JP2000261392A - Tdd無線通信システム - Google Patents

Tdd無線通信システム

Info

Publication number
JP2000261392A
JP2000261392A JP11065303A JP6530399A JP2000261392A JP 2000261392 A JP2000261392 A JP 2000261392A JP 11065303 A JP11065303 A JP 11065303A JP 6530399 A JP6530399 A JP 6530399A JP 2000261392 A JP2000261392 A JP 2000261392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
transmission power
field strength
signal
master station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11065303A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotsugu Sato
博世 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP11065303A priority Critical patent/JP2000261392A/ja
Publication of JP2000261392A publication Critical patent/JP2000261392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 子局の消費電力の低減を実現するTDD無線
通信システムを提供する。 【解決手段】 親局1と子局3との間でTDD方式によ
り無線通信を行うTDD無線通信システムにおいて、親
局1は送信電力制御部21により所定の送信電力で信号
を送信し、子局3は、親局から受信した信号の受信電界
強度を電界強度測定部40により検出し、送信電力制御
部41により、受信電界強度が大きいときには送信電力
を低下させ、受信電界強度が小さいときには送信電力を
増大させる傾向で、親局1への信号の送信電力を調整す
る。すなわち、親局から近い位置に子局があるときには
小さな送信電力で信号を送信し、親局が遠いときには大
きな送信電力で信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局と子局とがT
DD(Time Division Duplex:時分割二重)方式で無線
通信を行うシステムに関し、特に、子局の消費電力の低
減化、通信のスループットの向上等を図った技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタル無線通信が普及するに従って、
回線を時分割して双方向通信を行うTDD方式によりデ
ータを無線回線で通信するシステムが多用されている。
例えば、多数の情報処理端末装置(コンピュータ)を有
線回線のネットワークに接続したLANシステムにおい
ては、ネットワークの端末部分の約10m程度を有線通
信から無線通信に置き換えた無線LAN化が図られてお
り、情報処理端末装置の設置場所の自由度を上げ、ま
た、新たな情報処理端末装置がネットワークに容易に加
入できるようにし、携帯可能な情報端末装置(所謂、モ
バイルツール)をネットワーク環境で自由に使えるよう
にしている。
【0003】図1には、このようなTDD無線通信シス
テムの一例として、集中管理方式の無線LANシステム
を示してある。この無線LANシステムは、有線回線の
ネットワークNに接続される親局(CM:Control Modu
le)1と、個々の情報処理端末装置Tに接続或いは内蔵
される子局(UM:User Module)3とから構成されて
おり、CM1の管理下で、各UM3はCM1とTDD方
式で無線通信を行う。
【0004】このTDD方式を具体的に説明すると、T
DD方式の一般的な通信フレームは、CM1がUM3に
送信開始のトリガ及び同期を与える報知信号チャネル
(Bch)、UM3がCM1に送信開始要求を行う要求
信号チャネル(Rch)、CM1が要求元のUM3に送
信開始の許可を与える許可信号チャネル(Gch)、U
M1とCM3とがデータ伝送に用いるデータ信号チャネ
ル(Dch)、UM1とCM3とがデータの受信に関す
るAck又はNakの返信に用いる受信確認信号チャネ
ル(Ach)を含んで構成されている。
【0005】このTDD方式において、UM3からCM
1への上りのデータ伝送では、データ伝送の必要がある
UM3が報知信号(Bch)を受信すると、これによっ
て無線フレームの同期確立を行って要求信号(Rch)
を送信し、無線回線に空きがある等してデータ伝送が可
能なときには、CM1が要求元のUM3に許可信号(G
ch)を送信し、当該UM3がデータ信号(Dch)を
CM1へ送信して、CM1が正常にデータを受信したと
きには受信確認のAck(Ach)を送信元のUM3へ
返信する。また、CM1からUM3への下りのデータ伝
送では、CM1が送信先のUM3にデータ伝送すること
を知らせ、その後、データ伝送を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、無線通信にお
いても、有線通信並みのデータ伝送速度が要求されてき
ており、データ伝送速度の高速化に伴って子局(UM)
3の消費電力が上昇してしまうことから、子局3の低消
費電力化が求められている。特に、上記のように有線ネ
ットワークと接続される無線LANシステムでは、有線
回線と無線回線とのマッチングを図る必要が顕著であ
り、このような要求は大きい。また、無線LANシステ
ムでは、バッテリを電源としたモバイルツールが用いら
れることから、バッテリ寿命の面からもこのような要求
は大きい。
【0007】また、上記した従来のTDD方式では、他
の子局3が既に親局(CM)1と通信していて、無線回
線に空きがない状態(すなわち、要求の衝突が生じた状
態)では、データ伝送を欲する子局3は親局1に対して
繰り返し要求信号を送信することとなる。すなわち、通
信フレーム長が1msであるとすると、許可信号が得ら
れるまで、子局3は1ms毎に要求信号を繰り返し送信
することとなり、要求信号の無駄な送信によって電力を
浪費してしまっていた。
【0008】本発明は、上記従来の事情に鑑みなされた
もので、子局の消費電力の低減を実現するTDD無線通
信システム及びTDD無線通信子局を提供することを目
的とする。また、本発明は、要求信号の送信を合理的に
行うことにより、システム全体として、親局と子局との
接続可能性を高めてデータ伝送のスループットを向上さ
せ、更にこれによって、子局の消費電力の低減を実現す
るTDD無線通信システム及びTDD無線通信子局を提
供することを目的とする。なお、本発明の更なる目的
は、以下の説明において明らかなところである。
【0009】
【課題を解決するための手段】まず、本発明は、親局と
子局との間でTDD方式により無線通信を行うTDD無
線通信システムとして実現され、親局は制御手段により
制御して所定の送信電力で信号を送信する。そして、子
局は、親局から受信した信号の受信電界強度を電界強度
測定手段により検出し、制御手段により、受信電界強度
が大きいときには送信電力を低下させ、受信電界強度が
小さいときには送信電力を増大させる傾向で、検出した
受信電界強度に応じて親局への信号の送信電力を調整す
る。
【0010】すなわち、親局から近い位置に子局がある
ときには当該子局の受信電界強度は比較的大きく、これ
とは逆に、親局から遠い位置に子局があるときには当該
子局の受信電界強度は比較的小さくなるため、子局は、
親局が近いときには比較的小さな送信電力で信号を送信
し、親局が遠いときには比較的大きな送信電力で信号を
送信して、必要且つ十分な送信電力で親局と無線通信す
ることができるようにして、送信に費やされる電力の浪
費を抑える。また、これによって、後述するように、親
局が複数の子局から受信する信号の受信電界強度を均一
化することもできる。
【0011】ここで、子局が検出する受信電界強度は親
局から送信された信号であればよいが、特に、通信同期
をとるために親局から送信される報知信号の受信電界強
度を検出して、上記のような送信電力調整を行うのが好
ましい。すなわち、検出した受信電界強度に基づいて、
それ以後の送信電力を調整すればよいが、報知信号は子
局が送信を開始するトリガであるため、子局の送信電力
を送信開始時から調整することができる。
【0012】また、本発明は、親局と子局との間でTD
D方式により無線通信を行うTDD無線通信システムに
おいて実現され、子局は、親局から受信した信号のエラ
ーレートをエラー検出測定手段により検出し、制御手段
により、エラーレートが大きいときには送信電力を増大
させ、エラーレートが小さいときには送信電力を低下さ
せる傾向で、検出したエラーレートに応じて親局への信
号の送信電力を調整する。
【0013】すなわち、親局から近い位置に子局がある
ときには当該子局が親局から受信する信号のエラーレー
トは小さく、これとは逆に、親局から遠い位置に子局が
あるときには当該子局が親局から受信する信号のエラー
レートは大きくなる傾向にあるため、子局は、親局が近
いときには比較的小さな送信電力で信号を送信し、親局
が遠いときには比較的大きな送信電力で信号を送信し
て、必要且つ十分な送信電力で親局と無線通信すること
ができるようにして、送信に費やされる電力の浪費を抑
える。また、これによって、親局が複数の子局から受信
する信号の受信電界強度を均一化することもできる。
【0014】また、本発明は、親局と子局との間でTD
D方式により無線通信を行うTDD無線通信システムに
おいて実現され、親局は、子局から受信した信号の受信
電界強度を電界強度測定手段により検出し、受信電界強
度が所定の値より大きいときには送信電力を低下させ、
受信電界強度が所定の値より小さいときには送信電力を
増大させる指令を子局に送信する。そして、子局は、親
局から受信した指令に従って、制御手段により親局に送
信する信号の送信電力を調整する。
【0015】すなわち、受信電界強度は親局と子局との
間の距離を測る目安となるため、親局側でこの距離情報
を測定して、子局の送信電力を調整する指示を送るよう
にしてもよい。なお、親局は子局との通信が確立された
状態では、通信中の子局をID等で把握しているため、
通信中の子局であれば、当該子局との距離情報を測定し
て、当該子局に指示を送信することができる。
【0016】上記のようにして子局の電力消費を低減さ
せることができるが、本発明では、親局に対する通信要
求が他の子局と競合した場合に行われる再要求の送信処
理を次のようにして制御することにより、子局が再要求
の送信に費やす電力の浪費を抑え、また、再要求に対す
る通信確立の確率を高めてスループットを向上させてい
る。
【0017】まず、本発明は、子局が送信電力を調整す
ることにより、親局が各子局から受信する信号の受信電
界強度が均一化するTDD無線通信システムにおいて実
現され、親局は、複数の子局から送信された要求信号の
受信電界強度の総和を電界強度測定手段により検出し、
制御手段により当該受信電界強度の総和から要求の衝突
程度を求めて、当該衝突程度を示す情報を子局に対して
送信し、子局は、受信した衝突程度情報から衝突程度が
大きいときには、制御手段が再要求の送信間隔を長くす
る。
【0018】すなわち、親局が各子局から受信する信号
の受信電界強度はほぼ等しいため、例えば、親局は、受
信電界強度の総和を1つの子局についての受信電界強度
で除算するれば幾つの子局が親局に対して送信を行って
いるかを把握でき、或いは、受信電界強度の総和が或る
閾値以上であれはどの程度の混み具合かを把握できるた
め、親局に対して要求を送信しても他の子局と競合して
衝突してしまう程度を把握して子局に対して通知するこ
とができる。そして、子局は情報に基づいて、衝突が生
じ易い時には長めに時間間隔を置いて再要求を送信し、
言わば、混雑が解消したときに再要求を送信することに
より、混雑しているにも関わらず無駄となる再要求を繰
り返すことを回避して、再要求に基づく通信が確立する
可能性を高めている。
【0019】なお、本発明は、親局が各子局から受信す
る信号の受信電界強度がほぼ等しい状況でなくとも、上
記と同様な衝突回避を実現することも可能である。すな
わち、親局は、既に通信を確立している子局を把握して
おり、今現在、幾つの子局が通信していて、あと幾つの
子局の要求を許可して通信を確率することが可能かを把
握できるため、この可能性(空きが少なければ衝突する
確率は高い)を衝突程度を示す情報として子局に送信
し、子局はこれに基づいて上記と同様な再要求処理を行
えばよい。
【0020】本発明は、種々な無線通信システムに適用
することができるが、特に、親局が有線ネットワークに
接続され、子局が据え置き式や携帯式の情報処理端末装
置に設けられる無線LANシステムを構成して実施され
るのが好ましく、携帯式の子局或いは情報処理端末装置
に装備されるバッテリ電源の浪費を防止することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明を、図に示す実施例を参照
して具体的に説明する。なお、以下に説明する実施例は
本発明を集中管理方式の無線LANシステムに適用した
ものであり、無線LANシステムの全体構成は図1を適
宜参照する。
【0022】図2には、子局(UM)が受信電界強度に
応じて送信電力制御を行う本発明の第1実施例に係るU
M3の構成を示してある。このUM3は、情報処理端末
装置Tとイーサネット等のLANコントローラ31を介
して接続されており、ROM32に格納されたプログラ
ムを実行することによりCPU33がこのUMを統括制
御している。
【0023】そして、RAM34には情報処理端末装置
Tから親局へ送信するデータ及び親局から情報処理端末
装置Tへ送信するデータが格納される。情報処理端末装
置Tから親局へ送信するデータは、LANコントローラ
31を通してRAM34に一旦格納され、DPRAM
(デュアルポートラム)35を介して無線送信部36へ
送られて、無線送信部36によりアンテナ37を介して
無線送信される。親局から情報処理端末装置Tへ送信す
るデータは、アンテナ37を介して無線受信部38で受
信され、DPRAM39を介してRAM34に一旦格納
され、LANコントローラ31を通して情報処理端末装
置Tへ送信される。
【0024】また、このUM3は、無線受信部38にお
ける受信電界強度(本例では、報知信号の受信電界強
度)を検出する受信電界強度測定部40と、無線送信部
36により送信する信号の送信電力を調整制御する送信
電力制御部41とを有している。したがって、親局(C
M)1から無線送信された信号を受信すると、この受信
電界強度が受信電界強度測定部40により検出され、こ
の検出値に応じて送信電力制御部41がCM1へ送信す
る信号の送信電力を調整する。更に言えば、検出した受
信電界強度が大きいときには送信電力を低下させ、受信
電界強度が小さいときには送信電力を増大させる傾向
で、検出した受信電界強度に応じて送信電力を調整す
る。
【0025】一方、本例のCM1は図示を省略するが、
大まかに言えばUM3と同様な構成であり、LANコン
トローラ(31)に情報処理端末装置Tが接続される代
わりにネットワークNが接続される。但し、本例では、
CM1には受信電界強度測定部(40)は設けておら
ず、また、CM1の送信電力制御部(41)は所定の送
信電力で信号を送信するように設定する。したがって、
CM1は報知信号(Bch)、許可信号(Gch)、デ
ータ信号(Dch)、受信確認信号(Ach)を常に一
定の送信電力で無線送信する。
【0026】上記構成のTDD無線LANシステムによ
れば、UM3はCM1からの報知信号を受信すると、こ
の受信電界強度が基準値より大きいか否かを判断し、基
準値より大きい場合にはCM1へ送信する信号の送信電
力を低下させ、基準値より小さい場合にはCM1へ送信
する信号の送信電力を増大させる。すなわち、受信電界
強度は距離の2乗に反比例する関係があることから、U
M3は、CM1が遠くに離れているときには大きな送信
電力で信号を送信し、CM1が近いときには小さな送信
電力で信号を送信し、送信電力の浪費を防止する。した
がって、UM3は省電力で上記したTDD手続による無
線通信を行うことができる。
【0027】ここで、上記の基準値としては、例えば、
UM3の受信電界強度の変化と、CM1が良好な受信が
できる必要且つ十分な値としてCM1との距離に応じた
UM3の送信電力の変化との関係を、UM3に設定して
おけば、UM3がCM1の通信エリア内の何処にあって
も、UM3は過剰分を極力省いた送信電力によりCM1
と良好な無線通信を行うことができる。
【0028】また、上記の基準値としては、例えば、U
M3の受信電界強度の変化と、CM1が常に一定の受信
電界強度で受信ができる値としてCM1との距離に応じ
たUM3の送信電力の変化との関係を、UM3に設定し
ておけば、UM3がCM1の通信エリア内の何処にあっ
ても、上記と同様に、UM3は過剰分を省いた送信電力
によりCM1と良好な無線通信を行うことができるとと
もに、複数のUM3と通信する場合に合っても、CM1
は常に一定の受信電界強度で各UM3からの信号を受信
することができる。要は、上記の基準値は受信電界強度
が距離に関係して変化するという特性を利用して、CM
1に近ければ小さな送信電力とし、CM1に遠ければ大
きな送信電力とすればよく、実施上の要求に応じて種々
な態様で設定すればよい。
【0029】図3には、受信信号のエラーレートに応じ
て送信電力制御を行う本発明の第2実施例に係るUM3
の構成を示してある。なお、図2に示した第1実施例と
同様な部分については同一符号を付して、重複する説明
は省略する。
【0030】本例のUM3には、第1実施例の受信電界
強度測定部(40)に代えてエラー検出部42が設けら
れており、このエラー検出部42により、CM1から無
線送信された信号を受信すると、この受信エラーレート
がエラー検出部42により検出され、このエラーレート
に応じて送信電力制御部41がCM1へ送信する信号の
送信電力を調整する。更に言えば、検出したエラーレー
トが大きいときには送信電力を増大させ、エラーレート
が小さいときには送信電力を低下させる傾向で、検出し
たエラーレートに応じて送信電力を調整する。なお、本
例のCM1は第1実施例と同様である。
【0031】すなわち、本例のTDD無線LANシステ
ムによれば、UM3はCM1からの信号を受信すると、
この受信エラーレートが基準値より大きいか否かを判断
し、基準値より大きい場合にはCM1へ送信する信号の
送信電力を増大させ、基準値より小さい場合にはCM1
へ送信する信号の送信電力を低下させる。すなわち、受
信エラーレートは通信距離が長くなれば大きくなる関係
があることから、UM3は、CM1が遠くに離れている
ときには大きな送信電力で信号を送信し、CM1が近い
ときには小さな送信電力で信号を送信し、送信電力の浪
費を防止する。したがって、UM3は省電力で上記した
TDD手続による無線通信を行うことができる。
【0032】そして、上記の基準値として、例えば、U
M3の受信エラーレートの変化と、CM1が良好な受信
ができる必要且つ十分な値としてCM1との距離に応じ
たUM3の送信電力の変化との関係を、UM3に設定し
ておけば、UM3がCM1の通信エリア内の何処にあっ
ても、UM3は過剰分を極力省いた送信電力によりCM
1と良好な無線通信を行うことができる。
【0033】また、上記の基準値としては、例えば、U
M3の受信エラーレートの変化と、CM1が常に一定の
受信電界強度で受信ができる値としてCM1との距離に
応じたUM3の送信電力の変化との関係を、UM3に設
定しておけば、UM3がCM1の通信エリア内の何処に
あっても、上記と同様に、UM3は過剰分を省いた送信
電力によりCM1と良好な無線通信を行うことができる
とともに、複数のUM3と通信する場合に合っても、C
M1は常に一定の受信電界強度で各UM3からの信号を
受信することができる。要は、上記の基準値は受信エラ
ーレートが距離に関係して変化するという特性を利用し
て、CM1に近ければ小さな送信電力とし、CM1に遠
ければ大きな送信電力とすればよく、実施上の要求に応
じて種々な態様で設定すればよい。
【0034】図4には、親局(CM)が受信電界強度に
応じて子局(UM)の送信電力制御を行う本発明の第3
実施例に係るCM1の構成を示してある。このCM1
は、有線ネットワークNとイーサネット等のLANコン
トローラ11を介して接続されており、ROM12に格
納されたプログラムを実行することによりCPU13が
このCMを統括制御している。
【0035】そして、RAM14にはネットワークNか
らUM3へ送信するデータ及びUM3からネットワーク
Nへ送信するデータが格納される。ネットワークNから
UM3へ送信するデータは、LANコントローラ11を
通してRAM14に一旦格納され、DPRAM15を介
して無線送信部16へ送られて、無線送信部16により
アンテナ17を介して無線送信される。UM3からネッ
トワークNへ送信するデータは、アンテナ17を介して
無線受信部18で受信され、DPRAM19を介してR
AM14に一旦格納され、LANコントローラ11を通
してネットワークNへ送信される。
【0036】また、このCM1は、無線受信部18にお
ける受信電界強度を検出する受信電界強度測定部20を
有しており、或るUM3から無線送信された信号を受信
すると、この受信電界強度が受信電界強度測定部20に
より検出され、CPU13がこの検出値に応じた送信電
力制御指令を無線送信部16から送信元のUM3へ送信
する。すなわち、CM1はUM3と通信する状態では、
CPU13は通信相手の各UM3をID等で認識してお
り、第1実施例で説明したように、受信電界強度により
通信相手のUM3が近いか遠いかを把握することができ
るので、近い場合には当該UM3の送信電力を低下さ
せ、遠い場合には当該UM3の送信電力を増大させる傾
向の指令を、当該UM3に対して送信する。なお、CM
1には送信電力制御部21が備えられているが、これ
は、検出した受信電界強度に関りなく、CM自らの送信
電力を一定化する制御処理を行う。
【0037】一方、本例のUM3は図示を省略するが、
大まかに言えば図2や図3に示したUM3と同様な構成
であるが、本例のUM3には受信電界強度測定部40や
エラー検出部42は設けておらず、また、CPU33は
CM1から受信した上記の指令に従って送信電力制御部
41に送信電力を調整させる機能を有している。
【0038】上記構成のTDD無線LANシステムによ
れば、CM1はUM3からの信号を受信すると、この受
信電界強度が基準値より大きいか否かを判断し、基準値
より大きい場合には当該通信相手のUM3へ送信電力を
低下させる指令を送信し、基準値より小さい場合には当
該通信相手のUM3へ送信電力を増大させる指令を送信
する。すなわち、CM1は、通信相手のUM3が遠くに
離れているときには大きな送信電力で信号を送信させ、
UM3が近いときには小さな送信電力で信号を送信させ
て、UM3に送信電力の浪費を防止させる。
【0039】ここで、上記の基準値としては、第1実施
例と同様に、例えば、CM1の受信電界強度の変化と、
CM1が良好な受信ができる必要且つ十分な値としてC
M1との距離に応じたUM3の送信電力の変化との関係
等を、CM1に設定しておき、CM1がこの関係に従っ
た指令をUM3へ送信するようにすれば良く、これによ
って、UM3がCM1の通信エリア内の何処にあって
も、UM3は過剰分を極力省いた送信電力によりCM1
と良好な無線通信を行うことができる。
【0040】図5乃至図8には、UM3がCM1に送信
した要求信号(Rch)が他の要求信号と衝突した場合
に要求信号の再送信を制御する本発明の第4実施例を示
してある。なお、上記した各実施例と同様な部分には同
一符号を付して重複する説明は省略する。
【0041】図5に示すように、CM1には衝突程度検
出部22が設けられており、本発明では種々な態様を採
用することができるが、本例の衝突程度検出部22は既
に通信中のUM3の数を管理して、当該UM数(或い
は、通信可能な空き数)を示す衝突程度情報をCPU1
3に報知信号で無線送信させる。
【0042】本例のCM1のアンテナ17は、図7に示
すように、アンテナ素子Aと30度の扇型に開いた一対
の反射板Bとから成る指向性セクタSを、12個円環状
に配した12セクタアンテナである。また、本例の通信
フレームは、図8に示すように1msの長さで、1つの
報知信号チャネル(B)、各セクタに対応した12個の
要求信号チャネル(R1〜R12)、CMが通信できる
UM数に対応した4個の許可信号チャネル(G1〜G
4)、それに対応した4個のデータ信号チャネル(D1
〜D4)、それに対応した4個の受信確認信号チャネル
(A1〜A4)を含んで構成されている。したがって、
通信中のUM3の数が多ければ多い程、更に他のUM3
が要求信号を送信しても衝突してしまう可能性は高く、
このようにして把握される衝突程度情報が全てのUM3
に対して通知される。
【0043】図6に示すように、UM3には送信間隔制
御部43が設けられており、この送信間隔制御部43は
CM1から送信されてきた衝突程度情報に応じて、衝突
してしまった要求信号に対して要求信号を再度送信する
時間間隔を制御する。すなわち、衝突してしまう可能性
が高くなるに従って長い時間間隔を置いて要求信号を再
送信し、これによって、衝突してしまう要求信号を繰り
返し短い時間間隔で送信する無駄を回避することができ
る。したがって、無駄な要求信号の送信に費やされる電
力の浪費を防止し、また、少ない回数の要求でCM1と
通信できる確率が上がり、通信処理のスループットも向
上する。
【0044】図9乃至図13には、UM3が受信電界強
度に応じて送信電力を調整制御するとともに、UM3が
要求信号の衝突が生じた場合に要求信号の再送信を制御
する本発明の第5実施例を示してある。なお、上記した
各実施例と同様な部分には同一符号を付して重複する説
明は省略する。
【0045】図9に示すように、CM1には衝突程度検
出部22が設けられており、本発明では種々な態様を採
用することができるが、本例の衝突程度検出部22は複
数のUM3から受信した信号の受信電界強度の総和を管
理して、当該総和に応じて衝突しているUM数を示す衝
突程度情報をCPU13に報知信号(Bch)で無線送
信させる。また、図10に示すように、UM3には受信
電界強度測定部40と送信電力制御部41とが備えられ
ており、第1実施例で説明したように、受信電界強度に
応じて送信電力を制御して、UM3の位置に関らずCM
1が一定の受信電界強度で信号を受信できるようにして
いる。
【0046】したがって、各UM3の送信電力が制御に
よって、CM1の各UM3に対する受信電界強度は均一
化されているため、CM1は受信電界強度の総和は現在
信号を送信しているUM3の数に比例するので、当該総
和から現在どのぐらいの数のUM3が衝突しているかを
把握することができ、これを衝突程度情報として各UM
3へ報知する。
【0047】また、UM3には送信間隔制御部43が設
けられており、この送信間隔制御部43はCM1から送
信されてきた衝突程度情報に応じて、衝突してしまった
要求信号に対して要求信号を再度送信する時間間隔を制
御する。そして、送信間隔制御部43には図11に示す
ような衝突程度情報に応じた待ち時間幅テーブルが設け
られており、本例では、衝突しているUM数が1〜4の
ときは、1〜3つ次のフレームタイミングで再度要求信
号(Rch)を送信し、衝突UM数が5〜8のときは、
1〜15個次のフレームタイミングで再度要求信号(R
ch)を送信するといったような、衝突数が大きなるに
従って待ち時間が長くなる傾向のランダムパターンとな
っている。
【0048】すなわち、UM3は衝突の程度が大きくな
るに従って長い時間間隔を置いて要求信号を再送信し、
これによって、衝突してしまう要求信号を繰り返し短い
時間間隔で送信する無駄を回避することができる。した
がって、無駄な要求信号の送信に費やされる電力の浪費
を防止し、また、少ない回数の要求でCM1と通信でき
る確率が上がり、通信処理のスループットも向上する。
【0049】図12には、本例のTDD無線LANシス
テムにおいて、情報処理端末装置TからのデータをCM
1へ無線伝送する場合、要求信号の衝突が発生していな
い状態での通信手順を示してある。UM3は、RAM3
4に情報処理端末装置Tからのデータが蓄積された状態
で、CM1から報知信号(Bch)を受信すると、これ
によって無線フレームの同期確立、受信電界強度の検
出、送信電力の調整設定を行って、CM1に対して要求
信号(Rch)を送信し、許可待ちをする。一方、CM
1は要求信号を受信すると受信電界強度の総和を検出
し、この総和から衝突UM数を推定して、本手順のよう
に空きがある場合には、要求元のUM3に対して許可信
号(Gch)を送信する。
【0050】UM3は、この許可信号を受信すると、R
AM34からDPRAM35にデータを転送し、当該デ
ータをデータ信号チャネル(Dch)に載せてCM1へ
送信する。そして、CM1は、正常にデータを受信した
ときには受信確認のAck(Ach)を送信元のUM3
へ返信し、一連のデータ伝送処理を終了する。したがっ
て、UM3は報知信号に基づいて最適な送信電力に調整
した後、当該送信電力によって以後の要求送信及びデー
タ伝送を行うため、電力浪費を抑えた態様で一連の通信
手順を実行することができる。
【0051】図13には、本例のTDD無線LANシス
テムにおいて、情報処理端末装置TからのデータをCM
1へ無線伝送する場合、要求信号の衝突が発生している
状態での通信手順を示してある。UM3は、上記の場合
と同じく、CM1から報知信号(Bch)を受信する
と、無線フレームの同期確立や送信電力の調整設定等を
行って、CM1に対して要求信号(Rch)を送信す
る。そして、この要求信号を受信したCM1は、受信電
界強度の総和を検出してこの総和から衝突UM数を推定
し、本手順のように空きがない場合には、要求元のUM
3に対して不許可信号(Gch)を送信し、更に、報知
信号(Bch)により衝突UM数を衝突程度情報として
報知送信する。
【0052】UM3は、この不許可信号(Gch)を受
信すると、衝突が発生していると検知できるので待機
し、次に受信した報知信号(Bch)に基づいて、無線
フレームの同期確立や送信電力の調整設定等を行うとと
もに、衝突UM数を検知して、その衝突UM数に対応す
るランダムパターン待ち時間幅をテーブル(図11)を
参照して設定する。そして、この設定した待ち時間幅の
フレーム数をパスして、再度、要求信号(Rch)をC
M1に対して送信する。この結果、適当な時間間隔をあ
けて要求信号が再送され、この要求信号によってCM1
からかなり高い確率で許可が得られる。
【0053】そして、UM3はCM1から許可信号(G
ch)を受信すると、データをデータ信号チャネル(D
ch)に載せてCM1へ送信し、CM1から受信確認信
号(Ach)を受信したところで、一連のデータ伝送処
理を終了する。したがって、UM3は、電力浪費を抑え
た態様で信号の送信処理を実行することができるととも
に、要求信号の無駄な繰り返し送信を回避して、この面
でも電力の浪費を抑えることができ、更には、CM1か
ら許可されるチャンスをでき得るだけ確実に捉えて処理
のスループットを向上させることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
親局との距離に応じて子局の送信電力を調整制御するよ
うにしたため、TDD無線通信システム及びTDD無線
通信子局において、子局の消費電力の低減を実現するこ
とができる。また、本発明によると、要求信号が衝突し
た場合に、衝突の程度に応じて次の要求までの時間間隔
を制御するようにしたため、TDD無線通信システム及
びTDD無線通信子局において、要求信号の送信を合理
的に行うことができ、システム全体として、親局と子局
との接続可能性を高めてデータ伝送のスループットを向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したTDD無線LANシステム
の構成図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係る子局(UM)の構
成図である。
【図3】 本発明の第2実施例に係る子局(UM)の構
成図である。
【図4】 本発明の第3実施例に係る親局(CM)の構
成図である。
【図5】 本発明の第4実施例に係る親局(CM)の構
成図である。
【図6】 本発明の第4実施例に係る子局(UM)の構
成図である。
【図7】 本発明の第4実施例に係るセクタアンテナの
平面図である。
【図8】 本発明の第4実施例に係る無線通信フレーム
の構成図である。
【図9】 本発明の第5実施例に係る親局(CM)の構
成図である。
【図10】 本発明の第5実施例に係る子局(UM)の
構成図である。
【図11】 本発明の第5実施例に係るランダムパター
ンテーブルの記述を示す図である。
【図12】 本発明の第5実施例に係る衝突がない場合
のTDD通信手順を示す流れ図である。
【図13】 本発明の第5実施例に係る衝突がある場合
のTDD通信手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
1:親局(CM)、 3:子局(UM)、20:受信電
界強度測定部、 21:送信電力制御部、22:衝突程
度検出部、 40:受信電界強度測定部、41:送信電
力制御部、 42:エラー検出部、43:送信間隔制御
部、 N:ネットワーク、T:情報処理端末装置、

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と子局との間でTDD方式により無
    線通信を行うTDD無線通信システムにおいて、 親局は、制御手段により制御して所定の送信電力で信号
    を送信し、 子局は、親局から受信した信号の受信電界強度を電界強
    度測定手段により検出し、制御手段により、受信電界強
    度が大きいときには送信電力を低下させ、受信電界強度
    が小さいときには送信電力を増大させる傾向で、検出し
    た受信電界強度に応じて親局への信号の送信電力を調整
    することを特徴とするTDD無線通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のTDD無線通信システ
    ムにおいて、 電界強度測定手段は、通信同期をとるために親局から送
    信される報知信号の受信電界強度を検出することを特徴
    とするTDD無線通信システム。
  3. 【請求項3】 親局と子局との間でTDD方式により無
    線通信を行うTDD無線通信システムにおいて、 子局は、親局から受信した信号のエラーレートをエラー
    検出測定手段により検出し、制御手段により、エラーレ
    ートが大きいときには送信電力を増大させ、エラーレー
    トが小さいときには送信電力を低下させる傾向で、検出
    したエラーレートに応じて親局への信号の送信電力を調
    整することを特徴とするTDD無線通信システム。
  4. 【請求項4】 親局と子局との間でTDD方式により無
    線通信を行うTDD無線通信システムにおいて、 親局は、子局から受信した信号の受信電界強度を電界強
    度測定手段により検出し、受信電界強度が所定の値より
    大きいときには送信電力を低下させ、受信電界強度が所
    定の値より小さいときには送信電力を増大させる指令を
    子局に送信し、 子局は、親局から受信した指令に従って、制御手段によ
    り親局に送信する信号の送信電力を調整することを特徴
    とするTDD無線通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載のTDD無
    線通信システムにおいて、 子局は、制御手段により送信電力を調整して、親局が各
    子局から受信する信号の受信電界強度を均一化し、 親局は、複数の子局から送信された要求信号の受信電界
    強度の総和を電界強度測定手段により検出し、制御手段
    により当該受信電界強度の総和から要求の衝突程度を求
    めて、当該衝突程度を示す情報を子局に対して送信し、 子局は、受信した衝突程度情報から衝突程度が大きいと
    きには、制御手段が再要求の送信間隔を長くすることを
    特徴とするTDD無線通信システム。
  6. 【請求項6】 親局と子局との間でTDD方式により無
    線通信を行うTDD無線通信システムにおいて、 親局は、衝突程度検出手段により複数の子局から送信さ
    れた要求信号の衝突程度を求めて、当該衝突程度を示す
    情報を子局に対して送信し、 子局は、受信した衝突程度情報から衝突程度が大きいと
    きには、制御手段が再要求の送信間隔を長くすることを
    特徴とするTDD無線通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のTDD無線通信システムにおいて、 親局は有線ネットワークに接続され、子局は携帯可能な
    情報処理装置に設けられて、無線LANシステムを構成
    していることを特徴とするTDD無線通信システム。
  8. 【請求項8】 親局とTDD方式により無線通信を行う
    TDD無線通信子局において、 親局が所定の送信電力で送信した信号を受信して、当該
    受信信号の受信電界強度を電界強度測定手段により検出
    し、制御手段により、受信電界強度が大きいときには送
    信電力を低下させ、受信電界強度が小さいときには送信
    電力を増大させる傾向で、検出した受信電界強度に応じ
    て親局への信号の送信電力を調整して当該親局の受信電
    界強度が所定値となるようにしたことを特徴とするTD
    D無線通信子局。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のTDD無線通信子局に
    おいて、 親局が、複数の子局から送信された要求信号の受信電界
    強度の総和に基づいて割り出した要求の衝突程度を当該
    親局から受信して、 受信した衝突程度情報から衝突程度が大きいときには、
    制御手段が再要求の送信間隔を長くすることを特徴とす
    るTDD無線通信子局。
JP11065303A 1999-03-11 1999-03-11 Tdd無線通信システム Pending JP2000261392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11065303A JP2000261392A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 Tdd無線通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11065303A JP2000261392A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 Tdd無線通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000261392A true JP2000261392A (ja) 2000-09-22

Family

ID=13283020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11065303A Pending JP2000261392A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 Tdd無線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000261392A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271265A (ja) * 2001-03-07 2002-09-20 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線局装置
JP2012244317A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信装置および送信電力制御方法
JP2016208403A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社タダノ 無線通信装置
JP2021164203A (ja) * 2020-03-30 2021-10-11 東京瓦斯株式会社 電力監視制御装置、電力監視制御プログラム
JP2021164199A (ja) * 2020-03-30 2021-10-11 東京瓦斯株式会社 電力監視制御装置、電力監視制御プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271265A (ja) * 2001-03-07 2002-09-20 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線局装置
JP2012244317A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信装置および送信電力制御方法
JP2016208403A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社タダノ 無線通信装置
JP2021164203A (ja) * 2020-03-30 2021-10-11 東京瓦斯株式会社 電力監視制御装置、電力監視制御プログラム
JP2021164199A (ja) * 2020-03-30 2021-10-11 東京瓦斯株式会社 電力監視制御装置、電力監視制御プログラム
JP7341097B2 (ja) 2020-03-30 2023-09-08 東京瓦斯株式会社 電力監視制御装置、電力監視制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220132423A1 (en) Power saving mechanisms for multi-link communications
US9282511B2 (en) Method for managing power save mode in wireless LAN system, and device for supporting same
JP5270045B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信装置
US6882635B2 (en) Coexistence between interfering communication systems
EP1929811B8 (en) Communication in dual protocol environments
EP2997776B1 (en) Access point response to ps-poll
US9467357B2 (en) Method for power save mode operation in wireless local area network and apparatus for the same
US9019943B2 (en) Systems and methods of communication using tunneled direct link setup (TDLS)
US8391907B1 (en) Background scan process for wireless devices
KR101379870B1 (ko) 무선 근거리 통신망(wlan) 전력 절감을 위한 저장된 트래픽 없음 지시를 위한 방법 및 시스템
US20070230418A1 (en) Triggering rule for energy efficient data delivery
US9198197B2 (en) Determining maximum packet duration
WO2009101567A1 (en) Wireless communications arrangement, network and approach therefor to manage a shared channel among different wireless systems
JP2004535139A (ja) ハイブリッド・コーディネーション機能を利用したieee802.11の電力制御
EP1322075B1 (en) Improving connection rate in wireless communication
KR20080007658A (ko) 메시 네트워크 내에서의 채널 액세스 방법
JP5359755B2 (ja) 無線通信システム、端末機器、無線lanアクセスポイント、及び無線通信方法
US20180160459A1 (en) Method and apparatus for cooperative microsleep operation
JP2000261392A (ja) Tdd無線通信システム
US7768971B2 (en) Central frequency modification without communication disruption
JP2007006019A (ja) 無線装置、通信局、及び無線ネットワーク
JP2002247053A (ja) 無線周波数共用方法並びに無線基地局制御方法及び無線端末局制御方法
JP2001203710A (ja) ポーリング方式を用いたパケット通信の送信レート制御方法およびパケット通信用基地局通信装置
JP5601113B2 (ja) 無線通信装置
WO2022168393A1 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム