JP2000259382A - 異常ファイル特定方法、装置およびそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

異常ファイル特定方法、装置およびそのプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2000259382A
JP2000259382A JP11065739A JP6573999A JP2000259382A JP 2000259382 A JP2000259382 A JP 2000259382A JP 11065739 A JP11065739 A JP 11065739A JP 6573999 A JP6573999 A JP 6573999A JP 2000259382 A JP2000259382 A JP 2000259382A
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JP11065739A
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English (en)
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Morihiro Okamura
盛弘 岡村
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単一のページを表現するページ情報が複数のフ
ァイルから構成されている場合、どのファイルが異常で
あるのかを特定する技術を提供するもの。 【解決手段】ステップS54で、ページ記述言語で表現
されたカプセル化ファイルをRIPコンピュータ52に
転送し、RIPコンピュータでは、その解釈を行う。ス
テップS54で、フロントエンドコンピュータは、RI
Pコンピュータ52からの解釈結果を受信し、管理す
る。単一のページ情報に含まれる全てのカプセル化ファ
イルについて、ステップS51乃至S55の処理を繰り
返し行う。最終的に、フロントエンドコンピュータで、
全てのカプセル化ファイルについてチェックを行い、各
カプセル化ファイル毎に、異常であるかどうかを検出す
ることができ、異常ファイルを特定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1つのページ情
報に含まれる複数のファイルの異常を検出するための方
法、装置およびその処理のために用いるプログラムを記
憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来技術】ページ記述言語は、ページの画像・文字等
を表現するための言語で、出力デバイスに依存しないペ
ージ記述が可能である。代表的なものとして、Adob
e社のポストスクリプト(商標)がある。ページ記述言
語は、その種類によってそれぞれ異なる言語規則が設け
られている。ページ記述言語は、その言語規則に従って
本来プログラム(記述)され、その後、言語規則に基づ
いて言語解釈され、ラスタライズ処理されて、最終的に
モニタやプリンタに画像表示または記録される。しか
し、ファイル転送中のデータの文字化けや操作ミスによ
るデータの書き換えが原因で、言語規則に適合しないペ
ージ記述が存在することがしばしばある。このファイル
で記述されたページを出力するために、そのページ記述
を言語解釈すると、当然のことながら言語規則に適合し
なスクリプトの部分を言語解釈するときにエラーが発生
し、それに続く、プリンタでの出力やモニタへの表示処
理等が行われない。
【0003】また、ページ記述言語で表現される1つの
ページ情報を示すファイルの中に、さらにページ記述言
語で表現されたページ情報を示すファイルが含まれる場
合がある。前者のファイルを「統合ファイル」、後者の
ファイルを「カプセル化ファイル」と呼ぶことにする。
例えば、統合ファイルで表現されるページ中に、1つま
たは複数のカプセル化ファイルで表現されるページがレ
イアウトされる場合がある。このような場合でも、どれ
かのファイルの一部分でもページ記述言語が解釈不能で
あった場合、言語解釈するときにエラーが発生し、統合
ファイルのページ情報を出力または表示することができ
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
ページ記述言語で表現されたカプセル化ファイルが含ま
れる統合ファイルを言語解釈したときに、解釈不能によ
り異常が発生した場合、カプセル化ファイルで異常が発
生したのか、若しくは統合ファイル自身で異常が発生し
たのか、操作者は把握することはできなかった。また、
複数のカプセル化ファイルが含まれる場合、どのカプセ
ル化ファイルで異常が発生したのか、操作者は把握する
ことはできなかった。
【0005】この発明は、異常であるファイルを特定す
ることすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】前
述した課題の少なくとも一部を解決するための手段とし
て、以下に示す構成をとった。
【0007】第1の発明は、単一のページを表現するペ
ージ情報が複数のファイルから構成され、当該複数ファ
イルの異常を検出する異常ファイル特定方法において、
上記ファイルは複数のスクリプトのからなるページ記述
言語で表現されるものであって、(a)前記複数のファ
イルを順次読み出す工程と、(b)順次読み出されたフ
ァイルに含まれる複数のスクリプトを順次解釈する工程
と、(c)前記工程(b)におけるスクリプト解釈中に
スクリプトが解釈不能かどうか判定する工程と、(d)
前記工程(c)によりスクリプト解釈不能と判断された
場合、解釈不能のスクリプトが含まれるファイルを異常
ファイルとして特定する工程と、を備えた異常ファイル
特定方法である。
【0008】この方法によれば、単一のページを表現す
るページ情報の中からページ記述が異常である異常ファ
イルを特定することができ、操作者に、修正が必要なス
クリプトが含まれるファイルを知らせることができる。
【0009】上記方法は、前記ページ情報は、前記複数
のファイルのスクリプトを実質的に含み、前記工程
(a)は、ページ情報を構成するにスクリプトを順次読
み出すことにより、前記複数のファイルを読み出し、前
記異常ファイル特定方法は、さらに、(e)前記工程
(b)において解釈されているスクリプトが含まれるフ
ァイルの識別情報を記憶する工程とを備え、前記工程
(d)は、スクリプトが解釈不能と判断された時点に、
工程(e)によって記憶されている識別情報に基づいて
異常ファイルを特定するように構成したほうが好まし
い。
【0010】これによれば、実質的に複数のファイルを
含むページ情報を解釈する場合であっても、解釈不能な
スクリプトを含むファイルの部分を特定することがで
き、操作者に異常ファイルをその識別情報を用いて知ら
せることができる。
【0011】また、前記方法は、前記工程(e)は、ス
クリプトが、ファイルを識別するための所定の文字列で
あるかどうかの判断に従って、識別情報を取得する工程
を含むことが好ましい。
【0012】これによれば、各ファイル固有の識別情報
をスクリプトから取得することができ、操作者が、ファ
イルを特定するためにその識別情報を利用することがで
きる。
【0013】また、第1の発明の方法は、前記ページ情
報は、前記複数のファイルの所在場所を示す所在情報を
含むリスト情報を含み、前記工程(a)は、前記リスト
情報に基づいてファイルを順次読み出し、前記異常ファ
イル特定方法は、さらに、(f)順次読み出されたファ
イルそれぞれについて、前記工程(b)および(c)を
繰り返し行う工程とを備えることが好ましい。
【0014】これによれば、ページ情報に含まれるファ
イルの全てについて、順次個別にスクリプトの解釈処理
を行うので、全てのファイルについて、異常ファイルで
あるかどうか特定することができる。
【0015】また上記方法は、前記工程(d)は、ファ
イルの所在場所に関する情報を取得して異常ファイルを
特定する工程であることが好ましい。この方法によれ
ば、操作者は、所在情報を用いて簡単に異常ファイルを
特定することができる。
【0016】また、上記方法は、前記工程(d)は、複
数のファイルの内、全ての異常ファイルを表示するよう
に構成するのが好ましい。このようにすれば、全てのフ
ァイルが異常であるかどうか、操作者が簡単に把握する
ことができる。
【0017】第2の発明は、単一のページを表現するた
めに必要な複数のファイルの異常を検出する異常ファイ
ル特定方法において、前記ファイルは複数のスクリプト
のからなるページ記述言語で表現されるものであって、
(a)前記ファイルを構成するスクリプトを順次解釈す
る工程と、(b)前記工程(a)においてスクリプトが
解釈可能であるかどうか判断する工程と、(c)前記工
程(b)により解釈不能と判断されたスクリプトを含む
ファイルを特定する工程と、を備えた異常ファイル特定
方法である。
【0018】このようにすれば、単一のページを表現す
るページ情報の中からページ記述が異常である異常ファ
イルを特定することができ、操作者に、修正が必要なス
クリプトが含まれるファイルを知らせることができる。
【0019】第3の発明は、単一のページを表現するた
めに必要な複数のファイルの異常を検出する異常ファイ
ル特定装置において、前記ファイルは複数のスクリプト
のからなるページ記述言語で表現されるものであって、
前記ファイルを構成するスクリプトを順次解釈するスク
リプト解釈手段と、前記スクリプト解釈手段によるスク
リプトが解釈可能であるかどうか判断する判断手段と、
前記判断手段により解釈不能と判断されたスクリプトを
含むファイルを特定する特定手段と、を備えた異常ファ
イル特定装置である。
【0020】また、第4の発明によれば、単一のページ
を表現するために必要な複数のファイルの異常を検出す
る異常ファイル特定を行うコンピュータプログラムを記
憶した記憶媒体において、前記ファイルは複数のスクリ
プトのからなるページ記述言語で表現されるものであっ
て、(a)前記ファイルを構成するスクリプトを順次解
釈する工程と、(b)前記工程(a)においてスクリプ
トが解釈可能であるかどうか判断する工程と、(c)前
記工程(b)により解釈不能と判断されたスクリプトを
含むファイルを特定する工程と、をコンピュータに実行
させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0021】第3および第4の発明によれば、第2の発
明の方法と同様な作用効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明の実施の
形態を実施例に基づき説明する。図1は、複数のカプセ
ル化ファイルを含むページ情報(統合ファイル)PAが
ページ記述言語(以下、「PDL」という)で表現され
た一例である。通常、PDLは、その先頭に記述が開始
されることを示す開始宣言文SSTが記述され、その最
後に記述が終了することを示す終了宣言文SEDが記述
される。この例では、開始宣言文SST、終了宣言文S
EDは特定の文字列であり、それぞれ、「STARTD
OC」、「ENDDOC」である。開始宣言文SSTと
終了宣言文SEDの間は、プログラム記述部PPR0で
あり、ページを表現するためのプログラムが文(スクリ
プト)で一行づつ記述される。プログラム記述部PPR
0の先頭は、そのページを識別するためのタイトル名S
TIが記述される。この例では、文字列が「TITL
E:」で始まるスクリプトは、その後にファイルのタイ
トルが示されたタイトル文である規定している。また、
プログラム記述部PPR0は、そのページに配置される
文字情報、図形情報等が記述され、また、そのページに
画像情報が配置される場合は、その画像のファイル名が
記述される。なお、開始宣言文SST、終了宣言文SE
D、タイトル文STIを示す特定の文字列は、PDLの
言語規則によって定められたものである。
【0023】さらに、図1に示されるページ情報(統合
ファイル)PAは、2つのカプセル化ファイルEPF
1、EPF2を含んでいる。カプセル化ファイルEPF
1、EPF2は、上記説明したPDLと同じ規則で記述
され、開始宣言文SST、終了宣言文SEDが前後に記
述されその間にプログラム記述部PPR1、PPR2が
存在している。このように、統合ファイルPA、カプセ
ル化ファイルEPF1、EPF2のページ記述は、部分
的に見ると、PDLの言語規則に沿ったいずれも同じ構
造である。
【0024】図2に、図1で記述されたページ情報(統
合ファイル)PAによって実際に表現される状態を示
す。モニタや印刷物に表現される画像は、ページP内
に、領域AEP1および領域AEP2が配置され、それ
ぞれの領域には、カプセル化ファイルEPF1,EPF
2のプログラム記述部PPR1、PPR2に基づいたペ
ージ記述が行われる。また、それ以外の領域は、統合フ
ァイルPAのページ記述部PPR0に基づいたページ記
述が行われる。なお、カプセル化ファイルEFP1や、
EPF2の中に、さらにカプセル化ファイルを含む構成
であってもよい。
【0025】このように、PDLファイルは、その内部
に1つまたは複数のPDLファイル(カプセル化ファイ
ル)を含むことができ、さらには、階層的にカプセル化
ファイルを含むことができるので、複雑なページ記述を
簡単に行うことができる。
【0026】図3は、本発明を実現するための画像処理
システムの構成図である。この画像処理システムは、フ
ロントエンドコンピュータ1と、RIPコンピュータ2
と、出力機3と、ネットワーク4を備えたシステムであ
る。フロントエンドコンピュータ1は、DTP用の画像
処理ソフトがインストールされたもので、画像処理ソフ
トにより作成されたファイルがページ記述言語で出力す
ることができるコンピュータである。RIPコンピュー
タ2は、フロントエンドコンピュータ1で作成されたP
DLファイルをネットワーク4を介して受信し、PDL
を解釈し、ラスターデータRDに展開する。出力機3
は、ラスターデータRDを受信し、それに基づいて画像
を記録するプリンタで、レーザープリンタ、インクジェ
ットプリンタ、デジタル印刷機などである。
【0027】図4は、RIPコンピュータ2の構成を示
すブロック図である。RIPコンピュータ2は、CPU
21と、メモリ22とを備えたコンピュータシステムで
ある。このRIPコンピュータ2は、さらに、キーボー
ド23と、マウス24と、CRT25と、ハードディス
ク装置26と、ディスクドライブ装置27と、ネットワ
ーク4とのインターフェース28、出力機3とのインタ
ーフェース29とを備えている。さらにメモリ30も備
えている。
【0028】メモリ22は、本発明を実現するためのソ
フトウエアプログラムを記憶する。そのソフトウエアプ
ログラムは、機能的な見地から、受信部32、スクリプ
ト解釈部33、ラスターデータ出力部35、転送部39
を備える。これらの各機能を実現するソフトウエアプロ
グラム(アプリケーションプログラム)は、フロッピー
ディスクやCD−ROM等の携帯型記憶媒体(可搬型記
憶媒体)に格納され、携帯型記憶媒体からは、ディスク
ドライブ装置27を介して、メモリ22またはハードデ
ィスク装置26に転送される。ハードディスク装置26
に転送された場合は、このソフトウエアプログラムが起
動されたときに、そのプログラムは、メモリ22に転送
される。また、メモリ30は、ログデータ格納部34、
受信ファイルバッファ36、階層カウンタメモリ37、
タイトルメモリ38を備える。
【0029】図5は、RIPコンピュータ2にインスト
ールされているプログラムの制御フローを示す。ステッ
プS11で、フロントエンドコンピュータ1で作成され
たページ情報(統合ファイル)PAをネットワーク4を
介して受信し、一時的に受信ファイルバッファ36に記
憶する。ページ情報(統合ファイル)PAは、PDLで
記述された図1に示すようなファイルで、その中には、
複数のカプセル化ファイルの実体部分が実質的に含まれ
ている。
【0030】続いて、ステップS12で、統合ファイル
PAを構成するスクリプトを順次解釈する。ステップS
13で、ステップS12において全てのスクリプトの解
釈は可能であったかどうか判断する。解釈が可能であっ
たと判断された場合は、処理されたページ情報(統合フ
ァイル)PAをラスターデータRDに変換し、出力機3
へ転送する。一方、1行でも解釈不能なスクリプトが存
在した場合は、ステップS15でフロントエンドコンピ
ュータ1へ解釈不能なスクリプトを含むファイルに関す
る異常の情報をログデータとして転送する。操作者は、
フロントエンドコンピュータ1のCRT25にログデー
タの内容を表示する指示をキーボード23やマウス24
を介して行うと、どのファイルが異常であったのかを把
握することができ、どのファイルのPDLを修正すれば
よいか認識することができる。
【0031】なお、ステップS11、ステップS14、
ステップS15の機能は、それぞれ、図4の受信部5
2、ラスターデータ出力部55、転送部59の機能に相
当する。
【0032】図6に、図5のステップS12のスクリプ
ト解釈処理の詳細なフローチャートを示す。ステップS
21で、階層カウンタメモリ57の階層カウンタCTの
値を「0」に、タイトルメモリ58の内容をクリアする
初期化処理を行う。階層カウンタメモリ57は、解釈処
理中のスクリプトが、何階層目のカプセル化ファイルに
含まれるかを示すために用いられるカウンタ用のメモリ
である。また、タイトルメモリ58は、解釈処理中のス
クリプトが含まれるファイル(統合ファイルおよびカプ
セル化ファイル)の識別情報、たとえば、タイトル名を
記憶するためのメモリである。次に、ステップS22
で、受信ファイルバッファ56に格納されているページ
情報(統合ファイル)PAを構成するスクリプトを先頭
から一行ずつ順次抽出する。
【0033】ステップS23で、抽出したスクリプトが
PDLファイルの記述の開始を宣言する開始宣言文SS
Tであるかどうか判断される。開始宣言文SSTである
と判断された場合、ステップS24で、階層カウンタC
Tは「1」加算される。逆に、開始宣言文SSTでない
と判断された場合、ステップS25で、階層カウンタC
Tの値が「1」以上かどうか判断され、「1」以上であ
ると判断された場合は、ステップS26で、抽出された
スクリプトがタイトル文STIか否か判断される。タイ
トル文STIであると判断された場合、ステップS27
でそのタイトルをタイトルメモリ58に記憶する。逆に
タイトル文STIではないと判断された場合は、ステッ
プS28でPDLファイルの記述の終了を宣言する終了
宣言文SEDであるかどうか判断される。終了宣言文で
あると判断された場合は、ステップS29で、タイトル
メモリ58に最後に記憶されたタイトルを1つ削除し、
ステップS30で、階層カウンタCTの値を「1」減算
する。このように、ステップS23乃至S30では、抽
出されたスクリプトが、開始宣言文、終了宣言文、タイ
トル文であるかどうかを判断することにより、現在処理
中のスクリプトが含まれるファイル(カプセル化ファイ
ルを含む)を識別するための情報を取得し、また、その
ファイルの階層の情報も取得する。
【0034】図7は、階層カウンタCTの値の変化と、
タイトルメモリ58に記憶されている内容の変化を説明
するための図である。ページ情報(統合ファイル)PA
は、その全体が1つのファイルが主要ファイルとして存
在し、その中に、2つのカプセル化ファイルEPF1、
EPF2が含まれている。さらに、カプセル化ファイル
EPF2には、カプセル化ファイルEPF3が含まれて
いる。いずれのカプセル化ファイルもプログラム記述の
実体部分はページ情報PAに全て含まれている。このよ
うなページ情報(統合ファイル)PAを図6に示された
フローチャートに従って、スクリプトを先頭から1行づ
つ抽出して、順次スクリプト解釈処理される場合、階層
カウンタCTの値、タイトルメモリ58の内容は、図7
に示すように変化する。例えば、カプセル化ファイルE
PF3のプログラム記述部のスクリプトを解釈している
時は、階層カウンタメモリCTの値は「3」であり、ま
た、タイトルメモリ58の記憶内容は、「ABC、GH
I、JKL」である。これらの情報から、解釈中のスク
リプトは、タイトルが「ABC」であるファイル内に含
まれるタイトル名「GHI」のファイル内にさらに含ま
れるタイトル名「JKL」のファイル内に含まれるとい
うことが特定できる。
【0035】また、統合ファイルPA自身のスクリプト
を解釈している時は、階層カウンタメモリCTの値は
「1」であり、また、タイトルメモリ58の記憶内容
は、「ABC」である。これらの情報から、解釈中のス
クリプトは、タイトルが「ABC」であるファイル自身
に含まれるということが特定できる。
【0036】図6に戻って、ステップS31では、スク
リプトを解釈する。このスクリプト解釈処理は、記述さ
れたスクリプトをPDLの言語規則に従って解釈し、解
釈可能であれば通常のラスタライズ処理のための準備を
行う。一方、言語規則に適合しなスクリプトであった場
合、この時点で解釈処理は続行不能となり、このスクリ
プト以降に記述されたスクリプトの解釈処理は行われな
い。なぜなら、PDLは、一般に1つのスクリプトのみ
で独立したページ記述を解釈できるのではなく、複数の
スクリプトがその言語規則に従った順で記述されて初め
て正確にページを表現することができるからである。
【0037】ステップS32で解釈不能と判断された場
合は、ステップS33で、その時点でタイトルメモリ5
8に記憶されているタイトル名をログデータ格納部54
に記憶し、図5のメインフローに戻る。これにより、ロ
グデータ格納部54に記憶されたタイトル名は、スクリ
プト解釈が不能であったファイルのタイトル名が格納さ
れる。一方、解釈可能と判断された場合は、ステップS
34で、全てのスクリプトについて解釈処理を終了した
かどう判断され、終了していない場合は、ステップS2
2に戻り、次のスクリプトについて同様の処理を行い、
スクリプト解釈可能である場合は、全てのスクリプトに
ついて同様に繰り返される。
【0038】また、具体的に、ログデータ格納部54に
記憶されるデータは、カプセル化ァイルEPF3のプロ
グラム記述部のスクリプトを解釈している時にスクリプ
トの解釈が不能となった場合は、「ABC、GHI、J
KL」となる。また、統合ファイルPA自身のスクリプ
トを解釈している時にスクリプトの解釈が不能となった
場合は、「ABC」である。上述の通り、ログデータ
は、フロントエンドコンピュータ1に転送される。従っ
て、操作者は、フロントエンドコンピュータ1で、その
ログデータの内容をCRT25を介して閲覧することに
より、異常のあったファイル(カプセル化ファイルまた
は統合ファイル自身)のタイトルを確認することができ
る。なお、フロントエンドコンピュータ1には、RIP
コンピュータ2に転送される記述方式(図1)とは異な
る、アプリケーションプログラム特有の記述方式で表現
されていることが多い。この場合でも、操作者は、RI
Pコンピュータから転送されるファイルのタイトルなど
の識別情報に基づいて、どの部分ファイルを修正すれば
よいのか把握することができる。なお、図6に示された
全工程のスクリプト解釈フローの機能は、図4のスクリ
プト解釈部33の機能に相当する。
【0039】このように、第1の実施形態では、少なく
とも1つのカプセル化ファイルを含む統合ファイル、言
い換えれば、少なくとも2つのファイル(統合ファイル
自身およびカプセル化ファイル)を含むページ情報また
は、複数のカプセル化ファイルが含まれる統合ファイル
(計3つ以上のファイルから構成)について解釈処理を
行う。具体的には、統合ファイルを構成するスクリプト
を先頭から1行づつ順次抽出しすることにより、実質的
に、複数のファイルを順次読み出し、抽出されたスクリ
プトを解釈する。その解釈時にスクリプト解釈不能であ
れば、その処理中スクリプトが含まれるのファイルを異
常ファイルとして特定する。
【0040】また、第1の実施形態では、ページ情報P
Aを出力機3でプリントするための指示と同じ指示を、
フロントエンドコンピュータ1で行うと、異常があった
場合のみ、その異常ファイルに関する情報を取得するの
で、フロントエンドコンピュータ1は、何ら改変を加え
ることなく、RIPコンピュータ2にインストールされ
るソフトウエアプログラムのみ変更することで、上記実
施形態を実現することができる。なお、ファイルに異常
がなかった場合は、通常通り、出力機からページ情報が
プリントされる。
【0041】[第2の実施形態]本発明の別の実施の形態
を実施例に基づき説明する。図8は、複数のカプセル化
ファイルを含むページ情報PBがPDLで表現された一
例である。この例は、図1のページ情報PAの記述方法
とは異なっている。ページ情報PBは、ファイルリスト
部LF、オブジェクトリスト部LOおよびレイアウト情
報部LAYからなる。
【0042】ファイルリスト部LFは、ページ情報PB
を表現するファイルに含まれるカプセル化ファイルまた
は画像ファイルのファイル名とその所在情報がリストさ
れたもので、具体的には、ディレクトリ名(パス名)D
IRとファイル名FNからなる。図8において、ファイ
ルリスト部LFに記述されたリストF1乃至F3は、P
DLで記述されたカプセル化ファイルであり、リストF
4は画像ファイルである。オブジェクトリスト部LO
は、文字列によって表現可能な文字や図形が記述される
オブジェクトのプログラムであり、例えば、図8に示す
ように、文字列「CIRCLE」、「RECT」、「L
INE」とその複数のパラメータPMによって、図形を
表す。例えば、「CIRCLE(4、RED、BLU
E)」と記述されている場合は、半径が「4」で、境界
部の色が「赤」、内部の塗りつぶし色が「青」でである
円を示している。レイアウト情報部LAYは、ファイル
リスト部LFおよびオブジェクトリスト部LOにリスト
されたカプセル化ファイル、画像ファイルやオブジェク
トのそれぞれのレイアウト位置の情報が記述されてい
る。例えば、ページ上にレイアウトされるカプセル化フ
ァイルの貼り付け位置を示す絶対座標POSが記述され
ている。また、場合によっては、このレイアウト情報部
LAYには、カプセル化ファイル、画像ファイルやオブ
ジェクトのレイヤー構造が記述されている。なお、この
ページ情報PBは、図1で示したページ情報PAとは異
なり、カプセル化ファイルの実態部分(プログラム記述
部)は、このページ情報PB内には含まれておらず、単
にそのファイルの所在情報のみ記述されているだけで、
それぞれのカプセル化ファイルは、物理的に完全に独立
して記憶されている。なお、カプセル化ファイルの記述
は、図1で説明したページ記述言語の言語規則に従って
記述されているもので、PDLファイルである。
【0043】また、図8に示したページ記述方法は、通
常は、ページ情報PBを作成するための画像処理ソフト
ウエアの専用の内部ファイルフォーマットとして用いら
れる場合が多く、画像処理ソフトでページをデザインし
ているときに、その記述方法で一時的に記憶されてい
る。なお、図1に示された記述方法を図8に示す記述方
法に変換することも可能である。
【0044】図9は、本発明を実現するための画像処理
システムの構成図である。この画像処理システムは、フ
ロントエンドコンピュータ51と、RIPコンピュータ
52と、出力機53と、ネットワーク54を備えたシス
テムである。フロントエンドコンピュータ51は、DT
P用の画像処理ソフトウエアがインストールされたもの
で、その画像処理ソフトウエアで作成しているページ情
報(ファイル)PBを図8に示された記述方式で記憶し
ている。また、そのページ情報(ファイル)PBは、図
1に示された記述方式に変換して出力することができる
コンピュータである。通常、ページ情報PBを出力機5
3でプリントする場合は、ページ情報は、カプセル化フ
ァイルの実態部分をその内部に含むページ情報、即ち、
図1で示した記述方法に沿ったファイルに変換してか
ら、RIPコンピュータ52に、ネットワーク54を介
して出力する。RIPコンピュータ52は、それを受信
し、PDLを構成する各スクリプトを順次を解釈し、ラ
スターイメージデータに展開する。出力機53は、ラス
ターデータRDを受信し、それに基づいて画像を記録す
るプリンタで、レーザープリンタ、インクジェットプリ
ンタ、デジタル印刷機などである。
【0045】フロントエンドコンピュータ51は、CP
U61と、メモリ62とを備えたコンピュータシステム
である。このフロントエンドコンピュータ51は、さら
に、キーボード63と、マウス64と、CRT65と、
ハードディスク装置66と、ディスクドライブ装置67
と、ネットワーク54とのインターフェース68および
メモリ70とを備えている。また、メモリ70は、ログ
データ格納部74と作業用バッファ71を含んでいる。
【0046】メモリ62は、本発明を実現するためのソ
フトウエアプログラムを記憶する。そのソフトウエアプ
ログラムは、機能的な見地から、コマンド発行部72、
ファイル送信部73およびファイル変換部75を備え
る。これらの各機能を実現するソフトウエアプログラム
(アプリケーションプログラム)は、フロッピーディス
クやCD−ROM等の携帯型記憶媒体(可搬型記憶媒
体)に格納され、携帯型記憶媒体から、デイスクドライ
ブ装置67を介して、メモリ62またはハードディスク
装置66に転送される。
【0047】図10は、フロントエンドコンピュータ5
1にインストールされているプログラムの制御フローを
示す。このプログラムは、通常、DTP用の画像処理ソ
フトウエアにアドインされる。このフローは、ファイル
リスト部LFにリストされているカプセル化ファイルを
別々に順次RIPコンピュータ52に転送し、RIPコ
ンピュータ52での解釈処理結果に基づいて、それぞれ
のカプセル化ファイルが異常かどうか特定するためもの
である。なお、ページ情報PBは、メモリ70の作業用
バッファ71に一時的に記憶され、カプセル化ファイル
は、その実体部分が、ハードディスク66に記憶されて
いる。
【0048】ステップS51で、ページ情報PBのファ
イルリスト部LFから1つのカプセル化ファイルを選択
する。なお、ファイルリスト部LFには、画像ファイル
のリストも含まれるが、画像ファイルのリストは選択し
ない。画像ファイルかカプセル化ファイル化は、そのフ
ァイルの拡張子で識別することができる。ステップS5
2で、RIPコンピュータ52に対して出力禁止コマン
ドを発行する。このコマンドは、RIPコンピュータ5
2が出力機3での最終出力動作を行わないように制御す
るためのもので、通常PDLの言語規則によって定めら
れた特定の文字列からなる。ただし、その他のRIPコ
ンピュータ52のスクリプト解釈処理等は通常に行われ
る。次に、ステップS53で、ファイルリスト部LFに
記憶されたカプセル化ファイルの所在情報(ディレクト
リ名DIRとファイル名FN)に基づき、選択されたカ
プセル化ファイルを同定し、そのカプセル化ファイルを
ハードディスク66から抽出する。そして、RIPコン
ピュータ52に送信する。このカプセル化ファイルの記
述方式は、もちろん図1で示した方式に従っており、R
IPコンピュータ52で処理可能である。これにより、
RIPコンピュータ52では、送信されたファイルの解
釈処理を行う。この解釈処理工程中に正常に解釈できた
かどうかのみの結果の情報をフロントエンドコンピュー
タ51に返信する。なお、解釈処理工程が正常に行われ
たとしても、最終印刷物が出力機53から出力されるこ
とはない。ステップS54で、フロントエンドコンピュ
ータ51は、RIPコンピュータ52から返信された結
果をカプセル化ファイルの所在情報と対応づけてログデ
ータ格納部74に記憶する。そして、ステップS55
で、RIPコンピュータ52に対して出力動作の禁止を
解除するコマンドを発行する。ステップS56で、ファ
イルリスト部LFにリストされたすべてのカプセル化フ
ァイルについて処理済みかどうか判断し、まだ処理済み
でなければ、残りのカプセル化ファイルについて、ステ
ップS51乃至S56が繰り返し行われる。
【0049】全てのカプセル化ファイルについて処理が
終了すると、ログデータ格納部74には、カプセル化フ
ァイルそれぞれに対してスクリプトの解釈処理が正常に
行われたかどうかの情報が含まれる。例えば、ログデー
タ格納部74の情報に基づいて、図11示すカプセル化
ファイルの情報をCRT65に表示することができる。
これにより、操作者は、どのカプセル化ファイルが異常
であるのかを特定することができる。
【0050】なお、第2の実施形態の場合は、本発明を
実現する異常ファイルを検出する処理と、通常のページ
情報を出力機53でプリントする処理は、独立して行わ
れる。従って、ページ情報PBを出力機3でプリントし
たい場合は、操作者は、異常ファイルの検出処理を開始
する指示とは異なるプリント開始指示を行う。すると、
図9に示されたファイル変換部75で、図1に示された
記述方式に変換された、所謂統合ファイルが、RIPコ
ンピュータ52に転送され、出力機53でプリントされ
る。だたし、全てのカプセル化ファイルについて、正常
であると判断された場合は、フロントエンドコンピュー
タ51で自動的にプリント開始指示をするように制御し
てもよい。
【0051】このように、第2の実施形態では、少なく
とも2つのカプセル化ファイルがページ情報に含まれて
いる場合で、カプセル化ファイルの実体部分が、ページ
情報に含まれていない場合であっても、カプセル化ファ
イルの所在情報を含むリスト情報に基づいてカプセル化
ファイルを特定し、それぞれのファイルを、独立して1
つのファイルとしてRIPコンピュータ52に転送す
る。RIPコンピュータ52は、それぞれのカプセル化
ファイルは、それだけで1つのページ情報として認識
し、通常のRIP処理と同様の処理を実行する。このと
き、解釈不能であればRIPコンピュータ52は、フロ
ントエンドコンピュータ51に不能であることを示す情
報を転送する。これらは全てのカプセル化ファイルにつ
いて実行され、最終的に、全てのカプセル化ファイルに
ついて、異常かどうかを把握することができる。
【0052】また、上述のように、フロントエンドコン
ピュータ51で、本来単一のページを構成する複数のフ
ァイルを独立してRIPコンピュータ52に転送する制
御およびログデータの管理を行うので、RIPコンピュ
ータ51は、何ら改変を加えることなく、フロントエン
ドコンピュータ52にインストールされるソフトウエア
プログラムのみ変更することで、上記実施形態を実現す
ることができる。
【0053】このように、上記第1および第2実施形態
で説明したように、単一のページを表現するページ情報
が構成される複数のファイルは、実質的に1つのファイ
ルにもう1つのファイルが含まれる関係であってよく、
また、物理的に独立した複数のファイルでもよい。単一
のページ情報を表現する複数のファイルの構造がいずれ
の場合であっても、本件発明を実現することができる。
【0054】[変形例]上記実施形態では、異常ファイル
を特定するために用いる識別情報として、ファイルのタ
イトルや所在情報を用いたが、操作者がファイルを特定
できる情報であればなんでよく、例えば、ファイル固有
の情報となり得る、ファイルの作成者、作成日などであ
ってもよい。
【0055】また、上記第1および第2の実施形態で
は、RIPコンピュータおよびフロントエンドコンピュ
ータのみで、本件発明を実現させたが、第1の実施形態
のRIPコンピュータと第2の実施形態のフロントエン
ドコンピュータを組み合わせた画像処理システムで実現
させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数のカプセル化ファイルを含むページ情報が
ページ記述言語で表現された例である。
【図2】ページ情報によって実際に表現されるページの
状態を示す図である。
【図3】本発明を実現するための画像処理システムの構
成図である。
【図4】RIPコンピュータの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】RIPコンピュータにインストールされるプロ
グラムの制御フローを示す図である。
【図6】スクリプト解釈処理の詳細なフローを示す図で
ある。
【図7】階層カウンタの値とタイトルメモリの記憶内容
の変化を説明するための図である。
【図8】ページ情報が別の記述方式によって表現された
例である。
【図9】本発明を実現するための別の画像処理システム
の構成図である。
【図10】フロントエンドコンピュータにインストール
されるプログラムの制御フローである。
【図11】カプセル化ファイルの異常に関する情報を表
示した一例である。
【符号の説明】
1…フロントエンドコンピュータ 2…RIPコンピュータ 3…出力機 4…ネットワーク 21…CPU 22…メモリ 23…キーボード 24…マウス 25…CRT 26…ハードディスク装置 27…ディスクドライブ装置 28…インターフェィス 29…インターフェィス 30…メモリ 32…受信部 33…スクリプト解釈部 34…ログデータ格納部 35…ラスタデータ出力部 36…受信ファイルバッファ 37…階層カウンタメモリ 38…タイトルメモリ 39…転送部 51…フロントエンドコンピュータ 52…RIPコンピュータ 53…出力機 54…ネットワーク 61…CPU 62…メモリ 63…キーボード 64…マウス 65…CRT 66…ハードディスク装置 67…ディスクドライブ装置 68…インターフェィス SST…開始宣言文 SED…終了宣言文 ST1…タイトル文 PPR0,PPR1,PPR2…プログラム記述部 EPF1,EPF2…カプセル化ファイル P…ページ PA…ページ情報(統合ファイル) PB…ページ情報 LF…ファイルリスト部 LO…オブジェクトリスト部 LAY…レイアウト情報部 DIR…ディレクトリ FN…ファイル名 PM…パラメータ POS…座標

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のページを表現するページ情報が複
    数のファイルから構成され、当該複数ファイルの異常を
    検出する異常ファイル特定方法において、上記ファイル
    は複数のスクリプトのからなるページ記述言語で表現さ
    れるものであって、 (a)前記複数のファイルを順次読み出す工程と、 (b)順次読み出されたファイルに含まれる複数のスク
    リプトを順次解釈する工程と、 (c)前記工程(b)におけるスクリプト解釈中にスク
    リプトが解釈不能かどうか判定する工程と、 (d)前記工程(c)によりスクリプト解釈不能と判断
    された場合、解釈不能のスクリプトが含まれるファイル
    を異常ファイルとして特定する工程と、を備えた異常フ
    ァイル特定方法。
  2. 【請求項2】 前記ページ情報は、前記複数のファイル
    のスクリプトを実質的に含み、 前記工程(a)は、ページ情報を構成するにスクリプト
    を順次読み出すことにより、前記複数のファイルを読み
    出し、 前記異常ファイル特定方法は、さらに、 (e)前記工程(b)において解釈されているスクリプ
    トが含まれるファイルの識別情報を記憶する工程とを備
    え、 前記工程(d)は、スクリプトが解釈不能と判断された
    時点に、工程(e)によって記憶されている識別情報に
    基づいて異常ファイルを特定する請求項1記載の異常フ
    ァイル特定方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(e)は、スクリプトが、ファ
    イルを識別するための所定の文字列であるかどうかの判
    断に従って、識別情報を取得する工程を含む請求項2記
    載の異常ファイル特定方法。
  4. 【請求項4】 前記ページ情報は、前記複数のファイル
    の所在場所を示す所在情報を含むリスト情報を含み、 前記工程(a)は、前記リスト情報に基づいてファイル
    を順次読み出し、 前記異常ファイル特定方法は、さらに、 (f)順次読み出されたファイルそれぞれについて、前
    記工程(b)および(c)を繰り返し行う工程とを備え
    る請求項1記載の異常ファイル特定方法。
  5. 【請求項5】 前記工程(d)は、複数のファイルの
    内、全ての異常ファイルを表示する請求項4記載の異常
    ファイル特定方法。
  6. 【請求項6】 前記工程(d)は、ファイルの所在場所
    に関する情報を取得して異常ファイルを特定する工程で
    ある請求項4記載の異常ファイル特定方法。
  7. 【請求項7】 単一のページを表現するために必要な複
    数のファイルの異常を検出する異常ファイル特定方法に
    おいて、前記ファイルは複数のスクリプトのからなるペ
    ージ記述言語で表現されるものであって、 (a)前記ファイルを構成するスクリプトを順次解釈す
    る工程と、 (b)前記工程(a)においてスクリプトが解釈可能で
    あるかどうか判断する工程と、 (c)前記工程(b)により解釈不能と判断されたスク
    リプトを含むファイルを特定する工程と、 を備えた異常ファイル特定方法。
  8. 【請求項8】 単一のページを表現するために必要な複
    数のファイルの異常を検出する異常ファイル特定装置に
    おいて、前記ファイルは複数のスクリプトのからなるペ
    ージ記述言語で表現されるものであって、 前記ファイルを構成するスクリプトを順次解釈するスク
    リプト解釈手段と、 前記スクリプト解釈手段によるスクリプトが解釈可能で
    あるかどうか判断する判断手段と、 前記判断手段により解釈不能と判断されたスクリプトを
    含むファイルを特定する特定手段と、 を備えた異常ファイル特定装置。
  9. 【請求項9】 単一のページを表現するために必要な複
    数のファイルの異常を検出する異常ファイル特定を行う
    コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体において、
    前記ファイルは複数のスクリプトのからなるページ記述
    言語で表現されるものであって、 (a)前記ファイルを構成するスクリプトを順次解釈す
    る工程と、 (b)前記工程(a)においてスクリプトが解釈可能で
    あるかどうか判断する工程と、 (c)前記工程(b)により解釈不能と判断されたスク
    リプトを含むファイルを特定する工程と、 をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05274131A (ja) * 1992-02-10 1993-10-22 Nec Corp プログラム構造解析方式
JPH0869380A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Fujitsu Ltd ソースプログラムチェック装置
JPH0922346A (ja) * 1995-07-05 1997-01-21 Fujitsu Ltd コンパイラシステム
JPH09507934A (ja) * 1994-10-31 1997-08-12 ムーア ビジネス フォームス インコーポレイテッド 短期印刷作業の印刷注文チェックのための方法およびシステム

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