JP2000275176A - 光透過率測定用プローブ - Google Patents

光透過率測定用プローブ

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JP2000275176A
JP2000275176A JP11085674A JP8567499A JP2000275176A JP 2000275176 A JP2000275176 A JP 2000275176A JP 11085674 A JP11085674 A JP 11085674A JP 8567499 A JP8567499 A JP 8567499A JP 2000275176 A JP2000275176 A JP 2000275176A
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Shinji Kato
眞二 加藤
Shogo Ikunishi
省吾 生西
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源からの光を光ファイバを介して試料に照
射し、試料の通過前後の光の強度変化を測定する光透過
率測定用プローブにおいて、従来よりもプローブの外形
を小型化でき、しかも、簡単にオンライン測定ができる
ようにする。 【解決手段】 光ファイバ52から投光される光を反射
する反射鏡57を備え、かつ、光ファイバ52から投光
された光が反射鏡57で反射されて光ファイバ54に受
光されるまでの光路の途中に試料が流入する空間44が
設けられている。また、先端部45が尖っているため、
セプタム式キャップを容易に突き抜けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光を光
ファイバを介して試料に照射し、試料の透過前後の光の
強度変化を測定することで試料の光透過率を測定する場
合に使用される光透過率測定用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】溶液などの試料の光透過率を測定する場
合に使用されるプローブとして、従来、たとえば、図6
あるいは図7に示すような構成を採用したものがある。 (1)図6に示すものは、一対の光ファイバf1、f2
端面同士を所定の空間gをあけて対向させ、試料sを溜
めるビーカーなどの容器h内に配置する。
【0003】そして、光源からの光をレンズm等で集光
して一方の光ファイバf1に導入して空間gに存在する
試料sに照射し、これにより減衰した光を他方の光ファ
イバf2で受光して光検出器nに導き、試料sの透過前
後の光の強度変化を測定することで光透過率を測定す
る。 (2)図7に示すものは、試料sを溜めるセルcを設
け、このセルcを間に挟んで光源1とコリメートレンズ
m等からなる発光部と、集光レンズpや光検出器n等か
らなる受光部を対向配置してセルc内の試料sの光透過
率を測定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記(1)および(2)の従来技術のいずれにも、次の
ような問題がある。
【0005】前者(1)では、過剰な曲げ損失等が生じ
ないように各光ファイバf1、f2を緩やかなカーブを
描いて容器h内に導入し、かつ、両光ファイバf1、f
2同士の端面が互いに対向するように配置する必要があ
るため、プローブの全体形状が大きくなり、小型化を図
る上で限界がある。
【0006】また、後者(2)では、試料sを溜めるた
めの専用のセルcが別途必要であり、また、セルc内に
サンプリングしてきた試料sを移し替えるといった手間
もかかり、オンライン測定ができない。さらに、試料s
を循環させるフローセルを使用する場合には試料の移し
替えの手間は省けるが、循環ポンプ等の余分な設備がさ
らに必要となる。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、小型化でき、しかも、簡単にオンライ
ン測定ができる光透過率測定用プローブを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による光透過率測
定用プローブは、光源からの光を光ファイバ手段を介し
て試料に照射し、試料を透過した光の強度を測定する光
透過率測定用プローブであって、前記光ファイバ手段が
前記光源からの光を前記試料に照射するための第1の光
ファイバと、前記第1の光ファイバから出射された光の
うち反射鏡によって反射された光の少なくとも一部を受
け取る第2の光ファイバとを備え、前記第1の光ファイ
バから出射された光が前記反射鏡で反射されてから前記
第2の光ファイバに入射するまでの光路の途中に前記試
料が流入する空間が設けられ、前記第1の光ファイバの
少なくとも一部は前記第2の光ファイバの少なくとも一
部に対して平行に近接配置されるとともに、前記プロー
ブの先端が実質的に尖っていることを特徴とする。
【0009】前記第2の光ファイバの径は前記第1の光
ファイバの径よりも大きいことが好ましい。
【0010】前記第1の光ファイバの外径と前記第2の
投光側の光ファイバの外径の合計が2.6mm以下であ
ることが好ましい。
【0011】前記反射鏡は平面鏡によって構成されてい
ることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照しながら、
本発明による光透過率測定用プローブの実施形態を説明
する。図1は、本実施形態を模式的に示す斜視図であ
り、図1には、容器(例えば試薬瓶)10内に貯えられ
た溶液11の透過率を本発明による光透過率測定用プロ
ーブで測定している様子が示されている。
【0013】本実施形態によれば、試薬瓶10が蓋12
で閉じられた状態のままで透過率測定を実行することが
可能である。このような測定を行う場合、蓋12とし
て、中央に円形の開口部が形成された蓋本体と、その開
口部を閉じるように張られた薄いゴム膜13とから形成
された「セプタム(septum)」式キャップを使用するこ
とが好ましい。
【0014】本実施形態にかかるプローブ41は、ファ
イバケーブル46を介して測定装置(図1において不図
示)に接続されている。
【0015】以下、図2(a)および(b)を参照しな
がらプローブ41の構造を詳細に説明する。なお、図2
(a)は、プローブ41の先端部の軸方向に平行な断面
を示し、図2(b)は、その軸方向に垂直な断面を示し
ている。
【0016】本実施形態のプローブ41は、外径が2m
m以下のSUS管から形成された円筒状基体42を備え
ている。基体42の内部には、図1に示す光ファイバケ
ーブル46から導出された一対の光ファイバ52および
54が軸方向に沿って挿入・固定されている。円筒状基
体42は、フッ素樹脂やガラスなどの材料から形成され
ていても良い。
【0017】基体42の一部には切欠部が設けられてお
り、その部分で光ファイバ52および54の各端面が試
料(測定対象)に接触できるように露出している。本実
施形態では、投光側光ファイバ52の光出射端面の位置
と受光側光ファイバ54の受光端面の位置とがほぼ同一
レベルにある。
【0018】プローブ41のうち、光ファイバ52およ
び54の露出端面に対向する面は平坦化されており、平
面反射鏡57として機能する。より詳細には、ステンレ
ス、金(Au)、およびアルミニウム(Al)等の反射
率の高い金属材料膜を平坦化面上に形成することによっ
て平面反射鏡57を構成することもできるし、また、光
ファイバ52および54の露出端面に対向する面が金属
から構成されている場合は、その面を平坦化して平面反
射鏡として用いることもできる。平面反射鏡57の上に
は石英コーティング膜56が形成されている。本明細書
では、光ファイバ52および54の露出端面と石英コー
ティング膜56との間をギャップ44と称することにす
る。
【0019】投光側の光ファイバ52は、光源60から
放射された光(白色光または単色光)をレンズ61を介
して受け取り、光出射端面からギャップ44内の試料に
投光する。光ファイバ52の光出射端面から放射された
光は、ギャップ部44内の試料を透過し、平面反射鏡5
7によって反射される。反射光のうちの少なくとも一部
は、ギャップ部44内の試料を再び透過した後、受光側
光ファイバ54の受光端面に入射する。受光側光ファイ
バ54によって受け取られた光は、レンズ62を介して
センサ63で検知される。光源60、レンズ61および
62、ならびにセンサ63は、一つの測定装置内に収納
・固定されていることが好ましい。
【0020】本実施形態では、投光側光ファイバ52の
径が受光側光ファイバ54の径よりも小さく設定されて
いる。具体的には、受光側光ファイバ54のコア径が約
400μmであるのに対して、投光側光ファイバ52の
コア径は10〜50μm程度である。このように投光側
光ファイバ52の径を小さくしても、必要な強度の光を
試料に与えることは充分に可能であるが、受光側光ファ
イバ54の径が小さくなりすぎると、受光側の光ファイ
バ54が受け取ることのできる光の量が少なくなってし
まうので検出感度が低下してしまう。そこで、本実施形
態では検出感度の低下を招かないようにしながらプロー
ブの円筒状基体を細くために、投光側光ファイバ52を
受光側光ファイバ54よりも細くしている。
【0021】また、投光側の光ファイバ52はモード数
が103以下の光を伝搬するように構成されていること
が好ましい。このように伝搬光のモード数が少ないと、
投光側光ファイバ52から出た光が反射鏡57で反射さ
れた際の反射光平面強度分布が相対的に均一化され、受
光側光ファイバ54に入射する光の強度が安定する。そ
の結果、透過率を再現性良く正確に測定することが可能
となる。なお、投光側の光は、シングルモード光である
ことが最も好ましい。
【0022】以上説明したように、本実施形態の光透過
率測定用プローブ41は、投光側の光ファイバ52から
の光が反射鏡57で反射されることで光路が折り返され
て受光側の光ファイバ54に入射される。このため、一
対の光ファイバ52、54を並行して近接配置すること
ができ、図6に示した従来技術のように光ファイバ同士
を対向させる構成のものよりも全体的に小型化できる。
【0023】更に、本実施形態のプローブ41は、その
先端部45が円錐状に尖っている点にも大きな特徴を有
している。プローブ41の外径が細く形成されていると
ともに、先端部41が針先のように尖っているため、図
1に示す蓋12のゴム膜13を突き抜くようにして容器
10の内部にプローブ41を差し込むことができる。セ
プタム式キャップの場合、プローブ41を差し込むこと
によってゴム膜13に形成された小さな孔は、プローブ
41を引き抜くことによって再び塞がることになる。セ
プタム式キャップに対してプローブ41の出し入れを繰
り返し実行できるようにするには、プローブ41の外径
を2.6mm以下に抑えることが好ましい。
【0024】本実施形態の構成によれば、光透過率の測
定が随時必要とされる現場においても、このプローブ4
1を持参して溶液中に浸漬さえすれば簡単に光透過率を
計測することができる。 (他の実施形態)上記実施形態では平面鏡を使用してい
るが、平面鏡に代えてプリズムを使用しても良い。
【0025】図3(a)および(b)は、それぞれ、直
角プリズム20を反射鏡16として用いているプローブ
の内部構成を模式的に示している。図3(a)の例で
は、光ファイバ12および17の先端面とギャップ18
を介して直角プリズム20が配置されている。直角プリ
ズム20の反射面には金属薄膜21がコーティングさ
れ、それによって反射率を向上させている。一方、図3
(b)の例では、同様の直角プリズム20を反射鏡16
として用いているが、試料を流入させるギャップ18を
光ファイバ14の光軸上に設けている。
【0026】直角プリズム20の反射面に金属薄膜21
をコーティングする場合、測定対象となる試料が強酸ま
たは強アルカリ性のようなものでは、金属薄膜21と試
薬が接触すると、金属薄膜21が容易に腐食されてしま
うおそれがある。このような金属薄膜21の腐食を防止
するため、図4(a)に示すように、直角プリズム20
上の金属薄膜21を耐食材料(たとえばフッ素樹脂、M
gF2、SiO2等)24で覆っても良い。なお、金属薄
膜21の使用に代えて、図4(b)に示すように、直角
プリズム20の反射面に誘電体多層膜26をコーティン
グしてもよい。 −測定の実施例− 次に、本発明による光透過率測定用プローブによる測定
の実施例を説明する。
【0027】一般に、光透過率は試料による散乱と吸収
とに依存して変化する。白濁は散乱に起因する現象であ
り、着色は吸収に起因する現象である。下記の実施例で
は、主に散乱の程度(濁度と呼ばれることもある)が時
間とともに変化する試料について、その光透過率を測定
している。
【0028】なお、物質(気体、液体、固体)には、特
有な光波長(紫外、可視、赤外など)を吸収する性質が
ある。各種分析および検出においては、これらの性質を
利用し、物質の特定及び定量を行うことができる。しか
し、汎用性を持たせた結晶析出センサーを作製するに
は、これらの吸収の影響を少なくし、散乱による光の透
過率の影響を大きくしなければいけない。
【0029】下記実施例では、近赤外線780nmの波
長を持つ光を用いている。この波長帯域の光は一般的に
物質に吸収される度合いが少ないため、散乱による透過
率変化を観測するのに適している。その結果、例えば化
学反応溶液中に生成される化合物が溶液の光吸収特性を
変化させた場合でも、その吸収の影響を少なくすること
ができ、析出の検知が高い精度で実行できるようにな
る。なお、物質に吸収されやすい波長帯域の光を用いる
場合は、物質の光吸収効果によって光透過率を感度よく
検知することができない場合もある。
【0030】(実施例1)本実施例では、エマルジョン
の濃度を変化させながら光透過率を測定した。ここで
は、水に牛乳を一定速度で滴下しながら光透過率を測定
した。人為的に遮光した状態の光透過率を相対値0、牛
乳を滴下する前の水の光透過率を相対値100として、
牛乳の濃度に対して相対光透過率をプロットしたグラフ
を図5に示す。
【0031】図5から明らかなように、牛乳の濃度の増
加とともに、相対光透過率が指数関数的に低下してい
る。測定の再現性も良好であった。
【0032】(実施例2)本実施例では、溶液中で結晶
が析出する過程の光透過率の変化を測定した。
【0033】<無色透明溶液中での結晶析出過程>ま
ず、無色透明の溶液中での結晶析出過程の光透過率の変
化を測定した。試験管中で、メタノール50mlにトリ
フェニルホスフィン4gを約60℃に加熱・撹拌しなが
ら溶解し、試料溶液1を調製した。人為的に遮光した状
態の光透過率を相対値0、トリフェニルホスフィンが完
全に溶解したとき試料溶液の光透過率を相対値100と
し、加熱を停止後の相対光透過率の時間変化を測定し
た。
【0034】加熱停止後、試料溶液の温度が約25℃に
達した時点から、結晶の析出が観察された。結晶の析出
とともに相対光透過率は低下し始め、約1分で最終値相
対透過率14に到達した。この間、相対光透過率の値は
ばらつきながら低下した。相対光透過率のばらつきは、
析出した結晶の粒が大きかったためと考えられる。
【0035】上述したように、結晶粒が大きいと相対透
過率はばらつくものの、結晶析出過程における相対透過
率が100から14まで変化しているので、本実施例の
方法によって、結晶析出過程を光透過率変化として十分
に追跡・評価できることがわかる。
【0036】<着色の影響>次に、着色した溶液中での
結晶析出過程の光透過率測定を行った。試験管中で上記
と同様にトリフェニルホスフィン4gをメタノール50
mlに溶解した溶液に、ブリリアントグリーン20mg
を添加し溶解したものを試料溶液2とした。得られた試
料溶液2は、濃緑色を呈し、目視観察では非常に低い透
明度であった。この試料溶液2の相対光透過率は、無色
透明の上記試料溶液1の相対光透過率95に相当した。
また、試料溶液1と同じ条件で結晶析出過程の光透過率
を測定した結果、ほぼ同じ結果が得られた。従って、着
色した溶液中での結晶析出過程における光透過率の変化
を十分に測定できることがわかる。
【0037】<エマルジョンの影響>結晶の析出が不透
明な媒体中、例えば、エマルジョン中で起こる場合もあ
る。そこで、エマルジョンの光透過率への影響を検討し
た。ここでは、水と酢酸エチルとの混合液を用いてエマ
ルジョンを調製した。
【0038】200ml容の反応フラスコに水40ml
と酢酸エチル40mlとを入れ、撹拌条件を変えて、水
だけの光透過率を相対値100として、混合液の相対光
透過率を測定した。
【0039】弱い撹拌の場合: 水と酢酸エチルとが、
目視で確認できる程度の大きさの液滴となって分散し
た。この状態の相対光透過率は約93〜約130の範囲
内でばらついた。
【0040】強い撹拌の場合: 水と酢酸エチルとが互
いに細かく分散したエマルジョン(白濁状態)が得られ
た。このエマルジョン状態の相対光透過率は約70〜約
90の範囲内でばらついた。
【0041】極めて強い撹拌の場合:水と酢酸エチルと
のエマルジョン中に気泡が混入した状態となった。この
状態の相対光透過率は約50〜65の範囲内でばらつい
た。また、気泡の混入量が多いほど相対光透過率の値は
小さくなった。
【0042】以上の結果から、エマルジョン中であって
も気泡を混入しない程度の撹拌状態であれば、約70以
上の相対光透過率を確保できるので、結晶析出過程にお
ける光透過率の変化を十分に測定できることがわかる。
【0043】上述したように、本願発明の光透過率測定
用プローブは、たとえエマルジョンの生成中であって
も、結晶析出過程の追跡・評価に好適に用いられる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、光ファイバで投受光さ
れる光の光路を反射鏡で折り返すようにしているので、
従来のものよりも全体構成を小型化することができる。
また、光透過率の測定が必要とされる現場にも持参して
溶液中に浸漬さえすれば簡単に光透過率を計測できるた
め、オンラインでの測定も可能となる。反射鏡に耐食性
をもたせれば、工業用、食品用、医療用、実験用といっ
た広い分野での使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光透過率測定用プローブの実施形
態を模式的に示す斜視図であるある。
【図2】(a)は、本発明による光透過率測定用プロー
ブの第2の実施形態の軸方向に平行な断面図、(b)は
その軸方向に垂直な断面図である。
【図3】(a)および(b)は、何れも、本発明による
光透過率測定用プローブの他の実施形態の主要部を示す
構成図である。
【図4】(a)および(b)は、何れも、本発明による
光透過率測定用プローブに好適に用いられる反射鏡の構
造例を示す図である。
【図5】本発明による光透過率測定用プローブを用いて
測定した相対光透過率と牛乳濃度との関係を示すグラフ
である。
【図6】従来の光透過率測定用プローブの要部を示す構
成図である。
【図7】従来の他の光透過率測定用プローブの要部を示
す構成図である。
【符号の説明】
10 容器(例えば試薬瓶) 11 溶液 12 蓋 13 ゴム膜 41 プローブ 42 円筒状基体 44 ギャップ 45 先端部 46 ファイバケーブル 52 投光側光ファイバ 54 受光側光ファイバ 56 石英コーティング膜 57 平面反射鏡 60 光源 61 レンズ 62 レンズ 63 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G059 AA02 BB04 DD13 EE01 FF07 HH01 HH02 HH06 JJ12 JJ13 JJ17 2H038 AA02 AA08 AA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を光ファイバ手段を介して
    試料に照射し、試料を透過した光の強度を測定する光透
    過率測定用プローブであって、 前記光ファイバ手段が前記光源からの光を前記試料に照
    射するための第1の光ファイバと、前記第1の光ファイ
    バから出射された光のうち反射鏡によって反射された光
    の少なくとも一部を受け取る第2の光ファイバとを備
    え、 前記第1の光ファイバから出射された光が前記反射鏡で
    反射されてから前記第2の光ファイバに入射するまでの
    光路の途中に前記試料が流入する空間が設けられ、 前記第1の光ファイバの少なくとも一部は前記第2の光
    ファイバの少なくとも一部に対して平行に近接配置され
    るとともに、前記プローブの先端が実質的に尖っている
    ことを特徴とする光透過率測定用プローブ。
  2. 【請求項2】 前記第2の光ファイバの径が前記第1の
    光ファイバの径よりも大きいことを特徴とする請求項1
    に記載の光透過率測定用プローブ。
  3. 【請求項3】 前記第1の光ファイバの外径と前記第2
    の投光側の光ファイバの外径の合計が2.6mm以下で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の光透過
    率測定用プローブ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006023200A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Kurabo Ind Ltd 光学プローブ及びそれを用いた分光測定装置
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