JP2000273786A - 抄紙用プレスフェルト - Google Patents
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Abstract
にとって使い勝手の良い抄紙用プレスフェルトを提供す
る。 【解決手段】 ベース部材2と、該ベース部材2に積層
されたバット層3とからなる抄紙用プレスフェルト本体
1において、前記ベース部材2が複数枚の基布からなる
と共に、該複数枚の基布のうち、湿紙載置面4に最も近
い位置に配置される第1の基布Aの次に隣接して配置さ
れる第2の基布Bを、前記第1の基布Aよりも密度が高
く、通気度が低い構造にしたことを特徴とし、第2の基
布Bから第1の基布Bへの水分の移行を規制して再湿現
象を有効に防止ができるように構成した。
Description
紙用プレスフェルトに関するものである。
では、湿紙が載置された抄紙用プレスフェルトを一対の
プレスロールにより挟持し、圧力を加えることで搾水作
業を行っている。この一対のプレスロールのニップ圧下
においては、ニップ中央からロールの出口へかけてフェ
ルトがプレス状態から急激に開放されるため著しく体積
膨張を生じ、その体積膨張過程で、より多くの水が毛細
管現象により細繊維からなる湿紙へ移行してしまう現象
を生じる。
知のことである。この再湿現象が生ずるときはプレスパ
ートにおける搾水効率が減少することから、これを防ぐ
ために様々な手法が用いられている。
フェルトのバット層を形成する繊維に、湿紙の構成繊維
より細かなものを使用して湿紙に移行する水の量を減少
させる方法、第2は、特開平2−127590号の如
く、フェルトに親水性樹脂層と疎水性樹脂層とを設けて
湿紙に移行する水の量を減少させる方法があった。
1の方法は、バット層の繊維を湿紙のパルプ繊維よりも
細くすると、フェルトが汚れやすくなるし、脱毛などの
トラブルも顕著になるという欠点があった。また、上記
第2の方法は、湿紙に含まれる添加剤や油脂成分などが
親水性樹脂層もしくは疎水性樹脂層に膠着・蓄積した
り、逆にこれらの樹脂層の樹脂が少しづつ溶解・離脱す
る虞があり、抄紙用プレスフェルトとして十分な耐久性
を得ることができないという問題があった。
ので、その目的とするところは、フェルトのバット層を
形成する繊維を湿紙の構成繊維より細かなものを使用す
ることをせず、また、親水性や疎水性の樹脂を使用する
こともなく、再湿現象を有効に防止でき、しかも、使用
者にとって使い勝手の良い抄紙用プレスフェルトを提供
することにある。
ため、本発明に係る抄紙用プレスフェルトは、ベース部
材と、該ベース部材に積層されたバット層とからなる抄
紙用プレスフェルトにおいて、前記ベース部材が複数枚
の基布からなると共に、該複数枚の基布のうち、湿紙載
置面に最も近い位置に配置される第1の基布の次に隣接
して配置される第2の基布を、前記第1の基布よりも密
度の高い構造物にしたことを特徴とし、第2の基布から
第1の基布への水分の移行を密度の高低により規制して
再湿現象を有効に防止ができるように構成した。
プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材に積層
されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおい
て、前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位置に配
置される第1の基布と、該第1の基布に隣接配置した第
2の基布との2層構造にすると共に、該第2の基布を前
記第1の基布よりも密度の高い構造物にしたことを特徴
とし、ベース部材を2層構造にした場合における第2の
基布から第1の基布への水分の移行を密度の高低により
規制して再湿現象を有効に防止ができるように構成し
た。
用プレスフェルトは、ベース部材と該ベース部材に積層
されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおい
て、前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位置に配
置される第1の基布と、該第1の基布に隣接配置した第
2の基布と、該第2の基布に隣接配置した第3の基布と
の3層構造にすると共に、前記第2の基布を、前記第1
の基布又は第1の基布および第3の基布よりも密度の高
い構造物にしたことを特徴とし、ベース部材を3層構造
にした場合における第2の基布の側から第1の基布への
水分の移行を密度の高低により規制して再湿現象を有効
に防止ができるように構成した。
抄紙用プレスフェルトは、前記第1の基布又は第1及び
第3の基布が0.15〜0.50g/cm3 、前記第
2の基布が0.23〜0.75g/cm3 の密度を有
し、比密度が1.5以上であることを特徴とし、再湿現
象の防止を的確に実現するための密度の具体的数値を選
択できるように構成した。
抄紙用プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材
に積層されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルト
において、前記ベース部材が複数枚の基布からなると共
に、該複数枚の基布のうち、湿紙載置面に最も近い位置
に配置される第1の基布の次に隣接して配置される第2
の基布を、前記第1の基布よりも通気度の低い構造物に
したことを特徴とし、第2の基布から第1の基布への水
分の移行を通気度の高低により規制して再湿現象を有効
に防止ができるように構成した。
抄紙用プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材
に積層されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルト
において、前記ベース部材を湿紙載置面に最も近い位置
に配置される第1の基布と、該第1の基布に隣接配置し
た第2の基布との2層構造にすると共に、該第2の基布
を、前記第1の基布よりも通気度の低い構造物にしたこ
とを特徴とし、ベース部材を2層構造にした場合におけ
る第2の基布から第1の基布への水分の移行を通気度の
高低により規制して再湿現象を有効に防止ができるよう
に構成した。
抄紙用プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材
に積層されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルト
において、前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位
置に配置される第1の基布と、該第1の基布に隣接配置
した第2の基布と、該第2の基布に隣接配置した第3の
基布との3層構造にすると共に、前記第2の基布を、前
記第1の基布又は第1の基布及び第3の基布よりも通気
度の低い構造物にしたことを特徴とし、ベース部材を3
層構造にした場合における第2の基布から第1の基布へ
の水分の移行を通気度の高低により規制して再湿現象を
有効に防止ができるように構成した。
抄紙用プレスフェルトは、前記第1の基布又は第1及び
第3の基布が、50〜900cc/cm2 /sec、
前記第2の基布が32〜600cc/cm2 /sec
の通気度を有し、比通気度が0.67以下であることを
特徴とし、再湿現象の防止を的確に実現するための通気
度の具体的数値を選択できるように構成した。
抄紙用プレスフェルトは、前記第1の基布又は第1及び
第3の基布と第2の基布が、50〜330dのモノフィ
ラメント単糸又はそれらの撚糸からなることを特徴と
し、再湿現象の防止を的確に実現するために必要な具体
的な糸材及びその太さが選択できるように構成した。
る抄紙用プレスフェルトは、前記第2の基布が、不織布
又は不織布の積層体からなることを特徴とし、第1の基
布に対する密度・比密度若しくは通気度・比通気度の条
件を満足する限り、第2の基布の素材の選択の自由度が
得られるように構成した。
乃至図12に基づき説明する。図において、1は本願抄
紙用プレスフェルト本体(以下「本願フェルト本体」と
いう)で、該本願フェルト本体1は、図1の如く、ベー
ス部材2と、該ベース部材2に積層されたバット層3と
からなる。前記ベース部材2は第1の基布Aと第2の基
布Bとの2層構造のものを示している。
面、即ち、ベース部材2の両面に形成され、その一方の
面が湿紙載置面4、他方の面がプレスロール当接面5と
なっている。具体的には無端状に形成された第1の基布
Aと第2の基布Bとを、図2の如く、重ね合わせて無端
状のベース部材2となし、該ベース部材2を図示しない
二軸間において所定の張力を掛けながらバット層3を積
層しつつニードルパンチング法により植毛することによ
り形成されている。
配置される第1の基布Aに比べてプレスロール当接面5
の側に配置される第2の基布Bは密度の高い構造物にな
っている。ここに「密度」とは、坪量(g/cm2 )
を厚み(mm)で除した見かけ密度(g/cm3 )の
ことをいう。
基布Bを密度の高い構造物にしたのは、第2の基布Bの
側から第1の基布Aの側への水分の移行を規制できるよ
うにするためである。この結果、再湿現象を有効に防止
できることとなる(図12の矢印Y2参照)。
度条件としては、前記第1の基布Aが0.15〜0.5
0g/cm3 、前記第2の基布Bが0.23〜0.7
5g/cm3 を有し、比密度(第2の基布B/第1の
基布A)が1.5以上であることが実験により確認され
ている。即ち、比密度が1.5未満であると、必要な搾
水性が維持出来ないものとなる。
る。その通気度条件としては、前記第1の基布Aが50
〜900cc/cm2 /sec、前記第2の基布Bが
32〜600cc/cm2 /secを有し、比通気度
(第2の基布B/第1の基布A)が0.67以下である
ことが実験により確認されている。該比通気度が0.6
7を超えるときは、基布A、Bが織物構造物であれば搾
水性を維持することが困難となる。
方法としては、「JIS L 1096(一般織物試験
方法)」で規格されているA法(フラジール形試験機)
を用いて実測した(以下同じ)ものである。
ぞれ50〜330dのモノフィラメント単糸、又はそれ
らの撚糸から構成すると有効である。即ち、モノフィラ
メント単糸又はそれらの撚糸が50d未満であるか、3
30dを超える糸材を使用した場合には上記具体的構造
の基布を製織することが極めて困難になる。因みに、第
1の基布A及び第2の基布Bの織り組織としては、1重
織の平織や2重織の崩斜文織などが好適である。
では本願フェルト本体1はベース部材2の両面にバット
層3を設けてなるが、図3の如く、湿紙載置面4の側に
のみバット層3を形成した場合も含むことは勿論であ
る。
明する。図4によれば、ベース部材2が湿紙載置面4に
最も近い位置に配置される第1の基布Aと、プレスロー
ル当接面5の側に配置される第3の基布Cと、これら両
基布A、C間に挟まれた位置に配置されている第2の基
布Bとの3層構造になっている。この中間に位置する第
2の基布Bは、第1の基布A及び第3の基布Cと比べて
密度の高い構造物になっている。これは第2の基布Bの
側から第1の基布Aの側への水分の移行を規制して再湿
現象を有効に防止できるようにするためである。
構成する糸材や基布構造及びその密度及び通気度の条件
は上述した処と同様であるし、第3の基布Cは第1の基
布Aと同様の条件にて作成して問題ない。
の基布A、Cが0.15〜0.50g/cm3 、第2
の基布Bが0.23〜0.75g/cm3 の密度を有
し、比密度(第2の基布B/第1の基布A又は第3の基
布C)が1.5以上であることが実験により確認されて
いる。即ち、比密度が1.5未満であると、必要な搾水
性が維持出来ないものとなる。
と同様に、第1の基布A及び第3の基布Cが50〜90
0cc/cm2 /sec、第2の基布Bが32〜60
0cc/cm2 /secを有し、比通気度(第2の基
布B/第1の基布A及び第3の基布C)が0.67以下
であることが実験にて確認された。該比通気度が0.6
7を超えるときは、基布A、Bが織物構造であれば搾水
性を維持することが困難となる。
基布Cはそれぞれ50〜330dのモノフィラメント単
糸、又はそれらの撚糸から構成すると有効である。即
ち、モノフィラメント単糸又はそれらの撚糸が50d未
満であるか、330dを超える糸材を使用した場合には
上記具体的構造の基布を製織することが極めて困難にな
る。因みに、第1の基布A及び第2の基布Bの織組織と
しては、1重織の平織や2重織の崩斜文織などが好適で
あることは上述した図1の場合と同様である。
部材2を構成する基布は2層もしくは3層のものである
が、基布の層数はこれに限らず、さらに多数層の基布か
らなるベース部材を用いても本発明の目的・効果を達成
することができる。
ルト本体1の実施の態様を図5に示す。図5によれば、
ベース部材2が湿紙載置面4に最も近い位置に配置され
る第1の基布Aと、該第1の基布Aの次に隣接して配置
される第2の基布Bと、該第2の基布Bの次に隣接して
配置される第3の基布Cと、プレスロール当接面5の側
に配置される第4の基布Dとの4層構造になっている。
て、湿紙載置面4に最も近い位置に配置される第1の基
布Aの次に隣接して配置される第2の基布を、前記第1
の基布Aよりも密度の高い構造物にしている。
における適正な密度及び比密度、通気度及び比通気度、
もしくは両基布を構成する糸材は前述した実施の態様の
例で説明したものと同様である。また、第3の基布C及
び第4の基布Dの構造については前記第1の基布Aと共
通でも良いが、所望する本願フェルト本体の特性に応じ
て適宜選択できるものである。
基布によりベース部材を構成する抄紙用プレスフェルト
であれば、湿紙載置面に最も近い基布(第1の基布)の
次に湿紙載置面に近い位置に配置される基布(第2の基
布)を、前記湿紙載置面に最も近い位置の基布(第1の
基布)よりも、密度の高いか若しくは通気度が低い構造
物とすることで、第2の基布から第1の基布への水分の
移行を規制して再湿現象の防止が有効に達成できるもの
である。
2の基布Bは密度の高い織物構造物を用いているが、織
物に変えて、図6の如く、不織布(又は不織布の積層体
を含む、以下同じ)Fにより構成することもできる。こ
の不織布Fはニードルパンチ法、スパンボンド法、スパ
ンレース法などにより形成される。
らなる第1の基布Aと不織布Fからなる第2の基布Bと
の2層構造のものであり、図7はベース部材2が織物か
らなる第1の基布A及び第3の基布Cと、これらの間に
挟まれた不織布Fからなる第2の基布Bとの3層構造の
ものである。この不織布Fにより構成された第2の基布
Bは第1の基布A及び第3の基布Cに比べて密度の高い
か若しくは通気度が低い構造物になっていると共に、前
記バット層3よりも密度が高くなっている。
材2を構成する複数の基布は単純に重ね合わせていた
が、これらの基布と基布との間に、図8〜図10の如
く、バット層3aを形成することも可能である。即ち、
本願フェルト本体1を作成するためには、複数層の基布
の中間にバット層を積層し、ニードルパンチにて該バッ
ト層を基布に固定させ、その後、基布同士を重ねてベー
ス部材2を形成し、次に、該ベース部材2にバット層を
積層させ、ニードルパンチ法により植毛すれば良いから
である。
ルト本体1の作用を図11〜図12に基づき説明する。
抄紙用プレスフェルト本体1は、抄紙機のプレスパート
内において、図11の如く、湿紙Pを載置した状態で走
行し、一対のプレスロールRにより挟持されて水分が圧
搾される。
1〜N2において、ニップ入口N1からニップ中央Nc
にかけて、湿紙Pから多くの水分が圧搾される。この
際、水分は何の支障もなくバット層3、第1の基布A及
び第2の基布Bを矢印Y1の如く通過する。
2にかけて、本願フェルト本体1はプレス状態から開放
されて体積が膨張する。このため前述した水分が湿紙P
側へ矢印Y2の如く移行(再湿現象)しようとするが、
第2の基布Bが、第1の基布Aよりも高密度若しくは低
通気度であるため、該第2の基布Bから第1の基布Aへ
は水分が移行し難くなり、湿紙に戻る水分の量を減少
(再湿現象の防止)することができることとなる。
基布13aが本願発明の如き構造になっていないため、
ニップ中央Ncからニップ出口N2にかけて、従来のプ
レスフェルト本体13bはプレス状態から開放されて体
積が膨張するときに、前述した水分が湿紙P側へ矢印
Y′の如く抵抗なく移行してしまうことから、再湿現象
を起こしてしまうこととなった。
構成として図1のものを示しているが、図3〜図10の
ベース部材2の構成のものでも同様の原理により再湿現
象を防止することができることは勿論である。特に、ベ
ース部材2における基布を3層構造及びそれ以上の多層
構造にすれば、プレス圧下でベース部材により多くの水
体積を確保することができるので、抄紙用プレスフェル
トとしての搾水性機能は一層充実できるものである。
た。 基布:織機上の整経糸に、2/2/220dのモノフ
ィラメント撚糸を準備し、同撚糸を打込み糸に用いて織
密度が0.32g/cm3 、通気度630cc/cm
2 /secの特性を有する無端状の織物。
0dのモノフィラメント撚糸を準備し、110dのモノ
フィラメント単糸を打込み糸に用いて織密度が0.55
g/cm3 、通気度275cc/cm2 /secの
特性を有する無端状の織物。
し、その下に隣接して基布を重ねあわせてベース部材
を作成し、基布上にナイロン6の単繊維(15d)か
らなるバット層3を積層しつつ目付が400g/m2
になるまで数周のニードルパンチングを行い、さらに基
布側にナイロン6の単繊維(15d)からなるバット
層3を積層しつつ目付が100g/m2 になるまで数
周のニードルパンチングを行って、本願フェルト本体
(本実施フェルトa)を作成した。
ね合わせてベース部材を作成し、該ベース部材の両面に
それぞれ上記実施例1と同様の材料および目付によるバ
ット層を積層した抄紙用プレスフェルト(比較フェルト
a)を作成した。
の載置される側に配置し、この下に隣接して基布を重
ね合わせてベース部材を作成し、該ベース部材の両面に
それぞれ上記実施例1と同様の材料および目付によるバ
ット層を積層し抄紙用プレスフェルト(比較フェルト
b)を作成した。
トa及びbとの搾水性、再湿現象防止性、プレス後の湿
紙水分を測定した処、図14の結果を得た。ここに、
「搾水性」は図11にて示した一対のプレスロールRに
一定加圧(50kg/cm)を印加したときのボトムロ
ール(図11における下側のロール)から排出される水
量から判断した。「再湿性」は上記一対のプレスロール
Rに一定加圧(50kg/cm)を印加し、プレスロー
ルから出てくる湿紙を継時的に坪量測定(β線坪量)す
ることで判断した。「湿紙水分」は上記一対のプレスロ
ールRから出てくる湿紙を定法にて水分測定することで
判断した。
ェルトaに係る本願フェルト本体においては、比較フェ
ルトa及びbに比して、優れた再湿現象の防止効果を有
していることが確認された。
次の条件で作成した。 基布:織機上の整経糸に、2/2/330dのモノフ
ィラメント撚糸を準備し、同撚糸を打込み糸に用いて密
度が0.21g/cm3 、通気度800cc/cm2
/secの特性を有する無端状の織物。
(坪量150g/m2 、厚0.47mm、密度0.3
50g/cm3 、通気度70cc/cm2 /se
c)。
0dのモノフィラメント撚糸を準備し、同撚糸を打込み
糸に用いて織密度が0.32g/cm3 、通気度63
0cc/cm2 /secの特性を有する無端状の織
物。
重ね合わせてベース部材を作成、即ち、基布が湿紙の
載置される側に配置され、基布と基布との間に基布
を挟持する。そして、基布側にナイロン6の単繊維
(15d)のバット繊維を積層しつつ目付が300g/
m2 になるまで数周のニードルパンチングを行い、さ
らに基布側にもナイロン6の単繊維(15d)のバッ
ト繊維を目付が100g/m2 になるまで数周のニー
ドルパンチングを行って本願フェルト本体(本実施フェ
ルトb)を作成した。
わせベース部材を作成し、基布の側に本実施フェルト
bと同様の材料によるバット繊維を積層しつつ目付が4
50g/m2 になるまで数周のニードルパンチングを
行い、さらに基布の側に本実施フェルトbと同様の材
料によるバット繊維を目付が100g/m2 になるま
で数周のニードルパンチングを行って抄紙用プレスフェ
ルト(本実施フェルトc)を作成した。
重ね合わせベース部材を作成し、基布の側に本実施フ
ェルトbと同様の材料によるバット繊維を積層しつつ目
付が450g/m2 になるまで数周のニードルパンチ
ングを行い、さらに基布の側に本実施フェルトbと同
様の材料によるバット繊維を目付が100g/m2にな
るまで数周のニードルパンチングを行って抄紙用プレス
フェルト(本実施フェルトd)を作成した。
に、基布を重ね合わせベース部材を作成し、基布側
に本実施フェルトbと同様の材料によるバット繊維を積
層しつつ目付が450g/m2 になるまで数周のニー
ドルパンチングを行い、基布側に同様に目付が100
g/m2 になるまで数周のニードルパンチングを行っ
て、抄紙用プレスフェルト(比較フェルトc)を作成し
た。
較フェルトcとの搾水性、再湿現象防止性、プレス後の
湿紙水分を測定した処、図15の結果を得た。図15の
結果から明らかな通り、本実施フェルトbに係る本願フ
ェルト本体においては、比較フェルトcに比して優れた
再湿現象の防止効果を有していること、また、本実施フ
ェルトc、dについても比較フェルトcに比して良好な
再湿現象の防止効果を有していることがそれぞれ確認で
きた。
用プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材に積
層されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルトにお
いて、前記ベース部材が複数枚の基布からなるととも
に、該複数枚の基布のうち、湿紙載置面に最も近い位置
に配置される第1の基布の次に隣接して配置される第2
の基布を、前記第1の基布よりも密度の高い構造物にし
たことを特徴としているから、第2の基布から第1の基
布への水分の移行を密度の高低により規制して再湿現象
の防止ができるという優れた効果を奏するものである。
プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材に積層
されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおい
て、前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位置に配
置される第1の基布と、該第1の基布に隣接配置した第
2の基布との2層構造にするとともに、該第2の基布を
前記第1の基布よりも密度の高い構造物にしたことを特
徴としているから、第2の基布から第1の基布への水分
の移行を密度の高低により規制して再湿現象を有効に防
止ができるという優れた効果を奏するものである。
用プレスフェルトは、ベース部材と該ベース部材に積層
されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおい
て、前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位置に配
置される第1の基布と、該第1の基布に隣接配置した第
2の基布と、該第2の基布に隣接配置した第3の基布と
の3層構造にするとともに、前記第2の基布を、前記第
1の基布、又は第1の基布及び第3の基布よりも密度が
高い構造物にしたことを特徴としているから、ベース部
材が3層構造であり、従って、プレス圧下でベース部材
により多くの水体積を確保することができ、しかも、抄
紙用プレスフェルトとしての搾水性機能が一層充実する
ばかりでなく、ベース部材を3層構造にした場合におけ
る第2の基布から第1の基布への水分の移行を密度の高
低により規制して再湿現象の防止ができるという優れた
効果を奏するものである。
抄紙用プレスフェルトは、前記第1の基布又は第1及び
第3の基布が0.15〜0.50g/cm3 、前記第
2の基布が0.23〜0.75g/cm3 の密度を有
し、比密度が1.5以上であることを特徴としているか
ら、再湿現象の防止を的確に実現するための具体的数値
を選択できるという優れた効果を奏するものである。
抄紙用プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材
に積層されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルト
において、前記ベース部材が複数枚の基布からなると共
に、該複数枚の基布のうち、湿紙載置面に最も近い位置
に配置される第1の基布の次に隣接して配置される第2
の基布を、前記第1の基布よりも通気度の低い構造物に
したことを特徴としているから、第2の基布から第1の
基布への水分の移行を通気度の高低により規制して再湿
現象の防止ができるという優れた効果を奏するものであ
る。
抄紙用プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材
に積層されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルト
において、前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位
置に配置される第1の基布と、該第1の基布に隣接配置
した第2の基布との2層構造にすると共に、該第2の基
布を、前記第1の基布よりも通気度の低い構造物にした
ことを特徴としているから、第2の基布から第1の基布
への水分の移行を通気度の高低により規制して再湿現象
を有効に防止ができるという優れた効果を奏するもので
ある。
抄紙用プレスフェルトは、ベース部材と、該ベース部材
に積層されたバット層とからなる抄紙用プレスフェルト
において、前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位
置に配置される第1の基布と、該第1の基布に隣接配置
した第2の基布と、該第2の基布に隣接配置した第3の
基布との3層構造にすると共に、前記第2の基布を、前
記第1の基布又は第1の基布及び第3の基布よりも通気
度の低い構造物にしたことを特徴としているから、ベー
ス部材が3層構造であり、従って、プレス圧下でベース
部材により多くの水体積を確保することができ、しか
も、抄紙用プレスフェルトとしての搾水性機能が一層充
実するばかりでなく、ベース部材を3層構造にした場合
における第2の基布から第1の基布への水分の移行を通
気度の高低により規制して再湿現象の防止ができるとい
う優れた効果を奏するものである。
抄紙用プレスフェルトは、前記第1の基布又は第1及び
第3の基布が、50〜900cc/cm2 /sec、
前記第2の基布が32〜600cc/cm2 /sec
の通気度を有し、比通気度が0.67以下であることを
特徴としているから、再湿現象の防止を的確に実現する
ための具体的数値を選択できるという優れた効果を奏す
るものである。
抄紙用プレスフェルトは、前記第1の基布又は第1及び
第3の基布と第2の基布が、50〜330dのモノフィ
ラメント単糸又はそれらの撚糸からなることを特徴とし
ているから、第2の基布と第1の基布に使用される具体
的な糸材の太さの選択により再湿現象の防止が実現でき
るという優れた効果を奏するものである。
る抄紙用プレスフェルトは、前記第2の基布が、不織布
又は不織布の積層体からなることを特徴としているか
ら、第2の基布として幅広い素材の選択を可能にして再
湿現象の防止ができるという優れた効果を奏するもので
ある。
示的断面図である。
解断面図である。
有する本願フェルト本体の略示的断面図である。
示的断面図である。
示的断面図である。
造の本願フェルト本体の略示的断面図である。
造の本願フェルト本体の略示的断面図である。
の本願フェルト本体の略示的断面図である。
の本願フェルト本体の略示的断面図である。
布間にバット層をもつ2層構造の本願フェルト本体の略
示的断面図である。
面図である。
断面図である。
示す拡大断面図である。
機能の比較表を示す図である。
機能の比較表を示す図である。
Claims (10)
- 【請求項1】ベース部材と、該ベース部材に積層された
バット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおいて、 前記ベース部材が複数枚の基布からなると共に、該複数
枚の基布のうち、湿紙載置面に最も近い位置に配置され
る第1の基布の次に隣接して配置される第2の基布を、
前記第1の基布よりも密度の高い構造物にしたことを特
徴とする抄紙用プレスフェルト。 - 【請求項2】ベース部材と、該ベース部材に積層された
バット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおいて、 前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位置に配置さ
れる第1の基布と、該第1の基布に隣接配置した第2の
基布との2層構造にすると共に、該第2の基布を、前記
第1の基布よりも密度の高い構造物にしたことを特徴と
する抄紙用プレスフェルト。 - 【請求項3】ベース部材と、該ベース部材に積層された
バット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおいて、 前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位置に配置さ
れる第1の基布と、該第1の基布に隣接配置した第2の
基布と、該第2の基布に隣接配置した第3の基布との3
層構造にすると共に、前記第2の基布を、前記第1の基
布、又は第1の基布及び第3の基布よりも密度の高い構
造物にしたことを特徴とする抄紙用プレスフェルト。 - 【請求項4】前記第1の基布又は第1及び第3の基布
が、0.15〜0.50g/cm3、前記第2の基布が
0.23〜0.75g/cm3 の密度を有し、比密度
が1.5以上であることを特徴とする請求項1〜3のう
ちの1項に記載の抄紙用プレスフェルト。 - 【請求項5】ベース部材と、該ベース部材に積層された
バット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおいて、 前記ベース部材が複数枚の基布からなると共に、該複数
枚の基布のうち、湿紙載置面に最も近い位置に配置され
る第1の基布の次に隣接して配置される第2の基布を、
前記第1の基布よりも通気度の低い構造物にしたことを
特徴とする抄紙用プレスフェルト。 - 【請求項6】ベース部材と、該ベース部材に積層された
バット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおいて、 前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位置に配置さ
れる第1の基布と、該第1の基布に隣接配置した第2の
基布との2層構造にすると共に、該第2の基布を、前記
第1の基布よりも通気度の低い構造物にしたことを特徴
とする抄紙用プレスフェルト。 - 【請求項7】ベース部材と、該ベース部材に積層された
バット層とからなる抄紙用プレスフェルトにおいて、 前記ベース部材を、湿紙載置面に最も近い位置に配置さ
れる第1の基布と、該第1の基布に隣接配置した第2の
基布と、該第2の基布に隣接配置した第3の基布との3
層構造にすると共に、前記第2の基布を、前記第1の基
布、又は第1の基布及び第3の基布よりも通気度の低い
構造物にしたことを特徴とする抄紙用プレスフェルト。 - 【請求項8】前記第1の基布又は第1及び第3の基布
が、50〜900cc/cm2 /sec、前記第2の
基布が32〜600cc/cm2 /secの通気度を
有し、比通気度が0.67以下であることを特徴とする
請求項5〜7のうちの1項に記載の抄紙用プレスフェル
ト。 - 【請求項9】前記第1の基布又は第1及び第3の基布と
第2の基布が、50〜330dのモノフィラメント単糸
又はそれらの撚糸からなることを特徴とする請求項1〜
8のうちの1項に記載の抄紙用プレスフェルト。 - 【請求項10】前記第2の基布が、不織布又は不織布の
積層体からなることを特徴とする請求項1〜9のうちの
1項に記載の抄紙用プレスフェルト。
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