JP2000279061A - 釣用具の部品取付構造 - Google Patents

釣用具の部品取付構造

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JP2000279061A
JP2000279061A JP11092171A JP9217199A JP2000279061A JP 2000279061 A JP2000279061 A JP 2000279061A JP 11092171 A JP11092171 A JP 11092171A JP 9217199 A JP9217199 A JP 9217199A JP 2000279061 A JP2000279061 A JP 2000279061A
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JP
Japan
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adapter
screwing
screwed
plug
rod
Prior art date
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JP11092171A
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English (en)
Inventor
Masaki Ota
征記 太田
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 金属部品で構成される螺合部を有する部
品であっても、螺合による取付を精度良く安定して形成
でき、しかも腐食によって螺合部が固着状態となること
のない釣用具の部品取付構造を提供することを目的とす
る。 【解決手段】第1の部材である尻栓2が第2の部材であ
る竿管1に対して螺合されることによって相互に接続さ
れ、尻栓2の栓体20が金属材料で構成された部分を有
しており、前記金属材料で形成された部分の少なくとも
螺合部が耐腐食性材料で構成されたアダプタ3を介して
竿管1の螺合部に螺合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は釣竿、リール、釣
用小物等を始めとする釣用具の部品取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】釣具において、ある部品を他の部品や部
位に螺合することにより取り付けるものがある。例えば
釣竿の尻栓のように、メンテナンス等のため釣人の手に
よって容易に着脱できるように、螺合によって取り付け
られる部品がある。このような釣用具の部品は、用途、
取付部位、外観性、強度向上等のため、該部品または被
取付側の部材の少なくともいずれか一方を金属材で構成
するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属材
に螺合部を形成するには研削加工により行われるためバ
ラツキが生じて安定した螺合部が形成し難く、堅くねじ
込むと固着し易くなるとともに、釣場での使用時に水分
や塩分などの付着により腐食して固着状態となる虞があ
る。本発明は、前記従来技術の課題に着目して提案され
たもので、金属部品で構成される螺合部を有する部品で
あっても、螺合による取付を精度良く安定して形成で
き、しかも腐食によって螺合部が固着状態となることの
ない釣用具の部品取付構造を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の部材が
第2の部材に対して螺合されることによって相互に接続
される一対の部材であって、前記第1の部材と第2の部
材の一方が金属材料で構成された部分を有しており、前
記金属材料で形成された部分の少なくとも螺合部が耐腐
食性材料で構成されていることを特徴とする。
【0005】また、本発明は、第1の部材が第2の部材
に対して螺合されることによって相互に接続される一対
の部材であって、前記第1の部材と第2の部材の少なく
とも一方が金属材料で構成された部分を有しており、前
記両部材が耐腐食性材料からなるアダプタを介して相互
に螺合されていることを特徴とする釣用具の部品取付構
造。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)第1の実施の形態は、図1に示す
ように、釣竿の竿管1の端部に装着される尻栓2を例に
とって説明する。
【0007】竿管1は炭素、ガラス、アルミナ、アラミ
ド等の強化繊維にエポキシ、フェノールポリエステル樹
脂を含浸させた繊維強化プリプレグを巻回して形成した
ものである。竿管1の尻側開口端部の内周には雌ネジ1
1が形成されている。
【0008】尻栓2は栓体20と、該栓体20の後端側
に装着された弾性キャップ21を有する。栓体20は外
観性が良く高強度のアルミニュウム、真鍮、チタン、ス
テンレス鋼等の金属製材料から形成されている。また、
弾性キャップ21は竿尻を落下したときに衝撃を吸収で
きるようにゴムなどの柔軟性材料で形成されている。尻
栓2の栓体20の先端部(竿管1接続側)23外周に
は、後述する円筒形状のアダプタ3が螺合により装着さ
れる。
【0009】アダプタ3の外径寸法は竿管1の内径寸法
に対応するように形成されており、アダプタ3の外周面
には、前記竿管1の内周面に形成された雌ネジ11と螺
合する雄ネジ31が形成されている。また、アダプタ3
の内周面には、前記栓体20の先端部23の外周に形成
された雄ネジ24に螺合する雌ネジ33が形成されてい
る。尻栓2とアダプタ3の螺進方向とアダプタ3と竿管
1の螺進方向は逆に設定されており、尻栓2とアダプタ
3とは容易に取れないほど密に螺合しておく。なお、尻
栓2とアダプタ3は必ずしも螺合するように構成しなけ
ればならないものではなく、両者を接着したり、あるい
は両者の相対的回転を防止して係合させるものとしてお
いても良い。
【0010】本発明におけるアダプタ3の材料として
は、金属より柔軟な硬質合成樹脂が好ましく、例えばア
ルミナ、ジルコニア、窒化珪素等のセラミックス、ポリ
アミド樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール樹脂などが代
表例である。
【0011】本発明に用いる尻栓2は中空状に形成され
ており、内部の空洞部27に水やゴミなどを溜め込むこ
とができる。このような空洞部27を形成することがで
きるのは、栓体20を金属材料で形成することにより、
尻栓2の強度維持ができるからである。このように栓体
20が金属材料で形成されていても、竿管1へはアダプ
タ3を介して接続されるので、腐食により尻栓2の竿管
1への固着が防止できる。
【0012】図示において参照番号4は緩衝部材であ
る。この緩衝部材4は前記アダプタ3の材料より柔軟な
材料、例えばゴム材などで形成されている。これにより
中竿の収納時や落下時の衝撃を吸収させ、竿管へのダメ
ージを軽減させる。参照番号41は内部の空気や水など
を抜くための透通孔であり、尻栓2の弾性キャップ21
に形成された透通孔28より径寸法が大きく設定されて
いる。
【0013】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態を図2を参照して説明する。前記第1の実施の形
態においては、尻栓2の栓体21とアダプタ3とは螺合
するように構成したが、第2の実施の形態においては、
図2に示すように、尻栓5Aの栓体50とアダプタ6A
とが相対的に回転不可能に接続されている。すなわち、
栓体50の内周に軸方向に凹溝(又は凸条)を形成し、
他方、アダプタ6Aの外周に前記凹溝(又は凸条)と係
合する凸条(又は凹溝)を形成しておき、両者を軸方向
にスライドさせて係合させ、周方向の回転を阻止した状
態で接続しておくものである。なお、この第2の実施の
形態におけるアダプタ6Aの材料も、前記第1の実施の
形態で説明したものと同様の材料を用いて成型される。
【0014】(第3の実施の形態)前記第1及び第2の
実施の形態においては、竿管1の内周側にアダプタ3,
6Aを螺合させるようにしたが、第3の実施の形態は、
図3に示すように、竿管1の外径よりアダプタ6Bの内
径を大きくしておく。そして、竿管1の外周に雄ネジを
形成するとともにアダプタ6Bの内周に雌ネジを形成し
て、両者を螺合させることにより相互に接続するもので
ある。尻栓5Bの栓体50bとアダプタ6Bとは前記第
2の実施の形態と同様に、周方向に相対的に回転が阻止
された凹凸係合している。
【0015】(第4の実施の形態)第4の実施の形態は
竿管の先端に取り付けられる金属製の口金の装着に適用
したものである。すなわち、図4に示すように、口金7
の内周に合成樹脂(前記各実施の形態で用いたものと同
等の材料から成型されている)などからなるアダプタ6
Cを装着し、該アダプタ6Cを竿管1の外周に螺合させ
るものである。アダプタ6Cと口金7とは凹凸係合、接
着あるいは螺合であっても良い。このように口金7と竿
管1との間に金属より柔軟な材料であるアダプタが介在
しているので、竿管の曲げに対応することができる。
【0016】(第5の実施の形態)第5の実施の形態
は、中通し竿のトップガイド9の竿管への装着に適用し
たものである。すなわち、図5に示すように、金属材料
で形成されたトップガイド9の竿管取り付け部の内周側
にアダプタ6Dを装着し、該アダプタ6Dを竿管1の外
周に螺合させるものである。このアダプタ6Dとトップ
ガイド9とは図5に示した凹凸係合であっても、この
他、両者を接着あるいは螺合させるものであっても良
い。このように、金属製のトップガイド9を用いること
ができ、トップガイドの大型化、ひいては糸抵抗を小さ
くすることが可能となる。
【0017】
【発明の効果】上記したように、この発明によれば、尻
栓の栓体、口金、トップガイドなどの装着部品の本体を
耐久性やデザインの見地から金属材料で形成していて
も、螺合部に合成樹脂などから形成されたアダプタを介
して螺合されるため、直接金属部が相手側螺合部に接触
することがなくなり、金属材の腐食等による固着を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す側面断面図である。
【図2】第2の実施の形態を示す側面断面図である。
【図3】第3の実施の形態を示す側面断面図である。
【図4】第4の実施の形態を示す側面断面図である。
【図5】第5の実施の形態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 竿管 2 尻栓 3 アダプタ 4 緩衝部材 5A 尻栓 5B 尻栓 6A アダプタ 6B アダプタ 6C アダプタ 6D アダプタ 7 口金 9 トップガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 37/00 F16B 37/00 X

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の部材が第2の部材に対して螺合され
    ることによって相互に接続される一対の部材であって、
    前記第1の部材と第2の部材の少なくとも一方が金属材
    料で構成された部分を有しており、前記金属材料で形成
    された部分の少なくとも螺合部が耐腐食性材料で構成さ
    れていることを特徴とする釣用具の部品取付構造。
  2. 【請求項2】第1の部材が第2の部材に対して螺合され
    ることによって相互に接続される一対の部材であって、
    前記第1の部材と第2の部材の少なくとも一方が金属材
    料で構成された部分を有しており、前記両部材が耐腐食
    性材料からなるアダプタを介して相互に螺合されている
    ことを特徴とする釣用具の部品取付構造。
JP11092171A 1999-03-31 1999-03-31 釣用具の部品取付構造 Pending JP2000279061A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733382A (ja) * 1993-07-22 1995-02-03 Kito Corp 吊下げ走行装置
JP2014161234A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Shimano Inc 釣り竿
JP2021052603A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社シマノ 石突及び釣竿

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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