JP2000278593A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000278593A
JP2000278593A JP11079361A JP7936199A JP2000278593A JP 2000278593 A JP2000278593 A JP 2000278593A JP 11079361 A JP11079361 A JP 11079361A JP 7936199 A JP7936199 A JP 7936199A JP 2000278593 A JP2000278593 A JP 2000278593A
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Yasuyuki Yamazaki
康之 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像手段の加算する画素の数を変更した場合
にも表示している画像が不自然な変化をすることなく、
良好な画像を表示し続けることができる撮像装置を提供
する。 【解決手段】 複数の画素を有する撮像手段と、前記撮
像手段の複数の画素の出力を加算すると共に前記加算す
る画素の数を変更する加算制御手段と、前記加算制御手
段が前記加算する画素の数を変更する時点の画素が受光
する撮像光量を、前記加算する画素の数を変更すること
により生じる前記加算によって得られる信号の変化を打
ち消す方向に変更する撮像光量制御手段とを有する撮像
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
等の撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12に従来の撮像装置に用いられてい
たインターライン型固体撮像素子の概略図を示す。同図
において、41が画素、42が垂直電荷転送素子、43
が水平電荷転送素子、44が出力部、45が信号出力端
子となっている。画素41で光電変換された信号電荷
は、垂直電荷転送素子42に送られ、4相駆動パルスφ
V1、φV2、φV3およびφV4により水平電荷転送
素子43の方向へ順に転送される。水平電荷転送素子4
3は、垂直電荷転送素子42から転送されて来た水平一
列分の信号電荷を2相駆動パルスφH1およびφH2に
より出力部44に転送し、出力部44で、電圧に変換さ
れ画像信号出力端子45より出力される。
【0003】図13に従来の露光制御機能を備えた撮像
装置のブロック図を示す。同図において、51が撮影レ
ンズ、52が被写体の光量を制御するための絞り、53
が絞り52を駆動するための絞り駆動回路、54が被写
体像を電気信号に変換するための固体撮像素子、例え
ば、CCD、55がCCD13を駆動するためのCCD
駆動回路、56がCCD54から出力された映像信号の
レベルを制御するための利得制御回路、57がCCDか
ら出力された信号に所定の処理を施すための撮像信号処
理回路、58が画像メモリ、59が画像メモリ17から
出力された信号を後述の画像表示装置60に表示可能な
所定の信号にするための表示信号処理回路、60が画像
表示装置、例えば、液晶表示装置(LCD)、61がL
CD60を駆動するためのLCD駆動回路、62が撮像
装置全体のシステムを制御するシステム制御回路であ
る。
【0004】図12、13を用いて従来の撮像装置の動
作を説明する。CCD54から出力された映像信号は利
得制御回路56で所定のレベルに変換され、撮像信号処
理回路57で所定の処理を施され、画像メモリ58に入
力される。画像メモリ58では入力された映像信号をL
CD60に表示可能となるように水平方向の画素数や垂
直方向のライン数を変換して表示信号処理回路59に供
給し、表示信号処理回路59ではLCD60に表示可能
な所定の形式の信号に変換し、LCD60に供給するこ
とにより、CCD54で撮影された映像信号が、LCD
60に表示される。
【0005】この際、システム制御回路62は撮像信号
処理回路57から出力された映像信号のレベルが所定の
レベルになるように露出の制御を行い、LCD60に表
示される画像が適正な明るさになるようにする。露出制
御の具体的な方法としては、絞り駆動回路53により絞
り52を駆動して入射する光量の制御と、CCD駆動回
路55によりCCD54の露光時間の制御を組み合わせ
て行い、これだけで制御できない場合には利得制御回路
56でCCD54から出力された映像信号レベルが適正
となるように利得の制御を行なったり、更には、CCD
駆動回路55により、CCD54の画素の出力を加算読
み出し、その加算する画素の数を変更することにより、
映像信号のレベルが適正レベルになるように露出制御す
る方法も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記C
CD54の画素の出力を加算読み出する画素の数を変更
することで露出制御を行おうとする場合、加算読み出す
る画素の数を変更した際に、LCD60に表示されてい
る画像の明るさが急に変化するため、使用者に違和感を
与える不都合があった。
【0007】本発明の目的は、撮像手段の加算する画素
の数を変更した場合にも表示している画像が不自然な変
化をすることなく、良好な画像を表示し続けることがで
きる撮像装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の画素を有する撮像手段と、前記撮
像手段の複数の画素の出力を加算すると共に前記加算す
る画素の数を変更する加算制御手段と、前記加算制御手
段が前記加算する画素の数を変更する時点の画素が受光
する撮像光量を、前記加算する画素の数を変更すること
により生じる前記加算によって得られる信号の変化を打
ち消す方向に変更する撮像光量制御手段とを有する撮像
装置とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1〜図7を用い
て、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置を説明す
る。
【0011】図1は、本実施の形態におけるインターラ
イン型固体撮像素子の概略図である。同図において、1
が画素、2が垂直電荷転送素子、3が水平電荷転送素
子、4が出力部、5が信号出力端子である。画素1で光
電変換された信号電荷は、読み出しパルスにより垂直電
荷転送素子2に送られ、8相駆動パルスφV1、φV
2、φV3、φV4、φV5、φV6、φV7及びφV
8により水平電荷転送素子3の方向へ順に転送される。
水平電荷転送素子3は、垂直電荷転送素子2から転送さ
れて来た水平一列分の信号電荷を2相駆動パルスφH1
およびφH2により出力部4に転送し、出力部4で電圧
に変換され、信号出力端子5より出力される。本実施の
形態では、垂直電荷転送素子2の構成として、1画素2
電極つまり4画素8電極の8相駆動としている。さら
に、画素1で光電変換された信号電荷を垂直電荷転送素
子2に読み出すための電荷読み出しパルスは、8相駆動
パルスのうち垂直電荷転送電極と読み出し電極を兼ねた
φV1、φV3、φV5およびφV7に印加している。
【0012】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る撮像装置のブロック図である。同図において、10が
撮影レンズ、11が被写体の光量を制御するための絞
り、12が絞り11を駆動するための絞り駆動回路、1
3が被写体像を電気信号に変換するための固体撮像素
子、例えば、CCDであり前記図1に示したものであ
る。14がCCD13を駆動するためのCCD駆動回
路、15がCCDから出力された映像(画像)信号のレ
ベルを制御するための利得制御回路、16がCCDから
出力された信号に所定の処理を施すための撮像信号処理
回路、17が画像メモリ、18が画像メモリ17から出
力された信号を19の画像表示装置に表示可能な所定の
信号にするための表示信号処理回路、19が画像表示装
置、例えば、液晶表示装置(LCD)、20がLCD1
9を駆動するためのLCD駆動回路、21が撮像装置全
体のシステムを制御するマイクロコンピュータ等で構成
されるシステム制御回路である。
【0013】図3は、CCD13がCCD駆動回路14
によって駆動されるタイミングチャートであって、特に
CCD13の垂直方向に連続する4画素の信号電荷を加
算して読み出す場合のタイミングを示すものである。V
Dが垂直同期信号、HDが水平同期信号、φV1、φV
3、φV5およびφV7が垂直電荷転送素子2の8相駆
動パルスを代表して示し、φH1が水平電荷転送素子3
の二相駆動パルスを代表して示す。VSUBは、画素に
蓄積する電荷を基板に掃き出すための電荷掃き出し信号
を示している。31が垂直方向に連続する4画素で構成
する組の水平画素列のうち第1水平画素列の信号電荷を
垂直電荷転送素子2に読み出す第1の電荷読み出しパル
スを示しており、以下32、33、34は同様に第2、
第3、第4の水平画素列の電荷読み出しパルスである。
T1は、CCD13の駆動における1垂直走査期間であ
る。また、電荷掃き出し信号VSUBが終了する時刻t
0aから電荷読み出しパルス31から34が出る時刻t
1までの期間T2aが画素1に電荷が蓄積される露光時
間を示している。さらに時刻t1の後のt2から再び電
荷掃き出しパルスVSUBが出力される。同図のような
タイミングでCCD13を駆動することにより、垂直方
向に連続する4画素の電荷が、垂直電荷転送素子2で加
算され信号出力端子5から出力される。従って、CCD
13から出力される映像信号は、CCD13の垂直方向
の画素数の1/4のライン数となる。
【0014】図4は、CCD13がCCD駆動回路14
によって駆動されるタイミングチャートであって、特に
CCD13の垂直方向に連続する4画素の内の連続する
2画素の信号電荷を加算して読み出し、さらに残りの連
続する2画素の信号電荷は読み飛ばす場合のタイミング
を示すものである。同図に示されている信号のうち図3
に示されている信号と同一の信号名のものは同一の機能
の信号を示すものである。同図においては、電荷掃き出
し信号VSUBが終了する時刻t0bから電荷読み出し
パルス31、32が出る時刻t1までの期間T2bが露
光時間を示す。また、時刻t1での電荷読み出しパルス
は、31、32のみ出力されており、このようにするこ
とによって、垂直方向に連続する4画素の内の連続する
2画素、即ち第1水平画素列と第2水平画素列の電荷
を、垂直電荷転送素子2で加算して読み出し、さらに残
りの連続する2画素、即ち第3水平画素列と第4水平画
素列の電荷は時刻t2の電荷掃き出しパルスVSUBに
よって基板に掃き捨てる。即ち連続する4画素から連続
する2画素ごとに加算と掃き捨てを繰り返し、その結果
画素を間引きながら信号を読み出すことになるので、C
CD13から出力される映像信号は、図3の場合と同様
にCCD13の垂直方向の画素数1/4のライン数が出
力されることになる。
【0015】図5は、CCD13がCCD駆動回路14
によって駆動されるタイミングチャートであって、特に
CCD13の垂直方向に連続する4画素の内の1画素の
信号電荷のみを読み出し、さらに残りの連続する3画素
の信号電荷は読み飛ばす場合のタイミングを示すもので
ある。同図に示されている信号のうち図3に示されてい
る信号と同一の信号名のものは同一の機能の信号を示す
ものである。同図においては、電荷掃き出し信号VSU
Bが終了する時刻t0cから電荷読み出しパルス31が
出る時刻t1までの期間T2cが露光時間を示す。ま
た、時刻t1での電荷読み出しパルスは、31のみ出力
されており、このようにすることによって、垂直方向に
連続する4画素の内の1画素、即ち第1水平画素列の電
荷を読み出し、さらに残りの連続する3画素、即ち第2
水平画素列、第3水平画素列及び第4水平画素列の電荷
は時刻t2の電荷掃き出しパルスVSUBによって基板
に掃き捨てる。即ち連続する4画素から1画素読み出
し、残りの掃き捨てを繰り返し、その結果、画素を間引
きながら信号を読み出すことになるので、前記CCD1
3から出力される映像信号は、図3、4の場合と同様に
前記CCD13の垂直方向の画素数1/4のライン数が
出力されることになる。
【0016】図1から図5を用いて本実施の形態の撮像
装置の動作について説明する。撮影レンズ10、絞り1
1を介して入射した被写体光はCCD13で電気信号に
変換される。CCD13はCCD駆動回路14から供給
される駆動パルスで駆動されるが、通常撮影時にはCC
D駆動回路14は図4で示した駆動パルスを供給するも
のとする。即ち、CCD13の垂直方向に連続する4画
素の内の連続する2画素の信号電荷を加算して読み出
し、さらに残りの連続する2画素の信号電荷は読み飛ば
し、映像信号として出力する。出力された映像信号は利
得制御回路15で所定のレベルに変換され、さらに、撮
像信号処理回路16で所定の処理、例えばγ補正、ホワ
イトバランス等の処理を施され、画像メモリ17に供給
される。画像メモリ17では入力された映像信号をLC
D19に表示可能となるように水平方向の画素数や垂直
方向のライン数を変換し表示信号処理回路18に供給す
る。CCD13の垂直方向の画素数がLCD19の垂直
方向の画素数の4倍である場合には、ライン数の変換を
必要としないことは明らかである。表示信号処理回路1
8ではLCD19に表示可能な所定の所定の形式の信号
に変換してLCD19に供給することにより、CCD1
3で撮影された映像信号が、LCD19に表示される。
【0017】図6に本実施の形態の撮像装置における露
出制御時のタイミング図、図7にシステム制御回路21
のフローチャートを示す。同図を用いて本実施の形態の
撮像装置における露出制御の動作について説明する。不
図示の電源スイッチがONされると(S102)、CC
D13の駆動を開始し(S103)、さらにLCD19
の駆動を開始する(S104)。システム制御回路21
は映像信号処理回路16から出力された映像信号のレベ
ルを測光し(S105)、信号レベルが適正であるかど
うかを判断する(S106)。適正であれば測光(S1
05)を繰り返し、適正でなければ、その時の絞り、シ
ャッタースピード、利得の状態から、露出制御可能かど
うかを判断する(S107)。露出制御可能であれば、
絞り駆動回路12、CCD駆動回路14、利得制御回路
15によって、絞り、シャッタースピード、利得を制御
して徐々に映像信号のレベルが適正とになるように露出
制御を行い(S108)、制御できない場合には、所定
量露光時間を制御し(S109)、1垂直走査期間待っ
てから(S110)、読み出しモードを切り換える(S
111)。この動作を電源がOFFされるまで(S11
2)繰り返す。
【0018】上記読み出しモードの切り換えについてさ
らに具体的に説明する。システム制御回路21は撮像信
号処理回路16からの映像信号のレベルから、被写体が
暗いと判断した場合には、CCD13の読み出しを図3
で示す駆動パルスで駆動するようにCCD駆動回路14
を制御する。前述したように図4の駆動パルスでCCD
13が駆動された場合は2画素の電荷が加算され、図3
の駆動パルスで駆動された場合は4画素の電荷が加算さ
れた映像信号が出力されることになるので、図4の場合
に対して図3の駆動パルスで駆動すると、同じ露光時間
であれば、CCD13からは2倍のレベルの映像信号が
出力される。一方、システム制御回路21はCCD駆動
回路14の読み出しのモードを切り換えると同時に、2
2の読み出し制御回路は14のCCD駆動回路の読み出
しのモードを切り換えると同時に、CCD駆動回路14
を制御し、CCD13での露光時間を1/2となるよう
に制御する。露光時間を制御するには、図3のように電
荷掃き出し信号VSUBを出す期間を変えることによっ
て露光時間T2aを制御する。このように制御するとC
CD13から出力される映像信号のレベルを、CCD1
3の読み出しモード、即ち、電荷を加算する画素数を変
化させても一定に保つことが出来ので、LCD19上に
表示される画像は変化しない。
【0019】また、反対にシステム制御回路21は撮像
信号処理回路16からの映像信号のレベルから、被写体
が明るいと判断した場合には、CCD13の読み出しを
図5で示す駆動パルスで駆動するようにCCD駆動回路
14を制御する。前述したように図4の駆動パルスでC
CD13が駆動された場合は2画素の電荷が加算され、
図5の駆動パルスで駆動された場合は1画素の電荷のみ
が読み出された映像信号が出力されることになるので、
図4の場合に対して図5の駆動パルスで駆動すると、同
じ露光時間であれば、CCD13からは1/2のレベル
の映像信号が出力される。一方、システム制御回路21
はCCD駆動回路14の読み出しモードを切り換えると
同時に、CCD駆動回路14を制御し、CCD13での
露光時間を2倍となるように制御する。このように制御
するとCCD13から出力される映像信号のレベルをC
CD13の読み出しモード、即ち、電荷を加算する画素
数を変化させても一定に保つことが出来ので、LCD1
9上に表示される画像は変化しない。
【0020】図7のフローチャートにおいて、S10
9、S110、S111で読み出しモードを切り換える
際の動作を図6のタイミング図を用いて説明する。図6
においてT1A、T1Bの期間は時刻t1の電荷読み出
しパルスが31、32の2つになっているので前記図4
のタイミングチャートと同様の2画素加算による読み出
しモードである。またT1Cの期間は時刻t1の電荷読
み出しパルスが31、32、33、34の4つになって
いるので前記図3のタイミングチャートとの4画素加算
による読み出しモードである。本実施例の撮像装置は、
図6において垂直走査期間T1C以降からシステム制御
回路21はCCD駆動回路14のモード、即ちCCDで
加算する画素数の切り換えを行うが、同時にT1Cの直
前の垂直走査期間T1Bに出力される電荷掃き出し信号
VSUBを制御し、露光時間T2BがT2Aの1/2と
なるようにする。
【0021】本実施の形態の説明ではCCD13の垂直
電荷転送素子2の構成として、1画素2電極つまり4画
素8電極の8相駆動とし、加算する画素数を1画素、2
画素、4画素の場合で説明したが、本発明は前記構成に
限定されるものではなく、垂直電荷転送素子の構成を変
えることにより、CCDで加算する画素数を前記画素数
以外の組み合わせにすることが出来ることは言うまでも
ない。即ち、CCD13で電荷を加算する画素数をMか
らN(M、Nは異なる整数)に切り換える場合には、C
CD13の露光時間をM/Nとなるように制御すれば良
い。さらに、本実施の形態においては、画素の加算を垂
直電荷転送素子2内で行う場合について説明したが、水
平電荷転送素子3内で行うこともできる。
【0022】このようにすることにより、固体撮像素子
で加算する画素数を切り換える場合にも、加算する画素
数が切り換わる1垂直走査期間前に露光時間を切り換え
ることにより、LCD上の画像には切り換えによる画像
の変化が生じることのない撮像装置を提供することが可
能となる。
【0023】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。本実施の形態において、撮像
装置のブロック図は、第1の実施の形態と同様であるの
で、図2のものを援用するものとする。図8に本実施の
形態の撮像装置におけるシステム制御回路21の露出制
御時のフローチャートを示す。図8において図7と同一
のステップ番号が付されている部分は同一の動作を表わ
すステップであり、ここでは説明を省略する。図8中、
S121は設定されているCCD13の露光時間が所定
の範囲に入っているかどうかを判断するステップであ
る。
【0024】図2、図8を用いて本実施の形態による撮
像装置の動作について説明する。
【0025】第1の実施の形態と同様に撮影レンズ1
0、絞り11を介して入射した被写体光はCCD13で
電気信号に変換される。CCD13はCCD駆動回路1
4から供給される駆動パルスで駆動されるが、通常撮影
時にはCCD駆動回路14は図4で示した駆動パルスを
供給するものとする。即ちCCD13の垂直方向に連続
する4画素の内の連続する2画素の信号電荷を加算して
読み出し、さらに残りの連続する2画素の信号電荷は読
み飛ばし、映像信号として出力する。出力された映像信
号は15の利得制御回路で所定のレベルに変換され、さ
らに撮像信号処理回路16で所定の処理、例えばγ補
正、ホワイトバランス等の処理を施され、画像メモリ1
7に供給される。画像メモリ17では入力された映像信
号をLCD19に表示可能となるように水平方向の画素
数や垂直方向のライン数を変換し表示信号処理回路18
に供給し、表示信号処理回路18ではLCD19に表示
可能な所定の所定の形式の信号に変換してLCD19に
供給することにより、CCD13で撮影された映像信号
が、LCD19に表示される。
【0026】図8を用いて本実施の形態の撮像装置にお
ける露出制御の動作について説明する。不図示の電源ス
イッチがONされると(S102)、CCD13の駆動
を開始し(S103)、さらにLCD19の駆動を開始
する(S104)。システム制御回路21は映像信号処
理回路16から出力された映像信号のレベルを測光し
(S105)、信号レベルが適正であるかどうかを判断
する(S106)。適正であれば測光(S105)を繰
り返し、適正でなければ、その時の絞り、シャッタース
ピード、利得の状態から、露出制御可能かどうかを判断
する(S107)。露出制御可能であれば、絞り駆動回
路12、CCD駆動回路14、利得制御回路15によっ
て、絞り、シャッタースピード、利得を制御して徐々に
映像信号のレベルが適正とになるように露出制御を行い
(S108)、制御できない場合には、利得制御回路1
5の利得が所定の範囲内に入っているかどうかを判断す
る(S121)。所定の範囲に入っていない場合にはS
105に戻り、入っている場合は、所定量露光時間を制
御し(S109)、1垂直走査期間待ってから(S11
0)、読み出しモードを切り換える(S111)。この
動作を電源がOFFされるまで(S112)繰り返す。
【0027】本実施の形態においても前記第1の実施の
形態と同様に被写体が明るい場合や暗い場合にシステム
制御回路21はCCD駆動回路14の読み出しのモード
を切り換えることにより露出を制御するが、切り換えの
時点での露光時間がすでに短く、露光時間を1/2にす
ることが出来ない場合には、読み出しモードを2画素加
算から4画素加算に切り換えることを禁止する。また露
光時間が長く、露光時間を2倍にすることが出来ない場
合、即ち露光時間が1垂直捜査期間を超えてしまうよう
な場合には、読み出しモードを2画素加算から1画素読
み出しに切り換えることを禁止する。即ち読み出しモー
ドを切り換える時点でのCCD14の露光時間が所定の
範囲に入っておらず、読み出しモードを切り換えてもそ
れに対応して露光時間を制御できない場合には、読み出
しモードの切り換えを禁止する。
【0028】このようにすることにより、固体撮像素子
で加算する画素数の切り換えをする時点でのCCD13
の露光時間によって、切り換えに必要な露光時間が確保
出来ない場合には、切り換え動作を禁止することによ
り、切り換えが出来ない場合に誤って切り換えてしまう
ことによって、LCD画面上に不自然な画像の明るさの
変化が生じることを防止することが出来る。
【0029】(発明と実施の形態の対応)以上の実施の
形態において、CCD13が本発明の撮像手段に、CC
D駆動回路14、システム制御回路21が本発明の加算
制御手段に、CCD駆動回路14、システム制御回路2
1、及び/又は、絞り駆動回路12、システム制御回路
21が本発明の撮像光量制御手段に、システム制御回路
21が本発明の測光手段に、システム制御回路21が本
発明の禁止手段に、LCD19が本発明の表示手段に、
それぞれ相当する。
【0030】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限られるものではなく、請求項で示した機能、ま
たは、実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成で
あればどのようなものであっても適用できるものであ
る。
【0031】例えば、以上の実施の形態においては、加
算する画素の数を変更して明るさが変化するのと正確に
等価な分を露光時間で補完するようにしているが、これ
は、必要に応じて加算する画素の数を変更して明るさが
変化するより多い、或いは、少ない分に相当する露光時
間で補うようにしてもよい。
【0032】また、以上の第2の実施の形態では、加算
する画素の数を変更して明るさが変化するのを補完でき
ないような露光時間になっている場合には、加算する画
素の数の変更を禁止するようにしているがで、加算する
画素の数を変更する前に、あらかじめ露光時間を所定量
制御して、加算する画素の数の変更に対して必要となる
露光時間をあらかじめ確保するようにしてもよい。
【0033】また、以上の実施の形態では、加算する画
素の数を変更して明るさが変化するのを露光時間で補完
するようにしているが、これは、絞りや、露光時間と絞
りの組み合わせ、更には、その他の撮像光量を制御する
手段で行ってもよい。
【0034】また、以上の実施の形態のソフト構成とハ
ード構成は、適宜置き換えることができるものである。
【0035】また、本発明は、以上の各実施の形態また
は、それら技術要素を必要に応じて組み合わせるように
してもよい。
【0036】また、本発明は、クレーム、または、実施
の形態の構成の全体若しくは一部が、1つの装置を形成
するものであっても、他の装置と結合するようなもので
あっても、装置を構成する要素となるようなものであっ
てもよい。
【0037】また、本発明は、ビデオムービーカメラ、
ビデオスチルカメラ、銀塩フィルムを使用するカメラ、
一眼レフカメラ、レンズシャッタカメラ、監視カメラ
等、種々の形態のカメラ、更には、カメラ以外の撮像装
置や、光学装置、その他の装置、更には、それらカメ
ラ、撮像装置、光学装置、その他の装置に適用される装
置、そして、これら装置を構成する要素に対しても適用
できるものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にによれ
ば、撮像手段の加算する画素の数を変更した場合にも表
示している画像が不自然な変化をすることなく、良好な
画像を表示し続けることができる撮像装置を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る撮像装置で用いられ
るインターライン型固体撮像素子の概略図。
【図2】本発明の実施の形態に係る撮像装置のブロック
図。
【図3】図1の固体撮像素子を4画素加算で読み出す際
のタイミング図。
【図4】図1の固体撮像素子を2画素加算で読み出す際
のタイミング図。
【図5】図1の固体撮像素子を1画素読み出しする際の
タイミング図。
【図6】図1の固体撮像素子の読み出しモードを切り換
える際のタイミング図。
【図7】図2の撮像装置のシステム制御回路の第1の実
施の形態に係る露出制御動作のフローチャート。
【図8】図2の撮像装置のシステム制御回路の第2の実
施の形態に係る露出制御動作のフローチャート。
【図9】従来の撮像装置で用いられるインターライン型
固体撮像素子の概略図。
【図10】従来の撮像装置のブロック図。
【符号の説明】
1、41 画素 2、42 垂直電荷転送素子 3、43 水平電荷転送素子 4、44 出力部 5、45 信号出力端子 10 撮影レンズ 11 絞り 12 絞り駆動回路 13 CCD 14 CCD駆動回路 15 利得制御回路 16 撮像信号処理回路 17 画像メモリ 18 表示信号処理回路 19 LCD 20 LCD駆動回路 21 システム制御回路 31、32、33、34 電荷読み出しパルス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素を有する撮像手段と、前記撮
    像手段の複数の画素の出力を加算すると共に前記加算す
    る画素の数を変更する加算制御手段と、前記加算制御手
    段が前記加算する画素の数を変更する時点の画素が受光
    する撮像光量を、前記加算する画素の数を変更すること
    により生じる前記加算によって得られる信号の変化を打
    ち消す方向に変更する撮像光量制御手段とを有すること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 撮像光量制御手段は、前記撮像手段の露
    光時間を制御することを特徴とする請求項1記載の撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 撮像光量制御手段は、絞りを制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 測光手段を有し、前記加算制御手段は、
    前記測光手段の測光結果に応じて前記加算する画素の数
    を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記測光手段は、前記撮像手段より出力
    される画像信号のレベルを判定することを特徴とする請
    求項4記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段の複数の画素はエリアセン
    サを構成し、前記撮像光量制御手段は、前記加算する画
    素の数が変更される際の前記エリアセンサの垂直走査期
    間の垂直ブランキング期間前に、前記撮像光量を変更す
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 M、Nを異なる整数とし、前記加算制御
    手段が前記加算する画素の数をM画素からN画素に変更
    する際に、前記撮像光量制御手段は、前記撮像光量をM
    /Nに変更することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記加算制御手段が前記加算する画素の
    数を変更する際に、前記撮像光量制御手段が設定してい
    る撮像光量が所定の範囲内にない場合には、前記加算制
    御手段の前記変更を禁止する禁止手段を有することを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像手段より出力される画像信号を
    表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1〜
    8のいずれかに記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記加算制御手段が加算する画素の数
    は、1を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    に記載の撮像装置。
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