JP2000269867A - 音声信号重畳回路 - Google Patents
音声信号重畳回路Info
- Publication number
- JP2000269867A JP2000269867A JP11073287A JP7328799A JP2000269867A JP 2000269867 A JP2000269867 A JP 2000269867A JP 11073287 A JP11073287 A JP 11073287A JP 7328799 A JP7328799 A JP 7328799A JP 2000269867 A JP2000269867 A JP 2000269867A
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- Japan
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- voltage
- constant voltage
- voice signal
- audio signal
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- Pending
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きなインダクタンスを不要として音声信号
周波数帯域で安定したインピーダンスを確保した音声信
号重畳回路を提供する。 【解決手段】 電源により与えられた電圧を所望する電
圧に変換するための定電圧制御用ＩＣと、前記定電圧制
御用ＩＣの出力端子に接続された平滑用インダクタ、平
滑用コンデンサ、前記定電圧制御用ＩＣ内のスイッチン
グトランジスタがオフ時の負荷電流の帰還路となるショ
ットキーダイオード、および出力電圧を検出用抵抗Ｒ
a、Ｒbで分圧して前記定電圧制御用ＩＣに帰還させて前
記定電圧制御用ＩＣ内の電圧比較器により基準電圧と比
較して前記スイッチングトランジスタのオン／オフを制
御することにより出力電圧を安定化する定電圧電源に音
声信号を重畳する音声信号重畳回路であって、定電圧制
御用ＩＣ内の電圧比較器の入力端子に音声信号を加える
ことにより、所望する電源電圧に音声信号を重畳した出
力が得られる。
周波数帯域で安定したインピーダンスを確保した音声信
号重畳回路を提供する。 【解決手段】 電源により与えられた電圧を所望する電
圧に変換するための定電圧制御用ＩＣと、前記定電圧制
御用ＩＣの出力端子に接続された平滑用インダクタ、平
滑用コンデンサ、前記定電圧制御用ＩＣ内のスイッチン
グトランジスタがオフ時の負荷電流の帰還路となるショ
ットキーダイオード、および出力電圧を検出用抵抗Ｒ
a、Ｒbで分圧して前記定電圧制御用ＩＣに帰還させて前
記定電圧制御用ＩＣ内の電圧比較器により基準電圧と比
較して前記スイッチングトランジスタのオン／オフを制
御することにより出力電圧を安定化する定電圧電源に音
声信号を重畳する音声信号重畳回路であって、定電圧制
御用ＩＣ内の電圧比較器の入力端子に音声信号を加える
ことにより、所望する電源電圧に音声信号を重畳した出
力が得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は音声信号重畳回路に
係り、特に、音声信号と電源を重畳して伝送して制御す
るページングアンプ等の駆動回路に適用した音声信号重
畳回路に関する。
係り、特に、音声信号と電源を重畳して伝送して制御す
るページングアンプ等の駆動回路に適用した音声信号重
畳回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の音声信号重畳回路として
は、図２に示すものがあった。図２において、電源３１
により与えられた電圧を所望する電圧に変換するための
定電圧電源回路３２の出力に音声信号３８を重畳するた
めには、安定化電源回路３２の低い出力インピーダンス
により音声信号レベルが低下することを防ぐため、チョ
ークコイル３３を介して接続される。
は、図２に示すものがあった。図２において、電源３１
により与えられた電圧を所望する電圧に変換するための
定電圧電源回路３２の出力に音声信号３８を重畳するた
めには、安定化電源回路３２の低い出力インピーダンス
により音声信号レベルが低下することを防ぐため、チョ
ークコイル３３を介して接続される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、音声信号レ
ベルの低下を防ぐためのチョークコイル３３は、音声信
号帯域で十分なインピーダンスを確保する必要があるた
め大きなインダクタンスが必要となり、その値は（１）
式により求められる。
ベルの低下を防ぐためのチョークコイル３３は、音声信
号帯域で十分なインピーダンスを確保する必要があるた
め大きなインダクタンスが必要となり、その値は（１）
式により求められる。
【０００４】 Ｌ＝Ｚ／（２ × π × ｆ）・・・（１） ただし、Ｌ：チョークコイル３３のインダクタンス Ｚ：所望するインピーダンス ｆ：音声信号周波数 例えば、１ｋＨｚの周波数において１ｋΩのインピーダ
ンスを確保しようとした場合、（１）式にＺ＝１０００
Ω、ｆ＝１０００Ｈｚを代入することにより、 Ｌ＝１５９（ｍＨ） となり、大きなインダクタンスが必要となる。またこの
チョークコイル３３によるインピーダンスＺは音声信号
周波数帯域で周波数特性を持つことより、音声信号周波
数帯域でインピーダンスが一定とならないという難点が
ある。
ンスを確保しようとした場合、（１）式にＺ＝１０００
Ω、ｆ＝１０００Ｈｚを代入することにより、 Ｌ＝１５９（ｍＨ） となり、大きなインダクタンスが必要となる。またこの
チョークコイル３３によるインピーダンスＺは音声信号
周波数帯域で周波数特性を持つことより、音声信号周波
数帯域でインピーダンスが一定とならないという難点が
ある。
【０００５】本発明は、上記のような音声信号重畳回路
の難点を除去するためになされたもので、大きなインダ
クタンスを不要として音声信号周波数帯域で安定したイ
ンピーダンスを確保した音声信号重畳回路を提供するこ
とを目的とする。
の難点を除去するためになされたもので、大きなインダ
クタンスを不要として音声信号周波数帯域で安定したイ
ンピーダンスを確保した音声信号重畳回路を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の音声信号重畳回路は、電源により与えられ
た電圧を所望する電圧に変換するための定電圧制御用Ｉ
Ｃと、前記定電圧制御用ＩＣの出力端子に接続された平
滑用インダクタ、平滑用コンデンサ、前記定電圧制御用
ＩＣ内のスイッチングトランジスタがオフ時の負荷電流
の帰還路となるショットキーダイオード、および出力電
圧を検出用抵抗Ｒa、Ｒbで分圧して前記定電圧制御用Ｉ
Ｃに帰還させて前記定電圧制御用ＩＣ内の電圧比較器に
より基準電圧と比較して前記スイッチングトランジスタ
のオン／オフを制御することにより出力電圧を安定化す
る定電圧電源に音声信号を重畳する音声信号重畳回路で
あって、定電圧制御用ＩＣ内の電圧比較器の入力端子に
音声信号を加えることにより、所望する電源電圧に音声
信号を重畳した出力が得られるものである。
め、本発明の音声信号重畳回路は、電源により与えられ
た電圧を所望する電圧に変換するための定電圧制御用Ｉ
Ｃと、前記定電圧制御用ＩＣの出力端子に接続された平
滑用インダクタ、平滑用コンデンサ、前記定電圧制御用
ＩＣ内のスイッチングトランジスタがオフ時の負荷電流
の帰還路となるショットキーダイオード、および出力電
圧を検出用抵抗Ｒa、Ｒbで分圧して前記定電圧制御用Ｉ
Ｃに帰還させて前記定電圧制御用ＩＣ内の電圧比較器に
より基準電圧と比較して前記スイッチングトランジスタ
のオン／オフを制御することにより出力電圧を安定化す
る定電圧電源に音声信号を重畳する音声信号重畳回路で
あって、定電圧制御用ＩＣ内の電圧比較器の入力端子に
音声信号を加えることにより、所望する電源電圧に音声
信号を重畳した出力が得られるものである。
【０００７】この音声信号重畳回路において、重畳する
音声信号で定電圧電源回路の出力電圧を増減させること
により、所望する電源電圧に音声信号を重畳した出力が
得られるものである。
音声信号で定電圧電源回路の出力電圧を増減させること
により、所望する電源電圧に音声信号を重畳した出力が
得られるものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の音声信号伝送回路
における実施の形態例を図面にしたがって説明する。
における実施の形態例を図面にしたがって説明する。
【０００９】図１に示すように、音声信号重畳回路は電
源１、定電圧制御用ＩＣ２、平滑用インダクタ３、平滑
用コンデンサ４、ショットキーダイオード５、検出用抵
抗Ｒａ６、Ｒａ７、音声信号８とから構成され、定電圧
制御用ＩＣ２は電源供給を受ける電源１と出力したパル
ス信号を平滑するための平滑用インダクタ３、出力した
パルス信号がオフ時の負荷電流の帰還路となるショット
キーダイオード５、および平滑用インダクタ３を介して
平滑用コンデンサ４に接続されており、また出力電圧は
検出用抵抗Ｒa６、Ｒb７により分圧されて定電圧制御用
ＩＣ２内の電圧比較器２６接続されており、さらに電圧
比較器２６の入力端子には音声信号８が接続されてい
る。定電圧制御用ＩＣ２は、入力された電源をスイッチ
ングしてパルス信号として出力するためのスイッチング
トランジスタ２１、スイッチング周波数を決定する発振
器２４、発振器２４と電圧比較器２６の出力により出力
オンのタイミングを決定するアンドゲート２３、スイッ
チングのオン／オフ制御を行なうフリップフロップ２
２、および電圧比較器２６に基準となる電圧を供給する
基準電圧２５により構成されている。
源１、定電圧制御用ＩＣ２、平滑用インダクタ３、平滑
用コンデンサ４、ショットキーダイオード５、検出用抵
抗Ｒａ６、Ｒａ７、音声信号８とから構成され、定電圧
制御用ＩＣ２は電源供給を受ける電源１と出力したパル
ス信号を平滑するための平滑用インダクタ３、出力した
パルス信号がオフ時の負荷電流の帰還路となるショット
キーダイオード５、および平滑用インダクタ３を介して
平滑用コンデンサ４に接続されており、また出力電圧は
検出用抵抗Ｒa６、Ｒb７により分圧されて定電圧制御用
ＩＣ２内の電圧比較器２６接続されており、さらに電圧
比較器２６の入力端子には音声信号８が接続されてい
る。定電圧制御用ＩＣ２は、入力された電源をスイッチ
ングしてパルス信号として出力するためのスイッチング
トランジスタ２１、スイッチング周波数を決定する発振
器２４、発振器２４と電圧比較器２６の出力により出力
オンのタイミングを決定するアンドゲート２３、スイッ
チングのオン／オフ制御を行なうフリップフロップ２
２、および電圧比較器２６に基準となる電圧を供給する
基準電圧２５により構成されている。
【００１０】本発明による音声信号重畳回路の動作を以
下に説明する。定電圧電源回路としての動作としては、
発振器２５の発振によりオン／オフ制御されたスイッチ
ングトランジスタ２１はパルス信号を出力し、このパル
ス信号は平滑用インダクタ３と平滑用コンデンサ４によ
り平滑されて所望する直流電圧を出力する。この直流電
圧は検出用抵抗Ｒa６、Ｒb７により分圧されて電圧比較
器２６に入力され、基準電圧と電圧の比較を行なう。比較
された電圧が基準電圧２５より高い場合には電圧比較器
２６は「０」をアンドゲート２３に出力し、発振器２４
の出力が「１」となってもアンドゲート２３の出力は
「１」とならず、したがってスイッチングトランジスタ
２１を制御するフリップフロップ２２は「１」を出力し
ないためスイッチングトランジスタ２１はオフのままと
なって出力電圧は低下する。また比較された電圧が基準
電圧２５より低い場合には電圧比較器２６は「１」をア
ンドゲート２３に出力し、発振器２４の出力が「１」に
なるとアンドゲート２３の出力も「１」となり、したが
ってスイッチングトランジスタ２１を制御するフリップ
フロップ２２が「１」を出力するためスイッチングトラ
ンジスタ２１はパルス信号を出力する。以上のような制
御系により、定電圧電源としては出力電圧を安定化して
いる。ここで、出力電圧は（２）式で表される。
下に説明する。定電圧電源回路としての動作としては、
発振器２５の発振によりオン／オフ制御されたスイッチ
ングトランジスタ２１はパルス信号を出力し、このパル
ス信号は平滑用インダクタ３と平滑用コンデンサ４によ
り平滑されて所望する直流電圧を出力する。この直流電
圧は検出用抵抗Ｒa６、Ｒb７により分圧されて電圧比較
器２６に入力され、基準電圧と電圧の比較を行なう。比較
された電圧が基準電圧２５より高い場合には電圧比較器
２６は「０」をアンドゲート２３に出力し、発振器２４
の出力が「１」となってもアンドゲート２３の出力は
「１」とならず、したがってスイッチングトランジスタ
２１を制御するフリップフロップ２２は「１」を出力し
ないためスイッチングトランジスタ２１はオフのままと
なって出力電圧は低下する。また比較された電圧が基準
電圧２５より低い場合には電圧比較器２６は「１」をア
ンドゲート２３に出力し、発振器２４の出力が「１」に
なるとアンドゲート２３の出力も「１」となり、したが
ってスイッチングトランジスタ２１を制御するフリップ
フロップ２２が「１」を出力するためスイッチングトラ
ンジスタ２１はパルス信号を出力する。以上のような制
御系により、定電圧電源としては出力電圧を安定化して
いる。ここで、出力電圧は（２）式で表される。
【００１１】 Ｖout＝（Ｒａ＋Ｒｂ）Ｖref／Ｒｂ・・・（２） ただし、Ｖout：出力電圧 Ｖref：基準電圧 ここで電圧比較器２６の入力端子に音声信号８を重畳す
ると、検出用抵抗Ｒｂ７両端には直流電圧成分に加えて
音声信号８による電圧が発生することになり、音声信号
８が正の場合にはスイッチングトランジスタ２１をオフ
になるように、音声信号８が負の場合にはスイッチング
トランジスタ２１をオンになるように制御されることに
なり、この結果として入力した音声信号８と位相の反転
した音声信号が定電圧電源回路の出力に重畳されること
となる。またその時の出力電圧は、上記（２）式より加
えられた音声信号８の（Ｒａ＋Ｒｂ）／Ｒｂ倍となる。
またここに用いている平滑用インダクタ３は、発振器２
４の発振周波数を数１００ｋＨｚ程度とすれば数１００
μＨ程度の小さなインダクタンスで充分であり、また数
１００μＦ程度の容量が用いられる平滑用コンデンサ４
は、音声信号周波数帯域に対して数１０Ω以下の安定し
たインピーダンスを保証することができる。
ると、検出用抵抗Ｒｂ７両端には直流電圧成分に加えて
音声信号８による電圧が発生することになり、音声信号
８が正の場合にはスイッチングトランジスタ２１をオフ
になるように、音声信号８が負の場合にはスイッチング
トランジスタ２１をオンになるように制御されることに
なり、この結果として入力した音声信号８と位相の反転
した音声信号が定電圧電源回路の出力に重畳されること
となる。またその時の出力電圧は、上記（２）式より加
えられた音声信号８の（Ｒａ＋Ｒｂ）／Ｒｂ倍となる。
またここに用いている平滑用インダクタ３は、発振器２
４の発振周波数を数１００ｋＨｚ程度とすれば数１００
μＨ程度の小さなインダクタンスで充分であり、また数
１００μＦ程度の容量が用いられる平滑用コンデンサ４
は、音声信号周波数帯域に対して数１０Ω以下の安定し
たインピーダンスを保証することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による音声信号重畳回路によれば、定電圧制御用ＩＣ内
の電圧比較器の入力端子に音声信号を加えることによ
り、所望する電源電圧に音声信号を重畳した出力を得る
ことができ、かつ大きなインダクタンスのチョークコイ
ルが不要で音声信号周波数帯域に対して安定したインピ
ーダンス特性を得ることができる。
による音声信号重畳回路によれば、定電圧制御用ＩＣ内
の電圧比較器の入力端子に音声信号を加えることによ
り、所望する電源電圧に音声信号を重畳した出力を得る
ことができ、かつ大きなインダクタンスのチョークコイ
ルが不要で音声信号周波数帯域に対して安定したインピ
ーダンス特性を得ることができる。
【図１】本発明による音声信号重畳回路の一実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図２】従来の音声信号重畳回路を示すブロック図。
１・・電源 ２・・定電圧制御用ＩＣ ３・・平滑用インダクタ ４・・平滑用コンデンサ ５・・ショットキーダイオード ６・・検出用抵抗Ｒａ ７・・検出用抵抗Ｒｂ ８・・音声信号 ２１・・スイッチングトランジスタ ２５・・基準電圧 ２６・・電圧比較器
Claims (1)
- 【請求項１】電源（１）により与えられた電圧を所望す
る電圧に変換するための定電圧制御用ＩＣ（２）と、前
記定電圧制御用ＩＣの出力端子に接続された平滑用イン
ダクタ（３）、平滑用コンデンサ（４）、前記定電圧制
御用ＩＣ内のスイッチングトランジスタ（２１）がオフ
時の負荷電流の帰還路となるショットキーダイオード
（５）、および出力電圧を検出用抵抗Ｒa（６）、Ｒb
（７）で分圧して前記定電圧制御用ＩＣに帰還させて前
記定電圧制御用ＩＣ内の電圧比較器（２６）により基準
電圧（２５）と比較して前記スイッチングトランジスタ
のオン／オフを制御することにより出力電圧を安定化す
る定電圧電源に音声信号を重畳する音声信号重畳回路で
あって、 前記定電圧制御用ＩＣ内の前記電圧比較器の入力端子に
音声信号（８）を加えることにより、所望する電源電圧
に音声信号を重畳した出力が得られることを特徴とした
音声信号重畳回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073287A JP2000269867A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 音声信号重畳回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073287A JP2000269867A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 音声信号重畳回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000269867A true JP2000269867A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13513795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073287A Pending JP2000269867A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 音声信号重畳回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000269867A (ja) |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP11073287A patent/JP2000269867A/ja active Pending
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