JP2000268413A - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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JP2000268413A
JP2000268413A JP11073974A JP7397499A JP2000268413A JP 2000268413 A JP2000268413 A JP 2000268413A JP 11073974 A JP11073974 A JP 11073974A JP 7397499 A JP7397499 A JP 7397499A JP 2000268413 A JP2000268413 A JP 2000268413A
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JP
Japan
Prior art keywords
land
optical disk
grooves
prepits
adjacent
Prior art date
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Pending
Application number
JP11073974A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Murakami
重則 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Video Corp
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Video Corp
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Video Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Video Corp
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Publication of JP2000268413A publication Critical patent/JP2000268413A/ja
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリピット部分における再生信号の品質を向
上することができる光ディスクを提供すること。 【解決手段】 光ディスクは、同心円状又は螺旋状に形
成されたグルーブ11と、グルーブ11の間に画定され
たランド12と、ランド12に形成されたプリピット1
3とを有し、プリピット13は、隣接するトラックで重
ならない位置に設けられ、グルーブ11内に情報記録を
行う光ディスクであって、プリピット13は隣接するグ
ルーブ11間に連なりランド12の断続部として形成さ
れかつ断続部に近接するランド12の半径方向の幅が断
続部に対して徐々に狭くなるように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DVD−R、DVD−
RW等の書き込み可能な光ディスクに係り、特に高密度
記録に対応する光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームの照射によって情報の書き
込みが可能な光ディスクとして、色素記録層又は相変化
記録層を用いた光ディスク等が知られている。図3は、
このような光ディスクにおけるランド3、プリピット4
及び記録マーク5を模式的に示す図であり、図3(a)
は光ディスクの透明基板1にグルーブ2が同心円状又は
螺旋状に設けられ、グルーブ2の間のランド3にアドレ
ス情報等に対応するプリピット4が所定間隔で設けられ
た様子を示し、図3(b)はグルーブ2に記録マーク5
(図中網状に示した部分)が記録された様子を示し、図
3(c)は再生時のRF信号を示している。
【0003】図3(a)に示すように、各プリピット4
は、隣接するトラックで重ならない位置に設けられ、隣
接するグルーブ2間に連なり、ディスク半径方向の溝
(断続部)として形成されている。尚、透明基板1のグ
ルーブ2形成面上には、記録層、反射層、保護層等が順
次積層されている。
【0004】光ディスクの書き込みの動作時には、ビー
ムスポットをグルーブ2に追従させ、プリピット4から
クロストークによりアドレス情報等を読み取りながら、
グルーブ2内にデータを書き込み、図3(b)に示すよ
うな記録マーク5が形成される。また、読み取り動作時
においても、ビームスポットをグルーブ2に追従され、
プリピット4からクロストークによりアドレス情報等を
読み取りながら、ビームスポットを記録マーク5に照射
し、グルーブ2内に書き込まれているデータを読み取っ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリピット
4が隣接するグルーブ2間に連なり、ディスク半径方向
の溝(断続部)として形成されていると、プリピット4
に隣接するグルーブ2内に記録マーク5が形成される場
合、熱がプリピット4部分の記録層にまで伝わり、記録
マーク5がプリピット4部において半径方向に歪んだ形
状となる。その結果、再生時に図3(c)に示すような
RF信号の歪みが生じる。
【0006】本発明は、上述の問題を解決するために成
されたものであり、プリピット部分における再生信号の
品質を向上することができる光ディスクを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る光ディスクは、同心円状又は螺旋状に形成されたグル
ーブと、グルーブの間に画定されたランドと、ランドに
形成されたプリピットとを有し、プリピットは、隣接す
るトラックで重ならない位置に設けられ、グルーブ内に
情報記録を行う光ディスクであって、プリピットは隣接
するグルーブ間に連なりランドの断続部として形成され
かつ断続部に近接するランドの半径方向の幅が断続部に
対して徐々に狭くなるように形成する。
【0008】また、請求項2記載の発明に係る光ディス
クは、同心円状又は螺旋状に形成されたグルーブと、グ
ルーブの間に画定されたランドと、ランドに形成された
プリピットとを有し、プリピットは、隣接するトラック
で重ならない位置に設けられ、グルーブ内に情報記録を
行う光ディスクであって、ランドのプリピットが形成さ
れる領域の半径方向の幅をランドの他の領域に対して大
きくなるように構成する。
【0009】
【作用】プリピットが隣接するグルーブ間に連なりラン
ドの断続部として形成されている場合、断続部に近接す
るランドの半径方向の幅を断続部に対して徐々に狭くな
るように形成する。換言すると、プリピットに隣接する
グルーブの幅を広くすることにより、記録時の記録層に
対する熱の伝わりの歪みが防止され、記録マークの歪み
が減少する。
【0010】また、ランドのプリピットが形成される領
域の半径方向の幅をランドの他の領域に比して大とす
る。換言すると、プリピットに隣接するグルーブの幅を
狭くすることにより、プリピットが隣接するグルーブ間
に連ならないように形成され、記録時の記録層に対する
熱の伝わりの歪みが防止され、記録マークの歪みが減少
する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態の
光ディスクを概略構成を説明するための図であり、ラン
ド12、プリピット13及び記録マーク14を模式的に
示した部分拡大図である。図1(a)は光ディスクの透
明基板10にグルーブ11が同心円状又は螺旋状に設け
られ、グルーブ11の間のランド12にアドレス情報等
に対応するプリピット13が所定間隔で設けられた様子
を、図1(b)はグルーブ11に記録マーク14(図中
網状に示した部分)が記録された様子を、図1(c)は
再生時のRF信号を示している。
【0012】図1(a)において、透明基板10に0.
4μm≧W≧0.2μmのグルーブ幅Wで、1.0μm
≧W≧0.3μmのトラックピッチPの間隔でグルーブ
11が同心円状又は螺旋状に設けられ、各グルーブ11
との間にランド12が形成されている。各ランド12に
は、隣接するトラックで重ならない位置にプリピット1
3が設けられている。このプリピット13は隣接するグ
ルーブ11間にランド12の断続部として形成され、か
つ断続部に近接するランド12の半径方向の幅が断続部
に対して徐々に狭くなるように形成され、それに伴い、
プリピット13に隣接するグルーブの幅は、広くなって
いる。
【0013】図2は、本発明の第2実施形態の光ディス
クを概略構成を説明するための図であり、ランド12、
プリピット13及び記録マーク14を模式的に示した部
分拡大図である。図2(a)は光ディスクの透明基板1
0にグルーブ11が同心円状又は螺旋状に設けられ、グ
ルーブ11の間のランド12にアドレス情報等に対応す
るプリピット13が所定間隔で設けられた様子を、図2
(b)はグルーブ11に記録マーク14が記録された様
子を、図2(c)は再生時のRF信号を示している。
【0014】図1の場合と同様に、各ランド12には、
隣接するトラックで重ならない位置にプリピット13が
設けられている。ここで、ランド12のプリピット13
が形成される領域の半径方向の幅は、ランド12の他の
領域に比して大となるように形成され、それに伴いプリ
ピット13に隣接するグルーブ11の幅が狭くなってい
る。このように、ランド12の幅を選択的に広げること
により、プリピット13が隣接するグルーブ11間に連
なるように形成される。
【0015】上述の本発明の実施形態における光ディス
クが、例えば色素記録層を用いた光ディスクの場合に
は、上述のようにグルーブ11及びプリピット13が形
成された透明基板10上に、色素記録層、金属反射層、
紫外線硬化樹脂をスピンコートした保護層がこの順序に
形成される。また、必要に応じてこのような光ディスク
を保護層を対向させて貼り合せた貼り合せ型光ディスク
としても良い。
【0016】また、上述の本発明の実施形態における光
ディスクが、例えば相変化型の光ディスクの場合には、
上述のようにグルーブ11及びプリピット13が形成さ
れた透明基板10上に、第1の誘電体層、相変化記録
層、第2の誘電体層、金属反射層がこの順にスパッタリ
ング法により形成され、さらに金属反射層上に紫外線硬
化樹脂をスピンコートした保護層が形成される。また、
必要に応じてこのような光ディスクを保護層を対向させ
て貼り合せた貼り合せ型光ディスクとしても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、プリピットに隣接する
グルーブの幅を広くするか、或は狭くすることにより、
記録時の記録層に対する熱の伝わりの歪みが防止され、
記録マークの歪みが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による光ディスクの概略
構成を説明するための図。
【図2】本発明の第2実施形態による光ディスクの概略
構成を説明するための図。
【図3】従来の光ディスクにおけるランド、プリピット
及び記録マークを模式的に示す図。
【符号の説明】
10・・・透明基板 11・・・グルーブ 12・・・ランド 13・・・プリピット 14・・・記録マーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状又は螺旋状に形成されたグルー
    ブと、前記グルーブの間に画定されたランドと、前記ラ
    ンドに形成されたプリピットとを有し、前記プリピット
    は、隣接するトラックで重ならない位置に設けられ、前
    記グルーブ内に情報記録を行う光ディスクであって、 前記プリピットは隣接するグルーブ間に連なり前記ラン
    ドの断続部として形成されかつ前記断続部に近接する前
    記ランドの半径方向の幅が前記断続部に対して徐々に狭
    くなるように形成されていることを特徴とする光ディス
    ク。
  2. 【請求項2】 同心円状又は螺旋状に形成されたグルー
    ブと、前記グルーブの間に画定されたランドと、前記ラ
    ンドに形成されたプリピットとを有し、前記プリピット
    は、隣接するトラックで重ならない位置に設けられ、前
    記グルーブ内に情報記録を行う光ディスクであって、 前記ランドの前記プリピットが形成される領域の半径方
    向の幅を前記ランドの他の領域に対して大としたことを
    特徴とする光ディスク。
JP11073974A 1999-03-18 1999-03-18 光ディスク Pending JP2000268413A (ja)

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