JP2000254383A - 洗濯機の回転翼 - Google Patents
洗濯機の回転翼Info
- Publication number
- JP2000254383A JP2000254383A JP11057856A JP5785699A JP2000254383A JP 2000254383 A JP2000254383 A JP 2000254383A JP 11057856 A JP11057856 A JP 11057856A JP 5785699 A JP5785699 A JP 5785699A JP 2000254383 A JP2000254383 A JP 2000254383A
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- Japan
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- rotor
- washing
- washing machine
- tub
- rotating blade
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- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯機の解体時に洗濯兼脱水槽から回転翼を
分離解体する際に、回転翼を容易かつ確実に引き上げる
ことができ、分離解体の作業性をできる洗濯機の回転翼
を得る。 【解決手段】 外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、底部
に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を前記水槽内に回転自在
に配設した洗濯機の前記回転翼であって、上面に翼４ａ
を放射状に突設した円盤状の回転翼本体４ｂの適宜箇所
に引掛け孔９を形成した。
分離解体する際に、回転翼を容易かつ確実に引き上げる
ことができ、分離解体の作業性をできる洗濯機の回転翼
を得る。 【解決手段】 外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、底部
に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を前記水槽内に回転自在
に配設した洗濯機の前記回転翼であって、上面に翼４ａ
を放射状に突設した円盤状の回転翼本体４ｂの適宜箇所
に引掛け孔９を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機の回転翼に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば一槽式の全自動洗濯機は、図５、
図６に示すように外箱１内に防振装置２を介して水槽３
を搖動自在に吊支し、該水槽３内に洗濯兼脱水槽５を回
転自在に配設するものであり、回転軸６ａにネジで固定
した回転翼４を水槽３の底部に設け、水槽３の底部下方
には前記回転軸６ａが連結する駆動機構としてモータ６
やクラッチなどの減速機構などの機構部７が取り付けて
ある。
図６に示すように外箱１内に防振装置２を介して水槽３
を搖動自在に吊支し、該水槽３内に洗濯兼脱水槽５を回
転自在に配設するものであり、回転軸６ａにネジで固定
した回転翼４を水槽３の底部に設け、水槽３の底部下方
には前記回転軸６ａが連結する駆動機構としてモータ６
やクラッチなどの減速機構などの機構部７が取り付けて
ある。
【０００３】前記回転翼４は周知のごとく例えば図７に
示すように円盤状の回転翼本体４ａの上部に翼４ｂを放
射方向に突設してあり、中心付近には小径の水抜き孔８
を多数穿設してある。
示すように円盤状の回転翼本体４ａの上部に翼４ｂを放
射方向に突設してあり、中心付近には小径の水抜き孔８
を多数穿設してある。
【０００４】ところで、近年、廃棄物の削減、資材の有
効利用などを目的として資材の再利用を図ることが望ま
れており、このような洗濯機においても廃棄処分する洗
濯機の材料をリサイクルすることが考えられている。そ
して、材料を再利用するためには、洗濯機を部品毎にあ
る程度解体して、有価物、有害物を含む部品を分離分解
し、その後に各部品毎にこれを粉砕機などで粉砕してい
る。ちなみに、洗濯機全体を製品の状態で粉砕してか
ら、再利用する材料を選別して分離する方法も考えられ
るが、現在の技術では困難であり、粉砕の前の段階で手
作業による解体が必要となる。
効利用などを目的として資材の再利用を図ることが望ま
れており、このような洗濯機においても廃棄処分する洗
濯機の材料をリサイクルすることが考えられている。そ
して、材料を再利用するためには、洗濯機を部品毎にあ
る程度解体して、有価物、有害物を含む部品を分離分解
し、その後に各部品毎にこれを粉砕機などで粉砕してい
る。ちなみに、洗濯機全体を製品の状態で粉砕してか
ら、再利用する材料を選別して分離する方法も考えられ
るが、現在の技術では困難であり、粉砕の前の段階で手
作業による解体が必要となる。
【０００５】洗濯機において、洗濯兼脱水槽５はステン
レス鋼板製であり、有価物であることから、材料再利用
の対象となる。そこで、洗濯機の解体時には洗濯兼脱水
槽５を洗濯兼脱水槽５が配設されている水槽３から分離
することになるが、この洗濯兼脱水槽５を水槽３から分
離するには、これに先立って該洗濯兼脱水槽５の底部に
固定されている回転翼４を洗濯兼脱水槽５から外す必要
がある。
レス鋼板製であり、有価物であることから、材料再利用
の対象となる。そこで、洗濯機の解体時には洗濯兼脱水
槽５を洗濯兼脱水槽５が配設されている水槽３から分離
することになるが、この洗濯兼脱水槽５を水槽３から分
離するには、これに先立って該洗濯兼脱水槽５の底部に
固定されている回転翼４を洗濯兼脱水槽５から外す必要
がある。
【０００６】そして、回転翼４の分離は、回転翼４を回
転軸６ａに固定しているネジを外して、回転翼４の翼４
ｂの部分を両手で掴んで洗濯兼脱水槽５の底部から引き
上げる作業となる。
転軸６ａに固定しているネジを外して、回転翼４の翼４
ｂの部分を両手で掴んで洗濯兼脱水槽５の底部から引き
上げる作業となる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】解体作業を行う作業員
は通常、軍手などの手袋を使用しており、洗濯兼脱水槽
５や回転翼４の分離解体作業時も軍手をしたままの状態
で回転翼４を掴んで引き上げている。この場合、回転翼
４の翼４ｂの部分の形状について、その突出高が大きい
ものであれば、掴みやすく作業しやすいが、回転翼４の
デザイン変更により、また、洗浄方法の変更などによっ
て翼４ｂが低いものになると、手で直接掴みにくくな
り、分離作業が行いにくくなる。
は通常、軍手などの手袋を使用しており、洗濯兼脱水槽
５や回転翼４の分離解体作業時も軍手をしたままの状態
で回転翼４を掴んで引き上げている。この場合、回転翼
４の翼４ｂの部分の形状について、その突出高が大きい
ものであれば、掴みやすく作業しやすいが、回転翼４の
デザイン変更により、また、洗浄方法の変更などによっ
て翼４ｂが低いものになると、手で直接掴みにくくな
り、分離作業が行いにくくなる。
【０００８】これに対処すべく、回転翼４にガムテープ
などの接着テープを貼着して、この粘着力を利用して回
転翼４を引き上げることも考えられるが、接着テープを
別途用意する必要があるだけでなく、貼着する作業も要
して作業性がよくなく、また、粘着力が不十分な場合
は、引き上げ途中で回転翼４が落下するおそれもある。
などの接着テープを貼着して、この粘着力を利用して回
転翼４を引き上げることも考えられるが、接着テープを
別途用意する必要があるだけでなく、貼着する作業も要
して作業性がよくなく、また、粘着力が不十分な場合
は、引き上げ途中で回転翼４が落下するおそれもある。
【０００９】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、洗濯機の解体時に洗濯兼脱水槽から回転翼を分離解
体する際に、回転翼を容易かつ確実に引き上げることが
でき、分離解体の作業性をできる洗濯機の回転翼を提供
することにある。
し、洗濯機の解体時に洗濯兼脱水槽から回転翼を分離解
体する際に、回転翼を容易かつ確実に引き上げることが
でき、分離解体の作業性をできる洗濯機の回転翼を提供
することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第１に、外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、
底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を前記水槽内に回転
自在に配設した洗濯機の前記回転翼であって、上面に翼
を放射状に突設した円盤状の回転翼本体の適宜箇所に引
掛け孔を形成したことにより、洗濯兼脱水槽から回転翼
を分離するときは、回転翼本体に形成してある引掛け孔
にドライバーなどの工具を差し込み、この差し込み状態
のまま工具を持って回転翼を引き上げる。よって、翼の
部分が低くても工具を使用して回転翼本体を簡単に洗濯
兼脱水槽から外すことができる。
するため、第１に、外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、
底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を前記水槽内に回転
自在に配設した洗濯機の前記回転翼であって、上面に翼
を放射状に突設した円盤状の回転翼本体の適宜箇所に引
掛け孔を形成したことにより、洗濯兼脱水槽から回転翼
を分離するときは、回転翼本体に形成してある引掛け孔
にドライバーなどの工具を差し込み、この差し込み状態
のまま工具を持って回転翼を引き上げる。よって、翼の
部分が低くても工具を使用して回転翼本体を簡単に洗濯
兼脱水槽から外すことができる。
【００１１】第２に、前記引掛け孔は、回転翼本体の底
部を下方に突出するように断面Ｌ字形に折り曲げて形成
してあるから、ドライバーなどの工具の先端をこの引掛
け孔に差し込んだとき、工具の先端が孔の下方に突出す
る折り曲げ部の先端と孔の縁に当たる。よって、折り曲
げ部の先端で反力をとって孔の縁で係止する状態とすれ
ば、安定した状態で確実に工具を引掛け孔に係止でき、
回転翼引き上げの途中で回転翼が落下するおそれがな
い。
部を下方に突出するように断面Ｌ字形に折り曲げて形成
してあるから、ドライバーなどの工具の先端をこの引掛
け孔に差し込んだとき、工具の先端が孔の下方に突出す
る折り曲げ部の先端と孔の縁に当たる。よって、折り曲
げ部の先端で反力をとって孔の縁で係止する状態とすれ
ば、安定した状態で確実に工具を引掛け孔に係止でき、
回転翼引き上げの途中で回転翼が落下するおそれがな
い。
【００１２】第３に、外箱内に水槽を搖動自在に吊支
し、回転軸に軸着した回転翼を底部に設けた洗濯兼脱水
槽を前記水槽内に回転自在に配設した洗濯機の前記回転
翼であって、翼を放射状に上面に突設した円盤状の回転
翼本体の下方位置に、回転翼本体を上方に押し上げるよ
うに付勢されたバネを介装したから、回転翼を回転軸に
固定しているネジを外せば、バネの弾力により回転翼が
下方から押し上げられ、回転翼が洗濯兼脱水槽の底部か
ら浮いた状態となって、回転翼の周縁部が洗濯兼脱水槽
の底部から離間し、ここに隙間が生じる。よって、この
隙間にドライバーなどの工具を差し込めば、または場合
によっては手を直接差し込めば、回転翼を下方から持ち
上げることができ、容易かつ確実に洗濯兼脱水槽から分
離できる。
し、回転軸に軸着した回転翼を底部に設けた洗濯兼脱水
槽を前記水槽内に回転自在に配設した洗濯機の前記回転
翼であって、翼を放射状に上面に突設した円盤状の回転
翼本体の下方位置に、回転翼本体を上方に押し上げるよ
うに付勢されたバネを介装したから、回転翼を回転軸に
固定しているネジを外せば、バネの弾力により回転翼が
下方から押し上げられ、回転翼が洗濯兼脱水槽の底部か
ら浮いた状態となって、回転翼の周縁部が洗濯兼脱水槽
の底部から離間し、ここに隙間が生じる。よって、この
隙間にドライバーなどの工具を差し込めば、または場合
によっては手を直接差し込めば、回転翼を下方から持ち
上げることができ、容易かつ確実に洗濯兼脱水槽から分
離できる。
【００１３】第４に、バネは回転軸への連結軸の周囲に
配設したから、回転翼を回転軸に固定しているネジを外
せば、バネの弾力による上方への押し上げ力は、回転翼
の中心部分に作用する。よって、回転翼はほぼ水平を保
持したままの状態で全体が各部均等に押し上げられるか
ら、回転翼の周縁と洗濯兼脱水槽との間に生じる隙間は
各部均等となり、どの個所からでも回転翼を自在に持ち
上げることができ、作業性がよいものとなる。
配設したから、回転翼を回転軸に固定しているネジを外
せば、バネの弾力による上方への押し上げ力は、回転翼
の中心部分に作用する。よって、回転翼はほぼ水平を保
持したままの状態で全体が各部均等に押し上げられるか
ら、回転翼の周縁と洗濯兼脱水槽との間に生じる隙間は
各部均等となり、どの個所からでも回転翼を自在に持ち
上げることができ、作業性がよいものとなる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の洗濯機の回転
翼の第１実施形態を示す平面図、図２は図１のＡ−Ａ線
断面図で、洗濯機の全体構造については図５、図６につ
いて既に説明したとおりであるから、ここでの詳細な説
明は省略する。
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の洗濯機の回転
翼の第１実施形態を示す平面図、図２は図１のＡ−Ａ線
断面図で、洗濯機の全体構造については図５、図６につ
いて既に説明したとおりであるから、ここでの詳細な説
明は省略する。
【００１５】図１に示す本発明の回転翼４も図７につい
て説明したものと同様、円盤状の回転翼本体４ａの上部
から放射状に翼４ｂを突設したもので、中心には回転軸
６ａへの連結軸４ｃが下方に向けて突設してある。
て説明したものと同様、円盤状の回転翼本体４ａの上部
から放射状に翼４ｂを突設したもので、中心には回転軸
６ａへの連結軸４ｃが下方に向けて突設してある。
【００１６】かかる構成の回転翼４において、本発明で
は翼４ｂの間に位置させて適宜箇所、図示の例では対向
位置に２か所、引掛け孔９を穿設した。この引掛け孔９
は、例えば図１、図２に示すように平面は方形の小孔で
あり、回転翼本体４ａから該引掛け孔９の下方に向けて
突出するように断面Ｌ字形の折り曲げ部１０を設けた。
この折り曲げ部１０は先端が引掛け孔９の端縁と離間さ
せてそのほぼ鉛直方向の下方に位置するように突出長を
決定し、また折り曲げ方向は回転翼４の中心方向とし
た。
は翼４ｂの間に位置させて適宜箇所、図示の例では対向
位置に２か所、引掛け孔９を穿設した。この引掛け孔９
は、例えば図１、図２に示すように平面は方形の小孔で
あり、回転翼本体４ａから該引掛け孔９の下方に向けて
突出するように断面Ｌ字形の折り曲げ部１０を設けた。
この折り曲げ部１０は先端が引掛け孔９の端縁と離間さ
せてそのほぼ鉛直方向の下方に位置するように突出長を
決定し、また折り曲げ方向は回転翼４の中心方向とし
た。
【００１７】次に、回転翼４を洗濯兼脱水槽５から解体
分離する作業について説明すると、洗濯兼脱水槽５の底
部に回転翼４を固定しているネジを外してから、図３に
示すように引掛け孔９にドライバーなどの工具１１の先
端を差し込み、先端部を引掛け孔９の下方に突出して折
り曲げ部１０の先端と引掛け孔９の周縁との間に差し入
れる。
分離する作業について説明すると、洗濯兼脱水槽５の底
部に回転翼４を固定しているネジを外してから、図３に
示すように引掛け孔９にドライバーなどの工具１１の先
端を差し込み、先端部を引掛け孔９の下方に突出して折
り曲げ部１０の先端と引掛け孔９の周縁との間に差し入
れる。
【００１８】この状態で工具１１の手で握っている方の
部分を下方に押しさげるようにすれば、工具１１の先端
部は折り曲げ部１０で反力をとりながら持ち上がる。そ
の結果、工具１１の先端部は回転翼本体４ａを引掛け孔
９の周縁下部で下方から支承することとなり、工具１１
を持つ手をそのまま引き上げればこれにともない回転翼
４が持ち上がる。
部分を下方に押しさげるようにすれば、工具１１の先端
部は折り曲げ部１０で反力をとりながら持ち上がる。そ
の結果、工具１１の先端部は回転翼本体４ａを引掛け孔
９の周縁下部で下方から支承することとなり、工具１１
を持つ手をそのまま引き上げればこれにともない回転翼
４が持ち上がる。
【００１９】このようにして翼４ｂを手で直接掴まず
に、ドライバーなどの工具１１を使用して回転翼４を洗
濯兼脱水槽５から引き上げることができる。
に、ドライバーなどの工具１１を使用して回転翼４を洗
濯兼脱水槽５から引き上げることができる。
【００２０】図４は第２実施形態を示し、回転翼本体４
ａの下方位置で、回転軸６ａが連結される連結軸４ｃの
周囲に、回転翼４を上方に押し上げるよう、回転翼４の
方向に伸びるように付勢したバネ１２を介装する。この
バネ１２は、回転翼４をネジで回転軸６ａに固定してあ
る状態では、圧縮状態にある。
ａの下方位置で、回転軸６ａが連結される連結軸４ｃの
周囲に、回転翼４を上方に押し上げるよう、回転翼４の
方向に伸びるように付勢したバネ１２を介装する。この
バネ１２は、回転翼４をネジで回転軸６ａに固定してあ
る状態では、圧縮状態にある。
【００２１】洗濯兼脱水槽５から回転翼４を分離すると
き、回転翼４を回転軸６ａに固定しているネジを外せ
ば、バネ１２が復位する際の弾力により回転翼４が下方
から押し上げられ、回転翼４が洗濯兼脱水槽５の底部か
ら浮いた状態となって、回転翼４の周縁部が洗濯兼脱水
槽５の底部から離間し、ここに隙間が生じる。よって、
この隙間にドライバーなどの工具を差し込めば、または
場合によっては手を直接差し込めば、回転翼４を下方か
ら持ち上げることができ、容易かつ確実に洗濯兼脱水槽
５から分離できる。
き、回転翼４を回転軸６ａに固定しているネジを外せ
ば、バネ１２が復位する際の弾力により回転翼４が下方
から押し上げられ、回転翼４が洗濯兼脱水槽５の底部か
ら浮いた状態となって、回転翼４の周縁部が洗濯兼脱水
槽５の底部から離間し、ここに隙間が生じる。よって、
この隙間にドライバーなどの工具を差し込めば、または
場合によっては手を直接差し込めば、回転翼４を下方か
ら持ち上げることができ、容易かつ確実に洗濯兼脱水槽
５から分離できる。
【００２２】そして、バネ１２は回転軸６ａへの連結軸
４ｃの周囲に配設したから、回転翼４を回転軸６ａに固
定しているネジを外せば、バネ１２の弾力による上方へ
の押し上げ力は、回転翼４の中心部分に作用する。よっ
て、回転翼４はほぼ水平を保持したままの状態で全体が
各部均等に押し上げられるから、回転翼４の周縁と洗濯
兼脱水槽５との間に生じる隙間は各部均等となり、どの
個所からでも回転翼４を自在に持ち上げることができ、
作業性がよいものとなる。
４ｃの周囲に配設したから、回転翼４を回転軸６ａに固
定しているネジを外せば、バネ１２の弾力による上方へ
の押し上げ力は、回転翼４の中心部分に作用する。よっ
て、回転翼４はほぼ水平を保持したままの状態で全体が
各部均等に押し上げられるから、回転翼４の周縁と洗濯
兼脱水槽５との間に生じる隙間は各部均等となり、どの
個所からでも回転翼４を自在に持ち上げることができ、
作業性がよいものとなる。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機の水槽
は、第１に、外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、底部に
回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を前記水槽内に回転自在に
配設した洗濯機の前記回転翼であって、上面に翼を放射
状に突設した円盤状の回転翼本体の適宜箇所に引掛け孔
を形成したことにより、洗濯兼脱水槽から回転翼を分離
するときは、回転翼本体に形成してある引掛け孔にドラ
イバーなどの工具を差し込み、この差し込み状態のまま
工具を持って回転翼を引き上げる。よって、翼の部分が
低くても工具を使用して回転翼本体を簡単に洗濯兼脱水
槽から外すことができる。
は、第１に、外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、底部に
回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を前記水槽内に回転自在に
配設した洗濯機の前記回転翼であって、上面に翼を放射
状に突設した円盤状の回転翼本体の適宜箇所に引掛け孔
を形成したことにより、洗濯兼脱水槽から回転翼を分離
するときは、回転翼本体に形成してある引掛け孔にドラ
イバーなどの工具を差し込み、この差し込み状態のまま
工具を持って回転翼を引き上げる。よって、翼の部分が
低くても工具を使用して回転翼本体を簡単に洗濯兼脱水
槽から外すことができる。
【００２４】第２に、前記引掛け孔は、回転翼本体の底
部を下方に突出するように断面Ｌ字形に折り曲げて形成
してあるから、ドライバーなどの工具の先端をこの引掛
け孔に差し込んだとき、工具の先端が孔の下方に突出す
る折り曲げ部の先端と孔の縁に当たる。よって、折り曲
げ部の先端で反力をとって孔の縁で係止する状態とすれ
ば、安定して状態で確実に工具を引掛け孔に係止でき、
回転翼引き上げの途中で回転翼が落下するおそれがな
い。
部を下方に突出するように断面Ｌ字形に折り曲げて形成
してあるから、ドライバーなどの工具の先端をこの引掛
け孔に差し込んだとき、工具の先端が孔の下方に突出す
る折り曲げ部の先端と孔の縁に当たる。よって、折り曲
げ部の先端で反力をとって孔の縁で係止する状態とすれ
ば、安定して状態で確実に工具を引掛け孔に係止でき、
回転翼引き上げの途中で回転翼が落下するおそれがな
い。
【００２５】第３に、外箱内に水槽を搖動自在に吊支
し、回転軸に軸着した回転翼を底部に設けた洗濯兼脱水
槽を前記水槽内に回転自在に配設した洗濯機の前記回転
翼であって、翼を放射状に上面に突設した円盤状の回転
翼本体の下方位置に、回転翼本体を上方に押し上げるよ
うに付勢されたバネを介装したから、回転翼を回転軸に
固定しているネジを外せば、バネの弾力により回転翼が
下方から押し上げられ、回転翼が洗濯兼脱水槽の底部か
ら浮いた状態となって、回転翼の周縁部が洗濯兼脱水槽
の底部から離間し、ここに隙間が生じる。よって、この
隙間にドライバーなどの工具を差し込めば、または場合
によっては手を直接差し込めば、回転翼を下方から持ち
上げることができ、容易かつ確実に洗濯兼脱水槽から分
離できる。
し、回転軸に軸着した回転翼を底部に設けた洗濯兼脱水
槽を前記水槽内に回転自在に配設した洗濯機の前記回転
翼であって、翼を放射状に上面に突設した円盤状の回転
翼本体の下方位置に、回転翼本体を上方に押し上げるよ
うに付勢されたバネを介装したから、回転翼を回転軸に
固定しているネジを外せば、バネの弾力により回転翼が
下方から押し上げられ、回転翼が洗濯兼脱水槽の底部か
ら浮いた状態となって、回転翼の周縁部が洗濯兼脱水槽
の底部から離間し、ここに隙間が生じる。よって、この
隙間にドライバーなどの工具を差し込めば、または場合
によっては手を直接差し込めば、回転翼を下方から持ち
上げることができ、容易かつ確実に洗濯兼脱水槽から分
離できる。
【００２６】第４に、バネは回転軸への連結軸の周囲に
配設したから、回転翼を回転軸に固定しているネジを外
せば、バネの弾力による上方への押し上げ力は、回転翼
の中心部分に作用する。よって、回転翼はほぼ水平を保
持したままの状態で全体が各部均等に押し上げられるか
ら、回転翼の周縁と洗濯兼脱水槽との間に生じる隙間は
各部均等となり、どの個所からでも回転翼を自在に持ち
上げることができ、作業性がよいものとなる。
配設したから、回転翼を回転軸に固定しているネジを外
せば、バネの弾力による上方への押し上げ力は、回転翼
の中心部分に作用する。よって、回転翼はほぼ水平を保
持したままの状態で全体が各部均等に押し上げられるか
ら、回転翼の周縁と洗濯兼脱水槽との間に生じる隙間は
各部均等となり、どの個所からでも回転翼を自在に持ち
上げることができ、作業性がよいものとなる。
【図１】本発明の洗濯機の回転翼の第１実施形態を示す
平面図である。
平面図である。
【図２】本発明の洗濯機の回転翼の第１実施形態を示す
図１のＡ−Ａ線断面図である。
図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】本発明の洗濯機の回転翼の第１実施形態を示す
要部の分解状態の縦断側面図である。
要部の分解状態の縦断側面図である。
【図４】本発明の洗濯機の回転翼の第２実施形態を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図５】洗濯機の全体斜視図である。
【図６】洗濯機の縦断側面図である。
【図７】従来の回転翼の斜視図である。
１…外箱， ２…防振装置， ３
……水槽，４…回転翼， ４ａ…回転翼本
体， ４ｂ…翼，４ｃ…連結軸， ５…洗
濯兼脱水槽， ６…モータ，６ａ…回転軸，
７…機構部， ８…水抜き孔，９…引掛
け孔， １０…折り曲げ部， １１…工
具，１２…バネ
……水槽，４…回転翼， ４ａ…回転翼本
体， ４ｂ…翼，４ｃ…連結軸， ５…洗
濯兼脱水槽， ６…モータ，６ａ…回転軸，
７…機構部， ８…水抜き孔，９…引掛
け孔， １０…折り曲げ部， １１…工
具，１２…バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷津 匡信 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 長谷部 雄一 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 三吉 淳二 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 猪瀬 邦夫 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 杉野 武嗣 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 Ｆターム(参考） 3B155 AA01 AA03 AA06 BB04 CA06 CB06 EA01 EA09 MA01 MA02
Claims (4)
- 【請求項１】 外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、底部
に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を前記水槽内に回転自在
に配設した洗濯機の前記回転翼であって、上面に翼を放
射状に突設した円盤状の回転翼本体の適宜箇所に引掛け
孔を形成したことを特徴とする洗濯機の回転翼。 - 【請求項２】 前記引掛け孔は、回転翼本体の底部を下
方に突出するように断面Ｌ字形に折り曲げて形成する請
求項１記載の洗濯機の回転翼。 - 【請求項３】 外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、回転
軸に軸着した回転翼を底部に設けた洗濯兼脱水槽を前記
水槽内に回転自在に配設した洗濯機の前記回転翼であっ
て、翼を放射状に上面に突設した円盤状の回転翼本体の
下方位置に、回転翼本体を上方に押し上げるように付勢
されたバネを介装したことを特徴とする洗濯機の回転
翼。 - 【請求項４】 前記バネは回転軸への連結軸の周囲に配
設することを特徴とする請求項３記載の洗濯機の回転
翼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11057856A JP2000254383A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 洗濯機の回転翼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11057856A JP2000254383A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 洗濯機の回転翼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000254383A true JP2000254383A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13067644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11057856A Pending JP2000254383A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 洗濯機の回転翼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000254383A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004105973A1 (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | 洗濯機の解体方法、解体装置、再生樹脂および樹脂製品 |
| JP2007326104A (ja) * | 2003-05-27 | 2007-12-20 | Sharp Corp | 洗濯機の解体方法および解体装置 |
| CN106149268A (zh) * | 2015-03-26 | 2016-11-23 | 苏州三星电子有限公司 | 一种波轮洗衣机及其工作方法 |
| CN110219130A (zh) * | 2018-03-02 | 2019-09-10 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 波轮和包括该波轮的衣物处理设备 |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP11057856A patent/JP2000254383A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004105973A1 (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | 洗濯機の解体方法、解体装置、再生樹脂および樹脂製品 |
| JPWO2004105973A1 (ja) * | 2003-05-27 | 2006-07-20 | シャープ株式会社 | 洗濯機の解体方法、解体装置、再生樹脂および樹脂製品 |
| JP2007326104A (ja) * | 2003-05-27 | 2007-12-20 | Sharp Corp | 洗濯機の解体方法および解体装置 |
| US7725998B2 (en) | 2003-05-27 | 2010-06-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Washing-machine disassembling method and disassembling apparatus, recycled resin and resin product |
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| CN110219130A (zh) * | 2018-03-02 | 2019-09-10 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 波轮和包括该波轮的衣物处理设备 |
| CN110219130B (zh) * | 2018-03-02 | 2023-05-12 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 波轮和包括该波轮的衣物处理设备 |
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