JP2000257630A - リニアブッシュアセンブリー - Google Patents

リニアブッシュアセンブリー

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JP2000257630A
JP2000257630A JP11063461A JP6346199A JP2000257630A JP 2000257630 A JP2000257630 A JP 2000257630A JP 11063461 A JP11063461 A JP 11063461A JP 6346199 A JP6346199 A JP 6346199A JP 2000257630 A JP2000257630 A JP 2000257630A
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JP
Japan
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ball
linear bush
outer cylinder
shaft
groove
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JP11063461A
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English (en)
Inventor
Shigeru Wakao
茂 若生
Toshio Sasaki
利雄 佐々木
Masatoshi Sasaki
雅利 佐々木
Tetsuya Sasaki
徹也 佐々木
Toshiaki Saito
敏明 斎藤
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THK YASUDA KK
THK Co Ltd
Original Assignee
THK YASUDA KK
THK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽快な動きが得られるリニアブッシュであり
ながら、ラジアル方向の許容荷重も上げられ、ボールの
循環もスムーズなリニアブッシュアセンブリーを提供す
る。 【解決手段】 リニアブッシュアセンブリーをシャフト
1と、シャフト1に組み合わされたリニアブッシュ2と
で構成する。シャフト1の表面にボール5の軌道とな
り、ボール5と一点接触する断面円弧状の浅い溝3を形
成する。ボール5と浅い溝3とは一点で接触するので、
従来のリニアブッシュと同様に軽快な動きが得られる。
また、ボール5が断面円弧状の浅い溝3とある程度の幅
を持って点接触するので、ラジアル方向の許容荷重を上
げることができる。さらに、浅い溝3はその深さが浅い
ので、ボール5を保持器6で深くかかえこむことがで
き、保持器6で確実にボール5を保持することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアブッシュに
関し、特に軌道軸と組み合わせて使用されるリニアブッ
シュアセンブリーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアブッシュアセンブリーとし
て、軌道軸としての断面円形のシャフトと、このシャフ
トに組み合わされ、シャフトに対して相対的に直線運動
するリニアブッシュとを備えるものが知られている。リ
ニアブッシュは、ボール循環路を有する外筒と、ボール
循環路内に配列収納され、前記円筒シャフトに対する前
記外筒の相対的な直線運動に併せて循環する複数のボー
ルと、外筒内に一体に組み込まれ、前記複数のボールを
円筒シャフトの軸線方向に整列・保持する保持器とを備
える。リニアブッシュの円筒シャフトに対する相対的な
直線運動に伴い、ボールはシャフトの表面と外筒のボー
ルの軌道となる溝との間の負荷転走路を転走する。
【0003】このリニアブッシュアセンブリーにおい
て、シャフトの表面は真円状に形成されているので、ボ
ールとシャフトとはシャフトの表面の一点で完全に点接
触する。また、ボールと外筒とは、外筒に形成された溝
の表面で点接触する。このため、ボールは最小の摩擦抵
抗で負荷転走路を転がり、軽快な動きのリニアブッシュ
アセンブリーが得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リニアブッシュアセンブリーにおいては、ボールとシャ
フトとが一点で完全に点接触するので、軽快な直線運動
が得られる反面、ラジアル方向の許容荷重を上げること
ができなかった。また、上述のように、従来のリニアブ
ッシュアッセンブリーのシャフトにはボールの軌道とな
る溝が存在しないので、外筒をシャフトに対して無理に
回転させようとすれば回転可能であるが、回転させてし
まうと前記シャフトの表面を傷つけ、直線案内にも支障
をきたすことがあった。
【0005】これらの問題を解決した技術として、ボー
ルの転走溝を設けたボールスプラインが発明されている
が、軸の断面形状が前記シャフトのように単純な形状で
はなく、その加工が難しく、コストUPにつながる要因
になっていた。また、ボールスプラインのボールを外筒
内で保持する保持器はリニアブッシュのものに比べて比
較的厚みが薄く構成されている。これは、ボールスプラ
インのボール転走溝が深溝であることに起因するもので
あるが、そのため、ボールが負荷転走路から無負荷戻し
通路に移行する際に、ボール循環列が不安定になり、引
っ掛かりを起こすこともあった。
【0006】そこで、本発明は、軽快な動きが得られる
リニアブッシュでありながら、ラジアル方向の許容荷重
も上げられ、回り止めが可能で、ボールの循環もスムー
ズなリニアブッシュアセンブリーを安価に提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものでない。
【0008】請求項1の発明は、軌道軸(1)と、ボー
ル循環路(A,B,C)を有して、該軌道軸(1)に相
対運動自在に組みつけられた外筒(4)と、前記ボール
循環路(A,B,C)内に配列収容されて、前記軌道軸
(1)に対する前記外筒(4)の相対運動に併せて循環
する複数のボール(5…)と、前記外筒(4)内に組み
込まれ、前記複数のボール(5…)を保持する保持器
(6)とを備えるリニアブッシュアセンブリーにおい
て、前記軌道軸(1)には、前記ボール(5…)の軌道
となると共に前記ボール(5…)と一点接触する断面円
弧状の浅い溝(3)が形成されることを特徴とするリニ
アブッシュアセンブリーにより上述の課題を解決する。
【0009】ここで、浅い溝(3)とは、ボール径の1
/4以下の深さを有する溝をいう。
【0010】この発明によれば、ボール(5…)と浅い
溝(3)とは一点で接触するので、従来のリニアブッシ
ュと同様に軽快な動きが得られる。また、ボール(5
…)が軌道軸(1)に形成された断面円弧状の浅い溝
(3)とある程度の幅を持って点接触するので、ラジア
ル方向の許容荷重を上げることができる。さらに、浅い
溝(3)はその深さが浅いので、ボール(5…)を保持
器(6)で深くかかえこむことができ、保持器(6)で
確実にボール(5…)を保持することができる。また、
ボール(5…)が負荷転走路(A)から無負荷戻し通路
(B)に移行する際、浅い溝(3)からボール(5…)
を掬い上げる高さも小さくてすみ、リターン通路(C)
を短く構成することができ、ボール(5…)が循環中に
引っ掛かりを起こすのを防止できる。また、浅い溝
(3)は浅く形成されるので、安価に製作することが可
能である。
【0011】請求項2の発明は、軌道軸(1)と、ボー
ル循環路(A,B,C)を有して該軌道軸(1)に相対
運動自在に組みつけられた外筒(4)と、前記ボール循
環路(A,B,C)内に配列収容されて、前記軌道軸
(1)に対する前記外筒(4)の相対運動に併せて循環
する複数のボール(5…)と、前記外筒(4)内に組み
込まれ、前記複数のボール(5…)を保持する保持器
(6)とを備えるリニアブッシュアセンブリーにおい
て、前記外筒(4)及び前記軌道軸(1)の、一方には
前記ボール(5…)の軌道となると共に前記ボール(5
…)と一点接触する断面円弧状の浅い溝(3)が形成さ
れ、他方には前記ボール(5…)の軌道となると共に前
記ボール(5…)と2点接触する溝(7)が形成される
ことを特徴とするリニアブッシュアセンブリーにより、
上述した課題を解決する。
【0012】ここで、浅い溝(3)とは、ボール径の1
/4以下の深さを有する溝をいう。また、点接触とは、
完全に一点で接触する場合も含まれるし、若干の幅を持
って接触する場合(ボール(5…)と例えば断面円弧状
の溝が接触する場合が該当する)も含まれる。
【0013】この発明によれば、ボール(5…)は、一
方の断面円弧状の浅い溝(3)とある程度の幅を持って
接触し、他方の溝(7)とは2点接触するので、ラジア
ル方向の許容荷重を上げることができる。また、ボール
(5…)は、外筒(4)及び軌道軸(1)との間で合計
3点支持されるので、外筒(4)の回り止めの効果を果
たすことができる。さらに、浅い溝(3)は浅く形成さ
れるので、安価に製作することが可能である。
【0014】請求項3の発明は、請求項2記載のリニア
ブッシュアセンブリーにおいて、前記軌道軸(1)に
は、前記ボール(5…)と一点接触する前記浅い溝
(3)が形成され、前記外筒(4)には、前記ボール
(5…)と2点接触する断面V字形の溝(7)若しくは
2つの円弧からなるゴシックアーチ溝が形成されること
を特徴とすることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、軌道軸(1)に形成さ
れる浅い溝(3)は、その深さが浅いので、浅くした
分、ボール(5…)を保持器(6)で深くかかえこむこ
とができる。また、ボール(5…)が負荷転走路から無
負荷戻し通路に移行する際、浅い溝(3)からボール
(5…)を掬い上げる高さも小さくてすみ、ボール(5
…)が循環中に引っ掛かりを起こすのを防止できる。
【0016】請求項4の発明は、請求項3記載のリニア
ブッシュアッセンブリーにおいて、前記断面V字形の溝
(7)若しくは2つの円弧からなるゴシックアーチ溝の
開き角度(θ)は、略120°〜160°に設定されて
いることを特徴とする。
【0017】ここで、開き角度とは、V字形の溝(7)
の場合は溝(7)の両壁面(7a,7b)の交差角をい
い、ゴシックアーチ溝の場合は、ボール(5…)と溝と
の接触点における接線の交差角をいう。
【0018】この発明によれば、溝(7)の開き角度
(θ)を前記角度に広くとったので、ラジアル方向の荷
重をより多く受けることができる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれ
かに記載のリニアブッシュアセンブリーにおいて、前記
浅い溝(3)の深さは、ボール径の略1/4〜1/5に
設定されていることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、浅い溝(3)の深さを
前記範囲に設定することによって、より安価にリニアブ
ッシュアセンブリーを製作することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の一実施
形態におけるリニアブッシュアセンブリーを示すもので
あり、軌道軸として軸線方向に細長く延びるシャフト1
と、このシャフト1に組み合わされるリニアブッシュ2
とを備える。このリニアブッシュアセンブリーは、OA
機器及び周辺機器等の産業機械のスライド部等に広範に
使用される。
【0022】シャフト1は、図1に示すように、真円の
円柱形状をなし、その材質には軸受け鋼、ステンレス
等、剛性の強いものが用いられる。シャフト1の表面に
は、ボール5…の軌道となり、シャフト1の軸線方向に
延びる浅い溝3が形成される(図5(b)参照)。この
浅い溝3は、断面が円弧状で、その深さhは、ボール5
…の直径の1/4〜1/5に設定される。浅い溝3の曲
率半径はボール5…の曲率半径よりも若干大きく設定さ
れる。浅い溝3とボール5とはある程度の幅を持って一
点で接触している。浅い溝3の表面は、ボール5…が転
動するので、焼き入れ等により、硬化されている。浅い
溝3の本数は、図1に示すように、例えば、周方向に4
等分して4条形成される。
【0023】なお、シャフト1には、直線案内する対象
物に取り付けるべく、タップ、フライスによる平取り、
ねじやキー溝等が形成される場合もあるし、重量軽減の
ために中空のものが用いられる場合もある。
【0024】シャフト1に組み合わされるリニアブッシ
ュ2は、図1及び図2に示すように、ボール循環路を有
してシャフト1に遊嵌された外筒4と、ボール循環路内
に配列収納され、シャフト1に対する外筒4の相対的な
直線運動に併せて循環する複数のボール5…と、外筒4
に一体に組み込まれ、複数のボール5…をシャフト1の
軸線方向に整列・保持する保持器6とを備える。
【0025】外筒4は、強靭な軸受け鋼等から製造さ
れ、シャフト1が貫通可能なように略円筒形状に形成さ
れる。外筒4の内面には、図3に示すように、ボール5
…の軌道となり、シャフト1の浅い溝3に対応して軸線
方向に延びる4条の溝7が形成される。この溝7は、断
面V字形に形成され、その両壁面7a,7bの開き角度
θは、略120°〜160°に設定されている(図5
(b)参照)。このため、ボール5…と溝7とは2点で
点接触する。また、この実施の形態では、溝7を断面V
字形に形成しているが、2つの円弧からなるゴシックア
ーチ溝で形成してもよい。このゴシックアーチ溝の場合
も、ボール5…と溝7との接触点における接線の交差角
である開き角度θは、略120°〜160°に設定され
る。
【0026】外筒4に形成した溝7とシャフト1に形成
した浅い溝3との間で負荷転走路Aが形成される。負荷
転走路Aの隣には荷重から開放されたボール5…が転走
する無負荷戻し通路Bが形成されている。外筒4の軸線
方向の両端には、図1に示すように、保持器6を一体で
保持すべく止め輪9が設けられている。また、外筒4の
外周面には、外筒4を直線案内する対象物に取り付ける
ためのスナップリング用の外周溝4aが形成されてい
る。なお、防塵対策の必要に応じて外筒4にシール部材
を取り付けることもある。
【0027】保持器6は、図1に示すように、外筒4に
一体に組み込まれ、シャフト1が貫通可能なように略円
筒状に形成される。保持器6の材質には、合成樹脂、ス
テンレス等が用いられる。この保持器6の外表面には、
直線状の負荷転走路A、無負荷戻し通路B及び負荷転走
路Aと無負荷戻し通路Bとを連結する曲線状のリターン
通路Cに対応するように4本のサーキット状の溝11が
形成されている。この保持器6は、図3に示すように、
負荷転走路Aでは外筒4とシャフト1との間を転がるボ
ール5を両側から保持し、無負荷戻し通路Bでは、外筒
4と保持器6との間でボールを保持する。このため、リ
ニアブッシュ2をシャフト1から抜いた際に、ボール5
…が脱落するのが防止される。
【0028】図4に示すように、シャフト1に対してリ
ニアブッシュ2を相対的に移動させると、ボール5…
は、負荷転走路Aで荷重を受けながら転走する。負荷転
走路Aを転走したボール5…は、負荷転走路Aの両端に
設けた一方のリターン通路Cで徐々に方向を変えられ
る。そして、保持器6に形成した船底型のリップ12
(図2参照)で掬い上げられ、無負荷戻し通路Bに移動
する。無負荷戻し通路Bでは、ボール5…は負荷転走路
Aと逆方向に移動する。無負荷戻し通路Bを移動するボ
ール5…は、他方のリターン通路Cで再び方向を変えら
れ、リップ12から再び負荷転走路A内に戻される。こ
のように、ボール5…は、サーキット状の循環路を無限
循環し、リニアブッシュ2を滑らかに直線運動させる。
【0029】図5は、負荷転走路Aでのボール5の接触
状態を示した拡大図である。図中(a)は、ボール5と
シャフト1の浅い溝3との接触状態を示したもので、図
中(b)は、ボール5とシャフト1の浅い溝3及び外筒
4の溝7との接触状態を示したものである。上述のよう
に、ボール5…と浅い溝3とは一点で接触するので、従
来のリニアブッシュと略同様にボール5…の軽快な動き
が得られる。また、ボール5…は、シャフト1に形成さ
れた断面円弧状の浅い溝3とある程度の幅を持って点接
触するので、従来のリニアブッシュと比較すると、ラジ
アル方向の許容荷重を上げることができる。
【0030】浅い溝3は、スプライン軸30に形成され
た溝31(図5(a)中2点鎖線で示す)に比較してそ
の深さが浅いので、その分、図5(b)に示すように、
外筒4内に組み込まれる保持器6の厚みを厚くすること
ができる。このため、保持器6の縁部6aでボール5を
深くかかえこむことができ、保持器6で確実にボール5
を保持することができる。また、浅い溝3は、深さが浅
いので、ボール5を浅い溝3の負荷転走路Aから掬い上
げる高さも小さくてすむ。このため、負荷転走路Aから
無負荷戻し通路Bを連結する曲線状のリターン通路Cを
ボール5が循環する際に、リターン通路Cを短く構成す
ることができ、ボール5が循環中に引っ掛かりを起こす
ことを防止できる。
【0031】また、図5中(b)に示すように、ボール
5と外筒4の溝7とは2点接触しているので、ボール5
と浅い溝3との間の許容荷重とバランスがとれ、ラジア
ル方向の許容荷重を上げることができる。さらに、ボー
ル5は、浅い溝3及び溝7との間で合計3点支持される
ので、外筒4の回り止めの効果を果たすこともできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軌道軸と、軌道軸に組み合わされたリニアブッシュとを
備えるリニアブッシュアセンブリーにおいて、軌道軸に
ボールと一点で接触する断面円弧状の浅い溝を形成し
た。ボールと浅い溝とは一点で接触するので、従来のリ
ニアブッシュと略同様にボールの軽快な動きが得られ
る。
【0033】また、ボールは、軌道軸に形成された断面
円弧状の浅い溝とある程度の幅を持って点接触するの
で、従来のリニアブッシュと比較すると、ラジアル方向
の許容荷重を上げることができる。また、浅い溝は深さ
が浅いので、その分、保持器でボールを深くかかえこむ
ことができ、ボールの円滑な循環が得られる。さらに、
浅い溝は浅く形成されるので、安価にリニアブッシュア
センブリーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるリニアブッシュア
センブリーの一部断面を含む斜視図である。
【図2】上記リニアブッシュアセンブリーのリニアブッ
シュを示す斜視図である。
【図3】上記リニアブッシュの一部断面を含む正面図で
ある。
【図4】上記リニアブッシュの一部断面を含む側面図で
ある。
【図5】負荷転走路での、ボールの接触状態を示す拡大
図である。(図中(a)は、ボールとシャフトとの接触
状態を示し、図中(b)は、ボールと外筒及びシャフト
との接触状態を示す。)
【符号の説明】
1 シャフト(軌道軸) 3 浅い溝 4 外筒 5 ボール 6 保持器 7 溝 A,B,C ボール循環路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 利雄 新潟県北蒲原郡安田町保田5836 テイエチ ケー安田株式会社内 (72)発明者 佐々木 雅利 新潟県北蒲原郡安田町保田5836 テイエチ ケー安田株式会社内 (72)発明者 佐々木 徹也 新潟県北蒲原郡安田町保田5836 テイエチ ケー安田株式会社内 (72)発明者 斎藤 敏明 新潟県北蒲原郡安田町保田5836 テイエチ ケー安田株式会社内 Fターム(参考) 3J104 AA03 AA23 AA37 AA63 AA69 AA74 AA76 BA05 BA21 DA06 DA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道軸と、ボール循環路を有して該軌道
    軸に相対運動自在に組みつけられた外筒と、前記ボール
    循環路内に配列収容されて、前記軌道軸に対する前記外
    筒の相対運動に併せて循環する複数のボールと、前記外
    筒内に組み込まれ、前記複数のボールを保持する保持器
    とを備えるリニアブッシュアセンブリーにおいて、 前記軌道軸には、前記ボールの軌道となると共に前記ボ
    ールと一点接触する断面円弧状の浅い溝が形成されるこ
    とを特徴とするリニアブッシュアセンブリー。
  2. 【請求項2】 軌道軸と、ボール循環路を有して該軌道
    軸に相対運動自在に組みつけられた外筒と、前記ボール
    循環路内に配列収容されて、前記軌道軸に対する前記外
    筒の相対運動に併せて循環する複数のボールと、前記外
    筒内に組み込まれ、前記複数のボールを保持する保持器
    とを備えるリニアブッシュアセンブリーにおいて、 前記外筒及び前記軌道軸の、一方には前記ボールの軌道
    となると共に前記ボールと一点接触する断面円弧状の浅
    い溝が形成され、他方には前記ボールの軌道となると共
    に前記ボールと2点接触する溝が形成されることを特徴
    とするリニアブッシュアセンブリー。
  3. 【請求項3】 前記軌道軸には、前記ボールと一点接触
    する前記浅い溝が形成され、前記外筒には、前記ボール
    と2点接触する断面V字形の溝若しくは2つの円弧から
    なるゴシックアーチ溝が形成されることを特徴とする請
    求項2に記載のリニアブッシュアセンブリー。
  4. 【請求項4】 前記断面V字形の溝若しくは2つの円弧
    からなるゴシックアーチ溝の開き角度は、略120°〜
    160°に設定されていることを特徴とする請求項3に
    記載のリニアブッシュアセンブリー。
  5. 【請求項5】 前記浅い溝の深さは、ボール径の略1/
    4〜1/5に設定されていることを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載のリニアブッシュアセンブリ
    ー。
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Effective date: 20021015