JP2000266182A - ダイヤフラム装置 - Google Patents

ダイヤフラム装置

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JP2000266182A
JP2000266182A JP11068476A JP6847699A JP2000266182A JP 2000266182 A JP2000266182 A JP 2000266182A JP 11068476 A JP11068476 A JP 11068476A JP 6847699 A JP6847699 A JP 6847699A JP 2000266182 A JP2000266182 A JP 2000266182A
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case
pressure
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metal diaphragm
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JP11068476A
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English (en)
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Yoshihiko Onishi
善彦 大西
Shoichiro Nishitani
昌一郎 西谷
Shigenobu Tochiyama
繁信 栃山
Kazuhiro Arisue
和広 有末
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 金属ダイヤフラムを挟み込む部材の溶接時の
熱収縮による変形を低減して金属ダイヤフラムの形状を
安定化し、ダイヤフラム装置の耐久性や応答性を向上さ
せる。 【解決手段】 ダイヤフラム4を構成する材料をオース
テナイト系ステンレスとし、ケース2とプレート3を構
成する材料をそれぞれマルテンサイト系ステンレスと
し、電子ビーム溶接により上記ダイヤフラム4をケース
2とプレート3とに接合するようにした。溶接部は、3
5%以上で95%以下のマルテンサイト組織を含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高圧燃料供
給装置の高圧脈動吸収装置等に用いられるダイヤフラム
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる筒内噴射式エンジンあるいは直
接噴射式エンジンと呼ばれている、燃料をエンジンのシ
リンダ内で噴射する方式のエンジンとしては、ディーゼ
ルエンジンが広く知られているが、近年、火花点火エン
ジン(ガソリンエンジン)においても、筒内噴射式のも
のが提案されている。このような、筒内噴射式エンジン
では、十分に高い燃料噴射圧が得られるようにされてい
るとともに、噴射の安定性のため、燃圧脈動が小さいこ
とが要求される。このため、構造が簡単で、製造コスト
が安価で、かつコンパクトである単気筒式の高圧燃料ポ
ンプが公知となっている。一方、単気筒ではプランジャ
が1本であるため、吐出される燃料の圧力にかなりの脈
動幅があるので、この脈動を吸収する金属ベローズ式や
金属ダイヤフラム式の脈動吸収装置が提案されている。
【0003】図7は、本発明のダイヤフラム装置を適用
して有用となるダイヤフラム式の高圧脈動吸収装置を備
えた燃料供給系統を示す図で、同図において、10は高
圧燃料ポンプ11を備えた高圧燃料供給装置、20は低
圧燃料ポンプ21を備えた燃料タンク、30は図示しな
いエンジンの気筒数と対応した複数のインジェクタ31
を有する燃料噴射機器であるディリバリパイプ、40は
ディリバリパイプ30と高圧燃料ポンプ11とを接続す
る高圧燃料通路、50は高圧燃料ポンプ11と燃料タン
ク20とを接続する低圧燃料通路で、上記高圧燃料通路
40と低圧燃料通路50とにより、ディリバリパイプ3
0と燃料タンク20とを接続する燃料通路を形成してい
る。なお、22は燃料タンク20内に収納された燃料で
ある。
【0004】高圧燃料供給装置10は、図8の断面図に
も示すように、高圧燃料ポンプ11と、この高圧燃料ポ
ンプ11の吸入口側に接続され低圧燃料通路50の一部
を構成する吸入通路12と、上記吸入通路12に配置さ
れたフィルタ13と、高圧燃料ポンプ11と上記フィル
タ13との間に設けられ金属ダイヤフラム14mを備え
た低圧脈動吸収装置14と、高圧燃料ポンプ11の吐出
口側に接続され高圧燃料通路40の一部を構成する吐出
通路15と、上記吐出通路15に設けられ金属ダイヤフ
ラム16mを備えたダイヤフラム式の高圧脈動吸収装置
16と、上記高圧脈動吸収装置16よりも下流側に配置
され高圧チェックバルブ17と、上記高圧チェックバル
ブ17よりも更に下流側に配置された高圧レギュレータ
18と、高圧燃料ポンプ11のドレン通路19と、上記
吸入通路12に戻される高圧レギュレータ18のドレン
通路18Dとを備えている。なお、60は上記高圧燃料
供給装置10のケーシング、101は燃料吸入口、10
2は燃料吐出口である。上記高圧燃料ポンプ11は、円
筒状のシリンダ111内に往復動可能に配設され、図示
しないエンジンの1/2の回転数で回転するカムにより
駆動されるプランジャ112により、燃料吸入口101
から上記吸入通路12を通ってプランジャ112上部の
燃料加圧室113に送り込まれた低圧の燃料を高圧に加
圧して上記吐出通路15に吐出するものである(図8参
照)。
【0005】燃料タンク20の内部に設けられた低圧燃
料ポンプ21の吸入側にはフィルタ23が設けられてい
る。また、低圧燃料ポンプ21の吐出側は高圧燃料供給
装置10の燃料吸入口101と低圧配管24により接続
されている。この低圧配管24には低圧チェックバルブ
25が設けられ、この低圧チェックバルブ25の下流側
にはフィルタ26が設けられている。27は上記フィル
タ26と高圧燃料供給装置10の燃料吸入口101の間
に設けられた低圧レギュレータ、28は上記低圧レギュ
レータの低圧燃料戻し配管である。また、29は高圧燃
料ポンプ11のドレン通路19と燃料タンク20とを接
続するドレン配管である。一方、高圧燃料供給装置10
の燃料吐出口102とディリバリパイプ30とは高圧配
管32により接続されている。
【0006】次に、上記燃料供給系統の動作について説
明する。低圧燃料ポンプ21は、フィルタ23を経由し
て燃料を吸入し低圧に加圧して吐出する。この低圧の燃
料は、低圧チェックバルブ25とフィルタ26とを順に
経由しつつ、低圧配管24により高圧燃料供給装置10
の燃料吸入口101から吸入通路12に送られる。この
とき、上記低圧配管24を流れる燃料の圧力が低圧レギ
ュレータ27に設定された低圧設定値を越えた場合に
は、低圧配管24内の燃料の一部が低圧燃料戻し配管2
8により上記低圧レギュレータ27を経由して燃料タン
ク20に戻されることにより、燃料タンク20から高圧
燃料供給装置10に送られる燃料の圧力が所定の低圧に
調整される。高圧燃料供給装置10に送られた燃料は、
吸入通路12において、フィルタ13と低圧脈動吸収装
置14とを順に経由して高圧燃料ポンプ11に吸入され
る。高圧燃料ポンプ11は、上記吸入した燃料を高圧に
加圧して吐出通路15から吐出するとともに、高圧燃料
ポンプ11のプランジャ112とシリンダ111との間
から漏れた燃料をドレン通路19に流出する。ドレン通
路19に流出した燃料はドレン配管29を経由して燃料
タンク20に戻される。一方、吐出通路15に送られた
燃料は、高圧脈動吸収装置16と高圧チェックバルブ1
7とを順に経由し、燃料吐出口102から高圧配管32
を通ってディリバリパイプ30に送られる。このとき、
吐出通路15を流れる燃料の圧力が高圧レギュレータ1
8に設定された高圧設定値を越えた場合には、上記吐出
通路15内の燃料の一部が上記高圧レギュレータ18を
経由して吸入通路12に戻されることにより、高圧燃料
供給装置10からディリバリパイプ30側に送られる燃
料の圧力が所定の高圧に調整される。この状態におい
て、エンジンの各気筒における燃料噴射時期に対応し
て、ディリバリパイプ30のインジェクタ31が高圧の
燃料を上記燃料噴射時期の気筒内に噴射する。
【0007】図9は、本発明のダイヤフラム装置を適用
して有用となる金属ダイヤフラム式脈動吸収装置1の詳
細を示す断面図である。この金属ダイヤフラム式脈動吸
収装置1は、高圧燃料供給装置10のケーシング60に
形成された収納凹部61に収容され、吐出通路15を通
過する高圧燃料の脈動を吸収する装置で、図6のケーシ
ング60に形成された吐出通路15の高圧脈動吸収装置
16と連動する通路15aを金属ダイヤフラム式脈動吸
収装置1側に形成するようにしたタイプの高圧脈動吸収
装置である。図9において、2は高圧容器の一方である
ケース、3は高圧容器の他方でプレートであって、ケー
シング60の収納凹部61の底部に収納される。4はケ
ース2と共働して第1高圧室5を形成するとともにプレ
ート3と共働して第2高圧室6を形成する可撓性の薄い
金属円板状のダイヤフラムで、上記ダイヤフラム4の周
縁部はケース2と保持部材であるプレート3との間に挟
持され、例えば電子ビーム溶接あるいはレーザ溶接等に
より密着溶接されてケース2とプレート3との間に封止
支持される。なお、7は溶接部である。8は金属ダイヤ
フラム式脈動吸収装置1を収容凹部61の底部に押圧固
着する環状の締結ねじで、ケーシング60のねじ部62
に螺合して金属ダイヤフラム式脈動吸収装置1をケーシ
ング60に装着する。なお、プレート3の外周面と収納
凹部61の内周面との嵌合面は、例えばオーリングのよ
うなシール部材63によりシールすることで、燃料漏れ
を防止している。ケーシング60には、高圧燃料ポンプ
11の吐出側に連結される第1通路部64と、高圧チェ
ックバルブ17側に連結される第2通路部65とが、収
納凹部61の底部に連通するように形成されている。ケ
ース2の下面(ダイヤフラム4側の面)には、ダイヤフ
ラム4の移動を規制する上方に窪む皿形の第1高圧室側
ストッパ部2Sが形成されている。一方、プレート3の
上面(ダイヤフラム4側の面)には、ダイヤフラム4の
移動を規制する下方に窪む皿形の第2高圧室側ストッパ
部3Sが形成され、更に、プレート3の下面(第1及び
第2通路部64,65側の面)には、上記第1及び第2
通路部64,65とに連通される連絡凹部3aが形成さ
れている。また、プレート3には、上記連絡凹部3aと
上記第2高圧室側ストッパ部3Sとに開口する複数の貫
通孔3bが形成され、連絡凹部3aと第2高圧室6とを
連通する燃料通路を形成している。第1高圧室5には、
図示しないガスが、ケース2に設けられたガス充填口部
9を介して充填され止め栓9aによって封止される。こ
の所定圧力は第1通路部64より連絡凹部3aを経由し
て第2通路部65に流れる高圧の燃料の脈動を吸収する
ために必要な圧力である。また、第2高圧室6には上記
高圧の燃料の一部が連絡凹部3aより貫通孔3cを経由
して満たされる。なお、8aは締結ねじ8を操作する工
具用孔である。
【0008】次に、上記構成の金属ダイヤフラム式脈動
吸収装置1の動作について説明する。第1高圧室5にガ
スが満たされ、第2高圧室6に燃料が満たされた状態に
おいて、エンジン駆動により図7の燃料供給系統が動作
を開始すると、矢印で示すように、高圧燃料ポンプ11
より吐出通路15に吐出された高圧の燃料が第1通路部
64より連絡凹部3aを経由して第2通路部65へと流
れる。この燃料に脈動が発生すると、第1高圧室5の内
部のガス圧とダイヤフラム4自身のばね力との総和によ
り、図10に示すように、ダイヤフラム4がケース2側
に撓んだりプレート3側に撓み、上記燃料の脈動を吸収
する。すなわち、作動時には、ダイヤフラム4は第1高
圧室側ストッパ部2Sと第2高圧室側ストッパ部3Sと
の間に形成された隙間を可動する。また、運転者が自動
車のキースイッチをオフ操作することにより、エンジン
が停止すると、上記矢印で示す燃料の流れが止まり、第
2高圧室6内の燃料の圧力が低下する。それに伴い、第
1高圧室5内部のガスの圧力が第2高圧室6の内部にお
ける燃料圧とダイヤフラム4自身のばね力との総和より
も低下することによりダイヤフラム4がプレート3側に
撓み、図10の破線でに示すように、最終的にはダイヤ
フラム4が第2高圧室側ストッパ部3Sに接触する。
【0009】金属ダイヤフラム式脈動吸収装置1に用い
られるダイヤフラム4は、上述したように、エンジンの
起動時や停止時には特に大きな変形をするので、ダイヤ
フラム4を構成する材料として、高い剛性を有しかつ耐
食性に優れたステンレス鋼のうち、特に延性を有するオ
ーステナイト系ステンレスを用いることにより、ダイヤ
フラム4の耐久性を向上させるようにしている。また、
上記ダイヤフラム4を挟持し、ダイヤフラム4とともに
溶接するケース2及びプレート3を構成する材料として
は、一般的に溶接性の良いといわれているオーステナイ
ト系ステンレスが用いられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このオ
ーステナイト系ステンレスは線膨張係数が大きいため、
溶接時の熱収縮による変形が大きく、そのため中に挟み
込まれているダイヤフラム4も変形してしまい、ダイヤ
フラム4の耐久性が低下してしまうという問題点があっ
た。また、ダイヤフラム4もオーステナイト系ステンレ
スであるため、ケース2やプレート3と線膨張係数がほ
ぼ等しい。したがって、図11に示すように、ダイヤフ
ラム4の変形は、挟み込み部材であるケース2やプレー
ト3の溶接時の熱収縮による変形と同等となり、ダイヤ
フラム4もケース2,プレート3と同様に変形する。こ
の変形により作動時ダイヤフラム4に局所的な応力集中
が起こりやすく、耐久性が低下するといった問題点があ
った。一方、ダイヤフラム4の耐久性を向上させるた
め、ダイヤフラム4を材料強度の高い析出硬化型ステン
レスで構成することも考えられるが、上記析出硬化型ス
テンレスは線膨張係数がオーステナイト系ステンレスの
線膨張係数よりも小さいので、図12に示すように、溶
接時の熱収縮はケース2やプレート3の挟み込み部材の
方が大きくなり、ダイヤフラム4が撓んでしまう。ダイ
ヤフラム4が撓むと、ケース2やプレート3と局所的に
接触し偏摩耗が生じることがあるので、かえってダイヤ
フラム4の耐久性が低下してしまうといった問題点があ
った。また、圧力センサ等に用いられるダイヤフラム装
置のように、ダイヤフラムの変形が大きくない場合で
も、ダイヤフラムの周縁部をケースに封止支持する際に
は、接合方法に関わらずダイヤフラムに対してある程度
の張力を作用させて接合しないとダイヤフラムが撓んで
しまい、圧力等に対する応答性あるいは線形性が低下す
るといった問題が発生する。
【0011】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、金属ダイヤフラムを挟み込む部材の溶接時の熱
収縮による変形を低減して金属ダイヤフラムの形状を安
定化し、ダイヤフラム装置の耐久性や応答性を向上させ
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダイヤ
フラム装置は、金属ダイヤフラムの周縁部を封止支持す
るケースを、金属ダイヤフラムを構成する材料の線膨張
係数よりも小さい線膨張係数を有する材料で構成し、上
記金属ダイヤフラムと上記ケースとを溶接により接合し
たものである。
【0013】請求項2に記載のダイヤフラム装置は、金
属ダイヤフラムの周縁部を挟持し封止支持するケースと
保持部材とを構成する部材の少なくとも一方または双方
を、金属ダイヤフラムを構成する材料の線膨張係数より
も小さい線膨張係数を有する材料で構成し、上記金属ダ
イヤフラムと上記ケース及び保持部材とを溶接により接
合したものである。
【0014】請求項3に記載のダイヤフラム装置は、金
属ダイヤフラムの周縁部を封止支持するケースの金属ダ
イヤフラムとの溶接箇所を、溶接部の組織がマルテンサ
イト組織を含むような材料で構成し、上記金属ダイヤフ
ラムと上記ケースとを溶接により接合したものである。
【0015】請求項4に記載のダイヤフラム装置は、金
属ダイヤフラムの周縁部を挟持し封止支持するケースと
保持部材とを構成する部材の少なくとも一方または双方
の金属ダイヤフラムとの溶接箇所を、溶接部の組織がマ
ルテンサイト組織を含むような材料で構成し、上記金属
ダイヤフラムと上記ケース及び保持部材とを溶接により
接合したものである。
【0016】請求項5に記載のダイヤフラム装置は、ケ
ースの金属ダイヤフラムとの溶接箇所あるいはケースと
保持部材とを構成する部材の少なくとも一方または双方
の金属ダイヤフラムとの溶接箇所を、溶接部の組成が3
5%以上で95%以下のマルテンサイト組織を含有する
ような材料で構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1(a)は、実施の形態1に係る金属
ダイヤフラム式脈動吸収装置1を示す断面図で、2はケ
ース、3はプレート、4は金属円板状のダイヤフラム、
5は第1高圧室、6は第2高圧室、7は溶接部である。
なお、金属ダイヤフラム式脈動吸収装置1を構成する要
素は上記図9と同じであるので説明を省略する。本実施
の形態1では、ダイヤフラム4を構成する材料を従来と
同じくオーステナイト系ステンレスとし、ケース2とプ
レート3を構成する材料をそれぞれマルテンサイト系ス
テンレスとし、上記ダイヤフラム4の周縁部をケース2
と保持部材であるプレート3との間に挟持して、例えば
電子ビーム溶接によりダイヤフラム4をケース2とプレ
ート3とに密着溶接した。なお、溶接時には、上記ダイ
ヤフラム4を構成するオーステナイト系ステンレスと、
ケース2とプレート3を構成するマルテンサイト系ステ
ンレスとがともに溶融して交じり合うが、溶融されるダ
イヤフラム4の体積はケース2やプレート3の挟み込み
部材の10%程度と少ないので、溶接部7の組成はほぼ
ケース2やプレート3を構成する材料によって決まる。
上記マルテンサイト系ステンレスは、溶接の冷却過程に
おいて体積膨張を伴う相変態(マルテンサイト変態)を
し、マルテンサイト組織を形成する材料であるため、こ
の体積膨張が溶接部7の熱収縮による体積減少を相殺す
る。したがって、挟み込み部材(ケース2とプレート
3)の溶接変形を低減することができ、ダイヤフラム4
の耐久性を向上させることができる。また、ケース2と
プレート3はダイヤフラム4よりは熱収縮量が少ないた
め、ダイヤフラム4をケース2とプレート3側からの引
っ張り応力を作用させた状態で固着することができるの
で、ダイヤフラム4の耐久性や応答性を向上させること
ができる。
【0018】図2は、溶接部7におけるマルテンサイト
組織の割合と、冷却過程における溶接部7の体積変化率
との関係を示す図で、上記体積変化率はマルテンサイト
組織が0%のときの体積変化率を−100とした時の相
対的な値を示す。マルテンサイト量が0%での体積変化
率は全て溶接時の熱収縮によるもので、負の値を示す。
マルテンサイト組織の割合が増加すると、マルテンサイ
ト変態による体積膨張により溶接部7の体積変化率は増
加し、マルテンサイト組織の割合が約56%では溶接時
の熱収縮と上記体積膨張とがほぼ等しくなる。マルテン
サイト組織の割合が更に増加すると、マルテンサイト変
態による体積膨張が大きくなるため、溶接部7の体積変
化率は正の値になる。
【0019】溶接部7におけるマルテンサイト組織の割
合を変化させる方法としては、例えばNi等の金属のフ
ィラワイヤを準備し、溶接時に上記フィラワイヤをケー
ス2,プレート3,ダイヤフラム4と同時に溶接する方
法がある。そのとき、上記フィラワイヤ量を調整するこ
とで、溶接部7のマルテンサイト組織の割合を適宜調整
することができる。また、図3に示すように、ケース2
とプレート3を構成する材料のいずれか一方をオーステ
ナイト系ステンレスとし、他方をマルテンサイト系ステ
ンレスとするとともに、照射する電子ビームの中心をケ
ース2とプレート3のいずれかの側にずらして溶接を行
うことにより、溶接部7のマルテンサイト組織の割合を
調整するようにしてもよい。あるいは、オーステナイト
系ステンレスで構成されたダイヤフラム4の周縁部の厚
さを変化させても、溶接部7のマルテンサイト組織の割
合を調整することができる。上記溶接部7の体積変化率
は、望ましくは0または正であればよいが、体積変化率
が負であっても、マルテンサイト組織が0%での体積変
化率の40%以下であれば実用上は十分とであるので、
マルテンサイト組織は35%以上とすることが望まし
い。また、マルテンサイト組成が95%を越えると、溶
接部7の延性が著しく低下して溶接割れが発生しやすく
成るので、マルテンサイト組織は95%以下とすること
が望ましい。
【0020】このように、本実施の形態1によれば、ダ
イヤフラム4を構成する材料をオーステナイト系ステン
レスとし、ケース2とプレート3を構成する材料をそれ
ぞれマルテンサイト系ステンレスとし、電子ビーム溶接
により上記ダイヤフラム4をケース2とプレート3とに
接合することにより、溶接部7の熱収縮による体積減少
をマルテンサイト変態による体積膨張によって相殺する
ようにしたので、ケース2とプレート3の溶接変形を低
減することができるとともに、ダイヤフラム4をケース
2とプレート3側からの引っ張り応力を作用させた状態
で固着することができるので、ダイヤフラム4の耐久性
や応答性を向上させることができ、耐久性に優れた金属
ダイヤフラム式脈動吸収装置1を得ることができる。
【0021】実施の形態2.上記実施の形態1では、ケ
ース2とプレート3を構成する材料をともにマルテンサ
イト系ステンレスとしたが、本実施の形態2は、図4に
示すように、ダイヤフラム4を構成する材料を従来と同
じくオーステナイト系ステンレスとし、ケース2とプレ
ート3を構成する材料をそれぞれ上記オーステナイト系
ステンレスの熱膨張係数よりも小さな熱膨張係数を有す
るフェライト系ステンレスとして、上記ダイヤフラム4
の周縁部をケース2とプレート3との間に挟持して、例
えば電子ビーム溶接によりダイヤフラム4をケース2と
プレート3とに密着溶接したものである。これにより、
溶接時の熱収縮による変形において、ダイヤフラム4が
ケース2とプレート3とに対して若干大きく収縮するた
め、溶接部7側からダイヤフラム4に引っ張り応力が働
き、ダイヤフラム4を撓まずに、逆に張力を加えて張る
ことができるので、ダイヤフラム4の応答性を向上させ
ることができる。また、上記従来例(図12)のように
ダイヤフラム4に撓みが生じた場合には、ダイヤフラム
4がケース2とプレート3とに局所的に接続し偏摩耗が
生じるが、本実施の形態2では逆に張ることで上記局所
的な接触を防止することができる。したがって、ダイヤ
フラム4の偏摩耗を低減することができ、耐久性に優れ
た金属ダイヤフラム式脈動吸収装置1を得ることができ
る。
【0022】なお、上記実施の形態1,2では、本発明
のダイヤフラム装置を高圧脈動吸収装置である金属ダイ
ヤフラム式脈動吸収装置1に適用した例について説明し
たが、他の構成の高圧脈動吸収装置16や低圧脈動吸収
装置14にも適用できるだけでなく、燃料以外の油圧や
空気などの流体の脈動を吸収する装置にも適用すること
ができることはいうまでもない。
【0023】実施の形態3.図5は、本発明のダイヤフ
ラム装置71を用いた圧力センサ70Aの構成を示す図
である。圧力センサ70は、ダイヤフラム装置71のケ
ーシング72に周縁部を封止支持された薄い金属円板状
のダイヤフラム73のケーシング72側の面73aに歪
みゲージ74の一端を貼り付け、ダイヤフラム73の上
記歪みゲージ74側とは反対側の面73bを測定すべき
気体または液体に接触させ、上記気体や液体の圧力に応
じた上記ダイヤフラム73の撓み量を上記歪みゲージ7
4で検出し、上記気体や液体の圧力値を検出するもので
ある。また、75Aはダイヤフラム73とケーシング7
2との溶接部、76は上記歪みゲージの出力電圧を増幅
する前置増幅回路を実装した回路基板、77は上記回路
基板76と図示しない圧力検出回路とを接続するケーブ
ル、78はケーブルホルダである。なお、ケーシング7
2内の上記歪みゲージ74を収納している空隙部72a
は、歪みゲージ74の検出特性を安定化するため真空に
保たれている。
【0024】本実施の形態3のダイヤフラム装置71
は、ダイヤフラム73を構成する材料をオーステナイト
系ステンレスとし、ケーシング72を構成する材料をマ
ルテンサイト系ステンレスとし、上記ダイヤフラム73
を上記ケーシング72に、レーザ溶接あるいは電子ビー
ム溶接により封止支持したものである。したがって、上
記実施の形態1と同様に、溶接部75Aがマルテンサイ
ト組織を多く含んだ金属組成となるため、溶接部75A
のマルテンサイト変態による体積膨張が熱収縮による体
積減少を相殺させ、ケーシング72の溶接変形を低減す
ることができ、ダイヤフラム73の耐久性を向上させる
ことができる。また、ダイヤフラム73をケーシング7
2側からの引っ張り応力を作用させた状態で固着できる
ので、ダイヤフラム73の応答性あるいは線形性を向上
させることができ、耐久性及び応答性に優れた圧力セン
サ70を得ることができる。
【0025】実施の形態4.また、図6に示すように、
ダイヤフラム73をケーシング72とリング79とで挟
み込んで溶接するタイプの圧力センサ70Bにおいて
も、ダイヤフラム73を構成する材料をオーステナイト
系ステンレスとし、ケーシング72を構成する材料とリ
ング79を構成する材料との少なくとも一方あるいは双
方をマルテンサイト系ステンレスとすることにより、そ
れらの溶接部75Bががマルテンサイト組織を多く含ん
だ金属組成とすることができる。したがって、溶接部7
5Bの熱収縮による体積減少をマルテンサイト変態によ
る体積膨張が熱収縮による体積減少により相殺させるこ
とができるので、溶接部75Bの溶接変形を低減するこ
とができ、ダイヤフラム73の耐久性を向上させること
ができる。
【0026】なお、上記実施の形態3,4においては、
ケーシング72あるいはリング79を構成する材料をマ
ルテンサイト系ステンレスとしたが、ケーシング72あ
るいはリング79を構成する材料を、オーステナイト系
ステンレスの熱膨張係数よりも小さな熱膨張係数を有す
るフェライト系ステンレスとしてもよい。これにより、
上記実施の形態2と同様に、溶接部75A,75B側か
らダイヤフラム73に引っ張り応力を作用させ、ダイヤ
フラム73に張力を加えて張ることができるので、ダイ
ヤフラム73の耐久性と応答性とを向上させることがで
きる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、金属ダイヤフラムの周縁部を封止支持す
るケースを、金属ダイヤフラムを構成する材料の線膨張
係数よりも小さい線膨張係数を有する材料で構成し、上
記金属ダイヤフラムと上記ケースとを溶接により接合す
ることにより、溶接時の熱収縮によってケースが金属ダ
イヤフラムを撓ませるのを防止することができるととも
に、金属ダイヤフラムに張力を作用させて接合すること
ができるので、金属ダイヤフラム形状を安定化すること
ができ、ダイヤフラム装置の耐久性や応答性を向上させ
ることができる。
【0028】請求項2に記載の発明によれば、金属ダイ
ヤフラムの周縁部を挟持し封止支持するケースと保持部
材とを構成する部材の少なくとも一方または双方を、金
属ダイヤフラムを構成する材料の線膨張係数よりも小さ
い線膨張係数を有する材料で構成し、上記金属ダイヤフ
ラムと上記ケース及び保持部材とを溶接により接合する
ことにより、溶接時の熱収縮による金属ダイヤフラムの
撓みを防止することができるとともに、金属ダイヤフラ
ムに張力を作用させて接合することができるので、金属
ダイヤフラム形状を安定化することができ、ダイヤフラ
ム装置の耐久性や応答性を向上させることができる。
【0029】請求項3に記載の発明によれば、金属ダイ
ヤフラムの周縁部を封止支持するケースの金属ダイヤフ
ラムとの溶接箇所を、溶接部の組織がマルテンサイト組
織を含むような材料で構成し、上記金属ダイヤフラムと
上記ケースとを溶接により接合して溶接部の体積変化を
相殺させるようにしたので、ケースの溶接変形を低減す
ることができ、金属ダイヤフラムの耐久性を向上させる
ことができる。
【0030】請求項4に記載の発明によれば、金属ダイ
ヤフラムの周縁部を挟持し封止支持するケースと保持部
材とを構成する部材の少なくとも一方または双方の金属
ダイヤフラムとの溶接箇所を、溶接部の組織がマルテン
サイト組織を含むような材料で構成し、上記金属ダイヤ
フラムと上記ケース及び保持部材とを溶接により接合し
て溶接部の体積変化を相殺させるようにしたので、ケー
ス及び保持部材の溶接変形を低減することができ、金属
ダイヤフラムの耐久性と応答性とを向上させることがで
きる。
【0031】請求項5に記載の発明によれば、ケースの
金属ダイヤフラムとの溶接箇所あるいはケースと保持部
材とを構成する部材の少なくとも一方または双方の金属
ダイヤフラムとの溶接箇所を、溶接部の組成が35%以
上で95%以下のマルテンサイト組織を含有するような
材料で構成したので、金属ダイヤフラムに適正な張力で
接合することができるとともに、ケースの溶接変形を確
実に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態1に係わるダイヤフラム装置を
用いた金属ダイヤフラム式脈動吸収装置の構成を示す図
である。
【図2】 マルテンサイト量と溶接部の体積変化の関係
を示す図である。
【図3】 金属ダイヤフラム式脈動吸収装置の溶接状態
を示す図である。
【図4】 本実施の形態2に係わるダイヤフラム装置を
用いた金属ダイヤフラム式脈動吸収装置の構成を示す図
である。
【図5】 本実施の形態3に係わるダイヤフラム装置を
用いた圧力センサの構成を示す図である。
【図6】 本実施の形態4に係わるダイヤフラム装置を
用いた圧力センサの構成を示す図である。
【図7】 本発明のダイヤフラム装置を適用できるダイ
ヤフラム式の高圧脈動吸収装置を備えた燃料供給系統を
示す図である。
【図8】 高圧燃料ポンプの断面図である。
【図9】 金属ダイヤフラム式脈動吸収装置の構成を示
す図である。
【図10】 金属ダイヤフラムの動作を説明するための
図である。
【図11】 従来のダイヤフラム装置の溶接状態を示す
図である。
【図12】 従来のダイヤフラム装置の溶接状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 金属ダイヤフラム式脈動吸収装置、2 ケース、2
S 第1高圧室側ストッパ部、3 プレート、3S 第
2高圧室側ストッパ部、3a 連絡凹部、3b 貫通
孔、4 ダイヤフラム、5 第1高圧室、6 第2高圧
室、7 溶接部、10 高圧燃料供給装置、11 高圧
燃料ポンプ、15 吐出通路、17 高圧チェックバル
ブ、30 ディリバリパイプ、31 インジェクタ、6
0 ケーシング、61 収納凹部、62 ねじ部、63
シール部材、64 第1通路部、65 第2通路部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 55/02 350 F02M 55/02 350E F16L 55/04 F16L 55/04 (72)発明者 栃山 繁信 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 有末 和広 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AD12 BA12 BA19 BA46 BA49 CA39T CB13T CD03 CD04 CD14 CE13 3H025 CA02 CB23 CB26 3J045 AA04 AA06 AA20 BA04 CA12 DA05 EA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ダイヤフラムの周縁部をケースに封
    止支持して成るダイヤフラム装置において、上記ケース
    を、金属ダイヤフラムを構成する材料の線膨張係数より
    も小さい線膨張係数を有する材料で構成し、上記金属ダ
    イヤフラムと上記ケースとを溶接により接合したことを
    特徴とするダイヤフラム装置。
  2. 【請求項2】 金属ダイヤフラムの周縁部をケースと保
    持部材とにより挟持しケースに封止支持して成るダイヤ
    フラム装置において、上記ケースまたは上記保持部材の
    少なくとも一方または双方を、金属ダイヤフラムを構成
    する材料の線膨張係数よりも小さい線膨張係数を有する
    材料で構成し、上記金属ダイヤフラムと上記ケース及び
    保持部材とを溶接により接合したことを特徴とするダイ
    ヤフラム装置。
  3. 【請求項3】 金属ダイヤフラムの周縁部をケースに封
    止支持して成るダイヤフラム装置において、上記ケース
    の金属ダイヤフラムとの溶接箇所を、溶接部の組織がマ
    ルテンサイト組織を含むような材料で構成し、上記金属
    ダイヤフラムと上記ケースとを溶接により接合したこと
    を特徴とするダイヤフラム装置。
  4. 【請求項4】 金属ダイヤフラムの周縁部をケースと保
    持部材とにより挟持しケースに封止支持して成るダイヤ
    フラム装置において、上記ケースまたは上記保持部材の
    少なくとも一方または双方の金属ダイヤフラムとの溶接
    箇所を、溶接部の組織がマルテンサイト組織を含むよう
    な材料で構成し、上記金属ダイヤフラムと上記ケース及
    び保持部材とを溶接により接合したことを特徴とするダ
    イヤフラム装置。
  5. 【請求項5】 溶接部は、35%以上で95%以下のマ
    ルテンサイト組織を含有することを特徴とする請求項3
    または請求項4記載のダイヤフラム装置。
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