JP2000257032A - 走行誘導装置 - Google Patents

走行誘導装置

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JP2000257032A
JP2000257032A JP11065209A JP6520999A JP2000257032A JP 2000257032 A JP2000257032 A JP 2000257032A JP 11065209 A JP11065209 A JP 11065209A JP 6520999 A JP6520999 A JP 6520999A JP 2000257032 A JP2000257032 A JP 2000257032A
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Genji Yamamoto
源治 山本
Seiji Shinohara
誠治 篠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設置環境の影響を受けにくく、かつ対向車線の
状態を発光色で表示することのできる走行誘導装置を提
供すること。 【解決手段】入射した光を導光して周面より発光可能な
第1の発光体10と、第1の色を放射し第1の発光体1
0に入射可能に設けられた第1の光源15と、第2の色
を放射し第1の発光体10に入射可能に設けられた第2
の光源16と、第1の発光体10と併設され入射した光
を導光して周面より発光可能な第2の発光体20と、第
1の色を放射し第2の発光体20に入射可能に設けられ
た第3の光源25と、第2の色を放射し第2の発光体2
0に入射可能に設けられた第4の光源26と、第1の発
光体10と第2の発光体20との間に設けられた方向性
遮光板30A(30B)とを備えてなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は見通しの悪い道路
等に設置されて車両を道路に沿って誘導する走行誘導装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、急角度に曲がった道路や通路で
は、視界不良地点に、車両を道路の延びる方向に沿って
誘導するため、道路際に適宜間隔をおいて、柱状や円形
状に形成された複数個の視線誘導標等の走行誘導装置が
設置されている。
【0003】この視線誘導標には、車両のヘッドライト
の光を反射する再帰性反射板を備えたものや、点滅する
発光ダイオードを装備して、視認性を向上するようにし
たものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来構成の視線誘導標においては、例えば、再帰性反射板
を用いたものにおいては、ヘッドライト光が必要であ
り、ヘッドライトを点灯しない薄暮時等には、視認性を
上げることができなかった。
【0005】また、発光ダイオードを用いたものは、発
光部分が点発光であるため、街路灯や広告灯等の干渉光
の影響を受け易く、設置場所によっては十分な視認性が
得られないという問題があった。
【0006】また、これらの視線誘導標は、自車両の走
行車線に対しては、視線誘導作用を果たすものの、道路
の曲がり角等での、対向車線側の車両接近表示作用はな
く、このような曲がり角等においては、車両運転者は、
道路の線形確認と対向車の有無確認等、強度の注意力を
必要としていた。
【0007】この発明は、上記にかんがみてなされたも
のであり、その目的とするところは、設置環境の影響を
受けにくく、かつ対向車線の状態を発光色で表示するこ
とのできる走行誘導装置を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、第1の発明の走行誘
導装置は、入射した光を導光して周面より発光可能な第
1の発光体と、第1の色を放射し前記第1の発光体に入
射可能に設けられた第1の光源と、第2の色を放射し前
記第1の発光体に入射可能に設けられた第2の光源と、
前記第1の発光体と併設され入射した光を導光して周面
より発光可能な第2の発光体と、第1の色を放射し前記
第2の発光体に入射可能に設けられた第3の光源と、第
2の色を放射し前記第2の発光体に入射可能に設けられ
た第4の光源と、前記第1の発光体と第2の発光体との
間に設けられ、一方向へ向けて前記第1の発光体の発光
を露出しかつ前記第2の発光体の発光を遮光するととも
に、前記一方向と異なる他方向へ向けて前記第2の発光
体の発光を露出しかつ前記第1の発光体の発光を遮光可
能に形成された方向性遮光板と、を備えてなることを特
徴とする走行誘導装置である。
【0009】第2の発明の走行誘導装置は、入射した光
を導光して周面より発光可能な第1の発光体と、第1の
色を放射し前記第1の発光体に入射可能に設けられた第
1の光源と、第2の色を放射し前記第1の発光体に入射
可能に設けられた第2の光源と、前記第1の発光体と併
設され入射した光を導光して周面より発光可能な第2の
発光体と、第1の色を放射し前記第2の発光体に入射可
能に設けられた第3の光源と、第2の色を放射し前記第
2の発光体に入射可能に設けられた第4の光源と、前記
第1の発光体と第2の発光体との間に設けられ、一方向
へ向けて前記第1の発光体の発光を露出しかつ前記第2
の発光体の発光を遮光するとともに、前記一方向と異な
る他方向へ向けて前記第2の発光体の発光を露出しかつ
前記第1の発光体の発光を遮光可能に形成された方向性
遮光板と、を備え、前記第1の光源、第2の光源、第3
の光源、第4の光源を選択的に点滅駆動して、前記第1
の発光体、第2の発光体がそれぞれ前記第1の色および
第2の色を選択的に発光制御可能に形成されてなること
を特徴とする走行誘導装置である。
【0010】第3の発明の走行誘導装置は、請求項1、
請求項2記載の何れかに記載の走行誘導装置であって、
前記第1の発光体、および第2の発光体は、透光性およ
び可撓性を有するクラッド材と、透光性を有し前記クラ
ッド材に内装されたコア材と、前記コア材外周面に該コ
ア材の延びる方向に帯状に添設された反射部と、からな
り、前記コア材の一端部から入射した光を他端部へ導光
するとともに前記クラッド材を介して外周面より発光可
能に構成されてなることを特徴とする走行誘導装置であ
る。
【0011】第4の発明の走行誘導装置は、入射した光
を導光して周面より発光可能な第1の発光体と、第1の
色を放射し前記第1の発光体に入射可能に設けられた第
1の光源と、第2の色を放射し前記第1の発光体に入射
可能に設けられた第2の光源と、前記第1の発光体と併
設され入射した光を導光して周面より発光可能な第2の
発光体と、第1の色を放射し前記第2の発光体に入射可
能に設けられた第3の光源と、第2の色を放射し前記第
2の発光体に入射可能に設けられた第4の光源と、前記
第1の発光体と第2の発光体との間に設けられ、一方向
へ向けて前記第1の発光体の発光を露出しかつ前記第2
の発光体の発光を遮光するとともに、前記一方向とは少
なくとも90度異なる他方向へ向けて前記第2の発光体
の発光を露出しかつ前記第1の発光体の発光を遮光可能
に形成された方向性遮光板と、を備えた複数個の走行誘
導装置からなり、カーブした道路の視界不良地点へ到る
一方の道路に沿って設けられ前記一方の道路の延びる方
向へ向けて前記第1の発光体の発光を露出可能な複数個
の第1の走行誘導装置と、前記視界不良地点へ到る他方
の道路に沿って設けられ前記他方の道路の延びる方向へ
向けて前記第2の発光体の発光を露出可能な複数個の第
2の走行誘導装置と、前記一方の道路を視界不良地点へ
向かって走行する車両を検知する第1の車両センサと、
前記他方の道路を視界不良地点へ向かって走行する車両
を検知する第2の車両センサと、前記第1の車両センサ
および第2の車両センサよりの車両検知信号に基づいて
各複数個の第1の走行誘導装置および第2の走行誘導装
置を選択的に発光制御する制御装置と、を備えてなるこ
とを特徴とする走行誘導装置である。
【0012】第5の発明の走行誘導装置は、請求項4記
載の走行誘導装置であって、複数個の前記走行誘導装置
が、道路の延びる方向へ設置順にリレー点滅制御されて
なることを特徴とする走行誘導装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施態様を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1〜4は、本発明の一実施態様の走行誘
導装置1Aを示し、第1の発光体10と、第1の発光体
10に入射可能に設けられた第1の光源15、および第
2の光源16と、第1の発光体10と併設された第2の
発光体20と、第2の発光体20に入射可能に設けられ
た第3の光源25、および第4の光源26と、方向性遮
光板30Aとを備えて構成されている。
【0015】第1の発光体10は、透光性および可撓性
を有し直線パイプ状に形成されたクラッド材11と、透
光性を有しクラッド材11内に内装されたコア材12
と、コア材12の延びる方向に添設された反射部13と
から形成されている。
【0016】反射部13は、コア材12外周面に所定幅
を有してコア材12の延びる方向に帯状に添設され、コ
ア材12の一端部より入射した光を反射して、相対する
側の外周面より、断面の遠心方向へ向けて発光するよう
に形成されている。このような発光体の好ましいものと
しては、スリーM社製の強力サイドライト用の光ファイ
バーがある。
【0017】第1の光源15は、第1の色、例えば、緑
色を発光する発光ダイオードからなり、2個の第1の光
源15が、光源支持体18を介して、第1の発光体10
の一端部に、その緑色光を入射するように構成されてい
る。
【0018】第2の光源16は、第2の色、例えば、赤
色を発光する発光ダイオードからなり、2個の第2の光
源16が、第1の光源15とともに光源支持体18を介
して、第1の発光体10の一端部に、その赤色光を入射
するように構成されている。
【0019】第2の発光体20は、上述の第1の発光体
10と同様な光ファイバーからなり、クラッド材11
と、コア材12と、反射部13とから構成されている。
【0020】第3の光源25は、緑色を発光する発光ダ
イオードからなり、2個の第3の光源25が、光源支持
体18を介して、第2の発光体20の一端部に、その緑
色光を入射するように構成されている。
【0021】第4の光源26は、赤色を発光する発光ダ
イオードからなり、2個の第4の光源26が、第3の光
源25とともに光源支持体18を介して、第2の発光体
20の一端部に、その赤色光を入射するように構成され
ている。
【0022】方向性遮光板30Aは、図3に示すよう
に、横断面が略λ字状の金属製部材からなり、下部に光
源ボックス36を備えて形成されている。
【0023】この方向性遮光板30Aは、壁面等へ取り
付ける脚部32,35を有し、脚部32より略45度の
角度で折り曲げられて、第1の発光体10を支持具38
を介して取り付ける第1支持面31と、脚部35より略
45度の角度で折り曲げられて、第2の発光体20を支
持具38を介して取り付ける第2支持面34、および第
2支持面34の先端部に形成され脚部32と平行して延
びる遮光部33とを有して形成されている。そして、第
1の発光体10の発光を、図3のA方向へ露出するとと
もに、A方向とは少なくとも90度異なるB方向へ遮光
し、第2の発光体20の発光をB方向へ露出し、A方向
へは遮光するように形成されている。
【0024】支持具38は、第1の発光体10または、
第2の発光体20を握持可能で、長手方向に延びる開口
部38aを有して形成され、横断面において、それぞれ
第1の発光体10、第2の発光体20の反射部13を、
開口部38aの奥側に面して支持し、開口部38aの間
より発光を大気中へ放射するように形成されている。
【0025】図5は、本発明の他の実施態様の走行誘導
装置1Bを示す。
【0026】この走行誘導装置1Bは、第1の光源1
5,第2の光源16を有する第1の発光体10と、第3
の光源25,第4の光源26を有する第2の発光体20
と、方向性遮光板30Bとを備えて構成されている。な
お、走行誘導装置1Bは、方向性遮光板30Aを方向性
遮光板30Bに代えた点を除いて、走行誘導装置1Aと
略同じである。
【0027】方向性遮光板30Bは、図5において、右
方向へ延びる遮光部33を有して形成されている。その
第1支持面31には第2の発光体20が取り付けられ、
第2支持面34には第1の発光体10が取り付けてい
る。そして、第2の発光体20の発光を、図5のB方向
へ露出してA方向へは遮光し、第1の発光体10の発光
をA方向へ露出して、B方向へは遮光するように形成さ
れている。
【0028】制御装置40は、光源ボックス36内に装
備され、商用電源または太陽電池等の電源装置から給電
されるとともに、第1の車両センサ41、第2の車両セ
ンサ42、および各複数個の走行誘導装置1A、走行誘
導装置1Bを接続可能に形成されている。
【0029】そして、第1の車両センサ41、第2の車
両センサ42の車両検知信号に基づいて、各走行誘導装
置1A、1Bの第1の発光体10の第1の光源15,第
2の光源16、および第2の発光体20の第3の光源2
5,第4の光源26をそれぞれ切り換えて、各光源の
色、および同時点滅とリレー点滅の発光動作を切り換え
るように形成されている。なお、第1の車両センサ4
1、第2の車両センサ42は、感圧式または超音波方
式、赤外線センサ方式等のものが用いられる。
【0030】図7は、各複数個の走行誘導装置1A、1
Bを急角度に曲がって見通しの悪い道路A−Bに設置し
た状態を示す。
【0031】走行誘導装置は、視界不良地点の道路A側
寄りの外側の壁面等に並設され、それに鉤形に連なるよ
うに、走行誘導装置1Bが視界不良地点の道路B側寄り
外側の壁面等に並設される。また、第1の車両センサ4
1は、複数個の走行誘導装置1A列の道路A側寄り手前
(図7の下方寄り)に設置され、第2の車両センサ42
は、複数個の走行誘導装置1B列の道路B側寄り(図7
の右方寄り)に設置される。なお、以下では各複数個の
走行誘導装置1A、1Bは、図7の左手前より右方へ設
置順に、符号1A1 〜1An ,1B1 〜1Bn で示す。
【0032】次に、図7を参照して各走行誘導装置1
A、1Bの動作について説明する。
【0033】第1の車両センサ41,第2の車両センサ
42が車両を検知していない場合、制御装置40は、走
行誘導装置1A1 〜1An ,1B1 〜1Bn のそれぞれ
の第1の発光体10の第1の光源15を点滅駆動し、棒
状に延びる緑色を発光して設置順(図7の点線矢印aで
示す)に順次点滅するリレー点滅制御を行う。また、そ
れぞれの第2の発光体20の第3の光源25を点滅駆動
し、棒状に延びる緑色を発光して、上記設置順の逆順
(図7の点線矢印bで示す)に点滅するリレー点滅制御
を行う。
【0034】従って、道路A側より見た場合には、走行
誘導装置1A1 〜1An ,1B1 〜1Bn の順に、緑色
に発光する第1の発光体10の光の流れ(点線矢印a方
向)ができ、道路A側から視界不良地点へ進入しようと
する車両に、道路A−Bの延びる方向を表示、誘導し、
視界不良地点の先に対向車が無いことを表示する。
【0035】また、道路B側より見た場合、上記とは逆
に、走行誘導装置1Bn 〜1B1 ,1An 〜1A1 の順
に、緑色に発光する第2の発光体20の光の流れ(点線
矢印b方向)ができ、道路B側から視界不良地点へ進入
しようとする車両に、上記と同様に誘導と無対向車の表
示をする。
【0036】なお、走行誘導装置1A1 〜1An ,1B
1 〜1Bn の各第2の発光体20の発光は、方向性遮光
板30A,30Bの各遮光部33により遮光され、道路
A側よりは直接視認できず、また、各第1の発光体10
の発光は、各遮光部33により遮光されて道路B側より
は直接視認できない状態である。
【0037】最初に、道路A側より車両50Aが視界不
良地点へ進入した場合は、第1の車両センサ41が車両
50Aを検知し、制御装置40は、走行誘導装置1A1
〜1An ,1B1 〜1Bn の各第1の発光体10の第1
の光源15を緑色に発光するリレー点滅制御を継続し、
一方、各第2の発光体20の光源を、第4の光源26に
切り換えて点滅駆動し、棒状に延びる赤色を発光して、
各第2の発光体20が同時に点滅する同時点滅制御を行
う。
【0038】この状態において、更に、道路B側より車
両50Bが視界不良地点へ進入した場合、第2の車両セ
ンサ42が車両50Bを検知し、制御装置40は、走行
誘導装置1A1 〜1An ,1B1 〜1Bn の各第1の発
光体10の第2の光源16を点滅駆動に切り換え、棒状
に延びる赤色を発光して、各第1の発光体10を同時点
滅制御を行うとともに、各第2の発光体20の第4の光
源26の赤色同時点滅を継続する。この赤色同時点滅に
よって、車両50Aへ視界不良地点の先に対向車両50
Bの到来を表示、警告を行い、また車両50Bへは、既
に視界不良地点の先に、既に到来している対向車両50
Aのあることを表示、警告を行う。
【0039】先に道路B側より車両50Bが視界不良地
点へ進入した場合は、第2の車両センサ42のみが車両
50Bを検知し、制御装置40は、走行誘導装置1A1
〜1An ,1B1 〜1Bn の各第2の発光体20の第3
の光源25を点滅駆動し、緑色に発光して設置順の逆順
にリレー点滅制御を行い、一方、各第1の発光体10の
第2の光源16を点滅駆動し、赤色を発光して、同時点
滅制御を行う。
【0040】この状態において、更に、道路A側より車
両50Aが視界不良地点へ進入した場合、第1の車両セ
ンサ41が車両50Aを検知し、制御装置40は、走行
誘導装置1A1 〜1An ,1B1 〜1Bn の各第2の発
光体20の第4の光源26を点滅駆動に切り換え、各第
2の発光体20の赤色発光の同時点滅制御を行うととも
に、各第1の発光体10の第2の光源16の赤色同時点
滅を継続する。従って、車両50Bへ視界不良地点の先
に対向車両50Aの到来を表示、警告を行い、また車両
50Aへは、視界不良地点に既に到来の対向車両50B
のあることを表示、警告を行う。
【0041】上記、各制御態様において、第1,第2の
車両センサ41,42が車両を検知して所定時間が経過
すると、制御装置40は、第1,第2の車両センサ4
1,42が車両を検知していないもの判断とし、各第1
の発光体10および各第2の発光体20を、それぞれ緑
色発光のリレー点滅制御に復帰する。
【0042】なお、この発明は上述の説明および図例に
限定されることなく、この発明の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更することができ
る。例えば、第1〜第4の光源は発光ダイオードの他
に、第1の色または第2の色を有する色フィルタと組み
合わせたハロゲンランプ、キセノンランプ等であっても
よい。
【0043】また、第1,第2の発光体は、丸棒状のも
のを示したが、角棒状や平板状であって、入射した光を
導光、反射し、面状に発光する構成であってもよい。ま
た、第1,第2の発光体の発光を、方向性遮光板の一部
で反射させて、間接光として視認できるようにしたもの
であってもよい。さらに、方向性遮光板の平面視形状は
図例に限定されるものではなく、一方向と他方向への露
出と遮光とを行うものであればよい。
【0044】
【発明の効果】本発明の走行誘導装置は以上のような構
成なので、第1,第2の発光体が棒状に発光するため、
街路灯等の干渉光の影響を受けにくく、またヘッドライ
ト光が無くても表示、誘導作用を発揮して、十分な視認
性を得ることができる。
【0045】また第1〜第4の光源の選択的な発光によ
り、視界不良地点の先の対向車線の状態を発光色を変え
て表示でき、警告効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様の走行誘導装置の一部破断正
面図。
【図2】同じく左側面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】本実施態様の第1,第2の発光体の縦断面図。
【図5】走行誘導装置の他の例を示す平面図。
【図6】走行誘導装置の制御装置のブロック図。
【図7】本発明の走行誘導装置の設置状態の一例を示す
説明図。
【符号の説明】
1A,1B 走行誘導装置 10 第1の発光体 13 反射部 15 第1の光源 16 第2の光源 20 第2の発光体 25 第3の光源 26 第4の光源 30A,30B 方向性遮光板 33 遮光部 40 制御装置 41 第1の車両センサ 42 第2の車両センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射した光を導光して周面より発光可能
    な第1の発光体と、 第1の色を放射し前記第1の発光体に入射可能に設けら
    れた第1の光源と、 第2の色を放射し前記第1の発光体に入射可能に設けら
    れた第2の光源と、 前記第1の発光体と併設され入射した光を導光して周面
    より発光可能な第2の発光体と、 第1の色を放射し前記第2の発光体に入射可能に設けら
    れた第3の光源と、 第2の色を放射し前記第2の発光体に入射可能に設けら
    れた第4の光源と、 前記第1の発光体と第2の発光体との間に設けられ、一
    方向へ向けて前記第1の発光体の発光を露出しかつ前記
    第2の発光体の発光を遮光するとともに、前記一方向と
    異なる他方向へ向けて前記第2の発光体の発光を露出し
    かつ前記第1の発光体の発光を遮光可能に形成された方
    向性遮光板と、 を備えてなることを特徴とする走行誘導装置。
  2. 【請求項2】 入射した光を導光して周面より発光可能
    な第1の発光体と、 第1の色を放射し前記第1の発光体に入射可能に設けら
    れた第1の光源と、 第2の色を放射し前記第1の発光体に入射可能に設けら
    れた第2の光源と、 前記第1の発光体と併設され入射した光を導光して周面
    より発光可能な第2の発光体と、 第1の色を放射し前記第2の発光体に入射可能に設けら
    れた第3の光源と、 第2の色を放射し前記第2の発光体に入射可能に設けら
    れた第4の光源と、 前記第1の発光体と第2の発光体との間に設けられ、一
    方向へ向けて前記第1の発光体の発光を露出しかつ前記
    第2の発光体の発光を遮光するとともに、前記一方向と
    異なる他方向へ向けて前記第2の発光体の発光を露出し
    かつ前記第1の発光体の発光を遮光可能に形成された方
    向性遮光板と、を備え、 前記第1の光源、第2の光源、第3の光源、第4の光源
    を選択的に点滅駆動して、前記第1の発光体、第2の発
    光体がそれぞれ前記第1の色および第2の色を選択的に
    発光制御可能に形成されてなることを特徴とする走行誘
    導装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、請求項2記載の何れかに記載
    の走行誘導装置であって、 前記第1の発光体、および第2の発光体は、 透光性および可撓性を有するクラッド材と、 透光性を有し前記クラッド材に内装されたコア材と、 前記コア材外周面に該コア材の延びる方向に帯状に添設
    された反射部と、からなり、 前記コア材の一端部から入射した光を他端部へ導光する
    とともに前記クラッド材を介して外周面より発光可能に
    構成されてなることを特徴とする走行誘導装置。
  4. 【請求項4】 入射した光を導光して周面より発光可能
    な第1の発光体と、 第1の色を放射し前記第1の発光体に入射可能に設けら
    れた第1の光源と、 第2の色を放射し前記第1の発光体に入射可能に設けら
    れた第2の光源と、 前記第1の発光体と併設され入射した光を導光して周面
    より発光可能な第2の発光体と、 第1の色を放射し前記第2の発光体に入射可能に設けら
    れた第3の光源と、 第2の色を放射し前記第2の発光体に入射可能に設けら
    れた第4の光源と、 前記第1の発光体と第2の発光体との間に設けられ、一
    方向へ向けて前記第1の発光体の発光を露出しかつ前記
    第2の発光体の発光を遮光するとともに、前記一方向と
    は少なくとも90度異なる他方向へ向けて前記第2の発
    光体の発光を露出しかつ前記第1の発光体の発光を遮光
    可能に形成された方向性遮光板と、を備えた複数個の走
    行誘導装置からなり、 カーブした道路の視界不良地点へ到る一方の道路に沿っ
    て設けられ前記一方の道路の延びる方向へ向けて前記第
    1の発光体の発光を露出可能な複数個の第1の走行誘導
    装置と、 前記視界不良地点へ到る他方の道路に沿って設けられ前
    記他方の道路の延びる方向へ向けて前記第2の発光体の
    発光を露出可能な複数個の第2の走行誘導装置と、 前記一方の道路を視界不良地点へ向かって走行する車両
    を検知する第1の車両センサと、 前記他方の道路を視界不良地点へ向かって走行する車両
    を検知する第2の車両センサと、 前記第1の車両センサおよび第2の車両センサよりの車
    両検知信号に基づいて各複数個の第1の走行誘導装置お
    よび第2の走行誘導装置を選択的に発光制御する制御装
    置と、 を備えてなることを特徴とする走行誘導装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の走行誘導装置であって、 複数個の前記走行誘導装置が、道路の延びる方向へ設置
    順にリレー点滅制御されてなることを特徴とする走行誘
    導装置。
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JP2009138437A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Aya Corporation:Kk 道路用発光器及び道路用発光表示システム

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