JP2000268802A - 電池用電極リードの溶接方法および装置 - Google Patents

電池用電極リードの溶接方法および装置

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JP2000268802A JP11070335A JP7033599A JP2000268802A JP 2000268802 A JP2000268802 A JP 2000268802A JP 11070335 A JP11070335 A JP 11070335A JP 7033599 A JP7033599 A JP 7033599A JP 2000268802 A JP2000268802 A JP 2000268802A
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welding
lead
electrode lead
roller
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Tsutomu Matsui
勉 松井
Tadahiro Tagami
忠大 田上
Tatsunori Sera
竜紀 世羅
Tsutomu Horikoshi
務 堀越
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Toshiba Battery Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニッケル電極体Aと電極リード体Bとを連続
して、安定にシーム溶接することができ、生産性の向上
を図り得る電池用電極リードの溶接装置を提供する。 【解決手段】 搬送機構10により連続して搬送される
ニッケル電極体Aと、このニッケル電極体A上に供給さ
れる電極リード体Bとを挟み込み、溶接電源17により
通電駆動されてシーム溶接する溶接電極ローラ16と、
溶接電極ローラの回転角度をモータ20の回転から検出
するロータリエンコーダ22と、溶接電極ローラが所定
角度回転する都度、溶接電極ローラを通電駆動する溶接
制御部22とを備える。更に溶接された電極リード体を
ニッケル電極体と共に挟み込んで電極リード体に所定の
引張り力を与える引っ張りローラ18を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばニッケル電
極材からなる電極体に、特にその縁部に帯状の電極リー
ド体を連続して信頼性良くシーム溶接するに好適な電池
用電極リードの溶接方法および装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】ニッケル水素電池は、例えばシー
ト状の正負一対の電極体をシート状のセパレータを介し
て巻回して起電部を構成し、負極端子をなす円筒状の外
装缶に収納した電池構造体をなす。この場合、正の電極
体としては、例えばNi(OH)2からなるニッケル電極材
が用いられ、負の電極体としてはLaNi5等の水素吸蔵
合金が用いられる。
【0003】このようなニッケル水素電池を製造する場
合、正の電極体をなすニッケル電極体の縁部に、予め集
電用の電極リード体を溶接することが行われる。例えば
図4に例示するように所定の長さに短冊状に切断したニ
ッケル電極体Aを、一対のローラ1,1間に張架されて
テーブル2上を移動する搬送ベルト3上に載置して順次
搬送する。そしてその搬送路の途中に設けられた上下一
対の溶接電極ローラ4,4にて上記ニッケル電極体Aと
その上に供給される帯状の電極リード体Bとを挟み込
み、ニッケル電極体Aの縁部に電極リード体Bをシーム
溶接することが行われる。
【0004】尚、図中5は溶接電極ローラ4,4を通電
駆動して上述したシーム溶接を行わせる溶接電源であ
る。また図中6はテーブル2によって搬送される前記ニ
ッケル電極体Aを停止させながら分離させるストッパ機
構である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、その生
産性を高めるべく上記搬送路上に長尺のニッケル電極体
Aを連続して供給して搬送し、その縁部に帯状の電極リ
ード体Bを連続してシーム溶接することが考えられてい
る。しかしながらこの場合、幾つかの問題が生じること
が否めない。
【0006】即ち、前記溶接電極ローラ4,4によるニ
ッケル電極体Aと電極リード体Bとのシーム溶接は、専
ら、前記溶接電極ローラ4,4を所定の周期でパルス通
電しながら行われる。尚、ローラ4が運転・停止を繰り
返すような状態で前述した短冊状のニッケル電極体Aに
電極リード体Bを溶接する場合には、ローラ4が定速度
で回転していることを検知し、ストッパ機構6を解除す
ることで一定の溶接打点間隔で安定な溶接を行い得る。
【0007】しかし連続して供給されるニッケル電極体
Aに対して連続して電極リード体Bを溶接する場合に
は、搬送ベルト3の走行開始時や走行停止時にその搬送
速度が変化することが否めず、溶接打点間隔が不揃いと
なる。しかもニッケル電極体Aの搬送速度が遅く、その
溶接打点間隔が短くなった場合には、該ニッケル電極体
Aや電極リード体Bが焼き切れる虞もある。
【0008】また上述した如く長尺のニッケル電極体A
に対して電極リード体Bを連続して溶接する場合、電極
リード体Bが熱収縮してその溶接自体が不可能となった
り、図5に模式的に示すように電極リード体Bを溶接し
たニッケル電極体Aが歪み(反り)を生じ、電池構造体
をなす電極体として使用できなくなる虞がある。本発明
はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的
は、連続して供給される、例えばニッケル電極材からな
る電極体に対して電極リード体を連続して、しかも安定
にシーム溶接することができ、その生産性の向上を図る
ことのできる電池用電極リードの溶接方法および装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る電池用電極リードの溶接方法は、連続
して搬送される電極体と集電用の電極リード体とを連続
してシーム溶接するに際し、前記電極体と電極リード体
とを挟み込んで溶接する溶接電極ローラの回転角度を検
出し、該溶接電極ローラが所定角度回転する毎に前記溶
接電極ローラを通電駆動することを特徴としている。
【0010】即ち、電極体の搬送速度に拘わりなく前記
溶接電極ローラの回転角度から該電極体の所定量の搬送
を検出して溶接電極ローラを通電駆動し、これによって
電極体と電極リード体とをシーム溶接することでその溶
接打点間隔を一定化し、品質によい安定な溶接を実現す
ることを特徴としている。また本発明に係る電池用電極
リードの溶接方法は、請求項2に記載するように電極体
に溶接された電極リード体に所定の引張り力を与えなが
ら行うことで、該電極リード体の熱収縮を防ぎ、これに
よって歪みのない高品質な溶接を実現することを特徴と
している。
【0011】また本発明に係るに係る電池用電極リード
の溶接装置は、請求項3に記載するように電極体を連続
して搬送する搬送機構と、上記電極体上に帯状の電極リ
ード体を連続して供給するリード供給機構と、前記電極
体と該電極体上に供給された電極リード体とを挟み込
み、溶接電源により通電駆動されて前記電極体と電極リ
ード体とをシーム溶接する溶接電極ローラとを備えてな
り、特に前記溶接電極ローラの回転角度を検出する角度
センサと、この角度センサにより前記溶接電極ローラの
所定角度の回転が検出される都度、前記溶接電源を介し
て該溶接電極ローラを通電駆動する溶接制御部とを備得
たことを特徴としている。
【0012】更に本発明に係る電池用電極リードの溶接
装置は、請求項4に記載するように前記溶接電極ローラ
の下流側に設けられて前記電極体上に溶接された電極リ
ード体を該電極体と共に挟み込んで回転して前記電極リ
ード体に所定の引張り力を与えるリード引張り機構を備
え、上記引張り力により電極リード体の熱収縮を防ぎな
がらその溶接を行うことを特徴としている。好ましくは
請求項5に記載するように前記搬送機構に、前記電極リ
ード体が溶接された電極体をその両面から挟み込んで該
電極体の歪みを防止する押さえ部材を設け、電極体の反
りを防ぎながらその溶接を行うことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る電池用電極リードの溶接方法と、この溶
接方法を実施する上で用いられる溶接装置について説明
する。図1は電池用電極リードの溶接装置の概略構成を
示すもので、10は長尺のニッケル電極体Aを搬送する
搬送機構である。この搬送機構10は、例えば一対のロ
ーラ11,11間に張架されてテーブル12上を走行移
動される無端状の搬送ベルト13と、この搬送ベルト1
3上に供給されて連続的に供給される長尺のニッケル電
極体Aをその上方から押さえ込む無端状の押さえ込みベ
ルト(押さえ部材)14とを備えている。この押さえ込
みベルト14は、前記搬送ベルト13よりも僅かに幅狭
なものからなり、一対の補助ローラ15,15間に張架
されて前記搬送ベルト13に連動して走行駆動される。
特に押さえ込みベルト14は、集電用の電極リード体B
が溶接される前記ニッケル電極体Aの縁部を除く領域を
押さえ込む如く、前記搬送ベルト13に対向させて設け
られる。このように構成された搬送機構10は、モータ
20からの回転力を受けて駆動されて前記ニッケル電極
体Aを一定の搬送速度で連続的に搬送する。
【0014】一方、上記搬送ベルト13が形成するニッ
ケル電極体Aの搬送路の途中には、リード供給機構(図
示せず)から連続して供給される帯状の電極リード体B
を前記ニッケル電極体Aの縁部に重ね合わせ、これらの
ニッケル電極体Aと電極リード体Bとを挟み込んで溶接
する上下一対の溶接電極ローラ16,16が設けられて
いる。これらの溶接電極ローラ16,16は前記モータ
20からの回転力を受けて前記ニッケル電極体Aの搬送
速度と等しい周速度で回転しながら溶接電源17により
通電駆動され、その間に挟み込んだニッケル電極体Aと
電極リード体Bとをシーム溶接する役割を担う。
【0015】また前記搬送路における前記溶接電極ロー
ラ16,16の下流側の位置には、ニッケル電極体Aに
溶接された電極リード体Bを、該ニッケル電極体Aと共
に挟み込んで上記電極リード体Bに所定の引張り力を与
える上下一対の引張りローラ18,18がリード引張り
機構として組み込まれている。この引張りローラ18,
18は、引張り制御部19によりその作動が制御される
パウダークラッチ(図示せず)等を介して前記モータ2
0からの回転力が付与されるように構成されており、こ
れによって前記電極体Bに加える引張り力が可変設定し
得るようになっている。
【0016】一方、前記モータ20には、その回転角度
を検出する角度センサとしてのロータリエンコーダ21
が連結されている。このロータリエンコーダ21は、モ
ータ20の回転角度から前記ニッケル電極体Aの搬送量
(移動量)、ひいては前記溶接電極ローラ16,16の
回転角度を検出する役割を担うもので、例えばモータ2
0が一定の角度回転する毎にパルス信号CPを発する。
尚、上記ロータリエンコーダ21を前記モータ20に連
結されてその回転力をローラ11,11や溶接電極ロー
ラ16,16等に伝達する回転伝達機構(図示せず)に
組み込むようにしても良い。
【0017】しかしてマイクロプロセッサ等からなる溶
接制御部22は、上記ロータリーエンコーダ21から得
られるパルス信号CPに基づいて前記溶接電極ローラ1
6,16の回転角度を監視している。そして前記溶接電
極ローラ16,16が予め設定された所定角度を回転し
たことが検出される都度、換言すれば前記ニッケル電極
体Aが所定長搬送される都度、溶接制御部22は前記溶
接電源17を付勢し、該溶接電源17により前記溶接電
極ローラ16,16を所定のパルス幅で通電駆動してい
る。即ち、溶接制御部22は、図2にその基本的な処理
手順を示すように、ロータリエンコーダ21から得られ
るパルス信号CPを計数し[ステップS1]、その計数
値(パルスカウント値)を予め設定された目標値(溶接
電極ローラ16,16に対して設定された回転角度;溶
接打点間隔)と比較し[ステップS2]、上記計数値が
目標値に達する都度、溶接電源17に対して溶接スター
ト信号を出力している[ステップS3]。
【0018】このような制御の下での前記溶接電極ロー
ラ16,16の通電駆動により、前記ニッケル電極体A
の縁部に重ね合わせられた電極リード体Bが該ニッケル
電極体Aにシーム溶接される。特に図3にその動作タイ
ミングを示すように、タイミングt1においてモータ2
0の駆動を開始すると(図3(a)参照)、これによって
搬送機構10が動作を開始し、図3(b)iに示すように
その搬送速度Vが次第に上昇して、タイミングt2にお
いて一定速度に達してニッケル電極体Aを搬送する。ま
たタイミングt3においてモータ20の駆動を停止する
と、前記搬送機構10はその移動慣性力の影響を受けて
図3(b)に示すように徐々にその搬送速度Vを低下さ
せ、慣性力を失ったタイミングt4において搬送停止す
る。
【0019】しかしてモータ20の回転を検出するロー
タリエンコーダ21は、図3(c)に示すようにモータ2
0の回転角度(搬送機構10における搬送速度V)に応
じた間隔でパルス信号CPを発する。当然のことながら
モータ20の回転速度(搬送速度V)が遅い場合には、
該モータ20が所定の角度を回転するまでに時間が掛か
るので、上記パルス信号CPの発生間隔が長くなる。
【0020】前記溶接制御部22は、このようなパルス
信号CPを計数し、その計数値が目標値に達する都度、
図3(d)に示すように溶接電源17に対して溶接スター
ト信号を出力し、またこの溶接スタート信号を受けた溶
接電源17は図3(e)に示すように予め設定された時間
幅Tで前記溶接電極ローラ16,16を通電駆動し、ニ
ッケル電極体Aと電極リード体Bとをシーム溶接する。
この結果、前記ニッケル電極体Aと電極リード体Bと、
その搬送速度Vに拘わることなく一定の溶接打点間隔
(溶接ピッチP)でシーム溶接されることになる。しか
も溶接電極ローラ16,16を一定時間Tずつ通電駆動
することで、その溶接温度を一定に保ちながら、焼き切
れ等の不具合を招来することのない高品質で安定な溶接
を行うことができる。
【0021】尚、溶接制御部22にはニッケル電極体A
および電極リード体Bに対する溶接ピッチPとその溶接
幅Tがそれぞれ可変的に設定される。そして上記溶接ピ
ッチPに従って前記溶接電極ローラ16,16の検出す
るべき回転角度(ニッケル電極体Aの移動長)が設定さ
れ、また溶接幅Tに従って前記溶接電極ローラ16,1
6の1回当たりの通電駆動時間が決定される。
【0022】ところで上述した如く構成された溶接装置
において前記引張りローラ(リード引張り機構)18,
18は次のように作用する。一対の溶接電極ローラ1
6,16間にニッケル電極体Aと電極リード体Bとを挟
み込んでシーム溶接する場合、その溶接温度がニッケル
電極体Aと電極リード体Bとに加わることが否めない。
特に箔状の電極リード体Bにおいては熱収縮が生じ易
い。このような電極リード体Bに対して引張りローラ1
8,18は前記溶接電極ローラ16,16との間で所定の
引張り力を与え、熱収縮しようとする電極リード体Bを
引き延ばすことでその熱収縮を防いでいる。またニッケ
ル電極体Aは、前述したように押さえ込みベルト14と
搬送ベルト13との間に挟み込まれることにより、溶接
熱に起因する反りが防止されている。
【0023】このようにして電極リード体Bに所定の引
張り力を加えながらニッケル電極体Aとのシーム溶接を
連続して行う溶接装置によれば、電極リード体Bの熱収
縮を防ぐことができるので、電極リード体Bを溶接して
なるニッケル電極体Aの歪みの発生を効果的に防止する
ことができる。特に溶接後の電極リード体Bに所定の引
張り力を加えてその熱収縮を打ち消すと言う簡単な手法
にてニッケル電極体Aの歪みを防止し、品質の高い安定
な溶接を可能としてその生産性を高めることができる。
【0024】ちなみに厚み0.15mm、長さLが50
0mmのニッケル電極体Aに、厚み0.08mmの電極
リード体Bをシーム溶接した場合、該電極リード体Bに
加える引張り力によって、その撓み量が次のように変化
することが確認された。
【0025】
【表1】
【0026】この実験例に示されるように、溶接後の電
極リード体Bに適度な引張り力を加えながら該電極リー
ド体Bをニッケル電極体Aに連続してシーム溶接するこ
とにより、電極リード体Bの熱収縮を防止し、反りや歪
みのない製品品質の良好なシーム溶接を行い得ることが
確認できた。そして前述した溶接打点間隔の一定化制御
と相俟って、電極リード体Bを溶接したニッケル電極体
Aを高品質に、生産性良く得ることが可能となった。
【0027】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えばニッケル電極体以外の電極体に
電極リード体を溶接する場合にも同様に適用することが
できる。また溶接電極ローラ16,16に対する通電時
間Tやその溶接打点間隔P、更には電極リード体に与え
る引っ張り力の大きさ等は、その溶接条件に応じて定め
れば良いものである。その他、本発明はその要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
続して供給される電極体に集電用の電極リード体を連続
してシーム溶接する場合であっても、その溶接を安定
に、且つ高品質に行うことができ、生産性の向上を図る
ことができる。しかも簡単な制御の下で高品質な溶接を
実行することができ、ひいては電池製造の生産性を高め
ることができる等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電池用電極リードの
溶接装置の概略構成と、その溶接方法を説明する為の
図。
【図2】本発明に係る溶接方法を実現する基本的な制御
手順を示す図。
【図3】ニッケル電極体の搬送速度Vに応じた溶接制御
タイミングを示す図。
【図4】短冊状のニッケル電極体に電極リード体を溶接
する従来の溶接装置の概略構成を示す図。
【図5】電極リード体の熱収縮によるニッケル電極体の
歪みの形態を模式的に示す図。
【符号の説明】
A ニッケル電極体 B 電極リード体 10 搬送機構 13 搬送ベルト 14 押さえ込みベルト 16 溶接電極ローラ 17 溶接電源 18 引張りローラ(リード引張り機構) 20 モータ 21 ロータリエンコーダ(角度センサ) 22 溶接制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 11/30 340 B23K 11/30 340 // H01M 4/04 H01M 4/04 Z 4/24 4/24 Z B23K 101:36 (72)発明者 世羅 竜紀 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東芝 電池株式会社内 (72)発明者 堀越 務 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東芝 電池株式会社内 Fターム(参考) 5H014 AA04 BB05 BB08 BB17 5H016 AA05 BB05 BB08 BB19 5H022 AA04 BB03 BB16 CC19 CC22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続して供給される電極体と集電用の電
    極リード体とを連続してシーム溶接するに際し、 前記電極体と電極リード体とを挟み込んで溶接する溶接
    電極ローラの回転角度を検出し、該溶接電極ローラが所
    定角度回転する毎に前記溶接電極ローラを通電駆動する
    ことを特徴とする電池用電極リードの溶接方法。
  2. 【請求項2】 前記溶接電極ローラによる前記電極体と
    電極リード体との溶接は、該電極体に溶接された前記電
    極リード体に所定の引張り力を与えながら行われること
    を特徴とする請求項1に記載の電池用電極リードの溶接
    方法。
  3. 【請求項3】 連続して供給される搬送する搬送機構
    と、上記電極体上に帯状の電極リード体を連続して供給
    するリード供給機構と、前記電極体と該電極体上に供給
    された電極リード体とを挟み込み、溶接電源により通電
    駆動されて前記電極体と電極リード体とをシーム溶接す
    る溶接電極ローラと、この溶接電極ローラの回転角度を
    検出する角度センサと、この角度センサにより前記溶接
    電極ローラの所定角度の回転が検出される都度、前記溶
    接電源を介して該溶接電極ローラを通電駆動する溶接制
    御部とを具備したことを特徴とする電池用電極リードの
    溶接装置。
  4. 【請求項4】 連続して供給される電極体を搬送する搬
    送機構と、上記電極体上に帯状の電極リード体を連続し
    て供給するリード供給機構と、前記電極体と該電極体上
    に供給された電極リード体とを挟み込み、溶接電源によ
    り通電駆動されて前記電極体と電極リード体とをシーム
    溶接する溶接電極ローラと、この溶接電極ローラの下流
    側に設けられて前記電極体上に溶接された電極リード体
    を該電極体と共に挟み込んで回転して前記電極リード体
    に所定の引張り力を与えるリード引張り機構とを具備し
    たことを特徴とする電池用電極リードの溶接装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送機構は、前記電極リード体が溶
    接された電極体をその両面から挟み込んで該電極体の歪
    みを防止する押さえ部材を備えること特徴とする請求項
    4に記載の電池用電極リードの溶接装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012053557A1 (ja) * 2010-10-20 2012-04-26 三洋電機株式会社 非水電解質二次電池
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