JP2000273843A - 遮水層の施工方法及び遮水材料 - Google Patents

遮水層の施工方法及び遮水材料

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JP2000273843A
JP2000273843A JP11082437A JP8243799A JP2000273843A JP 2000273843 A JP2000273843 A JP 2000273843A JP 11082437 A JP11082437 A JP 11082437A JP 8243799 A JP8243799 A JP 8243799A JP 2000273843 A JP2000273843 A JP 2000273843A
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Katsue Nishiyama
勝栄 西山
Naohito Hamada
尚人 濱田
Taku Ohori
卓 大堀
Takahiro Shimizu
孝浩 清水
Masaru Hatae
勝 波多江
Katsumi Mizuno
克巳 水野
Tadashi Hamako
正 浜子
Haruhito Takahashi
春仁 高橋
Yoji Kikuchi
洋司 菊地
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HOUJIYUN YOKO KK
Kumagai Gumi Co Ltd
Nittoc Constructions Co Ltd
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HOUJIYUN YOKO KK
Kumagai Gumi Co Ltd
Nittoc Constructions Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性を持たせて遮水層の打設を円滑に行う
とともに、打設後のクラックを防止する。 【解決手段】 土質材料と、低透水性材料と、固化材
と、混合量を減少させた水と、AE減水材とから成る遮
水材料5を攪拌機6で攪拌しスラリー化したものをコン
クリートポンプ2等で地盤T,法面9上に送り込んで打
設することで遮水層1を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、少なくとも土質
材料と、低透水性材料と、水とから成る遮水材料をスラ
リー化して流動性を持たせたものを地表表面側に打設し
て遮水層を形成するようにした遮水層の施工方法及び遮
水材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように遮水層1は、一
例として廃棄物処分場の構成要素として用いられる。こ
れは、地盤Tを凹状に掘削した凹部の上に粘性土を吹付
けて形成され、この遮水層1の表面を平坦に均して、表
面上に遮水シートSを敷設し、この遮水シートSの底部
に保護用の砂Hを入れて形成される。
【0003】図5に示すように遮水層1を打設して施工
する方法を説明すると、6は遮水材料Aを攪拌する攪拌
機、2はコンクリートポンプである。遮水層1は、コン
クリートポンプ2を用いて、遮水材料Aを攪拌機6でス
ラリー化したものを一定の厚みになるように打設して形
成される。上記遮水材料Aとしては土質材料と、低透水
性材料と、水とを攪拌機6で混合し、スラリー化したも
のが用いられる。
【0004】すなわち、図6において、上記ベルトコン
ベア3で攪拌機6の投入口4より投入された遮水材料A
は、スラリー化するために水Wが必要な混合量で加えら
れ攪拌機6で攪拌されてスラリー化され、コンクリート
ポンプ2の圧力でホース13の先端より流出される。
【0005】この流出されたスラリー状の遮水材料A
は、地盤Tないし法面9の表面に一定厚みで堆積されて
層状化されて遮水性能を発揮する。この場合、上記スラ
リーは、地盤Tの法面9の下側9aより上部9b方向に
供給されることで層状化されてゆく。遮水層1は下側9
aより次第に自立してゆく。
【0006】従来、遮水材料Aとしては、土質材料と砕
石等の骨材を主成分とし、これに固化材と、低透水性材
料としての微粒分と、水Wとを混合したものを用いてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記水Wは、スラリー
化した後の遮水材料Aを流動化して打設し易くする必要
性からその混合量は、比較的多くしなければならない
が、このように水Wの混合量を多くすると、硬化時に乾
燥,クラック等が遮水層1に発生してしまうという欠点
を有していた。そこで、このクラックを防ぐ目的で打設
後の遮水層1の表面に養生用のシートを1週間以上敷い
て、遮水層1の急激な乾燥を防止してこのクラックを防
ぐようにしているが、これによれば、シートを遮水層1
表面に敷設したり、撤去したりする手間を要し、このた
め作業を迅速に行えなかった。
【0008】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、スラリー化するための水を減らして乾燥
収縮を防止し打設時の流動性を確保する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この請求項1に係る発明
は、上記遮水材料に、減水性流動化材を混入したもので
ある。
【0010】この請求項2に係る発明は、上記減水性流
動化材は、AE減水材又は高性能AE減水材又は減水材
又は起泡剤等より成るものである。
【0011】この請求項3に係る発明は、上記AE減水
材又は高性能AE減水材又は減水材又は起泡剤の添加量
は、上記土質材料に含まれる微粒分と上記低透水性材料
に含まれる微粒分の重量総和に対し重量比で0.1〜3
%混合するものである。
【0012】この請求項4に係る発明は、上記スラリー
化したものを打設して形成したものを多層化した遮水層
において、下側の遮水層を、上記遮水材料に減水性流動
化材を混入して形成したものである。
【0013】この請求項5に係る発明は、上記遮水性材
料に砕石より成る骨材を混合したものである。
【0014】この請求項6に係る発明は、上記遮水性材
料にコンクリート殻を混合したものである。
【0015】この請求項7に係る発明は、遮水層を築造
するための遮水材料に減水性流動化材を混入したもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係わる
遮水層の施工方法及び遮水材料を用いて遮水層を形成す
る一例を示す断面図であり、図4ないし図6と同じもの
は同一符号を用いている。この場合、5はスラリー化す
るための水Wの混合量を減らした遮水材料Aに、水Wの
混合量を減らしても流動性を促進する減水性流動化材と
してのAE減水材を加えた遮水材料であり、この遮水材
料5がベルトコンベア3を介して攪拌機6に投入され
る。スラリー化するための水Wは、その混合量が減らさ
れて攪拌機6内に加えられ攪拌機6で攪拌されて遮水材
料5がスラリー化された後、コンクリートポンプ2で送
出されて、ホース13からスラリー状態で地盤T上に打
設されて遮水層1を形成する。なお、打設時は型枠が地
盤T上に設けられ、この型枠中に上記流動化したスラリ
ーが打設される。コンクリートポンプ2だけでなく、ポ
ンプ車を用いて打設するようにしてもよい。
【0017】遮水材料5としては、土質材料と砕石1a
等の骨材を主成分とし、これに固化材と、低透水性材料
としての微粒分と、従来例よりも混合量を少なくした水
Wとを混合した遮水材料Aに、水Wを少なくしても粘性
を高めて流動化させる界面活性剤のように働くAE減水
材(Air Entrant:連行)を加えた遮水材料
5を用いる。
【0018】遮水材料5は、少なくとも、攪拌機6で十
分に混合されることで流動化しているので、流し込みが
でき、締め固めを必要とせずに層状になり、流し込みの
1〜3時間後には固化し安定した遮水層1を構築でき
る。水Wの混合量が減少しているため、遮水材料5のス
ラリーが固化する過程において、乾燥収縮によるクラッ
クが発生せず信頼性の高い遮水層1が得られる。このよ
うに水Wを従来例より少なくしても、締め固めをせずに
層状に形成できて遮水材料5がスラリー化する理由は、
このAE減水材を混合すると細かな空気泡が連行された
泡粒が固化材の間に形成されて、この泡粒がベアリング
のように働き、固化材を分散させて、遮水材料5がスラ
リー化するためであり、打設時の流動性を十分確保でき
る。完成後の遮水層1は、空気含有量が多いので凍結融
解や乾燥繰返しによる強度劣化が殆どなく、信頼性が高
い。
【0019】固化材が分散するメカニズムとしては、A
E減水材が固化材の微粒子上に吸着して表面電位(ゼー
タ電位)を与え、この表面電位の電気的反発力が固化材
の微粒子相互に働いて、分散が起こると考えられてい
る。
【0020】AE減水材の混合量を増加すると、固化材
の微粒子に吸着する量が増え、表面電位が高くなり、電
気的反発力が更に大きくなり、セメント分散性が向上し
て遮水材料5の粘度が低下しスラリー化する。そのため
遮水材料5の水の混合量を少なくしてもスラリー化し
て、打設時の流動性を確保できる。水の混合量は例えば
20%程度減少できるので、乾燥収縮によるクラックの
発生を押さえることができ、さらに養生期間を短くする
ことができる。
【0021】AE減水材の混合量は、土質材料に含まれ
る微粒分と低透水性材料としての微粒分との総和Zに対
して、重量比で0.1〜3%程度混合する。また、必要
な遮水性能を発揮するためには、土質材料に含まれる微
粒分と低透水性材料としての微粒分との総和Zを、流動
化した処理土(遮水材料5)の固形分に対して、20%
以上、望ましくは30%以上混合する。強度発現性と遮
水性能の発揮のために、固化材は例えば普通に用いるポ
ルトランドセメントは出来上がりmに対して、50k
g以上を添加する。このように遮水材料5を混合する
と、性能として10−6cm/sec以下の透水係数と
300kPa以上の一軸圧縮強度を持つ厚さが例えば5
0cm程度の遮水層1を形成することができる。
【0022】なお、セメント分散能力を高めた高性能の
AE減水材を用いてもよい。
【0023】コンクリート工学Vol.26,No3,
March 1998に示すように、減水材,AE減水
材より成る減水性流動化材の科学成分は、働きに応じて
3つの成分に分けることができ、固体‐液体間での界面
活性作用によってセメント分散効果を発揮するもの(グ
ループA)と、液体‐気体間で作用して微少空気泡を連
行させる界面活性剤(グループB)と、およびセメント
の水和反応に関与して凝結硬化速度の調節作用を持つも
の(グループC)に分けられる。
【0024】グループAには次のようなものがある。
リグニンスルホン酸塩及びその誘電体、オキシカルボ
ン酸塩、ポリオール誘電体、ポリオキシエチレンア
ルキルアリルエーテル誘電体、アルキルアリルスルホ
ン酸塩のホルマリン結合物、メラミンスルホン酸塩の
ホルマリン結合物、ポリカルボン酸系高分子化合物で
ある。
【0025】一般的な減水材,AE減水材には、リグ
ニンスルホン酸塩及びその誘電体、及びオキシカルボ
ン酸塩の系統のものが多く用いられており、性能面、経
済面から複合効果をねらい混合されたものが多く用いら
れている。
【0026】なお、アルキルアリルスルホン酸塩のホ
ルマリン結合物、メラミンスルホン酸塩のホルマリン
結合物、ポリカルボン酸系高分子化合物の範ちゅうに
属するものは、比較的低い添加量では減水性が劣るが多
量添加で顕著な減水性を示すため、高性能のAE減水材
に用いられる。
【0027】微少空気泡の連行性を高めるAE剤のグル
ープBとしては、ポリエキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸塩、ポリエキシエチレンアルキルエーテル及び
その硫酸エステル又はリン酸エステル誘電体、アルキ
ルアリルスルホン酸塩等である。
【0028】凝結、硬化を促進するグループCは、やや
遅延性を示すグループAのセメント分散剤と併用し、凝
結・硬化速度を適当に調整するために副次的に用いる。
塩化カルシウム、トリエタノールアミン等有機塩基
誘電体、ロダン塩、亜硝酸塩等である。
【0029】また、減水性流動化材には、主成分が合成
界面活性剤より成る起泡剤を用いてもよい。この起泡剤
には、主成分が加水分解蛋白質から成るものを用いても
よく、主成分が合成界面活性剤であるものに比べて気泡
被膜が硬めである。これらの起泡剤は、攪拌機6で攪拌
されたセメントスラリーのアルカリ中で安定し、均一に
分散し、セメントの凝結開始まで気泡の安定性を保持す
る性能を持つ。
【0030】遮水材料5の主成分における土質材量とし
ては、砂、礫、粘性土、砕石粉、ジオライト等の安価で
大量に得ることのできる材料を使用することができる。
骨材としては、砕石1a、廃アスファルト、コンクリー
ト殻等を用いることができる。
【0031】固化材料としては、セメント、石灰、石
膏、石炭灰、高炉スラグ等の自硬性で、固化強度発現性
のある材料を用いる。
【0032】低透水性材料の微粒分としては、粘土、ベ
ントナイト、カオリン、アスファルト乳剤、石炭灰、シ
リカフューム、砕石粉等を用いることができる。
【0033】実施の形態2.上記実施の形態1では、遮
水材料5の骨材に砕石1aを混合しスラリー化して、上
記AE減水材で流動性を確保し、遮水層1を形成する場
合を説明したが、この実施の形態2では、図2に示すよ
うに、遮水材料5の骨材としてコンクリート殻1b(コ
ンクリート残渣)を用いて、これを混合して遮水層1を
打設してもよい。このようにすれば、安価に入手可能な
コンクリート殻1bを再利用できる。さらにコンクリー
トを粉砕するときに発生するコンクリート殻1bの粉分
を用いると、この粉分は低透水性材料の微粒分になり遮
水層1の遮水性能を高めることができる。
【0034】実施の形態3.上記実施の形態1では、1
層の遮水層1を形成する場合を説明したが、この実施の
形態3では、図3に示すように、遮水層1の上に遮水性
能が高く自己修復性の優れた遮水層30を打設して形成
してもよい。この遮水層30の遮水材料には、例えばベ
ントナイト等の膨潤性の優れた低透水性材料を混合し自
己修復性を高めた混合材料を用いるとよい。このように
すれば、地震や不等沈下等により遮水層1にクラックが
発生しても、遮水層30が水を含み膨潤してクラック内
に入り込んでクラックを塞いで修復するので、クラック
を塞ぐことができる。
【0035】なお、本発明の遮水層1は、廃棄物処分場
について適用するとして説明したが、この処分場以外
に、人工遮水層を必要とする他の場所、例えば河川堤防
等、種々の場所に適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、上記遮水材料に、減水性流動化材を混入したので、
水分量を減らして乾燥収縮を防止し打設時の流動性を確
保でき、水の混合量を減少できるためクラックの発生を
防ぐことができるとともに養生期間を短くできる。
【0037】第2の発明によれば、上記減水性流動化材
は、AE減水材又は高性能AE減水材又は減水材又は起
泡剤等より成るので、水分量を減らして乾燥収縮を防止
し打設時の流動性を確保でき、水の混合量を減少できる
ためクラックの発生を防ぐことができるとともに養生期
間を短くできる。
【0038】第3の発明によれば、上記AE減水材又は
高性能AE減水材又は減水材の添加量は、上記土質材料
に含まれる微粒分と上記低透水性材料に含まれる微粒分
の重量総和に対し重量比で0.1〜3%混合するので、
水分量を減らして乾燥収縮を防止し打設時の流動性を確
保でき、水の混合量を減少できるためクラックの発生を
防ぐことができるとともに養生期間を短くできる。
【0039】第4の発明によれば、上記スラリー化した
ものを打設して形成したものを多層化した遮水層におい
て、下側の遮水層を、上記遮水材料に減水性流動化材を
混入して形成したので、下側の遮水層に強度を持たせる
ことができるため上側に自己修復性の高い遮水層を形成
でき、下側の遮水層にクラックが発生しても上側の遮水
層が膨潤してこのクラックに入り込み、クラックの水み
ちを塞ぐことができる。
【0040】第5の発明によれば、上記遮水性材料に砕
石より成る骨材を混合したので、安価な材料で遮水材料
の骨材を増量することできる。
【0041】第6の発明によれば、上記遮水性材料にコ
ンクリート殻を混合したので、コンクリート殻をリサイ
クルでき、コンクリート殻の粉は低透水性材料の微粒分
になり得るために遮水層の遮水性能があがる。
【0042】第7の発明によれば、遮水層を築造するた
めの遮水材料に減水性流動化材を混入したので、水分量
を減らして乾燥収縮を防止し打設時の流動性を確保で
き、水の混合量を減少できるためクラックの発生を防ぐ
ことができるとともに養生期間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す簡略図であ
る。
【図2】 この発明の一実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】 この発明の一実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】 従来例を示す断面図である。
【図5】 従来例を示す簡略図である。
【図6】 従来例を示す簡略図である。
【符号の説明】
1 遮水層、1a 砕石、2 コンクリートポンプ、3
ベルトコンベア、4投入口、5 遮水材料、6 攪拌
機、13 ホース、W 水、T 地盤。
フロントページの続き (72)発明者 西山 勝栄 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 濱田 尚人 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 大堀 卓 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 清水 孝浩 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 波多江 勝 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 水野 克巳 大阪市西区江戸堀1−9−1 株式会社豊 順洋行内 (72)発明者 浜子 正 東京都中央区銀座8−14−14 日特建設株 式会社内 (72)発明者 高橋 春仁 東京都中央区銀座8−14−14 日特建設株 式会社内 (72)発明者 菊地 洋司 東京都中央区銀座8−14−14 日特建設株 式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA46 BB04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも土質材料と、低透水性材料
    と、水とから成る遮水材料をスラリー化したものを地表
    表面側に打設して遮水層を形成するようにした遮水層の
    施工方法において、上記遮水材料に、減水性流動化材を
    混入したことを特徴とする遮水層の施工方法。
  2. 【請求項2】 上記減水性流動化材は、AE減水材又は
    高性能AE減水材又は減水材又は起泡剤等より成ること
    を特徴とする請求項1に記載の遮水層の施工方法。
  3. 【請求項3】 上記AE減水材又は高性能AE減水材又
    は減水材又は起泡剤の添加量は、上記土質材料に含まれ
    る微粒分と上記低透水性材料に含まれる微粒分の重量総
    和に対し重量比で0.1〜3%混合することを特徴とす
    る請求項2に記載の遮水層の施工方法。
  4. 【請求項4】 上記スラリー化したものを打設して形成
    したものを多層化した遮水層において、下側の遮水層
    を、上記遮水材料に減水性流動化材を混入して形成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に
    記載の遮水層の施工方法。
  5. 【請求項5】 上記遮水性材料に砕石より成る骨材を混
    合したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    に記載の遮水層の施工方法。
  6. 【請求項6】 上記遮水性材料にコンクリート殻を混合
    したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに
    記載の遮水層の施工方法。
  7. 【請求項7】 遮水層を築造するための遮水材料に減水
    性流動化材を混入したことを特徴とする遮水材料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010807A (ja) * 2001-06-27 2003-01-14 Hazama Gumi Ltd 土質遮水材料及び土質遮水層の構築方法
KR101838598B1 (ko) * 2017-12-01 2018-04-27 주식회사 제이제이이엔지 골프장내 연못 시공방법
KR101877404B1 (ko) * 2017-12-08 2018-07-11 주식회사 선일로에스 폐아스콘을 활용한 점토블럭 및 이의 제조방법

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