JP2000265463A - アース棒の打設銛 - Google Patents
アース棒の打設銛Info
- Publication number
- JP2000265463A JP2000265463A JP11070856A JP7085699A JP2000265463A JP 2000265463 A JP2000265463 A JP 2000265463A JP 11070856 A JP11070856 A JP 11070856A JP 7085699 A JP7085699 A JP 7085699A JP 2000265463 A JP2000265463 A JP 2000265463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harpoon
- driving
- earth rod
- rod
- ground rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アース棒の継手突起の先端が打設銛に衝突しな
いようにするとともに、低コストの材質とする。 【解決手段】打設銛1のアース棒3の嵌合穴の形状を2
段とし、アース棒3の継手突起31が打設銛に直接接触
しない形状とし、打撃力がアース棒の肩部32から打設
銛1の嵌合穴の段部23に伝達されるようにした。ま
た、打設銛1を鋳物製としてコストを低減し、障害物等
で所定の深さにアースを打設できない時には、打設銛を
地中に残してアース棒を引上げ、新しい打設銛を使用し
て異なる場所に打設してもコスト的に引き合うようにし
た。
いようにするとともに、低コストの材質とする。 【解決手段】打設銛1のアース棒3の嵌合穴の形状を2
段とし、アース棒3の継手突起31が打設銛に直接接触
しない形状とし、打撃力がアース棒の肩部32から打設
銛1の嵌合穴の段部23に伝達されるようにした。ま
た、打設銛1を鋳物製としてコストを低減し、障害物等
で所定の深さにアースを打設できない時には、打設銛を
地中に残してアース棒を引上げ、新しい打設銛を使用し
て異なる場所に打設してもコスト的に引き合うようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中にアース棒を
設置する際にアース棒の先端に装着する打設銛に関す
る。
設置する際にアース棒の先端に装着する打設銛に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アースに要求される接地抵抗は、電力や
通信などの業種によって異なるが、概ね100オーム以
下である。しかし、打設場所によってはアース棒を深く
打設しないと、要求される接地抵抗を満足できない場合
があり、アース棒を所要数継ぎ足して打設している。さ
らに、地中の石などの障害物によってアース棒を必要深
さに打設できない場合があり、これを解決するためにア
ース棒の先端に取り付ける図2に示すようなコーン型の
打設銛が提案されている。
通信などの業種によって異なるが、概ね100オーム以
下である。しかし、打設場所によってはアース棒を深く
打設しないと、要求される接地抵抗を満足できない場合
があり、アース棒を所要数継ぎ足して打設している。さ
らに、地中の石などの障害物によってアース棒を必要深
さに打設できない場合があり、これを解決するためにア
ース棒の先端に取り付ける図2に示すようなコーン型の
打設銛が提案されている。
【0003】従来の打設銛1は図2に示すように、焼入
れした炭素鋼からなる先端部15とアース棒の嵌合穴2
を形成した鋼製の取付け部から構成されている。先端部
15は突起16が形成されており、この突起16を取付
け部の穴に嵌合して両者は一体化されている。さらに、
アース棒3を取付け部の嵌合穴2に嵌合して一体化して
いる。アース棒3の先端には連結のための継手突起31
が設けてあり、打設銛が地中の障害物にあたり、沈下し
なくなると、アース棒3が打設銛の嵌合穴2に更に深く
食い込んでいき、継手用突起31が圧壊して打設銛に付
着してしまい、引き抜くことが不可能となる場合があっ
た。
れした炭素鋼からなる先端部15とアース棒の嵌合穴2
を形成した鋼製の取付け部から構成されている。先端部
15は突起16が形成されており、この突起16を取付
け部の穴に嵌合して両者は一体化されている。さらに、
アース棒3を取付け部の嵌合穴2に嵌合して一体化して
いる。アース棒3の先端には連結のための継手突起31
が設けてあり、打設銛が地中の障害物にあたり、沈下し
なくなると、アース棒3が打設銛の嵌合穴2に更に深く
食い込んでいき、継手用突起31が圧壊して打設銛に付
着してしまい、引き抜くことが不可能となる場合があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、アース棒を打
設銛1に圧入せずに緩い嵌合状態とし、アース棒3の継
手突起31の先端が打設銛1に衝突して食い込まないよ
うにするとともに、低コストの材料で製造することが本
発明の課題である。
設銛1に圧入せずに緩い嵌合状態とし、アース棒3の継
手突起31の先端が打設銛1に衝突して食い込まないよ
うにするとともに、低コストの材料で製造することが本
発明の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、打設銛1のアース棒3の嵌合穴2の形状をアース
棒の先端形状に合わせて2段とし、アース棒の継手突起
31が打設銛1に直接接触しない形状とし、さらに、打
撃力がアース棒の継手突起31の肩部から打設銛1の穴
の段部23に伝達されるようにした。また、打設銛1を
鋳物製としてコストを低減し、障害物等で所定の深さに
アースを打設できない時には、打設銛を地中に残してア
ース棒を引上げ、新しい打設銛を使用して異なる場所に
打設してもコスト的に引き合うようにした。
めに、打設銛1のアース棒3の嵌合穴2の形状をアース
棒の先端形状に合わせて2段とし、アース棒の継手突起
31が打設銛1に直接接触しない形状とし、さらに、打
撃力がアース棒の継手突起31の肩部から打設銛1の穴
の段部23に伝達されるようにした。また、打設銛1を
鋳物製としてコストを低減し、障害物等で所定の深さに
アースを打設できない時には、打設銛を地中に残してア
ース棒を引上げ、新しい打設銛を使用して異なる場所に
打設してもコスト的に引き合うようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】実施例1 図1に示すように、打設銛1の外観形状は従来のものと
同じであり、コーン型の本体の上部にあるアース棒の嵌
合穴2は第1穴21と第2穴22のように2段に形成さ
れており、段部23が設けられている。
同じであり、コーン型の本体の上部にあるアース棒の嵌
合穴2は第1穴21と第2穴22のように2段に形成さ
れており、段部23が設けられている。
【0007】そして、この打設銛1は鋳物製であり、従
来の機械加工で製作されたものに比較して低コストで大
量に製造でき、所定深度まで打設できない場合でも打設
銛を地中に残置してアース棒3のみを引抜き、再度別地
点に新たに打ち直してもコスト的に引き合うようになっ
た。
来の機械加工で製作されたものに比較して低コストで大
量に製造でき、所定深度まで打設できない場合でも打設
銛を地中に残置してアース棒3のみを引抜き、再度別地
点に新たに打ち直してもコスト的に引き合うようになっ
た。
【0008】この打設銛1の嵌合穴2の第1穴21にア
ース棒3が緩く嵌合され、アース棒3の継手突起31
は、第2穴22に受容され、アース棒の肩部32が挿入
穴23の段部に当るようにセットされる。
ース棒3が緩く嵌合され、アース棒3の継手突起31
は、第2穴22に受容され、アース棒の肩部32が挿入
穴23の段部に当るようにセットされる。
【0009】アース棒3の頭部を電動ハンマードリルな
どの打撃具によって打撃すると、打撃力はアース棒3の
肩部32から打設銛1に伝えられる。したがって、地中
の障害物に打設銛があたり、打撃力が過大になってもア
ース棒の継手突起31には打撃力が伝達されず、圧壊の
心配が無い。
どの打撃具によって打撃すると、打撃力はアース棒3の
肩部32から打設銛1に伝えられる。したがって、地中
の障害物に打設銛があたり、打撃力が過大になってもア
ース棒の継手突起31には打撃力が伝達されず、圧壊の
心配が無い。
【0010】
【発明の効果】本発明は、打設銛のアース棒の嵌合穴が
2段に形成されており、アース棒の肩部から嵌合穴の段
部に打撃力が伝達されるので、過大な打撃力が作用して
も継手突起が圧壊することが無い。また、アース棒が打
設銛の嵌合穴に緩く嵌合してあるので、アース棒を引上
げると、地中の打設銛からアース棒を抜きだすことがで
き、回収して再使用することができる。また、打設銛が
鋳物製であるので低コストであり、地中に残置してアー
ス棒を再使用することがコスト的に可能となった。
2段に形成されており、アース棒の肩部から嵌合穴の段
部に打撃力が伝達されるので、過大な打撃力が作用して
も継手突起が圧壊することが無い。また、アース棒が打
設銛の嵌合穴に緩く嵌合してあるので、アース棒を引上
げると、地中の打設銛からアース棒を抜きだすことがで
き、回収して再使用することができる。また、打設銛が
鋳物製であるので低コストであり、地中に残置してアー
ス棒を再使用することがコスト的に可能となった。
【図1】本発明の打設銛の正面図。
【図2】従来の打設銛の正面図。
1 打設銛 2 嵌合穴 23 段部 3 アース棒 31 継手突起 32 肩部
Claims (2)
- 【請求項1】コーン型のアース棒の打設銛であって、上
部にアース棒を緩く嵌合する穴が設けてあり、この穴の
底部にアース棒の継手突起を受容する穴が設けてある打
設銛。 - 【請求項2】請求項1において、鋳物で製造された打設
銛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11070856A JP2000265463A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | アース棒の打設銛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11070856A JP2000265463A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | アース棒の打設銛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000265463A true JP2000265463A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13443637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11070856A Pending JP2000265463A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | アース棒の打設銛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000265463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006200916A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 被覆燃料粒子製造設備 |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP11070856A patent/JP2000265463A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006200916A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 被覆燃料粒子製造設備 |
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