JP2000273928A - ユニットバスの防水パン構造 - Google Patents
ユニットバスの防水パン構造Info
- Publication number
- JP2000273928A JP2000273928A JP11076674A JP7667499A JP2000273928A JP 2000273928 A JP2000273928 A JP 2000273928A JP 11076674 A JP11076674 A JP 11076674A JP 7667499 A JP7667499 A JP 7667499A JP 2000273928 A JP2000273928 A JP 2000273928A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- waterproof pan
- water supply
- hot water
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 悪臭の元凶になる死水6の発生しない、ま
た、硬化した液体5が弾性のあるパッキン3を覆いパッ
キン3に傷や無理な荷重のかかる事を防止しパッキン3
が破れにくくなるため漏水に対して安全性が高く、硬化
した液体5が弾性のあるパッキン3を覆い給水給湯管2
を固定するので別途に給水給湯管2の固定を要しないユ
ニットバスの防水パン構造を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 防水パン1の下部から給水給湯管2を
貫通させて浴室内に給水給湯管2を導く開口部(配管貫
通部1a)を有する防水パン1において、配管貫通部1
aを閉塞し止水するゴム等の弾性のある膜状のパッキン
3と、このパッキン3を上部より固定するパッキン固定
枠4を有し、このパッキン固定枠4で囲まれた空間を5
硬化した液体で充填した事を特徴とする。
た、硬化した液体5が弾性のあるパッキン3を覆いパッ
キン3に傷や無理な荷重のかかる事を防止しパッキン3
が破れにくくなるため漏水に対して安全性が高く、硬化
した液体5が弾性のあるパッキン3を覆い給水給湯管2
を固定するので別途に給水給湯管2の固定を要しないユ
ニットバスの防水パン構造を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 防水パン1の下部から給水給湯管2を
貫通させて浴室内に給水給湯管2を導く開口部(配管貫
通部1a)を有する防水パン1において、配管貫通部1
aを閉塞し止水するゴム等の弾性のある膜状のパッキン
3と、このパッキン3を上部より固定するパッキン固定
枠4を有し、このパッキン固定枠4で囲まれた空間を5
硬化した液体で充填した事を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユニットバスの防水
パンの構造に係り、特に防水パン下部から配管を取り出
す場合の構造に関する。
パンの構造に係り、特に防水パン下部から配管を取り出
す場合の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平8−209761号に見ら
れるように、防水パン1から給水給湯管2を貫通させ導
く場合、給水給湯管2の立ち上げ位置の誤差を吸収する
ため、開口部を閉塞するゴム等の弾力性のある膜状のパ
ッキン3を使用していた。
れるように、防水パン1から給水給湯管2を貫通させ導
く場合、給水給湯管2の立ち上げ位置の誤差を吸収する
ため、開口部を閉塞するゴム等の弾力性のある膜状のパ
ッキン3を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ゴム等の弾力性
のある膜状のパッキン3を上部よりパッキン固定枠4で
固定する方法では、パッキン3よりパッキン固定枠4が
上部に配設されるため、パッキン固定枠4で囲まれた空
間に日常の使用にて流れ込んだ排水等が溜まってしま
い、死水6となる危険性があった。また、止水をパッキ
ン3のみで確保しているため、万一、パッキン3に傷等
がついた場合、ユニットバスの外部に漏水する危険性が
考えられる。また、弾性のあるパッキン3でのみで給水
給湯管2を支持する事は出来ないため、別に給水給湯管
2の支持を行う必要が発生する。
のある膜状のパッキン3を上部よりパッキン固定枠4で
固定する方法では、パッキン3よりパッキン固定枠4が
上部に配設されるため、パッキン固定枠4で囲まれた空
間に日常の使用にて流れ込んだ排水等が溜まってしま
い、死水6となる危険性があった。また、止水をパッキ
ン3のみで確保しているため、万一、パッキン3に傷等
がついた場合、ユニットバスの外部に漏水する危険性が
考えられる。また、弾性のあるパッキン3でのみで給水
給湯管2を支持する事は出来ないため、別に給水給湯管
2の支持を行う必要が発生する。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、悪臭の元凶になる死水6の発生しない、ま
た、硬化した液体5が弾性のあるパッキン3を覆いパッ
キン3に傷や無理な荷重のかかる事を防止しパッキン3
が破れにくくなるため漏水に対して安全性が高く、硬化
した液体5が弾性のあるパッキン3を覆い給水給湯管2
を固定するので別途に給水給湯管2の固定を要しないユ
ニットバスの防水パン構造を提供することを目的とす
る。
れたもので、悪臭の元凶になる死水6の発生しない、ま
た、硬化した液体5が弾性のあるパッキン3を覆いパッ
キン3に傷や無理な荷重のかかる事を防止しパッキン3
が破れにくくなるため漏水に対して安全性が高く、硬化
した液体5が弾性のあるパッキン3を覆い給水給湯管2
を固定するので別途に給水給湯管2の固定を要しないユ
ニットバスの防水パン構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を達成するためになされた請求項第1項記載の発
明は、防水パン1の下部から給水給湯管2を貫通させて
浴室内に給水給湯管2を導く開口部(配管貫通部1a)
を有する防水パン1において、配管貫通部1aを閉塞し
止水するゴム等の弾性のある膜状のパッキン3と、この
パッキン3を上部より固定するパッキン固定枠4を有
し、このパッキン固定枠4で囲まれた空間を5硬化した
液体で充填した事を特徴とする。
記課題を達成するためになされた請求項第1項記載の発
明は、防水パン1の下部から給水給湯管2を貫通させて
浴室内に給水給湯管2を導く開口部(配管貫通部1a)
を有する防水パン1において、配管貫通部1aを閉塞し
止水するゴム等の弾性のある膜状のパッキン3と、この
パッキン3を上部より固定するパッキン固定枠4を有
し、このパッキン固定枠4で囲まれた空間を5硬化した
液体で充填した事を特徴とする。
【0006】この発明の請求項1記載の発明によれば、
悪臭の元凶になる死水6が発生しない、また、硬化した
液体5が弾性のあるパッキン3を覆いパッキン3に傷や
無理な荷重のかかる事を防止しパッキン3が破れにくく
なるため漏水に対して安全性の高く、硬化した液体5が
弾性のあるパッキン3を覆い給水、給湯管2を固定する
ので別途に固定を必要としない。
悪臭の元凶になる死水6が発生しない、また、硬化した
液体5が弾性のあるパッキン3を覆いパッキン3に傷や
無理な荷重のかかる事を防止しパッキン3が破れにくく
なるため漏水に対して安全性の高く、硬化した液体5が
弾性のあるパッキン3を覆い給水、給湯管2を固定する
ので別途に固定を必要としない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示された実施例
に基づき詳述する。浴室は図2に示されるように、防水
パン1の周縁部に壁パネル(図示せず)と入口(ドア)
(図示せず)を立設し、壁パネル(図示せず)の上部に
天井パネル(図示せず)を設置し、防水パン1の片側部
に浴槽(図示せず)が載置され、主体が構成されてい
る。
に基づき詳述する。浴室は図2に示されるように、防水
パン1の周縁部に壁パネル(図示せず)と入口(ドア)
(図示せず)を立設し、壁パネル(図示せず)の上部に
天井パネル(図示せず)を設置し、防水パン1の片側部
に浴槽(図示せず)が載置され、主体が構成されてい
る。
【0008】防水パン1の片側部には浴槽(図示せず)
を載置するスヘ゜ースが設けられており、これと対向する片
側部には洗い場が設けられている。防水パン1の片側部
の浴槽(図示せず)を載置するスヘ゜ースには、水栓(図示
せず)に給水、給湯を行うための給水、給湯管2を貫通
させるための配管貫部1aが設けられている。
を載置するスヘ゜ースが設けられており、これと対向する片
側部には洗い場が設けられている。防水パン1の片側部
の浴槽(図示せず)を載置するスヘ゜ースには、水栓(図示
せず)に給水、給湯を行うための給水、給湯管2を貫通
させるための配管貫部1aが設けられている。
【0009】配管貫通部1aは防水パン1の浴槽載置面
より一段高く構成され、水没しにくい構造に設定されて
いる。配管貫通部1aは給水給湯管2が防水パン1の据
付けより前に設置された場合に給水給湯管2の設置位置
が多少ずれても防水パン1の設置が出来るように、若干
の余裕をもって開口される。
より一段高く構成され、水没しにくい構造に設定されて
いる。配管貫通部1aは給水給湯管2が防水パン1の据
付けより前に設置された場合に給水給湯管2の設置位置
が多少ずれても防水パン1の設置が出来るように、若干
の余裕をもって開口される。
【0010】給水給湯管2が貫通した状態で配管貫通部
1aを閉塞するため、パッキン3は弾性のあるゴムの膜
状の材質にて形成する必要が生まれる。給水給湯管2は
上記の理由により、多少立ち上げ位置がずれるのみでな
く、給水給湯管2自体の間隔も多少の誤差が発生するの
が普通であり、この点を解決するためにも弾性のあるゴ
ムがパッキン3に最適となる。しかし、施工方法が好ま
しくない場合、ゴムのパッキン3は垂れ下がる状態で取
り付けられ死水6が発生する原因の一つにもなる。
1aを閉塞するため、パッキン3は弾性のあるゴムの膜
状の材質にて形成する必要が生まれる。給水給湯管2は
上記の理由により、多少立ち上げ位置がずれるのみでな
く、給水給湯管2自体の間隔も多少の誤差が発生するの
が普通であり、この点を解決するためにも弾性のあるゴ
ムがパッキン3に最適となる。しかし、施工方法が好ま
しくない場合、ゴムのパッキン3は垂れ下がる状態で取
り付けられ死水6が発生する原因の一つにもなる。
【0011】ゴムのパッキン3は上記の理由により、配
管貫通部1aをある程度の余裕を持って閉塞する必要が
あるため、パッキン3の固定には枠状の形状の部品にて
押さえて固定する構造になる。そのため、パッキン固定
枠4が堰となり死水の発生の一因となる。
管貫通部1aをある程度の余裕を持って閉塞する必要が
あるため、パッキン3の固定には枠状の形状の部品にて
押さえて固定する構造になる。そのため、パッキン固定
枠4が堰となり死水の発生の一因となる。
【0012】パッキン固定枠4が堰となるので、この中
を硬化した液体5にてあらかじめ充填、固定する。硬化
性の液体であれば目的は達するが、より確実を期すた
め、粘性の高いものが好ましい。粘性が高い場合、硬化
した状態で中央付近が盛り上がり、より死水6が発生し
にくくなる。
を硬化した液体5にてあらかじめ充填、固定する。硬化
性の液体であれば目的は達するが、より確実を期すた
め、粘性の高いものが好ましい。粘性が高い場合、硬化
した状態で中央付近が盛り上がり、より死水6が発生し
にくくなる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。
で、以下に記載されるような効果を奏する。
【0014】本発明の請求項1記載の発明によれば、硬
化した液体がパッキン固定枠の空間を充填するので、悪
臭の元凶になる死水が発生しない、また、硬化した液体
が弾性のあるパッキンを覆いパッキンに傷や無理な荷重
のかかる事を防止しパッキンが破れにくくなるため漏水
に対して安全性の高く、硬化した液体が弾性のあるパッ
キンを覆い配管を固定するので別途に配管の固定を要し
ない。
化した液体がパッキン固定枠の空間を充填するので、悪
臭の元凶になる死水が発生しない、また、硬化した液体
が弾性のあるパッキンを覆いパッキンに傷や無理な荷重
のかかる事を防止しパッキンが破れにくくなるため漏水
に対して安全性の高く、硬化した液体が弾性のあるパッ
キンを覆い配管を固定するので別途に配管の固定を要し
ない。
【図1】本発明の実施例を示す配管貫通部の断面図
【図2】配管貫通部の概要を示す防水パンの姿図
【図3】配管貫通部の施工状態を示す図
【図4】従来の構造を示す断面図
1:防水パン 1a:配管貫通部 2:給水給湯管 3:パッキン 4:パッキン固定枠 4a:パッキン固定枠取付ねじ 5:硬化性の液体 6:死水
Claims (1)
- 【請求項1】 防水パンの下部から配管を貫通させて浴
室内に給水給湯管を導く開口部を有する防水パンにおい
て、配管貫通部を閉塞し止水するゴム等の弾性のある膜
状のパッキンと、このパッキンを上部より固定するパッ
キン固定枠を有し、このパッキン固定枠で囲まれた空間
を硬化性の液体で充填した事を特徴とするユニットバス
の防水パン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11076674A JP2000273928A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | ユニットバスの防水パン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11076674A JP2000273928A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | ユニットバスの防水パン構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000273928A true JP2000273928A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13611986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11076674A Pending JP2000273928A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | ユニットバスの防水パン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000273928A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001295340A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 防水床パン |
JP2003105823A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Inax Corp | ユニットバスの配管構造 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11076674A patent/JP2000273928A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001295340A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 防水床パン |
JP2003105823A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Inax Corp | ユニットバスの配管構造 |
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