JP2000267483A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2000267483A
JP2000267483A JP11073618A JP7361899A JP2000267483A JP 2000267483 A JP2000267483 A JP 2000267483A JP 11073618 A JP11073618 A JP 11073618A JP 7361899 A JP7361899 A JP 7361899A JP 2000267483 A JP2000267483 A JP 2000267483A
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JP
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fixing roller
transfer material
release layer
roller
heating device
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Osamu Watanabe
督 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バイアス電圧を用いずに静電オフセットを防
止する。 【解決手段】 互いに圧接しながら回転する回転体で転
写材を挟圧搬送するためのニップ部を形成し、ニップ部
で転写材に形成されている未定着現像剤像を加熱20、
加圧28することによって現像剤像を転写材に永久画像
として定着させる加熱装置において、少なくとも回転体
のうちいずれか一方は他の回転体と接する離型層を有
し、離型層にはフッ素樹脂に圧電セラミクス(BaTiO3
等)を分極処理させたものを0.1〜60wt%添加させ
る。これによりローラ表面が自己分極し、オフセットを
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の電子写真方式による画像形成装置
に用いられる加熱装置に関する。さらには、画像を担持
した転写材を加熱して表面性(つや等)を改質する装置、
シート状物を給紙して乾燥処理・ラミネート処理する装
置等の加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写装置等の画像形成装
置に用いられている加熱装置は、図3に示すように、定
着ローラ1を備える。定着ローラ1は、外周面が離型層
2等で被覆されている中空の芯金3からなる。定着ロー
ラ1の芯金3の内部にはヒータ4が配置されている。
【0003】定着ローラ1には加圧ローラ5が回転可能
に圧接されている。加圧ローラ5は芯金6を有し、該芯
金6の外周面は弾性層7で覆われている。加圧ローラ5
は定着ローラ1と互いに協働して転写材Pを挟圧搬送す
るためのニップ部を形成する。
【0004】定着ローラ1の周囲には、転写材Pが定着
ローラ1に巻き付くことを防止するための分離爪(図示
せず)および定着ローラ1の表面温度を検知する温度検
知素子8が配置されている。温度検知素子8は定着ロー
ラ1の表面温度を示す温度検知信号を出力し、該温度検
知信号は温度制御回路(図示せず)に与えられる。温度制
御回路は温度検知信号に基づきヒータ4の動作をオンオ
フ制御し、ヒータ4のオンオフ動作によって定着ローラ
1の表面温度が所定の温度に保持される。定着時、未定
着トナー像が形成されている転写材Pは定着ローラ1と
加圧ローラ5との間のニップ部に差し込まれる。転写材
Pのニップ部の通過中、転写材P上の未定着トナー像は
熱および圧力によって転写材P上に融着され、転写材P
には永久画像が形成される。しかし、転写材P上の未定
着トナー像を形成するトナーの一部が定着ローラ1の表
面に転移し(いわゆるオフセット現象)、定着ローラ1表
面にトナーが付着することがある。定着ローラ1表面の
付着トナーは次に送られてくる転写材Pに再び付着し、
転写材Pはトナーによって汚染される。
【0005】オフセット現象の発生の原因として、トナ
ーと定着ローラ1との物理的結合力および静電気力が考
えられる。トナーと定着ローラ1との物理的結合力を原
因とするオフセット現象の発生は、定着ローラ1表面の
滑らかさを増すことによって抑えられ、また、定着ロー
ラ1の表面エネルギーを低下させることによって抑えら
れる。よって、定着ローラ1表面に形成されている離型
層2によってトナーと定着ローラ1との物理的結合力を
原因とするオフセット現象の発生を抑制することができ
る。
【0006】これに対し、オフセット現象の発生原因と
なる静電気力は、摩擦、剥離等によって帯電している定
着ローラ1、加圧ローラ5、転写材P等が形成する電界
中において帯電粉体であるトナーに作用する静電気力で
あり、トナーと定着ローラ1との間に作用する引力、ト
ナーと加圧ローラ5との間に作用する斥力、または、ト
ナーと転写材Pとの間に作用する斥力によってトナーが
定着ローラ1表面に転移する。
【0007】上記電気的作用によるオフセット現象の発
生を抑制するために、トナー像を形成するトナーが有す
る電荷と同極性の電圧を定着ローラ1に印加し、定着ロ
ーラ1と加圧ローラ5との間に形成される電界によって
トナーの転移を阻止する方法(特願平2-013906号
に記載)が提案されている。
【0008】上記の方法が用いられている加熱装置とし
て、図4に示すように、外周面が離型層2で被覆されて
いる中空の芯金3からなる定着ローラ1と、定着ローラ
1の芯金3の内部に配置されているヒータ4と、定着ロ
ーラ1に回転可能に圧接され、外周面が弾性層7で覆わ
れている芯金6からなる加圧ローラ5と、転写材Pが定
着ローラ1に巻き付くことを防止するための分離爪(図
示せず)と、定着ローラ1の表面温度を検知する温度検
知素子8と、トナー像を形成するトナーが有する電荷と
同極性のバイアス電圧を定着ローラ1の芯金3に印加す
る電源101とを備えるものがある。
【0009】この加熱装置では、定着ローラ1の芯金3
へのバイアス電圧の印加によって定着ローラ1と加圧ロ
ーラ5との間のニップ部において電界が形成され、バイ
アス電圧と同極性の電荷を有するトナーが定着ローラ1
の離型層2に転移しない。また、バイアス電圧の印加を
行うことにより、定着ローラ1表面の電位が安定し、定
着ローラ1と加圧ローラ5の間に作用する電界が安定す
る。バイアス電圧の印加を行わない場合は、加圧ローラ
5との摺動摩擦や転写材からの電荷供与による離型層2
のチャージアップが発生する。この際、現像剤に含まれ
る反転電荷をもった成分(反転トナーと称する)や、転写
材中に含まれる現像剤と逆極性の填料等の定着ローラへ
の付着によるオフセットが悪化や電荷のリークによる静
電ノイズの発生等の問題が生じる。このため、バイアス
電圧の印加を行い、定着ローラの表面電位を安定させる
必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように定着ローラへバイアス電圧を印加する場合、以下
に列記するような欠点がある。 (1) バイアス電圧のリークを防ぐために、定着ローラ
周辺の金属部材との沿面距離をとらねばならず、このた
め、装置全体の小型化が困難であったこと、(2) バイ
アス電圧を印加するための電極や高圧電源を設ける必要
があるため、コストが余計にかかること、(3) バイア
ス電圧をかける電極とローラとの接点が、ブラシ等で形
成されるため、接触不良が発生することがあり、バイア
ス電圧の効果がでなかったり、ノイズの発生の原因にな
っていたこと、等々である。
【0011】本発明は上記に鑑みなされたものであっ
て、本発明の目的は上記のような種々の問題点が解消さ
れた、バイアス電圧印加を行わずに転写材上に形成され
ている現像剤像を構成する現像剤が、定着ローラ等の回
転体表面に転移するオフセット現像の発生を抑制するこ
とができる優れた加熱装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題・目的は以下
に示す本発明によって解決・達成される。すなわち本願
第1の発明によれば、すなわち本発明は、互いに圧接し
ながら回転する一対の回転体で転写材を挟圧搬送するた
めのニップ部を形成し、該ニップ部で前記転写材に形成
されている未定着現像剤像を加熱、加圧することによっ
て前記現像剤像を前記転写材に永久画像として定着させ
る加熱装置において、少なくとも前記回転体のうちのい
ずれか一方は他の回転体と接する離型層を有し、該離型
層には少なくとも圧電性を有する物質を0.1〜60wt%
含有することにより達成される。
【0013】また、本願第2の発明によれば、上記目的
は、前記離型層は少なくとも圧電性セラミクスが添加さ
れたフッ素樹脂であることにより達成される。さらに、
本願第3の発明によれば、上記目的は、前記離型層は少
なくとも分極処理を施したチタン酸バリウムまたはチタ
ン酸バリウムとジルコン酸鉛の固溶体が添加されたフッ
素樹脂であることにより達成される。
【0014】(作用)本発明の用いるフッ素樹脂離型層
は、フィラーとして圧電性セラミクスを添加している。
焦電性セラミクスおよび強誘電性セラミクスはいずれも
圧電性を示すため、これらも圧電性セラミクスの中に含
まれる。これらの物質は適度な温度または加圧条件下で
電気分極を生じ、外部に電界を発生しているため、バイ
アス電圧を用いなくても離型層を現像剤と同極性の電位
に制御でき、オフセットを防止することができる。した
がって、本発明の少なくとも圧電性セラミクスを含有す
るフッ素樹脂離型層を用いる場合、現像剤像がニップ部
を通過する際に、加熱または加圧によるひずみ変化によ
って電気分極を出現させることができる。
【0015】この電気分極によって、上記第一の回転体
と上記第二の回転体との間には電位差が生じ、上記ニッ
プ部およびその近傍にオフセット現像を抑制するための
電界が発生し続ける。
【0016】
【実施例】以下、本発明の詳細を実施例により図面に基
づいて説明するが、本発明がこれらによってなんら限定
されるものではない。
【0017】[実施例1]以下に、本発明の一実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は本願第一の発
明の加熱装置の一実施例の主要部を示す概略構成図であ
る。加熱装置は、図1に示すように、定着ローラ1を備
える。定着ローラ1は、外周面が離型層2で被覆されて
いる中空の芯金3からなる。本実施例では、離型層2の
厚さ寸法は30μmである。芯金3は、アルミニウム材
製の中空円筒部材からなり、その肉厚は3mmである。定
着ローラ1の外径寸法は、20mmである。定着ローラ1
の芯金3の内部には、ヒータ4が配置されている。
【0018】定着ローラ1には、加圧ローラ5が回転可
能に圧接されている。加圧ローラ5は、芯金6を有し、
該芯金6の外周面は弾性層7で覆われている。本実施例
では、弾性層7は、界面活性剤が分散されているシリコ
ンゴム材からなる。この弾性層7は導電フィラーの添加
により、導電化され、加圧ローラの表面は芯金を通して
接地されている。弾性層7の厚さ寸法は、4mmであり、
その体積抵抗値は、1010〜1012Ωcmである。加圧ロ
ーラ5の外径寸法は16mmである。加圧ローラ5は定着
ローラ1と互いに協働して転写材Pを挟圧搬送するため
のニップ部を形成する。
【0019】定着ローラ1の周囲には、定着ローラ1の
表面温度を検知する温度検知素子8が配置されている。
温度検知素子8は、定着ローラ1の表面温度を示す温度
検知信号を出力し、該温度検知信号は温度制御回路(図
示せず)に与えられる。温度制御回路は、温度検知信号
に基づきヒータ4の動作をオンオフ制御し、ヒータ4の
オンオフ動作によって、定着ローラ1の表面温度が所定
の温度に保持される。
【0020】次に、本実施例に用いる定着ローラ1につ
いて説明する。定着ローラ1の表面離型層は、例えばP
FA(四フッ化エチレン-パーフルオロアルキルビニルエ
ーテル共重合体)、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)、
FEP(四フッ化エチレン-六フッ化プロピレン共重合
体)等のフッ素樹脂に分極処理を行った圧電性セラミク
スを添加させたものである。
【0021】本実施例では、圧電性(強誘電性)セラミク
スであるチタン酸バリウム(BaTiO3)を添加させたも
のである。圧電性セラミクスの分極処理方法としては、
(1)セラミクスをキュリー点温度以下の室温で、電界を
一定時間加える、(2)キュリー点温度以下のなるべく高
い温度で、電界を一定時間加える、(3)キュリー点以上
の温度から電界を印加しながら常温まで冷却する、(4)
ポリマーを高温で強い静磁場を作用させながら冷却す
る、等の方法を用いることができる。
【0022】エレクトレット処理がなされた離型層を有
するローラの成形法は、あらかじめ芯金上に成形された
樹脂塗膜に前記製法の処理を行うことができる。この
際、芯金上の膜厚は10〜300μm、好ましくは30
〜200μmが望ましい。
【0023】本実施例では、定着ローラ1の離型層とし
てPTFEとPFAの混合物にチタン酸バリウム粉体を
6:2:2(重量比率)の割合で混合し、芯金表面に粉体塗
装等の通常の方法で塗膜した後、定着ローラ1を100
℃で加熱しながら、-20kV/cmの電界を2時間印加し
た。この処理を5回繰り返し、膜厚30μmの離型層1
0を得た。本実施例では、チタン酸バリウムを20%添
加しているが、これは0.1〜60wt%、好ましくは1〜
25wt%の添加が望ましい。
【0024】上記定着ローラを用いた加熱装置(加熱装
置(b)とする)に、負極性をもつ現像剤像がある転写体
を1000枚通紙し、定着ローラ1および加圧ローラ5
に付着した現像剤のオフセット量を測定したところ、表
1に示すように、チタン酸バリウムを添加したものは、
しないもの(加熱装置(a)とする)に比べて著しくオフセ
ット量が減少している。これは分極処理されたチタン酸
バリウムにより、PFAの離型層10が常に安定的に負
に帯電し、負極性の電位となり、加圧ローラ5から定着
ローラ1の方向への電界が発生したため、負帯電性トナ
ーが付着しなくなったことによるものであると考えられ
る。
【0025】本実施例では圧電セラミクスであるBaTi
3を用いたが、チタン酸バリウムとジルコン酸鉛(Pb
ZrO3)の固溶体を高温分極処理を行ったものでも同様
の効果が得られた。
【0026】[実施例2]次に本発明の他の実施例につい
て図2を用いて説明する。図2において、耐熱性定着ベ
ルト25はエンドレスベルト状フィルムであり、駆動ロ
ーラ26と、従動ローラ27と、この両ローラ26,2
7間の下方にヒータ支持体21に保持させて固定支持さ
せて配設した加熱体20との互いに並行な上記3部材2
6,27,20間に懸回張設してある。
【0027】従動ローラ27はフィルム(定着ベルト)2
5のテンションローラを兼ねさせてあり、定着ベルト2
5は駆動ローラ26の時計方向回転駆動に伴い時計方向
に所定の速度、すなわち不図示の画像形成部側から搬送
されてくる未定着トナー画像Tを上面に担持した被加熱
部材としての記録材Pの搬送速度と同じ周速度をもって
シワや蛇行、速度遅れなく回転駆動される。
【0028】加圧ローラ28はシリコンゴム等の離型性
のよいゴム弾性層を有するローラであり、前記定着ベル
ト25の下行側フィルム部分を挟ませて加熱体20の下
面に対して付勢手段により例えば総圧4〜10kgの当接
圧をもって対向圧接させてあり、記録材Pの搬送方向に
順方向の反時計方向に回転する。
【0029】また、加熱体20は、厚み1.0mm、幅1
0.0mm、長さ350mmの良熱電導体、例えばアルミ
ナ、窒化アルミニウム等の基板上に電気抵抗材料を幅
2.5mm、長さ300mmに塗工したものであり、この電
気抵抗材料に通電することにより熱エネルギーを発生さ
せるようにしている。
【0030】さらに、上記加熱体20の基板の背面に
は、温度検知手段としての温度センサー29が装着され
ており、この温度センサー29には、画像形成動作の実
行中に加熱体20の基板が所定の設定温度(温調温度)に
なるように、この温度センサーにより検知した温度に応
じて、加熱体20へ供給する電力を制御する通電制御手
段である通電制御部(不図示)が接続されている。また、
この通電制御部は、加熱体20へ供給する電力を制御し
ている。
【0031】ヒータ支持体21は例えばPPS(ポロフ
ェニレンサルファイド)、PAI(ポリアミドイミド)、
PI(ポリイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケ
トン)、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂や、これらの樹
脂とセラミクス・金属・ガラス等の複合材料等で構成でき
る。
【0032】回転駆動されるエンドレスベルト25は、
繰り返してトナー画像の加熱定着に供されるから、耐熱
性・離型性・耐久性に優れ、一般的には総厚100μm以
下、好ましくは40μm以下の薄肉のものを使用する。
【0033】例えばポリイミド・ポリエーテルイミド・P
ES(ポリエーテルサルファイド)・PFA等の耐熱樹脂
の単層フィルム、あるいは複合層フィルム、例えば20
μm厚フィルムの少なくとも画像当接面側にPFA等の
フッ素樹脂に分極処理を施したチタン酸バリウムを1.
5wt%添加した離型性コート層を10μm厚に施したもの
等である。
【0034】本実施例のような離型性コート層を有する
定着ベルトを設けたことにより、オフセットは大幅に低
減できる。
【0035】このように本発明は、ベルトを用いた加熱
装置に関しても応用できる。
【0036】
【表1】 *:電界の大きさが負の場合は逆向きの電界
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、定着ローラ、定着フィルムといった回転体の離型層
を圧電性セラミクスを添加させたフッ素樹脂から形成す
ることにより、離型層が永久分極を起こし、バイアス電
圧を用いずに現像剤のオフセットを防止することができ
る。また、環境の変化や繰り返しの仕様に対しても安定
している。このため、コストを抑えながら画像品質を損
なわない加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱装置の概要を示
す模式断面図。
【図2】本発明の実施例2における加熱装置の概要を示
す模式断面図。
【図3】従来の加熱装置の一例の概要を示す模式断面
図。
【図4】従来の加熱装置の他の例の概要を示す模式断面
図。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 離型層 3 芯金 4 ヒータ 5 加圧ローラ 6 芯金 7 弾性層 8 温度検知素子 9,10 離型層 20 加熱体 21 ヒータ支持体 25 定着ベルト(エンドレスベルト状フィルム) 26 駆動ローラ 27 従動ローラ 28 加圧ローラ 29 温度センサー 30 通電制御部 101 電源 P 転写材 T 未定着トナー画像

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接しながら回転する一対の回転
    体で転写材を挟圧搬送するためのニップ部を形成し、該
    ニップ部で前記転写材に形成されている未定着現像剤像
    を加熱、加圧することによって前記現像剤像を前記転写
    材に永久画像として定着させる加熱装置において、少な
    くとも前記回転体のうちのいずれか一方は他の回転体と
    接する離型層を有し、該離型層には少なくとも圧電性を
    有する物質が0.1〜60重量%含有されていることを特
    徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記離型層は少なくとも圧電性セラミク
    スが添加されたフッ素樹脂であることを特徴とする、請
    求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記離型層は少なくとも分極処理を施し
    たチタン酸バリウムまたはチタン酸バリウムとジルコン
    酸鉛の固溶体が添加されたフッ素樹脂であることを特徴
    とする、請求項1または2記載の加熱装置。
JP11073618A 1999-03-18 1999-03-18 加熱装置 Pending JP2000267483A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115876A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009115876A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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