JP2000266641A - シャシダイナモメータ - Google Patents
シャシダイナモメータInfo
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Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可及的に小さいスペースでの配設が可能であ
り、占有スペースが限られた場所での特性評価試験を高
精度に、しかも安価に実施し得るシャシダイナモメータ
を提供する。 【解決手段】 被検車両の駆動輪RW,LWからの伝動
により回転する負荷ローラ1を、軸長方向に並設された
2つのローラ10,10に分割構成し、これらのローラ10,
10間にフライホイール装置3を配して、このフライホイ
ール装置3の両側に突出する入力軸34,34をローラ10,
10に同軸的に連結する。負荷ローラ1に回転負荷を加え
る負荷装置2は、一方のローラ10の一側に配し、その回
転軸20をローラ10の支軸11に同軸的に連結する。
り、占有スペースが限られた場所での特性評価試験を高
精度に、しかも安価に実施し得るシャシダイナモメータ
を提供する。 【解決手段】 被検車両の駆動輪RW,LWからの伝動
により回転する負荷ローラ1を、軸長方向に並設された
2つのローラ10,10に分割構成し、これらのローラ10,
10間にフライホイール装置3を配して、このフライホイ
ール装置3の両側に突出する入力軸34,34をローラ10,
10に同軸的に連結する。負荷ローラ1に回転負荷を加え
る負荷装置2は、一方のローラ10の一側に配し、その回
転軸20をローラ10の支軸11に同軸的に連結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に代表され
る車両の特性評価試験の実施に使用されるシャシダイナ
モメータに関する。
る車両の特性評価試験の実施に使用されるシャシダイナ
モメータに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の駆動特性を含めた特性評価試験
は、実際に路上を走行させて行うのが望ましいが、この
ような試験には、専用の走行コースと多大の時間とを必
要とする上、排気ガス分析等、走行状態での測定が難し
い試験項目を含むことから、一般的には、室内において
走行状態を模擬するシャシダイナモメータを用いて行わ
れることが多い。
は、実際に路上を走行させて行うのが望ましいが、この
ような試験には、専用の走行コースと多大の時間とを必
要とする上、排気ガス分析等、走行状態での測定が難し
い試験項目を含むことから、一般的には、室内において
走行状態を模擬するシャシダイナモメータを用いて行わ
れることが多い。
【0003】このように用いられるシャシダイナモメー
タは、例えば、実公平5-6515号公報等に開示されている
如く、試験対象となる車両の駆動輪に転接せしめられ、
該駆動輪からの伝動により回転する負荷ローラと、該負
荷ローラに回転負荷を加える負荷装置と、同じく慣性を
付与するフライホイール装置とを備えて構成されてい
る。
タは、例えば、実公平5-6515号公報等に開示されている
如く、試験対象となる車両の駆動輪に転接せしめられ、
該駆動輪からの伝動により回転する負荷ローラと、該負
荷ローラに回転負荷を加える負荷装置と、同じく慣性を
付与するフライホイール装置とを備えて構成されてい
る。
【0004】前記負荷装置は、走行状態に応じて変化す
る回転負荷を前記負荷ローラを介して駆動輪に加える作
用をなすものであり、電気動力計、水動力計等、広範囲
での負荷の調整と、加えられる負荷の測定とが可能に構
成されている。また前記フライホイール装置は、被検車
両の総重量に見合った慣性を前記負荷ローラを介して駆
動輪に付与する作用をなすものであり、前記負荷ローラ
に連結された回転軸に、これと共に回転する大径の慣性
円板を取付けて構成されている。
る回転負荷を前記負荷ローラを介して駆動輪に加える作
用をなすものであり、電気動力計、水動力計等、広範囲
での負荷の調整と、加えられる負荷の測定とが可能に構
成されている。また前記フライホイール装置は、被検車
両の総重量に見合った慣性を前記負荷ローラを介して駆
動輪に付与する作用をなすものであり、前記負荷ローラ
に連結された回転軸に、これと共に回転する大径の慣性
円板を取付けて構成されている。
【0005】このように構成されたシャシダイナモメー
タは、走行不可に拘束した被検車両の駆動輪を負荷ロー
ラに転接せしめ、前記駆動輪により回転駆動される負荷
ローラに、前記フライホイール装置により被検車両に見
合った慣性を付与し、また前記負荷装置により、発進停
止に際しての加減速時等、路上走行中の種々の状態を模
擬する回転負荷を作用させて用いられる。このとき、夫
々の状態での負荷シミュレーション(模倣)により被検
車両の駆動特性の評価が可能となり、各状態での排気ガ
スの分析を含めた総合的な特性評価が可能となる。
タは、走行不可に拘束した被検車両の駆動輪を負荷ロー
ラに転接せしめ、前記駆動輪により回転駆動される負荷
ローラに、前記フライホイール装置により被検車両に見
合った慣性を付与し、また前記負荷装置により、発進停
止に際しての加減速時等、路上走行中の種々の状態を模
擬する回転負荷を作用させて用いられる。このとき、夫
々の状態での負荷シミュレーション(模倣)により被検
車両の駆動特性の評価が可能となり、各状態での排気ガ
スの分析を含めた総合的な特性評価が可能となる。
【0006】さて近年においては、排気ガス規制の強化
への対応のため、運輸省等の役所、車検場、自動車整備
工場においても、前述した如き総合的な特性評価試験の
実施が潜在的に切望されている。しかしながら、従来の
シャシダイナモメータの多くは、自動車の製造工場等の
メーカサイドにおいて、完成車両の詳細な特性評価試験
に用いることを前提とし、その占有スペース及び設備コ
ストの制約を受けることなく構成されており、前述した
車検場、自動車整備工場等への設置が、費用対効果上難
しいという問題があった。
への対応のため、運輸省等の役所、車検場、自動車整備
工場においても、前述した如き総合的な特性評価試験の
実施が潜在的に切望されている。しかしながら、従来の
シャシダイナモメータの多くは、自動車の製造工場等の
メーカサイドにおいて、完成車両の詳細な特性評価試験
に用いることを前提とし、その占有スペース及び設備コ
ストの制約を受けることなく構成されており、前述した
車検場、自動車整備工場等への設置が、費用対効果上難
しいという問題があった。
【0007】このような事情により本願出願人は、占有
スペース及び設備コストの削減を図ったシャシダイナモ
メータを特願平9-135566号に提案している。これは、駆
動輪に転接する負荷ローラの回転を増速する増速機を設
け、この増速機の出力側にフライホイール装置を連結し
て、小径の慣性円板により所望の慣性が付与されるよう
にし、フライホイール装置の小型化を図ると共に、前記
負荷装置として、高コストであると共に大嵩となる電気
動力計又は水動力計に代えて油圧作動式のブレーキを用
い、該ブレーキの発生負荷を負荷ローラとの間に介装さ
れたトルク変換器により検出する構成としたものであ
る。
スペース及び設備コストの削減を図ったシャシダイナモ
メータを特願平9-135566号に提案している。これは、駆
動輪に転接する負荷ローラの回転を増速する増速機を設
け、この増速機の出力側にフライホイール装置を連結し
て、小径の慣性円板により所望の慣性が付与されるよう
にし、フライホイール装置の小型化を図ると共に、前記
負荷装置として、高コストであると共に大嵩となる電気
動力計又は水動力計に代えて油圧作動式のブレーキを用
い、該ブレーキの発生負荷を負荷ローラとの間に介装さ
れたトルク変換器により検出する構成としたものであ
る。
【0008】なお、前記特願平9-135566号においては、
前記増速機として平歯車増速機が用いられているが、こ
の増速機としては、例えば、特公昭61-33457号公報に開
示されているように、コンパクトな構成により大なる増
速比が得られる遊星歯車増速機を用いることが可能であ
る。図7は、特願平9-135566号に提案されたシャシダイ
ナモメータに遊星歯車増速機を適用した構成を示す側面
図である。
前記増速機として平歯車増速機が用いられているが、こ
の増速機としては、例えば、特公昭61-33457号公報に開
示されているように、コンパクトな構成により大なる増
速比が得られる遊星歯車増速機を用いることが可能であ
る。図7は、特願平9-135566号に提案されたシャシダイ
ナモメータに遊星歯車増速機を適用した構成を示す側面
図である。
【0009】図示のシャシダイナモメータは、基台B上
に回転自在に支持された負荷ローラ1の両側に、負荷装
置2とフライホイール装置3とを振り分け配置して構成
されている。負荷ローラ1は、その両側に同軸的に突設
された支軸11,11を前記基台B上に固設された軸受台1
2,12に両持ち支持させ、該基台B上に、略水平な軸回
りに回動自在に枢支されている。
に回転自在に支持された負荷ローラ1の両側に、負荷装
置2とフライホイール装置3とを振り分け配置して構成
されている。負荷ローラ1は、その両側に同軸的に突設
された支軸11,11を前記基台B上に固設された軸受台1
2,12に両持ち支持させ、該基台B上に、略水平な軸回
りに回動自在に枢支されている。
【0010】負荷装置2は、多数枚の回転制動板と固定
制動板とをハウジングの内部に重合配置し、これらの一
側に作動シリンダを備え、該作動シリンダへの導入油圧
により前記制動板を相互に押し付けて制動トルクを発生
する構成とした油圧作動式のブレーキであり、前記ハウ
ジング外に突出する回転制動板の回転軸20を、前記負荷
ローラ1の一側の支軸11にトルク変換器Tを介して同軸
的に連結して、前記作動シリンダへの導入油圧の制御に
より適宜に調整された回転負荷を負荷ローラ1に加える
構成となっている。
制動板とをハウジングの内部に重合配置し、これらの一
側に作動シリンダを備え、該作動シリンダへの導入油圧
により前記制動板を相互に押し付けて制動トルクを発生
する構成とした油圧作動式のブレーキであり、前記ハウ
ジング外に突出する回転制動板の回転軸20を、前記負荷
ローラ1の一側の支軸11にトルク変換器Tを介して同軸
的に連結して、前記作動シリンダへの導入油圧の制御に
より適宜に調整された回転負荷を負荷ローラ1に加える
構成となっている。
【0011】フライホイール装置3は、そのハウジング
外に突出する回転軸30の端部を、負荷ローラ1の他側の
支軸11に遊星歯車増速機5を介して同軸的に連結し、前
記負荷ローラ1からの伝動により増速回転する前記回転
軸30に、前記ハウジングの内部において、軸長方向に複
数枚の慣性円板を取付けて構成されている。
外に突出する回転軸30の端部を、負荷ローラ1の他側の
支軸11に遊星歯車増速機5を介して同軸的に連結し、前
記負荷ローラ1からの伝動により増速回転する前記回転
軸30に、前記ハウジングの内部において、軸長方向に複
数枚の慣性円板を取付けて構成されている。
【0012】遊星歯車増速機5は、図中に線図により示
す如く、そのハウジングの内部に、外周に歯を備えるサ
ンギヤ50と、該サンギヤ50の外側に周設され内周に歯を
備えるリングギヤ51との間に、これら夫々に噛合し、共
通のキャリア53に保持された複数の遊星ギヤ52,52…を
配してなる公知の構成を有し、負荷ローラ1の支軸11を
前記キャリア53に、フライホイール装置3の回転軸30を
前記サンギヤ50に夫々連結し、負荷ローラ1の回転を増
速して回転軸30に伝える作用をなす。
す如く、そのハウジングの内部に、外周に歯を備えるサ
ンギヤ50と、該サンギヤ50の外側に周設され内周に歯を
備えるリングギヤ51との間に、これら夫々に噛合し、共
通のキャリア53に保持された複数の遊星ギヤ52,52…を
配してなる公知の構成を有し、負荷ローラ1の支軸11を
前記キャリア53に、フライホイール装置3の回転軸30を
前記サンギヤ50に夫々連結し、負荷ローラ1の回転を増
速して回転軸30に伝える作用をなす。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成によれば、
被検車両の駆動輪に転接する負荷ローラ1に回転負荷を
付与するための負荷装置2と、同じく慣性を付与するた
めのフライホイール装置3とを、前記負荷ローラ1の両
側に並設することができ、負荷ローラ1の周辺に大なる
配設スペースを確保する必要がなく、占有スペースが限
られる場所への設置が可能となる。
被検車両の駆動輪に転接する負荷ローラ1に回転負荷を
付与するための負荷装置2と、同じく慣性を付与するた
めのフライホイール装置3とを、前記負荷ローラ1の両
側に並設することができ、負荷ローラ1の周辺に大なる
配設スペースを確保する必要がなく、占有スペースが限
られる場所への設置が可能となる。
【0014】しかしながらこのシャシダイナモメータに
おいても、負荷ローラ1の両側に、負荷装置2及びフラ
イホイール装置3の配設スペースが必要であり、占有ス
ペースの削減効果は十分ではなく、前述した自動車整備
工場等、極端に狭い場所への設置を可能とするために更
なる小型化が切望されている。
おいても、負荷ローラ1の両側に、負荷装置2及びフラ
イホイール装置3の配設スペースが必要であり、占有ス
ペースの削減効果は十分ではなく、前述した自動車整備
工場等、極端に狭い場所への設置を可能とするために更
なる小型化が切望されている。
【0015】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、可及的に小さいスペースでの配設が可能であ
り、占有スペースが限られた場所での特性評価試験を高
精度に実施し得るシャシダイナモメータを提供すること
を目的とする。
であり、可及的に小さいスペースでの配設が可能であ
り、占有スペースが限られた場所での特性評価試験を高
精度に実施し得るシャシダイナモメータを提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシャシダイ
ナモメータは、試験対象となる車両の駆動輪に転接する
負荷ローラに、前記車両の走行状態に応じた回転負荷を
加える負荷装置と、前記車両を模擬する慣性を付与する
フライホイール装置とを連結し、前記駆動輪からの伝動
により前記負荷ローラを、前記慣性の付与下にて前記回
転負荷を適宜に変更して回転させて、前記車両の駆動特
性を調べる構成としたシャシダイナモメータにおいて、
前記負荷ローラは、同軸上に並設されて前記車両の左右
の駆動輪に各別に転接する2つのローラを備え、これら
のローラ間に前記フライホイール装置が配設してあるこ
とを特徴とする。
ナモメータは、試験対象となる車両の駆動輪に転接する
負荷ローラに、前記車両の走行状態に応じた回転負荷を
加える負荷装置と、前記車両を模擬する慣性を付与する
フライホイール装置とを連結し、前記駆動輪からの伝動
により前記負荷ローラを、前記慣性の付与下にて前記回
転負荷を適宜に変更して回転させて、前記車両の駆動特
性を調べる構成としたシャシダイナモメータにおいて、
前記負荷ローラは、同軸上に並設されて前記車両の左右
の駆動輪に各別に転接する2つのローラを備え、これら
のローラ間に前記フライホイール装置が配設してあるこ
とを特徴とする。
【0017】本発明においては、負荷ローラを軸長方向
に2分割して被検車両の左右の駆動輪に夫々転接する2
つのローラにより構成し、これらのローラ間に慣性付与
のためのフライホイール装置を配し、このフライホイー
ル装置の配設のための負荷ローラの一側のスペースを不
要として、平面的な占有スペースの無駄を排除すること
により配設スペースの一層の削減を図る。
に2分割して被検車両の左右の駆動輪に夫々転接する2
つのローラにより構成し、これらのローラ間に慣性付与
のためのフライホイール装置を配し、このフライホイー
ル装置の配設のための負荷ローラの一側のスペースを不
要として、平面的な占有スペースの無駄を排除すること
により配設スペースの一層の削減を図る。
【0018】更に加えて、前記フライホイール装置は、
回転軸に取付けられた慣性円板と、前記回転軸の両側に
て前記2つのローラに各別に連結された入力軸と、これ
らの入力軸の回転を増速して前記回転軸に伝え、前記慣
性円板を増速回転させる遊星歯車増速機とを備えること
を特徴とする。
回転軸に取付けられた慣性円板と、前記回転軸の両側に
て前記2つのローラに各別に連結された入力軸と、これ
らの入力軸の回転を増速して前記回転軸に伝え、前記慣
性円板を増速回転させる遊星歯車増速機とを備えること
を特徴とする。
【0019】この発明においては、慣性円板が取付けら
れた回転軸の両側に、負荷ローラとしての2つのローラ
に各別に連結された入力軸を、遊星歯車増速機を介して
連結し、大径の慣性円板を用いることなく小型化された
フライホイール装置を構成して、前記ローラ間への配設
を容易に行わせる。
れた回転軸の両側に、負荷ローラとしての2つのローラ
に各別に連結された入力軸を、遊星歯車増速機を介して
連結し、大径の慣性円板を用いることなく小型化された
フライホイール装置を構成して、前記ローラ間への配設
を容易に行わせる。
【0020】また前記フライホイール装置は、その回転
軸の軸長方向に複数並設された慣性円板と、これらと前
記回転軸とを各別に係断するクラッチ手段とを備えるこ
とを特徴とする。
軸の軸長方向に複数並設された慣性円板と、これらと前
記回転軸とを各別に係断するクラッチ手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0021】この発明においては、複数の慣性円板を各
別のクラッチにより回転軸に選択的に係合させ、係合さ
れた慣性円板の組み合わせにより複数種類の慣性の付与
を可能として、被検車両に応じて慣性を変更することに
より、種々の車両の特性試験に対応し得るようにする。
別のクラッチにより回転軸に選択的に係合させ、係合さ
れた慣性円板の組み合わせにより複数種類の慣性の付与
を可能として、被検車両に応じて慣性を変更することに
より、種々の車両の特性試験に対応し得るようにする。
【0022】また、前記回転軸及び慣性円板は、両側の
入力軸に夫々対応して2組備えられていることを特徴と
する。
入力軸に夫々対応して2組備えられていることを特徴と
する。
【0023】この発明においては、慣性円板が取付けら
れた回転軸を2組備え、これらを切り離すことにより、
左右いずれかの駆動輪のみに慣性を付与し、旋回走行を
模擬した状態での特性評価試験を可能とする。
れた回転軸を2組備え、これらを切り離すことにより、
左右いずれかの駆動輪のみに慣性を付与し、旋回走行を
模擬した状態での特性評価試験を可能とする。
【0024】更に、前記2つのローラの一方に連結さ
れ、機械系の摩擦損失を相殺すべく、また前記フライホ
イール装置による付与慣性を微調整すべく駆動されるモ
ータを備えることを特徴とする。
れ、機械系の摩擦損失を相殺すべく、また前記フライホ
イール装置による付与慣性を微調整すべく駆動されるモ
ータを備えることを特徴とする。
【0025】この発明においては、負荷ローラを構成す
る2つのローラの一方に、電磁クラッチ及び減速機を付
設してなるモータを連結し、このモータを駆動してロー
ラに回転力を加え、機械系の摩擦損失を相殺して高精度
の試験を可能とし、また、前記モータの駆動により補助
的な慣性を加えて、慣性イナーシャの微細な調整(トリ
ミング)を可能として、電気動力計等を用いた大規模な
シャシダイナモメータと同等の性能を安価に実現する。
る2つのローラの一方に、電磁クラッチ及び減速機を付
設してなるモータを連結し、このモータを駆動してロー
ラに回転力を加え、機械系の摩擦損失を相殺して高精度
の試験を可能とし、また、前記モータの駆動により補助
的な慣性を加えて、慣性イナーシャの微細な調整(トリ
ミング)を可能として、電気動力計等を用いた大規模な
シャシダイナモメータと同等の性能を安価に実現する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係るシャ
シダイナモメータの全体構成を示す側面図である。本発
明に係るシャシダイナモメータは、床面F下に所定の深
さを有して形成されたピットPの底部に設置された共通
の基台B上に、負荷ローラ1、負荷装置2、及びフライ
ホイール装置3を備えて構成されている。
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係るシャ
シダイナモメータの全体構成を示す側面図である。本発
明に係るシャシダイナモメータは、床面F下に所定の深
さを有して形成されたピットPの底部に設置された共通
の基台B上に、負荷ローラ1、負荷装置2、及びフライ
ホイール装置3を備えて構成されている。
【0027】図1に示す如く負荷ローラ1は、軸長方向
に所定長離隔して配された2つのローラ10,10に分割構
成されている。これらの間の基台B上には、前記フライ
ホイール装置3が固設してあり、前記ローラ10,10は、
フライホイール装置3の両側に突出する入力軸34,34の
端部に同軸的に連結されると共に、これらの連結部の逆
側に突設された支軸11,11を、夫々の側の基台B上に後
述の如く支持された負荷装置2の回転軸20と、後述の如
く構成されたモータ4の出力軸40とに連結し、水平軸回
りに回動自在に枢支されている。
に所定長離隔して配された2つのローラ10,10に分割構
成されている。これらの間の基台B上には、前記フライ
ホイール装置3が固設してあり、前記ローラ10,10は、
フライホイール装置3の両側に突出する入力軸34,34の
端部に同軸的に連結されると共に、これらの連結部の逆
側に突設された支軸11,11を、夫々の側の基台B上に後
述の如く支持された負荷装置2の回転軸20と、後述の如
く構成されたモータ4の出力軸40とに連結し、水平軸回
りに回動自在に枢支されている。
【0028】負荷ローラ1を構成する2つのローラ10,
10の上部は、前記ピットPの上部開口を経て床面F上に
露出させてあり、両ローラ10,10の並設間隔は、試験対
象となる車両の右側の駆動輪RWに一方が、同じく左側
の駆動輪LWに他方が、夫々の露出部を介して転接する
ように設定してあり、前記駆動輪RW,LWからの伝動
により回転するようになしてある。また両ローラ10,10
の外表面は、夫々に転接する駆動輪RW,LWとの間の
滑りを軽減すべく、適宜の表面処理を施すのが望まし
い。
10の上部は、前記ピットPの上部開口を経て床面F上に
露出させてあり、両ローラ10,10の並設間隔は、試験対
象となる車両の右側の駆動輪RWに一方が、同じく左側
の駆動輪LWに他方が、夫々の露出部を介して転接する
ように設定してあり、前記駆動輪RW,LWからの伝動
により回転するようになしてある。また両ローラ10,10
の外表面は、夫々に転接する駆動輪RW,LWとの間の
滑りを軽減すべく、適宜の表面処理を施すのが望まし
い。
【0029】負荷装置2は、例えば、本願出願人による
実公平5-43394号公報に開示されている如く、ハウジン
グとこれの内部に回動自在に支承された回転軸とを備
え、該回転軸の外側に回転を拘束されて同軸的に取り付
けた多数枚の回転制動板と、前記ハウジングの内側に同
様に取り付けた多数枚の固定制動板とを、ハウジング内
に封入された油を介して交互に積層重合させ、これらを
油圧により動作する作動シリンダにより相互に押し付け
て制動トルクを発生する湿式多板ブレーキであり、前記
2つのローラ10,10の並設方向一側に配してある。
実公平5-43394号公報に開示されている如く、ハウジン
グとこれの内部に回動自在に支承された回転軸とを備
え、該回転軸の外側に回転を拘束されて同軸的に取り付
けた多数枚の回転制動板と、前記ハウジングの内側に同
様に取り付けた多数枚の固定制動板とを、ハウジング内
に封入された油を介して交互に積層重合させ、これらを
油圧により動作する作動シリンダにより相互に押し付け
て制動トルクを発生する湿式多板ブレーキであり、前記
2つのローラ10,10の並設方向一側に配してある。
【0030】このように配された負荷装置2の回転軸20
は、同側のローラ10の支軸11の端部に同軸的に連結され
ている。また負荷装置2は、前記実公平5-43394号公報
に開示されているように、その内部に発生する制動トル
クを、ハウジングの外側に放射状に突設された支持アー
ム21先端の支持荷重と、該支持アーム21の長さとの積と
して検出可能に構成されたものである。
は、同側のローラ10の支軸11の端部に同軸的に連結され
ている。また負荷装置2は、前記実公平5-43394号公報
に開示されているように、その内部に発生する制動トル
クを、ハウジングの外側に放射状に突設された支持アー
ム21先端の支持荷重と、該支持アーム21の長さとの積と
して検出可能に構成されたものである。
【0031】以上の構成により負荷装置2の回転軸20に
連結されたローラ10には、該負荷装置2の作動シリンダ
への導入油圧の制御により、適宜に調節された制動トル
クが加えられ、この制動トルクは、前述の如く、支持ア
ーム21先端の支持荷重と、該支持アーム21の長さとの積
として検出される。
連結されたローラ10には、該負荷装置2の作動シリンダ
への導入油圧の制御により、適宜に調節された制動トル
クが加えられ、この制動トルクは、前述の如く、支持ア
ーム21先端の支持荷重と、該支持アーム21の長さとの積
として検出される。
【0032】本発明のシャシダイナモメータの特徴は、
前記基台B上におけるフライホイール装置3の配設態
様、及び該フライホイール装置3の構成にある。前述の
如くフライホイール装置3は、負荷ローラ1を構成する
2つのローラ10,10間に配してある。
前記基台B上におけるフライホイール装置3の配設態
様、及び該フライホイール装置3の構成にある。前述の
如くフライホイール装置3は、負荷ローラ1を構成する
2つのローラ10,10間に配してある。
【0033】図2は、フライホイール装置3の内部構成
を略示する上方から見た断面図である。本図に示すフラ
イホイール装置3は、基台B上に固設されたハウジング
31の内部に、その中央部及び両端部を各別の軸受32,3
2,32に支持させ、回転自在に支承された回転軸30を備
えている。
を略示する上方から見た断面図である。本図に示すフラ
イホイール装置3は、基台B上に固設されたハウジング
31の内部に、その中央部及び両端部を各別の軸受32,3
2,32に支持させ、回転自在に支承された回転軸30を備
えている。
【0034】この回転軸30には、中央の軸受32の一側に
2枚の慣性円板3a,3bが、同じく他側の更に2枚の慣性
円板3c,3dが、夫々の一側に付設された各別のクラッチ
6,6…と共に同軸的に外嵌されている。これらの慣性
円板3a,3b,3c,3dは、互いに同径とし、その厚さを相
互に異ならせてあり、各別のクラッチ6,6…の係脱動
作により回転軸30と選択的に係合される構成となってい
る。
2枚の慣性円板3a,3bが、同じく他側の更に2枚の慣性
円板3c,3dが、夫々の一側に付設された各別のクラッチ
6,6…と共に同軸的に外嵌されている。これらの慣性
円板3a,3b,3c,3dは、互いに同径とし、その厚さを相
互に異ならせてあり、各別のクラッチ6,6…の係脱動
作により回転軸30と選択的に係合される構成となってい
る。
【0035】図3は、慣性円板3aの取付け位置近傍の拡
大断面図である。図示の如く慣性円板3aは、その軸心部
に内嵌固定された玉軸受33,33を備え、これらを介して
前記回転軸30の外周に回転自在に嵌め合わせてある。慣
性円板3aに付設されたクラッチ6は、該慣性円板3aの一
面に取付けられた歯付アーマチュア60と、該歯付アーマ
チュア60の取付け側にて前記回転軸30に外嵌固定された
歯付板61と、該歯付板61を挾んで前記歯付アーマチュア
60と対向配置された励磁コイル62とを備えた電磁クラッ
チとして構成されている。
大断面図である。図示の如く慣性円板3aは、その軸心部
に内嵌固定された玉軸受33,33を備え、これらを介して
前記回転軸30の外周に回転自在に嵌め合わせてある。慣
性円板3aに付設されたクラッチ6は、該慣性円板3aの一
面に取付けられた歯付アーマチュア60と、該歯付アーマ
チュア60の取付け側にて前記回転軸30に外嵌固定された
歯付板61と、該歯付板61を挾んで前記歯付アーマチュア
60と対向配置された励磁コイル62とを備えた電磁クラッ
チとして構成されている。
【0036】歯付アーマチュア60は、強磁性材料からな
る円環であり、慣性円板3aの一面にスライダ65を介して
支持され、該慣性円板3aと一体回転すると共に、前記ス
ライダ65の案内作用により軸長方向への移動可能に取付
けてある。また歯付板61は、歯付アーマチュア60と対向
する歯付面を有し、軸回りの回転及び軸長方向の移動を
拘束して回転軸30に外嵌固定されている。更に前記励磁
コイル62は、回転軸30に玉軸受63を介して回転自在に支
持され、ハウジング31内面の適宜の部位に回転不可に拘
束されたコイルハウジング64に保持させてあり、該コイ
ルハウジング64の外側からの給電により励磁されるよう
になしてある。
る円環であり、慣性円板3aの一面にスライダ65を介して
支持され、該慣性円板3aと一体回転すると共に、前記ス
ライダ65の案内作用により軸長方向への移動可能に取付
けてある。また歯付板61は、歯付アーマチュア60と対向
する歯付面を有し、軸回りの回転及び軸長方向の移動を
拘束して回転軸30に外嵌固定されている。更に前記励磁
コイル62は、回転軸30に玉軸受63を介して回転自在に支
持され、ハウジング31内面の適宜の部位に回転不可に拘
束されたコイルハウジング64に保持させてあり、該コイ
ルハウジング64の外側からの給電により励磁されるよう
になしてある。
【0037】このように構成されたクラッチ6におい
て、励磁コイル62が非通電状態にある場合、歯付アーマ
チュア60は、図3に示す如く歯付板61との間に所定のエ
アギャップを隔てて離反した状態にあり、このとき慣性
円板3aは、内側の玉軸受33,33の転動により回転軸30の
回転の如何に拘わらず非回転状態を保つ。これに対し励
磁コイル62に通電された場合、これの周辺に発生する磁
界の作用により、前記歯付アーマチュア60が、これを支
持するスライダ65に沿って移動し、歯付板61に引き付け
られて、歯付アーマチュア60及び歯付板61の対向面に形
成された歯が噛合し、該歯付アーマチュア60が取付けら
れた慣性円板3aは、前記歯付板61を介して回転軸30と係
合され、該回転軸30の回転に伴って回転する。
て、励磁コイル62が非通電状態にある場合、歯付アーマ
チュア60は、図3に示す如く歯付板61との間に所定のエ
アギャップを隔てて離反した状態にあり、このとき慣性
円板3aは、内側の玉軸受33,33の転動により回転軸30の
回転の如何に拘わらず非回転状態を保つ。これに対し励
磁コイル62に通電された場合、これの周辺に発生する磁
界の作用により、前記歯付アーマチュア60が、これを支
持するスライダ65に沿って移動し、歯付板61に引き付け
られて、歯付アーマチュア60及び歯付板61の対向面に形
成された歯が噛合し、該歯付アーマチュア60が取付けら
れた慣性円板3aは、前記歯付板61を介して回転軸30と係
合され、該回転軸30の回転に伴って回転する。
【0038】このようにクラッチ6は、励磁コイル62へ
の励磁電流の通断により、慣性円板3aと回転軸30とを係
断する作用をなすものであり、このようなクラッチ6,
6…は、回転軸30に外嵌された他の慣性円板3b,3c,3d
にも付設されている。これらの慣性円板3a,3b,3c,3d
の厚さは、クラッチ6を含めた慣性が、最も薄い慣性円
板3bを1としたとき、慣性円板3cが2、慣性円板3dが4
となり、最も厚い慣性円板3aが5となるように設定され
ている。
の励磁電流の通断により、慣性円板3aと回転軸30とを係
断する作用をなすものであり、このようなクラッチ6,
6…は、回転軸30に外嵌された他の慣性円板3b,3c,3d
にも付設されている。これらの慣性円板3a,3b,3c,3d
の厚さは、クラッチ6を含めた慣性が、最も薄い慣性円
板3bを1としたとき、慣性円板3cが2、慣性円板3dが4
となり、最も厚い慣性円板3aが5となるように設定され
ている。
【0039】従って、図2に示すフライホイール装置3
においては、夫々に付設された前記クラッチ6,6…の
動作により、4枚の慣性円板3a〜3dを回転軸30に選択的
に係合させることにより、該回転軸30に付与される慣性
を、最も薄い慣性円板3bのみが係合された場合と、全て
の慣性円板3a〜3dが係合された場合との間にて段階的
(本図の場合は12段階)に変更することが可能である。
においては、夫々に付設された前記クラッチ6,6…の
動作により、4枚の慣性円板3a〜3dを回転軸30に選択的
に係合させることにより、該回転軸30に付与される慣性
を、最も薄い慣性円板3bのみが係合された場合と、全て
の慣性円板3a〜3dが係合された場合との間にて段階的
(本図の場合は12段階)に変更することが可能である。
【0040】以上の如く慣性が付与される回転軸30は、
両側の軸受32,32からの突出部において、夫々の側のハ
ウジング31の内部に組み込まれた遊星歯車増速機5,5
に連結されている。
両側の軸受32,32からの突出部において、夫々の側のハ
ウジング31の内部に組み込まれた遊星歯車増速機5,5
に連結されている。
【0041】図4は、一側の遊星歯車増速機5の拡大断
面図である。本図に示す如く遊星歯車増速機5は、前記
回転軸30の端部外周に一体形成されたサンギヤ50と、該
サンギヤ50と軸長方向に整合するようにハウジング31の
内面に嵌着固定され、その内周に歯を備える円環状のリ
ングギヤ51と、該リングギヤ51と前記サンギヤ50との間
に等配され、両ギヤに噛合する周方向に複数個の遊星ギ
ヤ52,52…と、これらの遊星ギヤ52,52…を各別の軸回
りに回転自在に支持し、前記回転軸30と同軸上にて公転
するキャリア53とを備えてなる。フライホイール装置3
の入力軸34は、前記キャリア53の軸心部に同軸的に嵌着
固定され、ハウジング31の外部に延設されている。
面図である。本図に示す如く遊星歯車増速機5は、前記
回転軸30の端部外周に一体形成されたサンギヤ50と、該
サンギヤ50と軸長方向に整合するようにハウジング31の
内面に嵌着固定され、その内周に歯を備える円環状のリ
ングギヤ51と、該リングギヤ51と前記サンギヤ50との間
に等配され、両ギヤに噛合する周方向に複数個の遊星ギ
ヤ52,52…と、これらの遊星ギヤ52,52…を各別の軸回
りに回転自在に支持し、前記回転軸30と同軸上にて公転
するキャリア53とを備えてなる。フライホイール装置3
の入力軸34は、前記キャリア53の軸心部に同軸的に嵌着
固定され、ハウジング31の外部に延設されている。
【0042】以上の如く構成されたフライホイール装置
3は、前述の如く、負荷ローラ1を構成する2つのロー
ラ10,10間に、ハウジング31の両側に突出する入力軸3
4,34を夫々と同側のローラ10,10に連結して配設され
ている。従って、被検車両の駆動輪RW,LWからの伝
動により前述の如く生じる前記ローラ10,10の回転は、
入力軸34,34を介して遊星歯車増速機5に入力され、こ
の回転により前記キャリア53が回転し、該キャリア53に
支持された遊星ギヤ52,52…は、キャリア53と共に公転
しつつ、外側のリングギヤ51及び内側のサンギヤ50との
噛合により夫々の軸回りに自転し、前記サンギヤ50が一
体形成された回転軸30は、入力軸34,34の数倍〜十数倍
の回転速度にて増速回転することとなる。
3は、前述の如く、負荷ローラ1を構成する2つのロー
ラ10,10間に、ハウジング31の両側に突出する入力軸3
4,34を夫々と同側のローラ10,10に連結して配設され
ている。従って、被検車両の駆動輪RW,LWからの伝
動により前述の如く生じる前記ローラ10,10の回転は、
入力軸34,34を介して遊星歯車増速機5に入力され、こ
の回転により前記キャリア53が回転し、該キャリア53に
支持された遊星ギヤ52,52…は、キャリア53と共に公転
しつつ、外側のリングギヤ51及び内側のサンギヤ50との
噛合により夫々の軸回りに自転し、前記サンギヤ50が一
体形成された回転軸30は、入力軸34,34の数倍〜十数倍
の回転速度にて増速回転することとなる。
【0043】このときフライホイール装置3において、
4枚の慣性円板3a〜3dのいくつかを回転軸30に選択的に
係合させ、これらの慣性を回転軸30を介してローラ10,
10に付与し、また負荷装置2の前述した動作により、該
負荷装置2内に発生する回転負荷を種々に変更し、回転
軸20を介して前記ローラ10,10に加えることにより、こ
れらに転接する被検車両の駆動輪RW,LWに、該被検
車両の慣性を模擬的に付与しつつ、走行状態に応じた回
転負荷を加えることができ、前記被検車両の駆動特性を
含めた特性評価試験が実施される。
4枚の慣性円板3a〜3dのいくつかを回転軸30に選択的に
係合させ、これらの慣性を回転軸30を介してローラ10,
10に付与し、また負荷装置2の前述した動作により、該
負荷装置2内に発生する回転負荷を種々に変更し、回転
軸20を介して前記ローラ10,10に加えることにより、こ
れらに転接する被検車両の駆動輪RW,LWに、該被検
車両の慣性を模擬的に付与しつつ、走行状態に応じた回
転負荷を加えることができ、前記被検車両の駆動特性を
含めた特性評価試験が実施される。
【0044】このとき、駆動輪RW,LWを介して負荷
ローラ1に加わる回転トルクは、前述の如く、負荷装置
2の支持アーム21の支持荷重と、該支持アーム21の長さ
との積として検出され、この検出トルクは、被検車両の
駆動軸トルクと負荷ローラ1の半径との積を、負荷ロー
ラ1に転接する駆動輪RW,LWのタイヤ平均有効半径
により除した値であり、この関係により求めた駆動軸ト
ルクが駆動特性の評価用のデータとして用いられる。
ローラ1に加わる回転トルクは、前述の如く、負荷装置
2の支持アーム21の支持荷重と、該支持アーム21の長さ
との積として検出され、この検出トルクは、被検車両の
駆動軸トルクと負荷ローラ1の半径との積を、負荷ロー
ラ1に転接する駆動輪RW,LWのタイヤ平均有効半径
により除した値であり、この関係により求めた駆動軸ト
ルクが駆動特性の評価用のデータとして用いられる。
【0045】なお、負荷装置2としては、前述した湿式
多板ブレーキに限らず、乾式ブレーキ等、その回転軸20
に加わる回転トルクを可変に調節し得るものであれば適
宜の負荷装置を用いることができ、従来から用いられて
いる市販の電気動力計、水動力計等、動力の測定装置を
兼ねる負荷装置を用いることも可能である。
多板ブレーキに限らず、乾式ブレーキ等、その回転軸20
に加わる回転トルクを可変に調節し得るものであれば適
宜の負荷装置を用いることができ、従来から用いられて
いる市販の電気動力計、水動力計等、動力の測定装置を
兼ねる負荷装置を用いることも可能である。
【0046】負荷ローラ1を構成する2つのローラ10,
10の内、負荷装置2に連結されていないローラ10の支軸
11は、同側の基台B上に固設されたモータ4の出力軸40
に同軸的に連結されている。このモータ4は、ACサー
ボモータMの出力端に伝動歯車及び電磁クラッチを内蔵
するギヤケース41を一体に備え、ACサーボモータMの
回転を、ギヤケース41を経て出力軸40に取り出すギヤー
ドモータとして構成されており、その回転を、負荷ロー
ラ1を介して被検車両の駆動輪RW,LWに伝え、これ
らの駆動輪RW,LWを所定の速度にて回転させて、前
記被検車両のスピードメータの校正に用いられる。
10の内、負荷装置2に連結されていないローラ10の支軸
11は、同側の基台B上に固設されたモータ4の出力軸40
に同軸的に連結されている。このモータ4は、ACサー
ボモータMの出力端に伝動歯車及び電磁クラッチを内蔵
するギヤケース41を一体に備え、ACサーボモータMの
回転を、ギヤケース41を経て出力軸40に取り出すギヤー
ドモータとして構成されており、その回転を、負荷ロー
ラ1を介して被検車両の駆動輪RW,LWに伝え、これ
らの駆動輪RW,LWを所定の速度にて回転させて、前
記被検車両のスピードメータの校正に用いられる。
【0047】また前述の如く行われる特性評価試験中に
おいて、前記モータ4は、シャシダイナモメータの各部
に発生する機械的な摩擦損失を相殺する回転力を負荷ロ
ーラ1に加えるべく駆動される。この駆動は、例えば、
負荷装置2及びフライホイール装置3を切り離し、摩擦
力のみが加わった状態で行われる予備試験により得られ
たデータに基づき、前記モータ4への給電を制御するこ
とにより行われる。更に前記モータ4の駆動をより積極
的に行わせることにより、フライホイール装置3により
段階的に変更される慣性イナーシャの微細な調整(トリ
ミング)も可能となる。
おいて、前記モータ4は、シャシダイナモメータの各部
に発生する機械的な摩擦損失を相殺する回転力を負荷ロ
ーラ1に加えるべく駆動される。この駆動は、例えば、
負荷装置2及びフライホイール装置3を切り離し、摩擦
力のみが加わった状態で行われる予備試験により得られ
たデータに基づき、前記モータ4への給電を制御するこ
とにより行われる。更に前記モータ4の駆動をより積極
的に行わせることにより、フライホイール装置3により
段階的に変更される慣性イナーシャの微細な調整(トリ
ミング)も可能となる。
【0048】本発明に係るシャシダイナモメータにおい
ては、2つのローラ10,10に分割構成された負荷ローラ
1に慣性を付与するフライホイール装置3が、前記両ロ
ーラ10,10に連結された入力軸34,34の回転を増速して
回転軸30及び慣性円板3a〜3dに伝える遊星歯車増速機5
を内蔵しており、前記慣性円板3a〜3dの慣性が、前記負
荷ローラ1よりも高速度にて回転する回転軸30に付与さ
れるから、被検車両に相当する慣性の付与が、図示の如
く、比較的小径の慣性円板3a〜3dを用いて可能となり、
これらを内蔵するフライホイール装置3を小型化するこ
とができる。
ては、2つのローラ10,10に分割構成された負荷ローラ
1に慣性を付与するフライホイール装置3が、前記両ロ
ーラ10,10に連結された入力軸34,34の回転を増速して
回転軸30及び慣性円板3a〜3dに伝える遊星歯車増速機5
を内蔵しており、前記慣性円板3a〜3dの慣性が、前記負
荷ローラ1よりも高速度にて回転する回転軸30に付与さ
れるから、被検車両に相当する慣性の付与が、図示の如
く、比較的小径の慣性円板3a〜3dを用いて可能となり、
これらを内蔵するフライホイール装置3を小型化するこ
とができる。
【0049】またこのように小型化されたフライホイー
ル装置3を、負荷ローラ1を構成する2つのローラ10,
10間に配設したから、従来の如く、負荷ローラ1の一側
にフライホイール装置3の配設スペースを確保する必要
がなく、従来に比して平面的な占有スペースを大幅に削
減することができ、自動車整備工場等、大なる設置スペ
ースの確保が困難な場所での使用が容易となる。
ル装置3を、負荷ローラ1を構成する2つのローラ10,
10間に配設したから、従来の如く、負荷ローラ1の一側
にフライホイール装置3の配設スペースを確保する必要
がなく、従来に比して平面的な占有スペースを大幅に削
減することができ、自動車整備工場等、大なる設置スペ
ースの確保が困難な場所での使用が容易となる。
【0050】なお、図4に示すフライホイール装置3
は、慣性円板3a〜3dの夫々に付設したクラッチ6,6…
の選択的な係合により、回転軸30に付与される慣性を多
段階に変更可能に構成してあるから、被検車両の大き
さ、重量に応じた適正な慣性の付与が可能であり、特性
評価試験の試験範囲を拡大することができる。前記クラ
ッチ6,6…は、図3に示す電磁クラッチに限らず、公
知のドグクラッチ等の機械クラッチにより構成すること
もできる。
は、慣性円板3a〜3dの夫々に付設したクラッチ6,6…
の選択的な係合により、回転軸30に付与される慣性を多
段階に変更可能に構成してあるから、被検車両の大き
さ、重量に応じた適正な慣性の付与が可能であり、特性
評価試験の試験範囲を拡大することができる。前記クラ
ッチ6,6…は、図3に示す電磁クラッチに限らず、公
知のドグクラッチ等の機械クラッチにより構成すること
もできる。
【0051】図5は、本発明に係るシャシダイナモメー
タの他の実施の形態を示す側面図、である。本図に示す
シャシダイナモメータは、図1に示すシャシダイナモメ
ータと同様、床面F下に所定の深さを有して形成された
ピットPの底部に設置された共通の基台B上に、負荷ロ
ーラ1、負荷装置2及びフライホイール装置3を備えて
おり、負荷ローラ1を構成する2つのローラ10,10間に
フライホイール装置3を配し、該フライホイール装置3
の両側に突出する入力軸34,34の夫々に、前記ローラ1
0,10を同軸的に連結した構成となっている。
タの他の実施の形態を示す側面図、である。本図に示す
シャシダイナモメータは、図1に示すシャシダイナモメ
ータと同様、床面F下に所定の深さを有して形成された
ピットPの底部に設置された共通の基台B上に、負荷ロ
ーラ1、負荷装置2及びフライホイール装置3を備えて
おり、負荷ローラ1を構成する2つのローラ10,10間に
フライホイール装置3を配し、該フライホイール装置3
の両側に突出する入力軸34,34の夫々に、前記ローラ1
0,10を同軸的に連結した構成となっている。
【0052】図1に示すシャシダイナモメータとの相違
は、前記ローラ10,10の両側に各別の負荷装置2,2が
配設され、これらの回転軸20,20が夫々の側のローラ1
0,10の支軸11,11の端部に連結されており、両ローラ1
0,10に各別に回転負荷を付与することができ、この回
転負荷の検出が可能に構成されているところにある。
は、前記ローラ10,10の両側に各別の負荷装置2,2が
配設され、これらの回転軸20,20が夫々の側のローラ1
0,10の支軸11,11の端部に連結されており、両ローラ1
0,10に各別に回転負荷を付与することができ、この回
転負荷の検出が可能に構成されているところにある。
【0053】また図6は、図5に示すシャシダイナモメ
ータに用いられているフライホイール装置3の内部構成
を略示する上方から見た断面図である。このフライホイ
ール装置3は、基台B上に固設されたハウジング31の内
部に、その中央部及び両端部を各別の軸受32,32,32に
支持させ、回転自在に支承された回転軸を備えている
が、この回転軸は、中央の軸受32の両側にて軸長方向に
2本の回転軸 30a,30bに分割構成されている。
ータに用いられているフライホイール装置3の内部構成
を略示する上方から見た断面図である。このフライホイ
ール装置3は、基台B上に固設されたハウジング31の内
部に、その中央部及び両端部を各別の軸受32,32,32に
支持させ、回転自在に支承された回転軸を備えている
が、この回転軸は、中央の軸受32の両側にて軸長方向に
2本の回転軸 30a,30bに分割構成されている。
【0054】前記回転軸 30a,30bの夫々には、外径が等
しく厚さを異ならせた各3枚の慣性円板3e,3f,3gが、
夫々に付設されたクラッチ6,6…と共に外嵌され、こ
れらのクラッチ6,6…の係脱により、前記回転軸 30
a,30bと選択的に係合される構成となっている。慣性円
板3e,3f,3gの厚さは、クラッチ6を含めた慣性が、最
も薄い慣性円板3eを1としたとき、慣性円板3fが2、慣
性円板3gが3となるように設定されており、前記回転軸
30a,30bに付与される慣性は、慣性円板3eのみが係合さ
れた場合と、全ての慣性円板3e,3f,3gが係合された場
合との間にて段階的(本図の場合は6段階)に変更する
ことができる。
しく厚さを異ならせた各3枚の慣性円板3e,3f,3gが、
夫々に付設されたクラッチ6,6…と共に外嵌され、こ
れらのクラッチ6,6…の係脱により、前記回転軸 30
a,30bと選択的に係合される構成となっている。慣性円
板3e,3f,3gの厚さは、クラッチ6を含めた慣性が、最
も薄い慣性円板3eを1としたとき、慣性円板3fが2、慣
性円板3gが3となるように設定されており、前記回転軸
30a,30bに付与される慣性は、慣性円板3eのみが係合さ
れた場合と、全ての慣性円板3e,3f,3gが係合された場
合との間にて段階的(本図の場合は6段階)に変更する
ことができる。
【0055】以上の如き回転軸 30a,30bは、夫々の側の
ハウジング31の内部に前述の如く構成された遊星歯車増
速機5,5に連結され、ハウジング31の外部に突出する
夫々の入力軸34,34に連結された前記ローラ10,10の回
転が、遊星歯車増速機5,5により増速されて伝達され
るようになしてあり、被検車両の特性評価試験を前述の
如くに実施することができる。
ハウジング31の内部に前述の如く構成された遊星歯車増
速機5,5に連結され、ハウジング31の外部に突出する
夫々の入力軸34,34に連結された前記ローラ10,10の回
転が、遊星歯車増速機5,5により増速されて伝達され
るようになしてあり、被検車両の特性評価試験を前述の
如くに実施することができる。
【0056】このとき、フライホイール装置3内部で分
割構成された回転軸 30a,30bは、互いに独立して回転さ
せることができ、またこれらの回転軸 30a,30bには、各
3個の慣性円板3e,3f,3gの選択的な係合により各別の
慣性を付与することができ、更に、前記ローラ10,10の
夫々には、各別に連結された負荷装置2,2により回転
トルクを加えて、異なる回転速度にて回転させることが
できる。従って、旋回走行中等、左右の駆動輪RW,L
Wの回転速度が異なる特殊な走行状態を模擬した特性評
価試験を実施することが可能となる。
割構成された回転軸 30a,30bは、互いに独立して回転さ
せることができ、またこれらの回転軸 30a,30bには、各
3個の慣性円板3e,3f,3gの選択的な係合により各別の
慣性を付与することができ、更に、前記ローラ10,10の
夫々には、各別に連結された負荷装置2,2により回転
トルクを加えて、異なる回転速度にて回転させることが
できる。従って、旋回走行中等、左右の駆動輪RW,L
Wの回転速度が異なる特殊な走行状態を模擬した特性評
価試験を実施することが可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係るシャシダ
イナモメータにおいては、車両の駆動輪に転接して回転
する負荷ローラを軸長方向に分割された2つのローラに
より構成し、これらのローラ間に慣性付与のためのフラ
イホイール装置を配したから、フライホイール装置の配
設のための負荷ローラの一側のスペースが不要となり、
平面的な占有スペースを削減することができ、自動車整
備工場等、配設スペースが限られる場所への設置が安価
に実現され、前記フライホイールによる機械的な付与慣
性下にて高精度での特性評価試験を実施し得るようにな
る。
イナモメータにおいては、車両の駆動輪に転接して回転
する負荷ローラを軸長方向に分割された2つのローラに
より構成し、これらのローラ間に慣性付与のためのフラ
イホイール装置を配したから、フライホイール装置の配
設のための負荷ローラの一側のスペースが不要となり、
平面的な占有スペースを削減することができ、自動車整
備工場等、配設スペースが限られる場所への設置が安価
に実現され、前記フライホイールによる機械的な付与慣
性下にて高精度での特性評価試験を実施し得るようにな
る。
【0058】また負荷ローラとしての2つのローラに各
別に連結された入力軸を、慣性円板が取付けられたフラ
イホイール装置の回転軸の両側に遊星歯車増速機を介し
て連結したから、大径の慣性円板を用いることなく被検
車両に相当する慣性の付与が可能となり、フライホイー
ル装置を小型化することができ、負荷ローラとしての2
つのローラ間に無理なく配設して、平面的な占有スペー
スの小さいシャシダイナモメータを提供することができ
る。
別に連結された入力軸を、慣性円板が取付けられたフラ
イホイール装置の回転軸の両側に遊星歯車増速機を介し
て連結したから、大径の慣性円板を用いることなく被検
車両に相当する慣性の付与が可能となり、フライホイー
ル装置を小型化することができ、負荷ローラとしての2
つのローラ間に無理なく配設して、平面的な占有スペー
スの小さいシャシダイナモメータを提供することができ
る。
【0059】またフライホイール装置を、各別のクラッ
チにより複数の慣性円板を回転軸に選択的に係合させる
構成としたから、慣性円板の組み合わせにより複数種類
の慣性の付与が可能となり、被検車両に応じて慣性を変
更することにより、種々の車両の特性評価試験に対応し
得るようにする。
チにより複数の慣性円板を回転軸に選択的に係合させる
構成としたから、慣性円板の組み合わせにより複数種類
の慣性の付与が可能となり、被検車両に応じて慣性を変
更することにより、種々の車両の特性評価試験に対応し
得るようにする。
【0060】また、両側のローラに連結された入力軸に
夫々対応して回転軸及び慣性円板を2組備えたから、こ
れらの回転軸を切り離すことにより、左右の駆動輪が差
動回転する特殊な走行状態での特性評価試験が可能とな
り、試験項目の拡大に寄与することができる。
夫々対応して回転軸及び慣性円板を2組備えたから、こ
れらの回転軸を切り離すことにより、左右の駆動輪が差
動回転する特殊な走行状態での特性評価試験が可能とな
り、試験項目の拡大に寄与することができる。
【0061】更に、負荷ローラを構成する2つのローラ
の一方にモータを連結し、このモータの駆動により機械
系の摩擦損失を相殺したから、高精度の試験が可能とな
り、また前記モータの駆動により、フライホイール装置
により付与される慣性イナーシャのトリミングが可能と
なり、電気動力計等を用いた大規模なシャシダイナモメ
ータと同等の性能を安価に実現することが可能となる
等、本発明は優れた効果を奏する。
の一方にモータを連結し、このモータの駆動により機械
系の摩擦損失を相殺したから、高精度の試験が可能とな
り、また前記モータの駆動により、フライホイール装置
により付与される慣性イナーシャのトリミングが可能と
なり、電気動力計等を用いた大規模なシャシダイナモメ
ータと同等の性能を安価に実現することが可能となる
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係るシャシダイナモメータの側面図で
ある。
ある。
【図2】図1のシャシダイナモメータに用いられている
フライホイール装置の内部構成を示す上方から見た断面
図である。
フライホイール装置の内部構成を示す上方から見た断面
図である。
【図3】慣性円板の取付け位置近傍の拡大断面図であ
る。
る。
【図4】フライホイール装置に組み込まれた遊星歯車増
速機の拡大断面図である。
速機の拡大断面図である。
【図5】本発明に係るシャシダイナモメータの他の実施
の形態を示す側面図である。
の形態を示す側面図である。
【図6】図5のシャシダイナモメータに用いられている
フライホイール装置の内部構成を示す上方から見た断面
図である。
フライホイール装置の内部構成を示す上方から見た断面
図である。
【図7】従来のシャシダイナモメータの側面図である。
1 負荷ローラ 2 負荷装置 3 フライホイール装置 3a〜3g 慣性円板 5 遊星歯車増速機 10 ローラ 11 支軸 20 回転軸 30 回転軸 34 入力軸 50 サンギヤ 51 リングギヤ 52 遊星ギヤ 53 キャリア B 基台
Claims (5)
- 【請求項1】 試験対象となる車両の駆動輪に転接する
負荷ローラに、前記車両の走行状態に応じた回転負荷を
加える負荷装置と、前記車両を模擬する慣性を付与する
フライホイール装置とを連結し、前記駆動輪からの伝動
により前記負荷ローラを、前記慣性の付与下にて前記回
転負荷を適宜に変更して回転させて、前記車両の駆動特
性を調べる構成としたシャシダイナモメータにおいて、
前記負荷ローラは、同軸上に並設されて前記車両の左右
の駆動輪に各別に転接する2つのローラを備え、これら
のローラ間に前記フライホイール装置が配設してあるこ
とを特徴とするシャシダイナモメータ。 - 【請求項2】 前記フライホイール装置は、回転軸に取
付けられた慣性円板と、前記回転軸の両側にて前記2つ
のローラに各別に連結された入力軸と、これらの入力軸
の回転を増速して前記回転軸に伝え、前記慣性円板を増
速回転させる遊星歯車増速機とを備える請求項1記載の
シャシダイナモメータ。 - 【請求項3】 前記フライホイール装置は、その回転軸
の軸長方向に複数並設された慣性円板と、これらと前記
回転軸とを各別に係断するクラッチ手段とを備える請求
項1又は請求項2記載のシャシダイナモメータ。 - 【請求項4】 前記回転軸及び慣性円板は、両側の入力
軸に夫々対応して左右対称に独立して2組備えられてい
る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシャシダイ
ナモメータ。 - 【請求項5】 前記2つのローラの一方に連結され、機
械系の摩擦損失を相殺すべく、また前記フライホイール
装置による付与慣性を微調整すべく駆動されるモータを
備える請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシャシ
ダイナモメータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11076871A JP2000266641A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | シャシダイナモメータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11076871A JP2000266641A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | シャシダイナモメータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000266641A true JP2000266641A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13617711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11076871A Pending JP2000266641A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | シャシダイナモメータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000266641A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013160746A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Altia Co Ltd | 車両複合試験装置及び車両試験方法 |
| CN103323262A (zh) * | 2013-06-27 | 2013-09-25 | 林武 | 自动变飞轮的汽车惯性式制动检验台 |
| JP2015200506A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 日産自動車株式会社 | 車両挙動測定装置 |
| JP2020015499A (ja) * | 2019-07-23 | 2020-01-30 | 株式会社高山自動車 | 駆動系開発支援装置 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11076871A patent/JP2000266641A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013160746A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Altia Co Ltd | 車両複合試験装置及び車両試験方法 |
| CN103323262A (zh) * | 2013-06-27 | 2013-09-25 | 林武 | 自动变飞轮的汽车惯性式制动检验台 |
| JP2015200506A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 日産自動車株式会社 | 車両挙動測定装置 |
| JP2020015499A (ja) * | 2019-07-23 | 2020-01-30 | 株式会社高山自動車 | 駆動系開発支援装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040420 |