JP2000259782A - 小型メモリカード用アダプタ - Google Patents
小型メモリカード用アダプタInfo
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- JP2000259782A JP2000259782A JP11066412A JP6641299A JP2000259782A JP 2000259782 A JP2000259782 A JP 2000259782A JP 11066412 A JP11066412 A JP 11066412A JP 6641299 A JP6641299 A JP 6641299A JP 2000259782 A JP2000259782 A JP 2000259782A
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- small memory
- small
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型メモリカードを抜去するためイジェクト
ボタンを押し込み、小型メモリカードがコネクタ接続端
子より外れる際に、小型メモリカードを保持していた力
がなくなるため、小型メモリカードは勢いよく飛び出し
てしまい、抜け落ちる恐れがあった。 【解決手段】 メモリＩＣを実装した回路基板６と回路
基板６を収納するフレーム８とを具備し、小型メモリカ
ード２を収納接続できる小型メモリカード用アダプタ１
の、小型メモリカード２の側面に当接される弾性片１５
を接触部材１０として具備することで、飛び出しによる
破損や紛失の恐れをなくすことができる。
ボタンを押し込み、小型メモリカードがコネクタ接続端
子より外れる際に、小型メモリカードを保持していた力
がなくなるため、小型メモリカードは勢いよく飛び出し
てしまい、抜け落ちる恐れがあった。 【解決手段】 メモリＩＣを実装した回路基板６と回路
基板６を収納するフレーム８とを具備し、小型メモリカ
ード２を収納接続できる小型メモリカード用アダプタ１
の、小型メモリカード２の側面に当接される弾性片１５
を接触部材１０として具備することで、飛び出しによる
破損や紛失の恐れをなくすことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報機器端末
やデジタルカメラなどに利用される小型メモリカードを
ＰＣＭＣＩＡ（Personal Computer Memory Card Intern
ational Association）／ＪＥＩＤＡ（社団法人日本電
子工業振興協会）によって規格化されているＰＣカード
などのスロットに接続変換するための小型メモリカード
用アダプタに関するものである。
やデジタルカメラなどに利用される小型メモリカードを
ＰＣＭＣＩＡ（Personal Computer Memory Card Intern
ational Association）／ＪＥＩＤＡ（社団法人日本電
子工業振興協会）によって規格化されているＰＣカード
などのスロットに接続変換するための小型メモリカード
用アダプタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータなどに多
用されているＰＣカードは、ＰＣＭＣＩＡ／ＪＥＩＤＡ
によって規格化されており、例えば、長さ８５．６ｍ
ｍ、幅５４．０ｍｍ、厚さ５．０ｍｍのＰＣカード外形
が規定されている。
用されているＰＣカードは、ＰＣＭＣＩＡ／ＪＥＩＤＡ
によって規格化されており、例えば、長さ８５．６ｍ
ｍ、幅５４．０ｍｍ、厚さ５．０ｍｍのＰＣカード外形
が規定されている。
【０００３】ところで、携帯情報端末、携帯電話、デジ
タルカメラなどの機器は一層の小型化が進んでおり、そ
れにあわせて、より小型のメモリカードが要求されてい
る。例えば、長さ４５．０ｍｍ、幅４２．８ｍｍ、厚さ
３．３ｍｍの小型メモリカードが提案されている。さら
に、現在ではより一層の小型・軽量化を目指して、切手
サイズの小型メモリカードが種々提案され、商品化され
ている。そして、同時に市場に多く在する従来のＰＣカ
ードスロットへも新しい小型メモリカードの使用が試み
られている。
タルカメラなどの機器は一層の小型化が進んでおり、そ
れにあわせて、より小型のメモリカードが要求されてい
る。例えば、長さ４５．０ｍｍ、幅４２．８ｍｍ、厚さ
３．３ｍｍの小型メモリカードが提案されている。さら
に、現在ではより一層の小型・軽量化を目指して、切手
サイズの小型メモリカードが種々提案され、商品化され
ている。そして、同時に市場に多く在する従来のＰＣカ
ードスロットへも新しい小型メモリカードの使用が試み
られている。
【０００４】そこで、小型メモリカードから従来のＰＣ
カードスロットへ接続できる小型メモリカード用アダプ
タが実用化されている。
カードスロットへ接続できる小型メモリカード用アダプ
タが実用化されている。
【０００５】当初、この小型メモリカード用アダプタ
は、小型メモリカードを挿抜する際、単に人の手によっ
て行っていた。その後、小型メモリカードの抜去を容易
にするため、イジェクト機構を備えた小型メモリカード
用アダプタが提案、商品化されている。
は、小型メモリカードを挿抜する際、単に人の手によっ
て行っていた。その後、小型メモリカードの抜去を容易
にするため、イジェクト機構を備えた小型メモリカード
用アダプタが提案、商品化されている。
【０００６】以下に従来のイジェクト機構を備えた小型
メモリカード用アダプタの構造について説明する。樹脂
フレーム内に収納された回路基板は、メモリＩＣ、接地
用コイルバネ、接続コネクタなどを搭載しており、樹脂
フレームを上下金属パネルにより覆っている。この時、
接地用コイルバネは金属パネルに当接するよう構成して
いる。接続コネクタは、小型メモリカードと電気的接続
する。小型メモリカードを抜去させるイジェクトボタン
は、樹脂フレームの後端にカード挿抜方向に摺動自在に
取り付けられる。一端をイジェクトボタンと接続され他
端のコネクタ部横に接するように設けた折曲片により小
型メモリカードを保持するアームは、樹脂フレームによ
りアームの中央部で回転自在に固定されている。
メモリカード用アダプタの構造について説明する。樹脂
フレーム内に収納された回路基板は、メモリＩＣ、接地
用コイルバネ、接続コネクタなどを搭載しており、樹脂
フレームを上下金属パネルにより覆っている。この時、
接地用コイルバネは金属パネルに当接するよう構成して
いる。接続コネクタは、小型メモリカードと電気的接続
する。小型メモリカードを抜去させるイジェクトボタン
は、樹脂フレームの後端にカード挿抜方向に摺動自在に
取り付けられる。一端をイジェクトボタンと接続され他
端のコネクタ部横に接するように設けた折曲片により小
型メモリカードを保持するアームは、樹脂フレームによ
りアームの中央部で回転自在に固定されている。
【０００７】小型メモリカードの取り出し方法は、イジ
ェクトボタンをカード挿入方向に手指で押し込むことに
より連結されているアームを介し、小型メモリカード横
に位置する折曲片が小型メモリカードと当接しながら、
抜去方向へ移動するため、小型メモリカードは取り外せ
る。
ェクトボタンをカード挿入方向に手指で押し込むことに
より連結されているアームを介し、小型メモリカード横
に位置する折曲片が小型メモリカードと当接しながら、
抜去方向へ移動するため、小型メモリカードは取り外せ
る。
【０００８】又、小型メモリカードは小型メモリカード
用スロットへ接続前に顕著な静電荷を保持していること
があり、カードの信号接触子が接続される前に放電させ
る接地回路を設けることは有力である。カードの接地装
置としては、特開平７−２８９６６号公報で提案されて
いる。
用スロットへ接続前に顕著な静電荷を保持していること
があり、カードの信号接触子が接続される前に放電させ
る接地回路を設けることは有力である。カードの接地装
置としては、特開平７−２８９６６号公報で提案されて
いる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、小型メモリカードを抜去するためイジェク
トボタンを押し込み、小型メモリカードがコネクタ接続
端子より外れる際に、小型メモリカードを保持していた
力がなくなるため、小型メモリカードは勢いよく飛び出
してしまい、抜け落ちる恐れがあった。特に切手サイズ
程度の小型メモリカードではその重量が軽いため、勢い
よく飛び出す可能性がさらに高くなり、例えば机から床
への落下による衝撃を与えてしまうことで不具合が起き
たり、その小ささ故に紛失してしまう恐れもあった。
の構成では、小型メモリカードを抜去するためイジェク
トボタンを押し込み、小型メモリカードがコネクタ接続
端子より外れる際に、小型メモリカードを保持していた
力がなくなるため、小型メモリカードは勢いよく飛び出
してしまい、抜け落ちる恐れがあった。特に切手サイズ
程度の小型メモリカードではその重量が軽いため、勢い
よく飛び出す可能性がさらに高くなり、例えば机から床
への落下による衝撃を与えてしまうことで不具合が起き
たり、その小ささ故に紛失してしまう恐れもあった。
【００１０】また接地装置を別途設けると部品点数が増
加し、コスト高になっていた。
加し、コスト高になっていた。
【００１１】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、安価な構成で、小型メモリカードの飛び出しを防止
するとともに、静電荷を確実に放電させることを目的と
する。
で、安価な構成で、小型メモリカードの飛び出しを防止
するとともに、静電荷を確実に放電させることを目的と
する。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の小型メモリカード用アダプタは、メモリＩ
Ｃを実装した回路基板と前記回路基板を収納するフレー
ムとを具備し、小型メモリカードを収納接続できる小型
メモリカード用アダプタであり、前記小型メモリカード
の側面に当接される弾性片を接触部材として具備したも
のである。
に、本発明の小型メモリカード用アダプタは、メモリＩ
Ｃを実装した回路基板と前記回路基板を収納するフレー
ムとを具備し、小型メモリカードを収納接続できる小型
メモリカード用アダプタであり、前記小型メモリカード
の側面に当接される弾性片を接触部材として具備したも
のである。
【００１３】これにより、小型メモリカードを取り出す
場合にも、小型メモリカードは飛び出し過ぎず、落下や
紛失の恐れをなくすことができる。
場合にも、小型メモリカードは飛び出し過ぎず、落下や
紛失の恐れをなくすことができる。
【００１４】また、接触部材は、弾性片を通じて小型メ
モリカードに帯電している静電荷を放電させる機能を有
することが望ましい。これにより、単一の構成で、さら
に静電荷の放電機能をも有し、機能向上と、部品点数の
削減及びそれに伴う必要スペースの削減を実現できる。
モリカードに帯電している静電荷を放電させる機能を有
することが望ましい。これにより、単一の構成で、さら
に静電荷の放電機能をも有し、機能向上と、部品点数の
削減及びそれに伴う必要スペースの削減を実現できる。
【００１５】また、金属パネル接触手段もしくは／およ
び回路基板接触手段と、弾性片とは接触部材として一体
的に形成することが望ましい。これにより、弾性片を新
たに設けることで起こりうる部品点数の増加を防止する
ことができる。
び回路基板接触手段と、弾性片とは接触部材として一体
的に形成することが望ましい。これにより、弾性片を新
たに設けることで起こりうる部品点数の増加を防止する
ことができる。
【００１６】また、弾性片は弾性を有し、小型メモリカ
ードの排出を抑制する方向に付勢されていることが望ま
しい。これにより、小型メモリカードに対して妥当な摩
擦力を与えることができるので、確実に一定位置までは
排出した上で、飛び出さない位置で留めることができ
る。
ードの排出を抑制する方向に付勢されていることが望ま
しい。これにより、小型メモリカードに対して妥当な摩
擦力を与えることができるので、確実に一定位置までは
排出した上で、飛び出さない位置で留めることができ
る。
【００１７】さらに、接触部材の金属パネル接触手段
は、上下両方の金属パネルに当接するよう構成されるこ
とが望ましい。これにより、更に確実に小型メモリカー
ドに帯電している静電荷を放電することができる。そし
て、接触部材は、回路基板接触手段と金属パネル接触手
段と弾性片と接地用接触部とが一体的に形成されていて
も良い。これによると、さらに部品点数を削減できると
共に、確実にカードに帯電している静電荷を本体機器に
放電することができる。
は、上下両方の金属パネルに当接するよう構成されるこ
とが望ましい。これにより、更に確実に小型メモリカー
ドに帯電している静電荷を放電することができる。そし
て、接触部材は、回路基板接触手段と金属パネル接触手
段と弾性片と接地用接触部とが一体的に形成されていて
も良い。これによると、さらに部品点数を削減できると
共に、確実にカードに帯電している静電荷を本体機器に
放電することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【００１９】図１は、本発明に係る小型メモリカード用
アダプタの全体斜視図、図２は小型メモリカード用アダ
プタの分解斜視図、図３及び図４はそれぞれ接地部材の
一形態の斜視図である。
アダプタの全体斜視図、図２は小型メモリカード用アダ
プタの分解斜視図、図３及び図４はそれぞれ接地部材の
一形態の斜視図である。
【００２０】図１において、１は小型メモリカード用ア
ダプタであり、パソコン等のＰＣカード用スロットに挿
入されて使用される。なお、本発明における効果はパソ
コンに用いられる場合にのみ発揮されるのではなく、他
のスロットサイズの異なる機器に小型メモリカードを挿
入する場合に用いられるアダプタ全般において効果があ
ることは言うまでもない。従って、本発明の権利範囲は
小型メモリカード用ＰＣカードアダプタに限定されるも
のではなく、アダプタを通じて小型メモリカードを用い
る小型メモリカード用アダプタ１全般であることは言う
までもない。２は小型メモリカードであり、図のように
小型メモリカード用アダプタ１のスロットに挿入されて
使用される。３はイジェクトボタンであり、使用者がカ
ード挿入方向に手指で押し込むことにより小型メモリカ
ード２を抜去することができる。
ダプタであり、パソコン等のＰＣカード用スロットに挿
入されて使用される。なお、本発明における効果はパソ
コンに用いられる場合にのみ発揮されるのではなく、他
のスロットサイズの異なる機器に小型メモリカードを挿
入する場合に用いられるアダプタ全般において効果があ
ることは言うまでもない。従って、本発明の権利範囲は
小型メモリカード用ＰＣカードアダプタに限定されるも
のではなく、アダプタを通じて小型メモリカードを用い
る小型メモリカード用アダプタ１全般であることは言う
までもない。２は小型メモリカードであり、図のように
小型メモリカード用アダプタ１のスロットに挿入されて
使用される。３はイジェクトボタンであり、使用者がカ
ード挿入方向に手指で押し込むことにより小型メモリカ
ード２を抜去することができる。
【００２１】図２において、８はフレームとして用いて
いる樹脂フレーム、６は回路基板である。回路基板６は
ＰＣカード用スロットに接続する第一コネクタ５を前側
に、反対方向の後ろ側に第二コネクタ１１を組み付けて
１個の組立部品としている。１０は接触部材、１７は接
地用接触部で、樹脂フレーム８に回路基板６等の組立て
部品を収納した後、樹脂フレーム８を覆うように、上下
一対の金属パネル４を固着する。
いる樹脂フレーム、６は回路基板である。回路基板６は
ＰＣカード用スロットに接続する第一コネクタ５を前側
に、反対方向の後ろ側に第二コネクタ１１を組み付けて
１個の組立部品としている。１０は接触部材、１７は接
地用接触部で、樹脂フレーム８に回路基板６等の組立て
部品を収納した後、樹脂フレーム８を覆うように、上下
一対の金属パネル４を固着する。
【００２２】次に図２から図４を用いて各部品の詳しい
説明をする。
説明をする。
【００２３】樹脂フレーム８は、回路基板６を収納する
回路基板収納領域を有し、後端部には、小型メモリカー
ド２用のスロットを有している。この後端部の両側面に
は、本体機器の接地手段に放電させる接地用接触部１７
を有しており、接地用接触部１７の端子は、組立て固着
する際に、金属パネル４に当接するように形成されてい
る。
回路基板収納領域を有し、後端部には、小型メモリカー
ド２用のスロットを有している。この後端部の両側面に
は、本体機器の接地手段に放電させる接地用接触部１７
を有しており、接地用接触部１７の端子は、組立て固着
する際に、金属パネル４に当接するように形成されてい
る。
【００２４】小型メモリカード２用のスロットについて
は、小型メモリカード２の挿抜を容易、確実にする案内
用のガイドレールを側杆部分に設け、このガイドレール
の側壁には穴２１を形成している。また、側杆に隣接す
るように接触部材１０が収納される接触部材収納領域２
０が形成されている。もう一方の側杆横には、小型メモ
リカード２を取り出すためのイジェクトボタン３を有し
ており、このイジェクトボタン３は、カードの挿抜方向
に対して、同じく摺動自在に配設される。このイジェク
トボタン３の操作力を伝えるアーム１２が小型メモリカ
ード２用スロットの接続端子部分上部に配され、アーム
１２中央部で回転自在に固定され、アーム１２の一端
は、イジェクトボタン３の後端と連結されている。もう
一端には、小型メモリカード２のコネクタ部横に当接さ
れるように折り曲げられた折曲片９が形成されている。
は、小型メモリカード２の挿抜を容易、確実にする案内
用のガイドレールを側杆部分に設け、このガイドレール
の側壁には穴２１を形成している。また、側杆に隣接す
るように接触部材１０が収納される接触部材収納領域２
０が形成されている。もう一方の側杆横には、小型メモ
リカード２を取り出すためのイジェクトボタン３を有し
ており、このイジェクトボタン３は、カードの挿抜方向
に対して、同じく摺動自在に配設される。このイジェク
トボタン３の操作力を伝えるアーム１２が小型メモリカ
ード２用スロットの接続端子部分上部に配され、アーム
１２中央部で回転自在に固定され、アーム１２の一端
は、イジェクトボタン３の後端と連結されている。もう
一端には、小型メモリカード２のコネクタ部横に当接さ
れるように折り曲げられた折曲片９が形成されている。
【００２５】次に接触部材１０は、接触手段１３，１４
及び弾性片１５を有し、一体的に形成されたものであ
る。接触手段のうち回路基板接触手段１３は、回路基板
６上の接地導体パターンと半田付けにより接続されてい
る。金属パネル接触手段１４は金属パネル４と当接して
いる。弾性を持ち、小型メモリカード２の排出を抑制す
る方向に付勢された飛び出し防止手段である弾性片１５
はガードレールの側壁に設けた穴２１より突出し、小型
メモリカード２の側面と接する構成としている。
及び弾性片１５を有し、一体的に形成されたものであ
る。接触手段のうち回路基板接触手段１３は、回路基板
６上の接地導体パターンと半田付けにより接続されてい
る。金属パネル接触手段１４は金属パネル４と当接して
いる。弾性を持ち、小型メモリカード２の排出を抑制す
る方向に付勢された飛び出し防止手段である弾性片１５
はガードレールの側壁に設けた穴２１より突出し、小型
メモリカード２の側面と接する構成としている。
【００２６】図３においては、接触手段を２ヶ所とした
接触部材１０を示している。同図において、回路基板接
触手段１３は回路基板６上の接地導体パターンと半田付
けにより接続され、金属パネル接触手段１４は小型メモ
リカードの上面（金属パネル４）に接するように形成
し、弾性を有するようそれぞれ「へ」の字状に折り曲げ
た構成としている。
接触部材１０を示している。同図において、回路基板接
触手段１３は回路基板６上の接地導体パターンと半田付
けにより接続され、金属パネル接触手段１４は小型メモ
リカードの上面（金属パネル４）に接するように形成
し、弾性を有するようそれぞれ「へ」の字状に折り曲げ
た構成としている。
【００２７】図４においては、小型メモリカード用アダ
プタ１の接地用接触部１７が接触部材１０に一体的に形
成された構成を示している。
プタ１の接地用接触部１７が接触部材１０に一体的に形
成された構成を示している。
【００２８】なお、接触部材１０の金属パネル接触手段
１４は、「Ｙ」の字状に折り曲げ、上下面の金属パネル
４に接するように構成しても良い。
１４は、「Ｙ」の字状に折り曲げ、上下面の金属パネル
４に接するように構成しても良い。
【００２９】以上のような構成において、小型メモリカ
ード２を挿入する際、案内用のガイドレールに沿いなが
ら、接続端子と接続するが、信号線と接続する以前に接
触部材１０と接し、この時、小型メモリカード２に帯電
されている静電荷は、接触部材１０〜金属パネル４〜接
地用接触部１７〜ＰＣ本体機器の順で、もしくは、接触
部材１０〜回路基板接地導体パターン〜ＰＣ本体機器の
順番で確実に放電される。
ード２を挿入する際、案内用のガイドレールに沿いなが
ら、接続端子と接続するが、信号線と接続する以前に接
触部材１０と接し、この時、小型メモリカード２に帯電
されている静電荷は、接触部材１０〜金属パネル４〜接
地用接触部１７〜ＰＣ本体機器の順で、もしくは、接触
部材１０〜回路基板接地導体パターン〜ＰＣ本体機器の
順番で確実に放電される。
【００３０】次に小型メモリカード２を取り出す場合
は、イジェクトボタン３をカード挿入方向に手指により
押し込み、アーム１２が中央部を支点に回転して、アー
ム１２の一端に設けた折曲片９がはずれ、小型メモリカ
ード２は抜去方向へ押し出される。この時、接触部材１
０に形成された弾性片１５は弾性を有しており、小型メ
モリカード２が接続端子から完全に外れて飛び出そうと
しても、小型メモリカード２を挟み込む形で付勢して支
えているために、弾性片１５と小型メモリカード２との
間の摩擦力によりスロット外へ排出する勢いが減衰し、
抜け落ちてしまうことはない。
は、イジェクトボタン３をカード挿入方向に手指により
押し込み、アーム１２が中央部を支点に回転して、アー
ム１２の一端に設けた折曲片９がはずれ、小型メモリカ
ード２は抜去方向へ押し出される。この時、接触部材１
０に形成された弾性片１５は弾性を有しており、小型メ
モリカード２が接続端子から完全に外れて飛び出そうと
しても、小型メモリカード２を挟み込む形で付勢して支
えているために、弾性片１５と小型メモリカード２との
間の摩擦力によりスロット外へ排出する勢いが減衰し、
抜け落ちてしまうことはない。
【００３１】また、接触部材１０には、回路基板の導体
パターンと接する金属パネル接触手段１４を一体的に形
成したため、従来使用していた接地用コイルバネは使用
しなくても良く、さらに図４に示すように接地用接触部
１７とも一体的に形成すれば、更に部品点数が削減で
き、且つ、静電荷の放電に対して、信頼性の高い小型メ
モリカード用アダプタ１が提供できる。
パターンと接する金属パネル接触手段１４を一体的に形
成したため、従来使用していた接地用コイルバネは使用
しなくても良く、さらに図４に示すように接地用接触部
１７とも一体的に形成すれば、更に部品点数が削減で
き、且つ、静電荷の放電に対して、信頼性の高い小型メ
モリカード用アダプタ１が提供できる。
【００３２】また、本実施の形態におけるメモリカード
用スロットと小型メモリカード２との組み合わせ以外の
各種規格メモリカード、スロットの組み合わせにおいて
も同様の小型メモリカード用アダプタを活用できる。そ
の他、通常用いられる技術、機構との置換も本発明の権
利範囲に含まれることは勿論であり、今後さらに切手サ
イズよりも小型化されることが容易に予想されうる小型
メモリカードに対応する小型メモリカード用アダプタも
権利範囲に含まれ、小型メモリカードが小型化すればす
るほど、さらに本発明の効果が顕著になることは言うま
でもない。また、本発明の接触部材は、本実施の形態に
示したイジェクトボタン３の押圧により小型メモリカー
ド２が排出されるタイプの小型メモリカード用アダプタ
１だけでなく、例えばイジェクトボタン２を押すことに
より接曲片９がはずれることで付勢されたバネの復元力
により小型メモリカード２を排出する構成とした小型メ
モリカード用アダプタにも好適に設計変更することで用
いられることは言うまでもない。
用スロットと小型メモリカード２との組み合わせ以外の
各種規格メモリカード、スロットの組み合わせにおいて
も同様の小型メモリカード用アダプタを活用できる。そ
の他、通常用いられる技術、機構との置換も本発明の権
利範囲に含まれることは勿論であり、今後さらに切手サ
イズよりも小型化されることが容易に予想されうる小型
メモリカードに対応する小型メモリカード用アダプタも
権利範囲に含まれ、小型メモリカードが小型化すればす
るほど、さらに本発明の効果が顕著になることは言うま
でもない。また、本発明の接触部材は、本実施の形態に
示したイジェクトボタン３の押圧により小型メモリカー
ド２が排出されるタイプの小型メモリカード用アダプタ
１だけでなく、例えばイジェクトボタン２を押すことに
より接曲片９がはずれることで付勢されたバネの復元力
により小型メモリカード２を排出する構成とした小型メ
モリカード用アダプタにも好適に設計変更することで用
いられることは言うまでもない。
【００３３】
【発明の効果】以上のように構成した本発明は、小型メ
モリカードに有する静電荷を確実に放電できるとともに
小型メモリカードがイジェクト時に飛び出しすぎず、落
下することを防止することができる。従って、部材のみ
を追加することにより小型メモリカード用アダプタの構
造が簡略化でき、且つ小型メモリカードの抜去時の飛び
出しがなく実使用上のうえで、安全性がきわめて高いと
いう顕著な効果がある。また、本発明によると接地用コ
イルバネが不要となり、さらに接地用接触部と接触部材
とを一体的に成形をすることができ、実質的に部品点数
を削減することもできる。
モリカードに有する静電荷を確実に放電できるとともに
小型メモリカードがイジェクト時に飛び出しすぎず、落
下することを防止することができる。従って、部材のみ
を追加することにより小型メモリカード用アダプタの構
造が簡略化でき、且つ小型メモリカードの抜去時の飛び
出しがなく実使用上のうえで、安全性がきわめて高いと
いう顕著な効果がある。また、本発明によると接地用コ
イルバネが不要となり、さらに接地用接触部と接触部材
とを一体的に成形をすることができ、実質的に部品点数
を削減することもできる。
【図１】本発明に係る小型メモリカード用アダプタへ小
型メモリカードを装着した状態の全体斜視図
型メモリカードを装着した状態の全体斜視図
【図２】小型メモリカード用アダプタの分解斜視図
【図３】接触部材の一実施の形態を表す斜視図
【図４】接触部材の他の実施の形態を表す斜視図
１ 小型メモリカード用アダプタ ２ 小型メモリカード ３ イジェクトボタン ４ 金属パネル ５ 第一コネクタ ６ 回路基板 ８ 樹脂フレーム ９ 折曲片 １０接触部材 １１第二コネクタ １２アーム １３回路基板接触手段 １４金属パネル接触手段 １５弾性片（飛び出し防止手段） １７接地用接触部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年１月１３日（２０００．１．１
３）
３）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 小型メモリカード用アダプタ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報機器端末
やデジタルカメラなどに利用される小型メモリカードを
ＰＣＭＣＩＡ（Personal Computer Memory Card Intern
ational Association）／ＪＥＩＤＡ（社団法人日本電
子工業振興協会）によって規格化されているＰＣカード
などのスロットに接続変換するための小型メモリカード
用アダプタに関するものである。
やデジタルカメラなどに利用される小型メモリカードを
ＰＣＭＣＩＡ（Personal Computer Memory Card Intern
ational Association）／ＪＥＩＤＡ（社団法人日本電
子工業振興協会）によって規格化されているＰＣカード
などのスロットに接続変換するための小型メモリカード
用アダプタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータなどに多
用されているＰＣカードは、ＰＣＭＣＩＡ／ＪＥＩＤＡ
によって規格化されており、例えば、長さ８５．６ｍ
ｍ、幅５４．０ｍｍ、厚さ５．０ｍｍのＰＣカード外形
が規定されている。
用されているＰＣカードは、ＰＣＭＣＩＡ／ＪＥＩＤＡ
によって規格化されており、例えば、長さ８５．６ｍ
ｍ、幅５４．０ｍｍ、厚さ５．０ｍｍのＰＣカード外形
が規定されている。
【０００３】ところで、携帯情報端末、携帯電話、デジ
タルカメラなどの機器は一層の小型化が進んでおり、そ
れにあわせて、より小型のメモリカードが要求されてい
る。例えば、長さ４５．０ｍｍ、幅４２．８ｍｍ、厚さ
３．３ｍｍの小型メモリカードが提案されている。さら
に、現在ではより一層の小型・軽量化を目指して、切手
サイズの小型メモリカードが種々提案され、商品化され
ている。そして、同時に市場に多く在する従来のＰＣカ
ードスロットへも新しい小型メモリカードの使用が試み
られている。
タルカメラなどの機器は一層の小型化が進んでおり、そ
れにあわせて、より小型のメモリカードが要求されてい
る。例えば、長さ４５．０ｍｍ、幅４２．８ｍｍ、厚さ
３．３ｍｍの小型メモリカードが提案されている。さら
に、現在ではより一層の小型・軽量化を目指して、切手
サイズの小型メモリカードが種々提案され、商品化され
ている。そして、同時に市場に多く在する従来のＰＣカ
ードスロットへも新しい小型メモリカードの使用が試み
られている。
【０００４】そこで、小型メモリカードから従来のＰＣ
カードスロットへ接続できる小型メモリカード用アダプ
タが実用化されている。
カードスロットへ接続できる小型メモリカード用アダプ
タが実用化されている。
【０００５】当初、この小型メモリカード用アダプタ
は、小型メモリカードを挿抜する際、単に人の手によっ
て行っていた。その後、小型メモリカードの抜去を容易
にするため、イジェクト機構を備えた小型メモリカード
用アダプタが提案、商品化されている。
は、小型メモリカードを挿抜する際、単に人の手によっ
て行っていた。その後、小型メモリカードの抜去を容易
にするため、イジェクト機構を備えた小型メモリカード
用アダプタが提案、商品化されている。
【０００６】以下に従来のイジェクト機構を備えた小型
メモリカード用アダプタの構造について説明する。樹脂
フレーム内に収納された回路基板は、メモリＩＣ、接地
用コイルバネ、接続コネクタなどを搭載しており、樹脂
フレームを上下金属パネルにより覆っている。この時、
接地用コイルバネは金属パネルに当接するよう構成して
いる。接続コネクタは、小型メモリカードと電気的接続
する。小型メモリカードを抜去させるイジェクトボタン
は、樹脂フレームの後端にカード挿抜方向に摺動自在に
取り付けられる。一端をイジェクトボタンと接続され他
端のコネクタ部横に接するように設けた折曲片により小
型メモリカードを保持するアームは、樹脂フレームによ
りアームの中央部で回転自在に固定されている。
メモリカード用アダプタの構造について説明する。樹脂
フレーム内に収納された回路基板は、メモリＩＣ、接地
用コイルバネ、接続コネクタなどを搭載しており、樹脂
フレームを上下金属パネルにより覆っている。この時、
接地用コイルバネは金属パネルに当接するよう構成して
いる。接続コネクタは、小型メモリカードと電気的接続
する。小型メモリカードを抜去させるイジェクトボタン
は、樹脂フレームの後端にカード挿抜方向に摺動自在に
取り付けられる。一端をイジェクトボタンと接続され他
端のコネクタ部横に接するように設けた折曲片により小
型メモリカードを保持するアームは、樹脂フレームによ
りアームの中央部で回転自在に固定されている。
【０００７】小型メモリカードの取り出し方法は、イジ
ェクトボタンをカード挿入方向に手指で押し込むことに
より連結されているアームを介し、小型メモリカード横
に位置する折曲片が小型メモリカードと当接しながら、
抜去方向へ移動するため、小型メモリカードは取り外せ
る。
ェクトボタンをカード挿入方向に手指で押し込むことに
より連結されているアームを介し、小型メモリカード横
に位置する折曲片が小型メモリカードと当接しながら、
抜去方向へ移動するため、小型メモリカードは取り外せ
る。
【０００８】又、小型メモリカードは小型メモリカード
用スロットへ接続前に顕著な静電荷を保持していること
があり、カードの信号接触子が接続される前に放電させ
る接地回路を設けることは有力である。カードの接地装
置としては、特開平７−２８９６６号公報で提案されて
いる。
用スロットへ接続前に顕著な静電荷を保持していること
があり、カードの信号接触子が接続される前に放電させ
る接地回路を設けることは有力である。カードの接地装
置としては、特開平７−２８９６６号公報で提案されて
いる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、小型メモリカードを抜去するためイジェク
トボタンを押し込み、小型メモリカードがコネクタ接続
端子より外れる際に、小型メモリカードを保持していた
力がなくなるため、小型メモリカードは勢いよく飛び出
してしまい、抜け落ちる恐れがあった。特に切手サイズ
程度の小型メモリカードではその重量が軽いため、勢い
よく飛び出す可能性がさらに高くなり、例えば机から床
への落下による衝撃を与えてしまうことで不具合が起き
たり、その小ささ故に紛失してしまう恐れもあった。
の構成では、小型メモリカードを抜去するためイジェク
トボタンを押し込み、小型メモリカードがコネクタ接続
端子より外れる際に、小型メモリカードを保持していた
力がなくなるため、小型メモリカードは勢いよく飛び出
してしまい、抜け落ちる恐れがあった。特に切手サイズ
程度の小型メモリカードではその重量が軽いため、勢い
よく飛び出す可能性がさらに高くなり、例えば机から床
への落下による衝撃を与えてしまうことで不具合が起き
たり、その小ささ故に紛失してしまう恐れもあった。
【００１０】また接地装置を別途設けると部品点数が増
加し、コスト高になっていた。
加し、コスト高になっていた。
【００１１】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、安価な構成で、小型メモリカードの飛び出しを防止
するとともに、静電荷を確実に放電させることを目的と
する。
で、安価な構成で、小型メモリカードの飛び出しを防止
するとともに、静電荷を確実に放電させることを目的と
する。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の小型メモリカード用アダプタは、メモリＩ
Ｃを実装した回路基板と前記回路基板を収納するフレー
ムと、前記フレームを覆う金属パネルとを具備し、小型
メモリカードを収納接続できる小型メモリカード用アダ
プタであり、前記小型メモリカードの側面に当接される
弾性片は、弾性を有し、小型メモリカードの排出を抑制
する方向に付勢されており、前記弾性片と、前記弾性片
を通じて小型メモリカードに帯電している静電荷を放電
させる機能を有する接触部材と、前記接触部材に設けら
れ前記金属パネルと当接する金属パネル接触手段とが一
体的に形成されていることを特徴とするものである。
に、本発明の小型メモリカード用アダプタは、メモリＩ
Ｃを実装した回路基板と前記回路基板を収納するフレー
ムと、前記フレームを覆う金属パネルとを具備し、小型
メモリカードを収納接続できる小型メモリカード用アダ
プタであり、前記小型メモリカードの側面に当接される
弾性片は、弾性を有し、小型メモリカードの排出を抑制
する方向に付勢されており、前記弾性片と、前記弾性片
を通じて小型メモリカードに帯電している静電荷を放電
させる機能を有する接触部材と、前記接触部材に設けら
れ前記金属パネルと当接する金属パネル接触手段とが一
体的に形成されていることを特徴とするものである。
【００１３】または、メモリＩＣを実装した回路基板と
前記回路基板を収納するフレームとを具備し、小型メモ
リカードを収納接続できる小型メモリカード用アダプタ
であり、前記小型メモリカードの側面に当接される弾性
片は、弾性を有し、小型メモリカードの排出を抑制する
方向に付勢されており、前記弾性片と、前記弾性片を通
じて小型メモリカードに帯電している静電荷を放電させ
る機能を有する接触部材と、前記接触部材に設けられ回
路基板に設けられた接地ラインと当接する回路基板接触
手段とが一体的に形成されていることを特徴とするもの
である。
前記回路基板を収納するフレームとを具備し、小型メモ
リカードを収納接続できる小型メモリカード用アダプタ
であり、前記小型メモリカードの側面に当接される弾性
片は、弾性を有し、小型メモリカードの排出を抑制する
方向に付勢されており、前記弾性片と、前記弾性片を通
じて小型メモリカードに帯電している静電荷を放電させ
る機能を有する接触部材と、前記接触部材に設けられ回
路基板に設けられた接地ラインと当接する回路基板接触
手段とが一体的に形成されていることを特徴とするもの
である。
【００１４】または、メモリＩＣを実装した回路基板と
前記回路基板を収納するフレームと、前記フレームを覆
う金属パネルとを具備し、小型メモリカードを収納接続
できる小型メモリカード用アダプタであり、前記小型メ
モリカードの側面に当接される弾性片は、弾性を有し、
小型メモリカードの排出を抑制する方向に付勢されてお
り、前記弾性片と、前記弾性片を通じて小型メモリカー
ドに帯電している静電荷を放電させる機能を有する接触
部材と、前記接触部材に設けられ前記金属パネルと当接
する金属パネル接触手段と、前記接触部材に設けられ回
路基板に設けられた接地ラインと当接する回路基板接触
手段とが一体的に形成されていることを特徴とするもの
である。
前記回路基板を収納するフレームと、前記フレームを覆
う金属パネルとを具備し、小型メモリカードを収納接続
できる小型メモリカード用アダプタであり、前記小型メ
モリカードの側面に当接される弾性片は、弾性を有し、
小型メモリカードの排出を抑制する方向に付勢されてお
り、前記弾性片と、前記弾性片を通じて小型メモリカー
ドに帯電している静電荷を放電させる機能を有する接触
部材と、前記接触部材に設けられ前記金属パネルと当接
する金属パネル接触手段と、前記接触部材に設けられ回
路基板に設けられた接地ラインと当接する回路基板接触
手段とが一体的に形成されていることを特徴とするもの
である。
【００１５】これらの構成を取ることで、小型メモリカ
ードを取り出す場合にも、小型メモリカードは飛び出し
過ぎず、落下や紛失の恐れをなくすことができる。この
際、弾性片は弾性を有し、小型メモリカードの排出を抑
制する方向に付勢されていると、小型メモリカードに対
して妥当な摩擦力を与えることができるので、確実に一
定位置までは排出した上で、飛び出さない位置で留める
ことができる。また、接触部材は、弾性片を通じて小型
メモリカードに帯電している静電荷を放電させる機能を
有することが望ましい。これにより、単一の構成で、さ
らに静電荷の放電機能をも有し、機能向上と、部品点数
の削減及びそれに伴う必要スペースの削減を実現でき
る。さらに、金属パネル接触手段もしくは／および回路
基板接触手段と、弾性片とは接触部材として一体的に形
成することが望ましい。これにより、弾性片を新たに設
けることで起こりうる部品点数の増加を防止することが
できる。
ードを取り出す場合にも、小型メモリカードは飛び出し
過ぎず、落下や紛失の恐れをなくすことができる。この
際、弾性片は弾性を有し、小型メモリカードの排出を抑
制する方向に付勢されていると、小型メモリカードに対
して妥当な摩擦力を与えることができるので、確実に一
定位置までは排出した上で、飛び出さない位置で留める
ことができる。また、接触部材は、弾性片を通じて小型
メモリカードに帯電している静電荷を放電させる機能を
有することが望ましい。これにより、単一の構成で、さ
らに静電荷の放電機能をも有し、機能向上と、部品点数
の削減及びそれに伴う必要スペースの削減を実現でき
る。さらに、金属パネル接触手段もしくは／および回路
基板接触手段と、弾性片とは接触部材として一体的に形
成することが望ましい。これにより、弾性片を新たに設
けることで起こりうる部品点数の増加を防止することが
できる。
【００１６】さらに、接触部材の金属パネル接触手段
は、上下両方の金属パネルに当接するよう構成されるこ
とが望ましい。これにより、更に確実に小型メモリカー
ドに帯電している静電荷を放電することができる。
は、上下両方の金属パネルに当接するよう構成されるこ
とが望ましい。これにより、更に確実に小型メモリカー
ドに帯電している静電荷を放電することができる。
【００１７】そして、本体機器の接地手段に放電させる
ために小型メモリカード用アダプタに設けられた接地用
接触部と、接触部材とが一体的に形成されていても良
い。これによると、さらに部品点数を削減できると共
に、確実にカードに帯電している静電荷を本体機器に放
電することができる。
ために小型メモリカード用アダプタに設けられた接地用
接触部と、接触部材とが一体的に形成されていても良
い。これによると、さらに部品点数を削減できると共
に、確実にカードに帯電している静電荷を本体機器に放
電することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【００１９】図１は、本発明に係る小型メモリカード用
アダプタの全体斜視図、図２は小型メモリカード用アダ
プタの分解斜視図、図３及び図４はそれぞれ接地部材の
一形態の斜視図である。
アダプタの全体斜視図、図２は小型メモリカード用アダ
プタの分解斜視図、図３及び図４はそれぞれ接地部材の
一形態の斜視図である。
【００２０】図１において、１は小型メモリカード用ア
ダプタであり、パソコン等のＰＣカード用スロットに挿
入されて使用される。なお、本発明における効果はパソ
コンに用いられる場合にのみ発揮されるのではなく、他
のスロットサイズの異なる機器に小型メモリカードを挿
入する場合に用いられるアダプタ全般において効果があ
ることは言うまでもない。従って、本発明の権利範囲は
小型メモリカード用ＰＣカードアダプタに限定されるも
のではなく、アダプタを通じて小型メモリカードを用い
る小型メモリカード用アダプタ１全般であることは言う
までもない。２は小型メモリカードであり、図のように
小型メモリカード用アダプタ１のスロットに挿入されて
使用される。３はイジェクトボタンであり、使用者がカ
ード挿入方向に手指で押し込むことにより小型メモリカ
ード２を抜去することができる。
ダプタであり、パソコン等のＰＣカード用スロットに挿
入されて使用される。なお、本発明における効果はパソ
コンに用いられる場合にのみ発揮されるのではなく、他
のスロットサイズの異なる機器に小型メモリカードを挿
入する場合に用いられるアダプタ全般において効果があ
ることは言うまでもない。従って、本発明の権利範囲は
小型メモリカード用ＰＣカードアダプタに限定されるも
のではなく、アダプタを通じて小型メモリカードを用い
る小型メモリカード用アダプタ１全般であることは言う
までもない。２は小型メモリカードであり、図のように
小型メモリカード用アダプタ１のスロットに挿入されて
使用される。３はイジェクトボタンであり、使用者がカ
ード挿入方向に手指で押し込むことにより小型メモリカ
ード２を抜去することができる。
【００２１】図２において、８はフレームとして用いて
いる樹脂フレーム、６は回路基板である。回路基板６は
ＰＣカード用スロットに接続する第一コネクタ５を前側
に、反対方向の後ろ側に第二コネクタ１１を組み付けて
１個の組立部品としている。１０は接触部材、１７は接
地用接触部で、樹脂フレーム８に回路基板６等の組立て
部品を収納した後、樹脂フレーム８を覆うように、上下
一対の金属パネル４を固着する。
いる樹脂フレーム、６は回路基板である。回路基板６は
ＰＣカード用スロットに接続する第一コネクタ５を前側
に、反対方向の後ろ側に第二コネクタ１１を組み付けて
１個の組立部品としている。１０は接触部材、１７は接
地用接触部で、樹脂フレーム８に回路基板６等の組立て
部品を収納した後、樹脂フレーム８を覆うように、上下
一対の金属パネル４を固着する。
【００２２】次に図２から図４を用いて各部品の詳しい
説明をする。
説明をする。
【００２３】樹脂フレーム８は、回路基板６を収納する
回路基板収納領域を有し、後端部には、小型メモリカー
ド２用のスロットを有している。この後端部の両側面に
は、本体機器の接地手段に放電させる接地用接触部１７
を有しており、接地用接触部１７の端子は、組立て固着
する際に、金属パネル４に当接するように形成されてい
る。
回路基板収納領域を有し、後端部には、小型メモリカー
ド２用のスロットを有している。この後端部の両側面に
は、本体機器の接地手段に放電させる接地用接触部１７
を有しており、接地用接触部１７の端子は、組立て固着
する際に、金属パネル４に当接するように形成されてい
る。
【００２４】小型メモリカード２用のスロットについて
は、小型メモリカード２の挿抜を容易、確実にする案内
用のガイドレールを側杆部分に設け、このガイドレール
の側壁には穴２１を形成している。また、側杆に隣接す
るように接触部材１０が収納される接触部材収納領域２
０が形成されている。もう一方の側杆横には、小型メモ
リカード２を取り出すためのイジェクトボタン３を有し
ており、このイジェクトボタン３は、カードの挿抜方向
に対して、同じく摺動自在に配設される。このイジェク
トボタン３の操作力を伝えるアーム１２が小型メモリカ
ード２用スロットの接続端子部分上部に配され、アーム
１２中央部で回転自在に固定され、アーム１２の一端
は、イジェクトボタン３の後端と連結されている。もう
一端には、小型メモリカード２のコネクタ部横に当接さ
れるように折り曲げられた折曲片９が形成されている。
は、小型メモリカード２の挿抜を容易、確実にする案内
用のガイドレールを側杆部分に設け、このガイドレール
の側壁には穴２１を形成している。また、側杆に隣接す
るように接触部材１０が収納される接触部材収納領域２
０が形成されている。もう一方の側杆横には、小型メモ
リカード２を取り出すためのイジェクトボタン３を有し
ており、このイジェクトボタン３は、カードの挿抜方向
に対して、同じく摺動自在に配設される。このイジェク
トボタン３の操作力を伝えるアーム１２が小型メモリカ
ード２用スロットの接続端子部分上部に配され、アーム
１２中央部で回転自在に固定され、アーム１２の一端
は、イジェクトボタン３の後端と連結されている。もう
一端には、小型メモリカード２のコネクタ部横に当接さ
れるように折り曲げられた折曲片９が形成されている。
【００２５】次に接触部材１０は、接触手段１３，１４
及び弾性片１５を有し、一体的に形成されたものであ
る。接触手段のうち回路基板接触手段１３は、回路基板
６上の接地導体パターンと半田付けにより接続されてい
る。金属パネル接触手段１４は金属パネル４と当接して
いる。弾性を持ち、小型メモリカード２の排出を抑制す
る方向に付勢された飛び出し防止手段である弾性片１５
はガードレールの側壁に設けた穴２１より突出し、小型
メモリカード２の側面と接する構成としている。
及び弾性片１５を有し、一体的に形成されたものであ
る。接触手段のうち回路基板接触手段１３は、回路基板
６上の接地導体パターンと半田付けにより接続されてい
る。金属パネル接触手段１４は金属パネル４と当接して
いる。弾性を持ち、小型メモリカード２の排出を抑制す
る方向に付勢された飛び出し防止手段である弾性片１５
はガードレールの側壁に設けた穴２１より突出し、小型
メモリカード２の側面と接する構成としている。
【００２６】図３においては、接触手段を２ヶ所とした
接触部材１０を示している。同図において、回路基板接
触手段１３は回路基板６上の接地導体パターンと半田付
けにより接続され、金属パネル接触手段１４は小型メモ
リカードの上面（金属パネル４）に接するように形成
し、弾性を有するようそれぞれ「へ」の字状に折り曲げ
た構成としている。
接触部材１０を示している。同図において、回路基板接
触手段１３は回路基板６上の接地導体パターンと半田付
けにより接続され、金属パネル接触手段１４は小型メモ
リカードの上面（金属パネル４）に接するように形成
し、弾性を有するようそれぞれ「へ」の字状に折り曲げ
た構成としている。
【００２７】図４においては、小型メモリカード用アダ
プタ１の接地用接触部１７が接触部材１０に一体的に形
成された構成を示している。
プタ１の接地用接触部１７が接触部材１０に一体的に形
成された構成を示している。
【００２８】なお、接触部材１０の金属パネル接触手段
１４は、「Ｙ」の字状に折り曲げ、上下面の金属パネル
４に接するように構成しても良い。
１４は、「Ｙ」の字状に折り曲げ、上下面の金属パネル
４に接するように構成しても良い。
【００２９】以上のような構成において、小型メモリカ
ード２を挿入する際、案内用のガイドレールに沿いなが
ら、接続端子と接続するが、信号線と接続する以前に接
触部材１０と接し、この時、小型メモリカード２に帯電
されている静電荷は、接触部材１０〜金属パネル４〜接
地用接触部１７〜ＰＣ本体機器の順で、もしくは、接触
部材１０〜回路基板接地導体パターン〜ＰＣ本体機器の
順番で確実に放電される。
ード２を挿入する際、案内用のガイドレールに沿いなが
ら、接続端子と接続するが、信号線と接続する以前に接
触部材１０と接し、この時、小型メモリカード２に帯電
されている静電荷は、接触部材１０〜金属パネル４〜接
地用接触部１７〜ＰＣ本体機器の順で、もしくは、接触
部材１０〜回路基板接地導体パターン〜ＰＣ本体機器の
順番で確実に放電される。
【００３０】次に小型メモリカード２を取り出す場合
は、イジェクトボタン３をカード挿入方向に手指により
押し込み、アーム１２が中央部を支点に回転して、アー
ム１２の一端に設けた折曲片９がはずれ、小型メモリカ
ード２は抜去方向へ押し出される。この時、接触部材１
０に形成された弾性片１５は弾性を有しており、小型メ
モリカード２が接続端子から完全に外れて飛び出そうと
しても、小型メモリカード２を挟み込む形で付勢して支
えているために、弾性片１５と小型メモリカード２との
間の摩擦力によりスロット外へ排出する勢いが減衰し、
抜け落ちてしまうことはない。
は、イジェクトボタン３をカード挿入方向に手指により
押し込み、アーム１２が中央部を支点に回転して、アー
ム１２の一端に設けた折曲片９がはずれ、小型メモリカ
ード２は抜去方向へ押し出される。この時、接触部材１
０に形成された弾性片１５は弾性を有しており、小型メ
モリカード２が接続端子から完全に外れて飛び出そうと
しても、小型メモリカード２を挟み込む形で付勢して支
えているために、弾性片１５と小型メモリカード２との
間の摩擦力によりスロット外へ排出する勢いが減衰し、
抜け落ちてしまうことはない。
【００３１】また、接触部材１０には、回路基板の導体
パターンと接する金属パネル接触手段１４を一体的に形
成したため、従来使用していた接地用コイルバネは使用
しなくても良く、さらに図４に示すように接地用接触部
１７とも一体的に形成すれば、更に部品点数が削減で
き、且つ、静電荷の放電に対して、信頼性の高い小型メ
モリカード用アダプタ１が提供できる。
パターンと接する金属パネル接触手段１４を一体的に形
成したため、従来使用していた接地用コイルバネは使用
しなくても良く、さらに図４に示すように接地用接触部
１７とも一体的に形成すれば、更に部品点数が削減で
き、且つ、静電荷の放電に対して、信頼性の高い小型メ
モリカード用アダプタ１が提供できる。
【００３２】また、本実施の形態におけるメモリカード
用スロットと小型メモリカード２との組み合わせ以外の
各種規格メモリカード、スロットの組み合わせにおいて
も同様の小型メモリカード用アダプタを活用できる。そ
の他、通常用いられる技術、機構との置換も本発明の権
利範囲に含まれることは勿論であり、今後さらに切手サ
イズよりも小型化されることが容易に予想されうる小型
メモリカードに対応する小型メモリカード用アダプタも
権利範囲に含まれ、小型メモリカードが小型化すればす
るほど、さらに本発明の効果が顕著になることは言うま
でもない。また、本発明の接触部材は、本実施の形態に
示したイジェクトボタン３の押圧により小型メモリカー
ド２が排出されるタイプの小型メモリカード用アダプタ
１だけでなく、例えばイジェクトボタン２を押すことに
より接曲片９がはずれることで付勢されたバネの復元力
により小型メモリカード２を排出する構成とした小型メ
モリカード用アダプタにも好適に設計変更することで用
いられることは言うまでもない。
用スロットと小型メモリカード２との組み合わせ以外の
各種規格メモリカード、スロットの組み合わせにおいて
も同様の小型メモリカード用アダプタを活用できる。そ
の他、通常用いられる技術、機構との置換も本発明の権
利範囲に含まれることは勿論であり、今後さらに切手サ
イズよりも小型化されることが容易に予想されうる小型
メモリカードに対応する小型メモリカード用アダプタも
権利範囲に含まれ、小型メモリカードが小型化すればす
るほど、さらに本発明の効果が顕著になることは言うま
でもない。また、本発明の接触部材は、本実施の形態に
示したイジェクトボタン３の押圧により小型メモリカー
ド２が排出されるタイプの小型メモリカード用アダプタ
１だけでなく、例えばイジェクトボタン２を押すことに
より接曲片９がはずれることで付勢されたバネの復元力
により小型メモリカード２を排出する構成とした小型メ
モリカード用アダプタにも好適に設計変更することで用
いられることは言うまでもない。
【００３３】
【発明の効果】以上のように構成した本発明は、小型メ
モリカードに有する静電荷を確実に放電できるとともに
小型メモリカードがイジェクト時に飛び出しすぎず、落
下することを防止することができる。従って、部材のみ
を追加することにより小型メモリカード用アダプタの構
造が簡略化でき、且つ小型メモリカードの抜去時の飛び
出しがなく実使用上のうえで、安全性がきわめて高いと
いう顕著な効果がある。また、本発明によると接地用コ
イルバネが不要となり、さらに接地用接触部と接触部材
とを一体的に成形をすることができ、実質的に部品点数
を削減することもできる。
モリカードに有する静電荷を確実に放電できるとともに
小型メモリカードがイジェクト時に飛び出しすぎず、落
下することを防止することができる。従って、部材のみ
を追加することにより小型メモリカード用アダプタの構
造が簡略化でき、且つ小型メモリカードの抜去時の飛び
出しがなく実使用上のうえで、安全性がきわめて高いと
いう顕著な効果がある。また、本発明によると接地用コ
イルバネが不要となり、さらに接地用接触部と接触部材
とを一体的に成形をすることができ、実質的に部品点数
を削減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る小型メモリカード用アダプタへ小
型メモリカードを装着した状態の全体斜視図
型メモリカードを装着した状態の全体斜視図
【図２】小型メモリカード用アダプタの分解斜視図
【図３】接触部材の一実施の形態を表す斜視図
【図４】接触部材の他の実施の形態を表す斜視図
【符号の説明】 １ 小型メモリカード用アダプタ ２ 小型メモリカード ３ イジェクトボタン ４ 金属パネル ５ 第一コネクタ ６ 回路基板 ８ 樹脂フレーム ９ 折曲片 １０接触部材 １１第二コネクタ １２アーム １３回路基板接触手段 １４金属パネル接触手段 １５弾性片（飛び出し防止手段） １７接地用接触部
Claims (8)
- 【請求項１】 メモリＩＣを実装した回路基板と前記回
路基板を収納するフレームとを具備し、小型メモリカー
ドを収納接続できる小型メモリカード用アダプタであ
り、 前記小型メモリカードの側面に当接される弾性片を接触
部材として具備したことを特徴とする小型メモリカード
用アダプタ。 - 【請求項２】 接触部材は、弾性片を通じて小型メモリ
カードに帯電している静電荷を放電させる機能を有する
請求項１記載の小型メモリカード用アダプタ。 - 【請求項３】 フレームを覆う金属パネルと、接触部材
に設けられ前記金属パネルと当接する金属パネル接触手
段とを具備したことを特徴とする請求項２記載の小型メ
モリカード用アダプタ。 - 【請求項４】 回路基板に設けられた接地ラインと当接
する回路基板接触手段を接触部材に具備したことを特徴
とする請求項２または３記載の小型メモリカード用アダ
プタ。 - 【請求項５】 金属パネル接触手段もしくは／および回
路基板接触手段と、弾性片とは接触部材として一体的に
形成されていることを特徴とする請求項３または４記載
の小型メモリカード用アダプタ。 - 【請求項６】 弾性片は、弾性を有し、小型メモリカー
ドの排出を抑制する方向に付勢されたことを特徴とする
請求項１乃至５いずれかに記載の小型メモリカード用ア
ダプタ。 - 【請求項７】 接触部材の金属パネル接触手段は、上下
両方の金属パネルに当接するよう構成されたことを特徴
とする請求項３乃至６いずれかに記載の小型メモリカー
ド用アダプタ。 - 【請求項８】 接触部材は、さらに接地用接触部と一体
的に形成されていることを特徴とする請求項５記載の小
型メモリカード用アダプタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066412A JP2000259782A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 小型メモリカード用アダプタ |
| US09/523,171 US6231360B1 (en) | 1999-03-12 | 2000-03-10 | Memory card adapter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066412A JP2000259782A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 小型メモリカード用アダプタ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000004294A Division JP2000268136A (ja) | 1999-03-12 | 2000-01-13 | 小型メモリカード用アダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000259782A true JP2000259782A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13315069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11066412A Pending JP2000259782A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 小型メモリカード用アダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000259782A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1282199A1 (en) * | 2001-07-30 | 2003-02-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Card adapter |
| JP2005346295A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Toshiba Corp | 携帯端末装置 |
| CN100407501C (zh) * | 2001-07-30 | 2008-07-30 | 佳能株式会社 | 卡适配器 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066412A patent/JP2000259782A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6776631B2 (en) | 2001-07-30 | 2004-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha Mitsumi Electric Co., Ltd. | Card adapter |
| CN100407501C (zh) * | 2001-07-30 | 2008-07-30 | 佳能株式会社 | 卡适配器 |
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