JP2000106251A - 電気的コネクタ及び接地素子 - Google Patents

電気的コネクタ及び接地素子

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JP2000106251A
JP2000106251A JP11266940A JP26694099A JP2000106251A JP 2000106251 A JP2000106251 A JP 2000106251A JP 11266940 A JP11266940 A JP 11266940A JP 26694099 A JP26694099 A JP 26694099A JP 2000106251 A JP2000106251 A JP 2000106251A
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receiving channel
contact
electrical connector
grounding
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Hans Kieninger
キーニンゲル ハンス
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ITT Manufacturing Enterprises LLC
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/652Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding   with earth pin, blade or socket
    • HELECTRICITY
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    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/10Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
    • H01R4/18Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
    • H01R9/0512Connections to an additional grounding conductor

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ソケット接触として構成される接触領域を有す
る接触素子を提供する。 【解決手段】接触素子1は電気的コネクタ11の後ろか
ら受容チャネル10内へ導入される。径方向内側へ向け
られたインターロックリングは各受容チャネル10内に
配列される。接触素子1がこれらの受容チャネル10の
いずれかに導入されると、インターロックリング12は
インターロックフィンガ7と接触素子1の第1のストッ
プショルダ8の間でラッチ接続を介して固定される。受
容チャネル10から電気的接触素子1を取り出すには前
部から受容チャネル内へ導入される道具によってインタ
ーロックフィンガ7が径方向内側へ押圧され、インター
ロックリング12が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル用受容領
域を有する電気的接触素子を受け取るための少なくとも
一つの受容チャネルと、この接触素子を受容チャネル内
に固定するためのインターロック領域と、この接触素子
が受容チャネル内へ導入される時、受容チャネルの外部
からアクセス可能である接触領域と、を有する電気的コ
ネクタに係り、特に、電気的コネクタの受容チャネル内
へ導入されるように構成された接触素子とこの受容チャ
ネルの導電領域との間に導電接続を提供するための接地
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】技術の現状から、この種のコネクタが種
々の形状で紹介されている。このようなコネクタ用の接
触素子は、例えば、 RS Components GmbH, pages 243 an
d 251,under the designations "Crimp contacts" and
"Series 1, contacts"の1996年3月乃至8月に発
表されたカタログから知ることができる。これらに開示
されている接触素子は型押しされたシートメタル部品か
ら圧延されている。しかしながら、この種の接触素子が
旋削によって金属材料から形成されることも可能であ
る。
【0003】これらの接触素子は電気的コネクタの受容
チャネル内に導入されると共に固着され、プラグコネク
タ部品又はソケットコネクタ部品として構成することも
できる。電気的コネクタは通常数個の受容チャネルを有
しており、これにより、接触素子が受容チャネル内へ導
入された後から、この電気的コネクタは数個の素子を含
むこともある。このような電気的コネクタは、例えば、
外部からアクセス可能なソケット部品として家庭電化器
具に組み込まれ、これらのソケット部品内へ対応するプ
ラグ素子が導電接続を提供するために導入される。
【0004】一般的に、このような接触素子は三つの領
域を有する。まず第一に、このような接触素子はケーブ
ルを受け取るための(通常後方へ向けられた)受容領域
を有する。この受容領域において、ケーブルと接触素子
との間に電気的接触が生じてもよい。しかしながら、電
気的接触素子とは電気的に接触せずに単に受容領域内の
ケーブル上のひずみを軽減するためにケーブルを固定す
ることもでき、ケーブルと接触素子との間の電気的接触
が接触素子内の他のポイントで生成される。
【0005】第2の領域として、このような接触素子は
通常接触素子が受容チャネル内に固着されることを可能
にするインターロック領域を有する。技術の現状によれ
ば、接触素子は大部分がラッチ接続を介して各受容チャ
ネル内に固定される。このようなラッチ接続は必要に応
じて好適な道具を用いて解除され、これにより、接触素
子はその受容チャネルから取り出される。
【0006】第3の領域として、技術的な現状から公知
の接触素子が接触領域を有していてもよい。この接触領
域は(ソケット部品として構成された電気的コネクタの
場合には)ソケット接触素子或いは(プラグ部品として
構成された電気的コネクタの場合には)ピン接続素子の
いずれかとして構成される。これら接触素子によって電
気的コネクタは他の電気的コネクタと導電接続を生じ
る。
【0007】いくつかの出願においては、コネクタの特
定ケーブルを接地することが必要とされ、これには、電
気的コネクタの本体又は家電器具に伝導的に接続するこ
とが要求される。受容チャネルの上述された公知の接触
素子は、受容チャネルの伝導領域との確実な導電接続を
提供するように設計されていないので、この目的には使
用することはできない。これにより、技術の現状によれ
ば、受容チャネルの伝導領域との導電接続を提供するよ
うに特別に設計された別構成の接触素子が使用される。
これらの接地素子は固体金属材料から旋削される。これ
らのケーブルは半田付けジョイント(継合)によってこ
れらの接地素子の接続領域内で導電的に固定される。従
来の接触素子の上述の三つの領域に加えて、接地素子も
接地領域を有する。例えば、この接地領域は電気的コネ
クタのハウジングと導電接続している接地ねじによって
螺子留めされる螺子穴を有する。
【0008】上述のように接地素子を用いてケーブルの
確実な接地が達成され得るにもかかわらず、これらの接
地素子には様々な欠点がある。まず第1には、これらの
接地素子は固体金属材料から旋削しなければならないの
で製造コストが高い。また、接地されないケーブル端部
に比べると接地されるケーブル端部には様々な接触素子
を取付ける必要があるので、これらの接触素子の適正な
ケーブルの端部への取付けは更に複雑化する。接地され
るケーブル及び接地されないケーブルに用いられる種々
の接触素子の問題は、従来の接触素子に固定されること
になっているケーブルがクリンプ接続によって固定され
ることと、接地素子の場合には半田付けが必要であると
いう事実が相俟ってさらに加重される。これによって、
自動アセンブリが一層難しくなる。最終的には、公知の
接地素子の場合、電気的コネクタのハウジングへの電気
的接続が接地用螺子によってかなり複雑な方法で行なわ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】公知のコネクタの上記
の欠点は、本発明がそれを基本としている問題を提起す
る。本発明の目的は、選択された接触素子及びそれらに
接続されたケーブルの確実な接地を容易にするように、
冒頭で述べた種類の電気的コネクタを経済的且つ比較的
簡単な方法で設計及び開発することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明は前述された種類の電気的コネクタから開始
してこのコネクタが特別な形状の接地素子を有するべき
であることを提案する。即ち、接触素子が受容チャネル
内へ導入される時、接地素子は接触素子と受容チャネル
の導電領域の間に位置するような形状であり、これによ
って、接地素子は接触素子と受容チャネルの導電領域の
間に導電接続を提供する。
【0011】本発明によれば、適切な接地素子を用いた
時、従来の接触素子が、これらの接地素子と共にこれら
の接触素子に接続されたケーブルから受容チャネルの導
電領域又は電気的コネクタのハウジングへ確実な電気的
接続が提供されるように構成されることが特に有利であ
ることが認識されてきた。
【0012】本発明は、接触素子をケーブルの端部に取
り付ける時、接地されないケーブル及び接地されるケー
ブルの両方を含む全てのケーブルが従来の接触素子に接
続されることを可能にする。これによって、自動アセン
ブリは実質的に容易になる。ケーブルが接続された接触
素子が電気的コネクタの受容チャネル内へ導入される直
前段階には、どのケーブルが接地されるべきかを決定し
なければならない。次に、接地素子はそれらの選択され
たケーブルの接触素子に固定される。
【0013】接地素子は、受容チャネル内に導入された
接触素子が存在している時、接地素子が接触素子と受容
チャネルの導電領域との間に位置していてもよいように
構成される。このためには、接地素子は接触素子の形状
に合わされると共に接触素子と受容チャネルの間の領域
に配列され、この領域で接触素子は凹部を形成する。接
地素子を複数の様々に構成された接触素子に構成するよ
うに構成することも可能である。
【0014】接地素子はケーブルと交互に導電接続され
る接触素子と導電的に接続される。結果として、本発明
による接地素子は、接地されるケーブルと電気的コネク
タの受容チャネルの導電領域との間での確実な接続を着
実に実行すると共に、接地用に選択されたケーブルの確
実な接地も着実に実行する。
【0015】本発明の好ましい実施の形態によれば、接
触素子が受容チャネルへ導入される前に接地素子が接触
素子に固定されることが可能であると共に、接触素子を
接地素子と一緒に受容チャネル内へ導入することが可能
であることが提案される。ケーブルの導入を難しくせず
又は結果的にケーブルの導入を妨げることなく、接触素
子が受容チャネル内に導入されている最中に接地素子が
接触素子に装着されたままであってもよい。
【0016】クリンプ接続を介してケーブルを接触素子
に導電的に接続させるためには接触素子の受容領域がク
リンプされた端末部を有することが提案される。
【0017】クリンプされた端末部の代わりに又はそれ
以外に、本発明によるコネクタの他の有利な選択可能な
特徴によれば、ひずみを緩和するために接触素子の受容
領域がクリンプ接続を介してケーブルが接触素子に接続
されるのを可能にするクリンプ素子を有していてもよ
い。
【0018】本発明の好ましい実施の形態によれば、接
触素子のインターロック領域がこの接触素子の円周の回
りに配列された数個の径方向内側へ延出する弾性的に可
撓性のインターロックフィンガと接触素子の円周から径
方向外側へ延出し、このインターロックフィンガから軸
方向に離間された第1のストップショルダとを有すると
共に、径方向内側に向けられたインターロックリングが
受容チャネル内に配置され、接触素子がこの受容チャネ
ル内に導入される時、インターロックリングがインター
ロックフィンガと第1のストップショルダの間で締付ら
れることが提案される。
【0019】電気的コネクタを電気的プラグ部品として
有利に構成するためには内部に組み込まれた電気的接触
素子の接触領域をピン素子として構成することが提案さ
れる。
【0020】同様に、電気的コネクタを電気的ソケット
部品として有利に構成するためにはコネクタ内部に組み
込まれる電気的接触素子の接触領域をソケット素子とし
て構成することが提案される。
【0021】本発明によるコネクタの他の有利な選択可
能な特徴によれば、前記接地素子がこの接触素子上で摺
動可能であり、この接触素子との締付係合によって固着
される中空の円筒形締付素子を備えるように構成される
ことが提案される。
【0022】好ましくは、円筒形素子は、円筒部分から
径方向内側へ延出すると共に中空の円筒形締付素子の一
端に設けられた第2のストップショルダを有しており、
このストップショルダは受容チャネル内に導入された接
触素子がある時にインターロックリングと第1のストッ
プショルダの間で締付られる。このようにして、接触素
子が導入される前に、締付素子は接触素子の第1のスト
ップショルダと一致するようにこの締付素子の第2のス
トップショルダに対する接触素子全体にわたって滑走し
てもよく、これにより、正確に定められた停止を提供す
ることができる。接触素子が導入されることによって締
付素子が接触素子と受容チャネルの間で確実に固定され
る。締付素子は接触素子と受容チャネルの導電領域の間
で確実な導電接続を生成する。このように構成された接
地素子は、接触素子上への単純化された取付けを提供す
ると共にアセンブリ作業を容易にする。
【0023】特に良好な締付効果、即ち、一方で高い可
撓性、他方で高い締付力を達成するには、少なくとも一
つの軸方向に延出するスロットが中空の円筒形素子内に
有利に提供される。好ましくは接地素子は圧延によって
型押しされたシートメタル部品から形成される。接地素
子が銅−ベリリウム合金から形成された場合、高い可撓
性と良好な導電性の特に良好な組合わせが達成される。
【0024】接地素子をその縦軸回りに正確な角度位置
を成すように接触素子上での位置決めの必要なく済ませ
るためには、好ましい実施の形態によれば、接地素子を
周方向において対称になるように構成することが提案さ
れる。
【0025】本発明の更なる特徴は、経済的且つ比較的
簡単な方法でケーブルを電気的コネクタ内に確実に接地
することを容易にする、冒頭で述べた種類の接地素子の
提供を可能にすることにある。
【0026】この特徴を達成するために、本発明によれ
ば、冒頭で述べた種類の接地素子からスタートして、接
触素子が受容チャネル内に導入される前に接地素子が接
触素子に固定可能であること、接触素子が受容チャネル
内に導入されている最中に接地素子が接触素子に固定さ
れること、受容チャネル内に導入された接触素子が存在
している時には接地素子が接触素子と受容チャネルの導
電領域の間に配列されていること、及び接地素子は接触
素子と受容チャネルの導電領域の間に導電接続を提供す
ることが提案される。
【0027】本発明の更なる有利な選択可能な特徴によ
れば、接地素子が締付係合によって接触素子に取付けら
れることが提案される。接地素子は好ましくは中空の円
筒形締付素子として構成される。良好な締付効果を達成
するために、少なくとも一つの軸方向に延出するスロッ
トを締付素子の円筒部内に設けることが提案される。接
地素子は好ましくは周方向において対称であるように構
成される。接地素子は円筒部から径方向内側へ延出する
ストップショルダを中空の円筒形締付素子の第1の端部
に有していてもよい。
【0028】接地素子を取付けるために、接地素子は、
ストップショルダが接触素子上の対応する停止位置に一
致するように、接地される接触素子に沿って十分な距離
を滑走する。接地素子の回転的対称によって、接地素子
をその縦軸回りに正確な角度位置を成すように位置させ
る必要がなくなる。接地素子は締付接続を介して定位置
で固着されると共に接触素子と導電的に接続される。接
触素子は接地素子と一緒に電気的コネクタの受容チャネ
ル内へ滑走される。接触素子はラッチ接続を介して受容
チャネル内に確実に固定される。接地素子は接触素子と
受容チャネルの特定の領域との間の軸方向に固着され、
これにより、受容チャネル内で確実に固定される。接地
素子は、接地素子が接触素子と受容チャネルの導電領域
との間に確実な導電接続を提供するように接触素子と受
容チャネルとの間に位置決めされる。
【0029】本発明の第一の態様は、ケーブルを受け取
る受容領域を有する電気的接触素子を受け取るための少
なくとも一つの受容チャネルと、この受容チャネル内へ
この電気的接触素子を固着するためのインターロック領
域と、この電気的接触素子がこの受容チャネル内へ導入
される時、この受容チャネルの外側からアクセス可能で
ある接触領域と、を有する電気的コネクタであって、こ
のコネクタが別体の接地素子を含み、この接触素子がこ
の受容チャネル内へ導入される時、この接地素子がこの
接触素子とこの受容チャネルの導電領域との間に位置す
ると共に、この接地素子がこの接触素子とこの受容チャ
ネルのこの導電領域との間に導電接続を提供する、電気
的コネクタである。
【0030】本発明の第二の態様は、電気的コネクタの
受容チャネル内に導入されるように構成された接触素子
とこの受容チャネルの導電領域との間に導電接続を提供
する接地素子であって、この接触素子がこの受容チャネ
ルへ導入される前にこの接地素子がこの接触素子に固定
されるように構成され、この接触素子がこの受容チャネ
ルへ導入されている間にこの接地素子がこの接触素子に
固定されるように構成され、この受容チャネル内へ導入
された接触素子がある時はこの接地素子がこの接触素子
とこの受容チャネルの導電領域との間に位置し、この接
地素子がこの接触素子とこの受容チャネルのこの導電領
域の間に導電接続を生成する、接地素子である。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は例として添
付の図面を参照することによってより詳細に説明され
る。図1において、本発明による電気的接触素子は、ピ
ン接触素子として構成され、参照番号1によって識別さ
れる。この電気的接触素子1は、後部の受容領域2と中
間のインターロック領域3とこのピン素子1を提供する
前部接触領域4とを有する。この受容領域2は、導入さ
れるケーブル(図示せず)を後部から電気的接触素子1
へ取付ける役目をする。この受容領域2はクリンプ(圧
着)端末5を有しており、このクリンプ端末5によって
ケーブルを接触素子1へ伝導的に固定するためのクリン
プ接続が行われる。この受容領域2は更にケーブルを適
所に保持すると共にひずみから接触素子1との接続を保
護するためにクリンプ素子6を更に有する。
【0032】インターロック領域3は、電気的コネクタ
11(図3参照)の受容チャネル10内に接触素子1を
保持する役目をする。このインターロック領域3は、接
触素子1の円周回りに配列された径方向外側に延出し弾
性的に可撓性の数個のインターロックフィンガ7を有す
る。更に、インターロック領域3は、これらのインター
ロックフィンガ7から軸方向に離間され接触素子1の円
周から径方向外側に延出する第1のストップショルダ8
を有している。
【0033】接地素子9(図4及び図5)は電気的接触
素子1上を滑走する。この接地素子9は締付リングとし
て構成され、前部から、接触領域4を越え、インターロ
ック領域3のストップショルダ8まで、接触素子1全体
にわたって定位置を滑走し、これにより正確に定められ
た軸方向位置に達する。定位置へ向かって滑走する時、
接地素子9は径方向において対称であるように構成され
ているので、その縦軸回りをあらゆる角度位置で回転し
てもよい。
【0034】図2はソケット接触として作用するように
構成された電気的接触素子1を示す。図2の電気的接触
素子1は、受容領域2、インターロック領域3、及び接
触領域4へ分解されている。図2の電気的接触素子1と
図1の電気的接触素子1の最も重要な違いは、図2の電
気的接触素子1の接触領域4がソケット素子として構成
されていることである。
【0035】図3には、電気的コネクタ11の受容チャ
ネル10へ導入されると共に図2に示された形状からな
る二つの電気的接触素子1が示されている。これらの接
触素子1は電気的コネクタ11の後部から受容チャネル
10内へ導入される。径方向内側へ向けられたインター
ロックリングは各受容チャネル10内に配列される。接
触素子1がこれらの受容チャネル10のいずれかに導入
された時、インターロックリング12はインターロック
フィンガ7と接触素子1の第1のストップショルダ8の
間でラッチ接続を介して固着される。受容チャネル10
から電気的接触素子1を取り出すためには好適な道具が
前部から受容チャネル内へ導入され、その道具によって
インターロックフィンガ7が径方向内側へ押圧され、イ
ンターロックリング12が解除される。
【0036】図3を参照すると、二つの接触素子1の上
側の素子は接地素子9を有する。接地素子9は、接触素
子1上を滑走し、接触素子1が受容チャネル10内へ導
入される前に(接地素子9は)締付られることにより後
者(接触素子1)と導電係合を行う。従って、接触素子
1は接地素子9と共に受容チャネル10へ導入される。
接地素子9が接触素子1と受容チャネル10の導電領域
13の間で確実な導電接続を生成するように接地素子9
はこれら両間に配列される。図3に示されるように、受
容チャネル10の導電領域は電気的コネクタ11用の金
属製ハウジングを形成する。従って、図3において上部
のコネクタ素子に接続されたケーブルの確実な接地が接
地素子9によって簡単な方法で実行され得る。
【0037】接地素子9は図4及び図5においてより明
確に示されている。この接地素子9は、接触素子1内で
締付係合によって固着されるように、接触素子1に沿っ
て摺動可能な中空の円筒形締付素子として構成されてい
る。接地素子9の内径が接触素子1の外径よりも幾分小
さいことから締付が行なわれる。事実上、接地素子9か
ら接触素子1へ応力が送られる必要はないし又その逆も
あり得ない。この中空の円筒形締付素子の一端には円筒
形ケーシング14から径方向内側へ延出する第2のスト
ップショルダ15が設けられている。接触素子1がその
接地素子9と共に受容チャネル10へ導入される際、接
地素子9はその第2のストップショルダ15によって接
触素子1の第1のストップショルダ8上で支えられる。
受容チャネル10内へ導入されると共にラッチ接続によ
ってこの受容チャネル10へ固着された接触素子1が存
在する時、第2のストップショルダ15はインターロッ
クリング12と接触素子1の第1のストップショルダ8
の間で締付られる。接地素子9の円筒形ケーシング14
内には、軸方向に延出するスロット16が接地素子9の
全長にわたって設けられている。なお、円筒形ケーシン
グ14に対して周方向に互いに離間されるように数個の
より小さな軸方向に延在するスロット17が円筒形ケー
シング14内に形成されている。接地素子9は銅−ベリ
リウム合金で形成されると共に周方向に向かって対称で
あるように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気的コネクタを好ましい形態で
使用するためにピン接触の形態で構成された接地素子を
有する電気的接触素子を示す概略構成図である。
【図2】本発明による電気的コネクタを好ましい形態で
使用するためにソケット接触の形態で構成された接地素
子を有する電気的接触素子を示す概略構成図である。
【図3】図2のソケット接触を組み込んだ電気的コネク
タを示す概略構成図である。
【図4】本発明による電気的コネクタに使用するための
接地素子の側面図である。
【図5】図4の接地素子を裏面から見た図である。
【符号の説明】
1: 電気的接触素子(接触素子) 2: 受容領域 3: インターロック領域 4: 接触領域 9: 接地素子 10: 受容チャネル 11: コネクタ 13: 導電領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597076152 1105 North Market Str eet Suite 1217 Wilmin gton Delaware 19801 U nited States of Ame rica (72)発明者 ハンス キーニンゲル ドイツ連邦共和国 70327 シュトゥット ガルトゴルトベルクシュトラーセ 45べー

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを受け取る受容領域を有する電
    気的接触素子を受け取るための少なくとも一つの受容チ
    ャネルと、 前記受容チャネル内へ前記電気的接触素子を固定するた
    めのインターロック領域と、 前記電気的接触素子が前記受容チャネル内へ導入される
    時、前記受容チャネルの外側からアクセス可能である接
    触領域と、 を有する電気的コネクタであって、 前記コネクタが別体の接地素子を含み、前記接触素子が
    前記受容チャネル内へ導入される時、この接地素子が前
    記接触素子と前記受容チャネルの導電領域との間に位置
    すると共に、前記接地素子が前記接触素子と前記受容チ
    ャネルの前記導電領域との間に導電接続を提供する、電
    気的コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記接触素子が前記受容チャネル内へ導
    入される前に前記接地素子が前記接触素子と係合するよ
    うに構成されると共に、前記接地素子と共に前記接触素
    子が前記受容チャネル内へ導入されるように構成され
    る、請求項1に記載の電気的コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記接触素子の前記受容領域が、クリン
    プ接続によって前記接触素子とに導電係合によってケー
    ブルを固定するためのクリンプ端末を有する、請求項1
    又は2に記載の電気的コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記受容領域が前記ケーブルを適所で保
    持すると共に前記接触素子との接続をひずみから保護す
    るためのクリンプ素子を更に有する、請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載の電気的コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記接触素子の前記インターロック領域
    が前記接触素子の円周回りに配置された複数の径方向外
    側へ延出する弾性的に可撓性のインターロックフィンガ
    と、 前記接触素子の円周から径方向外側へ延出し前記インタ
    ーロックフィンガから軸方向に離間された第1のストッ
    プショルダと、 を有すると共に、 径方向内側に向けられたインターロックリングが前記受
    容チャネル内に配置され、接触素子が前記受容チャネル
    内に導入される時、前記インターロックリングが前記イ
    ンターロックフィンガと前記第1のストップショルダと
    の間で締付られる、請求項1乃至4のいずれか一項に記
    載の電気的コネクタ。
  6. 【請求項6】前記接触素子の接触領域がピン素子として
    構成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載
    の電気的コネクタ。
  7. 【請求項7】前記接触素子の接触領域がソケット素子と
    して構成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に
    記載の電気的コネクタ。
  8. 【請求項8】前記接地素子が前記接触素子上で摺動可能
    であり、前記接触素子との締付係合によって固着される
    中空の円筒形締付素子を備える、請求項1乃至7のいず
    れか一項に記載の電気的コネクタ。
  9. 【請求項9】前記中空の円筒形締付素子が該中空の円筒
    形締付素子の一端において且つ該中空の円筒形締付素子
    から径方向内側へ延出する第2のストップショルダを有
    し、接触素子が前記受容チャネル内へ導入される時、前
    記第2のストップショルダが、前記インターロックリン
    グと前記第1のストップショルダの間で締付られる、請
    求項8に記載の電気的コネクタ。
  10. 【請求項10】少なくとも一つの軸方向に延出するスロ
    ットが前記中空の円筒形締付素子内に形成される、請求
    項8又は9に記載の電気的コネクタ。
  11. 【請求項11】前記接地素子が圧延によって型押しされ
    たシートメタル部品から形成される、請求項8乃至10
    のいずれか一項に記載の電気的コネクタ。
  12. 【請求項12】前記接地素子が銅−ベリリウム合金から
    作られる、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の電
    気的コネクタ。
  13. 【請求項13】前記接地素子が周方向において対称とな
    るように構成されている、請求項1乃至12のいずれか
    一項に記載の電気的コネクタ。
  14. 【請求項14】電気的コネクタの受容チャネル内に導入
    されるように構成された接触素子と前記受容チャネルの
    導電領域との間に導電接続を提供する接地素子であっ
    て、 前記接触素子が前記受容チャネルへ導入される前に前記
    接地素子が前記接触素子に固定されるように構成され、 前記接触素子が前記受容チャネルへ導入されている間に
    前記接地素子が前記接触素子に固定されるように構成さ
    れ、 前記受容チャネル内へ導入された接触素子がある時は前
    記接地素子が前記接触素子と前記受容チャネルの導電領
    域との間に位置し、 前記接地素子が前記接触素子と前記受容チャネルの前記
    導電領域の間に導電接続を生成する、 接地素子。
  15. 【請求項15】前記接地素子が前記接触素子と締付係合
    されている、請求項14に記載の接地素子。
  16. 【請求項16】前記接地素子が中空の円筒形締付素子を
    備える、請求項15に記載の接地素子。
  17. 【請求項17】少なくとも一つの軸方向に延出するスロ
    ットが前記円筒形締付素子内で形成される、請求項16
    に記載の接地素子。
  18. 【請求項18】前記接地素子が周方向において対称であ
    る、請求項17に記載の接地素子。
  19. 【請求項19】前記中空の円筒形締付素子の一端におい
    て該中空の円筒形締付素子から径方向内側へ延出する第
    2のストップショルダが設けられる、請求項16乃至1
    8いずれか一項に記載の接地素子。
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