JP2000278005A - 分布定数素子及びその製造方法 - Google Patents

分布定数素子及びその製造方法

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JP2000278005A
JP2000278005A JP11077000A JP7700099A JP2000278005A JP 2000278005 A JP2000278005 A JP 2000278005A JP 11077000 A JP11077000 A JP 11077000A JP 7700099 A JP7700099 A JP 7700099A JP 2000278005 A JP2000278005 A JP 2000278005A
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pattern
layer
substrate
distributed constant
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Takayuki Hirabayashi
崇之 平林
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Sony Corp
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図ることができ、しかも特性の
変化がなく、完成後の微調整が可能である分布定数素子
を提供すること。 【解決手段】 基体である誘電体基板A14の裏面に
は、グランドパターン17が形成されている。誘電体基
板A14の上には、誘電体基板B15が設けられてい
る。この誘電体基板B15は、内部に凹部が形成されて
いる。また、誘電体基板B15の上には、誘電体基板C
16が設けられている。したがって、誘電体基板A1
4、誘電体基板B15の凹部、及び誘電体基板C16に
より第1空間部18が形成されている。また、誘電体基
板C16上には、特定パターンが形成されている。誘電
体基板C16上には、第2空間層19を介してシールド
層20が配置される。このシールド層20は、導電部2
2との間ではんだ21などの接合部材により接合されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にマイクロ波、
ミリ波帯で使用されるフィルタなどの分布定数素子及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線LAN、各種通信端末など、マイク
ロ渡帯、ミリ波帯をキャリアとした高周波アプリケーシ
ョンにおいては、ローパスフィルタ(LPF)、ハイパ
スフィルタ(HPF)、バントパスフィルタ(BPF)
などの素子は、L、Cなどのチップ部品を使った集中定
数設計ではなく、マイクロストリップラインなどによる
分布定数にて設計されるのが常である。
【0003】図8は、マイクロストリップラインによる
BPFを、プリント基板、セラミック基板などの誘電体
基板上のパターンとして形成した一例を示す図である。
図8において、このBPFは、通過波長の1/4程度の
長さだけ2つのパターンがオーバラップするようにして
誘電体基板80上にマイクロストリップラインパターン
81が形成されてなる。
【0004】このようなパターンを最適化することによ
り、所望の周波数帯域の信号を選択的に透過させること
ができる。この種の平面型構造のフィルタは、実装基板
の表面層に印刷やリソグラフィーで配線パターンを形成
する方法で形成することができるので、配線パターンの
形成時に同時に実装基板上に形成することができる。
【0005】ところで、近年、高周波アプリケーション
においても、機器や基板の小型化の要求が強くなってい
る。その場合、図8に示すようなBPFでは、特性上、
通過波長の1/4の直線状のパターンをオーバーラップ
させることが必要となるので、パターンの占有面積をあ
る程度以上小さくすることは困難である。
【0006】そのため、図10に示すように、パターン
を基板の表面層ではなく内層に作る、いわゆるトリプレ
ート構造を採用することが検討されている。このトリプ
レート構造は、図10及び図11に示すようになってい
る。すなわち、この構造の内層は、図10(A)に示す
ように、第1誘電体板106a上に共振器パターン10
1、給電タップ102を有する。
【0007】この内層の給電タップ102は、図10
(B)に示すように、第2誘電体板106bに設けられ
たビアホール内に埋め込まれた導電部103により第2
誘電体板106b表面に設けられた導体パターン107
と電気的に接続されている。また、図10において、1
05は第1誘電体板106aの表面及び第2誘電体板1
06bの裏面に形成されたグランドパターンであり、両
グランドパターンは、層間ビアホール104内に埋め込
まれた導電部により電気的に接続されている。なお、図
11(A)は、このトリプレート構造を表面側から見た
図であり、図11(B)はこのトリプレート構造を裏面
側から見た図である。
【0008】このような構造にすることにより、図8に
示すパターンよりも占有面積を小さくすることができ
る。これは、等価回路的には、図9に示すように、並列
共振回路90がコンデンサ91で容量結合した形で表わ
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図1
2に示す構造のBPF121は、実装基板の表面層にグ
ランドパターン122、電源供給パッド124、及び電
源配線125と同時にパターニングにより形成すること
ができ、例えばチップコンデンサ123やMMIC12
6などの電子部品との結線を同一平面上で行なうことが
できる。
【0010】しかしながら、基板の小型化を図るため
に、図10に示すような構造を採ると、BPFのパター
ンが基板の内層に形成されるため、図13に示すよう
に、BPFとチップコンデンサ131やMMIC132
などの電子部品や、電源配線133、電源供給パッド1
34との電気的な接続は、ビアホール135を介して行
なわなければならない。なお、図中136はグランドパ
ターンを示し、137は内層のBPFの領域を示す。
【0011】このため、BPF入出力部にビアホール部
分に寄生インタクタンス成分(高インピーダンス)が加
わり、中心周波数、挿入損失などのフィルタ特性が所望
の特性から変化してしまうという問題がある。
【0012】また、図10に示す構造においては、BP
Fのパターンが基板の内層に形成される。したがって、
パターンが表面層に形成される図8に示す構造の場合と
違って、基板完成後にパターンの幅や長さなどをカッタ
ーで削るなどしてフィルタの中心周波数の微調整をする
といった、特性のトリミングを行なうことは不可能であ
る。この結果、パターン加工などの基板作製時に厳格な
精度が要求され、歩留まりの低下やコストアップにつな
がる。
【0013】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、小型化を図ることができ、しかも特性の変化がな
く、完成後の微調整が可能である分布定数素子を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じた。本発明は、基体上に
第1空間層を介して配置され、表面に特定のパターンを
有する誘電体基板と、前記特定のパターンを覆う領域上
に第2空間層を介して配置されたシールド層と、を具備
することを特徴とする分布定数素子を提供する。
【0015】この構成によれば、誘電体層である第1及
び第2空間層により特定のパターンを挟み込んでいるの
で、特定のパターンが、見かけ上トリプレート構造の内
層に存在していることになる。これにより、素子の小型
化を図ることができる。また、特定のパターンと、電子
部品や配線パターンとを同一平面上に形成することがで
きるので、特定のパターンと、電子部品や配線パターン
とをビアホールを介して接続する必要がない。その結
果、寄生インタクタンス成分に起因する中心周波数、挿
入損失などのフィルタ特性が変化することを防止でき
る。
【0016】本発明の分布定数素子は、特定のパターン
が共振器パターンであることが好ましく、第1空間層の
厚さが第2空間層の厚さと同じであっても異なっていて
も良い。また、本発明の分布定数素子は、第1空間層及
び第2空間層の少なくとも一方に誘電体材料が充填され
ていることが好ましく、この場合、第1空間層に充填さ
れる誘電体材料は、第2空間層に充填される誘電体材料
と同じであっても良く、異なっていても良い。
【0017】また、本発明は、基体上に第1空間層を介
して誘電体基板を配置する工程と、前記誘電体基板上に
特定のパターンを形成する工程と、前記特定のパターン
を覆う領域上に第2空間層を介してシールド層を配置す
る工程と、を具備することを特徴とする分布定数素子の
製造方法を提供する。
【0018】また、本発明は、凹部を設けた第1誘電体
基板の前記凹部内に樹脂材料を充填する工程と、前記樹
脂材料を前記凹部に充填した第1誘電体基板上に、特定
パターンを有する第2誘電体基板を配置する工程と、前
記樹脂材料を溶出させて前記凹部を空洞化させる工程
と、前記特定のパターンを覆う領域上に空間層を介して
シールド層を配置する工程と、を具備することを特徴と
する分布定数素子の製造方法を提供する。
【0019】これらの構成によれば、フィルタ特性が変
化することを防止することができ、しかも小型化を図る
ことができる分布定数素子を効率良く得ることができ
る。
【0020】さらに、本発明は、基体上に第1空間層を
介して配置され、同一平面上に共振器パターン、配線パ
ターン、及び部品実装パターンを有する誘電体基板と、
前記特定のパターンを覆う領域上に第2空間層を介して
配置されたシールド層と、を具備することを特徴とする
機能基板を提供する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
の一実施の形態に係る分布定数素子の構成を示す透視平
面図である。図1において、誘電体基板C16上に2つ
の共振器パターン11が平行して形成されており、その
共振器パターン11から外側に延出するように給電タッ
プ12が形成されている。
【0022】また、誘電体基板Cの外縁部には、グラン
ドパターン13が形成されている。このグランドパター
ン13は、裏面のグランドパターンと電気的導通を図る
ために、ビアホールが形成されており、このビアホール
内に導電部22が形成されている。
【0023】図2は、図1に示す分布定数素子の断面図
であり、図2(A)は、図1におけるIIA線に沿う断面
図であり、図2(B)は、図1におけるIIB線に沿う断
面図である。
【0024】図2(A),(B)に示すように、基体で
ある誘電体基板A14の裏面には、グランドパターン1
7が形成されている。誘電体基板A14の上には、誘電
体基板B15が設けられている。この誘電体基板B15
は、内部に凹部が形成されている。また、誘電体基板B
15の上には、誘電体基板C16が設けられている。し
たがって、誘電体基板A14、誘電体基板B15の凹
部、及び誘電体基板C16により第1空間部18が形成
されている。
【0025】また、誘電体基板C16上には、特定パタ
ーンが形成されている。ここでは、誘電体基板C16上
には、共振器パターン11、給電タップ12、及びグラ
ンドパターン13が形成されている。また、他の配線パ
ターンや部品実装パターンなどもこの誘電体基板C16
上に、すなわち同一平面上に形成される。
【0026】誘電体基板C16上には、第2空間層19
を介してシールド層20が配置される。このシールド層
20は、導電部22との間ではんだ21などの接合部材
により接合されている。なお、図3(A)は、この分布
定数素子を表面側から見た図であり、図3(B)はこの
分布定数素子を裏面側から見た図である。
【0027】ここで、誘電体基板A14、B15、C1
6としては、セラミックス基板、プリント配線板、フッ
素樹脂基板などを挙げることができる。また、パターン
の材料としては、Cu、Au、Al、鋼などを挙げるこ
とができる。また、これらのパターン材料に適宜メッキ
などを施して被覆層を形成しても良い。さらに、シール
ド層20の材料としては、金属材料などを挙げることが
できる。
【0028】上記構成を有する分布定数素子は、誘電体
層である第1及び第2空間層18,19により特定のパ
ターンである共振器パターン11を挟み込んでいるの
で、共振器パターン11が、見かけ上トリプレート構造
の内層に存在していることになる。これにより、素子の
小型化を図ることができる。また、共振器パターン11
と、電子部品や配線パターンとを同一平面上に形成する
ことができるので、共振器パターン11と、電子部品や
配線パターンとをビアホールを介して接続する必要がな
い。その結果、寄生インタクタンス成分に起因する中心
周波数、挿入損失などのフィルタ特性が変化することを
防止できる。
【0029】本発明の分布定数素子は、例えば図4及び
図5に示す以下のような工程で簡単に製造することがで
きる。図4(A),(B)は、本発明の分布定数素子の
製造方法を作製するための断面図である。まず、誘電体
基板として、ガラスセラミックなどの同時焼成基板を用
いる場合について説明する。
【0030】すなわち、図4(A)に示すように、鋼、
金などの金属を印刷法やメッキ法などにより、ガラスセ
ラミック基板である誘電体基板C16上に共振器パター
ン11及び給電タップ12を形成してグリーンシート作
製する。
【0031】また、ガラスセラミック基板である誘電体
基板B15の共振器パターン11を含む領域に対応する
部分、すなわち空洞となる部分をパンチング・ドリリン
グなどで部分穴開けしてグリーンシートを作製する。
【0032】また、鋼、金などの金属を印刷法やメッキ
法などにより、ガラスセラミック基板である誘電体基板
A14の一方の面上に形成して、グリーンシートを作製
する。
【0033】これら3つのグリーンシートを図4(B)
に示すように重ね合わせて同時焼成を行なう。これによ
り、共振器パターンを含む領域の下部に空間部を形成す
ることができる。さらに、誘電体基板C16上に空間部
を介してシールド層20を配置し、シールド層20とグ
ランドパターン13の導電部22とをはんだ付けするこ
とにより、図1、図2に示す構造を得ることができる。
【0034】なお、基板完成後にパターンの幅や長さな
どをカッターで削るなどしてフィルタの中心周波数の微
調整をするといった、特性のトリミングは、シールド層
20を取り付ける前に行なう。
【0035】誘電体基板として、ガラスエポキシ基板な
どのプリント配線板やフッ素樹脂基板を用いる場合につ
いて説明する。図5(A)〜(C)は、本発明の分布定
数素子の製造方法を作製するための断面図である。
【0036】すなわち、図5(A)に示すように、鋼、
金などの金属を印刷法やメッキ法などにより、誘電体基
板C16上に共振器パターン11及び給電タップ12を
形成する。また、パンチング、ドリリング、エッチング
などによりあらかじめ穴部を形成する。
【0037】また、誘電体基板B15の共振器パターン
11を含む領域に対応する部分、すなわち空洞となる部
分をパンチング、エッチングなどで部分的に凹部を形成
し、その凹部内にフォトレジストなどの溶出可能な樹脂
材料30を充填して、平滑化処理を行なう。
【0038】また、鋼、金などの金属を印刷法やメッキ
法などにより、誘電体基板A14の一方の面上に形成す
る。
【0039】これら3つの誘電体基板14〜16の間に
プリプレグシート31を挟んで重ね合わせ、3つの誘電
体基板14〜16を接着する。さらに、誘電体基板C1
6に開けた穴からアセトンなどの溶剤や酸素プラズマな
どを誘電体基板B15の凹部内に充填した樹脂材料30
に照射して樹脂材料30を除去する。これにより、共振
器パターンを含む領域の下部に空間部32を形成するこ
とができる。最後に、誘電体基板C16上に空間部を介
してシールド層20を配置し、シールド層20とグラン
ドパターン13の導電部22とをはんだ付けすることに
より、図1、図2に示す構造を得ることができる。
【0040】本発明の方法によれば、シールド層20を
取り付ける前に、基板完成後にパターンの幅や長さなど
をカッターで削るなどしてフィルタの中心周波数の微調
整をするといった、特性のトリミングを行なうことがで
きる。したがって、中間周波数などの微調整を容易に行
なうことができる。その結果、ビアホールによるパター
ン接続が不要となり、歩留まりの向上やコスト低減を図
ることができる。
【0041】また、図6に示すように、本発明において
共振器パターン11の下部、すなわち誘電体基板B15
内に形成される空間部18の深さbと、共振器パターン
11の上部、すなわち誘電体基板C16とシールド層2
0とにより形成される空間部19の深さaは、必ずしも
同じ値にする必要はなく、意図的にこれらを変更して所
望の特性のフィルタ設計をすることもできる。これは、
シールドケースのサイズや、誘電体基板B15の厚みを
変更することで容易に実現することができる。
【0042】また、本発明において共振器パターン11
の上下に形成される空間部18,19は、必ずしも空間
である必要はなく、意図的にこれらの空間部に別の誘電
物質40、41を充填して所望の特性のフィルタ設計を
することもできる。さらに、その場合は共振器パターン
11の上下の誘電物質を必ずしも同じにする必要もな
く、意図的に共振器パターンの上下に別の誘電物質を充
填して所望の特性のフィルタ設計をしても良い。
【0043】本発明は、上記実施の形態に限定されず、
種々変更して実施することが可能である。すなわち、上
記実施の形態では、BPFについて説明しているが、本
発明は、LPFやHPF、カップラーなど他の素子にも
同様に適用することができる。
【0044】また、シールドのサイズ、基板凹部の深
さ、空間部への誘電物質充填の有無、誘電物質種類など
を様々に選択することが可能であり、設計の自由度を向
上させることができる。
【0045】さらに、本発明の分布定数素子を実装基板
に設けて、他の実装部品と一体化させることにより、機
能基板を実現することができる。本方法によれば、この
ような機能基板の作製が容易である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の分布定数素
子は、トリプレート構造の素子であるにもかかわらず、
パターン形成後の幅、長さなどのトリミングが可能とな
り、中心周波数等特性の微調整をすることができる。こ
れにより、厳しい特性のものでもその特性を実現しつ
つ、歩留まりを向上させ、コストを低減させることがで
きる。
【0047】また、トリプレート構造の素子であるにも
かかわらず、動作パターンと配線パターンとの間の接続
にビアホールを介する必要が無く、不要な寄生インダク
タンスが加わることを防止でき、特性が変化することを
阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る分布定数素子の構
成を示す透視平面図である。
【図2】図1に示す分布定数素子の断面図であり、図2
(A)は、図1におけるIIA線に沿う断面図であり、図
2(B)は、図1におけるIIB線に沿う断面図である。
【図3】(A)は、上記実施の形態の分布定数素子を表
面側から見た図であり、(B)はこの分布定数素子を裏
面側から見た図である。
【図4】(A),(B)は、本発明の分布定数素子の製
造方法を作製するための断面図である。
【図5】(A)〜(C)は、本発明の分布定数素子の製
造方法を作製するための断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る分布定数素子の
構成を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る分布定数素子の
構成を示す断面図である。
【図8】従来の分布定数素子の構成を示す平面図であ
る。
【図9】従来のトリプレート構造の分布定数素子の等価
回路図である。
【図10】(A)は、従来のトリプレート構造の分布定
数素子を示す透視平面図であり、(B)は、従来のトリ
プレート構造の分布定数素子を示す断面図である。
【図11】(A)は、従来の分布定数素子を表面側から
見た図であり、(B)はこの分布定数素子を裏面側から
見た図である。
【図12】従来の分布定数素子の問題点を説明するため
の平面図である。
【図13】従来の分布定数素子の問題点を説明するため
の平面図である。
【符号の説明】
11…共振器パターン、12…給電タップ、13,17
…グランドパターン、14…誘電体基板A、15…誘電
体基板B、16…誘電体基板C、18,19,32…空
間部、20…シールド層、21…はんだ、22…導電
部、30…樹脂材料、31プリプレグ、40,41…誘
電物質。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に第1空間層を介して配置され、
    表面に特定のパターンを有する誘電体基板と、前記特定
    のパターンを覆う領域上に第2空間層を介して配置され
    たシールド層と、を具備することを特徴とする分布定数
    素子。
  2. 【請求項2】 前記特定のパターンが共振器パターンで
    あることを特徴とする請求項1記載の分布定数素子。
  3. 【請求項3】 前記第1空間層の厚さが前記第2空間層
    の厚さと異なることを特徴とする請求項1記載の分布定
    数素子。
  4. 【請求項4】 前記第1空間層及び前記第2空間層の少
    なくとも一方に誘電体材料が充填されていることを特徴
    とする請求項1記載の分布定数素子。
  5. 【請求項5】 基体上に第1空間層を介して配置され、
    表面に特定のパターンを有する誘電体基板と、前記特定
    のパターンを覆う領域上に第2空間層を介して配置され
    たシールド層と、を具備し、 前記第1空間層及び前記第2空間層の少なくとも一方に
    誘電体材料が充填されており、前記第1空間層に充填さ
    れる誘電体材料は、前記第2空間層に充填される誘電体
    材料と同じ又は異なることを特徴とする分布定数素子。
  6. 【請求項6】 基体上に第1空間層を介して誘電体基板
    を配置する工程と、前記誘電体基板上に特定のパターン
    を形成する工程と、前記特定のパターンを覆う領域上に
    第2空間層を介してシールド層を配置する工程と、を具
    備することを特徴とする分布定数素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 凹部を設けた第1誘電体基板の前記凹部
    内に樹脂材料を充填する工程と、前記樹脂材料を前記凹
    部に充填した第1誘電体基板上に、特定パターンを有す
    る第2誘電体基板を配置する工程と、前記樹脂材料を溶
    出させて前記凹部を空洞化させる工程と、前記特定のパ
    ターンを覆う領域上に空間層を介してシールド層を配置
    する工程と、を具備することを特徴とする分布定数素子
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 基体上に第1空間層を介して配置され、
    同一平面上に共振器パターン、配線パターン、及び部品
    実装パターンを有する誘電体基板と、前記特定のパター
    ンを覆う領域上に第2空間層を介して配置されたシール
    ド層と、を具備することを特徴とする機能基板。
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