JP2000265786A - コンクリート覆工型枠におけるずり出しコンベア支持方法およびその装置 - Google Patents
コンクリート覆工型枠におけるずり出しコンベア支持方法およびその装置Info
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- JP2000265786A JP2000265786A JP11067912A JP6791299A JP2000265786A JP 2000265786 A JP2000265786 A JP 2000265786A JP 11067912 A JP11067912 A JP 11067912A JP 6791299 A JP6791299 A JP 6791299A JP 2000265786 A JP2000265786 A JP 2000265786A
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- tunnel
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ずり出しコンベアを型枠内に容易、かつ確実に
支持し、型枠の移動を行う。 【解決手段】トンネル12内に型枠16を使用して覆工
用のコンクリート14を打設する工程において、トンネ
ル12内に予め止着、配設されたずり出しコンベア22
を、トンネル内壁面52との止着を解除し、型枠16内
の支持梁24上に移載、支持させ、型枠通過後、ずり出
しコンベア22をトンネル内壁面52に覆工したコンク
リート覆工面54に止着させる。
支持し、型枠の移動を行う。 【解決手段】トンネル12内に型枠16を使用して覆工
用のコンクリート14を打設する工程において、トンネ
ル12内に予め止着、配設されたずり出しコンベア22
を、トンネル内壁面52との止着を解除し、型枠16内
の支持梁24上に移載、支持させ、型枠通過後、ずり出
しコンベア22をトンネル内壁面52に覆工したコンク
リート覆工面54に止着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル内に覆工
用のコンクリート、例えば二次覆工用のコンクリートを
打設する型枠において、トンネル掘削時に発生した土砂
を搬出するずり出しコンベアを支持する方法およびその
装置に関するものである。なお、本明細書中、「打設」
とは、養生硬化させていない泥状のコンクリートを型枠
とトンネル内壁面との間に充填させることをいう。
用のコンクリート、例えば二次覆工用のコンクリートを
打設する型枠において、トンネル掘削時に発生した土砂
を搬出するずり出しコンベアを支持する方法およびその
装置に関するものである。なお、本明細書中、「打設」
とは、養生硬化させていない泥状のコンクリートを型枠
とトンネル内壁面との間に充填させることをいう。
【0002】
【従来の技術】元来、トンネルの構築は、岩盤を掘削機
により掘削した後、掘削されたトンネル内壁面へ一次お
よび二次覆工用のコンクリートを、移動式の型枠を介し
て打設し、打設コンクリートを養生硬化させることによ
り行われていた。
により掘削した後、掘削されたトンネル内壁面へ一次お
よび二次覆工用のコンクリートを、移動式の型枠を介し
て打設し、打設コンクリートを養生硬化させることによ
り行われていた。
【0003】掘削機により掘削された土砂は随時トンネ
ル掘削側からトンネル坑口側へ、パワーショベル、ブル
ドーザー等の重機を介してダンプに移載して搬出してい
た。
ル掘削側からトンネル坑口側へ、パワーショベル、ブル
ドーザー等の重機を介してダンプに移載して搬出してい
た。
【0004】この際、重機は複数台使用することが常で
あり、このため重機から排出される排気ガスが狭いトン
ネル内に充満し、作業環境が極めて良くなかった。
あり、このため重機から排出される排気ガスが狭いトン
ネル内に充満し、作業環境が極めて良くなかった。
【0005】このため、作業環境を改善するため、トン
ネル掘削側からトンネル坑口側へ土砂を搬出するための
ずり出しコンベアを配設させ、トンネル掘削側からトン
ネル坑口側へ土砂を搬出することも行われていた。
ネル掘削側からトンネル坑口側へ土砂を搬出するための
ずり出しコンベアを配設させ、トンネル掘削側からトン
ネル坑口側へ土砂を搬出することも行われていた。
【0006】このずり出しコンベアを使用する場合、ト
ンネル掘削側においてはトンネル内壁面にずり出しコン
ベアを止着させ(図10参照)、型枠によりコンクリー
ト覆工されたコンクリート覆工面にずり出しコンベアを
止着させ(図4参照)、また型枠内においては、ずり出
しコンベアを通過させる必要があり、このため、型枠前
後部分ではずり出しコンベアのトンネル内壁面およびコ
ンクリート覆工面との止着を解除し、このずり出しコン
ベアを、型枠内に連結設置させた支持台上に、給電線、
給水管、排水管等と共に移載、支持させて型枠内を通過
させていた。
ンネル掘削側においてはトンネル内壁面にずり出しコン
ベアを止着させ(図10参照)、型枠によりコンクリー
ト覆工されたコンクリート覆工面にずり出しコンベアを
止着させ(図4参照)、また型枠内においては、ずり出
しコンベアを通過させる必要があり、このため、型枠前
後部分ではずり出しコンベアのトンネル内壁面およびコ
ンクリート覆工面との止着を解除し、このずり出しコン
ベアを、型枠内に連結設置させた支持台上に、給電線、
給水管、排水管等と共に移載、支持させて型枠内を通過
させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、トンネル内の作
業環境を改善するためにずり出しコンベアを採用してト
ンネル掘削時に発生する土砂を搬出する場合、コンクリ
ート覆工を行うための型枠の移動毎に、型枠内に支持台
を連結設置するため、この支持台の連結、設置作業およ
びトンネル構築後の支持台撤去作業はその都度作業員の
人手により行わなければならず、作業能率が良くないこ
とが問題となっていた。
業環境を改善するためにずり出しコンベアを採用してト
ンネル掘削時に発生する土砂を搬出する場合、コンクリ
ート覆工を行うための型枠の移動毎に、型枠内に支持台
を連結設置するため、この支持台の連結、設置作業およ
びトンネル構築後の支持台撤去作業はその都度作業員の
人手により行わなければならず、作業能率が良くないこ
とが問題となっていた。
【0008】また、トンネル構築中、ずり出しコンベア
を給電線、給水管、排水管等と共に支持する支持台は随
時連結設置されるため、この支持台がトンネル坑内また
は型枠内の作業スペースを狭くし、作業スペースを広く
確保できないことが問題となっていた。
を給電線、給水管、排水管等と共に支持する支持台は随
時連結設置されるため、この支持台がトンネル坑内また
は型枠内の作業スペースを狭くし、作業スペースを広く
確保できないことが問題となっていた。
【0009】本発明は、このような欠点に鑑み、ずり出
しコンベアを型枠内に容易、かつ確実に支持し、型枠の
移動を行うことができるコンクリート覆工型枠における
ずり出しコンベア支持方法および装置を提供することを
目的とするものである。
しコンベアを型枠内に容易、かつ確実に支持し、型枠の
移動を行うことができるコンクリート覆工型枠における
ずり出しコンベア支持方法および装置を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、トンネル内に
型枠を使用して覆工用のコンクリートを打設する工程に
おいて、トンネル掘削側からトンネル坑口側へ掘削した
土砂を搬出するために、トンネル内に予め止着、配設さ
れたずり出しコンベアを、トンネル内壁面との止着を解
除し、型枠内に配設された支持梁上に移載、支持させ、
型枠通過後、ずり出しコンベアをトンネル内壁面に覆工
したコンクリート覆工面に止着させることを特徴とする
もの、またはずり出しコンベアを、トンネル内壁面との
止着を解除し、折り畳み自在の支持脚上に支持させると
共に、型枠移動時に型枠の支持梁内に支持脚を折り畳
み、収納し、型枠通過後、支持脚を展開させ、この支持
脚にずり出しコンベアを再び支持させることを特徴とす
るもの、または支持梁を型枠に対して移動自在とし、ず
り出しコンベアの配設位置に対応させて確実に支持する
ことを特徴とするもの、または支持梁上部を防護カバー
により被覆し、この防護カバー内にずり出しコンベアを
支持することを特徴とするものである。
型枠を使用して覆工用のコンクリートを打設する工程に
おいて、トンネル掘削側からトンネル坑口側へ掘削した
土砂を搬出するために、トンネル内に予め止着、配設さ
れたずり出しコンベアを、トンネル内壁面との止着を解
除し、型枠内に配設された支持梁上に移載、支持させ、
型枠通過後、ずり出しコンベアをトンネル内壁面に覆工
したコンクリート覆工面に止着させることを特徴とする
もの、またはずり出しコンベアを、トンネル内壁面との
止着を解除し、折り畳み自在の支持脚上に支持させると
共に、型枠移動時に型枠の支持梁内に支持脚を折り畳
み、収納し、型枠通過後、支持脚を展開させ、この支持
脚にずり出しコンベアを再び支持させることを特徴とす
るもの、または支持梁を型枠に対して移動自在とし、ず
り出しコンベアの配設位置に対応させて確実に支持する
ことを特徴とするもの、または支持梁上部を防護カバー
により被覆し、この防護カバー内にずり出しコンベアを
支持することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るコンクリート覆工型
枠におけるずり出しコンベア支持装置は、トンネル12
内に二次覆工用のコンクリート14を打設するための移
動式の型枠16に装着されるものである。
枠におけるずり出しコンベア支持装置は、トンネル12
内に二次覆工用のコンクリート14を打設するための移
動式の型枠16に装着されるものである。
【0012】本発明で使用する型枠16は、上円部分1
8および下円部分20がそれぞれ折り畳み搬送可能なも
のである。
8および下円部分20がそれぞれ折り畳み搬送可能なも
のである。
【0013】本発明に係るずり出しコンベア支持装置
は、トンネル掘削側(図1、図3において右側)からト
ンネル坑口側(図1、図3において左側)へ掘削した土
砂を搬出するずり出しコンベア22を支持するためのも
のであり、図1〜図10に示すように、以下の構成から
なるものである。
は、トンネル掘削側(図1、図3において右側)からト
ンネル坑口側(図1、図3において左側)へ掘削した土
砂を搬出するずり出しコンベア22を支持するためのも
のであり、図1〜図10に示すように、以下の構成から
なるものである。
【0014】型枠16内部に、型枠16の長さ方向に沿
わせて支持梁24が配設されている。
わせて支持梁24が配設されている。
【0015】本例において、支持梁24は、後述の支持
脚42を折り畳み、収納するため、二段構造とし、上段
梁部26に所定間隔を隔てて上段支持ローラー28を配
設させ、下段梁部30に上段梁部26の各支持ローラー
28のほぼ中央に位置するように下段支持ローラー32
を配設させ、上下段支持ローラー28,32間に支持脚
42を折り畳み収納できる構造としてあり、また型枠1
6の側部に配設された受材34上に、トンネル12に配
設されたずり出しコンベア22の上下方向の高さ誤差を
吸収、またはずり出しコンベア22の振動を吸収するた
めのダンパー36、および左右方向(図2および図7に
おいて左右方向)の位置を調整するための伸縮シリンダ
ー38を介して、支持固定されている。
脚42を折り畳み、収納するため、二段構造とし、上段
梁部26に所定間隔を隔てて上段支持ローラー28を配
設させ、下段梁部30に上段梁部26の各支持ローラー
28のほぼ中央に位置するように下段支持ローラー32
を配設させ、上下段支持ローラー28,32間に支持脚
42を折り畳み収納できる構造としてあり、また型枠1
6の側部に配設された受材34上に、トンネル12に配
設されたずり出しコンベア22の上下方向の高さ誤差を
吸収、またはずり出しコンベア22の振動を吸収するた
めのダンパー36、および左右方向(図2および図7に
おいて左右方向)の位置を調整するための伸縮シリンダ
ー38を介して、支持固定されている。
【0016】また、支持梁24上部に防護カバー40を
被設させ、型枠16内での作業の安全性を確保してあ
る。
被設させ、型枠16内での作業の安全性を確保してあ
る。
【0017】また、ずり出しコンベア22を支持する支
持脚42は、上部がずり出しコンベア22に回動自在に
枢着可能で、内部にスクリュージャッキ44が内装され
ている。
持脚42は、上部がずり出しコンベア22に回動自在に
枢着可能で、内部にスクリュージャッキ44が内装され
ている。
【0018】なお、図中46はガントリー、48はレー
ル、50は駆動部、52は掘削されたトンネル内壁面、
54はコンクリート覆工面、56はずり出しコンベアの
止着部材、58は支持梁24の先端に配設された支持脚
42を回動収納させるための収納アーム、60は支持梁
24の後端に配設された支持脚42を回動排出させるた
めの排出アームを示す。
ル、50は駆動部、52は掘削されたトンネル内壁面、
54はコンクリート覆工面、56はずり出しコンベアの
止着部材、58は支持梁24の先端に配設された支持脚
42を回動収納させるための収納アーム、60は支持梁
24の後端に配設された支持脚42を回動排出させるた
めの排出アームを示す。
【0019】トンネル12内に予め止着、配設されたず
り出しコンベア22を本装置を使用して型枠16内にて
支持する方法を以下に詳述する。
り出しコンベア22を本装置を使用して型枠16内にて
支持する方法を以下に詳述する。
【0020】まず、型枠16の前方のトンネル掘削側の
トンネル内壁面52に止着されているずり出しコンベア
22の下部に、支持脚42の上部を枢着させ、支持脚4
2内部のスクリュージャッキ44を伸長させ、ずり出し
コンベア22をトンネル床面上に確実に支持させた後、
ずり出しコンベア22とトンネル内壁面52との止着を
解除する。
トンネル内壁面52に止着されているずり出しコンベア
22の下部に、支持脚42の上部を枢着させ、支持脚4
2内部のスクリュージャッキ44を伸長させ、ずり出し
コンベア22をトンネル床面上に確実に支持させた後、
ずり出しコンベア22とトンネル内壁面52との止着を
解除する。
【0021】次に、型枠16を前方(トンネル掘削側)
に移動させると共に、型枠16と当接する支持脚42の
スクリュージャッキ44を縮短させ、この支持脚42を
回動(折り畳み)可能とする。
に移動させると共に、型枠16と当接する支持脚42の
スクリュージャッキ44を縮短させ、この支持脚42を
回動(折り畳み)可能とする。
【0022】この際、型枠16内の支持梁24の先端の
収納アーム58が支持脚42に当接し、支持脚42を折
り畳むと共に、支持梁24の上段梁部28と下段梁部3
0の上下段支持ローラー28,32間に支持脚42が収
納される。
収納アーム58が支持脚42に当接し、支持脚42を折
り畳むと共に、支持梁24の上段梁部28と下段梁部3
0の上下段支持ローラー28,32間に支持脚42が収
納される。
【0023】次に、型枠16をコンクリート覆工する位
置まで移動させることにより、順次型枠16と当接する
支持脚42を支持梁24内に収納する。
置まで移動させることにより、順次型枠16と当接する
支持脚42を支持梁24内に収納する。
【0024】また、ずり出しコンベア22はトンネルの
湾曲、直線形状等に沿わせて予め止着、配設されてお
り、型枠16内通過時に型枠16の支持梁24上に合致
しない場合には、支持梁24を受材34に対してダンパ
ー36および伸縮シリンダー38により移動させること
により、ずり出しコンベア22を確実に支持することが
できる。
湾曲、直線形状等に沿わせて予め止着、配設されてお
り、型枠16内通過時に型枠16の支持梁24上に合致
しない場合には、支持梁24を受材34に対してダンパ
ー36および伸縮シリンダー38により移動させること
により、ずり出しコンベア22を確実に支持することが
できる。
【0025】また、支持梁24の上部は防護カバー40
により被覆されているため、ずり出しコンベア22はこ
の防護カバー40により被覆された状態となり、ずり出
しコンベア22上を搬出される土砂の粉塵が飛散するの
を防止することができと共に、型枠16内の作業員に接
触することがなくなり、型枠16内での作業に何ら支障
をきたすことがなく、作業環境を良くすることができ
る。
により被覆されているため、ずり出しコンベア22はこ
の防護カバー40により被覆された状態となり、ずり出
しコンベア22上を搬出される土砂の粉塵が飛散するの
を防止することができと共に、型枠16内の作業員に接
触することがなくなり、型枠16内での作業に何ら支障
をきたすことがなく、作業環境を良くすることができ
る。
【0026】次に、型枠16とトンネル内壁面52との
間にコンクリート14を打設後、養生硬化させる。
間にコンクリート14を打設後、養生硬化させる。
【0027】次に、型枠16を脱型し、再び型枠16を
次工程位置である前方(トンネル掘削側)へ移動させ
る。
次工程位置である前方(トンネル掘削側)へ移動させ
る。
【0028】この際、前記同様、順次型枠16と当接す
る支持脚42を支持梁24内に収納すると同時に、型枠
16後方から支持梁24の後端の排出アーム60を介し
て収納されている支持脚42を順次排出する。
る支持脚42を支持梁24内に収納すると同時に、型枠
16後方から支持梁24の後端の排出アーム60を介し
て収納されている支持脚42を順次排出する。
【0029】次に、型枠16の後方で排出された支持脚
42を支持脚42内部のスクリュージャッキ44を伸長
させ、型枠16を通過したずり出しコンベア22をトン
ネル床面上に確実に支持させる。
42を支持脚42内部のスクリュージャッキ44を伸長
させ、型枠16を通過したずり出しコンベア22をトン
ネル床面上に確実に支持させる。
【0030】次に、型枠16の後方で支持脚42により
支持されたずり出しコンベア22を、型枠16によりコ
ンクリート覆工させたコンクリート覆工面54に止着部
材56を介して止着させると共に、支持脚42のスクリ
ュージャッキ44を縮短させ、支持脚42をずり出しコ
ンベア22から取り外し、型枠16前方のずり出しコン
ベア22の支持に供し、または次回使用に備え保管す
る。
支持されたずり出しコンベア22を、型枠16によりコ
ンクリート覆工させたコンクリート覆工面54に止着部
材56を介して止着させると共に、支持脚42のスクリ
ュージャッキ44を縮短させ、支持脚42をずり出しコ
ンベア22から取り外し、型枠16前方のずり出しコン
ベア22の支持に供し、または次回使用に備え保管す
る。
【0031】前記工程を繰り返し行うことにより、トン
ネル12内に予め配設されたずり出しコンベア22を支
持させながら型枠16の移動を行い、トンネル内壁面5
2にコンクリート打設を行う。
ネル12内に予め配設されたずり出しコンベア22を支
持させながら型枠16の移動を行い、トンネル内壁面5
2にコンクリート打設を行う。
【0032】また、図11に本装置の別の例が示してあ
る。
る。
【0033】本例の装置は、支持脚42を使用すること
なく、型枠16に配設させた支持梁24のみにより型枠
16内にてずり出しコンベア22を支持する装置であ
り、支持梁24を一段構造とし、支持梁24の適所にず
り出しコンベア22を移動自在に支持する支持ローラ6
2を装着させたものであり、他の構造は前例と同様であ
るため、詳細は省略する。
なく、型枠16に配設させた支持梁24のみにより型枠
16内にてずり出しコンベア22を支持する装置であ
り、支持梁24を一段構造とし、支持梁24の適所にず
り出しコンベア22を移動自在に支持する支持ローラ6
2を装着させたものであり、他の構造は前例と同様であ
るため、詳細は省略する。
【0034】本例の装置を使用して型枠16内にてずり
出しコンベア22を支持する方法を以下に詳述する。
出しコンベア22を支持する方法を以下に詳述する。
【0035】まず、型枠16の前方のトンネル掘削側の
トンネル内壁面52に止着されているずり出しコンベア
22の止着を解除する。
トンネル内壁面52に止着されているずり出しコンベア
22の止着を解除する。
【0036】次に、型枠16を前方に移動させると共
に、トンネル内壁面52との止着を解除したずり出しコ
ンベア22を、型枠16の支持梁24上に移載、支持す
る。
に、トンネル内壁面52との止着を解除したずり出しコ
ンベア22を、型枠16の支持梁24上に移載、支持す
る。
【0037】この際、ずり出しコンベア22はトンネル
の湾曲、直線形状等に沿わせて予め止着、配設されてお
り、型枠16内通過時に型枠16の支持梁24上に合致
しない場合には、支持梁24を受材34に対してダンパ
ー36および伸縮シリンダー38により移動させ、ずり
出しコンベア22を確実に支持させる。
の湾曲、直線形状等に沿わせて予め止着、配設されてお
り、型枠16内通過時に型枠16の支持梁24上に合致
しない場合には、支持梁24を受材34に対してダンパ
ー36および伸縮シリンダー38により移動させ、ずり
出しコンベア22を確実に支持させる。
【0038】また、支持梁24の上部は防護カバー40
により被覆されているため、ずり出しコンベア22はこ
の防護カバー40により被覆された状態となり、型枠1
6内での作業に何ら支障をきたすことがなく、作業環境
を良くすることができる。
により被覆されているため、ずり出しコンベア22はこ
の防護カバー40により被覆された状態となり、型枠1
6内での作業に何ら支障をきたすことがなく、作業環境
を良くすることができる。
【0039】次に、型枠16とトンネル内壁面52との
間にコンクリート14を打設後、養生硬化させる。
間にコンクリート14を打設後、養生硬化させる。
【0040】次に、型枠16を脱型し、再び型枠16を
次工程位置である前方へ移動させる。
次工程位置である前方へ移動させる。
【0041】この際、前記同様、ずり出しコンベア22
とトンネル内壁面52との止着を解除し、このずり出し
コンベア22を順次型枠16の支持梁24上に移載、支
持すると同時に、型枠16を通過したずり出しコンベア
22を、型枠16によりコンクリート覆工させたコンク
リート覆工面54に止着部材56を介して止着させる。
とトンネル内壁面52との止着を解除し、このずり出し
コンベア22を順次型枠16の支持梁24上に移載、支
持すると同時に、型枠16を通過したずり出しコンベア
22を、型枠16によりコンクリート覆工させたコンク
リート覆工面54に止着部材56を介して止着させる。
【0042】前記工程を繰り返し行うことにより、トン
ネル12内に予め配設されたずり出しコンベア22を支
持させながら型枠16の移動を行い、トンネル内壁面5
2にコンクリート打設を行う。
ネル12内に予め配設されたずり出しコンベア22を支
持させながら型枠16の移動を行い、トンネル内壁面5
2にコンクリート打設を行う。
【0043】なお、図1〜図10に示す例において、支
持脚42はずり出しコンベア22に対して回動させるこ
とにより折り畳み自在とした構造であるが、多関節構
造、テレスコープ、アンテナ等のような伸縮構造、等を
採用することにより折り畳み自在とすることは自由であ
る。
持脚42はずり出しコンベア22に対して回動させるこ
とにより折り畳み自在とした構造であるが、多関節構
造、テレスコープ、アンテナ等のような伸縮構造、等を
採用することにより折り畳み自在とすることは自由であ
る。
【0044】また、両例において、支持梁24は受材3
4上に移動自在に配設させたものであるが、支持梁24
を直接型枠16内に移動自在に配設させることにより受
材34を省略することができる。
4上に移動自在に配設させたものであるが、支持梁24
を直接型枠16内に移動自在に配設させることにより受
材34を省略することができる。
【0045】また、支持梁24を移動自在とすることに
より、ずり出しコンベア22の配設位置に確実に対応さ
せることができるが、ずり出しコンベア22が直線上に
配設されている場合には支持梁24を受材34または型
枠16に対して移動自在とする必要はない。
より、ずり出しコンベア22の配設位置に確実に対応さ
せることができるが、ずり出しコンベア22が直線上に
配設されている場合には支持梁24を受材34または型
枠16に対して移動自在とする必要はない。
【0046】また、支持梁24の上部を防護カバー40
により被覆させてあるが、型枠16内での作業安全性を
考慮しなければ、防護カバー40は省略できる。
により被覆させてあるが、型枠16内での作業安全性を
考慮しなければ、防護カバー40は省略できる。
【0047】また、本例は略半円径のトンネルのコンク
リート覆工型枠におけるものあるが、円形のトンネル、
例えば海中トンネル、下水道等のコンクリート覆工時に
も利用できる。
リート覆工型枠におけるものあるが、円形のトンネル、
例えば海中トンネル、下水道等のコンクリート覆工時に
も利用できる。
【0048】また、型枠16は折り畳み自在のものであ
るが、必ずしも折り畳み自在のものに限定されることは
ない。
るが、必ずしも折り畳み自在のものに限定されることは
ない。
【0049】
【発明の効果】本発明に係るコンクリート覆工型枠にお
けるずり出しコンベア支持方法および装置によれば、ず
り出しコンベアを、トンネル内壁面との止着を解除し、
型枠内の支持梁上に移載、支持させ、型枠通過後、ずり
出しコンベアをトンネル内壁面に覆工したコンクリート
覆工面に止着させるか、あるいは折り畳み自在の支持脚
によりずり出しコンベアを支持させた後、型枠通過時に
支持脚を折り畳み、収納させながらずり出しコンベアを
支持梁上に支持させるため、ずり出しコンベアの支持が
極めて容易であると共に、型枠内の作業スペースを広く
確保することができ、作業性が良く、また重機等を使用
することがなく、作業環境を悪化させる恐れが全くな
い。
けるずり出しコンベア支持方法および装置によれば、ず
り出しコンベアを、トンネル内壁面との止着を解除し、
型枠内の支持梁上に移載、支持させ、型枠通過後、ずり
出しコンベアをトンネル内壁面に覆工したコンクリート
覆工面に止着させるか、あるいは折り畳み自在の支持脚
によりずり出しコンベアを支持させた後、型枠通過時に
支持脚を折り畳み、収納させながらずり出しコンベアを
支持梁上に支持させるため、ずり出しコンベアの支持が
極めて容易であると共に、型枠内の作業スペースを広く
確保することができ、作業性が良く、また重機等を使用
することがなく、作業環境を悪化させる恐れが全くな
い。
【0050】また、型枠内の支持梁を移動自在とするこ
とにより、トンネル内に止着、配設させたずり出しコン
ベアの配設位置に対応させて支持梁を移動させることが
でき、ずり出しコンベアをより確実に支持することがで
きる。
とにより、トンネル内に止着、配設させたずり出しコン
ベアの配設位置に対応させて支持梁を移動させることが
でき、ずり出しコンベアをより確実に支持することがで
きる。
【0051】また、支持梁上部を防護カバーにより被覆
させることにより、ずり出しコンベアがこの防護カバー
内に位置するため、ずり出しコンベア上を搬出される土
砂の粉塵が飛散するのを防止することができると共に、
型枠内の作業員に接触することがなくなり、型枠内の作
業の支障となることがなく、作業安全性を向上させるこ
とができる。
させることにより、ずり出しコンベアがこの防護カバー
内に位置するため、ずり出しコンベア上を搬出される土
砂の粉塵が飛散するのを防止することができると共に、
型枠内の作業員に接触することがなくなり、型枠内の作
業の支障となることがなく、作業安全性を向上させるこ
とができる。
【図1】本発明に係るコンクリート覆工型枠におけるず
り出しコンベア支持装置の側面図。
り出しコンベア支持装置の側面図。
【図2】同、正面図。
【図3】同、使用状態を示す側面図。
【図4】図3のA−A線要部拡大正面図。
【図5】図3のB−B線要部拡大正面図。
【図6】図3のC−C線要部拡大正面図。
【図7】図3のD−D線要部拡大正面図。
【図8】図3のE−E線要部拡大正面図。
【図9】図3のF−F線要部拡大正面図。
【図10】図3のG−G線要部拡大正面図。
【図11】別の例を示す要部拡大正面図。
12 トンネル 14 コンクリート 16 型枠 22 ずり出しコンベア 24 支持梁 36 ダンパー 38 伸縮シリンダー 40 防護カバー 42 支持脚 52 トンネル内壁面 54 コンクリート覆工面 56 止着部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森永 隆之 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 三浦 康文 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 北川 勉 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内 (72)発明者 相崎 毅 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内 Fターム(参考) 2D054 DA02 2D055 CA03 DA08 GA01
Claims (8)
- 【請求項1】 トンネル(12)内に型枠(16)を使用して覆
工用のコンクリート(14)を打設する工程において、トン
ネル掘削側からトンネル坑口側へ掘削した土砂を搬出す
るために、トンネル(12)内に予め止着、配設されたずり
出しコンベア(22)を、トンネル内壁面(52)との止着を解
除し、型枠(16)内に配設された支持梁(24)上に移載、支
持させ、型枠通過後、ずり出しコンベア(22)をトンネル
内壁面(52)に覆工したコンクリート覆工面(54)に止着さ
せることを特徴とするコンクリート覆工型枠におけるず
り出しコンベア支持方法。 - 【請求項2】 トンネル(12)内に型枠(16)を使用して覆
工用のコンクリート(14)を打設する工程において、トン
ネル掘削側からトンネル坑口側へ掘削した土砂を搬出す
るために、トンネル(12)内に予め止着、配設されたずり
出しコンベア(22)を、トンネル内壁面(52)との止着を解
除し、折り畳み自在の支持脚(42)上に支持させると共
に、型枠移動時に型枠(16)内に配設された支持梁(42)内
に支持脚(42)を折り畳み、収納し、型枠通過後、支持脚
(42)を展開させ、この支持脚(42)によりずり出しコンベ
ア(22)を再び支持させることを特徴とするコンクリート
覆工型枠におけるずり出しコンベア支持方法。 - 【請求項3】 支持梁(24)を型枠(16)に対して移動自在
とし、ずり出しコンベア(22)の配設位置に対応させて確
実に支持することを特徴とする請求項1または請求項2
記載のコンクリート覆工型枠におけるずり出しコンベア
支持方法。 - 【請求項4】 支持梁(24)上部を防護カバー(40)により
被覆し、この防護カバー(40)内にずり出しコンベア(22)
を支持することを特徴とする請求項1、請求項2または
請求項3記載のコンクリート覆工型枠におけるずり出し
コンベア支持方法。 - 【請求項5】 トンネル(12)内に型枠(16)を使用して覆
工用のコンクリート(14)を打設する装置において、トン
ネル掘削側からトンネル坑口側へ掘削した土砂を搬出す
るために、トンネル(12)内に予め止着、配設されたずり
出しコンベア(22)に対応する位置の型枠(16)内に支持梁
(24)を配設させてなり、トンネル内壁面(52)との止着を
解除し、型枠(16)内に配設された支持梁(24)上に移載、
支持させ、型枠通過後、ずり出しコンベア(22)をトンネ
ル内壁面(52)に覆工したコンクリート覆工面(54)に止着
させることを特徴とするコンクリート覆工型枠における
ずり出しコンベア支持装置。 - 【請求項6】 トンネル(12)内に型枠(16)を使用して覆
工用のコンクリート(14)を打設する装置において、トン
ネル掘削側からトンネル坑口側へ掘削した土砂を搬出す
るために、トンネル(12)内に予め止着、配設されたずり
出しコンベア(22)を支持するための折り畳み自在の支持
脚(42)を折り畳み収納すると共に、ずり出しコンベア(2
2)を支持するための支持梁(24)を型枠(16)内に配設させ
てなり、ずり出しコンベア(22)を、トンネル内壁面(52)
との止着を解除し、支持脚(42)上に支持させると共に、
型枠移動時に型枠(16)の支持梁(24)内に支持脚(42)を折
り畳み収納し、型枠通過後、支持脚(42)を展開させ、こ
の支持脚(42)によりずり出しコンベア(22)を再び支持さ
せることを特徴とするコンクリート覆工型枠におけるず
り出しコンベア支持装置。 - 【請求項7】 支持梁(24)を型枠(16)に対して移動自在
とし、ずり出しコンベア(22)の配設位置に対応させて確
実に支持することを特徴とする請求項5または請求項6
記載のコンクリート覆工型枠におけるずり出しコンベア
支持装置。 - 【請求項8】 支持梁(24)上部を防護カバー(40)により
被覆し、この防護カバー(40)内にずり出しコンベア(22)
を支持することを特徴とする請求項5、請求項6または
請求項7記載のコンクリート覆工型枠におけるずり出し
コンベア支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11067912A JP2000265786A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | コンクリート覆工型枠におけるずり出しコンベア支持方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11067912A JP2000265786A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | コンクリート覆工型枠におけるずり出しコンベア支持方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000265786A true JP2000265786A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13358601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11067912A Pending JP2000265786A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | コンクリート覆工型枠におけるずり出しコンベア支持方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000265786A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237926A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | 株式会社大林組 | トンネル工事用ベルトコンベア架台およびトンネル施工方法 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11067912A patent/JP2000265786A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237926A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | 株式会社大林組 | トンネル工事用ベルトコンベア架台およびトンネル施工方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060302 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071211 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080520 |