JP2000264807A - 微生物農薬製剤 - Google Patents

微生物農薬製剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物病害に対して防除効果を有する微生物に
アンモニア吸着能を有する吸着剤を入れた袋を添加する
ことで保存安定性に優れた微生物農薬製剤を提供する。 【解決手段】 植物病害に対して防除効果を有する微生
物にゼオライト、モレキュラシーブス、シリカゲルなど
のアンモニア吸着能を有する吸着剤を入れた袋を添加し
て、保管中に出るアンモニアガスを吸着・除去する。 【効果】 本発明により、より安定な状態で保存が可能
な微生物農薬製剤を調製することができるようになるた
め、微生物農薬の扱いやすさが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術分野】近年、植物病害防除の分野で、微生
物農薬が生物的防除のための重要な手段として期待され
ている。これらの微生物農薬を実用化する際の大きな課
題は、製造してからのち、流通、輸送、保管の段階を経
て、使用する段階まで、農薬としての効果を示すに必要
なだけの微生物の生存率、そして、活性を保った状態で
保存し続ける必要があるというところにある。さらに
は、従来の化学農薬により近い、粉剤、水和剤のような
形態で供給して、現場での散布方法、使用する器具、道
具などの点について、可能な限り従来の化学農薬により
近い方法で用い得るならば、なお好ましい。従来より、
上述した剤形の微生物農薬としては、種々の無機あるい
は高分子の担体に固定化したもの(本間善久、『農業及
び園芸』第69巻第2号、42−48、「拮抗微生物に
よる土壌病害の生物的除」)が知られているが、いずれ
も保存性という点では充分とは言い難い。また、非病原
性フザリウム菌を種々の鉱物質系の資材に吸着し、製剤
化したもの(小川圭ら、日植病報53巻、416−41
7、「非病原性フザリウム菌の製剤化に関する研究」)
やフザリウムの生菌体をゼオライト系の基材に吸着さ
せ、自然乾燥させることで生菌としての活性と安定性と
を同時に備えるようにした生菌製剤(特開昭63−22
7507号公報)などが知られているが、常温下での長
期保存により微生物の生存率が低下してしまうという問
題があった。さらに、上記製剤の微生物が糸状菌のフザ
リウム菌に限定されており、フザリウム菌以外の特に胞
子等の耐久体をつくらない細菌になると常温での保存性
に優れた製剤の製造は、さらに困難な状況である。ま
た、上述したように、通常、クレー、炭酸カルシウム、
タルク、珪藻土、ゼオライトなどの鉱物系資材が微生物
の固定化を主目的として用いられているので、製剤化
は、培養後のウエットな状態の微生物と上記資材を混合
した後に乾燥する方法が一般的にとられている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、乾燥した微
生物にアンモニア吸着能を有する吸着剤を入れた袋を添
加することで、保管中に発生するアンモニアを吸着・除
去することにより、保存安定性に優れた微生物農薬製剤
を提供することを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、植物病害に対して防除効果を有する微生物にア
ンモニア吸着能を有する吸着剤を入れた袋を添加した微
生物農薬製剤を製造することで、保管中に発生するアン
モニアを吸着・除去することにより、微生物の保存性を
向上させることができることを見出し、本発明に到達し
た。
【0004】すなわち、本発明は、植物病害に対して防
除効果を有する微生物を乾燥または凍結乾燥した後、ア
ンモニア吸着能を有する吸着剤を入れた袋を添加してな
ることを特徴とする微生物農薬製剤に関するものであ
り、植物病害に対して防除効果を有する微生物が特に凍
結乾燥したグラム陰性細菌であること、また、グラム陰
性細菌がエルビニア属細菌あるいはシュードモナス属細
菌である微生物農薬製剤に関するものである。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明者
らは、鋭意検討の結果、エルビニア・カロトボーラ細菌
により引き起こされる、難防除な植物病害の一種である
軟腐病を、軟腐病の病原性を欠失させて非病原化したエ
ルビニア・カロトボーラ細菌を用いることにより、有効
に防除することができることを提案した(特公平6−9
2286号公報)。さらに、非病原化したエルビニア・
カロトボーラ細菌として、より広範な菌株に対して優れ
た抗菌活性を示す非病原性エルビニア・カロトボーラ
サブスピ カロトボーラ CGE234M403菌株
Erwiniacarotovora subsp.
carotovora CGE234M403)を用
いることについても提案している(特公平6−3874
6号公報)。また、該菌株を種々の糖類と混合し、真空
凍結乾燥することで保存性に優れた微生物農薬を製造で
きることを見出し、特許出願した(特開平4−3113
91号公報)。さらに、微生物農薬の製造工程におい
て、該菌株をアスコルビン酸とともに凍結乾燥させるこ
とで、良好な保存性を得ることができることも見出し、
特許出願した(特開平8−183706号公報)。
【0006】一方、シュードモナス属菌であるシュード
モナス・エスピー CAB−02菌株(Pseudom
onas sp. CAB−02)は、イネもみ枯細菌
病菌による苗腐敗症、イネ苗立枯細菌病およびイネばか
苗病の3病害を同時に防除することが可能であり、特許
出願されている(特開平9−124427号公報)。さ
らに、該菌株を糖類と混合し、真空凍結乾燥もしくは真
空乾燥することによって生存率を維持させ、長期間にわ
たって安定に保存することができることを見出し、特許
出願した(特願平10−083518号)。上述した軟
腐病およびイネ病害に対して防除効果の高い菌株は、以
下の如く、工業技術院生命工学工業技術研究所に寄託さ
れ、以下の寄託番号が付与されている。
【0007】 エルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403 FERM BP−4328 シュードモナス・エスピー CAB−02 FERM P−15237 しかしながら、上述した2菌株をそれぞれ有効成分とす
る微生物農薬製剤の保存性については、10℃以下では
2年以上の長期間の保存が可能であるが、常温では、真
空包装の形態では実用レベルに達しているが、まだ充分
とは言えない。すなわち、真空包装の形態をとることに
より、製剤の固結が生じる恐れもあり、また、製造効率
が悪く、かつ、コスト的にも高くなる。
【0008】そこで、上述した問題を解決すべく検討し
た結果、常圧で包装することが可能となり、かつ、常温
での保存性も向上できる方法を見出した。すなわち、微
生物農薬製剤中の菌の保存性の低下は、保管中に出るア
ンモニアガスが主原因の一つであることをつきとめ、こ
の原因を取り除くため、種々の吸着剤を入れた袋を製剤
に添加して保管中に出るアンモニアガスを吸着・除去す
ることを鋭意検討した。その結果、ゼオライト、モレキ
ュラシーブス、シリカゲルが、発生するアンモニアガス
の吸着・除去に特に優れた効果を示すことを見出した。
このようなアンモニア吸着能を有する吸着剤を入れた袋
を製剤に添加する方法により、常圧包装でも菌を長期
間、安定に保存することが可能となった。
【0009】本発明において使用される吸着剤として
は、アンモニア吸着能を有するものであれば、どのよう
な種類・形状のものでも使用することができるが、上述
のようにゼオライト、モレキュラシーブス、シリカゲル
が特に優れた効果を示し、好ましい。ゼオライトとして
は、アンモニアガスを吸着するものであればよく、具体
的には、例えば、粉末ゼオライト3A、4A、5Aおよ
び13Xなどがある。ゼオライトの1種であるペレット
状のモレキュラシーブスについてもアンモニア吸着能が
あり、用いることができる。天然ゼオライトについて
は、合成粉末品に比べて吸着能が劣るため、添加量を多
くする必要がある。シリカゲルについても、同様にアン
モニア吸着能があるものについては用いることができ
る。また、1種類の吸着剤を単独で使用してもよいし、
複数の種類の吸着剤を混合して使用することも可能であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により具体的に説明する。まず、非病原性エルビニア
・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE23
4M403菌株あるいはシュードモナス・エスピー C
AB−02菌株を適当な培地で培養する。ここで使用さ
れる培地は、菌が増殖するものであれば、特に限定され
るものではない。必要な炭素源、窒素源、無機物などを
適当に含有していて、菌の生育が可能な培地であれば、
天然培地、合成培地のいずれも用いることができる。培
地としては、具体的には、例えば、802培地、ブイヨ
ン培地、キングB培地、PS培地、PDB培地、合成M
9培地などが挙げられる。以上のような培地で、非病原
性エルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ
CGE234M403菌株は、15〜37℃、好まし
くは20〜30℃で、シュードモナス・エスピー CA
B−02菌株は、15〜42℃、好ましくは30〜40
℃で、10〜35時間培養し、増殖させた後に遠心分離
もしくは限外ろ過膜による濃縮により菌体を回収する。
次に、回収した菌体を、保護液に懸濁し、凍結した後、
凍結乾燥機により乾燥する。得られた乾燥菌体を粉砕
し、菌濃度を一定にするために増量剤と混合して製剤を
作成する。増量剤としては、タルク、珪藻土、炭酸カル
シウムなどの鉱物性粉末などがあり、水和剤として要求
される重要な品質特性である、水で希釈するときに薬剤
が速やかに水になじみ、それを撹拌したときに分散性が
良好で、しかもそれを長く維持するもので、なおかつ、
菌濃度を落とすものでなければ、これらに限定されるも
のではない。この製剤にアンモニア吸着能を有する吸着
剤を入れた袋を添加して微生物農薬製剤を製造する。吸
着剤としては、モレキュラシーブス、ゼオライト、シリ
カゲルから選ばれる少なくとも1種類を用いる。製剤に
対して吸着剤を添加する量は、0.1重量部以上、好ま
しくは、0.5〜10.0重量部とするのが、保存性向
上にとってよい。吸着剤の添加量が0.5重量部以下で
は、充分な保存性を得ることができなくなる場合がある
ため、好ましくない。また、吸着剤の添加量が10.0
重量部以上では、保存性の向上にさほど変化はなく、経
済的にも不利となるだけであり、好ましくない。
【0011】
【実施例】次に実施例を示すが、本発明は以下の実施例
によって限定されるものではない。
【0012】なお、実施例に用いた培地の組成を次に示
す。
【0013】802培地:ポリペプトン 10g、酵母
エキス 2g、MgSO4・7H2O 1g、水 1L、
pH7.2実施例1 まず、非病原性エルビニア・カロトボーラ サブスピ
カロトボーラ CGE234M403菌株(FERM
BP−4328)を200mlの802培地に接種し、
前培養した後、4Lの802培地でジャーファーメンタ
ーにより、30時間培養した。培養後、遠心分離機によ
る遠心分離にて、菌体を回収し、保護液に懸濁した。こ
の懸濁液を凍結した後、凍結乾燥機により2日間乾燥し
た。乾燥菌体を粉砕し、所定量の増量剤と混合した後、
モレキュラシーブス(4A,1/16)を5.0重量部
入れた袋を添加して、アルミラミネート袋に入れ、真空
包装した。このようにして、微生物農薬製剤を製造し
た。その後、37℃にて保存し、微生物農薬製剤中の菌
の生存率を経時的に測定した。その結果を表1に示す。
【0014】比較例1 実施例1と全く同様にして、ただし、モレキュラシーブ
スを入れた袋を添加しない微生物農薬製剤を製造した。
その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。
その結果を表1に示す。
【0015】実施例2 実施例1と全く同様にして、ただし、真空包装せずに微
生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にし
て菌の生存率を測定した。その結果を表1に示す。
【0016】比較例2 実施例2と全く同様にして、ただし、モレキュラシーブ
スを入れた袋を添加しない微生物農薬製剤を製造した。
その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。
その結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】実施例3 実施例1と全く同様にして、ただし、非病原性エルビニ
ア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE2
34M403菌株の代わりにシュードモナス・エスピー
CAB−02菌株(FERM P−15237)を培
養して微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と
同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表2に示
す。
【0019】比較例3 実施例3と全く同様にして、ただし、モレキュラシーブ
スを入れた袋を添加しない微生物農薬製剤を製造した。
その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。
その結果を表2に示す。
【0020】実施例4 実施例3と全く同様にして、ただし、真空包装せずに微
生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にし
て菌の生存率を測定した。その結果を表2に示す。
【0021】比較例4 実施例4と全く同様にして、ただし、モレキュラシーブ
スを入れた袋を添加しない微生物農薬製剤を製造した。
その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。
その結果を表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】実施例5 実施例2と全く同様にして、5.0重量部のモレキュラ
シーブス(4A,1/16)を入れた袋を添加したもの
に加えて、それぞれ0重量部、0.5重量部、1.0重
量部、2.5重量部、10.0重量部のモレキュラシー
ブス(4A,1/16)を入れた袋を添加した微生物農
薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の
生存率を測定した。その結果を表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】実施例6 実施例2と全く同様にして、5.0重量部のモレキュラ
シーブス(4A,1/16)を入れた袋を添加したもの
に加えて、それぞれ5.0重量部の合成ゼオライト(A
−4,粉末)、5.0重量部のシリカゲル(中粒状)を
入れた袋を添加した微生物農薬製剤および吸着剤を添加
していない微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例
1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表4
に示す。
【0026】
【表4】
【0027】実施例7 実施例5と全く同様にして、モレキュラシーブス(4
A,1/16)の代わりに、それぞれ0重量部、0.5
重量部、1.0重量部、2.5重量部、5.0重量部、
10.0重量部の合成ゼオライト(A−4,粉末)を入
れた袋を添加した微生物農薬製剤を製造した。その後、
実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果
を表5に示す。
【0028】
【表5】
【0029】実施例8 実施例4と全く同様にして、5.0重量部のモレキュラ
シーブス(4A,1/16)の代わりに、それぞれ0重
量部、0.1重量部、0.5重量部、1.0重量部、
5.0重量部の合成ゼオライト(A−4,粉末)を入れ
た袋を添加した微生物農薬製剤を製造した。その後、実
施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を
表6に示す。
【0030】
【表6】
【0031】実施例9 実施例5の各重量部のモレキュラシーブス(4A,1/
16)を入れた袋を添加した微生物農薬製剤の包装袋内
のアンモニアガス濃度を測定した。その結果を表7に示
す。
【0032】実施例10 実施例7の各重量部の合成ゼオライト(A−4,粉末)
を入れた袋を添加した微生物農薬製剤の包装袋内のアン
モニアガス濃度を測定した。その結果を表7に示す。
【0033】
【表7】
【0034】
【発明の効果】本発明により、より安定な状態で保存が
可能な微生物農薬製剤を調製することができるようにな
るため、微生物農薬の扱いやすさが向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (C12N 1/20 C12R 1:38) (72)発明者 高原 吉幸 埼玉県川越市今福中台2805番地 セントラ ル硝子株式会社化学研究所内 Fターム(参考) 4B065 AA25X AA41X BC42 BC44 BD22 CA47 4H011 AA01 BA04 BB21 BC18 BC20 DA01 DF03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物病害に対して防除効果を有する微生物
    を乾燥させた後、アンモニア吸着能を有する吸着剤を入
    れた袋を添加してなることを特徴とする植物病害に対し
    て防除効果を有する微生物農薬製剤。
  2. 【請求項2】アンモニア吸着能を有する吸着剤がゼオラ
    イト、モレキュラシーブス、シリカゲルから選ばれる少
    なくとも1種類であることを特徴とする請求項1記載の
    微生物農薬製剤。
  3. 【請求項3】植物病害に対して防除効果を有する微生物
    がグラム陰性細菌であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の微生物農薬製剤。
  4. 【請求項4】植物病害に対して防除効果を有する微生物
    がエルビニア属細菌あるいはシュードモナス属細菌であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の微生物農薬
    製剤。
  5. 【請求項5】エルビニア属細菌がエルビニア・カロトボ
    ーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403
    菌株(Erwinia carotovora sub
    sp. carotovora CGE234M40
    3)であることを特徴とする請求項4記載の微生物農薬
    製剤。
  6. 【請求項6】シュードモナス属細菌がシュードモナス・
    エスピー CAB−02菌株(Pseudomonas
    sp. CAB−02)であることを特徴とする請求
    項4記載の微生物農薬製剤。
  7. 【請求項7】植物病害に対して防除効果を有する微生物
    を凍結乾燥させた後、アンモニア吸着能を有する吸着剤
    を入れた袋を添加してなることを特徴とする植物病害に
    対して防除効果を有する微生物農薬製剤。
  8. 【請求項8】アンモニア吸着能を有する吸着剤がゼオラ
    イト、モレキュラシーブス、シリカゲルから選ばれる少
    なくとも1種類であることを特徴とする請求項7記載の
    微生物農薬製剤。
  9. 【請求項9】植物病害に対して防除効果を有する微生物
    がグラム陰性細菌であることを特徴とする請求項7また
    は8記載の微生物農薬製剤。
  10. 【請求項10】植物病害に対して防除効果を有する微生
    物がエルビニア属細菌あるいはシュードモナス属細菌で
    あることを特徴とする請求項7または8記載の微生物農
    薬製剤。
  11. 【請求項11】エルビニア属細菌がエルビニア・カロト
    ボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M40
    3菌株(Erwinia carotovora su
    bsp. carotovora CGE234M40
    3)であることを特徴とする請求項10記載の微生物農
    薬製剤。
  12. 【請求項12】シュードモナス属細菌がシュードモナス
    ・エスピー CAB−02菌株(Pseudomona
    sp. CAB−02)であることを特徴とする請
    求項10記載の微生物農薬製剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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