JP2000253926A - 化粧料等の包装容器及び化粧料包装体 - Google Patents

化粧料等の包装容器及び化粧料包装体

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JP2000253926A
JP2000253926A JP11058474A JP5847499A JP2000253926A JP 2000253926 A JP2000253926 A JP 2000253926A JP 11058474 A JP11058474 A JP 11058474A JP 5847499 A JP5847499 A JP 5847499A JP 2000253926 A JP2000253926 A JP 2000253926A
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cosmetics
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Masao Ishikawa
正夫 石川
Yuji Iguchi
雄次 井口
Hideo Nemoto
日出男 根本
Masami Kono
政美 河野
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Showa Rubber Co Ltd
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/042Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like
    • A45D34/045Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like connected to the cap of the container

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、使用時には適量の化粧料を容
易に取り出せかつ容器内の化粧料は外気から確実に密封
できるようにした容器を提供する。 【解決手段】 化粧料が充填された易変形性の袋状の内
側容器2と、この内側容器を内包する外側容器1と、こ
れらの容器の一端に設けられた栓体装着部103と、こ
の栓体装着部103に装着されて栓体3と、この栓体3
に設けられて、自然状態の時に内側容器2内部と外気を
気密的に封止し、かつ内側容器2内部が外気に対して正
圧になった時には弾性変形して該内部に充填されている
化粧料の外部への流出を許す逆止弁型に動作する弁部3
02とを備え、外側容器1は、自然状態で自立保形で
き、これを把持押圧した時には容易に内側に変形できる
弾性と復元力を有し、かつ指で塞ぐことができる大きさ
の空気孔105を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料等の容器に
関し、詳しくは容器を手で押すことで該容器に充填され
た化粧料等の流動体を容易に容器外に押し出すことがで
き、他方、通常時には該化粧料等の充填部内に外気が侵
入することがないように密封された容器、及びこの容器
に化粧料を充填した化粧料包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明が代表的に適用される化粧料用の
容器の場合を例にして以下説明すると、一般に化粧水,
エマルジョン(乳濁液)等の化粧料は、壜やチューブ等
が容器として使用されていて、これらの容器に化粧料を
充填した状態で販売され、使用時にはキャップを外し所
定量を手のひらにとりだして使用するように用いられ
る。
【0003】また上記のうちの壜容器については、例え
ば乳液等のうちでもかなり粘性の高いものについては広
口の壜口を螺子式キャップで単純に閉じるようにしたも
のが普通であり、また乳液等でも比較的粘性の低いもの
や化粧水等の粘性が殆どないものでは、壜口に、小さな
孔を有する内蓋を装着固定することで、キャップをはず
したときに化粧水等が一度に流れ出ないようにしている
のが普通である。
【0004】ところで、近時においては肌に負担や刺激
を与えないことを目的として着色料,殺菌剤,防腐剤等
を添加していないいわゆる「無添加化粧品」が販売さ
れ、皮膚のアレルギー反応を招かないなどの特色ある製
品として注目されている。
【0005】しかしこのような「無添加化粧品」は、防
腐剤等が添加されていないものを、長期に渡って使用す
ると、化粧料成分の酸化,劣化を招く虞があるという問
題があり、また殺菌剤が添加されていないものは、製造
時に無菌処理されたものであっても、化粧料には油脂等
の細菌繁殖に適した成分を含む場合が多いために空中の
浮遊細菌が繁殖する可能性があり、この点からも化粧料
の腐敗を招く虞がある。
【0006】この化粧料腐敗の問題を避けるには、一つ
の容器内に充填されている化粧料の使い切り期間を短く
することが適すると考えられるところであり、実際に
も、容器内の化粧料を1回で使い切りとするタイプや、
数回程度で使い切るタイプなどの小分け包装方式のもの
が既に市販されている。なおこの小分け包装方式の化粧
品は、一般には、複数の小分け品を一まとめにしたパッ
ケージ製品として販売される場合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の「無添加化粧
品」は、使用者にとって、殺菌剤や防腐剤による肌荒
れ,アレルギー反応等の影響が少ないという理由からそ
の需要は拡大する傾向にある。
【0008】しかし、一方において、酸化防止等のため
の小分け包装方式を採用している市販品は包材の使用量
が多く、製品コストが割高になるという問題がある。ま
た、包材資源の面や使用後の包材廃棄の面からしても多
消費型の上記方式は難がある。
【0009】本発明者は、上記のような従来技術の下で
次の点に着目して検討を重ねた。すなわち、上記の小分
け包装が採用されるのは、腐敗等を避けるために「無添
加化粧品」を無菌状態,非酸化雰囲気状態で包装して
も、使用開始後には容器内の化粧料が外気に触れるため
に酸化や浮遊細菌の混入が避けられないという問題があ
るからであり、酸化等の影響をできるだけ軽減させるた
めに使用開始からできるだけ短期間のうちに使い切る包
装形態としている。
【0010】したがって、使用開始後にも容器内の化粧
料が外気に接触する虞を実質的になくすことができれ
ば、小分けという包装形態を採用しなくとも上記の問題
は解消する。
【0011】ところで、容器中に残っている化粧料を空
気に触れさせないようにする容器の構造自体は、比較的
単純に実現できる。しかし、構造が複雑であったり割高
になるのでは、実際に利用される可能性はないが、簡単
な構造で上記問題を解決した適当な容器は現在までのと
ころ提案されていない。
【0012】本発明はこの問題を解決するためになされ
たものであって、その目的の一つは、未使用の化粧料等
が残っている容器内部を、外気から確実に密封すること
ができ、かつ使用時には適量の化粧料を容易に取り出す
ことができる容器を、部品点数が少なくかつ簡単な構造
のものとして安価に提供できるようにするところにあ
る。
【0013】本発明の別の目的は、化粧料を使用する者
にとって格別特殊な操作を要求することがなく、簡易に
使用して上記作用を実現できる化粧料等の容器を提供す
るところにある。
【0014】また更に本発明の別の目的は、充填する内
容物が化粧料に限定されず、各種の調味料あるいは目薬
等の医薬品,医薬部外品等用の容器としても、上記と同
様の作用を得ることができる容器を提供するところにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の目的は本願の上記
特許請求の範囲の各請求項に記載した発明によって達成
される。
【0016】本願の請求項1の化粧料等の包装容器の発
明は、化粧料等の流動体が充填され、かつ一端が開放さ
れた易変形性の袋状の内側容器と、この内側容器の前記
一端の開放部に連結固定され又は一体に設けられた栓体
装着部と、この栓体装着部に装着されて該内側容器一端
の前記開放部を外気から区画する栓体と、自然状態の時
に該内側容器内部と外気を気密的に封止し、かつ内側容
器内部が外気に対して正圧になった時には弾性変形して
該内部に充填されている流動体の外部への流出を許すよ
うに逆止弁型に動作する前記栓体に設けられた弁部と、
前記内側容器を隙間をあけて内包するように前記栓体装
着部に連結固定され又は一体に設けられた外側容器と、
を備えた包装容器であって、前記外側容器は、自然状態
で自立保形できる程度の剛性と、該外側容器を把持押圧
した時には容易に内側に変形できる程度の弾性と復元性
とを有し、かつ指で塞ぐことができる大きさの内外流通
空気孔が設けられていることを特徴とする。
【0017】上記構成における「包装容器」は、一般的
には、円筒状の外形を有し、かつその円筒の一端部に栓
体を組み付けた壜型形状の容器として構成したものが好
ましく使用されるが、この形状に限定されるものではな
い。外側容器は、上述した剛性,弾性,復元性を有する
ように、例えば、ポリエチレン,ポリプロピレン等のプ
ラスチック材料を用いて形成できる。そして、指で塞ぐ
ことができる程度の大きさの「内外流通空気孔」は、通
常はこの孔を通して外側容器の内外が通気できることで
内外圧力差をなくし、指で押さえた(孔を塞いだ)時に
は該内外の通気を阻止して該外側容器を把持して握る
(内側にへこむように押圧する)ことで内側を加圧でき
るようにするためのものであり、外側容器の表面には使
用者にその孔の位置を示す装飾や注書きなどを記して置
くことが好ましい。なおこの空気孔は一つに限定される
ものではない。
【0018】上記構成の「内側容器」は、例えば、同様
のポリエチレン,ポリプロピレン等のプラスチック製の
一端開放形の袋によって容易に変形できるように構成し
たものを用いることができる。
【0019】上記構成における「栓体装着部」は、上記
の外側容器及び/又は内側容器と一体に作られ、あるい
は別体に作ったものを結合させて用いられ、一般的には
螺子式構造とされて「栓体」が組付け固定されるように
構成したものを例示することができるが、これに限定さ
れるものではない。またこの栓体装着部の形状は、円
形,楕円形等が通常好ましい。
【0020】上記構成における「栓体」は、栓体装着部
に組付け固定されて内側容器の内部及び外側容器と内側
容器の間の空間を外気から封止するものであり、「逆止
弁構造の弁部」が形成されるために、例えばシリコーン
ゴム等の弾性体を用いて構成することができる。この栓
体は、上記栓体装着部の螺子部に螺子込みされる固定リ
ング等を用いて固定することができる。
【0021】そして、栓体に設けられた逆止弁構造の
「弁部」は、例えば、栓体を構成する部材の少なくとも
一部を構成する板状弾性体に、内・外面に渡るスリット
を十字形等の形状に穿設し、これによって厚み方向に撓
み変形可能なリップを形成させて、弁構造としたものを
例示することができる。なお、弾性体をアヒルのくちば
し状の形状(「ダックビル」と称する)に形成してその
先端にスリットを穿設したものを用いることもでき、こ
の場合には逆子弁作用が確実に得られる。これらのスリ
ット型,ダックビル型の弁部という簡単な構造により、
内側容器に充填した化粧料等を外圧をかけることで外部
に流出(吐出)させることができるが、外側から該内部
に空気が入ることは防いだ逆止弁を構成でき、またスリ
ット部の肉厚やスリットの大きさ等により、吐出量を調
節することができる。
【0022】上記構成において「化粧料等」というの
は、適当な流動性を有する液体やエマルジョン(乳濁
液)を含むことができ、化粧料では化粧水,化粧乳液な
どを挙げることができる。また、食品の調味料等では調
味液,オイルなどを挙げることができる。また、医薬
品,医薬部外品等の目薬やその他のものであっても本発
明の充填対象物とすることができる。これらの対象物
は、粘着性が高いなどの理由によって逆止弁構造の弁部
の機能が損なわれる虞のあるものを除けば特に限定され
ない。
【0023】この発明によれば、逆止弁の作用により、
化粧料等の外部への吐出は許容されるが、空気が内部に
流入することがなく、したがって防腐剤,殺菌剤等を添
加していない化粧料等の酸化,劣化を効果的に防ぐこと
ができる。
【0024】また構造が簡単であるので、容器を安価に
提供出来、更に使用する際の操作も空気孔を指で塞ぐと
いう極めて簡単なことでよいため、使い勝手も極めて優
れている。
【0025】請求項5の化粧料包装体の発明は、上記包
装容器の内側容器に、液体又はエマルジョンの化粧料を
充填したことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、防腐剤,殺菌剤等を添
加していない無添加化粧料を、小分け包装等せずに比較
的長期間に渡って使用することが可能となり、しかも従
来の一般的な化粧料の充填量と同じ程度の大きさの化粧
品として販売できるので、製品が安価とできる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明を化粧水の包装容器
として用いる場合の構成概要一例を縦断面図で示したも
のであり、図において、1はプラスチック製の外側容器
であり、自然状態(変形させようとする外力が作用して
いない状態)では円筒形の形状で自立しかつその形状を
保持できる剛性(弾性)を有する胴部101と、そこ自
立に適した形状に設けられている底部102と、胴部1
01から連続していてほとんど変形できない程度の剛性
を有するように厚肉に形成された上端部の短尺円筒形の
栓体装着部103とからなり、この栓体装着部103の
外周には栓体を螺子込み固定するための螺子部104が
形成されている。なおこの栓体装着部103の外径は、
上記胴部101の外径より若干小さく設けられること
で、後述するように装着された栓体3にキャップ5を被
せた際に、全体として一定外径の縦長の容器を呈するよ
うになっている。
【0028】また、この外側容器1の胴部101には、
該容器の内外を通気するための1個の空気孔105が形
成されており、図示していないがこの空気孔105の位
置を示すための矢印等が該胴部101の表面に表記され
る。
【0029】2はプラスチック製の内側容器であり、一
端(上端)が開放された袋状の構造をなし、内部には化
粧水(又はエマルジョン)が充填されるようになってい
る。そしてこの内側容器2は、易変形性の性質を有する
袋状部201と、上記一端部に設けられた肉厚部202
とを有し、上述した外側容器の栓体装着部103と、後
述する栓体3とによって該肉厚部202が固定され、袋
状部201が外側容器1の内部に吊下するように支持さ
れる。なお、上記の肉厚部202は充填した化粧水を最
後まで使い切るために、あまり剛性の高い状態とせずに
ある程度の変形性があるように設けることが好ましい。
【0030】3は例えばシリコーンゴムからなる栓体で
あり、栓の留め具である肩カバー4により、上記外側容
器1の栓体装着部103の端部に組付け固定されるよう
になっている。本例のこの栓体3は、栓体装着部103
の端部に密接する円板状部301と、この円板状部30
1の中央位置からドーム状に外側に突出形成された弁部
302とからなり、この弁部302の中央位置を中心と
して十字形にスリット303が肉厚方向に穿設されて、
逆止弁型に動作する弁を形成している。
【0031】4の肩カバーは、プラスチック製の硬質材
料からなり、外側容器1の栓体装着部103の外側に螺
子込み固定される内螺子部402を有する筒部401
と、この螺子込んだ状態で、栓体3の円板状部301を
外側容器1の栓体装着部103の端部との間に強固に挾
持して内部を外気から密封する内向き上フランジ403
とを有するように設けられている。なお、この肩カバー
4の内向き上フランジ403の螺子込みにより同時に、
内側容器の上端部が、先端の円板状部301下面と外側
容器1の栓体装着部103の端部との間で挾持し、該内
側容器2の固定・吊持を行うようになっており、これに
より内側容器2は、栓体3のスリット303部分を除い
て外気から密封される。
【0032】5はキャップであり、肩カバー4の外周に
被せられて栓体3を覆い、栓体3が汚れることを防ぐと
共に、外側からの偶発的な作用で弁部302を変形させ
る不具合を防止するようになっている。
【0033】次に本例容器の取扱について説明すると、
内側容器2内に所定の殺菌処理等が行われた化粧水が満
杯に充填されたいわゆる無添加化粧水製品は、更に透明
包装シート等で包装されて市販される。この状態で内側
容器2内には空気がないようにされる。
【0034】そして、使用者がこれを購入し、包装シー
トを除去して使用を開始する。すなわち、キャップ5を
外し、外側容器1の空気孔105を指で塞いで該外側容
器1を掴んで軽く潰すようにする(加圧する)と、外側
容器1が変形しその内部の容積が減少する方向に圧力を
受けたことになり、この圧力の逃げるところがないの
で、内側容器2を加圧することになる。これにより該内
側容器2内部の圧力が高くなり、栓体3の弁部302は
そのスリット303のリップが外側に撓み変形し、充填
物である化粧水が外部に流出(吐出)する。
【0035】適量の化粧水を吐出させた後、外側容器1
に対する加圧をやめると、内側容器2の内部圧力が下が
り、栓体3のスリット303のリップが弾性復元力で元
に戻り、弁部302を閉じて外気との間の密封状態を保
った元の状態に復する。そして、外側容器1の空気孔1
05を閉じていた指を外すと、外部の空気が外側容器内
部に流れ込み、該外側容器1は自身のもつ弾性復元力で
自然状態の形状に復する。
【0036】以上の操作を繰り返して行うと、内側容器
2内部の化粧水が使用の度毎に適量づつ外部に吐出さ
れ、その際に栓体3の弁部302がその吐出を許すよう
にスリットを開くだけであり、その他の状態では、内側
容器2の内部は外気から密封された状態に常に維持され
る。したがって、以上のように構成された本例の化粧水
容器によれば、内部充填物と空気(酸素)との接触、空
気中の浮遊細菌やゴミなどの混入の虞れが実質的にない
ので、いわゆる防腐剤等を添加していない「無添加化粧
品」を比較的長期にわたって使用しても、腐敗などの不
具合を解消ないし大幅に改善することができるという利
点が得られる。
【0037】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、例えば、内側袋のみを交換可能にして外
側容器や栓体,肩カバー,キャップ等を繰り返し使用す
るように構成することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の容器によれ
ば、逆止弁の作用により、化粧料等の外部への吐出は許
容されるが、空気が内部に流入することがなく、したが
って防腐剤,殺菌剤等を添加していない化粧料等の酸
化,劣化を効果的に防ぐことができるという効果が得ら
れる。
【0039】また、構造が簡単であるので容器を安価に
提供できるという効果が得られる。
【0040】更に、使用する際の操作は、空気孔を指で
塞ぐという極めて簡単なことでよいため、使い勝手も極
めて優れ、老若男女いずれの人にとっても特に苦労なく
しようできる点で優れている。
【0041】更に、請求項5の化粧料包装体の発明によ
れば、防腐剤,殺菌剤等を添加していない無添加化粧料
を、小分け包装等せずに比較的長期間に渡って使用する
ことが可能となり、しかも従来の一般的な化粧料の充填
量と同じ程度の大きさの化粧品として販売できるので、
製品が安価とできるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態1の構成概要を示した縦断
正面図である。
【符号の説明】
1・・・外側容器 101・・・胴部 102・・・底部 103・・・栓体装着部 104・・・螺子部 105・・・空気孔 2・・・内側容器 201・・・袋状部 202・・・肉厚部 3・・・栓体 301・・・円板状部 302・・・弁部 303・・・スリット 4・・・肩カバー 401・・・筒部 402・・・内螺子部 403・・・内向き上フランジ 5・・・キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 日出男 千葉県柏市十余二348 昭和ゴム株式会社 内 (72)発明者 河野 政美 千葉県柏市十余二348 昭和ゴム株式会社 内 Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PC04 PC07 PD22 PE09 PF06 3E033 AA02 BA13 BA15 BA16 DA03 DB01 DC04 DD05 DE05 GA02 3E084 AA04 AA12 AA24 AA25 AA26 AB01 AB06 AB09 BA03 CA01 CB02 CC03 DA01 DB12 DC03 FA09 FB01 GA04 GA08 GB04 GB12 KA01 KB01 LA17 LB02 LD13 LD16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧料等の流動体が充填され、かつ一端
    が開放された易変形性の袋状の内側容器と、この内側容
    器の前記一端の開放部に連結固定され又は一体に設けら
    れた栓体装着部と、この栓体装着部に装着されて該内側
    容器一端の前記開放部を外気から区画する栓体と、自然
    状態の時に該内側容器内部と外気を気密的に封止し、か
    つ内側容器内部が外気に対して正圧になった時には弾性
    変形して該内部に充填されている流動体の外部への流出
    を許すように逆止弁型に動作する前記栓体に設けられた
    弁部と、前記内側容器を隙間をあけて内包するように前
    記栓体装着部に連結固定され又は一体に設けられた外側
    容器と、を備えた包装容器であって、 前記外側容器は、自然状態で自立保形できる程度の剛性
    と、該外側容器を把持押圧した時には容易に内側に変形
    できる程度の弾性とを有し、かつ指で塞ぐことができる
    大きさ内外流通空気孔が設けられていることを特徴とす
    る化粧料等の包装容器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記内側容器に充填
    される流動体が、液体又はエマルジョンの化粧料である
    ことを特徴とする化粧料等の包装容器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記外側容器
    は略円筒状に構成され、かつその円筒状の胴部に内外流
    通空気孔が設けられていることを特徴とする化粧料等の
    包装容器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記栓体を構成する部材の少なくとも一部を板状弾性体
    により形成させると共に、この板状弾性体にその内・外
    面に渡るスリットを穿設して厚み方向に撓み変形可能な
    リップを形成させることで、該栓体に設ける逆止弁構造
    の弁部を構成させたことを特徴とする化粧料等の包装容
    器。
  5. 【請求項5】 請求項1,3,4のいずれかの包装容器
    の内側容器に、液体化又は又はエマルジョンの化粧料を
    充填したことを特徴とする化粧料包装体。
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