JP2000266952A - 光導波路素子の製造方法及び光導波路素子 - Google Patents
光導波路素子の製造方法及び光導波路素子Info
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Abstract
伝搬損失の低減が可能な光導波路素子の製造方法及び光
導波路素子を提供する。 【解決手段】電気光学効果を有する基板11上に、金属
あるいは金属化合物からなる導波路パターン12を蒸着
法などで形成する。次いで、この導波路パターン12を
覆うようにして、基板11上に、例えば、基板11と同
じ材料からなる電気光学効果を有する薄膜13を、液相
エピタキシャル法などによって形成する。その後に、基
板11全体を所定の温度にまで加熱し、一定時間保持す
ることにより、導波路パターン12を構成しているチタ
ンなどの金属あるいは金属化合物を、基板11及び薄膜
13中に拡散させる。
Description
造方法及び光導波路素子に関し、さらに詳しくは、光変
調器、光波長変換器、光分岐器、及び光スイッチなどの
曲り光導波路素子などに好適に使用することのできる、
光導波路素子の製造方法及び光導波路素子に関する。
調器、光波長変換器、光分岐器、光フィルタ及び光スイ
ッチなどの光デバイスに光導波路素子が用いられてる。
この光導波路素子は、屈折率を変化させるためのドープ
材料を熱拡散することにより形成され、例えばチタン拡
散法を用いて形成される。図1は、最も一般的なニオブ
酸リチウムにおけるチタン拡散法による光導波路素子の
製造方法を示す断面図である。最初に、図1(a)に示
すように、電気光学効果を有する基板1上に、チタンか
らなる導波路パターン2を蒸着法などによって形成した
後、前記基板1を所定の温度にまで加熱し、前記チタン
を基板1内部に熱拡散させて、図1(b)に示すような
光導波路3を形成するというものである。
うにして光導波路を形成すると、図1(b)に示すよう
に、その断面は半楕円形状を呈する。光導波路素子に接
続する実際の光ファイバのモードパターンは、同心円状
の円形断面を呈するため、図1(b)に示すような半楕
円形状の光導波路3と接続して、実際の光導波路デバイ
スとして使用する場合、モードミスマッチによって結合
効率が低下し、光伝搬損失の増大を招いてしまうという
問題があった。また従来の製造方法による光導波路は、
その上面が空気もしくは石英等の基板よりも屈折率の低
い材料と接している。従って基板材料の表面荒さにより
発生する散乱損失を低減するには高度な表面研磨技術が
必要であった。
スの集積度を向上させる(デバイス長を短くする)ため
に、前記光導波路として曲り光導波路を形成することが
試みられているが、上記のように従来のチタン拡散法で
光導波路を形成した場合は、光導波内を伝搬する光のモ
ードの上下方向の非対称性が大きいため、曲り過剰損失
が増大し、光伝搬損失が極めて大きくなるため、十分高
い集積度を有する光デバイスを形成することができない
という問題があった。さらに、上記の非対称性に起因し
曲がり過剰損失は大きな偏光依存性を持つ。光デバイス
において損失の偏光依存性は、入射偏光の揺らぎによる
デバイス挿入損質の揺らぎの原因となりできるだけ低減
することが望ましい。
チが小さく、光伝搬損失及び損失の偏光依存性の低減が
可能な光導波路素子の製造方法及び光導波路素子を提供
することを目的とする。
を有する基板に、金属元素又は金属化合物元素を熱拡散
させて光導波路素子を製造する方法であって、前記基板
上に前記金属元素又は前記金属化合物元素からなる導波
路パターンを形成した後、この導波路パターン全体を覆
うように前記基板の主面上に電気光学効果を有する薄膜
を形成し、その後に、前記金属元素又は前記金属化合物
元素を熱拡散させることを特徴とする、光導波路素子の
製造方法である。
板に、金属元素又は金属化合物元素を熱拡散させた光導
波路を有する埋込み型光導波路素子であって、前記金属
元素又は前記金属化合物元素の拡散濃度が、前記光導波
路の断面の上下方向において対称であって、前記光導波
路の断面の中心に対する左右方向における前記金属元素
又は前記金属化合物元素の拡散濃度が対称であるととも
に、前記光導波路の断面の中心から前記光導波路の断面
の外方向へ向かって、前記金属元素又は前記金属化合物
元素の拡散濃度が減少することを特徴とする、光導波路
素子である。
を示す断面図である。なお、図においては、説明を明確
にすべく、実際の光導波路素子の寸法とは異って各構成
部分を描いている。
ば、強誘電体単結晶などからなる電気光学効果を有する
基板11上に、チタンなどの金属あるいは金属化合物か
らなる導波路パターン12を蒸着法などで形成する。次
いで、図2(b)に示すように、この導波路パターン1
2を覆うようにして、基板11上に、例えば、基板11
と同じ材料からなる電気光学効果を有する薄膜13を、
液相エピタキシャル法などによって形成する。その後
に、基板11全体を所定の温度にまで加熱し、一定時間
保持することにより、導波路パターン12を構成してい
るチタンなどの金属あるいは金属化合物が、それぞれ等
しい拡散速度で基板11及び薄膜13中に拡散し、図2
(c)に示すような断面形状の光導波路14を形成す
る。
方法では、チタンなどの金属を熱拡散させる以前に、基
板上に電気光学効果を有する薄膜を形成し、この後に、
前記金属などを熱拡散させるため、この金属は基板中の
みならず、薄膜中にも熱拡散する。したがって、このよ
うにして得られる光導波路は、図1(b)に示すような
半楕円形状ではなく、図2(c)に示すように、断面が
上下方向に広がり、前記金属の拡散濃度が断面中心から
外方向に向かって減少し、さらに、前記断面の中心に対
して左右方向の前記金属の拡散濃度が対称となった形状
を示す。
光導波路素子と光ファイバを接続すると、光導波路の断
面形状は光ファイバのモードパターンに近くなるため、
本発明の製造方法によって得られた光導波路素子は、光
ファイバとの結合効率の向上を図ることができ、結合損
失の低減が可能となる。また、光導波路内を伝搬する光
のモードの対称性が向上するため曲がり過剰損失の低減
及びその偏光依存性の低減が可能になる。さらに、この
ように作製した光導波路は、熱拡散距離以下の基板の傷
や金属パターンの傷などは、熱拡散による屈折率分散形
成過程において平滑化されるため、散乱損失が低減され
る。
ながら、発明の実施の形態に則して詳細に説明する。本
発明の光導波路素子の製造方法では、基板11上に、チ
タンなどの金属あるいは金属化合物からなる導波路パタ
ーン12を形成し、この導波路パターン12を構成する
金属などを基板11中に熱拡散させる以前に、基板11
上に電気光学効果を有する薄膜13を形成することが必
要である。薄膜13を形成する以前に、導波路パターン
12を構成する金属などを熱拡散させると、従来のよう
に、前記金属は基板11中にのみ拡散するため、得られ
る光導波路は図1(b)に示すような半楕円形状の断面
を呈し、本発明の目的を達成することができない。
導波路パターン12の全体を覆うようにして形成するこ
とが必要である。薄膜13が導波路パターン12を全
く、あるいは部分的に覆っていない場合は、導波路パタ
ーン12を構成している金属などが、薄膜13中に均一
に拡散することができず、図2(c)に示すような上下
方向に広がった断面を有する光導波路14を得ることが
できない。
基板11と、電気光学効果を有する薄膜13とが、同じ
成分から構成されていることが好ましい。これによっ
て、導波路パターン12を構成する金属などが熱拡散す
る際に、この金属などの拡散速度が基板11と薄膜13
とで等しくなるため、図2(c)に示すように、上下方
向に対称となるような断面を有する光導波路14を得る
ことができる。
た断面形状を有する光導波路14は、本発明の目的であ
る光ファイバとのミスマッチの低減をより実効あらしめ
るために、その長径aと短径bとの比a/bが、1〜1
0であることが好ましく、さらには、1〜2であること
が好ましい。
とのできる材料は、電気光学効果を有するものであれ
ば、特に限定されるものではないが、ニオブ酸リチウム
(LiNbO3 )、タンタル酸リチウム(LiTa
O3 )、などの強誘電体単結晶などを例示することがで
きる。
元素又は金属化合物元素としては、基板11中に拡散し
て、基板11を構成する材料よりも屈折率の高い化合物
を形成し、安定な光導波路を形成できるものであれば、
特に限定されるものではない。具体的には、金属元素と
して、チタン、ニッケル、銅、亜鉛及びクロムなどを例
示することができる。また、金属化合物元素としては、
前記金属元素の酸化物などを例示することができる。
場合と同様に、電気光学効果を有するものであれば、特
に限定されるものではなく、基板11と同様の材料を使
用することができる。また、上述したように、基板11
と同じ材料を用いることによって、図2(c)に示すよ
うな上下方向において対称となるような断面形状を有す
る光導波路14を得ることができる。
されるものではなく、任意の方法を用いて形成すること
ができるが、一般的には、以下のようにして形成する。
基板11上にスピンコータなどでフォトレジストを塗布
した後、フォトリソグラフィとエッチングとの技術を併
用することにより、導波路パターン12に対応したフォ
トレジストマスクを形成する。次いで、このマスクを介
して基板11上に、蒸着法、スパッタリング法、イオン
プレーティング法、及びCVD法などによってチタンな
どの金属、あるいは酸化チタンなどの金属化合物を堆積
させた後、前記マスクをアセトンなどの溶剤で除去する
ことによって、図2(a)に示すような導波路パターン
12を得る。
成方法についても特に限定されるものではなく、薄膜1
3に使用する材料の性質に応じて任意の方法を採用する
ことができる。しかしながら、薄膜13を強誘電体単結
晶から構成する場合においては、図2(b)に示すよう
な、均一で比較的厚い膜を簡易かつ短時間で形成できる
ことから、液相エピタキシャル法を用いることが好まし
い。
を、基板11及び薄膜13中に熱拡散させるためには、
図2(b)に示すように、導波路パターン12及び薄膜
13が形成された基板11を、例えば、高温電気炉中に
設置し、好ましくは600〜1200℃、さらに、好ま
しくは900〜1000℃で、好ましくは1〜100時
間、さらに好ましくは3〜10時間加熱することによっ
て行う。
て、液相エピタキシャル法によって形成する場合、形成
時において、基板11は700〜1000℃程度に加熱
されるため、薄膜13を形成後、液相エピタキシャル装
置内に一定時間保持することにより、導波路パターン1
2を構成する金属などの熱拡散を進行させることができ
る。したがって、光導波路素子の製造工程を著しく簡略
化することができる。
施例に基づいて具体的に説明する。 実施例1 基板11としては、Xカットのニオブ酸リチウムを用
い、この基板上に上記「発明の実施の形態」で述べたよ
うな方法によって、フォトレジストマスクを形成し、こ
のマスクを介して、蒸着法によりチタンを堆積させ、図
2(a)に示すような幅6μm、厚さ0.25μmの導
波路パターン12を形成した。次いで、900℃の成膜
温度において、液相エピタキシャル法によりニオブ酸リ
チウム単結晶薄膜を厚さ20μmに形成した。
顕微鏡で観察したところ、チタンからなる導波路パター
ンは矩形の形状を維持し、図2(b)に示すような構造
を呈していた。すなわち、液相エピタキシャル法によっ
て薄膜13を形成した時点においては、導波路パターン
12を構成するチタンが、基板11及び薄膜13中に熱
拡散していないことが判明した。
設置し、1000℃で、10時間熱処理を行うことによ
って、チタンを基板11及び薄膜13中に熱拡散させ
た。このようにして得られた光導波路素子の断面を、上
記同様に金属顕微鏡で調べたところ、光導波路14の形
状は図2(c)に示すように、上下方向に対称となるよ
うな断面形状を有することが判明した。また、この顕微
鏡観察によって光導波路14の寸法を実測したところ、
横方向に広い楕円形状であり長径aと短径bとの比a/
bは1.5であることが判明した。散乱等による伝搬損
失は0.1dB/cmであり、ファイバ結合損失は、フ
レネル損失を含んで0.4dBであった。
光導波路を有する、複数の光導波路素子を形成した。こ
れらの光導波路素子に光ファイバを接続し、波長1.5
5μmの光波を導入して、これら光導波路素子の曲り過
剰損失を測定したところ、図3のように過剰損失が0.
1dB/cm以下となる最小許容曲率半径は、TEモー
ド、TMモードともに約5mmであることが判明した。
損失の偏光依存性は曲がり半径7mm以上で、測定限界
である0.01dB/mm以下であった。
った以外は、実施例1と同様にして光導波路素子を形成
した。このようにして得られた光導波路素子の断面を、
上記同様に金属顕微鏡で調べたところ、光導波路は、図
1(b)に示す、半楕円形状の断面を有する光導波路3
と同様の形態を示すことが判明した。散乱等による伝搬
損失は0.2dB/cmであり、ファイバ結合損失は、
フレネル損失を含んで0.9dBであった。
光導波路を有する、複数の光導波路素子を形成した。こ
れらの光導波路素子に光ファイバを接続し、波長1.5
5μmの光波を導入して、これら光導波路素子の曲り過
剰損失を測定したところ、図4のように過剰損失が0.
1dB/mm以下となる最小許容曲率半径は、TEモー
ドで32mm,TMモードで40mmであることが判明
した。損失の偏光依存性は曲がり半径55mm以上で、
測定限界である0.01dB/mm以下であった。
の順序を入れ替え、実施例1と同じ条件にてチタンを基
板11中に熱拡散させた後、実施例1と同じ条件で薄膜
13を液相エピタキシャルさせた以外は、実施例1と同
様にして光導波路素子を形成した。このようにして得ら
れた光導波路素子の断面を、上記同様に金属顕微鏡で調
べたところ、光導波路は、図1(b)に示す、半楕円形
状の断面を有する光導波路3と同様の形態を示すことが
判明した。散乱等による伝搬損失は0.2dB/cmで
あり、ファイバ結合損失はフレネル損失を含んで0.6
dBであった。
光導波路を有する、複数の光導波路素子を形成した。こ
れらの光導波路素子に光ファイバを接続し、波長1.5
5μmの光波を導入して、これら光導波路素子の曲り過
剰損失を測定したところ、過剰損失が0.1dB/mm
以下となる最小許容曲率半径は、図5のようにTEモー
ドで28mm,TMモードで34mmであることが判明
した。損失の偏光依存性は曲がり半径47mm以上で、
測定限界である0.01dB/mm以下であった。
から明らかなように、本発明の製造方法にしたがって得
られた光導波路素子の光導波路は、上下方向において対
称となるような断面形状を呈することが分かる。また、
実施例2、比較例2、及び比較例4から明らかなよう
に、本発明の製造方法にしたがって得られた、図2
(c)に示すような断面形状を有する光導波路素子は、
光ファイバとのモードマッチに優れ、曲り光導波路に応
用し、光導波路の曲率半径を小さくした場合において
も、曲り過剰損失及びその偏光依存性を低減できること
がわかる。
施の形態において本発明を詳細に説明したが、本発明
は、上記内容に限定されるものではなく、本発明の範疇
を逸脱しない範囲で、あらゆる変形や変更が可能であ
る。
素子の製造方法及び光導波路素子によれば、上下方向に
対称であるとともに、中心に対する左右方向におても対
称であるような断面形状の光導波路を有する光導波路素
子を得ることができる。したがって、光ファイバとのモ
ードマッチに優れ、高い結合効率の光デバイスを得るこ
とができる。このため、本発明の製造方法及び光導波路
素子を曲り光導波路に応用し、その曲率半径を小さくし
て場合においても、曲り過剰損失の増加を防止すること
がでる。その結果、デバイスの集積度を向上する事がで
き、入射偏光の揺らぎに対してデバイス挿入損失の変動
の少ない素子を提供することができる。
方法を示す断面図である。
である。
剰損失を示す図である。
損失を示す図である。
剰損失を示す図である。
路パターン、3,14光導波路、13 電気光学効果を
有する薄膜、10,20 光導波路素子
Claims (7)
- 【請求項1】電気光学効果を有する基板に、金属元素又
は金属化合物元素を熱拡散させて光導波路素子を製造す
る方法であって、 前記基板上に前記金属元素又は前記金属化合物元素から
なる導波路パターンを形成した後、この導波路パターン
全体を覆うように前記基板の主面上に電気光学効果を有
する薄膜を形成し、その後に、前記金属元素又は前記金
属化合物元素を熱拡散させることを特徴とする、光導波
路素子の製造方法。 - 【請求項2】前記電気光学効果を有する基板と前記電気
光学効果を有する薄膜とは、同じ成分から構成されてい
ることを特徴とする、請求項1に記載の光導波路素子の
製造方法。 - 【請求項3】前記電気光学効果を有する薄膜は強誘電体
単結晶から構成されていることを特徴とする、請求項1
又は2に記載の光導波路素子の製造方法。 - 【請求項4】前記電気光学効果を有する薄膜は、液相エ
ピタキシャル法によって形成することを特徴とする、請
求項3に記載の光導波路素子の製造方法。 - 【請求項5】前記金属元素又は前記金属元素化合物の熱
拡散は、前記電気光学効果を有する薄膜の形成と同時に
行うことを特徴とする、請求項4に記載の光導波路素子
の製造方法。 - 【請求項6】電気光学効果を有する基板に、金属元素又
は金属化合物元素を熱拡散させた光導波路を有する埋込
み型光導波路素子であって、前記金属元素又は前記金属
化合物元素の拡散濃度が、前記光導波路の断面の上下方
向において対称であって、前記光導波路の断面の中心に
対する左右方向における前記金属元素又は前記金属化合
物元素の拡散濃度が対称であるとともに、前記光導波路
の断面の中心から前記光導波路の断面の外方向へ向かっ
て、前記金属元素又は前記金属化合物元素の拡散濃度が
減少することを特徴とする、光導波路素子。 - 【請求項7】前記光導波路の断面屈折率分布は、上下方
向もしくは左右方向に長軸をもつ楕円形状を呈し、この
楕円の長径aと短径bとの比a/bが1〜10であるこ
とを特徴とする、請求項6に記載の光導波路素子。
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