JP2000274193A - セグメントシールの保護材 - Google Patents

セグメントシールの保護材

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JP2000274193A
JP2000274193A JP11084089A JP8408999A JP2000274193A JP 2000274193 A JP2000274193 A JP 2000274193A JP 11084089 A JP11084089 A JP 11084089A JP 8408999 A JP8408999 A JP 8408999A JP 2000274193 A JP2000274193 A JP 2000274193A
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engaging groove
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Application number
JP11084089A
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English (en)
Inventor
Koji Wada
幸治 和田
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で取扱いが容易なたとえばゴム材を使
用したセグメントシールの保護材を提供する。 【解決手段】嵌合溝43を有する頭部41と、頭部41
に一体形成された脚部42を備えた保護材4を、セグメ
ント1の側面に沿って嵌め込み、セグメント1側面のシ
ール材5を保護する、セグメントシールの保護材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセグメント側面に設
けたシール材の保護材に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド掘削された全断面には、土圧を
支えるセグメントが覆工される。セグメント覆工は、分
割されたセグメントピースを1個ずつ組合わせ、接続部
をボルト締結などして連結される。組立て完了後の連結
された各セグメントピース間からは、掘削背面に滞水す
る地下水が漏水してくるため、セグメント側面にシール
材を設け、セグメントピース間からの漏水対策を施して
いるのが一般的である。
【0003】セグメント側面に予めシール材を設けた
後、覆工作業を行う切羽まで搬送する際には、数回ワイ
ヤ等の吊り材により吊上げ、吊り降ろし作業が行われ、
そのためセグメント側面に設けたシール材を傷めてしま
うことがある。
【0004】シール材の傷めを防止するため、従来は吊
り材とセグメント側面間に金物からなるパッキング材を
介在させ、シール材の傷め防止を行っていた例もある
が、重量があり取扱い難く作業能率の悪いものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決するため、安価で取扱いが容易なたとえばゴム材を
使用したセグメントシールの保護材を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】嵌合溝を有する頭部と、
頭部に一体形成された脚部を備えた保護材を、セグメン
トの側面に沿って嵌め込み、セグメント側面のシール材
を保護する、セグメントシールの保護材。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、本発明
の実施形態について説明する。
【0008】<イ>保護材 図1は、セグメント1のボルトボックス2を形成する連
結プレート3に、保護材4を嵌め込む状況を示す斜視図
である。保護材4はたとえばゴム材を使用した安価で取
扱いが容易な素材で形成する。保護材4は、頭部41と
脚部42が一体形成された略直方体を呈し、頭部41の
厚さは脚部42の厚さよりも突出して形成されている。
頭部41厚さの中央部(脚部42の厚さから突出した部
分)には、脚部42方向に向けて貫通して設けた嵌合溝
43が設けられている。嵌合溝43の溝厚さ及び溝長さ
は、予め連結プレート3の厚さ及び長さに合致する寸法
に形成されている。
【0009】<ロ>セグメント セグメントには、コンクリート系セグメントと鋼製セグ
メント及びダクタイル鋳鉄製セグメント等があるが、本
実施の形態ではコンクリート系のセグメント1について
説明する。セグメント1は、セグメントリング間を接続
するためのボルトボックス2が設けてあり、接続端面は
ボルト孔31を有する連結プレート3で形成されてい
る。セグメント1のリング間接続部(トンネルの円周方
向)及びピース間接続部(トンネルの軸方向)の片側側
面には、前述の漏水対策のためのシール材5が予め設け
てある。
【0010】
【作用】以下に、本発明によるセグメントシールの保護
材の作用を説明する。
【0011】<イ>保護材の取付け(図1) セグメント1の連結プレート3に保護材4を嵌め込む。
保護材4の頭部41に設けた嵌合溝43を連結プレート
3に嵌め込むことにより容易に取付けることができる。
嵌め込まれた保護材4はその厚さにより、セグメント1
の側面に予め取付けられたシール材5よりも幅W(図
3)だけ突出した状態でセグメント1の側面に設置され
るものである。
【0012】<ロ>セグメントの吊上げ、吊降ろし 図2はセグメント1の吊上げ又は吊降ろしの状況を示す
正面図であり、図3はその側面図である。セグメント1
の吊上げ又は吊降ろしの際は、吊り材6を保護材4の設
置位置に合わせて掛け止めし作業を行う。(図2) 吊り材6はセグメント1の重量により、保護材4をセグ
メント1の側面に押付ける作用をするが、保護材4の厚
さによりシール材5よりも幅Wだけ突出した状態とな
り、吊り材6がシール材5に接触して傷めるのを防止で
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから、
次のような効果を得ることができる。 <イ>セグメントの側面に保護材を設置したので、セグ
メントの吊上げ又は吊降ろしの際にも、吊り材がシール
材に接触して傷めるのを防止できる。 <ロ>保護材は、軽量なゴム材を使用した安価な素材で
形成したので、従来の金物などのパッキング材に比べ取
扱いが容易で作業能率を向上することができる。 <ハ>保護材によりセグメントのシール材が保護される
ため、シール材を傷めることなくセグメント接続面の漏
水機能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セグメントのボルトボックスを形成する連結プ
レートに、保護材を嵌め込む状況を示す斜視図。
【図2】セグメントの吊上げ又は吊降ろしの状況を示す
正面図。
【図3】同上側面図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】嵌合溝を有する頭部と、頭部に一体形成さ
    れた脚部を備えた保護材を、 セグメントの側面に沿って嵌め込み、 セグメント側面のシール材を保護する、 セグメントシールの保護材。
JP11084089A 1999-03-26 1999-03-26 セグメントシールの保護材 Pending JP2000274193A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189936A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Ohbayashi Corp セグメントの積み重ね用治具及びセグメントの設置方法
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CN112746856A (zh) * 2020-07-22 2021-05-04 中交路桥建设有限公司 一种大直径盾构盾尾与管片位置关系的判断方法

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