JP2000264848A - 頻尿・尿失禁治療組成物 - Google Patents

頻尿・尿失禁治療組成物

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JP2000264848A
JP2000264848A JP2000006127A JP2000006127A JP2000264848A JP 2000264848 A JP2000264848 A JP 2000264848A JP 2000006127 A JP2000006127 A JP 2000006127A JP 2000006127 A JP2000006127 A JP 2000006127A JP 2000264848 A JP2000264848 A JP 2000264848A
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acid
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compound
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Tadatoshi Hashimoto
忠俊 橋本
Izumi Kamo
泉 加茂
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】頻尿・尿失禁の予防・治療組成物の提供。 【解決手段】GABA取り込み阻害物質を含有してなる
頻尿・尿失禁の予防・治療組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GABA取り込み
阻害物質を含有してなる頻尿・尿失禁の予防・治療組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】γ−アミノ酪酸(GABA)は、哺乳動
物の小脳、脊髄後角、黒質、海馬などに多く存在する抑
制性神経伝達物質であり、中枢神経では主として抑制性
ニューロンの神経終末で、主としてグルタミン酸からグ
ルタミン酸デカルボキシラーゼの作用を受けて生合成さ
れる。GABAは刺激に応じてシナプス前部より放出さ
れ、一部はシナプス前部へ再び取り込まれ、アミノ酪酸
アミノトランスフェラーゼなどによりコハク酸に変換さ
れる。神経系におけるGABAの役割は、シナプス後膜
のCl-またはK+に対する透過性を増大し過分極を発生
させて、抑制機能を発揮することにある(生化学辞典第
3版、1998年、東京化学同人)。このGABAの取
り込みを阻害する物質は、不安、てんかん等の治療薬
(USP4,383,999)や鎮咳薬(WO97/4
3902)として有用であることが知られている。DK
9800727には、GABA取り込み阻害物質である
チアガビンまたはその薬理学的に享受できる塩が失禁の
治療に有用であることが記載されている。しかしなが
ら、チアガビンまたはその薬理学的に享受できる塩が尿
失禁に対して優れた治療効果があることは記載されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有用かつ優
れた頻尿・尿失禁の予防・治療組成物を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意研究を重ねた結果、不安、てんかん等の治療
薬や鎮咳薬として知られているGABA取り込み阻害物
質が、予想外にも頻尿または尿失禁の予防・治療組成物
として有効であることを見出し、本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明は、(1)GABA取り込み阻
害物質を含有してなる頻尿・尿失禁の予防・治療組成
物、(2)GABA取り込み阻害物質が 1)式
【化19】 で表わされる1−(2−((ジフェニルメチレン)アミ
ノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
−3−ピリジンカルボン酸またはその塩、 2)式
【化20】 で示される(R)−1−(4,4−ジフェニル−3−ブ
テニル)−3−ピペリジンカルボン酸またはその塩、 3)式
【化21】 〔式中、R1およびR2は同一または異なって各々フラニ
ル、チエニル、ピリジルまたはピロリルを示し、これら
は1ないし3個のハロゲンまたは低級アルキルで置換さ
れていてもよく、R3は3−カルボキシピペリジン−1
−イル、3−カルボキシ−1,2,5,6−テトラヒド
ロピリド−1−イルまたは3−カルボキシメチルピロリ
ジン−1−イルを示す〕で表わされる化合物またはその
塩、 4)式
【化22】 で表わされる1,2,5,6−テトラヒドロニコチン酸
またはその塩、 5)N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニル)−3−
ピロリジン酢酸またはその塩、 6)3−ピペリジンカルボン酸またはその塩、 7)1,2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカル
ボン酸またはその塩、 8)N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニル)−1,
2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカルボン酸ま
たはその塩、 9)シス−4−ヒドロキシ−3−ピペリジンカルボン酸
またはその塩、 10)式
【化23】 で表わされる6−(トリフルオロメトキシ)−2−ベン
ゾチアゾール−アミンまたはその塩、または 11)式
【化24】 123 X COOC25 H Cl N COOC25 H H N H H Cl CH H H OCH3 CH H OCH3 H CH で表わされる化合物またはその塩である第1項記載の組
成物、(3)頻尿の予防・治療組成物である第1項記載
の組成物、(4)GABA取り込み阻害物質が 1)式
【化25】 で表わされる1−(2−((ジフェニルメチレン)アミ
ノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
−3−ピリジンカルボン酸またはその塩酸塩、 2)式
【化26】 で表わされる(R)−1−(4,4−ジフェニル−3−
ブテニル)−3−ピペリジンカルボン酸またはその塩酸
塩、または 3)式
【化27】 で表わされる(R)−1−[4,4−ビス(3−メチル
−2−チエニル)−3−ブテニル]−3−ピペリジンカ
ルボン酸またはその塩酸塩である第3項記載の組成物、
(5)尿失禁の予防・治療組成物である第1項記載の組
成物、(6)硫黄原子を含まないGABA取り込み阻害
物質を含有してなる尿失禁の予防・治療組成物、(7)
GABA取り込み阻害物質が 1)式
【化28】 で表わされる1−(2−((ジフェニルメチレン)アミ
ノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
−3−ピリジンカルボン酸またはその塩、 2)式
【化29】 で示される(R)−1−(4,4−ジフェニル−3−ブ
テニル)−3−ピペリジンカルボン酸またはその塩、 3)式
【化30】 で表わされる1,2,5,6−テトラヒドロニコチン酸
またはその塩、 4)N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニル)−3−
ピロリジン酢酸またはその塩、 5)3−ピペリジンカルボン酸またはその塩、 6)1,2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカル
ボン酸またはその塩、 7)N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニル)−1,
2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカルボン酸ま
たはその塩、 8)シス−4−ヒドロキシ−3−ピペリジンカルボン酸
またはその塩、 9)式
【化31】 で表わされる6−(トリフルオロメトキシ)−2−ベン
ゾチアゾール−アミンまたはその塩、または 10)式
【化32】 123 X COOC25 H Cl N COOC25 H H N H H Cl CH H H OCH3 CH H OCH3 H CH で表わされる化合物またはその塩である第5項または第
6項記載の組成物、(8)GABA取り込み阻害物質が 1)式
【化33】 で表わされる1−(2−((ジフェニルメチレン)アミ
ノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
−3−ピリジンカルボン酸またはその塩酸塩、または 2)式
【化34】 で表わされる(R)−1−(4,4−ジフェニル−3−
ブテニル)−3−ピペリジンカルボン酸またはその塩酸
塩である第5項または第6項記載の組成物、(9)GA
BA取り込み阻害物質が式
【化35】 〔式中、R1およびR2は同一または異なって各々フラニ
ル、チエニル、ピリジルまたはピロリルを示し、これら
は1ないし3個のハロゲンまたは低級アルキルで置換さ
れていてもよく、R3は3−カルボキシピペリジン−1
−イル、3−カルボキシ−1,2,5,6−テトラヒド
ロピリド−1−イルまたは3−カルボキシメチルピロリ
ジン−1−イルを示す〕で表わされる化合物またはその
塩である第5項記載の組成物、(10)GABA取り込
み阻害物質が式
【化36】 で表わされる(R)−1−[4,4−ビス(3−メチル
−2−チエニル)−3−ブテニル]−3−ピペリジンカ
ルボン酸またはその塩酸塩である第5項記載の組成物、
および(11)尿失禁が切迫性尿失禁である第5項〜第
10項のいずれかに記載の組成物を提供する。さらに、
本発明は、(12)哺乳動物に対してGABA取り込み
阻害物質を有効量投与することを特徴とする頻尿・尿失
禁の予防・治療方法、および(13)頻尿・尿失禁の予
防・治療剤を製造するためのGABA取り込み阻害物質
の使用を提供する。
【0005】本願明細書において、「GABA取り込
み」とは、GABA神経終末、グリア細胞、GABA細
胞表面輸送物質などによるGABAの取り込みを意味す
る。「GABA取り込み阻害物質」とは、GABAの取
り込みを阻害する作用を有する物質であれば如何なるも
のであってもよく、化学合成物質、醗酵生産物、遺伝子
産物などが挙げられ、公知物質であってもよく、あるい
は将来見出される新規な物質であってもよい。GABA
取り込み阻害作用の有無は、自体公知の方法、例えば、
USP4,383,999、ジャーナル メデイシナル
ケミストリー(J. Med. Chem.),36,(1993)
1716−1725)、モレキュラー&セルラー バイ
オケミストリー(Molecular&Cellular Biochemistry),
31,105−121(1980)などに記載されてい
る方法あるいはそれに準じる方法に従って測定すること
ができる。本発明に用いられるGABA取り込み阻害物
質としては、次の化合物A〜Oなどが用いられ、なかで
も化合物A、化合物B、化合物C(特に、化合物C−
1)などが好ましく、特に化合物C−1が好ましい。
【0006】1)化合物A:1−(2−((ジフェニル
メチレン)アミノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6
−テトラヒドロ−3−ピリジンカルボン酸(NO−71
1あるいはNNC−711)またはその塩(特に、塩酸
塩)(ヨーロッピアン ジャーナル オブ ファーマコロ
ジー(European Journal of Pharmacology),223
(1992)189−198)
【化37】 またはその塩(特に、塩酸塩)
【0007】2)化合物B:(R)−1−(4,4−ジ
フェニル−3−ブテニル)−3−ピペリジンカルボン酸
(SKF89976A)またはその塩(特に、塩酸塩)
(USP4,383,999およびジャーナル メデシ
ナル ケミストリー(J. Med. Chem.),1985,2
8,653−660)
【化38】 またはその塩(特に、塩酸塩)
【0008】3)化合物C:式
【化39】 〔式中、R1およびR2は同一または異なって各々フラニ
ル、チエニル、ピリジルまたはピロリルを示し、これら
は1ないし3個のハロゲンまたは低級アルキルで置換さ
れていてもよく、R3は3−カルボキシピペリジン−1
−イル、3−カルボキシ−1,2,5,6−テトラヒド
ロピリド−1−イルまたは3−カルボキシメチルピロリ
ジン−1−イルを示す〕で表わされる化合物またはその
塩(WO87/00171号公報)、具体的には、
【0009】化合物C−1:(R)−1−[4,4−ビ
ス(3−メチル−2−チエニル)−3−ブテニル]−3
−ピペリジンカルボン酸(チアガビン)またはその塩
(特に、塩酸塩)(ジャーナル メデイシナル ケミスト
リー(J. Med. Chem.),36,(1993)1716
−1725))
【化40】
【0010】4)化合物D:1,2,5,6−テトラヒ
ドロニコチン酸(グバシン)またはその塩(モレキュラ
ー&セルラー バイオケミストリー(Molecular&Cellula
r Biochemistry),31,105−121(198
0))
【化41】
【0011】5)化合物E:N−(4,4−ジフェニル
−3−ブテニル)−3−ピロリジン酢酸またはその塩
(ジャーナル メデシナル ケミストリー(J. Med. Che
m.),1985,28,653−660) 6)化合物F:3−ピペリジンカルボン酸またはその塩
(ジャーナル メデシナル ケミストリー(J. Med. Che
m.),1985,28,653−660) 7)化合物G:1,2,5,6−テトラヒドロ−3−ピ
リジンカルボン酸またはその塩(ジャーナル メデシナ
ル ケミストリー(J. Med. Chem.),1985,28,
653−660) 8)化合物H:N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカ
ルボン酸またはその塩(ジャーナル メデシナルケミス
トリー(J. Med. Chem.),1985,28,653−
660) 9)化合物I:シス−4−ヒドロキシ−3−ピペリジン
カルボン酸またはその塩(ジャーナル メデシナル ケミ
ストリー(J. Med. Chem.),1985,28,653
−660)
【0012】10)化合物J:6−(トリフルオロメト
キシ)−2−ベンゾチアゾール−アミン(リルゾール)
またはその塩(USP4,370,338)
【化42】 11)化合物K〜Oまたはその塩(ブリティッシュ ジ
ャーナル オブ ファーマコロジー(British Journal
of Pharmacology),1997,120,983−98
5)
【化43】 123 X 化合物K COOC25 H Cl N 化合物L COOC25 H H N 化合物M H H Cl CH 化合物N H H OCH3 CH 化合物O H OCH3 H CH
【0013】これらの化合物の塩としては、例えば、無
機塩(例えば、塩酸、リン酸、臭化水素酸、硫酸など)
との塩、あるいは有機酸(例えば、酢酸、ギ酸、プロピ
オン酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、酒石酸、ク
エン酸、リンゴ酸、蓚酸、メタンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸など)との塩などが用いられる。さらに、こ
れらの化合物が置換基としてカルボン酸などの酸性基を
有している場合、無機塩基(例えば、ナトリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ金属も
しくはアルカリ土類金属など、またはアンモニアなど)
または有機塩基(例えば、トリエチルアミンなどのトリ
−C1-3アルキルアミン)との塩を形成してもよい。
【0014】GABA取り込み阻害物質の頻尿・尿失禁
に対する予防・治療効果は、自体公知の方法、例えば、
ヨーロピアン ジャーナル オブ ファーマコロジー
(Eur.J. Pharmacol.), 103, 41―50(198
4)、ニューロサイエンス(Neuroscience), 54,
827−837(1993)などに記載されている方法
あるいはそれに準じる方法に従って測定することができ
る。より具体的には、GABA取り込み阻害物質の頻尿
に対する予防・治療効果は、後述する試験例1〜5に記
載の方法に従って測定することができる。本願明細書に
おいて、頻尿とは、排尿を抑制する意思または機能はあ
るが、正常時に比べて排尿の回数が多いこと、または正
常人に比べて排尿の回数が多いことを示す。より具体的
には、頻尿とは、排尿の回数が正常時における排尿また
は正常人の排尿の回数の約1.5倍以上であること、さ
らに症状が悪い場合は、約2〜3倍以上であることを示
す。本願明細書において、尿失禁とは、排尿を抑制する
意思または機能などが低下または欠落していることを示
す。尿失禁には、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、溢流性
尿失禁、反射性尿失禁などがあるが、GABA取り込み
阻害物質は、特に切迫性尿失禁に有効である。また、頻
尿・尿失禁には、幼児や老人の寝小便、痴呆等の疾患に
伴う排尿異常なども含まれる。
【0015】GABA取り込み阻害物質、特に、上記化
合物A〜Oは、毒性が低く、安全であり、哺乳動物(例
えば、マウス、ラット、ハムスター、ウサギ、ネコ、イ
ヌ、ウシ、ヒツジ、サル、ヒトなど)に対する頻尿・尿
失禁などの排尿異常の予防・治療組成物あるいは改善薬
として有用である。本発明の予防・治療組成物は、散
剤,細粒剤,顆粒剤,錠剤,カプセル剤などの固形剤、
シロップ剤,懸濁剤,乳剤,注射剤などの液剤のいずれ
であってもよい。本発明の予防・治療薬は、製剤の形態
に応じて、例えば、混和、混練、造粒、打錠、コーティ
ング、滅菌処理、乳化などの慣用の方法で製造できる。
なお、製剤の製造に関して、例えば、日本薬局法製剤総
則の各項などを参照できる。本発明の予防・治療組成物
におけるGABA取り込み阻害物質の含有量は、製剤の
形態によって相違するが、通常、製剤全体に対して約
0.01〜100重量%、好ましくは約0.1〜50重
量%、さらに好ましくは約0.5〜20重量%程度であ
る。GABA取り込み阻害物質を前記の医薬品として用
いる場合、そのまま、或いは適宜の薬理学的に許容され
得る担体、例えば、賦形剤(例えば、デンプン、乳糖、
白糖、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムなど)、結合
剤(例えば、デンプン、アラビヤゴム、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セ
ルロース、アルギン酸、ゼラチン、ポリビニルピロリド
ンなど)、滑沢剤(例えばステアリン酸、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸カルシウムタルクなど)、
崩壊剤(例えば、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム、タルクなど)、希釈剤(例えば、注射用水、生理食
塩水、プロピレングリコール水など)、必要に応じて添
加剤(安定剤、保存剤、着色剤、香料、溶解助剤、乳化
剤、緩衝剤、等張化剤など)などと常法により混合し、
散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、コーチ錠、カプセル剤な
どの固形剤またはシロップ剤,懸濁剤,乳剤,注射剤な
どの液剤の形態で経口的または非経口的に投与すること
ができる。投与量は、GABA取り込み阻害物質の種
類、投与ルート、症状、患者の年令などによっても異な
るが、例えば、頻尿の成人患者に経口的に投与する場
合、1日当たり体重1kgあたりGABA取り込み阻害
物質として約0.005〜50mg,好ましくは約0.
05〜10mg、さらに好ましくは約0.2〜4mgを
1〜3回に分割投与できる。
【0016】GABA取り込み阻害物質は、適宜、他の
頻尿・尿失禁予防・治療薬と適量配合もしくは併用して
使用することもできる。このような頻尿・尿失禁予防・
治療薬としては、例えば、特開平9−263585号に
記載されている化合物(例えば、(9R)−7−[3,
5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−6,7,
8,9,10,11−ヘキサヒドロ−9−メチル−5−
(4−メチルフェニル)−6,13−ジオキソ−13H
−[1,4]ジアゾシノ[2,1−g][1,7]ナフ
チリジン)またはその塩などが用いられる。これら他の
頻尿・尿失禁予防・治療薬の配合量としては、通常、製
剤全体に対して約0.01〜90重量%、好ましくは約
0.1〜50重量%、さらに好ましくは約0.5〜20
重量%程度である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、実施例に基づいて本発明
をより詳細に説明するが、本発明は実施例により限定さ
れるものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲
で変化させてもよい。
【0018】
【実施例】 実施例1 コート錠 (1)NO−711塩酸塩 10.0mg (2)乳糖 60.0mg (3)コーンスターチ 35.0mg (4)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム 2.0mg NO−711塩酸塩(化合物Aの塩酸塩)10.0mg
と乳糖60.0mgおよびコーンスターチ35.0mg
との混合物を、10重量%ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース水溶液0.03ml(ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースとして3.0mg)を用いて顆粒化した
後、40℃で乾燥し篩過する。得られる顆粒をステアリ
ン酸マグネシウム2.0mgと混合し、圧縮する。得ら
れる素錠を、蔗糖,二酸化チタン,タルクおよびアラビ
アゴムの水懸濁液による糖衣でコーティングする。コー
ティングが施された錠剤をミツロウで艶出してコート錠
を得る。
【0019】実施例2 錠剤 (1)NO−711塩酸塩 10.0mg (2)乳糖 70.0mg (3)コーンスターチ 50.0mg (4)可溶性デンプン 7.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム 3.0mg NO−711塩酸塩10.0mgとステアリン酸マグネ
シウム3.0mgを可溶性デンプンの水溶液0.07m
l(可溶性デンプンとして7.0mg)で顆粒化した
後、乾燥し、乳糖70.0mgおよびコーンスターチ5
0.0mgと混合する。混合物を圧縮して錠剤を得る。
【0020】実施例3 カプセル剤 (1)NO−711塩酸塩 25mg (2)乳糖 55mg (3)タルク 16mg (4)ステアリン酸マグネシウム 4mg 上記割合の成分を標準2ピース硬化ゼラチンカプセルに
充填してカプセル剤を得る。
【0021】実施例4 注射剤 10%プロピレングリコール水にNO−711塩酸塩を
1.5重量%溶解して、注射剤を得る。
【0022】 実施例5 コート錠 (1)塩酸チアガビン 10.0mg (2)乳糖 60.0mg (3)コーンスターチ 35.0mg (4)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 塩酸チアガビン(化合物C−1の塩酸塩)10.0mg
と乳糖60.0mgおよびコーンスターチ35.0mg
との混合物を、10重量%ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース水溶液0.03ml(ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースとして3.0mg)を用いて顆粒化した
後、40℃で乾燥し篩過する。得られる顆粒をステアリ
ン酸マグネシウム2.0mgと混合し、圧縮する。得ら
れる素錠を、蔗糖,二酸化チタン,タルクおよびアラビ
アゴムの水懸濁液による糖衣でコーティングする。コー
ティングが施された錠剤をミツロウで艶出してコート錠
を得る。
【0023】実施例6 錠剤 (1)塩酸チアガビン 10.0mg (2)乳糖 70.0mg (3)コーンスターチ 50.0mg (4)可溶性デンプン 7.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム 3.0mg 塩酸チアガビン10.0mgとステアリン酸マグネシウ
ム3.0mgを可溶性デンプンの水溶液0.07ml
(可溶性デンプンとして7.0mg)で顆粒化した後、
乾燥し、乳糖70.0mgおよびコーンスターチ50.
0mgと混合する。混合物を圧縮して錠剤を得る。
【0024】実施例7 カプセル剤 (1)塩酸チアガビン 25mg (2)乳糖 55mg (3)タルク 16mg (4)ステアリン酸マグネシウム 4mg 上記割合の成分を標準2ピース硬化ゼラチンカプセルに
充填してカプセル剤を得る。
【0025】実施例8 注射剤 10%プロピレングリコール水に塩酸チアガビンを1.
5重量%溶解して、注射剤を得る。
【0026】実施例9 SKF89976A塩酸塩(化合物Bの塩酸塩)および
化合物D〜Oをそれぞれ用いて、実施例1〜4と同様に
して製剤を得る。
【0027】試験例1 NO−711塩酸塩の頻尿・尿失禁抑制作用を、ウレタ
ン麻酔モルモットの律動性膀胱収縮の間隔を延長する能
力を指標として測定した。このモデルでは、尿道を結紮
し膀胱に一定容量の39℃に加温した生理食塩水を(3
〜4.5ml)注入し伸展させると、一定間隔の規則正
しい律動性膀胱収縮が認められる。安定した律動性膀胱
収縮を確認後、生理食塩水に溶解した化合物を静脈内投
与し作用を調べた。薬物投与直後より律動性膀胱収縮を
完全に抑制する時間(律動性膀胱収縮消失時間、最大観
察時間を30分)を測定した。結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 薬物は静脈内に投与した。 * P<0.05、** P<0.01(生理食塩水投与対照群に対する
有意性、ノンパラメトリック型ダネットの多重比較検
定、両側検定)
【0029】試験例2 GABA取り込み阻害物質の頻尿・尿失禁抑制作用をウ
レタン麻酔ラットの律動性膀胱収縮反応を消失させる能
力を指標として測定した。尿道を結紮し、39℃に加温
した一定容量の生理食塩水を膀胱内に注入して膀胱筋を
伸展させると、一定間隔の規則正しい律動性膀胱収縮反
応が認められる。安定した膀胱収縮反応を確認後、化合
物を静脈内投与し作用を調べた。投与後律動性膀胱収縮
反応を完全に抑制する時間(反射消失時間、最大観察時
間30分)および投与後膀胱収縮反応が再び出現したと
きの最大膀胱収縮圧を測定した。結果を表2に示す。G
ABA取り込み阻害物質は最大膀胱収縮圧に影響を及ぼ
さず反射消失時間を延長した。
【0030】
【表2】 塩酸チアガビンは蒸留水に溶解し、その他の薬物は生理
食塩水に溶解して静脈内投与した。データーは平均±標
準誤差で示した。* P<0.05, ** P<0.01 (溶媒投与対照群に対する有意
性、ノンパラメトリック型ダネットの多重比較検定、両
側検定).# P<0.05(薬物投与前に対する有意性、対応のあるt検
定、両側検定).最大膀胱収縮圧は観察時間内に膀胱収
縮反応が得られた動物より計算した。
【0031】試験例3 GABA取り込み阻害物質の頻尿・尿失禁抑制作用をウ
レタン麻酔ラットの膀胱容量を増加させる能力により示
した。尿を引き抜くことで膀胱内を空とした後、39℃
に加温した生理食塩水を一定速度(0.05ml/分)
で膀胱内に注入することで排尿が誘発される。この操作
を繰り返し安定した膀胱容量(排尿誘発までに注入され
た生理食塩水量)を確認後、化合物を静脈内投与し作用
を調べた。投与後の膀胱容量および排尿圧の変化を測定
した。結果を表3に示す。GABA取り込み阻害物質は
膀胱容量を増加した。
【0032】
【表3】 塩酸チアガビンは蒸留水に溶解し、その他の薬物は生理
食塩水に溶解して静脈内投与した。データーは平均±標
準誤差で示した。薬物投与後、溢流性尿失禁様の膀胱内
圧曲線(膀胱収縮が誘発されずに尿が漏出する)を示し
た動物については排尿圧の計算から除外した。* P<0.05, ** P<0.01 (薬物投与前に対する有意性、対
応のあるt検定、両側検定).
【0033】試験例4 GABA取り込み阻害物質の頻尿・尿失禁抑制作用を、
両側総頚動脈結紮ラットの覚醒下における排尿間隔を延
長させる能力を指標として測定した。動物をボールマン
ケージに固定し、一定速度(0.1ml/分)で生理食
塩水を膀胱内に持続注入することで繰り返し排尿が誘発
される。安定した排尿間隔を確認後、両側総頚動脈を結
紮すると排尿間隔が短縮した。この時排尿間隔が20%
以上短縮した動物に化合物を静脈内投与し、作用を調べ
た。薬物投与前後の排尿間隔および排尿圧を30分間測
定し、その平均値を両側総頚動脈結紮前に対する割合で
示した(表4)。両側総頚動脈結紮により短縮した排尿
間隔に対し、GABA取り込み阻害物質塩酸チアガビン
は延長作用を示した。
【0034】
【表4】 塩酸チアガビンは蒸留水に溶解して静脈内投与した。薬
物投与前後30分間の膀胱内圧曲線を連続的に測定して
比較した。データーは両側総頚動脈結紮前の排尿間隔ま
たは排尿圧に対する割合で示した(平均±標準誤差)。* P<0.05, ** P<0.01 (薬物投与前に対する有意性、対
応のあるt検定、両側検定).
【0035】試験例5 GABA取り込み阻害物質の頻尿・尿失禁抑制作用を、
片側除脳ラットの覚醒下における排尿間隔を延長させる
能力を指標として測定した。動物をボールマンケージに
固定し、一定速度(0.05ml/分)で生理食塩水を
膀胱内に持続注入することで繰り返し排尿が誘発され
る。片側除脳を施したラットでは排尿間隔が短縮してい
るが、安定した排尿間隔を確認後、薬物を静脈内または
経口投与して作用を調べた(表5および表6)。薬物投
与前後の排尿間隔および排尿圧を30分間測定し、その
平均値を比較した。
【0036】
【表5】 薬物は静脈内投与した。薬物投与15分後から30分間
膀胱内圧曲線を連続的に測定し、薬物投与前の30分間と
比較した。データーは平均±標準誤差で示した。* P<0.05, ** P<0.01 (薬物投与前に対する有意性、対
応のあるt検定、両側検定).
【0037】
【表6】 薬物は経口投与した。薬物投与60分後から30分間膀
胱内圧曲線を連続的にを測定し、薬物投与前の30分間と
比較した。データーは平均±標準誤差で示した。* P<0.05(薬物投与前に対する有意性、対応のあるt検
定、両側検定). 表5およひ表6から明らかなように、GABA取り込み
阻害物質である塩酸チアガビンは、片側除脳ラットの排
尿間隔を静脈内投与、経口投与のいずれにおいても延長
した。
【0038】
【発明の効果】GABA取り込み阻害物質は、頻尿・尿
失禁の予防・治療組成物として有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4545 A61K 31/4545 A61P 13/02 A61P 13/02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GABA取り込み阻害物質を含有してなる
    頻尿・尿失禁の予防・治療組成物。
  2. 【請求項2】GABA取り込み阻害物質が 1)式 【化1】 で表わされる1−(2−((ジフェニルメチレン)アミ
    ノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −3−ピリジンカルボン酸またはその塩、 2)式 【化2】 で示される(R)−1−(4,4−ジフェニル−3−ブ
    テニル)−3−ピペリジンカルボン酸またはその塩、 3)式 【化3】 〔式中、R1およびR2は同一または異なって各々フラニ
    ル、チエニル、ピリジルまたはピロリルを示し、これら
    は1ないし3個のハロゲンまたは低級アルキルで置換さ
    れていてもよく、R3は3−カルボキシピペリジン−1
    −イル、3−カルボキシ−1,2,5,6−テトラヒド
    ロピリド−1−イルまたは3−カルボキシメチルピロリ
    ジン−1−イルを示す〕で表わされる化合物またはその
    塩、 4)式 【化4】 で表わされる1,2,5,6−テトラヒドロニコチン酸
    またはその塩、 5)N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニル)−3−
    ピロリジン酢酸またはその塩、 6)3−ピペリジンカルボン酸またはその塩、 7)1,2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカル
    ボン酸またはその塩、 8)N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニル)−1,
    2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカルボン酸ま
    たはその塩、 9)シス−4−ヒドロキシ−3−ピペリジンカルボン酸
    またはその塩、 10)式 【化5】 で表わされる6−(トリフルオロメトキシ)−2−ベン
    ゾチアゾール−アミンまたはその塩、または 11)式 【化6】 123 X COOC25 H Cl N COOC25 H H N H H Cl CH H H OCH3 CH H OCH3 H CH で表わされる化合物またはその塩である請求項1記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】頻尿の予防・治療組成物である請求項1記
    載の組成物。
  4. 【請求項4】GABA取り込み阻害物質が 1)式 【化7】 で表わされる1−(2−((ジフェニルメチレン)アミ
    ノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −3−ピリジンカルボン酸またはその塩酸塩、 2)式 【化8】 で表わされる(R)−1−(4,4−ジフェニル−3−
    ブテニル)−3−ピペリジンカルボン酸またはその塩酸
    塩、または 3)式 【化9】 で表わされる(R)−1−[4,4−ビス(3−メチル
    −2−チエニル)−3−ブテニル]−3−ピペリジンカ
    ルボン酸またはその塩酸塩である請求項3記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】尿失禁の予防・治療組成物である請求項1
    記載の組成物。
  6. 【請求項6】硫黄原子を含まないGABA取り込み阻害
    物質を含有してなる尿失禁の予防・治療組成物。
  7. 【請求項7】GABA取り込み阻害物質が 1)式 【化10】 で表わされる1−(2−((ジフェニルメチレン)アミ
    ノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −3−ピリジンカルボン酸またはその塩、 2)式 【化11】 で示される(R)−1−(4,4−ジフェニル−3−ブ
    テニル)−3−ピペリジンカルボン酸またはその塩、 3)式 【化12】 で表わされる1,2,5,6−テトラヒドロニコチン酸
    またはその塩、 4)N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニル)−3−
    ピロリジン酢酸またはその塩、 5)3−ピペリジンカルボン酸またはその塩、 6)1,2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカル
    ボン酸またはその塩、 7)N−(4,4−ジフェニル−3−ブテニル)−1,
    2,5,6−テトラヒドロ−3−ピリジンカルボン酸ま
    たはその塩、 8)シス−4−ヒドロキシ−3−ピペリジンカルボン酸
    またはその塩、 9)式 【化13】 で表わされる6−(トリフルオロメトキシ)−2−ベン
    ゾチアゾール−アミンまたはその塩、または 10)式 【化14】 123 X COOC25 H Cl N COOC25 H H N H H Cl CH H H OCH3 CH H OCH3 H CH で表わされる化合物またはその塩である請求項5または
    6記載の組成物。
  8. 【請求項8】GABA取り込み阻害物質が 1)式 【化15】 で表わされる1−(2−((ジフェニルメチレン)アミ
    ノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −3−ピリジンカルボン酸またはその塩酸塩、または 2)式 【化16】 で表わされる(R)−1−(4,4−ジフェニル−3−
    ブテニル)−3−ピペリジンカルボン酸またはその塩酸
    塩である請求項5または6記載の組成物。
  9. 【請求項9】GABA取り込み阻害物質が式 【化17】 〔式中、R1およびR2は同一または異なって各々フラニ
    ル、チエニル、ピリジルまたはピロリルを示し、これら
    は1ないし3個のハロゲンまたは低級アルキルで置換さ
    れていてもよく、R3は3−カルボキシピペリジン−1
    −イル、3−カルボキシ−1,2,5,6−テトラヒド
    ロピリド−1−イルまたは3−カルボキシメチルピロリ
    ジン−1−イルを示す〕で表わされる化合物またはその
    塩である請求項5記載の組成物。
  10. 【請求項10】GABA取り込み阻害物質が式 【化18】 で表わされる(R)−1−[4,4−ビス(3−メチル
    −2−チエニル)−3−ブテニル]−3−ピペリジンカ
    ルボン酸またはその塩酸塩である請求項5記載の組成
    物。
  11. 【請求項11】尿失禁が切迫性尿失禁である請求項5〜
    10のいずれかに記載の組成物。
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