JP2000266051A - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JP2000266051A
JP2000266051A JP11109917A JP10991799A JP2000266051A JP 2000266051 A JP2000266051 A JP 2000266051A JP 11109917 A JP11109917 A JP 11109917A JP 10991799 A JP10991799 A JP 10991799A JP 2000266051 A JP2000266051 A JP 2000266051A
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力 村上
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和英 渡辺
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嘉彦 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動エネルギーを効率的に電磁気的なエネル
ギーに変換して振動を減衰させると共に、減衰特性を変
化させることができるダンパ装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも磁石1の一方の極の磁極2か
ら出る磁束を、二つ以上のヨーク3a,3bに振り分け
る磁気回路を形成すると共に、該磁気回路の磁束に鎖交
するコイル4を周回し、振動の発生側に該磁極又は該ヨ
ークの何れかを直結し、該振動によって該空隙長が分岐
の方向によって差動的に変化することによって該磁束の
分岐に作動的な変化が生じるようにして、該ヨークおよ
び該磁極に周回された1個以上のコイル4に電気抵抗を
接続する、あるいはコイルの両端を短絡して回路の抵抗
値としてコイルの内部抵抗のみを利用する構造で、該磁
束の変化による誘導電流が電気回路に流れるようにし
て、コイルのインダクタンスLと回路全体の抵抗Rの比
である時定数を調整することにより減衰効果を調整する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダンパ装置に係り、
特に例えば回転機械の回転軸等の振動を、電磁力で受動
的に減衰させるための減衰機構(ダンパ)に関する。
【0002】
【従来の技術】振動のエネルギーを電磁気的なエネルギ
ーに変換して、振動を減衰させる装置として従来から例
えば渦電流ダンパが知られている。この渦電流ダンパ
は、振動エネルギーを渦電流という電気エネルギーに変
換し、渦電流が流れた場所での抵抗損失によるジュール
熱を発生させ、熱エネルギーに変換して振動を減衰させ
るものである。渦電流ダンパは、振動によって電気的導
体が磁束を切断して導体に起電力が発生し、その起電力
により渦電流が生じるものである。しかしながら一般に
渦電流ダンパでは、磁束の変化分を有効に電磁気的なエ
ネルギーに変換することが難しく、効率が低いものであ
った。又、例えば回転機械の回転軸の振動等の比較的周
波数成分の高い振動を減衰させるのには適していないも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に鑑みてなされたもので、振動エネルギーを効率的に電
磁気的なエネルギーに変換して振動を減衰させると共
に、減衰特性を変化させることができるダンパ装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のダンパ装置は、
少なくとも磁石の一方の極の磁極から出る磁束を、二つ
以上のヨーク入り口にそれらの数だけの、該磁極に面す
る空隙を介して分岐通過させ、該ヨーク出口からの磁束
を再び該磁石の他極に戻す磁気回路を形成すると共に、
該磁気回路の磁束に鎖交するコイルを周回し、該二つ以
上のヨークはすべて剛に機械的に接続され、該磁極と該
ヨーク入り口間の距離である該空隙の長さを他の手段で
弾性的に保持し、振動の発生側に該磁極又は該ヨークの
何れかを直結し、該振動によって該空隙長が分岐の方向
によって差動的に変化することによって該磁束の分岐に
作動的な変化が生じるようにして、該ヨークおよび該磁
極に周回された1個以上のコイルに電気抵抗を接続す
る、あるいはコイルの両端を短絡して回路の抵抗値とし
てコイルの内部抵抗のみを利用する構造で、該磁束の変
化による誘導電流が電気回路に流れるようにして、コイ
ルのインダクタンスと回路全体の抵抗の比である時定数
を調整することにより減衰効果を調整することができる
ことを特徴とする。
【0005】上述した本発明によれば、磁石の一方の極
の磁極からでる磁束を、二つ以上のヨーク入口に振り分
け、そのヨークを通過した磁束が再び磁石の他方の磁極
に戻るように構成したものである。そして、磁石又はヨ
ークの片方を固定し、他方を振動させることにより磁気
回路には当該振動数に対応して磁束の流れが変化する。
そして、磁極又はヨークにコイルを周回することで、磁
束の変化による誘導電流がコイルに流れる。従って、コ
イルを短絡するか、又はコイルに電気抵抗を接続する
か、或いはコイル自体を抵抗体とすることで、コイルに
流れる誘導電流を熱エネルギーに変換して消費すること
ができる。このようなダンパ装置によれば、コイルのイ
ンダクタンス成分と抵抗成分との比で時定数を調整する
ことができ、これにより減衰効果を調整することができ
る。そして、磁束が磁石の一方の磁極からでる磁束を二
つ以上のヨーク入口に振動に対応して振り分けられるの
で、磁束の変化分の全量を磁気回路で利用することがで
き、これにより磁束の変化分を有効に熱エネルギーに変
換させて振動を減衰させることができる。
【0006】又、前記ヨークおよび磁極に2個以上のコ
イルを周回し、それぞれの電気回路において、コイルの
インダクタンスと回路全体の抵抗値との比である時定数
が別々になるように調整することにより、より広い周波
数範囲にわたって減衰効果が得られることが好ましい。
【0007】又、前記ヨーク及び磁極に周回された1個
以上のコイルに接続する回路素子として抵抗に代わり、
あるいは抵抗と直列にコンデンサを接続し、電気回路の
共振周波数が、永久磁石の不安定剛性の影響を含めた制
振対象の共振周波数と一致するように、或いは必要な減
衰効果に応じて電気回路の共振周波数を調整することが
好ましい。
【0008】又、前記ヨークおよび磁極に周回された2
個以上のコイルに別々の静電容量を持つコンデンサを単
独で、或いはコンデンサと直列に接続した抵抗と共に接
続し、それぞれの電気回路の共振周波数を制振対象の別
々のモードの共振周波数と一致するように、あるいは必
要な減衰効果に応じてそれぞれの電気回路の共振周波数
を調整することが好ましい。
【0009】又、前記ヨークおよび磁極に周回された1
個以上のコイルとコンデンサ、或いはコイルとコンデン
サと抵抗からなる電気回路に更に共振回路を付加し、制
振対象の複数の振動モードを制振することができること
を特徴とする請求項3又は4に記載のダンパ装置が好ま
しい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図9を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の第1実施例のダンパ装置
を示す。永久磁石1のN極およびS極にはそれぞれ磁極
2が固定されている。そして、磁極2には、空隙を介し
てヨーク3a,3bがそれぞれ対向する位置に配置され
ている。ヨーク3a,3bはそれぞれ接続部6により剛
に機械的に固定されている。そして例えば磁石1および
磁極2を可動側とすると、ヨーク3a,3bは固定側で
あり、図中の矢印方向に振動する。尚、空隙には例えば
粘弾性体を充填して機械的なダンピングを行うと共に弾
性的に保持するようにしてもよい。従って、磁石1が矢
印方向に振動すると、磁気回路に磁束の変化分ΔΦが生
じる。尚、この磁束の変化分ΔΦは磁石1には流れず、
これにより振動による磁束の変化分を直接的にコイル4
における鎖交磁束として、コイルの電流に変換できる。
【0012】図2は、ヨークと磁極の空隙を保持する例
について示したものである。(a)は、機械的なばね2
0で支持する例であり、制振対象物が磁石1および磁極
2に固定されていて、ヨーク3a,3bが地上側に固定
されている場合である。(b)は、基礎32に機械的な
支持部31を介して制振対象物30が搭載されている。
そして制振対象物にはヨーク3a、3bが固定されてい
る。そして、磁石1および磁極2は基礎32側に固定さ
れている。(c)は、動吸振器のダンパとして使用した
例を示す。ヨーク3a,3bは制振対象物40に剛に支
持されている。そして磁石1および磁極2は制振対象物
40に柔に支持されており、ばねと付加質量とを有する
動吸振器として機能する。空隙を保持する手段として、
例えば電磁石の磁気吸引力を利用して保持してもよく、
又静電気力を用いてもよく、静圧又は動圧の流体力によ
り支持するようにしてもよい。
【0013】再び図1に戻り、ヨーク3a,3bにはコ
イル4が周回され、コイルの両端部にはインピーダンス
素子Zが接続される。コイルの両端部を短絡してインピ
ーダンス0としてもよく、又後述するように抵抗或いは
コンデンサ、更にインダクタとコンデンサとからなる共
振回路を接続するようにしてもよい。コイルの両端部を
短絡した場合には、ヨークの磁気回路にはインダクタン
スLを有するコイルのみが周回されていることになる。
【0014】図3は、ヨーク3aには、インダクタンス
のコイルが周回され、抵抗Rが接続されている。
同様に、ヨーク3bにはインダクタンスLのコイルが
周回され、抵抗Rが接続されている。従って、ヨーク
3aには、インダクタンスLと、抵抗Rとからなる
時定数L/Rを有し、ヨーク3bには、インダクタ
ンスLと、抵抗Rとからなる時定数L/Rを有
する。
【0015】コイルの巻数を調整する等によりインダク
タンスLの調整が可能であり、コイルの両端に接続する
抵抗Rと合わせて、コイルの時定数を任意に設定するこ
とが可能である。従って、コイルの時定数を調整するこ
とにより、減衰効果の周波数特性を調整することが可能
となり、これにより広い周波数範囲にわたって減衰効果
を発揮させることが可能となる。
【0016】尚、コイル4aのインダクタンスLと、
コイル4bのインダクタンスLとを等しくし、それぞ
れの抵抗R、Rとを等しい値としても勿論よい。
又、抵抗R又はRは、コイルそのものが有する抵抗
を利用して、別途の抵抗を接続することを省略するよう
にしてもよい。この場合は、コイルの外部端子は短絡す
ればよい。
【0017】図4は、本発明の第3実施例を示し、図3
における抵抗Rに変えてコンデンサCを接続した場合で
ある。例えばヨーク3aには、コンデンサCを接続
し、ヨーク3bには、コンデンサCを接続している。
これにより電気回路の共振周波数が、永久磁石の不安定
剛性の影響を含めた制振対象の共振周波数と一致するよ
うに、或いは必要な減衰効果に応じて電気回路の共振周
波数を調整することができる。即ち、例えば制振対象の
回転軸が磁気軸受等により支持されている場合には、こ
の不安定剛性の影響を含めて回転軸の振動を特に抑制し
たい周波数帯域がある。これらの帯域に合わせてインダ
クタンスLとキャパシタンスCの共振回路の共振周
波数ωとすることで、特にその周波数帯域の振動の抑
制が可能である。
【0018】図4は、ヨーク3aと3bとで、それぞれ
のコイルのインダクタンスをLとLとし、コンデン
サのキャパシタンスをCとCとして、それぞれを接
続した場合を示す。このように接続することで、それぞ
れの共振周波数は、 ω=(L−1/2 ω=(L −1/2 となる。これにより電気回路の共振周波数をそれぞれ別
の周波数とすることができる。これにより制振対象の別
々のモードの共振周波数と一致するように、制振対象に
応じてそれぞれの電気回路の共振周波数を調整すること
ができる。
【0019】図5は本発明の第4実施例を示し、図4に
示す回路に更に他の共振周波数の共振回路を付加したも
のである。これにより制振対象の複数の振動モードに対
応した減衰効果を与えることができる。
【0020】図6は、振動減衰効果ついての実験装置例
を示す。例えばステンレス材からなる板50の一端を固
定し、他端を自由端とし、その自由端に上記ダンパ装置
を固定する。この実験装置の場合には、永久磁石側1,
2を固定し、ヨーク側3a、3bを可動側とする。そし
て、ヨーク側には図示はしないがコイルおよび抵抗の電
気回路等が固定されている。
【0021】図7は、ダンパなしの場合とダンパを配置
した場合との比較を示す。ダンパ無しの場合を点線Aで
示し、コイルをオープン状態とした場合のダンパを配置
した場合の特性例をダンパ有りとして、実線Bで示す。
ここで、ダンパなしとは永久磁石および磁極を配置しな
かった場合である。この場合には、図示するように80
Hz以上の固有振動数で高い振幅の振動が観察される。
そして、永久磁石および磁極を挿入すると、磁石の負剛
性の為、全体の剛性が弱くなる。従って固有振動数は低
くなり、伝達関数の低周波数成分の大きさは大きくなる
傾向にある。
【0022】図8は、コイルに抵抗を接続するか又はコ
イル端を短絡した場合である。線Bは、図7と同様で1
00ターンのコイル端をオープンとした場合である。線
Cはコイル端に10Ωの抵抗を接続したものであり、固
有振動数の振幅がやや低くなっていることが解る。線D
は、コイル端に抵抗1Ωを接続したものであり、固有振
動数のピークが更に低くなっていることが解る。線E
は、コイル端を短絡したものであり、固有振動数のピー
クが更に低くなる。この場合のそれぞれの時定数は、 T=8.9x10−5、 T=5.8x10−4、 T=1.5x10−3、 である。
【0023】図9は、線Eがコイルの巻き数が上述と同
様100ターンであり、その両端を短絡したものである
のに対して、線Fはコイルの巻き数を50ターンとし
て、その両端を短絡したものである。これにより時定数
は T=1.5x10−3 から T=7.8x10−4 に変化し、固有振動の振動数がやや低下し、そのピーク
がやや増大していることが解る。尚、上記実施例は、ヨ
ーク3a,3bに磁束を振り分ける例について説明した
が、2以上の磁極に振り分けるようにしても勿論よい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
束振り分け効果を利用したダンパ装置で、磁気回路にコ
イルを配置し、このコイルの電気回路特性を変化させる
ことで、ダンピングの特性を変化させることができる。
従って、制振対象に合わせて回路定数を変更すること
で、好適な制振特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のダンパ装置の概略構成を
示す図である。
【図2】ダンパ装置の配置例を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例のダンパ装置の概略構成を
示す図である。
【図4】本発明の第3実施例のダンパ装置を示す図であ
る。
【図5】本発明の第4実施例のダンパ装置の概略構成を
示す図である。
【図6】実験装置の構成例を示す図である。
【図7】ダンパ装置の有無による比較例を示す図であ
る。
【図8】コイル端に接続する抵抗の有無および大きさに
よる比較例を示す図である。
【図9】コイルのターン数による比較例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 永久磁石 2 磁極 3a,3b ヨーク 4a,4b コイル 6 接続部
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和英 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 安藤 嘉彦 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 佐藤 一樹 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3J048 AC07 CB24 3J102 AA01 BA03 BA17 CA02 DB37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも磁石の一方の極の磁極から出
    る磁束を、二つ以上のヨーク入り口にそれらの数だけ
    の、該磁極に面する空隙を介して分岐通過させ、該ヨー
    ク出口からの磁束を再び該磁石の他極に戻す磁気回路を
    形成すると共に、該磁気回路の磁束に鎖交するコイルを
    周回し、該二つ以上のヨークはすべて剛に機械的に接続
    され、該磁極と該ヨーク入り口間の距離である該空隙の
    長さを他の手段で弾性的に保持し、振動の発生側に該磁
    極又は該ヨークの何れかを直結し、 該振動によって該空隙長が分岐の方向によって差動的に
    変化することによって該磁束の分岐に作動的な変化が生
    じるようにして、該ヨークおよび該磁極に周回された1
    個以上のコイルに電気抵抗を接続する、あるいはコイル
    の両端を短絡して回路の抵抗値としてコイルの内部抵抗
    のみを利用する構造で、該磁束の変化による誘導電流が
    電気回路に流れるようにして、コイルのインダクタンス
    と回路全体の抵抗の比である時定数を調整することによ
    り減衰効果を調整することができることを特徴とするダ
    ンパ装置。
  2. 【請求項2】 前記ヨークおよび磁極に2個以上のコイ
    ルを周回し、それぞれの電気回路において、コイルのイ
    ンダクタンスと回路全体の抵抗値との比である時定数が
    別々になるように調整することにより、より広い周波数
    範囲にわたって減衰効果が得られることを特徴とする請
    求項1に記載のダンパ装置。
  3. 【請求項3】 前記ヨーク及び磁極に周回された1個以
    上のコイルに接続する回路素子として抵抗に代わり、あ
    るいは抵抗と直列にコンデンサを接続し、電気回路の共
    振周波数が、永久磁石の不安定剛性の影響を含めた制振
    対象の共振周波数と一致するように、或いは必要な減衰
    効果に応じて電気回路の共振周波数を調整することを特
    徴とする請求項1に記載のダンパ装置。
  4. 【請求項4】 前記ヨークおよび磁極に周回された2個
    以上のコイルに別々の静電容量を持つコンデンサを単独
    で、或いはコンデンサと直列に接続した抵抗と共に接続
    し、それぞれの電気回路の共振周波数を制振対象の別々
    のモードの共振周波数と一致するように、あるいは必要
    な減衰効果に応じてそれぞれの電気回路の共振周波数を
    調整することを特徴とする請求項1に記載のダンパ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ヨークおよび磁極に周回された1個
    以上のコイルとコンデンサ、或いはコイルとコンデンサ
    と抵抗からなる電気回路に更に共振回路を付加し、制振
    対象の複数の振動モードを制振することができることを
    特徴とする請求項3又は4に記載のダンパ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006117867A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Nhk Spring Co., Ltd. 磁気駆動アクチュエータ
JP2007040975A (ja) * 2005-07-01 2007-02-15 Honda Motor Co Ltd 電磁アクチュエータのエアギャップ推定装置
JP2009257486A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Shimizu Corp 応答制御システム
WO2015099308A1 (ko) * 2013-12-23 2015-07-02 한국항공우주연구원 자석을 이용한 진동저감장치
CN108019452A (zh) * 2017-12-29 2018-05-11 浙江理工大学 一种半主动可控刚度非线性电磁隔振器

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