層
に曇りが発生しそうな場合には、カラーペットを混合し
て着色することもできる。また、本発明は、再生ペット
ボトル44の製造だけでなく、再生ペットフレーク等の
低グレード樹脂材料から各種の積層シート体や食器等を
製造する方法として実施することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低グレード樹脂材料をコア層にしかつバージン樹脂材料
をスキン層にして多層樹脂成形体を成形するに当たり、
低グレード樹脂材料の増粘工程とその積層及び射出工程
を連続的に行うことができるので、大規模な固相重合装
置や貯蔵設備を要することなく低グレード樹脂材料の利
用率を向上できるとともに、均質な多層樹脂成形体を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態に係る多層樹脂成形体の成形装
置の全体構成図である。
【図2】第一射出ユニットを構成する二軸連続混練装置
の概略断面図である。
【図3】コールドパリソンと再生ペットボトルの側面図
である。
【図4】第二の実施形態に係る多層樹脂成形体の成形装
置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 成形装置 2 第一射出ユニット 3 第二射出ユニット 4 型締め装置 10 移動金型(成形金型) 12 積層ダイヘッド 13 固定金型(成形金型) 17 キャビティ 28 混練チャンバ 29 混練ロータ 31 材料供給手段 33 真空ポンプ 34 真空ポンプ 35 薬剤供給手段 38 乾燥区間 39 増粘区間 43 多層樹脂成形体(コールドパリソン) 44 再生ペットボトル 45 スキン層 46 コア層 47 割り型(成形金型)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 67:00 105:26 B29L 9:00 22:00 Fターム(参考) 4F201 AA24 AB04 AG03 AG07 AH55 BA03 BC01 BC02 BC03 BC12 BC25 BD04 BK14 BK33 BK54 BM05 BM13 BN23 4F206 AA24 AB07 AG03 AG07 AH55 JA06 JA07 JB22 JB30 JF01 JF02 JF51 JN12 JQ03 JW41 4F208 AA24 AB07 AG03 AG07 AH55 LA02 LB01 LB22 LB30 LG28 LJ08 4F301 AA25 AB01 AD01 AD02 BA21 BB04 BB06 BC14 BE18 BE36 BE39 BF16 BF32

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バージン樹脂材料を溶融しつつ押し出す
    第一押出工程と、 この第一押出工程と並行して、低グレード樹脂材料を減
    圧脱気しながら増粘剤を加えて混練溶融することにより
    同樹脂材料を前記バージン樹脂材料とほぼ同等の極限粘
    度となるように増粘しつつ押し出す第二押出工程と、 増粘処理された前記低グレード樹脂材料がコア層でかつ
    前記バージン樹脂材料がスキン層となるようにそれらの
    樹脂材料をいずれも溶融状態のまま積層する積層工程
    と、 その積層状態にある前記両樹脂材料を金型内に射出して
    多層樹脂成形体を得る射出工程と、 を含む多層樹脂成形体の成形方法。
  2. 【請求項2】 第二押出工程は、連続する一つのチャン
    バ内において、増粘剤を添加せずに同チャンバ内に供給
    した低グレード樹脂材料を減圧脱気しながらいったん溶
    融したあと、その樹脂材料に前記増粘剤を添加してから
    更に同樹脂材料を減圧脱気しながら混練するものである
    請求項1に記載の多層樹脂成形体の成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の成形方法で得ら
    れた多層樹脂成形体をコールドパリソンとしたあと、こ
    のコールドパリソンを別途ブロー延伸することによって
    ペットボトルにする再生ペットボトルの製造方法。
  4. 【請求項4】 低グレード樹脂材料は、第二押出工程に
    おいてその極限粘度が0.7以上となるように増粘され
    る請求項3に記載の再生ペットボトルの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の成形方法で得ら
    れた多層樹脂成形体を溶融状態のまますぐにブロー延伸
    することによってペットボトルにする再生ペットボトル
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 低グレード樹脂材料は、第二押出工程に
    おいてその極限粘度が0.8以上となるように増粘され
    る請求項5に記載の再生ペットボトルの製造方法。
  7. 【請求項7】 バージン樹脂材料を溶融しつつ押し出す
    第一射出ユニットと、 低グレード樹脂材料を減圧脱気しながら増粘剤を加えて
    混練溶融することにより同樹脂材料を前記バージン樹脂
    材料の極限粘度とほぼ同等になるように増粘する第二射
    出ユニットと、 前記各射出ユニットの排出口がそれぞれ接続されかつ増
    粘処理された前記低グレード樹脂材料がコア層でかつ前
    記バージン樹脂材料がスキン層となるようにこれらの樹
    脂材料を積層する積層ダイヘッドと、 この積層ダイヘッドに連結された成形金型と、 を備えている多層樹脂成形体の成形装置。
  8. 【請求項8】 第二射出ユニットは、チャンバ内に回転
    自在に挿通された混練ロータと、前記チャンバの内部を
    減圧脱気する真空ポンプと、低グレード樹脂材料を前記
    チャンバ内に供給する材料供給手段と、増粘剤を前記チ
    ャンバ内に添加する薬剤供給手段と、を備えており、 前記チャンバにおける前記薬剤供給手段よりも上流側の
    部分が前記増粘剤を添加する前の低グレード樹脂材料を
    減圧脱気しながら混練する乾燥区間とされ、同薬剤供給
    手段よりも下流側の部分が前記増粘剤を添加した後の低
    グレード樹脂材料を減圧脱気しながら混練する増粘区間
    とされている請求項7に記載の多層樹脂成形体の成形装
    置。
  9. 【請求項9】 成形金型は、積層ダイヘッドから押し出
    されてきた多層樹脂成形体をコールドパリソンに成形す
    るためのキャビティを備えている請求項7又は8に記載
    の多層樹脂成形体の成形装置。
  10. 【請求項10】 成形金型は、積層ダイヘッドから押し
    出されてきた溶融状態の多層樹脂成形体をその外周から
    包囲する一対の割り型を備えている請求項7又は8に記
    載の多層樹脂成形体の成形装置。
  11. 【請求項11】 低グレード樹脂材料を含むコア層にバ
    ージン樹脂材料よりなるスキン層を積層して構成された
    再生ペットボトルにおいて、 前記低グレード樹脂材料よりなるコア層は、樹脂成分が
    再生ペット樹脂のみからなる原料を減圧脱気しながら増
    粘剤を加えて混練溶融することにより、その極限粘度が
    前記バージンペット樹脂の極限粘度とほぼ同等となるよ
    うに増粘された樹脂材料よりなることを特徴とする再生
    ペットボトル。
  12. 【請求項12】 低グレード樹脂材料を含むコア層は、
    その極限粘度が0.7以上となるように増粘されている
    請求項11に記載の再生ペットボトル。
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