JP2000268658A - コントロールパネル、及び、コントロールパネルの製造方法 - Google Patents

コントロールパネル、及び、コントロールパネルの製造方法

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JP2000268658A
JP2000268658A JP7585399A JP7585399A JP2000268658A JP 2000268658 A JP2000268658 A JP 2000268658A JP 7585399 A JP7585399 A JP 7585399A JP 7585399 A JP7585399 A JP 7585399A JP 2000268658 A JP2000268658 A JP 2000268658A
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function display
film
control panel
manufacturing
panel
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JP7585399A
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Shuji Takiguchi
修司 滝口
Atsuyoshi Yamaguchi
敦吉 山口
Toshibumi Kobayashi
俊文 小林
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象機器の機能や動作内容を視認させるため
の機能表示部に対する視認性向上を図るとともに、製造
面も良好となるコントロールパネル、及び、コントロー
ルパネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 コントロールパネル21は、パネル本体
22又はそのパネル本体22に配設されたダイヤルスイ
ッチ23〜25(図1参照)等に、対象機器の機能や動
作内容を視認させるための機能表示部47を設けたもの
であり、機能表示部47を、樹脂フィルム50(図4参
照)によって、樹脂フィルム50(図4参照)の表面側
が凸、裏面側が凹となるようなパネル本体22に対して
突出する立体的な形状に形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル本体又はそ
のパネル本体に配設された操作部に、光透過性を有する
光透過部を設けて、光透過部をパネル本体の裏側又は操
作部の裏側から照明するように構成したコントロールパ
ネル、及び、コントロールパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は特開平6−162869号公報
(出願人:株式会社ゼクセル、出願日:平成4年11月
25日、発明の名称:押しボタンスイッチの照明構造)
に開示された車両におけるコントロールパネルの断面
図、図13はその図12のコントロールパネルの正面図
を示している。
【0003】図12及び図13を参照しながら上記コン
トロールパネルを説明すると、引用符号1は押しボタン
式のエアコンスイッチ、2は同じく押しボタン式の内外
気切換スイッチ、3は第一作動照明用LED、4は第二
作動照明用LED、5は機能照明用ランプを示してい
る。
【0004】エアコンスイッチ1及び内外気切換スイッ
チ2は、ノブ6及び7と、ライトガイド8及び9と、ス
ライダ10及び11と、スイッチ本体12及び13とを
有して構成されている。引用符号14はパネル本体を示
している。
【0005】エアコンスイッチ1及び内外気切換スイッ
チ2は、パネル本体14の外側にノブ6及び7を突出さ
せるような状態でこれらをパネル本体14に配設してお
り、ノブ6及び7に形成された表示部6a、7aには、
内部からの光(照光)が照射されるようになっている。
【0006】ライトガイド8及び9の上部は、ノブ6及
び7により受容されており、その上部に対する下部は、
上端がノブ6及び7の下端に係合するとともに下端がス
イッチ本体12及び13に係合するスライダ10及び1
1に受容されている。
【0007】第一作動照明用LED3、第二作動照明用
LED4、及び機能照明用ランプ5は、パネル本体14
の内側のエアコンスイッチ1及び内外気切換スイッチ2
間に設けられており、第一作動照明用LED3及び第二
作動照明用LED4は、ノブ6及び7の押下によりオン
するスイッチ本体12及び13の作動によって発光する
ようになっている。また、機能照明用ランプ5は、車両
のライトスイッチ(不図示)のオンオフで点灯及び消灯
するようになっている。
【0008】第一作動照明用LED3の発光による光
は、スライダ10の開口10aを介してライトガイド8
に投光するようになっており、第二作動照明用LED4
の発光による光は、スライダ11の開口11aを介して
ライトガイド9に投光するようになっている。また、機
能照明用ランプ5の点灯による光は、スライダ10及び
11の開口10a及び11aを介してライトガイド8及
び9の双方に投光するようになっている。
【0009】ライトガイド8及び9に投光された第一作
動照明用LED3、第二作動照明用LED4、及び機能
照明用ランプ5の光は、ライトガイド8及び9の下端に
形成された反射面8a、9aによって反射させられ、ラ
イトガイド8及び9の上端の照射面8b、9bを介して
ノブ6及び7の内面を照射し、表示部6a、7aを照明
するようになっている。
【0010】尚、第一作動照明用LED3及び第二作動
照明用LED4と、機能照明用ランプ5は、異なる色を
発光するように構成されており、機能照明用ランプ5の
点灯時に第一作動照明用LED3又は第二作動照明用L
ED4のどちらか一方を押下すると、その一方に対する
他方との識別が可能になっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術のコントロールパネルは、表示部6a、7aの表面に
「A/C」等の文字やキャラクタ等から成るシンボル1
5及び16(光に対して非透過性を有する)を印刷し、
そのシンボル15及び16を除く表示部6a、7aに光
を透過させて対象機器の機能や動作内容を視認させるよ
うな構成となっている。
【0012】また、上記従来技術のコントロールパネル
の表示部6a、7aとは逆に、シンボルのみに光を透過
させ、そのシンボルを透過した光により機能や動作内容
を視認させるような構成のコントロールパネルや、表示
部6a、7aに光透過性のインジケータを埋設して、そ
のインジケータを透過した光により機能や動作内容を視
認させる構成のコントロールパネルも広く一般的に知ら
れており、これら各種のコントロールパネルを適宜、車
両の仕様に応じて使い分けているのが現状である。
【0013】しかし、いずれのコントロールパネルを用
いたとしても、対象機器の機能や動作内容に対する視認
性に問題があった。
【0014】即ち、表示部6a、7aに対して、シンボ
ル15及び16を印刷したり、上記インジケータや、光
透過性のシンボル等を形成したりするには、印刷、二色
成形等の製造方法を用いて、比較的平坦となる位置にそ
れらを形成しなければならなかった。そして、その形成
位置やスイッチの配置、或いは操作する者の視線位置に
よって、機能や動作内容が見えなかったりする場合があ
った。
【0015】もう少し詳しく説明すると、例えば操作す
る者の視線位置によっては、スイッチをオンすることで
シンボル15及び16等が他のスイッチ等の裏に隠れて
しまう場合があった。そして、その際には、機能や動作
内容の機能表示が操作する者の視線位置から外れて見え
なくなってしまう恐れがあった。
【0016】このことは、上述の押しボタン式のスイッ
チに限らず、回転式のダイヤルスイッチにおいても、そ
のノブの形状により、同様の問題が生じていた。
【0017】尚、例えば上記インジケータや、光透過性
のシンボルを二色成形する場合について説明すると、そ
の製造方法では、インジケータ等を構成する非常に細か
い部材を金型内にセットしなければならないため、上記
部材の方向性の確認や位置出しが容易でなく、上記部材
のセットし忘れの可能性も十分に考えられることから、
作業性や製造の面に懸念点があった。
【0018】また、上記各製造方法を用いるためには、
表示部6a、7aの表面を比較的平坦にしなければなら
ないので、設計段階における自由度を著しく阻害すると
言う懸念点があった。
【0019】一方、上記従来技術のコントロールパネル
にあっては、例えば運転中にスイッチを操作しようとす
る場合を考えると、次のような問題点もあった。即ち、
上述では、エアコンスイッチ1及び内外気切換スイッチ
2の二つのスイッチを例にして説明してきたが、実際の
車両におけるコントロールパネルは、複数のスイッチを
有することから、運転中に手探りでスイッチ機能を判別
することは非常に困難であった。
【0020】そのため、運転に集中できなかったり、誤
操作を引き起こしてしまったりすることがあった。
【0021】他方、パネル本体14等には表皮色や柄等
の制約があり、その制約のためにデザインの自由度が阻
害されてしまうと言う問題点もあった。
【0022】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、対象機器の機能や動作内容を視認させるための
機能表示部に対する視認性向上を図るとともに、製造面
も良好となるコントロールパネル、及び、コントロール
パネルの製造方法を提供することを課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のコントロールパネル
は、パネル本体又は該パネル本体に配設された操作部
に、対象機器の機能や動作内容を視認させるための機能
表示部を設けたコントロールパネルにおいて、前記機能
表示部又は該機能表示部を含む機能表示周辺部分を、フ
ィルムによって、該フィルムの表面側が凸、裏面側が凹
となるような前記パネル本体又は前記操作部に対して突
出する立体的な形状に形成したことを特徴としている。
【0024】請求項2記載の本発明のコントロールパネ
ルは、請求項1に記載のコントロールパネルにおいて、
前記フィルムは、前記パネル本体の表面又は前記操作部
の表面を被包することを特徴としている。
【0025】請求項3記載の本発明のコントロールパネ
ルは、請求項1又は請求項2に記載のコントロールパネ
ルにおいて、前記フィルムは、光に対して非透過となる
非透過部を有することを特徴としている。
【0026】請求項4記載の本発明のコントロールパネ
ルは、請求項1ないし請求項3いずれか記載のコントロ
ールパネルにおいて、前記機能表示部を前記パネル本体
の裏側又は前記操作部の裏側から照明するように構成し
たことを特徴としている。
【0027】上記課題を解決するためなされた請求項5
記載の本発明のコントロールパネルの製造方法は、パネ
ル本体又は該パネル本体に配設された操作部に、対象機
器の機能や動作内容を視認させるための機能表示部を設
けたコントロールパネルの製造方法において、フィルム
を予備成形することにより、該フィルムの表面側が凸、
裏面側が凹となるような前記パネル本体又は前記操作部
に対して突出する立体的な形状の前記機能表示部、又
は、該機能表示部を含む機能表示周辺部分を形成し、予
備成形された前記フィルムと、前記パネル本体又は前記
操作部とを一体にしたことを特徴としている。
【0028】請求項6記載の本発明のコントロールパネ
ルの製造方法は、請求項5に記載のコントロールパネル
の製造方法において、前記フィルムを、前記パネル本体
の表面又は前記操作部の表面に被包させたことを特徴と
している。
【0029】請求項7記載の本発明のコントロールパネ
ルの製造方法は、請求項5又は請求項6に記載のコント
ロールパネルの製造方法において、前記フィルムに、光
に対して非透過となる非透過部を形成したことを特徴と
している。
【0030】請求項8記載の本発明のコントロールパネ
ルの製造方法は、請求項5ないし請求項7いずれか記載
のコントロールパネルの製造方法において、前記機能表
示部を、前記パネル本体の裏側又は前記操作部の裏側か
ら照明することが可能な位置に配置したことを特徴とし
ている。
【0031】請求項9記載の本発明のコントロールパネ
ルの製造方法は、請求項5ないし請求項8いずれか記載
のコントロールパネルの製造方法において、前記フィル
ムを、真空成形、高圧成形、及び圧縮空気圧成形のいず
れかの成形方法により予備成形したことを特徴としてい
る。
【0032】請求項1に記載された本発明によれば、機
能表示部又は機能表示周辺部分がフィルムによって立体
的な形状に形成されていることから、その機能表示部又
は機能表示周辺部分は、周囲に対して浮き立たつように
なる。これにより、パネル本体又は操作部の配置や、操
作する者の視線位置に影響されることなく、対象機器の
機能や動作内容を視認させることができるようになると
ともに、手探りでのスイッチ機能の判別も容易となる。
また、フィルムにより、機能表示部又は機能表示周辺部
分を形成していることから、これらの形成位置が従来の
ように限定されることはない。即ち、フィルムに対して
熱を掛け、その表裏面を共に追従させて凸凹するように
成形する成形方法を採用すれば、比較的自由に所望の形
状を形成することができることになり、機能表示部又は
機能表示周辺部分の配設位置をパネル本体又は操作部の
形態によるものとしなくても十分に対応させることがで
きる。よって、このことから、設計段階における自由度
を向上させることができる。さらにまた、フィルムは、
機能表示部又は機能表示周辺部分を成形する前に、デザ
インを付加することができるので、デザイン面での自由
度が向上する。以上のことを踏まえれば、製造面が従来
に比べて格段に向上していると言える。従って、以上の
ことから、対象機器の機能や動作内容を視認させるため
の機能表示部に対する視認性向上を図るとともに、製造
面も良好となるコントロールパネルを提供することがで
きる。
【0033】請求項2に記載された本発明によれば、フ
ィルムは、パネル本体の表面又は操作部の表面を被包す
るようになっていることから、そのフィルムが被包して
いる範囲においてデザインの自由度を向上させることが
できる。即ち、機能表示部又は機能表示周辺部分を成形
する前に、フィルムの表面にデザインを付加することが
できるからである。また、フィルムがパネル本体の表面
等に被包することによって、例えば機能表示部を内部か
ら照明するような構成とした場合に、パネル本体の表面
又は操作部の表面との境界を外観上で区別できなくする
ことが可能となり、コントロールパネルの外観を従来と
は異なるものにすることができる。さらにまた、フィル
ムがパネル本体の表面等に被包することによって、その
パネル本体又は操作部に対する表面処理を不要にするこ
とが可能で、製造面の向上を図ることができる。一方、
フィルムを被包させるには、予め機能表示部又は機能表
示周辺部分を成形するための予備成形をした後、その予
備成形したフィルムをインジェクション型内に入れて一
体化することが挙げられる。とすれば、従来の例えば二
色成形における細かい部材を金型内にセットするのとは
異なり、当然に作業が容易となることから、作業性を格
段に向上させることができる。
【0034】請求項3に記載された本発明によれば、フ
ィルムは、光に対して非透過となる非透過部を有してい
ることから、その非透過部にデザインを付加することが
できるのは勿論のこと、パネル本体又は操作部を透明な
光透過性のある材料で形成することができるようにな
る。これにより、例えば機能表示部を内部から照明する
ような構成とした場合に、パネル本体又は操作部は、フ
ィルムの機能表示部の位置において、光を通過させる開
口を設ける必要がなくなり、少なくともその開口の分だ
け金型の構造を簡素化させることができる。従って、製
造面の向上を図ることができる。尚、パネル本体又は操
作部に導光板(光を案内する部材)の役割を持たせるこ
とができると言う利点がある。
【0035】請求項4に記載された本発明によれば、機
能表示部をパネル本体の裏側又は操作部の裏側から照明
するように構成していることから、機能表示部が照明さ
れた状態で浮き立たつようになる。従って、これにより
視認性を向上させることができる。
【0036】請求項5に記載された本発明によれば、機
能表示部又は機能表示周辺部分がフィルムの予備成形に
よって立体的な形状に形成され、その後、その予備成形
されたフィルムとパネル本体又は操作部とが一体になる
ことから、従来の例えば二色成形における細かい部材を
金型内にセットするのとは異なり、当然に作業が容易と
なって、製造面の向上を図ることができる。また、フィ
ルムに対して熱を掛け、その表裏面を共に追従させて凸
凹するように成形する成形方法を予備成形に採用すれ
ば、比較的自由に所望の形状を形成することができるこ
とになり、機能表示部又は機能表示周辺部分の配設位置
をパネル本体又は操作部の形態によるものとしなくても
十分に対応させることが可能である。その結果、設計段
階における自由度が向上することになる。そして、この
ような製造方法により、機能表示部又は機能表示周辺部
分を形成することによって、その機能表示部又は機能表
示周辺部分が周囲に対して浮き立たつことになるから、
視認性を向上させることができる。さらにまた、フィル
ムは予備成形する前にデザインを付加することが可能で
あることから、デザイン面での自由度を向上させること
ができる。従って、以上のことから、対象機器の機能や
動作内容を視認させるための機能表示部に対する視認性
向上を図るとともに、製造面も良好となるコントロール
パネルの製造方法を提供することができる。
【0037】請求項6に記載された本発明によれば、フ
ィルムを、パネル本体の表面又は操作部の表面に被包さ
せていることから、上述と同様に、デザインの自由度を
向上させることができる。また、コントロールパネルの
外観を従来とは異なるものにすることができる。さらに
また、製造面の向上を図ることができる。
【0038】請求項7に記載された本発明によれば、フ
ィルムに、光に対して非透過となる非透過部を形成して
いることから、上述と同様、その非透過部にデザインを
付加することができるのは勿論のこと、パネル本体又は
操作部を透明な光透過性のある材料で形成することがで
き、また、金型の構造も簡素化させることができる。こ
れにより、製造面の向上を図ることができる。
【0039】請求項8に記載された本発明によれば、機
能表示部を、パネル本体の裏側又は操作部の裏側から照
明することが可能な位置に配置したことから、上述と同
様、機能表示部が照明された状態で浮き立たつようにな
る。従って、これにより視認性を向上させることができ
る。
【0040】請求項9に記載された本発明によれば、フ
ィルムを、真空成形、高圧成形、及び圧縮空気圧成形の
いずれかの成形方法により予備成形することから、その
成形方法により、容易に立体的な形状の機能表示部又は
機能表示周辺部分を形成することができ、従来と比べて
製造面で格段の向上を図ることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明のコントロールパ
ネルの一実施の形態を示す斜視図である。また、図2は
図1のダイヤルスイッチ部分における断面図、図3は図
1のダイヤルスイッチの斜視図、図4は図1のダイヤル
スイッチを構成する成形フィルムを成形する前の状態を
説明するための斜視図、図5は図4の状態から熱成形し
て成形フィルムを成形した状態の斜視図、図6は図5の
成形フィルムをトリミングしてインジェクション型内に
装着した状態の斜視図、図7は図1の銘板の拡大斜視
図、図8は図1の押しボタン式スイッチの拡大斜視図を
示している。
【0042】図1において、引用符号21は例えば車両
におけるコントロールパネル(センタークラスタパネ
ル。車両の搭載部材に限ることなく電化製品等も含むも
のとする)を示している。
【0043】そのコントロールパネル21には、パネル
本体(ベゼル)22に操作部としての複数のダイヤルス
イッチ23〜25と、複数の押しボタン式スイッチ26
〜29とが形成されている。また、これらパネル本体2
2と各スイッチ23〜29には、対象機器の機能や動作
内容を視認させるための後述する立体的な機能表示部が
設けられている。
【0044】パネル本体22は、合成樹脂材により射出
成形されており、ダイヤルスイッチ23〜25に対する
装着用凹部30〜32と押しボタン式スイッチ26〜2
9に対する挿着孔33〜36とが形成されている。ま
た、装着用凹部30〜32の周縁部には、長手方向に沿
う両側が円弧を描く短冊状の銘板37〜39が貼り付け
られている。
【0045】ダイヤルスイッチ23〜25の各々、及び
装着用凹部30〜32の各々は、本形態において全て同
一に形成されており、以下、ダイヤルスイッチ23及び
装着用凹部30を用いて説明する。
【0046】即ち、図2に示される如く、その装着用凹
部30の窪んだ底部には、少なくともダイヤルスイッチ
23の回動範囲内で開口し、後述する導光板44からの
光を通過させるスリット30aが形成されている。ま
た、上記底部には、その中央に円形の通孔30bが穿設
されており、ダイヤルスイッチ23が固定される軸部4
0が挿通されるようになっている。
【0047】軸部40は、上記底部の内方に配設された
配線基板41に実装されるロータリースイッチ42に配
設されており、ダイヤルスイッチ23が時計回り、或い
は反時計回りに回動させられることによって、ロータリ
ースイッチ42の内部において接点が変位し、端子出力
の内容が変化するようになっている。
【0048】また、軸部40は、その中間部が上記底部
の内方に配設された支持部材43に支持されている。支
持部材43には、光透過性のある合成樹脂材料により略
円弧状に成形された導光板44も支持されており、導光
板44の周方向の端部には、LED(不図示、ランプ等
の発光部材を含む)が配設されている。即ち、導光板4
4の内部には、夜間点灯時などにおいて、そのLEDか
ら入射した光が導光されるようになっており、導光板4
4から出射した光は、スリット30a及びスリット22
aを介してダイヤルスイッチ23及び銘板37を照明す
るようになっている。
【0049】スリット22aは、パネル本体22の銘板
37に対する貼り付け部分に形成された光通過用の孔で
ある。
【0050】ダイヤルスイッチ23は、図2及び図3に
示される如く、光透過性を有する透明な合成樹脂材料か
ら成形された基部45と、後述する熱可塑性の樹脂フィ
ルム50(特許請求の範囲に記載したフィルムに相当)
を熱成形して成る成形フィルム46とから構成されてお
り、成形フィルム46には、立体的な機能表示部47が
形成されている。基部45には、軸部40(図2参照)
に対する挿着部45a(図2参照)が形成されている。
【0051】一方、ダイヤルスイッチ23を機能面から
みた場合、そのダイヤルスイッチ23は、装着用凹部3
0(図2参照)に収容されて回動する略円盤状の基板部
48(図3参照)と、その基板部48に立設するノブ4
9(図3参照)とから構成されることになり、ノブ49
の一端には、機能や動作内容を視認させるための上記機
能表示部47(図3参照)が設けられることになる。
【0052】本形態においては、導光板44(図2参
照)から出射した光が機能表示部47(図2参照)を照
明することになるので、夜間時などでは、その機能表示
部47が発光してより浮き立つように見えることにな
る。また、夜間点灯時を問わず、機能表示部47が突出
していることから、例えばノブ49(図3参照)によっ
て遮られてしまうことはなく、機能や動作内容の視認が
不能となる恐れはない。さらには、作動内容を手探りで
判別することが可能である。
【0053】尚、ここで図4ないし図6を参照しながら
ダイヤルスイッチの製造方法について説明する。上記ダ
イヤルスイッチ23(図2及び図3参照)は、予め予備
成形を行って形成した上記成形フィルム46(図2及び
図3参照)に上記基部45(図2参照)を一体化させる
ことで形成されるようになっている。
【0054】図4において、引用符号50は上記樹脂フ
ィルムを示しており、その樹脂フィルム50には、上記
機能表示部47(図3参照)に対応する光透過部50a
と、上記基部45(図2参照)を被包する非透過部50
bとが形成されている。樹脂フィルム50は、光透過性
を有するフィルムであり、非透過部50bは光に対して
非透過となる部材を印刷などの方法を用いることで形成
するようになっている。
【0055】尚、非透過部50bに所望の表皮色や柄を
印刷することで、デザイン面での自由度を向上させると
ともに、商品力の向上を図ることができる(以下で説明
する銘板等にも当てはまる)。
【0056】一方、引用符号51は、樹脂フィルム50
に対する形状形成用の金型であり、上記基部45(図2
参照)の外観形状に一致させた形状形成部51aと、矩
形板状の台座部51bとから構成されている。形状形成
部51aには、上記機能表示部47(図3参照)を上記
ノブ49(図3参照)に対して突出させ、且つ、樹脂フ
ィルム50の表面側が凸、裏面側が凹となるようにする
ための突出部51cが設けられている。
【0057】以上のような構成において、樹脂フィルム
50を金型51にセットし熱成形を施すと、図5に示さ
れる如く、トリミング前の成形フィルム52が成形され
る。そして、トリミング部分52aを除去して上記成形
フィルム46(図2及び図3参照)を形成し、図6に示
されるインジェクション型内に装着するとともに、上記
基部45(図2参照)を射出成形することでこれらが一
体化し、上記ダイヤルスイッチ23(図2及び図3参
照)が形成されることになる。
【0058】尚、上記熱成形について説明すると、その
熱成形は次の成形方法を含んでおり、本形態ではこれら
成形方法のいずれかを採用して、上記成形フィルム46
(図2及び図3参照)を成形しているものとする。
【0059】即ち、熱成形として、真空成形、圧縮空気
圧成形(圧空成形、プレッシャ成形)を挙げることがで
きる。また、高圧成形を用いることも可能である。これ
らの成形方法のいずれを採用しても、上記成形フィルム
46(図2及び図3参照)を容易に成形することができ
る。
【0060】続いて、図7を参照しながら、上記銘板3
7について説明する。尚、銘板38、39(図1参照)
は、機能表示部の形状が異なるものの、基本的には銘板
37と同一であるので、その説明を省略する。
【0061】図7において、銘板37は、熱可塑性であ
って光透過性を有する樹脂フィルム(特許請求の範囲に
記載したフィルムに相当)を上述同様の熱成形(図4な
いし図6を参考)により形成して成るもので、導光板4
4(図2参照)から出射した光を透過するとともに、パ
ネル本体22(図1参照)に対して突出し、表面側が凸
で裏面側が凹となる複数の(シンボル)機能表示部53
と、パネル本体22(図1参照)の所定位置に貼り付け
られ、その所定位置を被包する非透過部54(光に対し
て非透過となる部材を印刷などの方法を用いて形成す
る)とを備えて構成されている。
【0062】このような銘板37を図1に示される如
く、パネル本体22に貼り付けると、複数の機能表示部
53が立体的に形成されて配置されていることから、視
認性が非常によい。また、夜間点灯時などでは、複数の
機能表示部53が導光板44(図2参照)から出射した
光により照明されることから、この場合も良好に視認す
ることができる。
【0063】尚、複数の機能表示部53のキャラクタ形
状は図7参照のこと。また、図7のキャラクタ形状に限
定されるものではなく、図1に示されるような文字や記
号等でもよい(銘板38、39を参照)。
【0064】さらに続いて、図8を参照しながら、上記
押しボタン式スイッチ26について説明する。尚、押し
ボタン式スイッチ27、28、29(図1参照)は、機
能表示部の形状が異なるものの、基本的には押しボタン
式スイッチ26と同一であるので、その説明を省略す
る。
【0065】図8において、押しボタン式スイッチ26
は、光透過性を有する透明な合成樹脂材料から成形され
た基部55と、熱可塑性の樹脂フィルム(特許請求の範
囲に記載したフィルムに相当)を熱成形して成る成形フ
ィルム56とから構成されており、成形フィルム56に
は、立体的な機能表示部57が形成されている。引用符
号58は、押しボタン式スイッチ26を押下してスイッ
チをオンさせると発光する作動内容表示部を示してい
る。
【0066】また、成形フィルム56が基部55全体を
被包するように成形されており、上述のダイヤルスイッ
チ23(図2及び図3参照)と同様の成形方法で一体成
形されている。
【0067】押しボタン式スイッチ26は、その機能表
示部57が立体的に形成されていることから、周囲に対
して浮き立っており、視認性は良好である。また、手探
りでスイッチ機能を判別することが可能である。さらに
また、機能表示部57を発光させるように構成してもよ
い。その際には、成形フィルム56が基部55全体を被
包していることから、境界部分を外観上で区別すること
はできない。これにより、外観を従来とは異なるものに
することができる。
【0068】尚、押しボタン式スイッチ26の作用につ
いては、一般的な押しボタン式スイッチと同様であるの
で、その説明を省略する。また、機能表示部57は、図
8に示されるようなキャラクタのみに限定されるもので
はない。
【0069】以上、図1ないし図8までを参照しながら
説明してきたように、各機能表示部を樹脂フィルムによ
って立体的な形状に形成することで、視認性向上を図
り、製造面も良好となるコントロールパネル、及びコン
トロールパネルの製造方法を提供することができる。
【0070】尚、ダイヤルスイッチは、引用符号23の
ダイヤルスイッチ(図2及び図3参照)に限るものでは
なく、例えば、基部を有色の樹脂材料により成形する
と、図9に示されるような、基部58に導光板44(図
2参照)から出射した光を通過させるための開口59を
有するダイヤルスイッチ60となり、このようなダイヤ
ルスイッチ60を用いてもよい。
【0071】また、上記銘板37(図7参照)に代え
て、図10に示されるような複数の機能表示部61を成
形し、光に対して非透過となる非透過部62をパネル本
体22全体に対して被包するような成形フィルム63を
用いてもよい。この場合、パネル本体22を透明な合成
樹脂材料で成形して、導光板の役割を果たさせることが
できる。
【0072】さらにまた、押しボタン式スイッチ26
(図8参照)に代えて、図11に示されるような機能表
示部64を含む機能表示周辺部分65を立体的に突出さ
せた押しボタン式スイッチ66を用いてもよい。尚、引
用符号67は成形フィルム、68は基部を示している。
【0073】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、コントロールパネルは、パネル本
体又はそのパネル本体に配設された操作部に、対象機器
の機能や動作内容を視認させるための機能表示部を設け
たコントロールパネルにおいて、機能表示部又はその機
能表示部を含む機能表示周辺部分を、フィルムによっ
て、フィルムの表面側が凸、裏面側が凹となるようなパ
ネル本体又は操作部に対して突出する立体的な形状に形
成している。このように、機能表示部又は機能表示周辺
部分がフィルムによって立体的な形状に形成されている
ことから、その機能表示部又は機能表示周辺部分は、周
囲に対して浮き立たつようになる。これにより、パネル
本体又は操作部の配置や、操作する者の視線位置に影響
されることなく、対象機器の機能や動作内容を視認させ
ることができるようになるとともに、手探りでのスイッ
チ機能の判別も容易となる。また、フィルムにより、機
能表示部又は機能表示周辺部分を形成していることか
ら、これらの形成位置が従来のように限定されることは
ない。即ち、フィルムに対して熱を掛け、その表裏面を
共に追従させて凸凹するように成形する成形方法を採用
すれば、比較的自由に所望の形状を形成することができ
ることになり、機能表示部又は機能表示周辺部分の配設
位置をパネル本体又は操作部の形態によるものとしなく
ても十分に対応させることができる。よって、このこと
から、設計段階における自由度を向上させることができ
る。さらにまた、フィルムは、機能表示部又は機能表示
周辺部分を成形する前に、デザインを付加することがで
きるので、デザイン面での自由度が向上する。以上のこ
とを踏まえれば、製造面が従来に比べて格段に向上して
いると言える。従って、以上のことから、対象機器の機
能や動作内容を視認させるための機能表示部に対する視
認性向上を図るとともに、製造面も良好となるコントロ
ールパネルを提供することができるという効果を奏す
る。
【0075】請求項2に記載された本発明によれば、フ
ィルムは、パネル本体の表面又は操作部の表面を被包す
るようになっていることから、そのフィルムが被包して
いる範囲においてデザインの自由度を向上させることが
できるという効果を奏する。また、フィルムがパネル本
体の表面等に被包することによって、例えば機能表示部
を内部から照明するような構成とした場合に、パネル本
体の表面又は操作部の表面との境界を外観上で区別でき
なくすることが可能となり、コントロールパネルの外観
を従来とは異なるものにすることができるという効果を
奏する。さらにまた、フィルムがパネル本体の表面等に
被包することによって、そのパネル本体又は操作部に対
する表面処理を不要にすることが可能で、製造面の向上
を図ることができるという効果を奏する。一方、フィル
ムを被包させるには、予め機能表示部又は機能表示周辺
部分を成形するための予備成形をした後、その予備成形
したフィルムをインジェクション型内に入れて一体化す
ることが挙げられる。とすれば、従来の例えば二色成形
における細かい部材を金型内にセットするのとは異な
り、当然に作業が容易となることから、作業性を格段に
向上させることができるという効果を奏する。
【0076】請求項3に記載された本発明によれば、フ
ィルムは、光に対して非透過となる非透過部を有してい
ることから、その非透過部にデザインを付加することが
できるのは勿論のこと、パネル本体又は操作部を透明な
光透過性のある材料で形成することができるようにな
る。これにより、例えば機能表示部を内部から照明する
ような構成とした場合に、パネル本体又は操作部は、フ
ィルムの機能表示部の位置において、光を通過させる開
口を設ける必要がなくなり、少なくともその開口の分だ
け金型の構造を簡素化させることができる。従って、製
造面の向上を図ることができるという効果を奏する。
【0077】請求項4に記載された本発明によれば、機
能表示部をパネル本体の裏側又は操作部の裏側から照明
するように構成していることから、機能表示部が照明さ
れた状態で浮き立たつようになる。従って、これにより
視認性を向上させることができるという効果を奏する。
【0078】請求項5に記載された本発明によれば、コ
ントロールパネルの製造方法は、パネル本体又はそのパ
ネル本体に配設された操作部に、対象機器の機能や動作
内容を視認させるための機能表示部を設けたコントロー
ルパネルの製造方法において、フィルムを予備成形する
ことにより、そのフィルムの表面側が凸、裏面側が凹と
なるようなパネル本体又は操作部に対して突出する立体
的な形状の機能表示部、又は、その機能表示部を含む機
能表示周辺部分を形成し、予備成形されたフィルムと、
パネル本体又は操作部とを一体にするような製造方法を
採用している。このように、機能表示部又は機能表示周
辺部分がフィルムの予備成形によって立体的な形状に形
成され、その後、その予備成形されたフィルムとパネル
本体又は操作部とが一体になることから、従来の例えば
二色成形における細かい部材を金型内にセットするのと
は異なり、当然に作業が容易となって、製造面の向上を
図ることができる。また、フィルムに対して熱を掛け、
その表裏面を共に追従させて凸凹するように成形する成
形方法を予備成形に採用すれば、比較的自由に所望の形
状を形成することができることになり、機能表示部又は
機能表示周辺部分の配設位置をパネル本体又は操作部の
形態によるものとしなくても十分に対応させることが可
能である。その結果、設計段階における自由度が向上す
ることになる。そして、このような製造方法により、機
能表示部又は機能表示周辺部分を形成することによっ
て、その機能表示部又は機能表示周辺部分が周囲に対し
て浮き立たつことになるから、視認性を向上させること
ができる。さらにまた、フィルムは予備成形する前にデ
ザインを付加することが可能であることから、デザイン
面での自由度を向上させることができる。従って、以上
のことから、対象機器の機能や動作内容を視認させるた
めの機能表示部に対する視認性向上を図るとともに、製
造面も良好となるコントロールパネルの製造方法を提供
することができるという効果を奏する。
【0079】請求項6に記載された本発明によれば、フ
ィルムを、パネル本体の表面又は操作部の表面に被包さ
せていることから、上述と同様に、デザインの自由度を
向上させることができるという効果を奏する。また、コ
ントロールパネルの外観を従来とは異なるものにするこ
とができるという効果を奏する。さらにまた、製造面の
向上を図ることができるという効果を奏する。
【0080】請求項7に記載された本発明によれば、フ
ィルムに、光に対して非透過となる非透過部を形成して
いることから、上述と同様、その非透過部にデザインを
付加することができるのは勿論のこと、パネル本体又は
操作部を透明な光透過性のある材料で形成することがで
き、また、金型の構造も簡素化させることができる。こ
れにより、製造面の向上を図ることができるという効果
を奏する。
【0081】請求項8に記載された本発明によれば、機
能表示部を、パネル本体の裏側又は操作部の裏側から照
明することが可能な位置に配置したことから、上述と同
様、機能表示部が照明された状態で浮き立たつようにな
る。従って、これにより視認性を向上させることができ
るという効果を奏する。
【0082】請求項9に記載された本発明によれば、フ
ィルムを、真空成形、高圧成形、及び圧縮空気圧成形の
いずれかの成形方法により予備成形することから、その
成形方法により、容易に立体的な形状の機能表示部又は
機能表示周辺部分を形成することができ、従来と比べて
製造面で格段の向上を図ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコントロールパネルの一実施の形
態を示す斜視図である。
【図2】図1のダイヤルスイッチ部分における断面図で
ある。
【図3】図1のダイヤルスイッチの斜視図である。
【図4】図1のダイヤルスイッチを構成する成形フィル
ムを成形する前の状態を説明するための斜視図である。
【図5】図4の状態から熱成形して成形フィルムを成形
した状態の斜視図である。
【図6】図5の成形フィルムをトリミングしてインジェ
クション型内に装着した状態の斜視図である。
【図7】図1の銘板の拡大斜視図である。
【図8】図1の押しボタン式スイッチの拡大斜視図であ
る。
【図9】図1のダイヤルスイッチの他の例を示す断面図
である。
【図10】図1の銘板に対して代えることができる成形
フィルムの斜視図である。
【図11】図1の押しボタン式スイッチの他の例を示す
拡大斜視図である。
【図12】従来例のコントロールパネルの断面図であ
る。
【図13】図12のコントロールパネルの正面図であ
る。
【符号の説明】
21 コントロールパネル 22 パネル本体 22a スリット 23〜25 ダイヤルスイッチ(操作部) 26〜29 押しボタン式スイッチ(操作部) 30〜32 装着用凹部 30a スリット 30b 通孔 33〜36 挿着孔 37〜39 銘板 40 軸部 41 配線基板 42 ロータリースイッチ 43 支持部材 44 導光板 45 基部 46 成形フィルム 47 機能表示部 48 基板部 49 ノブ 50 樹脂フィルム(フィルム) 50a 光透過部 50b 非透過部 51 金型 51a 形状形成部 51b 台座部 51c 突出部 52 成形フィルム 53 機能表示部 54 非透過部 55 基部 56 成形フィルム 57 機能表示部 58 作動内容表示部 59 開口 60 ダイヤルスイッチ 61 機能表示部 62 非透過部 63 成形フィルム 64 機能表示部 65 機能表示周辺部分 66 押しボタン式スイッチ 67 成形フィルム 68 基部
フロントページの続き (72)発明者 小林 俊文 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 5G006 CB05 JA01 JB03 JF02 JF21 5G019 JJ02 JJ08 KK02 KK22 SK02 SK10 SY01 5G052 AA11 AA22 BB01 BB02 JA02 JA08 JB05 JB14 JC09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体又は該パネル本体に配設され
    た操作部に、対象機器の機能や動作内容を視認させるた
    めの機能表示部を設けたコントロールパネルにおいて、 前記機能表示部又は該機能表示部を含む機能表示周辺部
    分を、フィルムによって、該フィルムの表面側が凸、裏
    面側が凹となるような前記パネル本体又は前記操作部に
    対して突出する立体的な形状に形成したことを特徴とす
    るコントロールパネル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコントロールパネルに
    おいて、 前記フィルムは、前記パネル本体の表面又は前記操作部
    の表面を被包することを特徴とするコントロールパネ
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のコントロ
    ールパネルにおいて、 前記フィルムは、光に対して非透過となる非透過部を有
    することを特徴とするコントロールパネル。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    コントロールパネルにおいて、 前記機能表示部を前記パネル本体の裏側又は前記操作部
    の裏側から照明するように構成したことを特徴とするコ
    ントロールパネル。
  5. 【請求項5】 パネル本体又は該パネル本体に配設され
    た操作部に、対象機器の機能や動作内容を視認させるた
    めの機能表示部を設けたコントロールパネルの製造方法
    において、 フィルムを予備成形することにより、該フィルムの表面
    側が凸、裏面側が凹となるような前記パネル本体又は前
    記操作部に対して突出する立体的な形状の前記機能表示
    部、又は、該機能表示部を含む機能表示周辺部分を形成
    し、予備成形された前記フィルムと、前記パネル本体又
    は前記操作部とを一体にしたことを特徴とするコントロ
    ールパネルの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコントロールパネルの
    製造方法において、 前記フィルムを、前記パネル本体の表面又は前記操作部
    の表面に被包させたことを特徴とするコントロールパネ
    ルの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載のコントロ
    ールパネルの製造方法において、 前記フィルムに、光に対して非透過となる非透過部を形
    成したことを特徴とするコントロールパネルの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし請求項7いずれか記載の
    コントロールパネルの製造方法において、 前記機能表示部を、前記パネル本体の裏側又は前記操作
    部の裏側から照明することが可能な位置に配置したこと
    を特徴とするコントロールパネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし請求項8いずれか記載の
    コントロールパネルの製造方法において、 前記フィルムを、真空成形、高圧成形、及び圧縮空気圧
    成形のいずれかの成形方法により予備成形したことを特
    徴とするコントロールパネルの製造方法。
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