JP2000264712A - 急硬性セメントコンクリート及び急結性セメントコンクリート - Google Patents

急硬性セメントコンクリート及び急結性セメントコンクリート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 期待される可使時間が確保できる急硬性セメ
ントコンクリートや、初期の強度発現性等の機能を効率
よく発揮できる急結性セメントコンクリートの提供。 【解決手段】 セメント、カルシウムアルミネート、無
機硫酸塩、及び、アルカリ金属炭酸塩と有機酸類の混合
物スラリーであるスランプ保持材を含有してなる急硬性
セメントコンクリート。急結剤と、該急硬性セメントコ
ンクリートとを含有してなる急結性セメントコンクリー
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、急硬性セメントコ
ンクリート及び急結性セメントコンクリートに関するも
のである。なお、本発明でいうセメントコンクリートと
は、セメントペースト、モルタル、及びコンクリートを
総称する。
【0002】
【従来の技術】従来、急硬セメントコンクリートは短時
間強度の発現性に優れているので、一般工事、緊急工
事、及び止水工事等に使用されている。一方、山岳トン
ネル等においては、覆工体を形成すべくセメントコンク
リートの打設工事や吹付け工事を行う場合には、当該セ
メントコンクリートの凝結や硬化を促進させ、強度を早
期に発現させる点で、粉体又は液体の急結剤を添加する
方法がとられている。さらに、切羽の外周に沿って形成
した掘削溝にセメントコンクリートを充填打設して切羽
の前方に覆工体を構築する工法においては、切羽の手前
で急硬セメントコンクリートに急結剤を供給することに
より、充填打設後に速やかに硬化し、短時間で優れた強
度発現性を得ている。
【0003】そして、例えば、前記の工法を使用する場
合、急硬セメントコンクリートの練混ぜから運搬にかか
る時間や現場での段取りや打設にかかる作業時間等を考
慮すると、少なくとも90分程度の可使時間が必要とな
ってくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生コン
プラントやコンクリート工場等で製造された急硬セメン
トコンクリートは、作業時間(可使時間)をコントロー
ルすることが難しく、現場に到着したときには流動性が
著しく損なわれてしまうという課題があった。
【0005】本発明者は種々検討を重ねた結果、特定の
スランプ保持材を使用することにより、前記課題が解決
できるという知見を得て本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、セメン
ト、カルシウムアルミネート、無機硫酸塩、及び、アル
カリ金属炭酸塩と有機酸類の混合物スラリーであるスラ
ンプ保持材を含有してなる急硬性セメントコンクリート
であり、アルカリ金属炭酸塩と有機酸類の混合物が、セ
メント、カルシウムアルミネート、及び無機硫酸塩の合
計100重量部に対して0.1〜1.8重量部である該
急硬性セメントコンクリートであり、スランプ保持材
が、水100重量部に対して、アルカリ金属炭酸塩と有
機酸類の混合物1〜95重量部を含有してなる該急硬性
セメントコンクリートであり、さらに、急結剤と、該急
硬性セメントコンクリートとを含有してなるセメントコ
ンクリートである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳しく説明
する。
【0008】本発明で使用するカルシウムアルミネート
とは、カルシアを含む原料と、アルミナを含む原料とを
混合して、キルンでの焼成や、電気炉での溶融等の熱処
理をして得られる、CaOとAl23とを主たる成分と
し、水和活性を有する物質の総称であり、CaO及び/
又はAl23の一部が、アルカリ金属酸化物、アルカリ
土類金属酸化物、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化鉄、ア
ルカリ金属ハロゲン化物、アルカリ土類金属ハロゲン化
物、アルカリ金属硫酸塩、及びアルカリ土類金属硫酸塩
等と置換した化合物、あるいは、CaOとAl23とを
主成分とするものに、これらが少量固溶した物質であ
る。鉱物形態としては、結晶質、非晶質いずれであって
もよい。
【0009】これらの中では、反応活性の点で、12C
aO・7Al23(以下C127という)組成に対応す
る熱処理物を急冷した非晶質カルシウムアルミネートが
好ましい。
【0010】カルシウムアルミネートの粒度は、急結性
や初期強度発現性の点で、ブレーン値で4000cm2
/g以上が好ましく、5000cm2/g以上がより好
ましい。4000cm2/g未満だと急結性や初期強度
発現性が低下するおそれがある。
【0011】本発明で使用する無機硫酸塩としては、硫
酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸アルミニウム、
及び亜硫酸アルミニウム等が挙げられ、これらの1種又
は2種以上が使用できる。これらの中では、効果が大き
い点で、硫酸カルシウムが好ましい。硫酸カルシウムと
しては、石膏が使用できる。これらの中では、II型無
水石膏や天然石膏が好ましい。
【0012】無機硫酸塩の粒度は、ブレーン値で300
0cm2/g以上が好ましく、4000〜7000cm2
/gがより好ましい。3000cm2/g未満だと初期
強度発現性が低下するおそれがある。
【0013】無機硫酸塩の使用量は、カルシウムアルミ
ネート100重量部に対して、70〜150重量部が好
ましく、90〜110重量部がより好ましい。70重量
部未満だと、セメントコンクリートのスランプ保持が困
難となり、初期強度の発現性が低下するおそれがあり、
150重量部を越えると長期強度の発現性が低下するお
それがある。
【0014】カルシウムアルミネートと無機硫酸塩の混
合物の使用量は、セメント100重量部に対して、5〜
25重量部が好ましく、10〜20重量部がより好まし
い。5重量部未満だと凝結が遅れ、初期強度が低下する
おそれがあり、25重量部を越えると凝結時間が短く、
可使時間コントロールが困難となり、初期強度発現性が
低下するおそれがある。
【0015】本発明で使用するスランプ保持材は、アル
カリ金属炭酸塩と有機酸類の混合物スラリーであり、セ
メントコンクリートのハンドリングを調整するためのも
のである。ここでスラリーは、懸濁液でもよく、溶液で
もよい。
【0016】本発明で使用するアルカリ金属炭酸塩とし
ては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、及び重炭酸ナト
リウム等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が使用
できる。これらの中では、効果が大きい点で、炭酸カリ
ウムが好ましい。
【0017】アルカリ金属炭酸塩の使用量は、アルカリ
金属炭酸塩と有機酸類の合計100重量部中、50〜8
5重量部が好ましく、60〜80重量部がより好まし
い。50重量部未満だとセメントコンクリートの可使時
間は長くなるが、初期強度発現性が低下し、セメントコ
ンクリートが硬化しにくいおそれがあり、85重量部を
越えるとセメントコンクリートのスランプ保持が困難と
なり、初期強度発現性が低下するおそれがある。
【0018】本発明で使用する有機酸類としては、グル
コン酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、及び乳酸又はこ
れらの塩等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が使
用できる。これらの中では、効果が大きい点で、クエン
酸やグルコン酸又はこれらの塩が好ましい。
【0019】有機酸類の使用量は、アルカリ金属炭酸塩
と有機酸類の合計100重量部中、15〜50重量部が
好ましく、20〜40重量部がより好ましい。15重量
部未満だとセメントコンクリートのスランプ保持が困難
となり、初期強度発現性が低下するおそれがあり、50
重量部を越えるとセメントコンクリートの可使時間は長
くなるが、初期強度発現性が低下し、セメントコンクリ
ートが硬化しにくいおそれがある。
【0020】スランプ保持材において、アルカリ金属炭
酸塩と有機酸類の混合物の使用量は、水100重量部に
対して、1〜95重量部であり、2〜10重量部が好ま
しい。1重量部未満だと、セメントコンクリートのスラ
ンプを保持するために必要とするスラリーの使用量が著
しく多くなるために、結果的に水セメント比が高くなり
強度発現性が低下するおそれがあり、95重量部を越え
ると濃度は高くなるが、使用量が少なくなるために、セ
メントコンクリート中での分散性が悪くなりスランプ保
持ができなくなるおそれがある。
【0021】スランプ保持材中の有効成分であるアルカ
リ金属炭酸塩と有機酸類の混合物の使用量は、施工温度
(環境温度)により変わるので一義的には決まらない
が、セメント、カルシウムアルミネート、及び無機硫酸
塩の合計(以下結合材という)100重量部に対して、
0.1〜1.8重量部が好ましく、1.0〜1.7重量
部がより好ましい。0.1重量部未満だとスランプ保持
ができないおそれがあり、1.8重量部を越えると可使
時間が著しく長くなり、セメントコンクリートが硬化し
にくく、初期強度発現性が低下するおそれがある。
【0022】本発明ではさらに、セメントコンクリート
の凝結や硬化を促進する点で、急結剤を使用することが
好ましい。急結剤としては、粉体及び/又は液体のもの
が挙げられる。これらの中では、均一に分散しやすい点
で、液体の急結剤が好ましい。
【0023】急結剤としては、アルミン酸ナトリウムや
アルミン酸カリウム等のアルミン酸塩、硫酸アルミニウ
ム等のアルミニウム塩、及びケイ酸ナトリウム(水ガラ
ス)等が挙げられる。これらの1種又は2種以上が使用
できる。
【0024】急結剤の使用量は、セメント100重量部
に対して、1〜20重量部が好ましく、3〜10重量部
がより好ましい。1重量部未満だと急結性に欠け、初期
強度発現性が低下するおそれがあり、20重量部を越え
ると長期強度発現性が低下するおそれがある。
【0025】本発明では、さらに、繊維、超微粉、及び
減水剤を併用できる。
【0026】水の使用量は、水/セメント比(以下W/
Cという)で、35〜60%が好ましく、40〜50%
がより好ましい。35%未満だとミキサーで混練りでき
ないおそれがあり、60%を越えると強度発現性が小さ
く、強度発現性を出すために各材料の使用量が多くなり
コスト高になるおそれがある。
【0027】本発明で使用する粗骨材や細骨材等の骨材
はセメントコンクリートに添加するものであり、吸水率
が低くて、骨材強度が高いものが好ましいが、特に制限
されるものではない。粗骨材としては最大直径5〜20
mmが好ましく、圧送性の点で、最大寸法5〜15mm
がより好ましく、川砂利、山砂利、及び石灰砂利等が使
用できる。細骨材としては最大直径5mm以下が好まし
く、川砂、山砂、石灰砂、及び珪砂等が挙げられる。
【0028】本発明において、急硬性セメントコンクリ
ートの混合方法は特に限定されるものではなく、生コン
プラントやコンクリート工場等で使用される各種混合機
が使用可能である。本発明において、急硬性セメントコ
ンクリートに急結剤を添加して急結性セメントコンクリ
ートとする方法としては、急結剤が急硬性セメントコン
クリート中で均一に分散すれば特に限定されるものでは
なく、セメントコンクリート圧送管の途中に注入ノズル
を設けて、添加する方法等が挙げられる。急結剤添加
後、急結性セメントコンクリートは極短時間で凝結、硬
化するために、急結剤は打設直前に添加することが好ま
しい。
【0029】
【実施例】以下、実験例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれら実験例に限定されるものではない。
【0030】実験例1 各材料の単位量を、セメント200kg/m3、水34
4kg/m3、細骨材762kg/m3、及び粗骨材94
2kg/m3とした。これに、カルシウムアルミネート
100重量部と表1に示す量の無機硫酸塩からなる混合
物を、セメント100重量部に対して15重量部使用
し、さらに、アルカリ金属炭酸塩70重量部と有機酸類
30重量部からなる混合物を、セメント、カルシウムア
ルミネート、及び無機硫酸塩の合計(結合材)100重
量部に対して1.5重量部で、かつ、水100重量部に
対して3重量部となるように調製したスランプ保持材を
添加して、急硬性コンクリートを調製した。この急硬性
コンクリートに、急結剤をセメント100重量部に対し
て5重量部添加して、急結性コンクリートを調製し、物
性を評価した。結果を表1に示す。
【0031】(使用材料) セメント:普通ポルトランドセメント、市販品、ブレー
ン値3200cm2/g、比重3.16 細骨材:千葉県君津産山砂、表乾状態、比重2.56、
最大直径5mm以下 粗骨材:千葉県君津産砕石、表乾状態、比重2.59、
最大寸法10mm カルシウムアルミネート:主成分C127 、非晶質、ブ
レーン値6000cm2/g 無機硫酸塩:II型無水石膏、ブレーン値6050cm
2/g アルカリ金属炭酸塩:市販炭酸カリウム、粉末状 有機酸類:市販品、グルコン酸 急結剤:市販品、アルミン酸カリウム溶液
【0032】(測定方法) 圧縮強度:所定材齢の急結性コンクリートを、JIS
A 1108に従い、測定した。 スランプ:混練後、所定時間の急硬性コンクリートを、
JIS A 1101に従い、測定した。
【0033】
【表1】
【0034】実験例2 カルシウムアルミネート100重量部と無機硫酸塩10
0重量部からなる混合物を、セメント100重量部に対
して15重量部使用し、さらに、表2に示す量のアルカ
リ金属炭酸塩と有機酸類からなる混合物を、結合材10
0重量部に対して1.5重量部で、かつ、水100重量
部に対して3重量部となるように調製したこと以外は、
実験例1と同様に行った。結果を表2に示す。
【0035】(測定方法) 凝結時間:急結性コンクリートを、ASTM C 4
03に従い、測定した。
【0036】
【表2】
【0037】実験例3 カルシウムアルミネート100重量部と無機硫酸塩10
0重量部からなる混合物を、セメント100重量部に対
して15重量部使用し、さらに、アルカリ金属炭酸塩7
0重量部と有機酸類30重量部からなる混合物を、結合
材100重量部に対して1.5重量部で、かつ、水10
0重量部に対して表3に示す量となるように調製したこ
と以外は、実験例1と同様に行った。結果を表3に示
す。
【0038】
【表3】
【0039】実験例4 カルシウムアルミネート100重量部と無機硫酸塩10
0重量部からなる混合物を、セメント100重量部に対
して15重量部使用し、さらに、アルカリ金属炭酸塩7
0重量部と有機酸類30重量部からなる混合物を、結合
材100重量部に対して表4に示す量で、かつ、水10
0重量部に対して3重量部となるように調製したこと以
外は、実験例1と同様に行った。結果を表4に示す。
【0040】
【表4】
【0041】実験例5 カルシウムアルミネート100重量部と無機硫酸塩10
0重量部からなる混合物を、セメント100重量部に対
して表5に示す量使用したこと以外は、実験例1と同様
に行った。結果を表5に示す。
【0042】(測定方法) 凝結時間:急硬性コンクリートを、ASTM C 4
03に従い、測定した。
【0043】
【表5】
【0044】実験例6 カルシウムアルミネート100重量部と無機硫酸塩10
0重量部からなる混合物を、セメント100重量部に対
して15重量部使用し、又、急結剤をセメント100重
量部に対して表6に示す量使用したこと以外は、実験例
1と同様に行った。結果を表6に示す。
【0045】
【表6】
【0046】
【発明の効果】本発明の急硬性セメントコンクリートは
期待される可使時間が確保できる。又、本発明の急結性
セメントコンクリートは初期強度発現性等の機能を効率
よく発揮できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 22:14 22:10 24:06) 103:22 111:00 (72)発明者 石田 積 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社青海工場内 (72)発明者 寺村 悟 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社青海工場内 Fターム(参考) 4G012 MB23 MB26 PA04 PB08 PB10 PB11 PB17 PC05 PC06 PD03 PE02 PE05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント、カルシウムアルミネート、無
    機硫酸塩、及び、アルカリ金属炭酸塩と有機酸類の混合
    物スラリーであるスランプ保持材を含有してなる急硬性
    セメントコンクリート。
  2. 【請求項2】 アルカリ金属炭酸塩と有機酸類の混合物
    が、セメント、カルシウムアルミネート、及び無機硫酸
    塩の合計100重量部に対して0.1〜1.8重量部で
    ある請求項1記載の急硬性セメントコンクリート。
  3. 【請求項3】 スランプ保持材が、水100重量部に対
    して、アルカリ金属炭酸塩と有機酸類の混合物1〜95
    重量部を含有してなる請求項1又は2記載の急硬性セメ
    ントコンクリート。
  4. 【請求項4】 さらに、急結剤と、請求項1〜3記載の
    うちの1項記載の急硬性セメントコンクリートとを含有
    してなる急結性セメントコンクリート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000281411A (ja) * 1999-03-29 2000-10-10 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント混和材及びセメント組成物
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JP2018131349A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 太平洋マテリアル株式会社 セメント組成物及びその製造方法
WO2018154890A1 (ja) 2017-02-22 2018-08-30 デンカ株式会社 生コン出荷型急硬コンクリート用起硬剤、生コン出荷型急硬コンクリート材料、生コン出荷型急硬コンクリート組成物及びその調製方法

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