JP2000268916A - 電気プラグ - Google Patents

電気プラグ

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JP2000268916A
JP2000268916A JP11074221A JP7422199A JP2000268916A JP 2000268916 A JP2000268916 A JP 2000268916A JP 11074221 A JP11074221 A JP 11074221A JP 7422199 A JP7422199 A JP 7422199A JP 2000268916 A JP2000268916 A JP 2000268916A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャックにがたつき無く堅固に接続すること
のできる簡便な電気プラグを提供する。 【構成】 器具本体3の一端をジャックの外周に嵌合す
るテーパ状の外周面6Aをもつ受口6とし、この受口6
に割溝10を形成してバネ性を付与する。又、器具本体
3の一端には電気絶縁体を介してジャックの内部に挿入
される接続端子4を固定し、この接続端子4にも割溝1
1を形成する。一方、器具本体3の外周にはコレットキ
ャップ5を装備し、その内周面に受口の外周面6Aに対
応するテーパ部23を形成する。そして、この本願プラ
グ2とジャックとを接続した後、コレットキャップ5を
締め付けることにより、受口6がコレットキャップ5の
テーパ部23で締め付けられてジャックの外周に密着さ
れる。このため、プラグ2はがたつき無く堅固にジャッ
クと接続してノイズの発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジャックとの接続に
用いる電気プラグに係わり、特にジャックとがたつき無
く堅固に接続して電気ノイズの発生を抑えられるように
した電気プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同軸ケーブルなどの結線用とし
て、それら電線の一端に設けられるプラグが知られる。
その一例を図10に示して説明すれば、Aは導体から成
る円筒状の器具本体であり、この器具本体Aの一端は図
示せぬジャックに接続するための受口Bとして形成され
る。又、Cは器具本体の他端より延びるクランプであ
り、このクランプCをかしめて電線Dの一端に器具本体
Aを保持できるようにしてある。一方、器具本体Aには
電気絶縁体を介してその一端より突出する接続端子E
(コンタクトピン)が固定されると共に、他端側にクラ
ンプCを囲繞するキャップFが接続されるようにしてあ
る。
【0003】そして、そのプラグは例えばテレビ受信機
やビデオデッキなどの電気機器に固定されるジャックに
接続するのであり、このとき接続端子Eがジャックの内
部に挿入されると共に、器具本体の受口Bがジャックの
外周に嵌合されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気プラグはジャックと接続される場合、ジャックの内
部とプラグの接続端子との嵌め合い、及びジャックの外
周とプラグの受口との嵌め合いに関係して十分な結合力
が得られず接続時にがたつくことがあった。そして、こ
れに起因して電気的なノイズが発生し、出力装置の動作
不良や誤動作を招くという欠点があった。
【0005】又、従来の電気プラグはジャックに差し込
むだけで結線できるという利点があるものの、その接続
はプラグとジャックの嵌合によるだけのものであったか
ら、使用中にプラグとジャックが緩んで上記のようにノ
イズを発生したり、両者が意に反して離脱してしまった
りすることがあった。
【0006】本発明は以上のような事情に鑑みて成され
たものであり、その目的とする処はジャックに対してが
たつきなく堅固に接続することのできる簡便な電気プラ
グを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ジャックに接続する結線用の電気プラグであ
って、前記ジャックの内部に挿入するための接続端子
と、この接続端子を固定する器具本体と、この器具本体
の外周に装着される着脱自在なコレットキャップとから
成り、前記器具本体はその一端をジャックの外周に嵌合
するテーパ状の外周面をもつ受口として該受口に割溝が
形成されると共に、この器具本体の外周面には前記コレ
ットキャップを取り付ける雄ネジが形成され、そのコレ
ットキャップの内周面には器具本体の雄ネジに結合する
雌ネジと前記受口の外周面を締め付けるテーパ部が形成
されることを特徴とする電気プラグを提供するものであ
る。
【0008】又、本発明はより好適な態様として、ジャ
ックに接続する結線用の電気プラグであって、電線の一
端に固定する円筒状の器具本体と、この器具本体の一端
より突出してジャックの内部に挿入される円柱状の接続
端子と、前記器具本体の外周に装着される着脱自在なコ
レットキャップとから成り、前記接続端子はその先端か
ら軸方向に沿う割溝を形成して他端側が前記器具本体の
内部に電気絶縁体を介して固定され、前記器具本体はそ
の一端をジャックの外周に嵌合するテーパ状の外周面を
もつ受口として該受口にも割溝が形成されると共に、こ
の器具本体にはその外周面に前記コレットキャップを取
り付ける雄ネジが形成され、そのコレットキャップの内
周面には器具本体の雄ネジに結合する雌ネジと前記受口
の外周面を締め付けるテーパ部が形成されることを特徴
とする電気プラグを提供するものである。
【0009】特に、コレットキャップは雌ネジを形成す
る円筒状の本体部と内周面にテーパ部をもつ口金とで成
り、その口金の一端側には周面に割溝を形成した連結部
を形成して該連結部が前記本体部の内部に圧入されるよ
うにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の適用例を図面に基
づいて詳細に説明する。先ず、図1は本発明に係る電気
プラグを電線の一端に取り付けた状態を示す。図中、1
は同軸ケーブルなどで成る電線であり、その電線1の一
端には本願に係る電気プラグ2が取り付けられ、他端は
図示せぬアンテナその他の電気機器に接続される。電気
プラグ2は電線1の一端に固定される円筒状の器具本体
3と、その一端より突出する円柱状の接続端子4(コン
タクトピン)と、器具本体3の外周にねじ接続されるコ
レットキャップ5とから成り、このうち器具本体3の一
端は後述する如く接続端子4の末端外周側を囲む受口6
として形成される。そして、この電気プラグ2によれ
ば、電線1の一端をテレビ受信機やビデオデッキなどの
出力装置(又は入力装置などを含む電気機器)に容易に
結線することができる。
【0011】図2は、その電気プラグ2と所望のジャッ
ク7とを接続した状態であり、このとき電気プラグ2の
接続端子4はジャック7のピンホールを通じてその内部
に挿入され、ジャック7の一端外周には器具本体の受口
6が嵌合されるようになっている。なお、ジャック7は
出力装置などの筺体から一端を突出した状態で固定され
るが、図示するように出力装置などから延びる電気コー
ド8の一端に取り付けられることもある。
【0012】次に、図3は電気プラグの器具本体を示し
た斜視図である。この図で明らかなように、器具本体3
は黄銅その他の導体から成る円筒状であり、その一端は
上述の如くジャックの外周に嵌合する受口6として形成
され、他端側の外周面にはコレットキャップ5を取り付
けるための所定ピッチの雄ネジ9が形成される。このう
ち、受口6はその外周面6Aが先細りのテーパ状とされ
るとともに、この受口6の周囲にはその一端から他端側
に向けて複数条の割溝10が形成されてバネ性が付与さ
れる。又、器具本体3の一端には後述する電気絶縁体を
介して接続端子4が固定され、その接続端子4が受口6
を通じて外部に突出するようにしてある。なお、この接
続端子4も黄銅などの導体から形成されるが、特に本例
では器具本体3と接続端子4に金メッキを施して導電性
を上げている。又、この接続端子4にも図示する如くそ
の軸方向に沿って割溝11を形成している。
【0013】ここで、12は器具本体3の外周面にロー
レット加工により形成した摘み部、13は器具本体3の
外周面に穿設したネジ孔、又14は器具本体3の外周を
部分的に切り欠いて形成した円弧状の可撓爪であり、こ
れらをもつ器具本体3は接続端子4の逆側からその内部
に通された電線に可撓爪14をかしめることによって固
定することができ、しかもネジ孔13に図示せぬネジを
螺入して器具本体3と電線とをより堅固に結合して一体
化することができる。なお、このとき電線の芯線は接続
端子4の内部に導入されてその部位に導通可能に接触さ
れる。
【0014】次に、図4はコレットキャップを部分的に
破断した状態を示す。この図で明らかなように、コレッ
トキャップ5は円筒状の本体部15と、この本体部に接
続する口金16とで構成される。このうち、本体部15
はその一端内周面に器具本体の雄ネジ9に結合する所定
のピッチの雌ネジ17が形成されるとともに、その外周
にはローレット加工による摘み部18が形成される。そ
して、この本体部15の他端側には図示する如く口金1
6が接続される。この口金16は、本体部15から突出
されるヘッド部19と該ヘッド部から延びる円筒状の連
結部20とをもち、その連結部20が外周に割溝21を
有して本体部15の中に圧入されるようにしてある。
【0015】図5は、その口金の軸線に沿う断面を示
す。この図で明らかにするように、連結部20の一端に
は本体部15の内周面の部位に係止する離脱防止用の鉤
22が形成されるとともに、ヘッド部19の内周面は器
具本体の受口6の外周面6Aに対応する先細りのテーパ
部23として形成される。
【0016】なお、図6は図5におけるX−X線断面で
あり、この図から口金16の連結部20には、6つの割
溝21が周方向に等間隔に形成されることが判る。一
方、図7は器具本体の正面図であり、この図から器具本
体の受口6にも6つの割溝10が周方向に等間隔にして
形成されることが判る。又、図7に示すように、接続端
子4には2つの割溝11が十字状にして形成される。但
し、それら割溝10,11,21の形成数は上記の点に
限定されるものでなく、受口6と接続端子4及び口金の
連結部20とがバネ性を有して半径方向に伸縮可能とさ
れるものであれば良い。
【0017】ここで、図8に各部品を組みつけた状態を
示す。この図で明らかなように、コレットキャップ5は
器具本体3の外側に填め込まれ、その器具本体3とコレ
ットキャップ5とがそれぞれ雄ネジ9と雌ネジ17との
対偶により結合するようになっている。そして、このと
きコレットキャップ5の一端内周面に形成されるテーパ
部23が器具本体3の受口6の外周面6Aに圧接し、こ
れを締め付けて縮径させるようになっている。
【0018】なお、図8において、24は電気絶縁体と
してテフロンなどの合成樹脂から形成されるスリーブ状
の固定具であり、接続端子4はその固定具24を介して
器具本体3に絶縁状態で固定される。特に、その固定具
24として、テフロンのような耐熱性をもつ電気絶縁体
を用いれば、これが通電時の発熱でも塑性変形せず接続
端子4を常に安定状態に保つことができる。又、この図
で明らかなように、器具本体3の内周面には環状溝25
が形成されており、その環状溝25にコレットキャップ
の口金16に形成した鉤22が係止して保持されるよう
にしてある。
【0019】そして、以上のように構成される本願電気
プラグ2は、上述のように電線1の一端に取り付けられ
て堅固かつ容易な結線を可能にする。なお、電線1の一
端に本願プラグ2を取り付けるには、コレットキャップ
5を取り外した状態で電線1の一端を接続端子4の逆側
から器具本体3の中に導入し、その芯線を接続端子4内
に挿入して導通させた後、電線1の外周側で可撓爪14
をかしめて器具本体3を電線1に固定し、更にネジ孔1
3にネジを螺入して相互の結合力を上げる。
【0020】一方、ジャック7と接続する場合には、コ
レットキャップ5を予め器具本体3に仮止めしておき、
その状態で接続端子4をジャック7の内部に挿入しつつ
受口6をジャック7の外周に嵌合させる。そして、次に
コレットキャップ5を回し、これを器具本体3に沿って
接続端子4の逆側に移動させるのであり、これによりコ
レットキャップ5のテーパ部23が受口の外周面6Aに
圧接しつつ、これを次第に締め付けていくことになる。
この結果、受口6が縮径してジャック7の外周を確りと
クランプし、これにより本願プラグ2とジャック7とが
がたつき無く堅固に接続されることになる。しかも、コ
レットキャップ5はバネ性をもつ連結部20の作用によ
り器具本体3に強固に接合して一体化するようになるの
で、雄ネジ9と雌ネジ17との結合部が緩まず安定し、
ひいてはプラグ2とジャック7との接続も好適状態に保
たれることになる。
【0021】以上、本発明の適用例を説明したが、コレ
ットキャップ5は本体部15と口金16とにより構成す
ることに限らず、それらを一体成形したような構成とす
ることもできる。特に、その変形例として図9に示すよ
うな形態がある。ここで、このコレットキャップ5は、
その一端内周面に外側に向けて広がるテーパ部23を有
するとともに、器具本体3の受口の外周面6Aはそのテ
ーパ部23に対応して接続端子4側に広がるテーパ状に
形成される。そして、本例によれば、コレットキャップ
5を接続端子4の逆側から器具本体3の外周にねじ込
み、これを接続端子4側に移動させて受口6を締め付け
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る電気プラグによれば器具本体の外周に装着されるコ
レットキャップを備え、そのコレットキャップによりジ
ャックの外周に嵌合する受口を締め付けて縮径できるよ
うにしていることから、プラグとジャックとをがたつき
無く堅固に接続してノイズの発生を防止でき、しかも受
口がジャックの外周に圧着することから、プラグがジャ
ックとの接続中に意に反してを抜けてしまうこともな
い。
【0023】又、接続端子に割溝を形成してバネ性を付
与していることから、この接続端子とジャックとを適正
に導通でき、このことからもノイズの発生が防止される
という効果を有する。
【0024】更に、コレットキャップを本体部と該本体
部内に圧入する連結部をもつ口金とで構成し、その連結
部にも割溝を形成してバネ性を付与していることから、
器具本体に対してコレットキャップが強固に接合し、ひ
いてはプラグとジャックとの接続を好適状態に保ち続け
られるようになるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気プラグを電線の一端に取り付
けた状態を示す側面図
【図2】同電気プラグとジャックとを接続した状態を示
す側面図
【図3】同電気プラグの器具本体を示した斜視図
【図4】その器具本体の外周に装備されるコレットキャ
ップを部分的に破断して示した斜視図
【図5】コレットキャップを構成する口金の断面図
【図6】図5におけるX−X線断面図
【図7】器具本体の正面図
【図8】本願電気プラグの拡大断面図
【図9】本発明に係る電気プラグの他の実施態様を示し
た断面概略図
【図10】従来の電気プラグを示す部分断面図
【符号の説明】
1 電線 2 電気プラグ 3 器具本体 4 接続端子 5 コレットキャップ 6 受口 6A テーパ状の外周面 7 ジャック 9 雄ネジ 10 割溝 11 割溝 15 本体部 16 口金 17 雌ネジ 20 連結部 21 割溝 23 テーパ部 24 固定具(電気絶縁体)
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月2日(1999.11.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電気プラグ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジャックとの接続に
用いる電気プラグに係わり、特にジャックとがたつき無
く堅固に接続して電気ノイズの発生を抑えられるように
した電気プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同軸ケーブルなどの結線用とし
て、それら電線の一端に設けられるプラグが知られる。
その一例を図9に示して説明すれば、Aは導体から成る
円筒状の器具本体であり、この器具本体Aの一端は図示
せぬジャックに接続するための受口Bとして形成され
る。又、Cは器具本体の他端より延びるクランプであ
り、このクランプCをかしめて電線Dの一端に器具本体
Aを保持できるようにしてある。一方、器具本体Aには
電気絶縁体を介してその一端より突出する接続端子E
(コンタクトピン)が固定されると共に、他端側にクラ
ンプCを囲繞するキャップFが接続されるようにしてあ
る。
【0003】そして、そのプラグは例えばテレビ受信機
やビデオデッキなどの電気機器に固定されるジャックに
接続するのであり、このとき接続端子Eがジャックの内
部に挿入されると共に、器具本体の受口Bがジャックの
外周に嵌合されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気プラグはジャックと接続される場合、ジャックの内
部とプラグの接続端子との嵌め合い、及びジャックの外
周とプラグの受口との嵌め合いに関係して十分な結合力
が得られず接続時にがたつくことがあった。そして、こ
れに起因して電気的なノイズが発生し、出力装置の動作
不良や誤動作を招くという欠点があった。
【0005】又、従来の電気プラグはジャックに差し込
むだけで結線できるという利点があるものの、その接続
はプラグとジャックの嵌合によるだけのものであったか
ら、使用中にプラグとジャックが緩んで上記のようにノ
イズを発生したり、両者が意に反して離脱してしまった
りすることがあった。
【0006】本発明は以上のような事情に鑑みて成され
たものであり、その目的とする処はジャックに対してが
たつきなく堅固に接続することのできる簡便な電気プラ
グを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ジャックに接続する結線用の電気プラグであ
って、前記ジャックの内部に挿入するための接続端子
と、この接続端子を固定する器具本体と、この器具本体
の外周に装着される着脱自在なコレットキャップとから
成り、前記器具本体はその一端をジャックの外周に嵌合
するテーパ状の外周面をもつ受口として該受口に割溝が
形成されると共に、この器具本体の外周面には前記コレ
ットキャップを取り付ける雄ネジが形成され、そのコレ
ットキャップは其の内周面に器具本体の雄ネジに結合す
る雌ネジを形成した本体部と前記受口の外周面を締め付
けるテーパ部をもつ口金とで成り、その口金の一端側に
は周面に割溝を形成した連結部を形成して該連結部が前
記本体部の内部に圧入されるようにして成ることを特徴
とする電気プラグを提供するものである。
【0008】又、本発明はより好適な態様として、ジャ
ックに接続する結線用の電気プラグであって、電線の一
端に固定する円筒状の器具本体と、この器具本体の一端
より突出してジャックの内部に挿入される円柱状の接続
端子と、前記器具本体の外周に装着される着脱自在なコ
レットキャップとから成り、前記接続端子はその先端か
ら軸方向に沿う割溝を形成して他端側が前記器具本体の
内部に電気絶縁体を介して固定され、前記器具本体はそ
の一端をジャックの外周に嵌合するテーパ状の外周面を
もつ受口として該受口にも割溝が形成されると共に、こ
の器具本体にはその外周面に前記コレットキャップを取
り付ける雄ネジが形成され、このコレットキャップは其
の内周面に器具本体の雄ネジに結合する雌ネジを形成し
た本体部と前記受口の外周面を締め付けるテーパ部をも
つ口金とで成り、その口金の一端側には周面に割溝を形
成した連結部を形成して該連結部が前記本体部の内部に
圧入されるようにして成ることを特徴とする電気プラグ
を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の適用例を図面に基
づいて詳細に説明する。先ず、図1は本発明に係る電気
プラグを電線の一端に取り付けた状態を示す。図中、1
は同軸ケーブルなどで成る電線であり、その電線1の一
端には本願に係る電気プラグ2が取り付けられ、他端は
図示せぬアンテナその他の電気機器に接続される。電気
プラグ2は電線1の一端に固定される円筒状の器具本体
3と、その一端より突出する円柱状の接続端子4(コン
タクトピン)と、器具本体3の外周にねじ接続されるコ
レットキャップ5とから成り、このうち器具本体3の一
端は後述する如く接続端子4の末端外周側を囲む受口6
として形成される。そして、この電気プラグ2によれ
ば、電線1の一端をテレビ受信機やビデオデッキなどの
出力装置(又は入力装置などを含む電気機器)に容易に
結線することができる。
【0010】図2は、その電気プラグ2と所望のジャッ
ク7とを接続した状態であり、このとき電気プラグ2の
接続端子4はジャック7のピンホールを通じてその内部
に挿入され、ジャック7の一端外周には器具本体の受口
6が嵌合されるようになっている。なお、ジャック7は
出力装置などの筺体から一端を突出した状態で固定され
るが、図示するように出力装置などから延びる電気コー
ド8の一端に取り付けられることもある。
【0011】次に、図3は電気プラグの器具本体を示し
た斜視図である。この図で明らかなように、器具本体3
は黄銅その他の導体から成る円筒状であり、その一端は
上述の如くジャックの外周に嵌合する受口6として形成
され、他端側の外周面にはコレットキャップ5を取り付
けるための所定ピッチの雄ネジ9が形成される。このう
ち、受口6はその外周面6Aが先細りのテーパ状とされ
るとともに、この受口6の周囲にはその一端から他端側
に向けて複数条の割溝10が形成されてバネ性が付与さ
れる。又、器具本体3の一端には後述する電気絶縁体を
介して接続端子4が固定され、その接続端子4が受口6
を通じて外部に突出するようにしてある。なお、この接
続端子4も黄銅などの導体から形成されるが、特に本例
では器具本体3と接続端子4に金メッキを施して導電性
を上げている。又、この接続端子4にも図示する如くそ
の軸方向に沿って割溝11を形成している。
【0012】ここで、12は器具本体3の外周面にロー
レット加工により形成した摘み部、13は器具本体3の
外周面に穿設したネジ孔、又14は器具本体3の外周を
部分的に切り欠いて形成した円弧状の可撓爪であり、こ
れらをもつ器具本体3は接続端子4の逆側からその内部
に通された電線に可撓爪14をかしめることによって固
定することができ、しかもネジ孔13に図示せぬネジを
螺入して器具本体3と電線とをより堅固に結合して一体
化することができる。なお、このとき電線の芯線は接続
端子4の内部に導入されてその部位に導通可能に接触さ
れる。
【0013】次に、図4はコレットキャップを部分的に
破断した状態を示す。この図で明らかなように、コレッ
トキャップ5は円筒状の本体部15と、この本体部に接
続する口金16とで構成される。このうち、本体部15
はその一端内周面に器具本体の雄ネジ9に結合する所定
のピッチの雌ネジ17が形成されるとともに、その外周
にはローレット加工による摘み部18が形成される。そ
して、この本体部15の他端側には図示する如く口金1
6が接続される。この口金16は、本体部15から突出
されるヘッド部19と該ヘッド部から延びる円筒状の連
結部20とをもち、その連結部20が外周に割溝21を
有して本体部15の中に圧入されるようにしてある。
【0014】図5は、その口金の軸線に沿う断面を示
す。この図で明らかにするように、連結部20の一端に
は本体部15の内周面の部位に係止する離脱防止用の鉤
22が形成されるとともに、ヘッド部19の内周面は器
具本体の受口6の外周面6Aに対応する先細りのテーパ
部23として形成される。
【0015】なお、図6は図5におけるX−X線断面で
あり、この図から口金16の連結部20には、6つの割
溝21が周方向に等間隔に形成されることが判る。一
方、図7は器具本体の正面図であり、この図から器具本
体の受口6にも6つの割溝10が周方向に等間隔にして
形成されることが判る。又、図7に示すように、接続端
子4には2つの割溝11が十字状にして形成される。但
し、それら割溝10,11,21の形成数は上記の点に
限定されるものでなく、受口6と接続端子4及び口金の
連結部20とがバネ性を有して半径方向に伸縮可能とさ
れるものであれば良い。
【0016】ここで、図8に各部品を組みつけた状態を
示す。この図で明らかなように、コレットキャップ5は
器具本体3の外側に填め込まれ、その器具本体3とコレ
ットキャップ5とがそれぞれ雄ネジ9と雌ネジ17との
対偶により結合するようになっている。そして、このと
きコレットキャップ5の一端内周面に形成されるテーパ
部23が器具本体3の受口6の外周面6Aに圧接し、こ
れを締め付けて縮径させるようになっている。
【0017】なお、図8において、24は電気絶縁体と
してテフロンなどの合成樹脂から形成されるスリーブ状
の固定具であり、接続端子4はその固定具24を介して
器具本体3に絶縁状態で固定される。特に、その固定具
24として、テフロンのような耐熱性をもつ電気絶縁体
を用いれば、これが通電時の発熱でも塑性変形せず接続
端子4を常に安定状態に保つことができる。又、この図
で明らかなように、器具本体3の内周面には環状溝25
が形成されており、その環状溝25にコレットキャップ
の口金16に形成した鉤22が係止して保持されるよう
にしてある。
【0018】そして、以上のように構成される本願電気
プラグ2は、上述のように電線1の一端に取り付けられ
て堅固かつ容易な結線を可能にする。なお、電線1の一
端に本願プラグ2を取り付けるには、コレットキャップ
5を取り外した状態で電線1の一端を接続端子4の逆側
から器具本体3の中に導入し、その芯線を接続端子4内
に挿入して導通させた後、電線1の外周側で可撓爪14
をかしめて器具本体3を電線1に固定し、更にネジ孔1
3にネジを螺入して相互の結合力を上げる。
【0019】一方、ジャック7と接続する場合には、コ
レットキャップ5を予め器具本体3に仮止めしておき、
その状態で接続端子4をジャック7の内部に挿入しつつ
受口6をジャック7の外周に嵌合させる。そして、次に
コレットキャップ5を回し、これを器具本体3に沿って
接続端子4の逆側に移動させるのであり、これによりコ
レットキャップ5のテーパ部23が受口の外周面6Aに
圧接しつつ、これを次第に締め付けていくことになる。
この結果、受口6が縮径してジャック7の外周を確りと
クランプし、これにより本願プラグ2とジャック7とが
がたつき無く堅固に接続されることになる。しかも、コ
レットキャップ5はバネ性をもつ連結部20の作用によ
り器具本体3に強固に接合して一体化するようになるの
で、雄ネジ9と雌ネジ17との結合部が緩まず安定し、
ひいてはプラグ2とジャック7との接続も好適状態に保
たれることになる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る電気プラグによれば器具本体の外周に装着されるコ
レットキャップを備え、そのコレットキャップによりジ
ャックの外周に嵌合する受口を締め付けて縮径できるよ
うにしていることから、プラグとジャックとをがたつき
無く堅固に接続してノイズの発生を防止でき、しかも受
口がジャックの外周に圧着することから、プラグがジャ
ックとの接続中に意に反してを抜けてしまうこともな
い。
【0021】又、接続端子に割溝を形成してバネ性を付
与していることから、この接続端子とジャックとを適正
に導通でき、このことからもノイズの発生が防止される
という効果を有する。
【0022】更に、コレットキャップを本体部と該本体
部内に圧入する連結部をもつ口金とで構成し、その連結
部にも割溝を形成してバネ性を付与していることから、
器具本体に対してコレットキャップが強固に接合し、ひ
いてはプラグとジャックとの接続を好適状態に保ち続け
られるようになるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気プラグを電線の一端に取り付
けた状態を示す側面図
【図2】同電気プラグとジャックとを接続した状態を示
す側面図
【図3】同電気プラグの器具本体を示した斜視図
【図4】その器具本体の外周に装備されるコレットキャ
ップを部分的に破断して示した斜視図
【図5】コレットキャップを構成する口金の断面図
【図6】図5におけるX−X線断面図
【図7】器具本体の正面図
【図8】本願電気プラグの拡大断面図
【図9】従来の電気プラグを示す部分断面図
【符号の説明】 1 電線 2 電気プラグ 3 器具本体 4 接続端子 5 コレットキャップ 6 受口 6A テーパ状の外周面 7 ジャック 9 雄ネジ 10 割溝 11 割溝 15 本体部 16 口金 17 雌ネジ 20 連結部 21 割溝 23 テーパ部 24 固定具(電気絶縁体)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】削除

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャックに接続する結線用の電気プラグ
    であって、前記ジャックの内部に挿入するための接続端
    子と、この接続端子を固定する器具本体と、この器具本
    体の外周に装着される着脱自在なコレットキャップとか
    ら成り、前記器具本体はその一端をジャックの外周に嵌
    合するテーパ状の外周面をもつ受口として該受口に割溝
    が形成されると共に、この器具本体の外周面には前記コ
    レットキャップを取り付ける雄ネジが形成され、そのコ
    レットキャップの内周面には器具本体の雄ネジに結合す
    る雌ネジと前記受口の外周面を締め付けるテーパ部が形
    成されることを特徴とする電気プラグ。
  2. 【請求項2】 ジャックに接続する結線用の電気プラグ
    であって、電線の一端に固定する円筒状の器具本体と、
    この器具本体の一端より突出してジャックの内部に挿入
    される円柱状の接続端子と、前記器具本体の外周に装着
    される着脱自在なコレットキャップとから成り、前記接
    続端子はその先端から軸方向に沿う割溝を形成して他端
    側が前記器具本体の内部に電気絶縁体を介して固定さ
    れ、前記器具本体はその一端をジャックの外周に嵌合す
    るテーパ状の外周面をもつ受口として該受口にも割溝が
    形成されると共に、この器具本体にはその外周面に前記
    コレットキャップを取り付ける雄ネジが形成され、その
    コレットキャップの内周面には器具本体の雄ネジに結合
    する雌ネジと前記受口の外周面を締め付けるテーパ部が
    形成されることを特徴とする電気プラグ。
  3. 【請求項3】 コレットキャップは雌ネジを形成する円
    筒状の本体部と内周面にテーパ部をもつ口金とで成り、
    その口金の一端側には周面に割溝を形成した連結部を形
    成して該連結部が前記本体部の内部に圧入されるように
    して成る請求項1、又は2記載の電気プラグ。
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