JP2000278224A - オーディオデータ処理装置 - Google Patents
オーディオデータ処理装置Info
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- JP2000278224A JP2000278224A JP11080152A JP8015299A JP2000278224A JP 2000278224 A JP2000278224 A JP 2000278224A JP 11080152 A JP11080152 A JP 11080152A JP 8015299 A JP8015299 A JP 8015299A JP 2000278224 A JP2000278224 A JP 2000278224A
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- frequency
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッダの送信を不要にして、サンプリング周
波数又はデータ長の異なるデータを高速転送できるよう
にすること。 【解決手段】 レシーバにより受信されたシリアルデジ
タルデータの単位時間当りのデータ数をカウンタ部によ
りカウントする。受信データのデータ長が一定の場合、
サンプリング周波数計算部は前記単位時間当りのデータ
数に基づき受信データのサンプリング周波数を算出す
る。このサンプリング周波数に対応した周波数の基準ク
ロックを発生するようにPLL回路を設定する。これに
より、シリアル/パラレル変換器及びD/Aコンバータ
は受信データのサンプリング周波数に応じた処理を行っ
てデータを再生する。このため、サンプリング周波数の
情報を入れたへッダを伝送路で転送する必要がなくな
り、伝送路の利用効率が向上し、データを高速転送でき
る。
波数又はデータ長の異なるデータを高速転送できるよう
にすること。 【解決手段】 レシーバにより受信されたシリアルデジ
タルデータの単位時間当りのデータ数をカウンタ部によ
りカウントする。受信データのデータ長が一定の場合、
サンプリング周波数計算部は前記単位時間当りのデータ
数に基づき受信データのサンプリング周波数を算出す
る。このサンプリング周波数に対応した周波数の基準ク
ロックを発生するようにPLL回路を設定する。これに
より、シリアル/パラレル変換器及びD/Aコンバータ
は受信データのサンプリング周波数に応じた処理を行っ
てデータを再生する。このため、サンプリング周波数の
情報を入れたへッダを伝送路で転送する必要がなくな
り、伝送路の利用効率が向上し、データを高速転送でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タからデータ伝送路(USB)を通して送られてくるデ
ジタル化したオーディオデータを受信して再生するオー
ディオデータ処理装置に関する。
タからデータ伝送路(USB)を通して送られてくるデ
ジタル化したオーディオデータを受信して再生するオー
ディオデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ伝送路では、データの送信
中にサンプリング周波数の変更を行う可能性がある場
合、図7に示すように常にサンプリング周波数情報をヘ
ッダとして送信する転送方式が用いられる。このような
転送方式を採ると、送信されるパケットはへッダ及びオ
ーディオデータにより構成され、受信側においてへッダ
情報の変更を検知してサンプリング周波数の変更を行
う。
中にサンプリング周波数の変更を行う可能性がある場
合、図7に示すように常にサンプリング周波数情報をヘ
ッダとして送信する転送方式が用いられる。このような
転送方式を採ると、送信されるパケットはへッダ及びオ
ーディオデータにより構成され、受信側においてへッダ
情報の変更を検知してサンプリング周波数の変更を行
う。
【0003】また、図8に示すように、通常の転送にお
いてはオーディオデータのみを送信し、サンプリング周
波数の変更を行う場合のみヘッダ情報を送信する転送方
式も用いられる。この場合、受信側は、サンプリング周
波数の変更時に送信されてくるヘッダ情報を受信し、こ
のへッダ情報によりサンプリング周波数の変更を行う。
いてはオーディオデータのみを送信し、サンプリング周
波数の変更を行う場合のみヘッダ情報を送信する転送方
式も用いられる。この場合、受信側は、サンプリング周
波数の変更時に送信されてくるヘッダ情報を受信し、こ
のへッダ情報によりサンプリング周波数の変更を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のデ
ータ伝送方法では、前者の転送方式を採ると、サンプリ
ング周波数の変更がない場合も、必ずヘッダを送らなけ
ればならず、データ伝送路の利用効率が悪く、へッダに
よる転送速度の低下を招く恐れがあった。又、後者の転
送方式を採ると、サンプリング周波数の変更が頻繁に行
われる場合、ヘッダを送る回数が増加し、へッダによる
転送速度の低下を招く傾向が顕著になるという問題があ
った。
ータ伝送方法では、前者の転送方式を採ると、サンプリ
ング周波数の変更がない場合も、必ずヘッダを送らなけ
ればならず、データ伝送路の利用効率が悪く、へッダに
よる転送速度の低下を招く恐れがあった。又、後者の転
送方式を採ると、サンプリング周波数の変更が頻繁に行
われる場合、ヘッダを送る回数が増加し、へッダによる
転送速度の低下を招く傾向が顕著になるという問題があ
った。
【0005】尚、伝送されるデータのビット長が変更さ
れる場合も、このビット長の変更情報を伝えるヘッダが
必要になり、上記と同様の問題が生じる。
れる場合も、このビット長の変更情報を伝えるヘッダが
必要になり、上記と同様の問題が生じる。
【0006】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、データ伝送路の
利用効率を悪化させることなく、サンプリング周波数又
はデータ長の異なるデータを高速転送できるようにする
オーディオデータ処理装置を提供することである。
るためになされたもので、その目的は、データ伝送路の
利用効率を悪化させることなく、サンプリング周波数又
はデータ長の異なるデータを高速転送できるようにする
オーディオデータ処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴は、シリアル通信インターフ
ェースを用いてシリアルデジタルデータを受信して再生
するオーディオデータ処理装置において、受信データの
単位時間当たりのデータ数をカウントする計数手段と、
得られたデータ数に基づいて受信データのサンプリング
周波数又はデータ長を算出する算出手段と、算出された
受信データのサンプリング周波数又はデータ長に対応し
てオーディオデータを再生するための設定を行う設定手
段とを具備することにある。
に、請求項1の発明の特徴は、シリアル通信インターフ
ェースを用いてシリアルデジタルデータを受信して再生
するオーディオデータ処理装置において、受信データの
単位時間当たりのデータ数をカウントする計数手段と、
得られたデータ数に基づいて受信データのサンプリング
周波数又はデータ長を算出する算出手段と、算出された
受信データのサンプリング周波数又はデータ長に対応し
てオーディオデータを再生するための設定を行う設定手
段とを具備することにある。
【0008】この請求項1の発明によれば、USB伝送
路などから受信されたシリアルデジタルデータの単位時
間当りのデータ数をカウントする。受信データのデータ
長が一定の場合、前記単位時間当りのデータ数に基づき
受信データのサンプリング周波数が算出される。このサ
ンプリング周波数に応じてPLL回路が前記サンプリン
グ周波数に対応した周波数の基準クロックを発生するよ
うにその分周比を設定する。これにより、シリアル/パ
ラレル変換器及びD/A変換器にはサンプリング周波数
に応じた基準クロックが供給されて、データを支障なく
再生する。このため、サンプリング周波数の情報を入れ
たへッダを前記伝送路で転送する必要がなくなり、伝送
路の利用効率が向上し、データを高速転送できる。又、
受信データのサンプリング周波数が一定の場合は前記単
位時間当りのデータ数に基づき受信データのデータ長が
算出され、このデータ長に応じたシリアル/パラレル変
換器及びD/A変換器が動作して、データを支障なく再
生するため、データ長情報を入れたへッダを前記伝送路
で転送する必要がなくなる。
路などから受信されたシリアルデジタルデータの単位時
間当りのデータ数をカウントする。受信データのデータ
長が一定の場合、前記単位時間当りのデータ数に基づき
受信データのサンプリング周波数が算出される。このサ
ンプリング周波数に応じてPLL回路が前記サンプリン
グ周波数に対応した周波数の基準クロックを発生するよ
うにその分周比を設定する。これにより、シリアル/パ
ラレル変換器及びD/A変換器にはサンプリング周波数
に応じた基準クロックが供給されて、データを支障なく
再生する。このため、サンプリング周波数の情報を入れ
たへッダを前記伝送路で転送する必要がなくなり、伝送
路の利用効率が向上し、データを高速転送できる。又、
受信データのサンプリング周波数が一定の場合は前記単
位時間当りのデータ数に基づき受信データのデータ長が
算出され、このデータ長に応じたシリアル/パラレル変
換器及びD/A変換器が動作して、データを支障なく再
生するため、データ長情報を入れたへッダを前記伝送路
で転送する必要がなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明のオーディオデー
タ処理装置の第1の実施の形態を示したブロック図であ
る。データ受信処理装置は、データ伝送路30を送信さ
れてきたシリアルのデジタル信号を受信するレシーバ
1、レシーバ1で受信されたシリアルデータをパラレル
データに変換するシリアル/パラレル変換器2、パラレ
ルデータをアナログデータに変換するD/Aコンバータ
3、受信されたシリアルデータのデータ数をカウントす
るカウンタ部4、受信データのデータ数からサンプリン
グ周波数を計算するサンプリング周波数計算部5、基準
クロックを発生して、シリアル/パラレル変換器2及び
D/Aコンバータ3に供給するPLL回路6から成って
いる。
に基づいて説明する。図1は、本発明のオーディオデー
タ処理装置の第1の実施の形態を示したブロック図であ
る。データ受信処理装置は、データ伝送路30を送信さ
れてきたシリアルのデジタル信号を受信するレシーバ
1、レシーバ1で受信されたシリアルデータをパラレル
データに変換するシリアル/パラレル変換器2、パラレ
ルデータをアナログデータに変換するD/Aコンバータ
3、受信されたシリアルデータのデータ数をカウントす
るカウンタ部4、受信データのデータ数からサンプリン
グ周波数を計算するサンプリング周波数計算部5、基準
クロックを発生して、シリアル/パラレル変換器2及び
D/Aコンバータ3に供給するPLL回路6から成って
いる。
【0010】PLL回路6は水晶発振器61、基準周波
数信号を分周して基準信号を得るプログラマブルカウン
タ部62、基準信号と出力側の信号の位相差を検出する
位相比較器63、ローパスフィルタ64、基準クロック
60を発生する電圧制御発振器(VCO)65、基準ク
ロック60の周波数を分周して位相比較器63に出力す
るプログラマブルカウンタ部66を有している。
数信号を分周して基準信号を得るプログラマブルカウン
タ部62、基準信号と出力側の信号の位相差を検出する
位相比較器63、ローパスフィルタ64、基準クロック
60を発生する電圧制御発振器(VCO)65、基準ク
ロック60の周波数を分周して位相比較器63に出力す
るプログラマブルカウンタ部66を有している。
【0011】図2は上記したデータ伝送路30を伝送さ
れてくるシリアルデータの構成例を示した摸式図であ
る。本例のパケットはオーディオデータだけで構成さ
れ、途中で、サンプリング周波数が32KHzから4
4.1KHzに変化している。尚、データのビット長は
一定で16ビットとする。
れてくるシリアルデータの構成例を示した摸式図であ
る。本例のパケットはオーディオデータだけで構成さ
れ、途中で、サンプリング周波数が32KHzから4
4.1KHzに変化している。尚、データのビット長は
一定で16ビットとする。
【0012】次に本実施の形態の動作について説明す
る。例えばUSB等のシリアルデータ伝送路30を伝送
されてきた図2に示すようなシリアルデジタルデータは
レシーバ1により受信され、受信されたシリアルデータ
はシリアル/パラレル変換器2に送られると同時に、カ
ウンタ部4に送られる。
る。例えばUSB等のシリアルデータ伝送路30を伝送
されてきた図2に示すようなシリアルデジタルデータは
レシーバ1により受信され、受信されたシリアルデータ
はシリアル/パラレル変換器2に送られると同時に、カ
ウンタ部4に送られる。
【0013】カウンタ部4は入力されるシリアルデジタ
ルデータの単位時間当りのデータ数をカウントし、その
結果をサンプリング周波数計算部5に出力する。サンプ
リング周波数計算部5は受信データのビット数(ビット
長)を一定として、受信データのサンプリング周波数を
求める。
ルデータの単位時間当りのデータ数をカウントし、その
結果をサンプリング周波数計算部5に出力する。サンプ
リング周波数計算部5は受信データのビット数(ビット
長)を一定として、受信データのサンプリング周波数を
求める。
【0014】例えば、受信データのビット数を16ビッ
ト(2バイト)とした場合、サンプリング周波数32K
Hzにおいては、1秒当りのデータ数は、32000×
2=64000バイト受信する計算となる。同様に4
4.1KHzにおいては、44100×2=88200
バイト受信することになり、上記のようにビット数を一
定とすれば、受信したデータ数によりサンプリング周波
数を求めることができる。
ト(2バイト)とした場合、サンプリング周波数32K
Hzにおいては、1秒当りのデータ数は、32000×
2=64000バイト受信する計算となる。同様に4
4.1KHzにおいては、44100×2=88200
バイト受信することになり、上記のようにビット数を一
定とすれば、受信したデータ数によりサンプリング周波
数を求めることができる。
【0015】即ち、1秒当りのデータ数が64000バ
イトであった場合、サンプリング周波数は32KHzと
判定され、88200バイトであった場合、サンプリン
グ周波数は44.1KHzと判定される。
イトであった場合、サンプリング周波数は32KHzと
判定され、88200バイトであった場合、サンプリン
グ周波数は44.1KHzと判定される。
【0016】サンプリング周波数計算部5は上記のよう
にして求めた受信データのサンプリング周波数に対応す
る基準クロック60をPLL回路6から発生させる分周
比設定信号をPLL回路6のプログラマブルカウンタ部
61、66に送る。これにより、プログラマブルカウン
タ部61、66は受信データのサンプリング周波数に対
応した基準クロック60がVCO65から出力されるよ
うにその分周比を変化させる。
にして求めた受信データのサンプリング周波数に対応す
る基準クロック60をPLL回路6から発生させる分周
比設定信号をPLL回路6のプログラマブルカウンタ部
61、66に送る。これにより、プログラマブルカウン
タ部61、66は受信データのサンプリング周波数に対
応した基準クロック60がVCO65から出力されるよ
うにその分周比を変化させる。
【0017】従って、PLL回路6からはレシーバ1で
受信した受信データのサンプリング周波数に対応する基
準クロック60がシリアル/パラレル変換器2及びD/
Aコンバータ3に供給される。
受信した受信データのサンプリング周波数に対応する基
準クロック60がシリアル/パラレル変換器2及びD/
Aコンバータ3に供給される。
【0018】図2に示したシリアルデータを受信した場
合、当初、PLL回路6から出力される基準クロックの
周波数は、サンプリング周波数32KHzに対応した周
波数であるが、その後、サンプリング周波数44.1K
Hzに対応した周波数になる。
合、当初、PLL回路6から出力される基準クロックの
周波数は、サンプリング周波数32KHzに対応した周
波数であるが、その後、サンプリング周波数44.1K
Hzに対応した周波数になる。
【0019】これにより、シリアル/パラレル変換器2
は受信されたシリアル信号をパラレル信号に前記基準ク
ロック60により変換し、D/Aコンバータ3は入力さ
れるシリアル信号をアナログ信号に前記基準クロック6
0により変換して、次段のオーディオアンプ(図示せ
ず)などに出力する。
は受信されたシリアル信号をパラレル信号に前記基準ク
ロック60により変換し、D/Aコンバータ3は入力さ
れるシリアル信号をアナログ信号に前記基準クロック6
0により変換して、次段のオーディオアンプ(図示せ
ず)などに出力する。
【0020】本実施の形態によれば、受信されたシリア
ルデータの単位時間当りのデータ数をカウントすること
により、受信データのサンプリング周波数を検出するこ
とができ、PLL回路6が出力する基準クロック60を
検出したサンプリング周波数に対応する周波数に切り換
えることができるため、USB伝送路などを伝送されて
くるパケットにサンプリング周波数情報を有するヘッダ
を入れる必要がなくなり、例えば図2に示すようなオー
ディオデータだけで構成することができる。これによ
り、データ伝送路30の利用効率を向上させることがで
き、転送速度を速めることができる。
ルデータの単位時間当りのデータ数をカウントすること
により、受信データのサンプリング周波数を検出するこ
とができ、PLL回路6が出力する基準クロック60を
検出したサンプリング周波数に対応する周波数に切り換
えることができるため、USB伝送路などを伝送されて
くるパケットにサンプリング周波数情報を有するヘッダ
を入れる必要がなくなり、例えば図2に示すようなオー
ディオデータだけで構成することができる。これによ
り、データ伝送路30の利用効率を向上させることがで
き、転送速度を速めることができる。
【0021】図3は、本発明のオーディオデータ処理装
置の第2の実施の形態を示したブロック図である。但
し、図1に示した第1の実施の形態と同一部分には同一
符号を付し、適宜その説明を省略する。
置の第2の実施の形態を示したブロック図である。但
し、図1に示した第1の実施の形態と同一部分には同一
符号を付し、適宜その説明を省略する。
【0022】本例も、レシーバ1で受信された受信デー
タはシリアル/パラレル変換器2に送られると同時に、
カウンタ部4に送られ、図1に示した第1の実施の形態
とほぼ同様の構成を有している。本例の第1の実施の形
態と異なる点は、カウンタ部4部により求められた単位
時間当りのデータ数に基いて、受信データのビット長を
求めるビット長計算部7が設けられている点と、受信デ
ータのサンプリング周波数は一定という条件のため、P
LL回路6から出力される基準クロック60の周波数は
一定である点である。
タはシリアル/パラレル変換器2に送られると同時に、
カウンタ部4に送られ、図1に示した第1の実施の形態
とほぼ同様の構成を有している。本例の第1の実施の形
態と異なる点は、カウンタ部4部により求められた単位
時間当りのデータ数に基いて、受信データのビット長を
求めるビット長計算部7が設けられている点と、受信デ
ータのサンプリング周波数は一定という条件のため、P
LL回路6から出力される基準クロック60の周波数は
一定である点である。
【0023】図4は上記したデータ伝送路30を伝送さ
れてくるシリアルデータの構成例を示した摸式図であ
る。本例のパケットはオーディオデータだけで構成さ
れ、途中で、そのビット長が16ビットから24ビット
に変化している。尚、データのサンプリング周波数は一
定で44.1KHzとする。
れてくるシリアルデータの構成例を示した摸式図であ
る。本例のパケットはオーディオデータだけで構成さ
れ、途中で、そのビット長が16ビットから24ビット
に変化している。尚、データのサンプリング周波数は一
定で44.1KHzとする。
【0024】次に、本実施形態の動作を説明する。例え
ばUSB等のシリアルデータ伝送路30を伝送されてき
た図4に示すようなシリアルデジタルデータはレシーバ
1により受信され、受信されたシリアルデータはシリア
ル/パラレル変換器2に送られると同時に、カウンタ部
4に送られる。
ばUSB等のシリアルデータ伝送路30を伝送されてき
た図4に示すようなシリアルデジタルデータはレシーバ
1により受信され、受信されたシリアルデータはシリア
ル/パラレル変換器2に送られると同時に、カウンタ部
4に送られる。
【0025】カウンタ部4は入力されるシリアルデジタ
ルデータの単位時間当りのデータ数をカウントし、その
結果をビット長計算部7に出力する。ビット長計算部7
は受信データのサンプリング周波数を一定として、受信
データのビット長を求める。
ルデータの単位時間当りのデータ数をカウントし、その
結果をビット長計算部7に出力する。ビット長計算部7
は受信データのサンプリング周波数を一定として、受信
データのビット長を求める。
【0026】例えば、データのサンプリング周波数を4
4.1KHzとした場合、ビット長16ビットにおいて
は、1秒当りのデータ数は、44100×16=705
600ビット受信する計算となる。同様に24ビットに
おいては、44100×24=1058400ビットを
受信することになり、上記のようにサンプリング周波数
一定とすれば、受信したデータ数によりビット長を求め
ることができる。
4.1KHzとした場合、ビット長16ビットにおいて
は、1秒当りのデータ数は、44100×16=705
600ビット受信する計算となる。同様に24ビットに
おいては、44100×24=1058400ビットを
受信することになり、上記のようにサンプリング周波数
一定とすれば、受信したデータ数によりビット長を求め
ることができる。
【0027】即ち、1秒当りのデータ数が705600
ビットであった場合、ビット長は16ビットと判定さ
れ、1058400ビットであった場合、ビット長は2
4ビットと判定される。
ビットであった場合、ビット長は16ビットと判定さ
れ、1058400ビットであった場合、ビット長は2
4ビットと判定される。
【0028】ビット長計算部7は求めた受信データのビ
ット長となるように、シリアル/パラレル変換器2によ
るデータ変換時のデータ長を設定し、同時にD/Aコン
バータ3のビット長の設定を行うことにより、正しいデ
ータ長の受信を行うことができる。
ット長となるように、シリアル/パラレル変換器2によ
るデータ変換時のデータ長を設定し、同時にD/Aコン
バータ3のビット長の設定を行うことにより、正しいデ
ータ長の受信を行うことができる。
【0029】本実施の形態によれば、受信されたシリア
ルデータの単位時間当りのデータ数をカウントすること
により、受信データのビット長を検出することができ、
受信データがこのビット長になるようにシリアル/パラ
レル変換器2によるデータ変換時のデータ長を設定し、
同時にD/Aコンバータ3のビット長の設定を行うこと
ができる。このため、USBなどを伝送されてくるパケ
ットにビット長情報を有するヘッダを入れる必要がなく
なり、例えば図4に示すようなオーディオデータだけで
構成することができる。これにより、データ伝送路30
の利用効率を向上させることができ、データ伝送路30
のデータ転送速度を速めることができる。
ルデータの単位時間当りのデータ数をカウントすること
により、受信データのビット長を検出することができ、
受信データがこのビット長になるようにシリアル/パラ
レル変換器2によるデータ変換時のデータ長を設定し、
同時にD/Aコンバータ3のビット長の設定を行うこと
ができる。このため、USBなどを伝送されてくるパケ
ットにビット長情報を有するヘッダを入れる必要がなく
なり、例えば図4に示すようなオーディオデータだけで
構成することができる。これにより、データ伝送路30
の利用効率を向上させることができ、データ伝送路30
のデータ転送速度を速めることができる。
【0030】図5は本発明のオーディオデータ処理装置
の第3の実施の形態を示したブロック図である。本例の
オーディオデータ処理装置は、レシーバ回路及びデータ
分離回路11、インターフェースボード12及びD/A
変換ボード13から成っている。
の第3の実施の形態を示したブロック図である。本例の
オーディオデータ処理装置は、レシーバ回路及びデータ
分離回路11、インターフェースボード12及びD/A
変換ボード13から成っている。
【0031】インターフェースボード12は4バイト分
以上のFIFO121、PLL回路122及びPLD1
23から成っている。ホストコンピュータ100はオー
ディオデータ処理装置のレシーバ回路及びデータ分離回
路11に例えばUSB伝送路を通してシリアルデータを
送信する。
以上のFIFO121、PLL回路122及びPLD1
23から成っている。ホストコンピュータ100はオー
ディオデータ処理装置のレシーバ回路及びデータ分離回
路11に例えばUSB伝送路を通してシリアルデータを
送信する。
【0032】図6は図5に示したインターフェースボー
ド12のPLD123の詳細例を示したブロック図であ
る。PLD123はアドレスデコーダ1221、FIF
Oコントローラ1222、D/A変換コントローラ12
23及びパラレル/シリアル変換部1224から成って
いる。
ド12のPLD123の詳細例を示したブロック図であ
る。PLD123はアドレスデコーダ1221、FIF
Oコントローラ1222、D/A変換コントローラ12
23及びパラレル/シリアル変換部1224から成って
いる。
【0033】次に本実施の形態の動作について説明す
る。パーソナルコンピュータ100から送信されたシリ
アルデータは、オーディオデータ処理装置のレシーバ回
路及びデータ分離回路11で受信された後、バルク転送
タイプの信号41、インターラプト転送タイプの信号4
2及びアイソクロナス転送タイプの信号43に分離さ
れ、それぞれの処理回路に入力される。その中で、アイ
ソクロナス転送タイプの信号(最大パケットデータは1
023バイト)、ここではオーディオ信号43がインタ
ーフェースボード12に入力される。
る。パーソナルコンピュータ100から送信されたシリ
アルデータは、オーディオデータ処理装置のレシーバ回
路及びデータ分離回路11で受信された後、バルク転送
タイプの信号41、インターラプト転送タイプの信号4
2及びアイソクロナス転送タイプの信号43に分離さ
れ、それぞれの処理回路に入力される。その中で、アイ
ソクロナス転送タイプの信号(最大パケットデータは1
023バイト)、ここではオーディオ信号43がインタ
ーフェースボード12に入力される。
【0034】インターフェースボード12のアドレスデ
コーダ1221はUSB伝送路を通して入力されるデー
タをFIFOメモリおよびDACコントローラに振り分
けるために用いられ、入力されたシリアルオーディオデ
ータは前記アドレスに従って、FIFOメモリ121に
一旦書き込まれる。
コーダ1221はUSB伝送路を通して入力されるデー
タをFIFOメモリおよびDACコントローラに振り分
けるために用いられ、入力されたシリアルオーディオデ
ータは前記アドレスに従って、FIFOメモリ121に
一旦書き込まれる。
【0035】FIFOメモリ121は書き込まれたオー
ディオデータが全容量の半分まで溜まると、ハーフフラ
グをFIFOコントローラ1222に出力する。
ディオデータが全容量の半分まで溜まると、ハーフフラ
グをFIFOコントローラ1222に出力する。
【0036】FIFOコントローラ1222はハーフフ
ラグを受け取ると、これをパラレル/シリアル変換部1
224に出力する。パラレル/シリアル変換部1224
はハーフフラグを受け取ると、FIFOメモリ121に
溜まっているデータを8ビットずつパラレルデータにし
て読み出し、これをシリアルデータにしてD/A変換ボ
ード13に出力する。
ラグを受け取ると、これをパラレル/シリアル変換部1
224に出力する。パラレル/シリアル変換部1224
はハーフフラグを受け取ると、FIFOメモリ121に
溜まっているデータを8ビットずつパラレルデータにし
て読み出し、これをシリアルデータにしてD/A変換ボ
ード13に出力する。
【0037】その際、PLL回路122は、アドレスデ
コーダ1221、FIFOコントローラ1222、パラ
レル/シリアル変換部1224及びD/A変換コントロ
ーラ1223に基準クロックを供給する。
コーダ1221、FIFOコントローラ1222、パラ
レル/シリアル変換部1224及びD/A変換コントロ
ーラ1223に基準クロックを供給する。
【0038】又、D/A変換コントローラ1223はU
SBデバイスからのDACモード設定と、ミュート、音
量調節データをD/A変換ボード13に書き込む処理を
している。
SBデバイスからのDACモード設定と、ミュート、音
量調節データをD/A変換ボード13に書き込む処理を
している。
【0039】D/A変換ボード13はデジタル信号をア
ナログ信号に変換して、左チャネル、右チャネルの音声
信号を出力する。
ナログ信号に変換して、左チャネル、右チャネルの音声
信号を出力する。
【0040】本実施の形態によれば、USB伝送路から
入力されるシリアルオーディオデータを一旦FIFOメ
モリ121にハーフフラグが立つまで蓄積し、その後、
読み出してD/A変換ボード13に出力することによっ
て、音声を出力するため、USBのクロックがオーディ
オデータ処理装置のクロックと同期していなくとも、F
IFOメモリ121がオーディオデータのバッファにな
り、音声を途切れることなく、再生することができる。
入力されるシリアルオーディオデータを一旦FIFOメ
モリ121にハーフフラグが立つまで蓄積し、その後、
読み出してD/A変換ボード13に出力することによっ
て、音声を出力するため、USBのクロックがオーディ
オデータ処理装置のクロックと同期していなくとも、F
IFOメモリ121がオーディオデータのバッファにな
り、音声を途切れることなく、再生することができる。
【0041】即ち、PCMデータがパケットによりアイ
ソクロナス転送で(最大パケットデータは1023バイ
ト)フレーム単位で送られ、4バイト分以上のバッフア
を用い、このバッフアに前記PCMデータを溜めて、U
SBクロック(1フレーム間隔を1msとする)とD/
A変換器のクロックをPLL回路で同期を取って再生す
るUSBによるオーデイオ再生回路において、バッファ
(オーディオ信号のみ入力されるバッファ)はFIFO
を用い、FIFOはハーフフラグとエンプティフラグを
用いて、前記オーデイオ再生回路の再生出力が途切れな
いようにすることができる。
ソクロナス転送で(最大パケットデータは1023バイ
ト)フレーム単位で送られ、4バイト分以上のバッフア
を用い、このバッフアに前記PCMデータを溜めて、U
SBクロック(1フレーム間隔を1msとする)とD/
A変換器のクロックをPLL回路で同期を取って再生す
るUSBによるオーデイオ再生回路において、バッファ
(オーディオ信号のみ入力されるバッファ)はFIFO
を用い、FIFOはハーフフラグとエンプティフラグを
用いて、前記オーデイオ再生回路の再生出力が途切れな
いようにすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のオ
ーディオデータ処理装置によれば、サンプリング周波数
又はビット長の異なったデータを転送する際に必要だっ
たへッダ情報を転送する必要がなくなるため、データ伝
送路の利用効率を向上させることができ、サンプリング
周波数又はデータ長の異なるデータをUSB伝送路等を
通して高速転送することができる。
ーディオデータ処理装置によれば、サンプリング周波数
又はビット長の異なったデータを転送する際に必要だっ
たへッダ情報を転送する必要がなくなるため、データ伝
送路の利用効率を向上させることができ、サンプリング
周波数又はデータ長の異なるデータをUSB伝送路等を
通して高速転送することができる。
【図1】本発明のオーディオデータ処理装置の第1の実
施の形態を示したブロック図である。
施の形態を示したブロック図である。
【図2】図1に示したデータ伝送路を伝送されてくるシ
リアルデータの構成例を示した摸式図である。
リアルデータの構成例を示した摸式図である。
【図3】本発明のオーディオデータ処理装置の第2の実
施の形態を示したブロック図である。
施の形態を示したブロック図である。
【図4】図3に示したデータ伝送路を伝送されてくるシ
リアルデータの構成例を示した摸式図である。
リアルデータの構成例を示した摸式図である。
【図5】本発明のオーディオデータ処理装置の第3の実
施の形態を示したブロック図である。
施の形態を示したブロック図である。
【図6】図5に示したインターフェースボードのPLD
123の詳細例を示したブロック図である。
123の詳細例を示したブロック図である。
【図7】従来のパケットの構成例を示した摸式図であ
る。
る。
【図8】従来のパケットの他の構成例を示した摸式図で
ある。
ある。
1 レシーバ 2 シリアル/パラレル変換器 3 D/Aコンバータ 4 カウンタ部 5 サンプリング周波数計算部 6 PLL回路 7 ビット長計算部 11 レシーバ回路及びデータ分離回路 12 インターフェースボード 13 D/A変換ボード 30 データ伝送路 61 水晶発振器 62、66 プログラマブルカウンタ部 63 位相比較器 64 ローパスフィルタ 65 電圧制御発振器(VCO) 100 ホストコンピュータ 121 FIFOメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J106 AA04 BB04 CC01 CC21 CC52 DD17 DD35 FF08 GG03 GG04 GG13 5K041 AA08 AA09 CC01 CC07 FF36 HH11 JJ21 JJ30 JJ32 5K047 DD01 GG11 GG22 MM38 MM46 MM56
Claims (1)
- 【請求項1】 シリアル通信インターフェースを用いて
シリアルデジタルデータを受信して再生するオーディオ
データ処理装置において、 受信データの単位時間当たりのデータ数をカウントする
計数手段と、 得られたデータ数に基づいて受信データのサンプリング
周波数又はデータ長を算出する算出手段と、 算出された受信データのサンプリング周波数又はデータ
長に対応してオーディオデータを再生するための設定を
行う設定手段と、 を具備することを特徴とするオーディオデータ処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080152A JP2000278224A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | オーディオデータ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080152A JP2000278224A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | オーディオデータ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000278224A true JP2000278224A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13710332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11080152A Pending JP2000278224A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | オーディオデータ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000278224A (ja) |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11080152A patent/JP2000278224A/ja active Pending
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