JP2000263338A - ワーク自動供給装置 - Google Patents

ワーク自動供給装置

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JP2000263338A
JP2000263338A JP11068660A JP6866099A JP2000263338A JP 2000263338 A JP2000263338 A JP 2000263338A JP 11068660 A JP11068660 A JP 11068660A JP 6866099 A JP6866099 A JP 6866099A JP 2000263338 A JP2000263338 A JP 2000263338A
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Yoshio Matsui
禧男 松井
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で複数のワーク搬送路にストック
ワークを供給することのできるワーク自動供給装置を提
供する。 【解決手段】 単一のワーク箱2と複数のワーク搬送路
を備えたワーク供給箱とを連接し、ワーク供給部3は、
ワーク箱2から供給されるワーク100を所定の速度に
加速する第1の加速坂路11と、上流端が第1の加速坂
路11の下流端に対して幅G1の間隙18を隔てて落差
S1だけ下方に配設された第1のワーク搬送路13と、
間隙18から落下されたワーク100を所定の速度に加
速する第2の加速坂路12と、上流端が第2の加速坂路
12の下流端に対して幅G2の間隙19を隔てて落差S
2だけ下方に配設された第2のワーク搬送路14と、間
隙19の下方に配設された第3のワーク搬送路15と、
を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大量生産される転
動可能な部品を、複数台の加工機械或いは複数の同一部
品を同時に加工可能な加工機械に、必要に応じて任意に
供給可能なワーク自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大量生産部品の素材(以下、単
にワークと称す)の加工は、自動化された加工機械を備
えた加工ラインで行われる。このような場合、車両用デ
ィファレンシャルサイドギヤのような転動自在な形状の
ワークは、例えば特開平5−338785号公報に開示
されているように、通常、ワーク供給装置を介して加工
機械に供給される。このようなワーク自動供給装置は、
傾斜配置されたワーク搬送路に複数のワークをストック
し、ワーク搬送路の傾斜下端近傍に配設されたワーク停
止体の出没動作によって、ストックされたワークを必要
に応じて加工機械に自動供給する。
【0003】ところで、従来、このようなワーク搬送路
へのストックワークの供給は、所定時間毎或いはワーク
搬送路のストックワークが不足した毎に、ワークを積載
した荷台車等から、手作業によって行われていた。或い
は、上記ワーク搬送路へのストックワークの供給は、ラ
ンダムに投入されたワークを整列させてワーク搬送路に
供給する機構を備えたワーク箱をワーク搬送路毎に設
け、必要に応じて上記機構を駆動させることによって行
われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ワ
ーク自動供給装置において、ワーク搬送路に手作業によ
ってストックワークを供給することは、自動化された加
工ラインに必要以上の作業者を配置することとなり、加
工ラインの省人化が阻害される。その一方で、ワークを
整列させてワーク搬送路に供給する機構を備えたワーク
箱をワーク搬送路毎に設けることは、ワーク自動供給装
置の構造を複雑化させ、設備費の高騰を招く。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で複数のワーク搬送路にストックワーク
を供給することのできるワーク自動供給装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による第1のワーク自動供給装置は、複数台
の加工機械或いは複数の同一ワークを同時に加工可能な
工作機械に、転動自在なワークをそれぞれ必要に応じて
任意に供給可能な複数のワーク搬送路を有するワーク供
給部と、ランダムに投入された複数の上記ワークを整列
させて上記ワーク供給部に供給可能な単一のワーク箱
と、を備えたワーク自動供給装置であって、上記ワーク
供給部に、上記ワーク箱から供給される上記ワークを転
動させて所定の速度に加速する加速坂路を階段状に複数
段設け、各段の上記加速坂路に各ワーク搬送路をそれぞ
れ対応させて配設し、各段の上記加速坂路にそれぞれ対
応する上記ワーク搬送路の配設位置を、上記ワーク搬送
路の上流端が上記加速坂路の下流端に対して少なくとも
上記ワークの外径以上離間された位置であって、上記加
速坂路で加速して落下された上記ワークが上記ワーク搬
送路の上流に到達可能な位置に設定したことを特徴とす
る。
【0007】すなわち、上記ワーク箱からワーク供給部
にワークが供給されると、上記ワークは、先ず、最上段
に位置する加速坂路を転動しながら加速されて対応する
上記ワーク搬送路に到達して該ワーク搬送路に充填され
る。最上段の上記ワーク搬送路にワークがフル充填され
ると、最上段の上記加速坂路を加速されたワークは、最
上段の上記ワーク搬送路最後端に位置するワークに衝突
して跳ね返り、次段に位置する加速坂路に落下する。次
段の上記加速坂路に供給された上記ワークは、同様に対
応するワーク搬送路に充填される。このようにして、各
ワーク搬送路に上段側から順にワークが自動供給され
る。
【0008】また、本発明による第2のワーク自動供給
装置は、上記第1のワーク自動供給装置において、最下
段に配設された上記ワーク搬送路にのみ、該ワーク搬送
路内での上記ワークの充填状況を検出するワーク検出手
段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図5は本発明の実施の一
形態に係わり、図1はワーク自動供給装置の要部を示す
断面図、図2は図1のII−II断面図、図3は図1のIII-
III断面図、図4はワーク出口を示す説明図、図5は車
両用ディファレンシャルサイドギヤの一部を破断して示
す側面図、である。
【0010】図1において符号1は、転動可能な大量生
産部品のワークを、複数台の加工機械或いは同時に複数
の同一ワークを加工可能な加工機械に、必要に応じて任
意に供給可能なワーク自動供給装置を示す。
【0011】なお、本実施の形態では、ワーク自動供給
装置1の一例として、同一のワークを3台の加工機械に
対して必要に応じて任意に供給可能なものについて説明
する。また、本実施の形態では、車両用のディファレン
シャルサイドギヤワーク(以下、ワークとも称す)10
0がワーク自動供給装置1によって加工機械に供給され
る一例について説明する。ここで、図5に示すように、
上記ディファレンシャルサイドギヤ100は、略円盤状
のギヤ部100aと、このギヤ部100aの一側面に突
出形成された突部100bとを有して構成され、上記突
部100bには軸穴100cが形成されている。
【0012】上記ワーク自動供給装置1は、複数のワー
ク100がランダムに投入されたワーク箱2と、このワ
ーク箱2の下流側に設けられワーク箱2から供給される
ワーク100を一時的にストックするとともにストック
されたワーク100を3台の加工機械(図示せず)に必
要に応じてそれぞれ任意に供給可能なワーク供給部3
と、を備えて構成されている。
【0013】上記ワーク箱2はワーク箱本体5を備えて
構成され、このワーク箱本体5は、複数の脚部6によっ
て所定の高さ位置に支持されている。
【0014】また、図2に示すように、上記ワーク箱本
体5は、背板5aが後方に傾斜されているとともに底板
5bが下方に傾斜された箱体に形成されており、これに
より、投入されたワーク100が、ワーク箱本体5の後
方寄りに集められるようになっている。
【0015】また、上記ワーク箱本体5の背板5aの上
方位置には、ワーク100を載置可能な段部5cが設け
られている。ここで、図2に示すように、段部5cの奥
行きは、突部100bがワーク箱本体5の前方に指向さ
れた状態でのみワーク100を載置可能な奥行きに形成
されている。また、図1に示すように、段部5cはワー
ク箱本体5の一側に向かって傾斜されており、この傾斜
によって、段部5cに載置されたワーク100はワーク
箱本体5の一側方向に転動されるようになっている。
【0016】また、上記ワーク箱本体5の一側の側板に
は、段部5c上を一側方向に転動された上記ワーク10
0をワーク供給部3に供給するためのワーク出口5dが
設けられている。ここで、上記ワーク出口5dは、図4
に示すように、突部100bがワーク箱本体5の前方に
指向されたワーク100のみを通過可能な形状に形成さ
れている。すなわち、このワーク出口5dの形状によっ
て、同一方向に整列されたワーク100のみがワーク供
給部3に供給される。
【0017】また、上記ワーク箱本体5には、該ワーク
箱本体5にランダムに投入されたワーク100を同一方
向に整列させて段部5cに供給するためのワーク整列機
構7が設けられている。
【0018】上記ワーク整列機構7は、図2に示すよう
に、ワーク箱本体5内で背板5aに摺動自在なワーク押
上板8と、このワーク押上板8を摺動動作させるための
エアシリンダ9と、を備えて構成されている。具体的に
説明すると、上記ワーク押上板8の下端にはエアシリン
ダ9のシリンダシャフト9aが接続されており、図示し
ない制御部の制御によってエアシリンダ9が駆動する
と、ワーク押上板8はエアシリンダ9に連動してワーク
箱本体5の下部から段部5cまでの間を背板5aと摺動
するようになっている。
【0019】上記ワーク供給部3は、上流側がワーク箱
2のワーク出口5dに連接されワーク箱2から供給され
るワーク100を所定の速度に加速する第1の加速坂路
11と、上流端が第1の加速坂路11の下流端に対して
幅G1の間隙18を隔てて落差S1だけ下方に配設され
た第1のワーク搬送路13と、上流側が第1の加速坂路
11と第1のワーク搬送路13との間隙18の下方に配
設され間隙18から落下されたワーク100を所定の速
度に加速する第2の加速坂路12と、上流端が第2の加
速坂路12の下流端に対して幅G2の間隙19を隔てて
落差S2だけ下方に配設された第2のワーク搬送路14
と、上流端が第2の加速坂路12と第2のワーク搬送路
14との間隙19の下方に配設された第3のワーク搬送
路15と、を備え、これらが基盤10に取り付けられて
要部が構成されている。
【0020】ここで、ワーク供給部3において、上記間
隙18,19の幅G1,G2は、ワーク100の外径よ
りも大きく形成されている。
【0021】また、上記落差S1は、第1の加速坂路1
1で加速されたワーク100が間隙18から落下される
ことなく第1のワーク搬送路13に到達可能な落差に形
成されている。
【0022】また、上記落差S2は、第2の加速坂路1
2で加速されたワーク100が間隙19から落下される
ことなく第2のワーク搬送路14に到達可能な落差に形
成されている。
【0023】また、上記第1,第2,第3のワーク搬送
路13,14,15は、所定の傾斜角を有して基盤10
上に配設されるもので、これら各ワーク搬送路の下流端
には図示しない加工機械がそれぞれ設けられている。
【0024】また、上記第1,第2,第3のワーク搬送
路13,14,15の下流端近傍には、例えばエアシリ
ンダによってワーク搬送路に出没自在に駆動される一対
のワーク停止体(図示せず)がそれぞれ設けられてい
る。これらワーク停止体は制御部によってその出没動作
が制御されるもので、このワーク停止体の出没動作によ
って、ワーク100はワーク搬送路内に保持されるとと
もに必要に応じて加工機械に供給されるようになってい
る。すなわち、各ワーク搬送路13,14,15に供給
されたワーク100は、ワーク停止体によって、各ワー
ク搬送路13,14,15内にストックされ(図3参
照)、このストックされたワーク100が必要に応じて
加工機械に供給される。
【0025】また、上記第3のワーク搬送路15の下流
位置と上流位置には、それぞれ、ワーク100の有無を
検出するワーク検出センサ16,17が設けられ、上記
各位置での第3のワーク搬送路15上のワーク100の
有無を示す信号が上記制御部に入力されるようになって
いる。
【0026】また、第1の加速坂路11の下流端と第2
の加速坂路12の上流端との間には、間隙18から落下
されたワーク100を第2の加速坂路12にガイドする
ガイド壁20が設けられている。このガイド壁20は、
ワーク100の間隙18からの落下を容易なものとする
ため、垂直方向に対して10度程度後方に傾斜されてい
ることが望ましい。
【0027】また、第2の加速坂路12の下流端と第3
のワーク搬送路15の上流端との間には、間隙19から
落下されたワーク100を第3のワーク搬送路15にガ
イドするためのガイド壁21が設けられている。このガ
イド壁21は、ワーク100の間隙からの落下を容易な
ものとするため、垂直方向に対して10度程度後方に傾
斜されていることが望ましい。
【0028】また、上記第1,第2の加速坂路11,1
2の傾斜角は8度程度に設定されていることが望まし
い。
【0029】次に、上記構成によるワーク自動供給装置
1の作用について説明する。このワーク自動供給装置1
は図示しない制御部によって制御されるもので、この制
御部は、第3のワーク搬送路15の下流側に設けられた
ワーク検出センサ16から”ワーク無し”を示す信号が
入力されると、エアシリンダ9を動作させ、ワーク押上
板8をワーク箱本体5の背板5aに沿って摺動させる。
【0030】このワーク押上板8の摺動動作によって、
ワーク箱本体5内の後方寄りに位置するワーク100は
段部5cまで押し上げられる。そして、押し上げられた
ワーク100のうち、突部100bがワーク箱本体5の
前方に指向されたワーク100のみが段部5c上に載置
される。
【0031】すなわち、ワーク箱本体5内にランダムに
投入されたワーク100は、ワーク押上板8の摺動動作
を繰り返し行うことによって、段部5c上に整列されて
載置される。
【0032】このように段部5c上に載置されたワーク
100は、段部5cの傾斜に沿って転動され、ワーク出
口5dを経てワーク供給部3に供給される。
【0033】ワーク供給部3に供給されたワーク100
は、先ず、第1の加速坂路11を転動しながら加速さ
れ、第1の加速坂路11の下流端から放物線を描いて落
下し、第1のワーク搬送路13に到達する。そして、第
1のワーク搬送路13に到達したワーク100は、第1
のワーク搬送路13内にストックされる。
【0034】このように、ワーク箱2から供給されるワ
ーク100は、先ず、第1のワーク搬送路13に供給さ
れ、第1のワーク搬送路13が供給された複数のワーク
100によってフルワーク状態となる。
【0035】次に、第1のワーク搬送路13がフルワー
ク状態となると、ワーク箱2から供給され第1の加速坂
路11で加速されたワーク100は、第1のワーク搬送
路13に向けて落下される際に、該第1のワーク搬送路
13の最後端に位置するワーク100に衝突して跳ね返
り、間隙18から第2の加速坂路12に落下する。
【0036】第2の加速坂路12に落下したワーク10
0は、第2の加速坂路12を転動しながら加速され、該
第2の加速坂路12の下流端から放物線を描いて落下
し、第2のワーク搬送路14に到達する。そして、第2
のワーク搬送路14に到達したワーク100は、第2の
ワーク搬送路14内にストックされる。
【0037】このように、第1のワーク搬送路13がフ
ルワーク状態となると、ワーク箱2から供給されるワー
ク100は、第2のワーク搬送路14に供給され、第2
のワーク搬送路14が供給された複数のワーク100に
よってフルワーク状態となる。
【0038】次に、第2のワーク搬送路14がフルワー
ク状態となると、第2の加速坂路12を転動して加速さ
れたワーク100は、第2のワーク搬送路14に向けて
落下される際に、該第2のワーク搬送路14の最後端に
位置するワーク100に衝突して跳ね返り、間隙19か
ら第3のワーク搬送路15に落下する。
【0039】この間隙19から第3のワーク搬送路15
に落下した複数のワーク100によって第3のワーク搬
送路15がフルワーク状態となると、制御部にワーク検
出センサ17から”ワーク有り”を示す信号が入力さ
れ、制御部はエアシリンダ9の動作を停止する。
【0040】このようにして、ワーク箱2からワーク供
給部3の各ワーク搬送路にワークが自動供給される。勿
論、このような、ワーク箱2からワーク供給部3へのワ
ーク100供給時においても、図示しない制御部によっ
て、各ワーク搬送路13,14,15の下流端近傍に設
けられたワーク停止体は出没制御され、必要に応じて、
各加工機械にワーク100が自動供給される。
【0041】このようなワーク自動供給装置1によれ
ば、複数のワーク搬送路を上下方向に並べて配設し、上
段のワーク搬送路から順次ワーク100を充填可能な構
成としたので、単一のワーク箱2によって、複数のワー
ク搬送路にワーク100を自動供給することができる。
従って、各ワーク搬送路にワーク100を自動供給する
機構を簡単な構成で構成することができ、安価な設備費
で加工ラインの省人化を促進することができる。
【0042】また、ワーク箱2からワーク供給部3の各
ワーク搬送路へのワーク100の供給は最上段に設けら
れた第1のワーク搬送路13から最下段に設けられた第
3のワーク搬送路へと順次行うものであるので、第3の
ワーク搬送路15にストックされたワーク100の検出
を行うのみでワーク箱2の制御を行うことができる。従
って、ワーク検出センサ16,17は、最下段に位置す
る第3のワーク搬送路15のみに設ければよく、構造を
簡素化することができる。
【0043】ここで、上述の実施の形態によるワーク自
動供給装置1は、先ず、第1のワーク搬送路13に優先
してワーク100の供給を行い、第1のワーク搬送路1
3がフルワークになると、第2のワーク搬送路14にワ
ーク100を供給し、第2のワーク搬送路14がフルワ
ークになると、第3のワーク搬送路15にワーク100
を供給するものであるが、ワーク仕掛りを減少すべく、
上段のワーク搬送路にストックされるワーク100がフ
ルワークとなる前に下段のワーク搬送路にワーク100
を供給可能に構成してもよい。すなわち、第1,第2の
ワーク搬送路13,14の所定の位置にワーク検出セン
サを設けるとともに、第1,第2のワーク搬送路13,
14の上流端にワーク搬送路13,14に出没自在なワ
ーク停止体をそれぞれ設け、ワーク停止体をワーク検出
センサの検出信号に応じて制御してワーク搬送路に所定
量だけワーク100がストックされた時点でワーク10
0のワーク搬送路への進入を防止するようにしてもよ
い。このように構成することによって、各ワーク搬送路
へのワーク100の分配比率を可変設定することがで
き、工程間の仕掛りを減少させることができる。
【0044】なお、上述の実施の形態では、ワーク搬送
路を3個備えたワーク自動供給装置の例を示したが、本
発明はこれに限らず、例えば、ワーク搬送路を2個備え
てワーク自動供給装置を構成してもよいし、ワーク搬送
路を4個以上備えてワーク自動供給装置を構成してもよ
い。
【0045】また、上述の実施の形態では、車両用のデ
ィファレンシャルサイドギヤワークをワークとして加工
機械に供給する例を示したが、これに限らず、ワーク自
供供給装置によって加工機械に自動供給されるワークは
転動自在ものであればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で複数のワーク搬送路にストックワークを供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワーク自動供給装置の要部を示す断面図
【図2】図1のII−II断面図
【図3】図1のIII-III断面図
【図4】ワーク出口を示す説明図
【図5】車両用ディファレンシャルサイドギヤの一部を
破断して示す側面図
【符号の説明】
1 … ワーク自動供給装置 2 … ワーク箱 3 … ワーク供給部 11 … 第1の加速坂路 12 … 第2の加速坂路 13 … 第1のワーク搬送路 14 … 第2のワーク搬送路 15 … 第3のワーク搬送路 16 … ワーク検出センサ 17 … ワーク検出センサ 100 … ディファレンシャルサイドギヤ(ワー
ク)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の加工機械或いは複数の同一ワー
    クを同時に加工可能な工作機械に、転動自在なワークを
    それぞれ必要に応じて任意に供給可能な複数のワーク搬
    送路を有するワーク供給部と、 ランダムに投入された複数の上記ワークを整列させて上
    記ワーク供給部に供給可能な単一のワーク箱と、を備え
    たワーク自動供給装置であって、 上記ワーク供給部に、上記ワーク箱から供給される上記
    ワークを転動させて所定の速度に加速する加速坂路を階
    段状に複数段設け、 各段の上記加速坂路に各ワーク搬送路をそれぞれ対応さ
    せて配設し、各段の上記加速坂路にそれぞれ対応する上
    記ワーク搬送路の配設位置を、上記ワーク搬送路の上流
    端が上記加速坂路の下流端に対して少なくとも上記ワー
    クの外径以上離間された位置であって、上記加速坂路で
    加速して落下された上記ワークが上記ワーク搬送路の上
    流に到達可能な位置に設定したことを特徴とするワーク
    自動供給装置。
  2. 【請求項2】 最下段に配設された上記ワーク搬送路に
    のみ、該ワーク搬送路内での上記ワークの充填状況を検
    出するワーク検出手段を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のワーク自動供給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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