JP2000266143A - チェーンテンショナー等のレバー - Google Patents

チェーンテンショナー等のレバー

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JP2000266143A
JP2000266143A JP11069885A JP6988599A JP2000266143A JP 2000266143 A JP2000266143 A JP 2000266143A JP 11069885 A JP11069885 A JP 11069885A JP 6988599 A JP6988599 A JP 6988599A JP 2000266143 A JP2000266143 A JP 2000266143A
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lever main
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Mitsuru Rokurogi
満 六郎木
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Daido Kogyo Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0863Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
    • F16H2007/0872Sliding members

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両スプロケットに巻き掛けられたチェーンを
押圧して適度な緊張を与えるテンショナーのレバーであ
って、組み立てが簡単であると共に、製作コストが安
く、更に軽量化と高剛性を兼ね備えたチェーンテンショ
ナーレバーの提供。 【解決手段】 レバーはアルミ合金のレバー本体1にゴ
ム製又はプラスチック製のシュー2を組み合わせて構成
したものであり、レバー本体1は押出し材を所定幅に輪
切りした部材を用い、シューを両側に突出したガイド片
13,13にて挟み込んでレバー本体1の外周に取着し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駆動軸と従動軸のス
プロケットに巻き掛けられたチェーンに、常時適度な緊
張力を与えるテンショナーレバーに関するものである。
ここで該レバーにはチェーンに接してガイドするレバ
ー、及び走行するチェーンに平行して配置されるダンパ
ー用レバーも対象とする。
【0002】
【従来の技術】図5は一般的なチェーン駆動装置を表し
ているが、チェーン(イ)は駆動軸(ロ)と従動軸(ハ)に取
着しているスプロケット(ニ)、(ホ)に巻き掛けられてお
り、該チェーン(イ)はテンショナーレバー(ヘ)によって
押圧されて適当な緊張力が常時作用している。従って、
両スプロケット(ニ)、(ホ)の回転と共に走行するチェー
ン(イ)の振動を抑制し、従動軸(ハ)ヘ時間の遅れを生じ
ることなく伝達される。また振動を抑制することでチェ
ーン(イ)に作用する衝撃力はなくなり、チェーン寿命を
向上させることが出来る。
【0003】ところで、テンショナーレバー(ヘ)はテン
ショナー(ト)によって押圧されて、チェーン(イ)に作用
しているが、このテンショナーレバー(ヘ)の形態には色
々あり、一般的には金属製のレバー本体にゴム製または
樹脂製のシューが接着されたり、シューがレバー本体と
一体的に成形されている。上記シューをレバー本体に接
着した場合には剥がれることもあり、またシューをレバ
ー本体と一体成形する場合には成形金型を必要とし、製
作コストは高くなる。
【0004】そこで別々に製作したレバー本体とシュー
を接着剤を用いることなく組み立て・固定したテンショ
ナーレバーが知られている。実公平7−36201号に
係る合成樹脂製シューを備えたチェーンガイドレールは
シューをシュー支持部材に着脱可能に取付けた構造とな
っている。すなわち、シュー支持部材のチェーン走行始
端部にシューに形成した端部フック片を係合し、またシ
ューに形成したL字状の側面係合片をシュー支持部材に
係合して取着している。
【0005】また特開平11−22790号に係る「テ
ンショナアームおよびチェーンガイド」はチェーンと接
触するプラスチック製のガイド部とその両側面に配置す
る鋼製プレートから成り、ガイド部とプレートは複数の
ピンにて連結されている。これら従来のテンショナーレ
バーは製作コストが高く、さらにレバー本体はアルミ合
金を用いたダイキャスト製である場合には重量も大きく
なる。一方構造が複雑化していることで全体の剛性が低
下し、振動並びに騒音発生の原因となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のテン
ショナーレバーには上記のごとき問題がある。本発明が
解決しようとする課題はこの問題点であり、組み立てが
簡単であると共に、製作コストが安く、さらに軽量化と
高剛性を兼ね備えたチェーンテンショナーレバー、チェ
ーンガイドレバー、およびチェーンダンパー用レバーを
提供する。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明のテンショナー等の
レバーはレバー本体とシューを組み合わせて構成してい
る。レバー本体は適度に湾曲した部材でアルミ合金の押
出し材が使用され、この押出し材を適当な幅で切断(輪
切り)して製作される。押出し材である為に適当な貫通
穴を有し、軽量化と高剛性の両立を実現したレバー本体
となり、切断される幅の大きさを定めることで、強度・
剛性並びに重量を調整することが出来る。
【0008】一方のシューはゴム製またはプラスチック
製の成形材であり、上記レバー本体の外周になじんで取
付けられる。取付け手段は特に限定しないが、両端を係
止すると共に、レバー本体から外れないようにガイド片
が形成される。さらにシューの外表面を走行するチェー
ンが横に逸れない様に、外表面にもガイドを備えてい
る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明のテンショナーレバーを示す分
解図であり、同図の1はレバー本体、2はシュー、3は
パットをそれぞれ表している。レバー本体1は所定の曲
率をもって弓型に湾曲した部材であって、軽量化の為の
穴4,4・・が貫通して設けられている。そして一方端
部には軸穴5が形成され、両端には細長い係止片6a,
6bが外周面7に沿って延びている。
【0010】レバー本体1の内側には溝8を有し、この
溝8にはパット3の脚9が嵌合して取付けられる。一方
のシュー2はレバー本体1と同じく所定の曲率で湾曲し
た弓型をなしたゴム製またはプラスチック製の成形部材
であり、両端にはU型をしたカギ10,11を有し、外
周面に沿ってガイド12a,12bが沿設されている。
また内側にはガイド片13,13・・が突出している。
【0011】ところで、図2はレバー本体1の材料とな
る押出し材14を表している。レバー本体1はこの押出
し材14を一定幅で切断したものであり、上記貫通穴
4,4・・、軸穴5および溝8は押出し成形と共に連続
して形成される。従来ではアルミダイキャストにより成
形される場合が多いが、ダイキャスト加工では本発明の
ような貫通穴4や貫通軸穴5を成形することは出来ず、
その分重量が嵩むことになっていたが、押出し材を輪切
りにした本発明のレバー本体は貫通穴を設けることが出
来る。
【0012】図3は本発明のレバー本体(a)と従来のダ
イキャスト加工したレバー本体(b)の縦断面を比較した
概略図である。ここで、縦寸法Hと横寸法Lを同じくし
た場合、ダイキャスト加工では貫通穴4を成形すること
が出来ないことからリブ15が中央に残される。そこ
で、貫通穴4を有す本発明のレバー本体ではその重量が
約20%削減される。一方、重量を同一にした場合の本
発明のレバー本体の断面二次モーメント、すなわち曲げ
剛性は非常に高くなる。
【0013】そして押出し材14は所定断面の長尺材で
あることから、輪切りされるレバー本体1の幅厚は自由
に調整でき、必要に応じて厚くしたり薄くしてその強度
並びに重量を定めることが出来る。勿論、外周面7に取
付けられるシュー2はレバー本体に嵌るサイズに成形す
る必要はあるが、同じシュー2を兼用する場合であれ
ば、両ガイド片13,13の内面に幅調整する為の板片
を固定することも可能である。
【0014】図4は本発明のテンショナーレバーを示し
ている実施例であり、レバー本体1にシュー2とパット
3を取着して構成している。シュー2はレバー本体の外
周面7に接し、両端に設けているカギ10,11はレバ
ー本体1の係止片6a,6bに係止し、そして両ガイド
片13,13によってレバー本体1の外周部を挟み込ん
だ状態で取付けられる。同図(b)にA―A断面拡大図を
示しているように、シュー2はレバー本体1に組み合わ
されて取着される。
【0015】該テンショナーレバーの使い方は前記図5
に示している通りであるが、軸穴5には支軸が嵌り、パ
ット3にはテンショナーヘッドが当接して押圧する。シ
ュー2の外周面に沿ってチェーンが走行し、該チェーン
に適度な緊張を付与することが出来る。以上述べたよう
に、本発明のテンショナー等のレバーはレバー本体の外
周にシューをなじませて取着したものであり、次のよう
な効果を得ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明のテンショナー等のレバーはレバ
ー本体とシューを組み合わせたものであり、そしてレバ
ー本体としてはアルミ合金の押出し材を適当な幅に輪切
りした部材が用いられる。押出し成形した部材である為
に製作は従来のダイキャスト加工に比較して安くなり、
また輪切りすることで貫通穴を備えることが出来る為に
軽量化される。そしてダイキャストでは加工され得る材
質が限定されるが、押出し材では高強度のアルミ合金材
が使用され、その結果、より高剛性のレバー本体とな
る。
【0017】そして押出し材である為に輪切りする幅は
適当に調整することが出来ることから、強度と軽量化を
念頭においた幅のレバー本体とすることが出来る。一
方、レバー本体の外周にシューを取り付けた簡単な構造
であることから、その構造上振動は少なく、騒音も小さ
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテンショナーレバーの分解図。
【図2】レバー本体となる押出し材。
【図3】本発明のレバー本体とダイキャストされたレバ
ー本体の断面。
【図4】本発明のテンショナーレバー。
【図5】従来のテンショナー装置。
【符号の説明】
1 レバー本体 2 シュー 3 パット 4 穴 5 軸穴 6 係止片 7 外周面 8 溝 9 脚 10 カギ 11 カギ 12 ガイド 13 ガイド片 14 押出し材 15 リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両スプロケットに巻き掛けられたチェー
    ンを押圧して適度な緊張を与えたり、上記チェーンに接
    してガイドしたり、また走行する上記チェーンと平行し
    て配置されるテンショナー等のレバーにおいて、レバー
    本体は所定形状の押出し材を所定幅に輪切りした部材が
    使用され、このレバー本体の外周にはゴム製またはプラ
    スチック製のシューを両側に突出したガイド片にて挟み
    込んで取り付けたことを特徴とするチェーンテンショナ
    ー等のレバー。
  2. 【請求項2】 上記レバー本体の両端には係止片を延長
    して設け、シューの両端に形成したカギを上記係止片に
    係止して取付けた請求項1記載のチェーンテンショナー
    等のレバー。
  3. 【請求項3】 レバー本体には貫通穴および貫通軸穴を
    設けた請求項1、または請求項2記載のチェーンテンシ
    ョナー等のレバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2007009587A1 (en) * 2005-07-20 2007-01-25 Dsm Ip Assets B.V. Guide for transmission device

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