JP2000275341A - 誘導装置 - Google Patents

誘導装置

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JP2000275341A
JP2000275341A JP11079388A JP7938899A JP2000275341A JP 2000275341 A JP2000275341 A JP 2000275341A JP 11079388 A JP11079388 A JP 11079388A JP 7938899 A JP7938899 A JP 7938899A JP 2000275341 A JP2000275341 A JP 2000275341A
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JP
Japan
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target
laser
guidance
infrared
infrared light
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JP11079388A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Kanda
和久 神田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光が検知される危険性を減らし、目標
との距離が遠い場合でも目標を正確に追尾する。 【解決手段】 誘導装置は、目標から発せられる赤外光
を検知して目標追尾を行う赤外画像誘導方式と目標が反
射するレーザ光を検知して目標追尾を行うレーザセミア
クティブ誘導方式の2方式を用いる。複合処理部8は、
赤外光による目標識別が不可能な場合はレーザ検知器6
の検出出力を処理して目標追尾を行い、赤外光による目
標識別が可能な場合は赤外線2次元センサ4の検出出力
を処理して目標追尾を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目標から発せられ
る赤外光及び目標が反射するレーザ光を検知して飛翔体
を誘導する誘導装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ミサイル等の飛翔体を誘導す
る誘導方式として、目標から発せられる赤外光を検知し
て飛翔体を誘導する赤外画像誘導方式が知られており、
またその他の誘導方式として、目標に対してレーザ照射
器からレーザ光を照射し、目標が反射するレーザ光を検
知して飛翔体を誘導するレーザセミアクティブ誘導方式
が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、赤外画
像誘導方式では、目標とその周囲の温度差が不十分であ
る場合、目標抽出が難しく、飛翔体の正確な誘導ができ
ないという問題点があった。また、目標との距離が長い
場合、目標から放射される赤外光を検出することができ
ず、飛翔体の正確な誘導ができないという問題点があっ
た。また、レーザセミアクティブ誘導方式では、飛翔体
が目標に命中する瞬間まで目標にレーザ光を照射し続け
る必要があるため、目標側でレーザ光を検知される恐れ
があり、レーザ照射器を破壊される可能性があるという
問題点があった。本発明は、上記課題を解決するために
なされたもので、目標を正確に追尾でき、かつレーザ光
を検知されにくい誘導装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の誘導装置は、目
標から発せられる赤外光を検知して目標追尾を行う赤外
画像誘導方式と目標が反射するレーザ光を検知して目標
追尾を行うレーザセミアクティブ誘導方式の2方式を用
いるものである。また、上述の誘導装置の1構成例は、
目標から発せられる赤外光を検知する赤外線センサ
(4)と、目標が反射するレーザ光を検知するレーザ検
知器(6)と、赤外光による目標識別が不可能な場合は
レーザ検知器の検出出力を処理して目標追尾を行い、赤
外光による目標識別が可能な場合は赤外線センサの検出
出力を処理して目標追尾を行う処理手段(5,7,8)
とを有するものである。また、上述の処理手段の1構成
例は、レーザセミアクティブ誘導方式で目標追尾を行っ
ているか、あるいは赤外画像誘導方式で目標追尾を行っ
ているかを示す誘導方式情報を外部に送信するものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】[実施の形態の1]次に、本発明
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態となる誘導装置の構
成を示すブロック図である。本実施の形態の誘導装置
は、飛翔体に搭載され飛翔体を誘導するものであり、赤
外画像誘導方式とレーザセミアクティブ誘導方式の2方
式を用いて目標追尾を行う。
【0006】この誘導装置は、赤外光及びレーザ光を透
過させるドーム1と、赤外光及びレーザ光を集光する反
射光学系2と、反射光学系2によって集光された光を赤
外光とレーザ光に分離する分岐光学系3と、分岐された
赤外光を検出する赤外線2次元センサ4と、赤外線2次
元センサ4の出力より目標抽出する赤外線画像処理部5
と、分岐されたレーザ光を検出するレーザ検知器6と、
レーザ検知器6の出力より目標抽出するレーザ目標検知
部7と、赤外線画像処理部5とレーザ目標検知部7の出
力より飛翔体を誘導する誘導信号を発生させる複合処理
部8と、複合処理部8における誘導方式の状態を示す誘
導方式情報を地上に送信するダウンリンク9とから構成
される。
【0007】次に、このような誘導装置の動作を説明す
る。図2に示すように、目標10に対しては地上に設置
されたレーザ照射器12からレーザ光が照射される。飛
翔体11に設けられた誘導装置のドーム1に入射した赤
外光及びレーザ光は、反射光学系2で集光され、その
後、分岐光学系3により赤外光とレーザ光に分離され
る。
【0008】赤外線2次元センサ4は、分岐光学系3に
よって分離された赤外光を検出し、2次元の赤外線画像
を出力する。赤外線画像処理部5は、赤外線2次元セン
サ4から出力された赤外線画像を処理して目標抽出を行
う。レーザ検知器6は、分岐光学系3によって分離され
たレーザ光を4分割された受光面で検知する。そして、
レーザ検知器6は、各受光面で受光したレーザ光強度に
比例した4種類の信号を出力する。レーザ目標検知部7
は、レーザ検知器6の4種類の出力信号を処理して目標
抽出を行う。
【0009】赤外線画像処理部5とレーザ目標検知部7
の各目標抽出結果が複合処理部8に入力され、複合処理
部8は、これらの目標抽出結果に基づいて誘導信号を出
力する。この誘導信号に応じて、飛翔体11は目標10
に向かって飛行する。また、複合処理部8がレーザセミ
アクティブ誘導方式で目標追尾を行っているか、あるい
は赤外画像誘導方式で目標追尾を行っているかを示す誘
導方式情報がダウンリンク9を介して地上に送信され
る。この誘導方式情報の送信は、レーザ光あるいは電波
等によって行われる。
【0010】ここで、複合処理部8は、赤外光による目
標識別が可能か否かを判断して、赤外画像誘導方式ある
いはレーザセミアクティブ誘導方式の何れかを用いる。
複合処理部8は、赤外線画像処理部5から出力された目
標抽出結果が赤外光による目標抽出が可能であることを
示している場合、赤外線画像処理部5から出力された目
標抽出結果に基づいて誘導信号を生成する。
【0011】また、複合処理部8は、赤外線画像処理部
5から出力された目標抽出結果が赤外光による目標抽出
が不可能であることを示している場合、レーザ目標検知
部7から出力された目標抽出結果に基づいて誘導信号を
生成する。したがって、図2に示すように、目標10と
の距離が遠い初中期の誘導ではレーザ検知器6によって
目標抽出を行うレーザセミアクティブ誘導方式が用いら
れ、この誘導により飛翔体11が目標10に接近して、
赤外線2次元センサ4による目標抽出が可能になると、
自動的に赤外画像誘導方式に切り替えられる。
【0012】レーザ照射器12は、飛翔体11から送信
される誘導方式情報が赤外画像誘導方式で目標追尾を行
っていることを示している場合、目標10に対するレー
ザ照射を停止する。
【0013】以上のように、本発明では、熱源目標ある
いは目標10との距離が近い終末誘導時で目標10とそ
の周囲の温度差を判定できる場合には、赤外画像誘導方
式を用い、周囲との温度差が小さい目標10あるいは目
標10との距離が遠い初中期誘導時で目標10とその周
囲の温度差を判定できない場合には、レーザセミアクテ
ィブ誘導方式を用いる。
【0014】赤外画像誘導方式では、目標10とその周
囲の温度差が不十分であると目標認識ができなかった
が、本発明では、目標認識できる位置までレーザセミア
クティブ誘導方式で誘導できる。また、本発明では、赤
外画像誘導方式で誘導できる位置までレーザ光を照射す
ればよいので、目標側でレーザ光を検知される可能性が
少なくなり、レーザ照射器12の残存性を向上させるこ
とができる。
【0015】[実施の形態の2]実施の形態の1では、
赤外線画像を得る手段として赤外線2次元センサ4を採
用しているが、レチクルと単素子の赤外線センサを使っ
て2次元の赤外線画像を得るようにしてもよいし、回転
するポリゴンミラーと1次元の赤外線センサを使って2
次元の赤外線画像を得るようにしてもよい。また、実施
の形態の1では、4分割された受光面を有するレーザ検
知器6で目標10の位置を検出したが、レーザ照射器1
2で目標10を光学的にスキャンして、その反射光を検
出することにより目標10の3次元位置情報を得るよう
にしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、赤外画像誘導方式とレ
ーザセミアクティブ誘導方式の2方式を有することによ
り、目標とその周囲の温度差が少ない場合であっても、
初期誘導をレーザセミアクティブ誘導方式で運用できる
ため、目標との距離が遠い場合でも正確な誘導が可能と
なる。また、終末誘導時には赤外画像誘導方式に切り替
わるため、飛翔体が目標に命中する瞬間まで目標にレー
ザ光を照射し続ける必要がなく、レーザ照射側の残存性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態となる誘導装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の誘導装置の運用例を示す図である。
【符号の説明】
1…ドーム、2…反射光学系、3…分岐光学系、4…赤
外線2次元センサ、5…赤外線画像処理部、6…レーザ
検知器、7…レーザ目標検知部、8…複合処理部、9…
ダウンリンク、10…目標、11…飛翔体、12…レー
ザ照射器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標から発せられる赤外光を検知して目
    標追尾を行う赤外画像誘導方式と目標が反射するレーザ
    光を検知して目標追尾を行うレーザセミアクティブ誘導
    方式の2方式を用いることを特徴とする誘導装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の誘導装置において、 目標から発せられる赤外光を検知する赤外線センサと、 目標が反射するレーザ光を検知するレーザ検知器と、 赤外光による目標識別が不可能な場合はレーザ検知器の
    検出出力を処理して目標追尾を行い、赤外光による目標
    識別が可能な場合は赤外線センサの検出出力を処理して
    目標追尾を行う処理手段とを有することを特徴とする誘
    導装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の誘導装置において、 前記処理手段は、レーザセミアクティブ誘導方式で目標
    追尾を行っているか、あるいは赤外画像誘導方式で目標
    追尾を行っているかを示す誘導方式情報を外部に送信す
    ることを特徴とする誘導装置。
JP11079388A 1999-03-24 1999-03-24 誘導装置 Pending JP2000275341A (ja)

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