JP2000258786A - 液晶表示装置の液晶注入方法及び液晶注入装置 - Google Patents

液晶表示装置の液晶注入方法及び液晶注入装置

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JP2000258786A JP6220999A JP6220999A JP2000258786A JP 2000258786 A JP2000258786 A JP 2000258786A JP 6220999 A JP6220999 A JP 6220999A JP 6220999 A JP6220999 A JP 6220999A JP 2000258786 A JP2000258786 A JP 2000258786A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、セルギャップの不均一が解消でき
表示品位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示
装置の液晶注入方法及び液晶注入装置を提供することを
課題とする。 【解決手段】 液晶注入前の液晶パネルの乾燥・冷却時
に、高温真空排気後の冷却用窒素を3つの流量の異なる
止め弁15,17,19を用いて順に行うことにより、
従来発生していた液晶パネルの注入孔26近傍のセルギ
ャップ30の不均一を抑制することを特徴とし、流量可
変な窒素供給系統を3系統設置した冷却排気室4を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルの製造
技術に係り、特にセルギャップの不均一が解消でき表示
品位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置
の液晶注入方法及び液晶注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は一般的な液晶パネル34fの平面
図、図10は図9の液晶パネル34f(大気圧P1=液
晶パネル34f内部圧力P2)の断面図、図11は図9
の液晶パネル34f(大気圧P1>液晶パネル34f内
部圧力P2)の断面図、図12は図9の液晶パネル34
f(大気圧P1<液晶パネル34f内部圧力P2)の断
面図、図13は第1従来技術の液晶注入装置の冷却排気
室P4の詳細図である。
【0003】図9に示す第1従来技術の液晶パネル34
fは、図10乃至12に示すように、セルギャップ30
に注入孔26から注入された液晶材を駆動するTFT基
板27とカラーフィルタ基板で代表される対向基板28
がシール29で、図10に示すように貼り合わされて構
成されている。貼り合わせ後の接着は高温度中でのシー
ル29の硬化反応によって行われるため、ガラスで形成
されているTFT基板27および対向基板28は、それ
ぞれの線膨張係数に従い膨張する。シール29の線膨張
係数はガラスの線膨張係数に比べて小さいため、ガラス
が延びた状態でかつシール29は延びる途中の状態で硬
化することになり、硬化が完了して液晶パネル34fと
してできあがったときの断面は、図10に示すように膨
らんだ形状になってしまう。
【0004】続いて、図13に示す液晶注入装置内の第
1パネル乾燥室(不図示)に液晶パネル34fが図10
に示す状態で搬送された後に高温真空排気されると、真
空引きした際に発生する液晶パネル34f内部圧力P2
により第1パネル乾燥室(不図示)の圧力が早く低くな
るため、図11に示すように、液晶パネル34fが更に
膨らむ現象が生じる。その後も液晶パネル34fを形成
するガラスとシール29の線膨張係数の差により、パネ
ルの形状が平坦でない状況(図10,11参照)のま
ま、第2パネル乾燥室P3の処理が進められる。従来
は、冷却排気室P4に搬送されたパネルには、図13に
示す1系統の冷却用窒素供給系から、高速冷却用の10
00〜2000l/min(リットル毎分)のN2(冷
却用窒素)が供給される。その際、図12に示すよう
に、冷却排気室P4が先ず大気圧P1になり、液晶パネ
ル34f外部と通じている注入孔26近傍も追って大気
圧P1となる。しかしながら、液晶パネル34f内部の
圧力は真空であるため、冷却排気室P4の大気圧P1に
押されてセルギャップ30が小さくなるため、注入孔2
6近傍にはセルギャップ30の不均一(図9中の不均一
部分31、図12に示すe部)が生じる。図12に示す
f部はシール29に固定されているため、不安定なe部
(不均一部分31)の歪みはギャップ不均一として残っ
てしまう。
【0005】一方、セルギャップ30の均一性の維持に
関する技術として特開平8−122797号公報(第2
従来技術)に記載の技術が提案されている。図14は第
2従来技術の液晶注入装置を説明するための装置概略図
である。図15は図14の液晶注入装置を用いて液晶パ
ネル34fを作成した場合の大気圧復圧時間−不均一不
良率の特性図である。図14を参照すると、第2従来技
術は、真空容器34a内に液晶34d及び液晶パネル3
4fと、この液晶パネル34fと同等のマスターパネル
34cと、その表面に設けた精密変位計34bとを設置
し、真空容器34a内の圧力と液晶パネル34f内の圧
力との気圧差によるパネル膨張の変化量を精密変位計3
4bで測定してコントロールボックス34pに送り、コ
ントロールボックス34pで、真空容器34a内を真空
にするポンプ34nの回転数及び電気式可変バルブ34
mの開閉量による排気速度の調整、また、必要により真
空容器34a内に微少量の不活性ガスの充填の圧力制御
をすることによって液晶パネル34fの膨張を規定値以
下に抑制し、液晶パネル34fの破壊を防止する技術で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来技術の液晶注入方法及び注入装置では、セルギャップ
30の不均一部分31が注入孔26の近傍に発生し、液
晶表示装置の表示品位を悪化させているという問題点が
あった。
【0007】図16は液晶パネル34fの平面図であ
る。図17は液晶パネル34f内部のセルギャップ分布
図である。第2従来技術は、図16に示すようなセルギ
ャップの不均一部分31が発生するため、液晶表示装置
の表示品位が低下するといった問題点があった。液晶パ
ネル34f内部のセルギャップを、復屈折位相差測定が
可能である測定器、例えばギャップ測定器TFM−12
0(オーク製作所製商品名)で測定すると、図17に示
すセルギャップ分布図のように、不均一部分31が発生
している液晶パネル34fには、不良品のギャップ測定
値33の様な歪みが生じていることが解る。さらに、第
2従来技術の注入装置は、図13に示すように、冷却用
窒素供給系が一つしか持たず、復圧時間延長に使用すれ
ば、冷却時間が長くなり、冷却時間を優先すると、ギャ
ップ不均一が生じてしまうといった問題点もあった。
【0008】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、セルギャップの不
均一が解消でき表示品位の良い液晶パネルの製造が可能
となる液晶表示装置の液晶注入方法及び液晶注入装置を
提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の要旨は、セルギャップの不均一が解消でき表示品位の
良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の液晶
注入方法であって、液晶パネルに液晶を注入する工程
と、前記液晶注入工程以前に液晶パネルを乾燥・冷却す
る乾燥・冷却工程とを有し、前記乾燥・冷却工程は、そ
れぞれ流量の異なる複数の止め弁を所定の順番で開・閉
制御して高温真空排気後の冷却用ガスの供給を行う冷却
工程を備えることを特徴とする液晶表示装置の液晶注入
方法に存する。また本発明の請求項2に記載の要旨は、
セルギャップの不均一が解消でき表示品位の良い液晶パ
ネルの製造が可能となる液晶表示装置の液晶注入方法で
あって、液晶パネルに液晶を注入する工程と、前記液晶
注入工程以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾燥・冷却
工程とを有し、前記乾燥・冷却工程は、それぞれ流量の
異なる流量可変な複数の止め弁を所定の順番で開・閉制
御して高温真空排気後の冷却用ガスである冷却用窒素ガ
スの供給を行う冷却工程を備えることを特徴とする液晶
表示装置の液晶注入方法に存する。また本発明の請求項
3に記載の要旨は、セルギャップの不均一が解消でき表
示品位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装
置の液晶注入方法であって、液晶パネルに液晶を注入す
る工程と、前記液晶注入工程以前に液晶パネルを乾燥・
冷却する乾燥・冷却工程とを有し、前記乾燥・冷却工程
は、それぞれ流量の異なる少なくとも3つの止め弁を所
定の順番で開・閉制御して高温真空排気後の冷却用ガス
の供給を行う冷却工程を備えることを特徴とする液晶表
示装置の液晶注入方法に存する。また本発明の請求項4
に記載の要旨は、セルギャップの不均一が解消でき表示
品位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置
の液晶注入方法であって、液晶パネルに液晶を注入する
工程と、前記液晶注入工程以前に液晶パネルを乾燥・冷
却する乾燥・冷却工程とを有し、前記乾燥・冷却工程
は、それぞれ流量の異なる流量可変な少なくとも3つの
止め弁を所定の順番で開・閉制御して高温真空排気後の
冷却用ガスである冷却用窒素ガスの供給を行う冷却工程
を備えることを特徴とする液晶表示装置の液晶注入方法
に存する。また本発明の請求項5に記載の要旨は、前記
乾燥・冷却工程は、パネル乾燥室で高温真空排気された
液晶パネルを冷却排気室に搬送する工程と、前記冷却排
気室が真空から大気圧への復圧に要する時間に応じてあ
らかじめ第1流量調節弁で流量が設定された第1止め弁
を、弁の開動作を指示する開動作指示信号に応じて開く
工程と、前記第1止め弁の開動作により、冷却用ガス源
から流量の調節された冷却用ガスを前記冷却排気室へ供
給して当該冷却排気室内の気圧を真空状態から大気圧へ
と復圧する工程と、前記冷却排気室内の気圧を検出する
とともに、当該冷却排気室内の気圧が大気圧になった際
にON信号を出力する工程と、前記ON信号を受けて、
弁の閉動作を指示する閉動作指示信号を前記第1止め弁
に送り、これに応じて当該第1止め弁を閉じる工程と、
第2止め弁に前記開動作指示信号を送り、これに応じて
当該第2止め弁を開く工程と、液晶パネルの序冷却とし
て有効な流量にあらかじめ第2流量調節弁で設定された
流量をあらかじめ設定された時間だけ前記第2止め弁を
開いて前記冷却排気室内に供給する工程と、前記設定さ
れた時間の経過後に前記第2止め弁に前記閉動作指示信
号を出力し、これに応じて当該第2止め弁を閉じる工程
と、第3止め弁へ前記開動作指示信号を出力し、これに
応じて当該第3止め弁を開く工程と、液晶パネルの温度
を常温まで高速で冷却するために必要な冷却ガス流量を
第3流量調節弁に設定する工程と、あらかじめ設定され
た時間に応じて前記第3止め弁を開動作する工程と、前
記第3止め弁を開動作の時間の経過後に前記第3止め弁
へ前記閉動作指示信号を出力し、これに応じて当該第3
止め弁が閉じる工程とを有することを特徴とする請求項
1乃至4のいずれか一項に記載の液晶表示装置の液晶注
入方法に存する。また本発明の請求項6に記載の要旨
は、セルギャップの不均一が解消でき表示品位の良い液
晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の液晶注入装
置であって、液晶パネルに液晶を注入する手段と、前記
液晶注入手段以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾燥・
冷却手段とを有し、前記乾燥・冷却手段は、それぞれ流
量の異なる複数の止め弁を所定の順番で開・閉制御して
高温真空排気後の冷却用ガスの供給を行う手段を備える
ことを特徴とする液晶表示装置の液晶注入装置に存す
る。また本発明の請求項7に記載の要旨は、セルギャッ
プの不均一が解消でき表示品位の良い液晶パネルの製造
が可能となる液晶表示装置の液晶注入装置であって、液
晶パネルに液晶を注入する手段と、前記液晶注入手段以
前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾燥・冷却手段とを有
し、前記乾燥・冷却手段は、それぞれ流量の異なる流量
可変な複数の止め弁を所定の順番で開・閉制御して高温
真空排気後の冷却用ガスである冷却用窒素ガスの供給を
行う手段を備えることを特徴とする液晶表示装置の液晶
注入装置に存する。また本発明の請求項8に記載の要旨
は、セルギャップの不均一が解消でき表示品位の良い液
晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の液晶注入装
置であって、液晶パネルに液晶を注入する手段と、前記
液晶注入手段以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾燥・
冷却手段とを有し、前記乾燥・冷却手段は、それぞれ流
量の異なる少なくとも3つの止め弁を所定の順番で開・
閉制御して高温真空排気後の冷却用ガスの供給を行う手
段を備えることを特徴とする液晶表示装置の液晶注入装
置に存する。また本発明の請求項9に記載の要旨は、セ
ルギャップの不均一が解消でき表示品位の良い液晶パネ
ルの製造が可能となる液晶表示装置の液晶注入装置であ
って、液晶パネルに液晶を注入する手段と、前記液晶注
入手段以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾燥・冷却手
段とを有し、前記乾燥・冷却手段は、それぞれ流量の異
なる流量可変な少なくとも3つの止め弁を所定の順番で
開・閉制御して高温真空排気後の冷却用ガスである冷却
用窒素ガスの供給を行う手段を備えることを特徴とする
液晶表示装置の液晶注入装置に存する。また本発明の請
求項10に記載の要旨は、液晶パネルの高温真空排気を
行う少なくとも1つのパネル乾燥室と、液晶パネルの冷
却および高真空排気を行う冷却排気室と、液晶材に液晶
パネルを接触させて液晶材の注入動作を行う少なくとも
1つの注入室と、液晶パネルに接触する前に液晶材中の
空気抜きを行う液晶材脱泡室とを有し、各動作を連続し
て行うインライン式の液晶注入装置であって、前記冷却
排気室は少なくとも3つの冷却用窒素供給系統を備え、
冷却用窒素供給系統のそれぞれは、圧力検出器で室内圧
力が検出されるとともに、当該圧力検出器からの信号に
応じて開閉制御されるように構成され、前記冷却用窒素
供給系統のそれぞれは、冷却用ガスの開・閉を行う止め
弁と、あらかじめ異なる流量が設定された流量調節弁
と、前記冷却排気室に流れ込む冷却用ガスの流量を計測
する流量計とを備えていることを特徴とする請求項6乃
至9のいずれか一項に記載の液晶表示装置の液晶注入装
置に存する。また本発明の請求項11に記載の要旨は、
前記パネル乾燥室で高温真空排気された液晶パネルを前
記冷却排気室に搬送し、前記冷却排気室が真空から大気
圧への復圧に要する時間に応じてあらかじめ第1の前記
流量調節弁で流量が設定された第1の前記止め弁が、制
御装置から出力された弁の開動作を指示する開動作指示
信号に応じて開き、前記第1止め弁の開動作により、冷
却用ガス源から流量の調節された冷却用ガスを前記冷却
排気室へ供給して当該冷却排気室内の気圧を真空状態か
ら大気圧へと復圧し、前記冷却排気室内の気圧を前記圧
力検出器で検出するとともに、当該冷却排気室内の気圧
が大気圧になった際に当該圧力検出器からON信号を前
記制御装置に出力し、前記圧力検出器からのON信号を
受けて前記制御装置が、弁の閉動作を指示する閉動作指
示信号を前記第1止め弁に送り、これに応じて当該第1
止め弁が閉じ、第2の前記止め弁に前記開動作指示信号
を送り、これに応じて当該第2止め弁が開き、液晶パネ
ルの序冷却として有効な流量にあらかじめ第2の前記流
量調節弁で設定された流量を前記冷却排気室内に供給
し、前記制御装置に設定された時間だけ前記第2止め弁
が開き、前記設定された時間の経過後に前記制御装置が
前記第2止め弁に前記閉動作指示信号を出力し、これに
応じて当該第2止め弁が閉じ、前記制御装置が第3の前
記止め弁へ前記開動作指示信号を出力し、これに応じて
当該第3止め弁が開き、液晶パネルの温度を常温まで高
速で冷却するために必要な冷却ガス流量を第3の前記流
量調節弁に設定し、前記制御装置に設定された時間に応
じて前記第3止め弁が開き、前記第3止め弁を開動作の
時間の経過後に前記制御装置が前記第3止め弁へ前記閉
動作指示信号を出力し、これに応じて当該第3止め弁が
閉じるように構成されていることを特徴とする請求項1
0に記載の液晶表示装置の液晶注入装置に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に示す各実施形態の特徴は、
液晶注入前の液晶パネルの乾燥・冷却時に、高温真空排
気後の冷却用窒素を3つの流量の異なる止め弁を用いて
順に行うことにより、従来発生していた液晶パネルの注
入孔近傍のセルギャップの不均一を抑制できる液晶注入
方法、および流量可変な窒素供給系統を3系統設置した
冷却排気室を有する液晶注入装置にある。以下、本発明
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】(第1実施形態)図1は本発明にかかる液
晶注入装置の第1実施形態を説明するための装置概略
図、図2は、図1の冷却排気室4の詳細図、図3は図2
の冷却排気室4における圧力−温度線図である。図1,
2を参照すると、本実施形態の液晶注入装置は、液晶パ
ネルの高温真空排気を行う、第1パネル乾燥室2および
第2パネル乾燥室3、もしくは一つのパネル乾燥室と、
液晶パネルの冷却および高真空排気を行う冷却排気室
4、また、液晶材に液晶パネルを接触させて実際に注入
動作を行う第1注入室5と第2注入室6、もしくは一つ
の注入室、液晶パネルに接触する前に液晶材中の空気抜
きを行う液晶材脱泡室7を有し、各動作を連続して行う
インライン式の液晶注入装置において、冷却排気室4
に、少なくとも3つの冷却用窒素供給系統{12,1
5,16},{13,17,18},{14,19,2
0}を持ち、それぞれの系統は、圧力検出器11の接続
された制御装置22で開閉制御される構成を備えてい
る。
【0012】本実施形態の液晶注入装置では、液晶パネ
ルが複数枚収納されたカセットが投入待機場所9で液晶
パネル搬送板1に積載され、あらかじめ制御盤10に設
定されたプログラムによって第1パネル乾燥室2、第2
パネル乾燥室3と順に搬送され、高温真空排気される。
その後、冷却排気室4に搬送され、あらかじめ制御盤1
0内の制御装置22に設定されたプログラムに従い、止
め弁15,17,19のそれぞれを開閉し大気圧での冷
却後、再度真空排気され第1注入室5に搬送され、液晶
材脱泡室7で空気抜きされた液晶材料と接触し第2注入
室6を経て、取り出し待機場所8に搬出される。
【0013】冷却排気室4での冷却用窒素供給系統{1
2,15,16},{13,17,18},{14,1
9,20}の止め弁15,17,19のそれぞれには、
あらかじめ異なる流量が設定された流量調節弁16,1
8,20がそれぞれ接続されており、それには流量計1
2,13,14が設置され、冷却用窒素Nの流量の設
定および確認ができるようになっている。また、圧力検
出器11は、冷却排気室4内が大気圧か否かを検出でき
る検出器で、例えば、真空スイッチ(アネルバ社製商品
名)を用いる。
【0014】冷却排気室4の制御装置22では、図3に
示す圧力復圧曲線25(図3中に実線で表記)の上昇部
の傾き、およびパネル温度推移曲線24(図3中に破線
で表記)の下降開始点をそれぞれ制御する。
【0015】図4は本発明にかかる液晶表示装置の液晶
注入方法(液晶注入装置の動作)の第1実施形態を説明
するためのフローチャートである。図4を参照すると、
パネル乾燥室3で高温真空排気された液晶パネルが積載
された液晶パネル搬送板1が冷却排気室4に搬送(ステ
ップS2)されると、まず初めにあらかじめ流量調節弁
20で流量が設定された冷却用窒素供給系統{14,1
9,20}の止め弁19が、制御装置22から出力され
た弁の開動作(ステップS4)を指示する開動作指示信
号に応じて開く。この時、流量調節弁20に設定する流
量は、冷却排気室4が真空から大気圧への復圧に要する
時間が例えば18分以上になるようにする。止め弁19
の開動作(ステップS4)により、冷却用窒素源21か
ら流量の調節された冷却用窒素Nが冷却排気室4へ供
給され、真空状態から大気圧へと復圧する。大気圧にな
ると圧力検出器11からON信号が制御装置22に出力
される(ステップS6の大気圧(ON))。
【0016】制御装置22は圧力検出器11のON信号
を受けて、止め弁19に弁の閉動作を指示する閉動作指
示信号を送り、止め弁19が閉じられる(ステップS
8)。続いて、止め弁17に開動作指示信号を送り、止
め弁17を開き(ステップS10)、あらかじめ流量調
節弁18で設定された流量を冷却排気室4内に供給す
る。流量調節弁18に設定する流量は、液晶パネルの序
冷却として有効な100〜500l/min(リットル
毎分)程度とする。止め弁17は、制御装置22に設定
された時間開く動作を行う(ステップS12)。この時
間は、少なくとも10秒以上を要する。設定された時間
が経過すると(ステップS12のYES)、制御装置2
2が止め弁17に閉動作指示信号を出力し、これに応じ
て止め弁17は閉じられる(ステップS14)。
【0017】制御装置22が止め弁15へ開動作指示信
号を出力し、これに応じて止め弁15が開く(ステップ
S16)。ここで、液晶パネルの温度を常温まで高速で
冷却するために必要な窒素流量として、1000〜20
00l/minを流量調節弁16に設定する。止め弁1
5は、制御装置22に設定された時間開動作を行い、所
定時間が経過すると(ステップS18のYES)、制御
装置22が止め弁15へ閉動作指示信号を出力し、これ
に応じて止め弁15が閉じる。
【0018】冷却の一連の動作が完了した冷却排気室4
は引き続き真空に引かれ、制御盤10に設定された時間
経過の後、液晶パネルは第1注入室5へ搬出(ステップ
S20)される。
【0019】図5は液晶パネルの平面図、図6は図5の
液晶パネルのa−a’断面図であり、不均一部分が発生
していない場合を示しており、、図7は図5の液晶パネ
ルのa−a’断面図であり、注入孔付近に不均一部分が
発生した場合を示している。第1実施形態によれば、図
5に示す液晶パネルの注入孔26近傍のギャップ不均一
部分31(図7参照)がなくなり、図6に示すような均
一な仕上がりとなる。以下にその理由を図5乃至7およ
び図9乃至14を参照して説明する。
【0020】図9に示す第1従来技術の液晶パネルは、
図10乃至12に示すように、セルギャップ30に注入
孔26から注入された液晶材を駆動するTFT基板27
とカラーフィルタ基板で代表される対向基板28がシー
ル29で、図10に示すように貼り合わされて構成され
ている。貼り合わせ後の接着は高温度中でのシール29
の硬化反応によって行われるため、ガラスで形成されて
いるTFT基板27および対向基板28は、それぞれの
線膨張係数に従い膨張する。シール29の線膨張係数は
ガラスの線膨張係数に比べて小さいため、ガラスが延び
た状態でかつシール29は延びる途中の状態で硬化する
ことになり、硬化が完了して液晶パネルとしてできあが
ったときの断面は、図10に示すように膨らんだ形状に
なってしまう。
【0021】続いて、図13に示す液晶注入装置内の第
1パネル乾燥室(不図示)に液晶パネルが図10に示す
状態で搬送された後に高温真空排気されると、真空引き
した際に発生する液晶パネル内部圧力P2により第1パ
ネル乾燥室(不図示)の圧力が早く低くなるため、図1
1に示すように、液晶パネルが更に膨らむ現象が生じ
る。その後も液晶パネルを形成するガラスとシール29
の線膨張係数の差により、パネルの形状が平坦でない状
況(図10,11参照)のまま、第2パネル乾燥室P3
の処理が進められる。従来は、冷却排気室P4に搬送さ
れたパネルには、図13に示す1系統の冷却用窒素供給
系から、高速冷却用の1000〜2000l/minの
冷却用窒素Nが供給される。その際、図12に示すよ
うに、冷却排気室P4がまず大気圧P1になり、液晶パ
ネル外部と通じている注入孔26近傍も追って大気圧P
1となる。しかしながら、液晶パネル内部の圧力は真空
であるため、冷却排気室P4の大気圧P1に押されてセ
ルギャップ30が小さくなるため、注入孔26近傍には
セルギャップ30の不均一(図9中の不均一部分31、
図12に示すe部)が生じる。図12に示すf部はシー
ル29に固定されているため、不安定なe部(不均一部
分31)の歪みはギャップ不均一として残ってしまう。
【0022】本実施形態では、大気圧復圧までの速度を
遅くすることで、図12の大気圧P1と液晶パネル内部
圧力P2の圧力差を最小としかつ序冷却により歪みを最
小限に抑制するための高速冷却する3つの冷却用窒素供
給系統{12,15,16},{13,17,18},
{14,19,20}を設けているため、図12に示す
e部(不均一部分31)と他の部分のセルギャップ差を
小さくでき、その結果、セルギャップ30の図7に示す
不均一部分31が解消され、図6に示すような表示品位
の良い液晶パネルの製造が可能となる。
【0023】なお、本実施形態の液晶注入方法及び装置
は、真空排気時の液晶パネル34fの膨張の抑制で平坦
性を維持する第2従来技術と異なり、高温真空排気処理
された液晶パネルの、冷却により生じる注入孔26近傍
のギャップ不均一を防止し平坦性を維持し表示品位を向
上させるものであり、技術が異なるものである。
【0024】(第2実施形態)図8は本発明にかかる液
晶表示装置の液晶注入方法(液晶注入装置の動作)の第
2実施形態を説明するためのフローチャートである。上
記第1実施形態では、止め弁19「閉」から止め弁17
「開」への制御を、圧力検出器11の信号によって行っ
ているが、本実施形態では、制御装置22へ設定した時
間で行う(ステップS36)点に特徴を有している。ま
た、第1実施形態での3つの流量調節弁16,18,2
0のそれぞれの設定流量についても任意であり、例え
ば、図15に示す実験結果から最良と思うものを選択で
きる。なお、本実施形態の液晶注入方法および液晶注入
装置で処理したギャップ不均一の無い液晶パネルは、良
品のギャップ測定値32のように平坦となる。この注入
孔26近傍のギャップ不均一の発生と、冷却排気室4の
大気圧復圧時間と関係を実際の実験結果より導くと、図
15に示すように、大気圧復圧に18分以上時間をかけ
れば殆ど発生が見られないことがわかる。
【0025】図8は本発明にかかる液晶表示装置の液晶
注入方法(液晶注入装置の動作)の第2実施形態を説明
するためのフローチャートである。図8を参照すると、
パネル乾燥室3で高温真空排気された液晶パネルが積載
された液晶パネル搬送板1が冷却排気室4に搬送(ステ
ップS32)されると、まず初めにあらかじめ流量調節
弁20で流量が設定された冷却用窒素供給系統{14,
19,20}の止め弁19が、制御装置22から出力さ
れた弁の開動作(ステップS34)を指示する開動作指
示信号に応じて開く。この時、流量調節弁20に設定す
る流量は、冷却排気室4が真空から大気圧への復圧に要
する時間が例えば18分以上になるようにする。止め弁
19の開動作(ステップS34)により、冷却用窒素源
21から流量の調節された冷却用窒素Nが冷却排気室
4へ供給され、真空状態から大気圧へと復圧する。
【0026】制御装置22へ設定した時間が完了すると
(ステップS36のYES)、制御装置22は止め弁1
9に弁の閉動作を指示する閉動作指示信号を送り、止め
弁19が閉じられる(ステップS38)。続いて、止め
弁17に開動作指示信号を送り、止め弁17を開き(ス
テップS40)、あらかじめ流量調節弁18で設定され
た流量を冷却排気室4内に供給する。流量調節弁18に
設定する流量は、液晶パネルの序冷却として有効な10
0〜500l/min程度とする。止め弁17は、制御
装置22に設定された時間開く動作を行う(ステップS
42)。この時間は、少なくとも10秒以上を要する。
設定された時間が経過すると(ステップS42のYE
S)、制御装置22が止め弁17に閉動作指示信号を出
力し、これに応じて止め弁17は閉じられる(ステップ
S44)。
【0027】制御装置22が止め弁15へ開動作指示信
号を出力し、これに応じて止め弁15が開く(ステップ
S46)。ここで、液晶パネルの温度を常温まで高速で
冷却するために必要な窒素流量として、1000〜20
00l/minを流量調節弁16に設定する。止め弁1
5は、制御装置22に設定された時間開動作を行い、所
定時間が経過すると(ステップS48のYES)、制御
装置22が止め弁15へ閉動作指示信号を出力し、これ
に応じて止め弁15が閉じる。
【0028】冷却の一連の動作が完了した冷却排気室4
は引き続き真空に引かれ、制御盤10に設定された時間
経過の後、液晶パネルは第1注入室5へ搬出(ステップ
S50)される。
【0029】図5は液晶パネルの平面図、図6は図5の
液晶パネルのa−a’断面図であり、不均一部分が発生
していない場合を示しており、図7は図5の液晶パネル
のa−a’断面図であり、注入孔付近に不均一部分が発
生した場合を示している。第2実施形態によれば、図5
に示す液晶パネルの注入孔26近傍のギャップ不均一部
分31(図7参照)がなくなり、図6に示すような均一
な仕上がりと成る。以下にその理由を図5乃至7および
図9乃至14を参照して説明する。
【0030】図9に示す第1従来技術の液晶パネルは、
図10乃至12に示すように、セルギャップ30に注入
孔26から注入された液晶材を駆動するTFT基板27
とカラーフィルタ基板で代表される対向基板28がシー
ル29で、図10に示すように貼り合わされて構成され
ている。貼り合わせ後の接着は高温度中でのシール29
の硬化反応によって行われるため、ガラスで形成されて
いるTFT基板27および対向基板28は、それぞれの
線膨張係数に従い膨張する。シール29の線膨張係数は
ガラスの線膨張係数に比べて小さいため、ガラスが延び
た状態でかつシール29は延びる途中の状態で硬化する
ことになり、硬化が完了して液晶パネルとしてできあが
ったときの断面は、図10に示すように膨らんだ形状に
なってしまう。
【0031】続いて、図13に示す液晶注入装置内の第
1パネル乾燥室(不図示)に液晶パネルが図10に示す
状態で搬送された後に高温真空排気されると、真空引き
した際に発生する液晶パネル内部圧力P2により第1パ
ネル乾燥室(不図示)の圧力が早く低くなるため、図1
1に示すように、液晶パネルが更に膨らむ現象が生じ
る。その後も液晶パネルを形成するガラスとシール29
の線膨張係数の差により、パネルの形状が平坦でない状
況(図10,11参照)のまま、第2パネル乾燥室P3
の処理が進められる。従来は、冷却排気室P4に搬送さ
れたパネルには、図13に示す1系統の冷却用窒素供給
系から、高速冷却用の1000〜2000l/minの
冷却用窒素Nが供給される。その際、図12に示すよ
うに、冷却排気室P4がまず大気圧P1になり、液晶パ
ネル外部と通じている注入孔26近傍も追って大気圧P
1となる。しかしながら、液晶パネル内部の圧力は真空
であるため、冷却排気室P4の大気圧P1に押されてセ
ルギャップ30が小さくなるため、注入孔26近傍には
セルギャップ30の不均一(図9中の不均一部分31、
図12に示すe部)が生じる。図12に示すf部はシー
ル29に固定されているため、不安定なe部(不均一部
分31)の歪みはギャップ不均一として残ってしまう。
【0032】本実施形態では、大気圧復圧までの速度を
遅くすることで、図12の大気圧P1と液晶パネル内部
圧力P2の圧力差を最小としかつ序冷却により歪みを最
小限に抑制するための高速冷却する3つの冷却用窒素供
給系統{12,15,16},{13,17,18},
{14,19,20}を設けているため、図12に示す
e部(不均一部分31)と他の部分のセルギャップ差を
小さくでき、その結果、セルギャップ30の図7に示す
不均一部分31が解消され、図6に示すような表示品位
の良い液晶パネルの製造が可能となる。
【0033】以上説明したように、第2実施形態によれ
ば、冷却排気室4の内部が真空であっても3つの冷却用
窒素供給系統{12,15,16},{13,17,1
8},{14,19,20}のそれぞれの切り替えが可
能となる。なお、冷却排気室4が大気圧P1になってか
ら3つの冷却用窒素供給系統{12,15,16},
{13,17,18},{14,19,20}のそれぞ
れの切り替えを実施する場合は、冷却排気室4の内部容
積に従った時間をあらかじめ実験により割り出して設定
するれば第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0034】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また上記構成部
材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、
本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にするこ
とができる。また、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0035】
【発明の効果】本発明は、大気圧復圧までの速度を遅く
することで大気圧と液晶パネル内部圧力の圧力差を最小
としかつ序冷却により歪みを最小限に抑制するための高
速冷却する3つの冷却用窒素供給系統を設けているた
め、不均一部分と他の部分のセルギャップ差を小さくで
き、その結果、セルギャップの不均一が解消され、図6
に示すような表示品位の良い液晶パネルの製造が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる液晶注入装置の第1実施形態を
説明するための装置概略図である。
【図2】図1の冷却排気室の詳細図である。
【図3】図2の冷却排気室における圧力−温度線図であ
る。
【図4】本発明にかかる液晶表示装置の液晶注入方法
(液晶注入装置の動作)の第1実施形態を説明するため
のフローチャートである。
【図5】液晶パネルの平面図である。
【図6】図5の液晶パネルのa−a’断面図であり、不
均一部分が発生していない場合を示している。
【図7】図5の液晶パネルのa−a’断面図であり、注
入孔付近に不均一部分が発生した場合を示している。
【図8】本発明にかかる液晶表示装置の液晶注入方法
(液晶注入装置の動作)の第2実施形態を説明するため
のフローチャートである。
【図9】一般的な液晶パネルの平面図である。
【図10】図9の液晶パネル(大気圧=液晶パネル内部
圧力)の断面図である。
【図11】図9の液晶パネル(大気圧>液晶パネル内部
圧力)の断面図である。
【図12】図9の液晶パネル(大気圧<液晶パネル内部
圧力)の断面図である。
【図13】第1従来技術の液晶注入装置の冷却排気室の
詳細図である。
【図14】第2従来技術の液晶注入装置を説明するため
の装置概略図である。
【図15】図14の液晶注入装置を用いて液晶パネルを
作成した場合の大気圧復圧時間−不均一不良率の特性図
である。
【図16】液晶パネル平面図である。
【図17】液晶パネル内部セルギャップ分布図である。
【符号の説明】
1…液晶パネル搬送板 2…第1パネル乾燥室 3…第2パネル乾燥室 4…冷却排気室 5…第1注入室 6…第2注入室 7…液晶材脱泡室 8…取り出し待機場所 9…投入待機場所 10…制御盤 11…圧力検出器 12,13,14…流量計 15…止め弁(第3止め弁) 16…流量調節弁(第3流量調節弁) 17…止め弁(第2止め弁) 18…流量調節弁(第2流量調節弁) 19…止め弁(第1止め弁) 20…流量調節弁(第1流量調節弁) 21…冷却用窒素源 22…制御装置 23…N2噴射ノズル 24…パネル温度推移曲線 25…圧力復圧曲線 26…注入孔 27…TFT基板 28…対向基板 29…シール 30…セルギャップ 31…不均一部分 32…良品のギャップ測定値 33…不良品のギャップ測定値 34a…真空容器 34b…精密変位針 34c…液晶材料 34f…液晶パネル 34m…電気可変バルブ 34n…ポンプ 34p…コントロールボックス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルギャップの不均一が解消でき表示品
    位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の
    液晶注入方法であって、 液晶パネルに液晶を注入する工程と、 前記液晶注入工程以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾
    燥・冷却工程とを有し、 前記乾燥・冷却工程は、それぞれ流量の異なる複数の止
    め弁を所定の順番で開・閉制御して高温真空排気後の冷
    却用ガスの供給を行う冷却工程を備えることを特徴とす
    る液晶表示装置の液晶注入方法。
  2. 【請求項2】 セルギャップの不均一が解消でき表示品
    位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の
    液晶注入方法であって、 液晶パネルに液晶を注入する工程と、 前記液晶注入工程以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾
    燥・冷却工程とを有し、 前記乾燥・冷却工程は、それぞれ流量の異なる流量可変
    な複数の止め弁を所定の順番で開・閉制御して高温真空
    排気後の冷却用ガスである冷却用窒素ガスの供給を行う
    冷却工程を備えることを特徴とする液晶表示装置の液晶
    注入方法。
  3. 【請求項3】 セルギャップの不均一が解消でき表示品
    位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の
    液晶注入方法であって、 液晶パネルに液晶を注入する工程と、 前記液晶注入工程以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾
    燥・冷却工程とを有し、 前記乾燥・冷却工程は、それぞれ流量の異なる少なくと
    も3つの止め弁を所定の順番で開・閉制御して高温真空
    排気後の冷却用ガスの供給を行う冷却工程を備えること
    を特徴とする液晶表示装置の液晶注入方法。
  4. 【請求項4】 セルギャップの不均一が解消でき表示品
    位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の
    液晶注入方法であって、 液晶パネルに液晶を注入する工程と、 前記液晶注入工程以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾
    燥・冷却工程とを有し、 前記乾燥・冷却工程は、それぞれ流量の異なる流量可変
    な少なくとも3つの止め弁を所定の順番で開・閉制御し
    て高温真空排気後の冷却用ガスである冷却用窒素ガスの
    供給を行う冷却工程を備えることを特徴とする液晶表示
    装置の液晶注入方法。
  5. 【請求項5】 前記乾燥・冷却工程は、 パネル乾燥室で高温真空排気された液晶パネルを冷却排
    気室に搬送する工程と、 前記冷却排気室が真空から大気圧への復圧に要する時間
    に応じてあらかじめ第1流量調節弁で流量が設定された
    第1止め弁を、弁の開動作を指示する開動作指示信号に
    応じて開く工程と、 前記第1止め弁の開動作により、冷却用ガス源から流量
    の調節された冷却用ガスを前記冷却排気室へ供給して当
    該冷却排気室内の気圧を真空状態から大気圧へと復圧す
    る工程と、 前記冷却排気室内の気圧を検出するとともに、当該冷却
    排気室内の気圧が大気圧になった際にON信号を出力す
    る工程と、 前記ON信号を受けて、弁の閉動作を指示する閉動作指
    示信号を前記第1止め弁に送り、これに応じて当該第1
    止め弁を閉じる工程と、 第2止め弁に前記開動作指示信号を送り、これに応じて
    当該第2止め弁を開く工程と、 液晶パネルの序冷却として有効な流量にあらかじめ第2
    流量調節弁で設定された流量をあらかじめ設定された時
    間だけ前記第2止め弁を開いて前記冷却排気室内に供給
    する工程と、 前記設定された時間の経過後に前記第2止め弁に前記閉
    動作指示信号を出力し、これに応じて当該第2止め弁を
    閉じる工程と、 第3止め弁へ前記開動作指示信号を出力し、これに応じ
    て当該第3止め弁を開く工程と、 液晶パネルの温度を常温まで高速で冷却するために必要
    な冷却ガス流量を第3流量調節弁に設定する工程と、 あらかじめ設定された時間に応じて前記第3止め弁を開
    動作する工程と、 前記第3止め弁を開動作の時間の経過後に前記第3止め
    弁へ前記閉動作指示信号を出力し、これに応じて当該第
    3止め弁が閉じる工程とを有することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか一項に記載の液晶表示装置の液晶
    注入方法。
  6. 【請求項6】 セルギャップの不均一が解消でき表示品
    位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の
    液晶注入装置であって、 液晶パネルに液晶を注入する手段と、 前記液晶注入手段以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾
    燥・冷却手段とを有し、 前記乾燥・冷却手段は、それぞれ流量の異なる複数の止
    め弁を所定の順番で開・閉制御して高温真空排気後の冷
    却用ガスの供給を行う手段を備えることを特徴とする液
    晶表示装置の液晶注入装置。
  7. 【請求項7】 セルギャップの不均一が解消でき表示品
    位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の
    液晶注入装置であって、 液晶パネルに液晶を注入する手段と、 前記液晶注入手段以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾
    燥・冷却手段とを有し、 前記乾燥・冷却手段は、それぞれ流量の異なる流量可変
    な複数の止め弁を所定の順番で開・閉制御して高温真空
    排気後の冷却用ガスである冷却用窒素ガスの供給を行う
    手段を備えることを特徴とする液晶表示装置の液晶注入
    装置。
  8. 【請求項8】 セルギャップの不均一が解消でき表示品
    位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の
    液晶注入装置であって、 液晶パネルに液晶を注入する手段と、 前記液晶注入手段以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾
    燥・冷却手段とを有し、 前記乾燥・冷却手段は、それぞれ流量の異なる少なくと
    も3つの止め弁を所定の順番で開・閉制御して高温真空
    排気後の冷却用ガスの供給を行う手段を備えることを特
    徴とする液晶表示装置の液晶注入装置。
  9. 【請求項9】 セルギャップの不均一が解消でき表示品
    位の良い液晶パネルの製造が可能となる液晶表示装置の
    液晶注入装置であって、 液晶パネルに液晶を注入する手段と、 前記液晶注入手段以前に液晶パネルを乾燥・冷却する乾
    燥・冷却手段とを有し、 前記乾燥・冷却手段は、それぞれ流量の異なる流量可変
    な少なくとも3つの止め弁を所定の順番で開・閉制御し
    て高温真空排気後の冷却用ガスである冷却用窒素ガスの
    供給を行う手段を備えることを特徴とする液晶表示装置
    の液晶注入装置。
  10. 【請求項10】 液晶パネルの高温真空排気を行う少な
    くとも1つのパネル乾燥室と、液晶パネルの冷却および
    高真空排気を行う冷却排気室と、液晶材に液晶パネルを
    接触させて液晶材の注入動作を行う少なくとも1つの注
    入室と、液晶パネルに接触する前に液晶材中の空気抜き
    を行う液晶材脱泡室とを有し、各動作を連続して行うイ
    ンライン式の液晶注入装置であって、 前記冷却排気室は少なくとも3つの冷却用窒素供給系統
    を備え、冷却用窒素供給系統のそれぞれは、圧力検出器
    で室内圧力が検出されるとともに、当該圧力検出器から
    の信号に応じて開閉制御されるように構成され、 前記冷却用窒素供給系統のそれぞれは、 冷却用ガスの開・閉を行う止め弁と、 あらかじめ異なる流量が設定された流量調節弁と、 前記冷却排気室に流れ込む冷却用ガスの流量を計測する
    流量計とを備えていることを特徴とする請求項6乃至9
    のいずれか一項に記載の液晶表示装置の液晶注入装置。
  11. 【請求項11】 前記パネル乾燥室で高温真空排気され
    た液晶パネルを前記冷却排気室に搬送し、 前記冷却排気室が真空から大気圧への復圧に要する時間
    に応じてあらかじめ第1の前記流量調節弁で流量が設定
    された第1の前記止め弁が、制御装置から出力された弁
    の開動作を指示する開動作指示信号に応じて開き、 前記第1止め弁の開動作により、冷却用ガス源から流量
    の調節された冷却用ガスを前記冷却排気室へ供給して当
    該冷却排気室内の気圧を真空状態から大気圧へと復圧
    し、 前記冷却排気室内の気圧を前記圧力検出器で検出すると
    ともに、当該冷却排気室内の気圧が大気圧になった際に
    当該圧力検出器からON信号を前記制御装置に出力し、 前記圧力検出器からのON信号を受けて前記制御装置
    が、弁の閉動作を指示する閉動作指示信号を前記第1止
    め弁に送り、これに応じて当該第1止め弁が閉じ、 第2の前記止め弁に前記開動作指示信号を送り、これに
    応じて当該第2止め弁が開き、 液晶パネルの序冷却として有効な流量にあらかじめ第2
    の前記流量調節弁で設定された流量を前記冷却排気室内
    に供給し、 前記制御装置に設定された時間だけ前記第2止め弁が開
    き、 前記設定された時間の経過後に前記制御装置が前記第2
    止め弁に前記閉動作指示信号を出力し、これに応じて当
    該第2止め弁が閉じ、 前記制御装置が第3の前記止め弁へ前記開動作指示信号
    を出力し、これに応じて当該第3止め弁が開き、 液晶パネルの温度を常温まで高速で冷却するために必要
    な冷却ガス流量を第3の前記流量調節弁に設定し、 前記制御装置に設定された時間に応じて前記第3止め弁
    が開き、 前記第3止め弁を開動作の時間の経過後に前記制御装置
    が前記第3止め弁へ前記閉動作指示信号を出力し、これ
    に応じて当該第3止め弁が閉じるように構成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の液晶表示装置の液
    晶注入装置。
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WO2015039374A1 (zh) * 2013-09-23 2015-03-26 深圳市华星光电技术有限公司 一种液晶显示屏的脱水处理方法

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WO2015039374A1 (zh) * 2013-09-23 2015-03-26 深圳市华星光电技术有限公司 一种液晶显示屏的脱水处理方法

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