JP2000256287A - 1,2−ジアミノジオール化合物、その中間体およびそれらの製造方法 - Google Patents

1,2−ジアミノジオール化合物、その中間体およびそれらの製造方法

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JP2000256287A
JP2000256287A JP6542899A JP6542899A JP2000256287A JP 2000256287 A JP2000256287 A JP 2000256287A JP 6542899 A JP6542899 A JP 6542899A JP 6542899 A JP6542899 A JP 6542899A JP 2000256287 A JP2000256287 A JP 2000256287A
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imino
alkyl group
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Tamotsu Fujisawa
有 藤澤
Makoto Shimizu
真 清水
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1,2−ジアミノジオール化合物を提供する
こと。 【解決手段】 一般式(1) (式中、R1は、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子;または低級アルキル基、低級アルコキシ基
もしくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル
基;または低級アルキル基、低級アルコキシ基もしくは
ハロゲン原子で置換されていてもよいナフチル基を示
す。)で示される1,2−ジアミノジオール化合物

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1,2−ジアミノ
ジオール化合物、その中間体およびそれらの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】医農
薬の分野において、官能基変換が容易で、且つ、導入す
ることで生物活性の発現、或いは、不斉合成のリガンド
等になりうる有用な中間体化合物の創製と効率的な製造
方法が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】このような状況下に、本
発明者らは効率的、効果的な有用医農薬中間体化合物、
およびその製造方法を見いだすべく鋭意検討を重ねた結
果、本発明に至った。すなわち、本発明は、一般式
(1) (式中、R1は、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子;または低級アルキル基、低級アルコキシ基
もしくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル
基;または低級アルキル基、低級アルコキシ基もしくは
ハロゲン原子で置換されていてもよいナフチル基を示
す。)で示される1,2−ジアミノジオール化合物、そ
の中間体およびそれらの製造方法に関するものである。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の一般式(1)で示される化合物におい
て、R1は、メチル、エチル、プロピル等の低級アルキル
基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等の低級アルコキ
シ基、クロル、ブロム、フルオロ等のハロゲン原子;ま
たは上記と同様の低級アルキル基、低級アルコキシ基、
ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基;また
は上記と同様の低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子で置換されていてもよいナフチル基が挙げら
れる。本発明の一般式(2)で示される化合物におい
て、R1は、メチル、エチル、プロピル等の低級アルキル
基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等の低級アルコキ
シ基、クロル、ブロム、フルオロ等のハロゲン原子;ま
たは上記と同様の低級アルキル基、低級アルコキシ基、
ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基;また
は上記と同様の低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子で置換されていてもよいナフチル基が挙げら
れる。R2としては、メチル、エチル、プロピル等の低級
アルキル基が挙げられる。
【0005】本発明の1,2−ジアミノジオール化合物
(1)は、一般式(3) (式中、R1は、前記と同じ意味を表わし、R2は、低級
アルキル基を表わす。)で示されるイミン化合物をルイ
ス酸の存在下反応して得られる一般式(2) (式中、R1、R2は、前記と同じ意味を表わす。)で示
されるα−アミノイミン化合物を金属水素化物により還
元することにより得ることができる。ここで用いられる
イミン化合物(3)は対応する芳香族アミン類とグリオ
キシレート化合物より容易に合成できる。
【0006】
【0007】イミン化合物(3)の代表的な化合物とし
ては、例えば、α-(N-o-アニシル)イミノ酢酸エチル
エステル、α-(N-m-アニシル)イミノ酢酸エチルエス
テル、α-(N-p-アニシル)イミノ酢酸エチルエステ
ル、α-(N-o-アニシル)イミノ酢酸メチルエステル、
α-(N-m-アニシル)イミノ酢酸メチルエステル、α-
(N-p-アニシル)イミノ酢酸メチルエステル、α-(N
-フェニル)イミノ酢酸メチルエステル、α-(N-フェ
ニル)イミノ酢酸エチルエステル、α-(N-o-エトキシ
フェニル)イミノ酢酸エチルエステル、α-(N-m-エト
キシフェニル)イミノ酢酸エチルエステル、α-(N-p-
エトキシフェニル)イミノ酢酸エチルエステル、α-
(N-o-エトキシフェニル)イミノ酢酸メチルエステ
ル、α-(N-m-エトキシフェニル)イミノ酢酸メチルエ
ステル、α-(N-p-エトキシフェニル)イミノ酸メチル
エステル、α-(N-o-クロロフェニル)イミノ酢酸エチ
ルエステル、α-(N-m-クロロフェニル)イミノ酢酸エ
チルエステル、α-(N-p-クロロフェニル)イミノ酢酸
エチルエステル、α-(N-o-クロロフェニル)イミノ酢
酸メチルエステル、α-(N-m-クロロフェニル)イミノ
酢酸メチルエステル、α-(N-p-クロロフェニル)イミ
ノ酢酸メチルエステル、α-(N-o-トリル)イミノ酢酸
エチルエステル、α-(N-m-トリル)イミノ酢酸エチル
エステル、α-(N-p-トリル)イミノ酢酸エチルエステ
ル、α-(N-o-トリル)イミノ酢酸メチルエステル、α
-(N-m-トリル)イミノ酢酸メチルエステル、α-(N-
p-トリル)イミノ酢酸メチルエステル、等が挙げられ
る。また、上記化合物のフェニル基がナフチル基に代わ
った化合物も例示できる。
【0008】上記反応で用いられるルイス酸としては特
に限定されないがトリフルオロメタンスルホン酸tert-
ブチルジメチル−シリルエステル(TBSOTf)、T
MSOTfトリフルオロメタンスルホン酸トリメチル−
シリルエステル(TMSOTf)、トリフルオロメタン
スルホン酸トリエチル−シリルエステル、トリフルオロ
メタンスルホン酸ジエチルイソプロピル−シリルエステ
ル、トリフルオロメタンスルホン酸トリイソプロピル−
シリルエステル、トリフルオロホウ素エーテル錯体、ト
リメチルシリルクロライド等をあげることができる。ル
イス酸はイミン化合物(3)に対して、通常1〜10モ
ル倍程度、好ましくは2〜5モル倍程度使用される。
【0009】上記反応は通常、溶媒中で行われ、用いら
れる溶媒としてはジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭素類これらの
混合物が挙げられる。溶媒の使用量は、イミン化合物
(3)に対して、通常0.5〜20重量倍程度使用され
る。反応温度は、通常−100〜50℃程度、好ましく
は−78〜30℃程度である。上記反応によりα−アミ
ノイミン化合物(2)が生成するが、これを単離するに
は飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて反応を停止
し、酢酸エチル、ジエチルエーテル等の溶媒で抽出し、
水洗、乾燥後、溶媒を留去する等の後処理操作により容
易に単離し得る。必要に応じて、各種クロマトグラフィ
ー等の精製手段に付すことにより精製することも出来
る。
【0010】本発明の一般式(1)で示される1,2−
ジアミノジオール化合物(1)は一般式(2)で示され
るα−アミノイミン化合物(2)を金属水素化物により
還元することにより得ることができる。α−アミノイミ
ン化合物(2)の代表的な化合物としては、例えばα-
(N-o-アニシル)イミノ−β-アミノコハク酸エチルエ
ステル、α-(N-m-アニシル)イミノ−β-アミノコハ
ク酸エチルエステル、α-(N-p-アニシル)イミノ−β
-アミノコハク酸エチルエステル、α-(N-o-アニシ
ル)イミノ−β-アミノコハク酸メチルエステル、α-
(N-m-アニシル)イミノ−β-アミノコハク酸メチルエ
ステル、α-(N-p-アニシル)イミノ−β-アミノコハ
ク酸メチルエステル、α-(N-フェニル)イミノ−β-
アミノコハク酸メチルエステル、α-(N-フェニル)イ
ミノ−β-アミノコハク酸エチルエステル、α-(N-o-
エトキシフェニル)イミノ−β-アミノコハク酸エチル
エステル、α-(N-m-エトキシフェニル)イミノ−β-
アミノコハク酸エチルエステル、α-(N-p-エトキシフ
ェニル)イミノ−β-アミノコハク酸エチルエステル、
α-(N-o-エトキシフェニル)イミノ−β-アミノコハ
ク酸メチルエステル、α-(N-m-エトキシフェニル)イ
ミノ−β-アミノコハク酸メチルエステル、α-(N-p-
エトキシフェニル)イミノ−β-アミノコハク酸メチル
エステル、α-(N-o-クロロフェニル)イミノ−β-ア
ミノコハク酸エチルエステル、α-(N-m-クロロフェニ
ル)イミノ−β-アミノコハク酸エチルエステル、α-
(N-p-クロロフェニル)イミノ−β-アミノコハク酸エ
チルエステル、α-(N-o-クロロフェニル)イミノ−β
-アミノコハク酸メチルエステル、α-(N-m-クロロフ
ェニル)イミノ−β-アミノコハク酸メチルエステル、
α-(N-p-クロロフェニル)イミノ−β-アミノコハク
酸メチルエステル、α-(N-o-トリル)イミノ−β-ア
ミノコハク酸エチルエステル、α-(N-m-トリル)イミ
ノ−β-アミノコハク酸エチルエステル、α-(N-p-ト
リル)イミノ−β-アミノコハク酸エチルエステル、α-
(N-o-トリル)イミノ−β-アミノコハク酸メチルエス
テル、α-(N-m-トリル)イミノ−β-アミノコハク酸
メチルエステル、α-(N-p-トリル)イミノ−β-アミ
ノコハク酸メチルエステル、等をあげることができる。
また、上記化合物のフェニル基がナフチル基に代わった
化合物も例示できる。
【0011】ここで用いられる金属水素化物としては特
に限定されないが水素化リチウムアルミニウム等をあげ
ることができる。上記反応で用いられる水素化リチウム
アルミニウムは、α−アミノイミン化合物(2)対し
て、通常は2〜10モル倍程度、好ましくは3〜5モル
倍程度使用される。上記反応は通常、溶媒中で行われ、
用いられる溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、
ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル類、これらの混合物が挙げられる。溶媒の使用量
は、α−アミノイミン化合物(2)に対して、通常0.
5〜20重量倍程度使用される。反応温度は、通常0〜
100℃程度、好ましくは0〜60℃程度である。
【0012】かくして本発明の1,2−ジアミノジオー
ル化合物(1)が生成するが、これを単離するには水を
加えて反応を停止し、ジエチルエーテル等の溶媒で抽出
し、水洗、乾燥後、溶媒を留去する等の後処理操作によ
り容易に単離し得る。必要に応じて、各種クロマトグラ
フィー等の精製手段に付すことにより精製することも出
来る。
【0013】本発明の1,2−ジアミノジオール化合物
(1)の代表的な化合物としては、α−アミノイミン化
合物(2)に対応するものであるが、例えば、2、3−
ジ(p−メトキシフェニル)アミノ−1,4−ジヒドロ
キシブタン,2、3−ジ(o−メトキシフェニル)アミ
ノ−1,4−ジヒドロキシブタン,2、3−ジ(m−メ
トキシフェニル)アミノ−1,4−ジヒドロキシブタ
ン,2、3−ジ(p−メチルフェニル)アミノ−1,4
−ジヒドロキシブタン,2、3−ジ(o−メチルフェニ
ル)アミノ−1,4−ジヒドロキシブタン,2、3−ジ
(m−メチルフェニル)アミノ−1,4−ジヒドロキシ
ブタン,2、3−ジ(p−クロロフェニル)アミノ−
1,4−ジヒドロキシブタン,2、3−ジ(o−クロロ
フェニル)アミノ−1,4−ジヒドロキシブタン,2、
3−ジ(m−クロロフェニル)アミノ−1,4−ジヒド
ロキシブタン,等が挙げられる。また、上記化合物のフ
ェニル基がナフチル基に代わった化合物も例示できる。
【0014】
【発明の効果】本発明の1,2−ジアミノジオール化合
物(1)、α−アミノイミン化合物(2)は、医農薬等
の中間体化合物として有用な化合物であり、種々の用途
に供し得る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0016】(実施例1)アルゴン雰囲気下、α−(N
−p−アニシル)イミノ酢酸エチルエステル(以下、イ
ミン(3)と称す。)30.0mg(0.145mmol)のジクロロメタン
(1.0ml)溶液を-78度に冷却した後、TBSOTf115mg(0.434m
mol)をジクロロメタン(0.5ml)に溶かしながら加え、室
温まで自然昇温し24時間撹拌した。反応停止は、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液により行い酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を留去することにより粗生成物を得た。精製
は、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢
酸エチル=2:1、2度上げ)により行い、α−(N−p
−アニシル)イミノ−β−アミノコハク酸エチルエステ
ル(以下、カップリング体(2)と称す。)を得た。 収量 27.1mg、収率 90%1 H-NMR: 7.39-6.74(m,8H),5.32(s,1H),4.28-4.08(m,
4H),3.804(s,3H),3.796(s,3H),1.65(br,1H),1.24(t,3H,
J=7.02Hz),1.06(t,3H,J=7.02Hz)13 C-NMR : 169.8,162.5,158.7,158.1,145.7,136.7,1
33.6,127.3,125.2,121.2,115.0,114.5,111.4,63.9,62.
0,61.9,55.55,55.50,14.0,13.7 IR: 2970,1750,1742,1620,1505 Rf値 0.35 ( ヘキサン:酢酸エチル=1:1 )
【0017】(実施例2)アルゴン雰囲気下、イミン
(3)39.6mg(0.191mmol)のジクロロメタン(1.0ml)溶液を
-78度に冷却した後、TMSOTf127mg(0.573mmol)をジクロ
ロメタン(0.5ml)に溶かしながら加え、室温まで自然昇
温し19時間撹拌した。反応停止は、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液により行い酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水
で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留
去することにより粗生成物を得た。精製は、シリカゲル
薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:
1、2度上げ)により行い、カップリング体(2)を得た。 収量 23.4mg、収率 59%
【0018】(実施例3)アルゴン雰囲気下、LiAlH4
5.6mg(0.148mmol)をTHF(2.0ml)中、0℃で攪拌し、
そこへカップリング体(2)12.3mg(0.0297mmol)をTHF
(0.5ml)に溶かしたものを加え、室温まで自然昇温し14
時間撹拌した。反応停止は、0℃で飽和硫酸ナトリウム
水溶液を加えることにより行い、酢酸エチルを加えセラ
イト濾過を行い、溶媒を留去することにより粗生成物を
得た。精製は、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(酢
酸エチルのみ)により行い、2,3−ジ(p−メトキシ
フェニル)アミノ−1,4−ジヒドロキシブタンを得
た。 収量 6.6mg、収率 67%1 H-NMR: 6.85-6.59(m,8H),4.35(t,1H J=6.10Hz),3.
92(d,2H),3.75(s,3H),3.74-3.72(m,2H),3.70(s,3H),3.2
4-3.15(m,2H),1.87-1.84(m,1H) 1.28-1.25(m,1H) Rf値 0.33 (酢酸エチル)
【0019】(参考例)アルゴン雰囲気下、p-アニシジ
ン1.29g(9.80mmol)のジクロロメタン(10ml)溶液をモレ
キュラーシーブを加え0℃に冷却した後エチレングリオ
キシレート1.00g(9.80mmol)を加え、室温まで自然昇温
し16時間撹拌した。反応停止は、ジクロロメタンを加え
セライト濾過をすることにより行い、溶媒を留去するこ
とにより粗生成物を得た。精製は、シリカゲル薄層クロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)を行っ
た後、さらに蒸留することにより行い、イミン(3)を得
た。 収量 694mg、収率 34%1 H-NMR: 7.94(s,1H),7.37(d,2H J=8.90Hz),6.94(d,2H
J=8.90Hz),4.42(q,2HJ=7.26Hz、6.93Hz),3.84(s,3H),
1.41(t,3H J=7.26Hz、6.93Hz) Rf値 0.40 (ヘキサン:酢酸エチル=2:1)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、R1は、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
    ロゲン原子;または低級アルキル基、低級アルコキシ基
    もしくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル
    基;または低級アルキル基、低級アルコキシ基もしくは
    ハロゲン原子で置換されていてもよいナフチル基を示
    す。)で示される1,2−ジアミノジオール化合物。
  2. 【請求項2】一般式(2) (式中、R1は、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
    ロゲン原子;または低級アルキル基、低級アルコキシ基
    もしくはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル
    基;または低級アルキル基、低級アルコキシ基もしくは
    ハロゲン原子で置換されていてもよいナフチル基、R2
    は、低級アルキル基を表わす。)で示されるα−アミノ
    イミン化合物。
  3. 【請求項3】一般式(2)で示されるα−アミノイミン
    化合物を金属水素化物により還元することを特徴とする
    一般式(1)で示される1,2−ジアミノジオール化合
    物の製造方法。
  4. 【請求項4】一般式(3) で示されるイミン化合物をルイス酸の存在下、反応させ
    ることを特徴とする一般式(2)で示されるα−アミノ
    イミン化合物の製造方法。
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