JP2000270901A - 発泡靴底成型方法 - Google Patents
発泡靴底成型方法Info
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- JP2000270901A JP2000270901A JP11076454A JP7645499A JP2000270901A JP 2000270901 A JP2000270901 A JP 2000270901A JP 11076454 A JP11076454 A JP 11076454A JP 7645499 A JP7645499 A JP 7645499A JP 2000270901 A JP2000270901 A JP 2000270901A
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- molding
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2段階製造法において成型時に生ずる材料分
布不充分、黄ばみ、変形及びサイズ不正確などの欠点を
改善し、原料を回収再使用でき材料コストを節減できる
と共に製品の品質を向上させる。 【解決手段】 先ず発泡材料をゆっくりとした速度で成
型モールド(40、70)内に注入して未発泡の素材
(31、611、621)を造り、且つ素材の品質検査
をへて、不良品を回収してリサイクルすると共に、品質
が合格した素材(31、611、621)は熱圧発泡モ
ールド(50、80)内に入れられて、靴底製品に発泡
成型される。
布不充分、黄ばみ、変形及びサイズ不正確などの欠点を
改善し、原料を回収再使用でき材料コストを節減できる
と共に製品の品質を向上させる。 【解決手段】 先ず発泡材料をゆっくりとした速度で成
型モールド(40、70)内に注入して未発泡の素材
(31、611、621)を造り、且つ素材の品質検査
をへて、不良品を回収してリサイクルすると共に、品質
が合格した素材(31、611、621)は熱圧発泡モ
ールド(50、80)内に入れられて、靴底製品に発泡
成型される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は靴底製法に係り、特
に原料リサイクルが可能で、材料コスト、設備費及び消
費エネルギーを節減でき、製品の品質の向上を期待でき
る発泡靴底成型方法に関する。
に原料リサイクルが可能で、材料コスト、設備費及び消
費エネルギーを節減でき、製品の品質の向上を期待でき
る発泡靴底成型方法に関する。
【0002】
【従来の技術】因みに、運動靴の靴底は基本的に耐摩耗
性、良好な弾性、防水性及び快適軽便な柔軟性を具える
ことが要求されるので、発泡靴底の材料としてEVA
(エチレン酢酸ビニル)が広く利用されている。従来の
EVA靴底の製造方法は、EVA発泡素材を製造し、こ
の発泡素材を金型内に入れて高圧、冷熱循環成型により
必要な形状サイズの製品に造り上げるのであり、EVA
素材の製造過程が繁雑で、EVA粒状材料の練合わせか
ら成型に至るまで、ペレット化、切断、荒仕上げ、縁取
り…等と多くの製造ステップを経て、加工に時間をかけ
て材料を消費し、且つ素材に造り上げてからも更にモー
ルド内に入れて熱圧成型しなければ製品を完成できない
ので、成型時間が長くてエネルギーの損失も大きく、生
産能率が限定されてコストの低減が期待し難い。
性、良好な弾性、防水性及び快適軽便な柔軟性を具える
ことが要求されるので、発泡靴底の材料としてEVA
(エチレン酢酸ビニル)が広く利用されている。従来の
EVA靴底の製造方法は、EVA発泡素材を製造し、こ
の発泡素材を金型内に入れて高圧、冷熱循環成型により
必要な形状サイズの製品に造り上げるのであり、EVA
素材の製造過程が繁雑で、EVA粒状材料の練合わせか
ら成型に至るまで、ペレット化、切断、荒仕上げ、縁取
り…等と多くの製造ステップを経て、加工に時間をかけ
て材料を消費し、且つ素材に造り上げてからも更にモー
ルド内に入れて熱圧成型しなければ製品を完成できない
ので、成型時間が長くてエネルギーの損失も大きく、生
産能率が限定されてコストの低減が期待し難い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の靴底製法の
欠点を改善するため、業界では既に射出成型発泡を1つ
の手順でEVA靴底を造り上げる方法が開発されてい
る。そ
欠点を改善するため、業界では既に射出成型発泡を1つ
の手順でEVA靴底を造り上げる方法が開発されてい
る。そ
【0004】従来の靴底製法の製造過程は、図5で示す
ように、原料の練合わせ及びペレット化し、射出機をへ
て射出成型(成型温度160℃〜175℃で4時間かけ
て段階的な異なる温度をへて室温に下降させ(温度23
℃前後)、靴底サイズの検査し、製品の整理包装の順を
たどり、即ち、EVA原料の射出温度を160℃〜17
5℃、架橋時間を420〜540秒間、及びモールド圧
を6.5kg/cm2にそれぞれ限定して、長時間の高
温高圧架橋の後に、瞬間的にモールドを開けて発泡張力
によりEVAを最大容積約1.5〜2倍に膨張させて半
製品を形成し、続いて半製品をモールドから取出し、こ
の際の温度約95℃〜100℃から異なる幾つかの温度
段階の冷却をへて室温に至らせ、半製品靴底を自然収縮
により定型させるのである。
ように、原料の練合わせ及びペレット化し、射出機をへ
て射出成型(成型温度160℃〜175℃で4時間かけ
て段階的な異なる温度をへて室温に下降させ(温度23
℃前後)、靴底サイズの検査し、製品の整理包装の順を
たどり、即ち、EVA原料の射出温度を160℃〜17
5℃、架橋時間を420〜540秒間、及びモールド圧
を6.5kg/cm2にそれぞれ限定して、長時間の高
温高圧架橋の後に、瞬間的にモールドを開けて発泡張力
によりEVAを最大容積約1.5〜2倍に膨張させて半
製品を形成し、続いて半製品をモールドから取出し、こ
の際の温度約95℃〜100℃から異なる幾つかの温度
段階の冷却をへて室温に至らせ、半製品靴底を自然収縮
により定型させるのである。
【0005】このような1工程だけの射出成型発泡法に
よって造られたEVA靴底は生産性がよく、製造過程が
簡単で労働コストなどを低減させ得る利点を具えている
が、実際の操作で尚も数々の問題が改善を待っており、
図6に示すように、生産過程において上、下モールドを
閉合せた後、EVA熔融液を注入する際にモールド10
のキャビティ11内に空気が残留すると、EVAが空気
と酸化作用を生じ易く、靴底の部位が黄ばみ(架橋不十
分のため黄色化する)し、従来の解決法は、EVAを注
入する前にキャビティ11の空気を抽出して真空にする
のであるが、キャビティ11は気密にされておらず、普
通は抽出不充分なため空気が隅などに閉じ込められ易
い。キャビティ11内に残留した空気がEVAに被覆さ
れると、内圧が生じて装入物を十分にキャビティ11内
隅々に充満分布させることができず、硬度が足りないと
か、密度の分布が均一でないとか、肌が平滑でなくむら
ができるとかなどの問題が発生して、一般に言うと、こ
の現象は形状が複雑な表底の鋭く突出個所、キャビティ
で言えば凹陥部位に生ずることが多く(例えば図7中の
*、**が示す所)、図8で示すように、特に靴底20
の形成する断面変化が急で大き過ぎると(例えばD−D
からC−Cに拡がると)、材料の分布不充分から変形が
生じ易く、また、成型後の半製品を自然収縮させて凝固
させる時サイズが揃わなくなるなど、生産の質や量やコ
ストに大きな不利をもたらして、上記の何れの欠点を問
わず、靴底20が一旦発泡成型されて、通常30%にも
上る不良製品は回収利用することが適わず、したがって
原料コストを抑えるのがなかなか難しい。
よって造られたEVA靴底は生産性がよく、製造過程が
簡単で労働コストなどを低減させ得る利点を具えている
が、実際の操作で尚も数々の問題が改善を待っており、
図6に示すように、生産過程において上、下モールドを
閉合せた後、EVA熔融液を注入する際にモールド10
のキャビティ11内に空気が残留すると、EVAが空気
と酸化作用を生じ易く、靴底の部位が黄ばみ(架橋不十
分のため黄色化する)し、従来の解決法は、EVAを注
入する前にキャビティ11の空気を抽出して真空にする
のであるが、キャビティ11は気密にされておらず、普
通は抽出不充分なため空気が隅などに閉じ込められ易
い。キャビティ11内に残留した空気がEVAに被覆さ
れると、内圧が生じて装入物を十分にキャビティ11内
隅々に充満分布させることができず、硬度が足りないと
か、密度の分布が均一でないとか、肌が平滑でなくむら
ができるとかなどの問題が発生して、一般に言うと、こ
の現象は形状が複雑な表底の鋭く突出個所、キャビティ
で言えば凹陥部位に生ずることが多く(例えば図7中の
*、**が示す所)、図8で示すように、特に靴底20
の形成する断面変化が急で大き過ぎると(例えばD−D
からC−Cに拡がると)、材料の分布不充分から変形が
生じ易く、また、成型後の半製品を自然収縮させて凝固
させる時サイズが揃わなくなるなど、生産の質や量やコ
ストに大きな不利をもたらして、上記の何れの欠点を問
わず、靴底20が一旦発泡成型されて、通常30%にも
上る不良製品は回収利用することが適わず、したがって
原料コストを抑えるのがなかなか難しい。
【0006】本発明は、上記従来の靴底成型方法におけ
る問題点に鑑み、2段階製造法において成型時に生ずる
材料分布不充分、黄ばみ、変形及びサイズ不正確などの
欠点を改善して、原料を回収再使用できて材料コストを
節減できると共に、製品の品質を向上させ得る発泡靴底
成型方法を提供することを目的とする。
る問題点に鑑み、2段階製造法において成型時に生ずる
材料分布不充分、黄ばみ、変形及びサイズ不正確などの
欠点を改善して、原料を回収再使用できて材料コストを
節減できると共に、製品の品質を向上させ得る発泡靴底
成型方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の発泡靴底成型方法は、先ず発泡材料をゆっ
くりとした速度で成型モールド内に注入して未発泡の素
材を造り、且つ素材の品質検査を利用して、不良品を回
収してリサイクルすると共に、品質が合格した素材は熱
圧発泡モールド内に入れられて、靴底製品に発泡成型さ
れるのであり、このような遅延発泡の2段階製造方法か
ら、製品の無黄ばみ、密度均一及び優れた見映えを確保
できて、発泡処理前の規格外れの素材を回収リサイクル
することもでき、生産コストを低めることができる。
め、本発明の発泡靴底成型方法は、先ず発泡材料をゆっ
くりとした速度で成型モールド内に注入して未発泡の素
材を造り、且つ素材の品質検査を利用して、不良品を回
収してリサイクルすると共に、品質が合格した素材は熱
圧発泡モールド内に入れられて、靴底製品に発泡成型さ
れるのであり、このような遅延発泡の2段階製造方法か
ら、製品の無黄ばみ、密度均一及び優れた見映えを確保
できて、発泡処理前の規格外れの素材を回収リサイクル
することもでき、生産コストを低めることができる。
【0008】本発明の発泡靴底成型方法は、発泡材ペレ
ットを80〜100℃まで加熱融解して液状EVAを形
成する工程と、液状EVAをゆっくりと常温の成型モー
ルド内へ注入して熱圧発泡モールドと同じサイズの未発
泡素材を冷却成型する工程と、冷却後モールドを開いて
未発泡素材を取出し縁からはみ出したバリやささくれ等
を修整して未発泡素材の品質を検査して不良品を回収し
再融解して再生利用する工程と、重量を測って足りない
場合は標準重量になるまで補足し未発泡素材の品質を検
査して不良品は回収して新たに融解し直して再生利用す
る工程と、品質検査に合格した未発泡素材を熱圧発泡モ
ールド内に入れて、150〜175℃の高温高圧の架橋
処理を行う工程と、架橋処理を終えた後瞬間的にモール
ドを開いて減圧発泡成型を行い靴底半製品を得る工程
と、発泡成型した靴底半製品を冷却凝固させ整理包装し
て靴底製品の製造を完成する工程とから構成される。
ットを80〜100℃まで加熱融解して液状EVAを形
成する工程と、液状EVAをゆっくりと常温の成型モー
ルド内へ注入して熱圧発泡モールドと同じサイズの未発
泡素材を冷却成型する工程と、冷却後モールドを開いて
未発泡素材を取出し縁からはみ出したバリやささくれ等
を修整して未発泡素材の品質を検査して不良品を回収し
再融解して再生利用する工程と、重量を測って足りない
場合は標準重量になるまで補足し未発泡素材の品質を検
査して不良品は回収して新たに融解し直して再生利用す
る工程と、品質検査に合格した未発泡素材を熱圧発泡モ
ールド内に入れて、150〜175℃の高温高圧の架橋
処理を行う工程と、架橋処理を終えた後瞬間的にモール
ドを開いて減圧発泡成型を行い靴底半製品を得る工程
と、発泡成型した靴底半製品を冷却凝固させ整理包装し
て靴底製品の製造を完成する工程とから構成される。
【0009】そして、上記ステップにより形状が簡単な
中底や外形が簡単な靴底を製作できる他に、外形複雑な
中底及び多色組合せの表底の素材をそれぞれ成型した後
に、品質合格の表底の素材を熱圧発泡モールド内に入れ
て、次に中底の素材を該表底の素材上面に載置し、しか
る後に高温高圧150〜175℃の架橋処理を行って、
架橋処理を終えた際に、瞬間的にモールドを開けて減圧
発泡成型を行って靴底半製品を造り上げ、更に発泡成型
した靴底半製品を冷却凝固させると、外形複雑な靴底或
いは中底と表底を組合せた靴底を完成できる。
中底や外形が簡単な靴底を製作できる他に、外形複雑な
中底及び多色組合せの表底の素材をそれぞれ成型した後
に、品質合格の表底の素材を熱圧発泡モールド内に入れ
て、次に中底の素材を該表底の素材上面に載置し、しか
る後に高温高圧150〜175℃の架橋処理を行って、
架橋処理を終えた際に、瞬間的にモールドを開けて減圧
発泡成型を行って靴底半製品を造り上げ、更に発泡成型
した靴底半製品を冷却凝固させると、外形複雑な靴底或
いは中底と表底を組合せた靴底を完成できる。
【0010】本発明は、素材を成型する際に、EVA原
料の流速をゆっくりと徐々に制御して、液状EVAを成
型モールド内に注入すると容易に隅々迄に行渡らせると
同時に成型モールド内の空気を駆除できるので、素材に
比較的良い見映えを具えさせることができ、且つ、この
際の素材は発泡されておらず、検査、測定、修整などを
施して、不良品或いは修整切断したバリやささくれを回
収リサイクルできる。そして、検査合格した素材だけを
熱圧発泡モールド内に入れて高温架橋処理を施し、しか
る後に靴底製品に発泡させて、このように、予め未発泡
素材を製作して、モールド内の空気を十分に駆除できた
ことにより、製品の黄ばみ現象を有効に克服できて、未
発泡素材を品質検査、秤量、材料補充へと経たせて製品
の材料分布不均一や湯回り不足の問題を解決することが
できる。
料の流速をゆっくりと徐々に制御して、液状EVAを成
型モールド内に注入すると容易に隅々迄に行渡らせると
同時に成型モールド内の空気を駆除できるので、素材に
比較的良い見映えを具えさせることができ、且つ、この
際の素材は発泡されておらず、検査、測定、修整などを
施して、不良品或いは修整切断したバリやささくれを回
収リサイクルできる。そして、検査合格した素材だけを
熱圧発泡モールド内に入れて高温架橋処理を施し、しか
る後に靴底製品に発泡させて、このように、予め未発泡
素材を製作して、モールド内の空気を十分に駆除できた
ことにより、製品の黄ばみ現象を有効に克服できて、未
発泡素材を品質検査、秤量、材料補充へと経たせて製品
の材料分布不均一や湯回り不足の問題を解決することが
できる。
【0011】また、素材を熱圧発泡モールド内に入れる
と、EVA材料の流量及び圧力は靴底断面位置の制限を
受けずに、各部位における圧力や密度を均一に行渡らせ
ることができて、製品の変形の問題を解決することがで
きる。
と、EVA材料の流量及び圧力は靴底断面位置の制限を
受けずに、各部位における圧力や密度を均一に行渡らせ
ることができて、製品の変形の問題を解決することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明するが、本発明はこの例だけに限定されな
い。本発明の発泡靴底成型方法の比較的好ましい第1の
実施の形態は、図1および図2に示すように、形状が簡
単な中底や外形が単純な靴底30の製造方法である。
参照して説明するが、本発明はこの例だけに限定されな
い。本発明の発泡靴底成型方法の比較的好ましい第1の
実施の形態は、図1および図2に示すように、形状が簡
単な中底や外形が単純な靴底30の製造方法である。
【0013】本発明の発泡靴底成型方法の第1の実施の
形態は、発泡材ペレット(EVAを例にしている)を8
0〜100℃まで加熱融解して液状EVAを形成する工
程と、液状EVAをゆっくりと常温の成型モールド40
に直接注入し或いは上、下型を有する圧縮モールド41
に注入して熱圧発泡モールド50と同じサイズの未発泡
素材31を冷却成型する工程と、冷却後モールドを開い
て未発泡素材31を取出し縁からはみ出したバリやささ
くれ等を修整して発泡素材31の品質を検査して不良品
を回収し、再融解してリサイクルする工程と、重量を測
って、足りない場合は標準重量になるまで補足して未発
泡素材31の品質を検査し、不良品は回収して新たに融
解し直してリサイクルをする工程と、品質検査に合格し
た未発泡素材31を熱圧発泡モールド50内に入れて、
150〜175℃の高温高圧の架橋処理を行う工程と、
架橋処理を終えた後、瞬間的にモールドを開いて減圧発
泡成型を行い、靴底半製品32を得る工程と、発泡成型
した靴底半製品32を冷却凝固させ、しかる後に整理包
装して靴底30の製品の製造を完成する工程とから構成
されている。
形態は、発泡材ペレット(EVAを例にしている)を8
0〜100℃まで加熱融解して液状EVAを形成する工
程と、液状EVAをゆっくりと常温の成型モールド40
に直接注入し或いは上、下型を有する圧縮モールド41
に注入して熱圧発泡モールド50と同じサイズの未発泡
素材31を冷却成型する工程と、冷却後モールドを開い
て未発泡素材31を取出し縁からはみ出したバリやささ
くれ等を修整して発泡素材31の品質を検査して不良品
を回収し、再融解してリサイクルする工程と、重量を測
って、足りない場合は標準重量になるまで補足して未発
泡素材31の品質を検査し、不良品は回収して新たに融
解し直してリサイクルをする工程と、品質検査に合格し
た未発泡素材31を熱圧発泡モールド50内に入れて、
150〜175℃の高温高圧の架橋処理を行う工程と、
架橋処理を終えた後、瞬間的にモールドを開いて減圧発
泡成型を行い、靴底半製品32を得る工程と、発泡成型
した靴底半製品32を冷却凝固させ、しかる後に整理包
装して靴底30の製品の製造を完成する工程とから構成
されている。
【0014】本発明の発泡靴底成型方法の第2の実施の
形態は、図3および図4に示すように、主に外形複雑な
靴底或いは中底61と表底62を異なる色彩に形成する
製造方法である。本発明の発泡靴底成型方法の第2の実
施の形態は、発泡材ペレット(本実施例はEVAを例に
している)を80〜100℃まで加熱融解して、液状E
VAを形成し、且つ必要に応じて多色の液状EVAを準
備製作する工程と、液状EVAをゆっくりと徐々に直接
成型モールド70へ注入し或いは上、下型からなる圧縮
モールド71に注入する工程であつて、この場合、熱圧
発泡モールド80と同じサイズの未発泡素材611、6
21を冷却成型し、この方式でそれぞれ中底61及び表
底62の素材611、621を加工成型して、表底62
の未発泡素材621を多色組合せに成型しても良い工程
と、冷却後モールドを開いて未発泡素材611、621
を取出し、縁からはみ出したバリやささくれ等を修整し
て、未発泡素材611、621の品質を検査して不良品
を回収し、再融解してリサイクルする工程と、重量を測
って、足りない場合は標準重量になるまで補足して、未
発泡素材611、621の品質を検査し、不良品は回収
して新たに融解し直してリサイクルする工程と、品質検
査に合格した表底62(外形複雑或いは多色EVA 組合せ
成型)の未発泡素材621を熱圧発泡モールド80内に
入れて、中底61の素材611を表底62の素材621
上面に載置する工程と、しかる後にモールドを閉合せ
て、150〜175℃の高温高圧の架橋処理を行う工程
と、架橋処理を終えた後、瞬間的にモールドを開いて減
圧発泡成型を行い、靴底半製品63を得る工程と、発泡
成型した靴底半製品63を冷却凝固させて、しかる後に
整理包装して靴底60の製品の製造を完成する工程とを
有する。
形態は、図3および図4に示すように、主に外形複雑な
靴底或いは中底61と表底62を異なる色彩に形成する
製造方法である。本発明の発泡靴底成型方法の第2の実
施の形態は、発泡材ペレット(本実施例はEVAを例に
している)を80〜100℃まで加熱融解して、液状E
VAを形成し、且つ必要に応じて多色の液状EVAを準
備製作する工程と、液状EVAをゆっくりと徐々に直接
成型モールド70へ注入し或いは上、下型からなる圧縮
モールド71に注入する工程であつて、この場合、熱圧
発泡モールド80と同じサイズの未発泡素材611、6
21を冷却成型し、この方式でそれぞれ中底61及び表
底62の素材611、621を加工成型して、表底62
の未発泡素材621を多色組合せに成型しても良い工程
と、冷却後モールドを開いて未発泡素材611、621
を取出し、縁からはみ出したバリやささくれ等を修整し
て、未発泡素材611、621の品質を検査して不良品
を回収し、再融解してリサイクルする工程と、重量を測
って、足りない場合は標準重量になるまで補足して、未
発泡素材611、621の品質を検査し、不良品は回収
して新たに融解し直してリサイクルする工程と、品質検
査に合格した表底62(外形複雑或いは多色EVA 組合せ
成型)の未発泡素材621を熱圧発泡モールド80内に
入れて、中底61の素材611を表底62の素材621
上面に載置する工程と、しかる後にモールドを閉合せ
て、150〜175℃の高温高圧の架橋処理を行う工程
と、架橋処理を終えた後、瞬間的にモールドを開いて減
圧発泡成型を行い、靴底半製品63を得る工程と、発泡
成型した靴底半製品63を冷却凝固させて、しかる後に
整理包装して靴底60の製品の製造を完成する工程とを
有する。
【0015】上記品質検査に合格した表底62の未発泡
素材621を熱圧発泡モールド80内に入れて、中底6
1の素材611を表底62の素材621上面に載置する
工程は、品質検査に合格した表底62の素材621を熱
圧発泡成型モールド80内に入れた後、直接液状EVA を
表底62の素材621上面に注入して、中底61と表底
62との組合せを形成するように換えても良い。
素材621を熱圧発泡モールド80内に入れて、中底6
1の素材611を表底62の素材621上面に載置する
工程は、品質検査に合格した表底62の素材621を熱
圧発泡成型モールド80内に入れた後、直接液状EVA を
表底62の素材621上面に注入して、中底61と表底
62との組合せを形成するように換えても良い。
【0016】以上述べた本発明の成型ステップの特徴を
概述すると次の通りである。本発明は素材31、61
1、621を成型する際に、EVA原料の流速をゆっく
りと徐々に制御して、液状EVAを成型モールド40、
70内に注入すると、同時に成型モールド40、70内
の空気を同時に駆除することができて、素材31、61
1、621に比較的素晴らしい見映えを具えさせ、この
際、素材31、611、621は発泡しておらず、それ
らに対して検査、測定、修整などを施すことができて、
不良品或いは修整切断したバリやささくれをリサイクル
回収し、単に検査合格した素材31、611、621だ
けを熱圧発泡モールド50、80内に入れて高温架橋処
理を施し、しかる後に靴底30、60の製品に発泡させ
て、このように、予め未発泡素材31、611、621
を製作して、モールド内の空気をコントロール駆除した
ことにより、製品の黄ばみ現象を有効に克服できて、未
発泡素材31、611、621を品質検査、秤量、材料
補充へと経たせて製品の材料分布不均一や湯回り不足を
解決することができ、また、素材31、611、621
を熱圧発泡モールド50、80内に入れると、EVA材
料の流量及び圧力は靴底断面位置の制限を受けずに、各
部位における圧力や密度を均一に行渡らせることができ
て、製品の変形の問題を解決することができる。
概述すると次の通りである。本発明は素材31、61
1、621を成型する際に、EVA原料の流速をゆっく
りと徐々に制御して、液状EVAを成型モールド40、
70内に注入すると、同時に成型モールド40、70内
の空気を同時に駆除することができて、素材31、61
1、621に比較的素晴らしい見映えを具えさせ、この
際、素材31、611、621は発泡しておらず、それ
らに対して検査、測定、修整などを施すことができて、
不良品或いは修整切断したバリやささくれをリサイクル
回収し、単に検査合格した素材31、611、621だ
けを熱圧発泡モールド50、80内に入れて高温架橋処
理を施し、しかる後に靴底30、60の製品に発泡させ
て、このように、予め未発泡素材31、611、621
を製作して、モールド内の空気をコントロール駆除した
ことにより、製品の黄ばみ現象を有効に克服できて、未
発泡素材31、611、621を品質検査、秤量、材料
補充へと経たせて製品の材料分布不均一や湯回り不足を
解決することができ、また、素材31、611、621
を熱圧発泡モールド50、80内に入れると、EVA材
料の流量及び圧力は靴底断面位置の制限を受けずに、各
部位における圧力や密度を均一に行渡らせることができ
て、製品の変形の問題を解決することができる。
【0017】他に、表明したいことは、本発明は比較的
低い温度(80〜100℃)で予め素材31、611、
621を製作しているので、その成型器具は従来技術の
ように持続的な高温・高圧を必要とせず、例を挙げる
と、従来技術の製造過程で使われている射出機の型締め
液圧装置が150トンの高圧を要するに対し、本発明の
製造過程で使われている型締め液圧装置は15トンの圧
力だけで済み、したがって、本発明によれば設備コスト
を有効に低減できて、エネルギーの消耗を大幅に低める
ことができ、且つ成型モールド40、70で予め素材3
1、611、621を製作してから、熱圧発泡モールド
50、80で発泡成型するので、生産速度を大いに向上
させることができる。
低い温度(80〜100℃)で予め素材31、611、
621を製作しているので、その成型器具は従来技術の
ように持続的な高温・高圧を必要とせず、例を挙げる
と、従来技術の製造過程で使われている射出機の型締め
液圧装置が150トンの高圧を要するに対し、本発明の
製造過程で使われている型締め液圧装置は15トンの圧
力だけで済み、したがって、本発明によれば設備コスト
を有効に低減できて、エネルギーの消耗を大幅に低める
ことができ、且つ成型モールド40、70で予め素材3
1、611、621を製作してから、熱圧発泡モールド
50、80で発泡成型するので、生産速度を大いに向上
させることができる。
【0018】
【発明の効果】上記のように構成された本発明は、下記
のような利点および効果を具えている。 1. 先ずEVA材で未発泡素材を製作して、品質検
査、修整、材料補足などの作業を施し、不良品は回収再
利用するので、原料を全く浪費せずに、有効に原料コス
トを低めることができる。 2, EVA原料のモールド注入速度をゆっくりと制御
して、モールド内に空気が残留するのを防止しているの
で、製品の黄ばみ及び材料分布不均一による不良製品が
生ずるのを免れることができる。 3. 比較的低温で素材を製作するので、その使用機具
が比較的簡単で、製造過程で消耗するエネルギーも比較
的少なく、それ故、生産コストを低めることができる。 4. 本発明の実施の形態ではEVA発泡材を使って説
明しているが、靴底に採用されている各種発泡材料であ
れば、本発明の成型方法により靴底に発泡成型すること
ができる。
のような利点および効果を具えている。 1. 先ずEVA材で未発泡素材を製作して、品質検
査、修整、材料補足などの作業を施し、不良品は回収再
利用するので、原料を全く浪費せずに、有効に原料コス
トを低めることができる。 2, EVA原料のモールド注入速度をゆっくりと制御
して、モールド内に空気が残留するのを防止しているの
で、製品の黄ばみ及び材料分布不均一による不良製品が
生ずるのを免れることができる。 3. 比較的低温で素材を製作するので、その使用機具
が比較的簡単で、製造過程で消耗するエネルギーも比較
的少なく、それ故、生産コストを低めることができる。 4. 本発明の実施の形態ではEVA発泡材を使って説
明しているが、靴底に採用されている各種発泡材料であ
れば、本発明の成型方法により靴底に発泡成型すること
ができる。
【図1】本発明における比較的好ましい第1の実施の形
態のフローシート図。
態のフローシート図。
【図2】本発明における比較的好ましい第1の実施の形
態のの製造ステップ図。
態のの製造ステップ図。
【図3】本発明における比較的好ましい第2の実施の形
態のフローシート図。
態のフローシート図。
【図4】本発明における比較的好ましい第2の実施の形
態のの製造ステップ図。
態のの製造ステップ図。
【図5】従来の一次射出成型発泡法による靴底成型のフ
ローシート図。
ローシート図。
【図6】従来の一次射出成型発泡法におけるモールドの
使用状態を示す図。
使用状態を示す図。
【図7】図6のVI−VI線に沿った断面図。
【図8】従来の一次射出成型発泡法によって造られた靴
底を示す図。
底を示す図。
【図9】図8のA−A線に沿った断面図。
【図10】図8のB−B線に沿った断面図。
【図11】図8のC−C線に沿った断面図。
【図12】図8のD−D線に沿った断面図。
【図13】図8のE−E線に沿った断面図。
30 靴底 31 未発泡素材 32 靴底半製品 40、70 成型モールド 41、71 圧縮モールド 50、80 熱圧発泡モールド 61 中底 62 表底 611、621 未発泡素材
Claims (5)
- 【請求項1】発泡材ペレットを80〜100℃まで加熱
融解して液状EVAを形成する工程と、液状EVAをゆ
っくりと常温の成型モールド内へ注入して熱圧発泡モー
ルドと同じサイズの未発泡素材を冷却成型する工程と、
冷却後モールドを開いて未発泡素材を取出し縁からはみ
出したバリやささくれ等を修整して未発泡素材の品質を
検査して不良品を回収し再融解して再生利用する工程
と、重量を測って足りない場合は標準重量になるまで補
足し未発泡素材の品質を検査して不良品は回収して新た
に融解し直して再生利用する工程と、品質検査に合格し
た未発泡素材を熱圧発泡モールド内に入れて、150〜
175℃の高温高圧の架橋処理を行う工程と、架橋処理
を終えた後瞬間的にモールドを開いて減圧発泡成型を行
い靴底半製品を得る工程と、発泡成型した靴底半製品を
冷却凝固させ整理包装して靴底製品の製造を完成する工
程とを有する発泡靴底成型方法。 - 【請求項2】発泡材ペレットを80〜100℃まで加熱
融解して液状EVAを形成する工程と、液状EVAをゆ
っくりと常温の成型モールド内に注入して熱圧発泡モー
ルドと同じサイズの未発泡素材を冷却成型しこの方式で
それぞれ中底及び表底の素材を加工成型する工程と、冷
却後モールドを開いて未発泡素材を取出し縁からのはみ
出したバリやささくれ等を修整して未発泡素材の品質を
検査して不良品を回収し融解して再生利用する工程と、
重量を測って足りない場合は標準重量になるまで補足し
未発泡素材の品質を検査して不良品は回収して新たに融
解し直して再生利用する工程と、品質検査に合格した表
底の未発泡素材を熱圧発泡モールド内に入れて中底の素
材を表底の素材上面に載置する工程と、モールドを閉め
て150〜175℃の高温高圧の架橋処理を行う工程
と、架橋処理を終えた後瞬間的にモールドを開いて減圧
発泡成型を行い靴底半製品を得る工程と、発泡成型した
靴底半製品を冷却凝固させ整理包装して靴底製品の製造
を完成する工程とを有する発泡靴底成型方法。 - 【請求項3】素材成型を射出成型機から液状発泡材を徐
々にゆっくりと直接常温の成型モールド内に入射して行
うことを特徴とする請求項1または2に記載の発泡靴底
成型方法。 - 【請求項4】素材成型を圧縮モールドの冷却した下型に
液状発泡材を注入し、上型を被せて圧縮成型することで
行うことを特徴とする請求項1または2に記載の発泡靴
底成型方法。 - 【請求項5】表底の素材を熱圧発泡モールド内に入れた
後、表底の上に直接液状発泡材を注入して中底と表底と
の組合せを形成することを特徴とする請求項2に記載の
発泡靴底成型方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11076454A JP3020947B1 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 発泡靴底成型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11076454A JP3020947B1 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 発泡靴底成型方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020947B1 JP3020947B1 (ja) | 2000-03-15 |
JP2000270901A true JP2000270901A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13605612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11076454A Expired - Lifetime JP3020947B1 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 発泡靴底成型方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020947B1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002301778A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-15 | Achilles Corp | 射出成形長靴のリサイクル方法 |
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CN104985782A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-10-21 | 安徽华胤家具有限公司 | 一种椅子塑料扶手的加工工艺 |
JPWO2017046936A1 (ja) * | 2015-09-18 | 2018-02-01 | 株式会社アシックス | 靴底用部材、及び、靴 |
KR102223789B1 (ko) * | 2019-12-18 | 2021-03-05 | (주)빅토스 | 에어버블 시스템이 적용된 미드솔의 제조방법 |
WO2023115336A1 (zh) * | 2021-12-21 | 2023-06-29 | 陈怡良 | 环保多色鞋材制造方法,及其鞋材半成品与多色鞋体成品 |
WO2023115318A1 (zh) * | 2021-12-21 | 2023-06-29 | 陈怡良 | 环保无废料的发泡鞋材制造方法,及其鞋材半成品与鞋体成品 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11076454A patent/JP3020947B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9456655B2 (en) | 2008-09-26 | 2016-10-04 | Nike, Inc. | Systems and methods for stabilization of a phylon article |
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US10856604B2 (en) | 2015-09-18 | 2020-12-08 | Asics Corporation | Shoe sole member and shoe |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3020947B1 (ja) | 2000-03-15 |
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