JP2000280138A - 切り粉圧縮装置 - Google Patents

切り粉圧縮装置

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JP2000280138A
JP2000280138A JP11089932A JP8993299A JP2000280138A JP 2000280138 A JP2000280138 A JP 2000280138A JP 11089932 A JP11089932 A JP 11089932A JP 8993299 A JP8993299 A JP 8993299A JP 2000280138 A JP2000280138 A JP 2000280138A
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spiral screw
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swarf
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Kenichi Yamamoto
健一 山本
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Ricoh Elemex Corp
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
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    • B30B9/301Feed means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパイラルスクリューの周囲に切り粉のブリ
ッジが形成されても自動的にこれを壊し、切り粉をホッ
パー内に滞留させることなく排出して圧縮機構部に送
る。 【解決手段】 ホッパー4は、上部フレーム2cに固定
される上ホッパー22と回転可能な下ホッパー24とを
含んで構成される。下ホッパー24の内壁には、羽根状
の攪拌部材28が複数固定されている。モーター40の
駆動により、下ホッパー24が一方向へ回転し、かつホ
ッパー4の軸線と同心的に設けらたスパイラルスクリュ
ー32がこれとは逆向きに回転する。下ホッパー24の
回転で切り粉のブリッジが解消し、スパイラルスクリュ
ー32の回転で切り粉が下方へ強制的に移動させられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属の切り粉を圧
縮して、それをブロック状に成形する切り粉の圧縮装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、旋盤、フライス盤、ボー
ル盤等の工作機械から出た切り粉を回収し、これを再利
用のため切削油等の油の大部分を除去しつつ、ブロック
状に圧縮成形する圧縮装置が知られている。このような
圧縮装置では、切り粉は一旦ホッパーに投じられ、ホッ
パー底部にある排出口を通過して圧縮機構部に供給され
る。このホッパー内に、軸形態であって外周部分にらせ
ん状の溝(羽根)を有するスパイラルスクリューがホッパ
ーの傾斜壁に沿って斜めに設けられる場合がある。この
ようなスパイラルスクリューを備えたホッパーでは、例
えば切削油等が付着して粘着性を有する切り粉を投入し
ても、スパイラルスクリューの強制的な送り出し作用に
よって、切り粉が排出口から円滑に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧縮装置では、例えばホッパーに供給された切り粉がス
パイラルスクリューの周囲でブリッジを形成することが
ある。一旦ブリッジが形成されると、切り粉はスパイラ
ルスクリューが回転していてもホッパー内に滞留したま
まで、排出口から排出されない状態に陥る。この場合、
作業者が棒等を用いて、そのブリッジを壊さなければな
らず煩雑である。また、装置の自動化の観点からも好ま
しくない。
【0004】本発明は、このようなホッパー内のスパイ
ラルスクリューの周囲に切り粉のブリッジが形成されて
も、自動的にこのブリッジを壊し、ホッパー内に滞留さ
せることなく排出し、圧縮機構部に供給する切り粉圧縮
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この課題
を解決するため、本発明の切り粉圧縮装置は、金属の切
り粉を圧縮して、それをブロック状に成形する切り粉圧
縮装置であって、切り粉が供給されるホッパーを有し、
そのホッパー内に切り粉を下方の排口部へ移動させるス
パイラルスクリューが設けられ、さらに前記ホッパーが
回転する構造とされたことを特徴とする。
【0006】このように、スパイラルスクリューを回転
させるとともに、ホッパー自体をも回転させることによ
り、スパイラルスクリューの周囲に形成されたブリッジ
が、そのホッパーの回転に基づく攪拌作用を受けて壊さ
れやすくなる。
【0007】本発明の切り粉圧縮装置は、好ましくは、
回転するホッパーの内側に羽根状又は突起状等の攪拌部
材を設けることができる。こうすれば、ホッパーの回転
に伴って羽根状又は突起状の攪拌部材も回転するため攪
拌機能が高まり、その結果スパイラルスクリューとホッ
パーの間に形成されたブリッジ部分を効果的に消滅させ
ることができる。また、ブリッジの形成を予防すること
にもなる。
【0008】さらに、スパイラルスクリューは、その回
転軸線がホッパーの回転軸線と平行になるように(同芯
的な形態を含む)配置され、かつ、スパイラルスクリュ
ーの回転方向とホッパーの回転方向とを相対的に逆方向
にすることができる。これによりスパイラルスクリュー
とホッパー間に生じる切り粉のブリッジは大きなせん断
作用を受けて破壊されやすく、またそのようなブリッジ
を生じにくくなる。
【0009】また、本発明の切り粉圧縮装置において、
ホッパーを上下に分割し、下側のホッパー(部分)のみを
回転させ、上側のホッパー(部分)は回転しない構造とす
ることができる。こうすれば、ブリッジが形成され易い
ホッパー下部を回転部にし、これを回転させてブリッジ
を破壊するとともに、ブリッジが形成されにくいホッパ
ーの上部はフレーム等に固定し、ホッパーの支持構造を
強固かつ簡単にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しつつ説明する。図1はその一実施
例である切り粉圧縮装置の正面図、図2はその平面図で
ある。ただし、図2は中板8(図1)を除いたものであ
る。切り粉圧縮装置1は、例えば、旋盤、フライス盤、
ボール盤等の工作機械による加工によって生じた金属性
の切り粉を回収して投入し、これをブロック形状に圧縮
成形する装置である。切り粉をブロック状に圧縮して、
切り粉のかさを減少させることにより、再利用のための
輸送、保管を容易にする。
【0011】図1及び図2に示すように、切り粉圧縮装
置1は概ね直方体フレーム形状の架台2に、ホッパー
4、油圧シリンダ6、制御ボックス7等の機器を配置し
て構成される。架台2は、例えば角パイプフレームを組
んで形成されるが、その底部フレーム2aの内側には鉄
板が溶接等で取り付けられて底面2bを形成している。
また、架台2の上部フレーム2cと底部フレーム2aと
の間には、中板8がその一端を側部フレーム2dに溶接
されて支持されている。中板8の他端は、四隅を支柱1
2上に固定された別の中板10の端部に溶接等で接合さ
れて、水平に支持されている。この中板8によって装置
1の左側の空間部が、中板10によって右側の空間部の
一部が、それぞれ上下に仕切られている。そして、中板
8の上面には、オイルタンク14、油圧ポンプ16が固
定されている。
【0012】装置1の右方には、その上部を上部フレー
ム2cから上に突出した状態でホッパー4が配置されて
いる。ホッパー4は、全体としてすり鉢状の形態を有
し、主に、その上部を形成する上ホッパー22、下部を
形成する下ホッパー24、及び切り粉Pを排出する切り
粉誘導管26(以下、誘導管26と略称する)とで構成
される。上ホッパー22は、架台2の上部フレーム2c
に溶接等で固定されている。一方、図6に示すように、
下ホッパー24は、その上端内周部24aが上ホッパー
22の下端外周部22aを所定の重ねしろで外側から包
むようにして、配置されている。ここで上ホッパー22
の中心軸線L1と、下ホッパー24の中心軸線L2とは
一致し、また、下ホッパー24は全周にわたって重ねし
ろ部で上ホッパー22と軽く接触した状態にある。
【0013】一方、図4に示すように、下ホッパー24
の下端外周部24bには、上端にフランジ部27を有す
る円筒状の切り粉誘導管26が全周にわたって溶接さ
れ、下ホッパー22と誘導管26は一体化されている。
そして、誘導管26は中板10に開けられ軸受け部材を
有する軸孔29を貫通し、回転可能な状態で中板10に
支持されている。また、誘導管26の下端部は開口して
排出口30を形成し、その排出口30は後述の導入口部
材86(図7)の上面の間近に位置する。
【0014】ホッパー4の内部には、機械油等が付着し
て粘着性の切り粉Pを、強制的に下方の排出口30から
排出させるために、スパイラルスクリュー32が備えら
れている。スパイラルスクリュー32は軸状の形態で、
その外周部分にその先端まで延びるらせん状の突起又は
溝を有する。なお、図1、図4、図5において、この溝
は簡略化して表している。図2及び図4に示すように、
スパイラルスクリュー32は、懸垂状態でアームフレー
ム34に支持されている。すなわち、上部フレーム2c
に一端を支持され架台2の内側に伸びるアームフレーム
34の先端部に、軸受け部材を有する軸孔36が形成さ
れ、その軸孔36に上端部が差し込まれ、スパイラルス
クリュー32は回転可能な状態で支持されている。スパ
イラルスクリュー32は、ホッパー4内に供給され滞積
した切り粉Pの中に沈み込み、その軸線周りに回転する
ことにより、主にみぞ部に入り込んだ切り粉Pをホッパ
ー4の下方に送り出す。また、スパイラルスクリュー3
2の先端部は、上述の誘導管26の排出口30近傍に位
置するよう位置調整され、誘導管26内での切り粉Pの
排出を補助する。
【0015】ホッパー4の内部下方の下ホッパー24の
内周面24aには、所定数(図2において4枚)の攪拌
部材28が、下ホッパー24の内側に設けられている。
各攪拌部材28は、例えば短冊形状を有し、下ホッパー
24の回転軸線L2を含む面と内周面24aとの交差線
の一部を基端部として、回転軸線L2を含む面上で先端
部が内側にスパイラルスクリューに干渉しない程度に突
出した形態で溶接等で固定されている。この攪拌部材2
8は、スパイラルスクリュー32と下ホッパー24との
間の空間に切り粉Pのブリッジが形成された場合に、下
ホッパー24とともに回転することにより、ブリッジを
破壊する役割を果たす。
【0016】次に、図1及び図4に示すように、架台2
の底面2b上には、モーター40を外側に突出した形態
で支持するギヤボックス42が固定されている。ギヤボ
ックス42内には図示しないウォームギヤが内蔵され、
モータ軸に固定されたウォームと駆動軸44の下端部に
固定されたウォームホイールとが噛み合っている。ま
た、駆動軸44は、上方の中板10に開けられた軸孔4
5、上ホッパー22、さらに、アームフレーム34に開
けられた軸孔47も貫通し、アームフレーム34の上面
からその上端部を突出している。各貫通部には軸受け部
材が取り付けられ、、駆動軸44は、軸孔45、47で
回転可能な状態で支持されている。
【0017】図2及び図4に示すように、駆動部44の
中板10のすぐ上には、平歯車48が固定されている。
一方、前述の下ホッパー24の下端部に固定された誘導
管26にも、そのフランジ部27のすぐ下の円筒部31
の外周部分に平歯車50がはめ込まれ、溶接等で固定さ
れている。これら平歯車48と平歯車50は同じ高さ位
置に調整され噛み合っている。そして、モータ40が回
転すると、その回転駆動力が駆動軸44に伝わり、さら
に平歯車48、50、誘導管26を介して、下ホッパー
24が駆動軸44と反対方向に回転するようになってい
る。
【0018】さらに、駆動軸44の上端部にはスプロケ
ット52が取り付けられている。また、スパイラルスク
リュー32の上端部にもスプロケット54が取り付けら
れている。これらスプロケット52、54間は、チェー
ン56が懸け渡され、駆動軸44が回転すると、これら
スプロケット52、54を介してスパイラルスクリュー
32が、駆動軸44と同方向に回転するようになってい
る。よって、攪拌部材28を有する下ホッパー24と、
その中心部に突入するスパイラルスクリュー32とは、
互いに逆向きに回転することとなる。
【0019】次に、図1及び図3に示すように、架台2
の底面2bにシリンダーステー70が固定されている。
シリンダーステー70は、衝立形状を有し、その支持部
72は底面2bに対しほぼ垂直に立ち上がる。支持部7
0aの左側面にはシリンダー6が例えば、ボルト・ナッ
ト等で取り付けられている。また、支持部72の中央に
は、図示しない貫通孔が設けられ、これにシリンダー6
のシリンダーロッドが通される。一方、支持部72の反
対側面には、フランジ部76を有する筒体78が取り付
けられる。筒体78も、フランジ部76をボルト・ナッ
ト等でフランジステー70に固定されるが、支持部72
から突出するピストンロッドを自己の中心軸孔80に差
し込んで、スライド可能なように、位置決めされてい
る。
【0020】図5に示すように、筒体78の中心軸孔8
0に差し込まれたピストンロッドの先端には、圧縮棒8
2が固定されている。圧縮棒82は、ピストンロッドの
伸縮に伴って中心軸孔80内をスライドし、中心軸孔8
0内に供給された切り粉Pを右方に押しやり圧縮する。
圧縮棒82のストロークは、その先端が後退時において
ホッパー直下より少し後方寄りの位置(図5に示す位
置)、前進時において筒体78の先端部を少し過ぎる程
度に設定され、スライド移動中の位置は複数の近接セン
サー61、62、63(図3)によって検知されるよう
になっている。
【0021】また、中心軸孔80は、筒体78の先端で
開口しており、さらに、ホッパー4から切り粉Pの供給
を受けるため、ホッパー4の直下位置で上方にも開口し
ている。図7に示すように、その開口部が形成する導入
空間84は、下径を中心軸孔80の径に、上径を誘導管
26の径にほぼ等しく形成され、全体としてすり鉢状形
態を有する。また、誘導管26と筒体78との間にでき
る隙間を塞ぎ切り粉Pの漏出を防止するために、両者に
連通する貫通孔を有する導入口部材86が筒体78側に
取り付けられている。
【0022】図3及び図5に示すように、筒体78の先
端開口部はスライドブロック88によって開閉されるよ
うになっている。スライドブロック88は、架台2の底
面2b上に固定された油圧シリンダー87のピストンロ
ッドの先端に取り付けられ、断面コの字状の案内部材9
0の内側にスライド可能にはめ込まれている。そして、
ピストンロッドの伸縮に伴い、案内部材90に案内され
ながらスライド移動する。スライドブロック88は、筒
体78の中心軸孔80内で圧縮棒82が切り粉Pを圧縮
する際には、筒体78の開口部を塞ぐように位置し、圧
縮される切り粉Pを前方側で受ける。また、圧縮成形し
た切り粉Pを排出する際には後退して原位置に静止し、
その状態で圧縮棒82が前進し、圧縮成形された切り粉
P(以下、切り粉ブロックPBという)を開口部80a
から排出したら、これを側方に押し出す。
【0023】以下、本装置1の作動を説明する。図5に
示すように、ホッパー4に投入され滞積した切り粉Pの
一部が、回転するスパイラルスクリュー32のらせん状
の溝に入り込む。そして、順次下方に誘導されて排出口
30から排出される。そして、切り粉導入空間84を介
して筒体78の中心軸孔80に供給される。一方、スパ
イラルスクリュー32に巻き込まれない切り粉Pは、滞
積量の減少とともにホッパー4内を徐々に降下する。と
きにその切り粉Pの一部が集まってブリッジを形成する
場合があるが、形成されたブリッジはホッパー4の下方
で攪拌部材28に打撃されて破壊される。その結果ホッ
パー4に供給された切り粉Pはスパイラルスクリュー3
2に巻き込まれながら円滑に排出される。
【0024】ホッパー4から切り粉Pを供給されて中心
軸孔80内の空間がほぼ一杯になると、筒体78の圧縮
棒82が前進して、中心軸孔80内の切り粉Pを前方に
押し進める。移動した切り粉Pは先端の開口部を塞いで
いるスライドブロック88の側面に押し当てられながら
圧縮棒82により圧縮される。ここで、筒体78の開口
部30に位置した切り粉Pは、スライド移動する圧縮棒
82によりせん断力を受けて切断される。切り粉Pの圧
縮が終了すると、圧縮棒82は後退し原位置に戻る。そ
して、中心軸孔80の前端には圧縮により形成された切
り粉ブロックPBが残される。
【0025】中心軸孔80には、ホッパー4から切り粉
Pがさらに供給され、先と同様に、中心軸孔80がほぼ
一杯になった時点で、圧縮棒82が前進し、切り粉Pを
圧縮して先に形成した切り粉ブロックPBの厚みを増大
させる。かかる圧縮工程を数回繰り返し、中心軸孔80
の前端部に一定長さの切り粉ブロックPBが形成される
と、スライドブロック88が後退し、中心軸孔80の開
口部80aが解放される。この状態で、圧縮棒82が切
り粉ブロックPBを開口部から押し出す。筒体78から
押し出された切り粉PブロックPBは、前方にスライド
するスライドブロック88により押され、シューター9
2(図3)を滑り降りて装置1外に排出される。
【0026】以上の説明では、ホッパーは、その貯留部
分を2分割し、その上部を固定し下部を回転させる形態
であった。しかし、本発明の圧縮装置は、このようなホ
ッパーに限定するものではなく、例えばホッパー全体を
回転させる形態としても、ホッパー内の切り粉が形成し
たブリッジを破壊する作用を生ずる。
【0027】さらに、下ホッパーに取付ける攪拌部材
は、下ホッパーの回転軸線を含む面上に形成する場合に
限定されない。例えば、図8に示すように、回転軸線L
2を含む面に対し、所定の角度θ傾けて攪拌部材94を
下ホッパーの内側に、スパイラルスクリューと干渉しな
い程度に突出する形態で設けることもできる。このよう
な形態の攪拌部材94では、下ホッパー24の回転に伴
い、攪拌部材94が切り粉Pを下方に押す作用が加わ
り、スパイラルスクリュー32の切り粉排出作用を補助
する。言い換えれば、攪拌部材94を、下ホッパーの回
転に伴い切り粉を下方へ押す分力を生じるように傾けて
取り付けるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である切り粉圧縮装置を示す
正面図。
【図2】図1の圧縮装置の中板10を除いた状態での平
面図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】図2のB−B断面図。
【図5】切り粉の圧縮機構を説明する断面図。
【図6】上ホッパーと下ホッパーの係合状態を説明する
拡大断面図。
【図7】ホッパーの切り粉誘導管と筒体との係合状態を
説明する拡大断面図。
【図8】下ホッパーに取付ける攪拌部材の別の形態を示
す断面図。
【符号の説明】
1 切り粉圧縮装置 4 ホッパー22 上ホッパー 24 下ホッパー 28、92 攪拌部材 32 スパイラルスクリュー 44 駆動軸 48、50 平歯車 52、54 スプロケット 78 筒体 82 圧縮棒 88 スライドブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属の切り粉を圧縮して、それをブロッ
    ク状に成形する切り粉圧縮装置であって、 切り粉が供給されるホッパーを有し、そのホッパー内に
    切り粉を下方の排口部へ移動させるスパイラルスクリュ
    ーが設けられ、さらに前記ホッパーが回転する構造とさ
    れたことを特徴とする切り粉圧縮装置
  2. 【請求項2】 前記回転するホッパーの内側に羽根状又
    は突起状等の攪拌部材が設けられた請求項1記載の切り
    粉圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記ホッパーの回転軸と平行に(同芯的
    な形態を含む)、前記スパイラルスクリューを有し、か
    つホッパーの回転方向とスパイラルスクリューの回転方
    向が相対的に逆向きとされた請求碩1又は2記載の切り
    粉圧縮装置。 【諦求項4】 前記ホッパーが上下に分割され、下側の
    ホッパーのみが回転させられ、上側のホッパーは回転し
    ない構造とされた請求項1ないし3のいずれかに記載の
    切り粉圧縮装置。
JP11089932A 1999-03-30 1999-03-30 切り粉圧縮装置 Pending JP2000280138A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226465A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Sekishin:Kk 金属切削屑の圧縮装置
NL1036419C2 (nl) * 2009-01-14 2010-07-15 Henricus Leonardus Maria Kerkhof Balenpers voor het persen van balen organisch materiaal, werkwijze voor het persen van balen organisch materiaal.
CN114951222A (zh) * 2022-05-30 2022-08-30 薛根敏 一种切削屑回收预处理装置

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