JP2000260893A - 半導体パッケージおよびその製造方法 - Google Patents

半導体パッケージおよびその製造方法

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JP2000260893A
JP2000260893A JP6038099A JP6038099A JP2000260893A JP 2000260893 A JP2000260893 A JP 2000260893A JP 6038099 A JP6038099 A JP 6038099A JP 6038099 A JP6038099 A JP 6038099A JP 2000260893 A JP2000260893 A JP 2000260893A
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wiring board
semiconductor element
layer
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Takashi Ikeda
尊士 池田
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Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度な半導体素子の搭載を可能とし、製造
コストを低減する半導体パッケージを提供する。 【解決手段】 半導体素子をTABテープ10上に搭載
し、主としてTABテープ10の配線12で信号配線を
取回すようにしており、コア基板20の配線層22は、
基本的には電源層および接地層を構成している。このた
め、パッケージの構成を簡単なものとしており、これに
より、製造コストを低減することができる。さらに、T
ABテープ10とコア基板20とを別々に作製し、その
後両者を電気的および機械的に接続することにより、設
計の自由度が広がり、パッケージサイズを小さくするこ
とができる。さらにまた、TABテープ10の配線12
を高密度にすることができるので、入出力信号数の多い
半導体素子と多端子、狭ピッチで接続し、パッケージサ
イズを小型にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体パッケージ
およびその製造方法に関し、特にプリント配線板上に半
導体素子を搭載するようにした半導体パッケージおよび
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、ICチップやLS
Iチップ等の半導体素子は、半導体パッケージに設けら
れた半導体素子搭載部に搭載されて実用に供されてい
る。樹脂モールドパッケージはセラミック製の半導体パ
ッケージに比べて製造コストが安価であり、特にリード
フレームを用いずにプリント配線板上に半導体素子を搭
載し、プリント配線板の電極部に取付けたはんだボール
等でマザーボードに接続するようにしたBGA(Ball Gr
id Array) パッケージが注目されている。BGAパッケ
ージは、QFP(Quad Flat Package) 等のリードフレー
ムを用いたパッケージに比べて、リードを面的にとる
ため多ピン化が可能である。リードピッチが大きく、
マウンタ等の精度が甘くてもよいので、製造歩留りが向
上する。製造コストが比較的安価である等の長所を有
している。
【0003】従来のBGAパッケージは、半導体素子が
プリント配線板の上部に搭載され、ボンディングワイ
ヤ、プリント配線板の配線、プリント配線板の周辺に設
けたスルーホール、プリント配線板の下部の電極部等を
介してはんだボール等に半導体素子の電極部が電気的に
接続されており、半導体素子搭載後にモールド樹脂で封
止されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のBGA
パッケージにおいては、積層板を積層してめっきスルー
ホールで導体パターンの層間接続を行うスルーホール基
板構造をプリント配線板として用いているので、導体パ
ターンの微細化が困難であるとともに、導体パターンの
層間接続のためには積層した全ての積層板を貫通するス
ルーホールを設ければならない。このため、配線密度を
高めることができず、その結果、半導体装置の小型化が
困難であるという問題があった。
【0005】そこで、プリント配線板として、ビルドア
ップ基板と称される構造のものがある。このビルドアッ
プ基板は、例えば図5に示すように、積層板等からなる
コア基板1の上に、導体パターン2と感光性樹脂からな
る絶縁層3とをビア4を形成しながら交互に積み上げる
方法(ビルドアップ法)で形成し、ビア4で導体パター
ン2の層間接続を行うものである。なお、スルーホール
5はコア基板1に形成されている。
【0006】上記のように、プリント配線板としてビル
ドアップ基板を使用すると、導体パターンの微細化が可
能であるとともに、各絶縁層ごとに形成するビアで導体
パターンの層間接続がなされるため、スルーホール基板
の場合より配線密度を高めることができ、したがって半
導体装置の小型化が容易である。
【0007】ところで、プリント配線板としてビルドア
ップ基板を用いた半導体装置においては、コア基板の両
面に導体パターンと絶縁層とを交互に積み上げて形成
し、配線の高密度化を達成している。コア基板の片面に
のみ導体パターンと絶縁層とを交互に積み上げて形成し
たのでは、プリント配線板に反りが発生するため、実際
に製造することは困難であった。
【0008】コア基板の両面に導体パターンと絶縁層と
を交互に積み上げて形成した場合、プリント配線板の半
導体素子搭載側の面は半導体素子の入出力部のピッチを
広げるため高密度配線が必要であるが、しかし、プリン
ト配線板の反半導体素子搭載側の面は電源層や接地層等
の低密度配線層が形成されており、プリント配線板の半
導体素子搭載側の面と反半導体素子搭載側の面とで配線
密度に大きな差があった。したがって、高密度配線が必
要でないプリント配線板の反半導体素子搭載側の面にま
で、導体パターンと絶縁層とを交互に積み上げて形成し
ているため、製造コストが増大するという問題があっ
た。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、高密度な半導体素子の搭載を可
能とし、製造コストを低減する半導体パッケージを提供
することを目的とする。本発明の他の目的は、設計の自
由度が広く、パッケージサイズを小さくすることが可能
な半導体パッケージおよびその製造方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
半導体パッケージによると、プリント配線板は、半導体
素子を搭載するための半導体素子搭載部と、半導体素子
と電気的に接続される配線とを有しており、配線基板
は、プリント配線板の反半導体素子搭載側に設けられ、
電源層および/または接地層となる配線層を有してい
る。このため、プリント配線板に高密度配線を形成し、
配線基板に電源層や接地層等の低密度配線層を形成して
いるので、プリント配線板と配線基板とを電気的および
機械的に接続することにより、パッケージの構成を簡単
なものとすることができる。したがって、製造コストを
低減することができる。
【0011】さらに、プリント配線板と配線基板とを別
々に作製し、その後両者を電気的および機械的に接続す
ることにより、設計の自由度が広がり、パッケージサイ
ズを小さくすることができる。
【0012】本発明の請求項2記載の半導体パッケージ
によると、プリント配線板は絶縁性フィルムを有するフ
ィルム状基板であるので、例えば絶縁性樹脂フィルムの
片面あるいは両面に配線が形成されたTAB(Tape Auto
mated Bonding)テープをプリント配線板として用いるこ
とにより、配線を高密度にすることができる。したがっ
て、入出力信号数の多い半導体素子と多端子、狭ピッチ
で接続することが可能であるので、高密度な半導体素子
を搭載することができる。
【0013】絶縁性フィルムとしては、ポリイミド、エ
ポキシ樹脂、ポリアミド等のプラスチックフィルム、あ
るいはポリイミド、エポキシ樹脂、ポリアミド等のプラ
スチックをガラス不織布等の基材に含浸・硬化したもの
などを使用することができる。
【0014】絶縁性樹脂フィルムの片面あるいは両面に
配線を形成するには、銅(Cu)や銅合金等の箔をエッ
チングする方法、所定の箇所にCuめっきを施す方法、
ならびにそれらを併用する方法などを使用することがで
きる。
【0015】プリント配線板の配線間の電気的な接続
は、導電性ビアホールにドリルをかけるかレーザ照射し
て不要物を除去した後めっきすることにより行うことが
できる。配線の露出部分にニッケル(Ni)、金(A
u)等のめっきを施すことにより電極部を形成すること
ができる。
【0016】半導体素子とプリント配線板の配線層との
電気的な接続は、ワイヤボンディング、フリップチッ
プ、TAB等により行うことができる。
【0017】配線基板としては、耐熱性のある樹脂製フ
ィルムまたは薄い積層板を基材として用いることができ
る。フィルムの材料としては、例えばポリイミド、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリエーテルエーテルケトン等
の樹脂とするのが好ましく、積層板の樹脂としては、エ
ポキシ、ポリイミド、ビスマレイミドトリアジン(B
T)等とするのが好ましい。配線は、Cu等の薄層のフ
ォトリソグラフィ、エッチング、酸化処理等により形成
することができる。積層板はガラス等を補強板としてエ
ポキシ等で積層することが可能である。積層板の配線間
の電気的な接続は、導電性ビアホールやCu等のめっき
を施したスルーホールにドリルをかけるかレーザ照射し
て不要物を除去した後めっきすることにより行うことが
できる。配線の露出部分にNi、Au等のめっきを施す
ことにより電極部を形成することができる。
【0018】本発明の請求項3記載の半導体パッケージ
によると、プリント配線板と配線基板との間に設けられ
る接続部は、プリント配線板と配線基板とを接合し、プ
リント配線板の配線の一部と配線基板の配線層とを電気
的に接続する。このため、接続部として導電性接着剤や
はんだボール等を用いることにより、プリント配線板と
配線基板との接合と、プリント配線板の配線の一部と配
線基板の配線層との電気的な接続を同時に行うことがで
きる。したがって、簡単な構成で製造コストを低減する
ことができる。
【0019】導電性接着剤としては、例えば熱硬化性の
樹脂内に導電性の微小な粒子を分散させてシート状にし
た異方性導電シートや、ペースト状にした異方性導電ペ
ーストを用いることができる。また、はんだボールとし
ては、例えば鉛錫共晶はんだ、金錫共晶はんだ等の材料
を用いることができる。
【0020】本発明の請求項4記載の半導体パッケージ
の製造方法によると、半導体素子を搭載するための半導
体素子搭載部を有するプリント配線板に半導体素子と電
気的に接続される配線を形成し、電源層および/または
接地層となる配線層を配線基板に形成し、配線を形成し
たプリント配線板と、配線層を形成した配線基板とを接
合し、プリント配線板の配線の一部と配線基板の配線層
とを電気的に接続する。
【0021】したがって、プリント配線板と配線基板と
を別々に作製し、その後両者を電気的および機械的に接
続することにより、設計の自由度が広がり、パッケージ
サイズを小さくすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数の実施例を図
面に基づいて説明する。 (第1実施例)フリップチップ構造の半導体素子を搭載
するようにした半導体パッケージに本発明を適用した第
1実施例について、図1〜図3を用いて説明する。
【0023】図1に示すように、半導体パッケージ10
0は、プリント配線板としてのTABテープ10と、配
線基板としてのコア基板20と、接続部としてのはんだ
ボール30とから構成される。
【0024】TABテープ10は、例えばポリイミド樹
脂フィルム等の絶縁樹脂フィルムからなるテープキャリ
ア11に例えばCu箔からなる配線12を形成したもの
であり、図示しない半導体素子の電極パッドと電気的お
よび機械的に接続されるはんだバンプ13を有してい
る。このはんだバンプ13が設けられているTABテー
プ10の上面は半導体素子搭載部を構成している。配線
12は、はんだバンプ13を介して図示しない半導体素
子の信号配線等と電気的に接続されている。したがっ
て、半導体素子の信号配線等は配線12により取回され
ている。配線12の表面にははんだレジストとしてポリ
イミドコート14が施されており、配線12の露出部分
にNi、Au等のめっきが施されている。TABテープ
10の下面であって、コア基板20側の配線12に電極
部15が形成されている。
【0025】コア基板20は、例えばBT等の絶縁層2
1と、配線層としてのCu等の配線層22とをエポキシ
樹脂等で積層した薄い積層板からなり、Cu等をめっき
したスルーホール23を有している。配線層22は、基
本的に電源層および接地層を構成するものであって、配
線層22の表面にははんだレジストとしてポリイミドコ
ート24が施されており、配線層22の露出部分にN
i、Au等のめっきが施されている。コア基板20の上
面であって、TABテープ側の配線層22に電極部25
が形成されており、コア基板20の下面であって、反T
ABテープ側の配線層22に電極部26が形成されてい
る。
【0026】TABテープ10とコア基板20との間に
ははんだボール30が設けられている。はんだボール3
0は、TABテープ10の電極部15の一部とコア基板
20の電極部25とを電気的および機械的に接続してい
る。したがって、はんだボール30は、TABテープ1
0とコア基板20とを接合しており、TABテープ10
の配線12の一部とコア基板20の配線層22とを電気
的に接続している。また、TABテープ10とコア基板
20との間にはエポキシ等の樹脂40が充填されてい
る。
【0027】上記の構成により、半導体素子の信号配線
は、基本的にTABテープ10の配線12により取回さ
れているが、信号配線の一部をコア基板20の配線層2
2により取回すことも可能である。そして、電極部25
を介して図示しないはんだボールや導電性接着剤等によ
りマザーボードとしての図示しないPCB(Print Circu
it Board) 等に接続可能としている。
【0028】次に、図1に示す半導体パッケージ100
の製造方法について説明する。まず、TABテープ10
の作製方法について述べる。 (1) 図2(A)および(B)に示すように、ポリイミド
樹脂フィルム等の絶縁樹脂フィルムからなるテープキャ
リア111の両面にCu箔112を貼り合せたTABテ
ープ用フィルムを公知のフォトリソグラフ工程およびエ
ッチング工程に投入し、上面の不要なCu箔を除去す
る。
【0029】(2) 図2(C)に示すように、上面の不要
なCu箔を除去したTABテープ用フィルムに穴部11
3を形成し、樹脂残さを除去してテープキャリア11を
作製する。
【0030】(3) 図2(D)に示すように、テープキャ
リア11を作製したTABテープ用フィルムに無電解C
uめっき、電解Cuめっきを施してCuによる導通路1
14を形成する。
【0031】(4) 図2(E)に示すように、導通路11
4を形成したTABテープ用フィルムを再びフォトリソ
グラフ工程およびエッチング工程に投入し、パターン形
成を行って配線12を形成する。
【0032】(5) 図2(F)および(G)に示すよう
に、配線12の表面にポリイミドコート14を施し、配
線12の露出部分にNi、Au等のめっきを施して下面
に電極部15を形成する。
【0033】(6) 図2(H)に示すように、電極部15
を形成したTABテープ用フィルムの上面の穴部にはん
だバンプ13を設けることにより、TABテープ10が
作製される。
【0034】次に、コア基板20の作製方法について述
べる。 (7) 図3に示すように、例えばBT等の絶縁層21と、
Cu等の配線層22とをエポキシ樹脂等で積層し、Cu
等のめっきを施したスルーホール23を形成し、配線層
22の表面にポリイミドコート24を施し、配線層22
の露出部分にNi、Au等のめっきを施すことにより電
極部25および26を形成してコア基板20を作製す
る。
【0035】次に、上記の(1)〜(6)の工程で作製したT
ABテープ10と、上記の(7)の工程で作製したコア基
板20とを、図1に示すように、はんだボール30を用
いて接合する。このとき、はんだボール30は、TAB
テープ10の電極部15の一部とコア基板20の電極部
25とを電気的および機械的に接続している。したがっ
て、はんだボール30は、TABテープ10とコア基板
20とを接合しており、TABテープ10の配線12の
一部とコア基板20の配線層22とを電気的に接続して
いる。そして、TABテープ10とコア基板20との間
にエポキシ等の樹脂40を充填する。
【0036】このようにして作製された半導体パッケー
ジ100は、半導体素子をTABテープ10上に搭載
し、主としてTABテープ10の配線12で信号配線を
取回すようにしており、コア基板20の配線層22は、
基本的に電源層および接地層を構成している。したがっ
て、パッケージの構成を簡単なものとしており、これに
より、製造コストを低減することができる。
【0037】さらに、TABテープ10とコア基板20
とを別々に作製し、その後両者を電気的および機械的に
接続することにより、設計の自由度が広がり、パッケー
ジサイズを小さくすることができる。
【0038】さらにまた、TABテープ10の配線12
を高密度にすることができるので、入出力信号数の多い
半導体素子と多端子、狭ピッチで接続し、パッケージサ
イズを小型にすることができる。すなわち、半導体素子
の入出力信号数の増加に対応させるとともに、パッケー
ジサイズを小型にすることが可能である。さらには、パ
ッケージサイズの小型化に伴って信号配線長を短くする
ことができ、またTABテープ10においては配線材料
としてCu等を使用することができるため、信号配線を
低抵抗化および低インダクタンス化することができる。
これらは動作周波数の高周波化が進められている半導体
素子に対して特に有効である。
【0039】以上説明した本発明の第1実施例において
は、高密度な半導体素子の搭載を可能とし、製造コスト
を低減するともに、半導体装置の設計の自由度が広くな
り、かつパッケージサイズを小さくすることができる。
【0040】上記第1実施例では、TABテープ10と
コア基板20とをはんだボール30を用いて接合した
が、本発明では、TABテープとコア基板とを導電性接
着剤を用いて接合してもよい。
【0041】また第1実施例では、BT等の絶縁層21
とCu等の配線層22とをエポキシ樹脂等で積層した積
層板をコア基板20に用いたが、本発明では、コア基板
はその材質および構成に限定されず、樹脂製フィルム等
を用いてもよい。
【0042】(第2実施例)図2に示す第1実施例のT
ABテープ10の製造方法を変更した第2実施例につい
て、図4を用いて説明する。第1実施例と実質的に同一
部分に同一符号を付す。
【0043】第2実施例のTABテープの作製方法につ
いて述べる。 (1) 図4(A)および(B)に示すように、ポリイミド
樹脂フィルム等の絶縁樹脂フィルムからなるテープキャ
リア111の両面にCu箔112を貼り合せたTABテ
ープ用フィルムを公知のフォトリソグラフ工程およびエ
ッチング工程に投入し、パターン形成を行って配線62
を形成する。
【0044】(2) 図4(C)に示すように、配線62を
形成したTABテープ用フィルムに穴部163を形成
し、樹脂残さを除去してテープキャリア61を作製す
る。 (3) 図4(D)および(E)に示すように、配線62の
表面にポリイミドコート64を施し、配線62の露出部
分にNi、Au等のめっきを施して下面に電極部65を
形成する。
【0045】(4) 図4(F)に示すように、電極部65
を形成したTABテープ用フィルムの上面の穴部163
にはんだバンプ63を設けることにより、TABテープ
60が作製される。
【0046】上記の(1)〜(5)の工程で作製したTABテ
ープ60と、第1実施例の(7)の工程で作製したコア基
板とを導電性接着剤やはんだボール等を用いて接合し、
半導体パッケージを作製する。
【0047】第2実施例においても、半導体素子をTA
Bテープ60上に搭載し、主としてTABテープ60の
配線62で信号配線を取回すようにしており、コア基板
の配線層は、基本的に電源層および接地層を構成してい
る。したがって、パッケージの構成を簡単なものとして
おり、これにより、製造コストを低減することができ
る。
【0048】さらに、TABテープ60とコア基板とを
別々に作製し、その後両者を電気的および機械的に接続
することにより、設計の自由度が広がり、パッケージサ
イズを小さくすることができる。
【0049】さらにまた、TABテープ60の配線62
を高密度にすることができるので、入出力信号数の多い
半導体素子と多端子、狭ピッチで接続し、パッケージサ
イズを小型にすることができる。
【0050】以上説明した本発明の複数の実施例では、
1層構造のTABテープを備えた半導体パッケージに本
発明を適用したが、複数層構造のTABテープを備えた
半導体パッケージに本発明を適用可能なことはいうまで
もない。
【0051】上記複数の実施例では、フリップチップ構
造の半導体素子を搭載するようにした半導体パッケージ
に本発明を適用したが、半導体素子とTABテープとの
ボンディングは、フリップチップに限らず、ワイヤボン
ディングやTABで行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】フリップチップ構造の半導体素子を搭載するよ
うにした半導体パッケージに本発明を適用した第1実施
例を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による半導体パッケージの
製造方法を説明するためのものであって、TABテープ
を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による半導体パッケージの
製造方法を説明するためのものであって、コア基板を示
す模式的断面図である。
【図4】本発明の第2実施例による半導体パッケージの
製造方法を説明するためのものであって、TABテープ
を示す模式的断面図である。
【図5】従来のビルドアップ基板を示す模式的断面図で
ある。
【符号の説明】 10 TABテープ(プリント配線板) 11 テープキャリア 12 配線 13 はんだバンプ 14 ポリイミドコート 15 電極部 20 コア基板(配線基板) 21 絶縁層 22 配線層 23 スルーホール 24 ポリイミドコート 25、26 電極部 30 はんだボール(接続部) 60 TABテープ(プリント配線板) 61 テープキャリア 62 配線 63 はんだバンプ 64 ポリイミドコート 65 電極部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子を搭載するための半導体素子
    搭載部、ならびに前記半導体素子と電気的に接続される
    配線を有するプリント配線板と、 前記プリント配線板の反半導体素子搭載側に設けられ、
    電源層および/または接地層となる配線層を有する配線
    基板と、 を備えることを特徴とする半導体パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記プリント配線板は、絶縁性フィルム
    を有するフィルム状基板であることを特徴とする請求項
    1記載の半導体パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記プリント配線板と前記配線基板との
    間に設けられて前記プリント配線板と前記配線基板とを
    接合し、前記プリント配線板の配線の一部と前記配線基
    板の配線層とを電気的に接続する接続部を備えることを
    特徴とする請求項1または2記載の半導体パッケージ。
  4. 【請求項4】 半導体素子を搭載するための半導体素子
    搭載部を有するプリント配線板に前記半導体素子と電気
    的に接続される配線を形成する工程と、 電源層および/または接地層となる配線層を配線基板に
    形成する工程と、 配線を形成したプリント配線板と、配線層を形成した配
    線基板とを接合し、前記プリント配線板の配線の一部と
    前記配線基板の配線層とを電気的に接続する工程と、 を含むことを特徴とする半導体パッケージの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6528734B2 (en) 2001-03-30 2003-03-04 Nec Corporation Semiconductor device and process for fabricating the same
US7217370B2 (en) 2001-09-05 2007-05-15 Hitachi Cable, Ltd. Wiring board and process for producing the same

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