JP2000253903A - 防振底構造を有する靴 - Google Patents

防振底構造を有する靴

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JP2000253903A JP2000057583A JP2000057583A JP2000253903A JP 2000253903 A JP2000253903 A JP 2000253903A JP 2000057583 A JP2000057583 A JP 2000057583A JP 2000057583 A JP2000057583 A JP 2000057583A JP 2000253903 A JP2000253903 A JP 2000253903A
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ブルスー ベルナール
Frederic Cretinon
クレティノン フレデリク
Jean-Marie Begey
ベジェイ ジャン−マリー
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Abstract

(57)【要約】 【課題と解決】 本発明は靴に関するもので、靴が地面
と接触して衝撃を受けるとき、共振効果により、靴の底
部(2)と胴部(3)の間に現れる可能性のある微小振
動を処理することを目的とする。ショアA硬度が20な
いし30程度の弾性薄膜(8)を靴底(2)の靭帯層
(7)と靴胴部(3)との間に介装して、微小振動に対
する動的遮蔽膜の役目をさせる。本発明は、特に、歩行
用および/または競技用などのスポーツ靴を対象とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、摩耗層を含む多層靴底構造(se
melage multicouche)上に取付けられ、該摩耗層には捩
じれ剛性と曲げ剛性といった所定の特性を有する中間層
(すなわち「靭帯層」)が直接固定されている靴に関
し、特に靴胴部と靭帯層間の衝撃を緩和できる挿入層に
関する。
【0002】この種の靴は、とりわけ、欧州特許出願第
0887027号、欧州特許出願第0748596号、
PCT国際出願第WO96/04811号および欧州特
許第0548475号によって知られており、これらの
靴においては、靴底構造は、靴胴部とは対照的に、足と
地面との間に介在する、靴の下部を構成する部材全体を
含む。
【0003】これら諸文献によれば、該靴底構造は複数
の層を含み、そのうち摩耗層は地面と接触するためのも
ので、この摩耗層上には中間層(すなわち「靭帯層」)
が直接固定される。この中間層は捩じれ剛性と曲げ剛性
の特性を備え、かつ靴床を構成する。補足的に、快適性
向上層(コンフォート層)と呼ばれる上部層が靭帯層上
に配置され、かつ、地面に対する靴底構造が衝撃を受け
るたびごとに、また特に、地面の反作用による力の垂直
方向成分が約20ないし30ミリ秒と極めて短い時間に
使用者の体重の数倍に相当する値に達することがある、
足の蹴り返しという受動段階中に衝撃を減衰させる役目
をする。
【0004】この理由によって、これら諸々の靴、およ
び「スプリント」シューズを除く公知のスポーツシュー
ズの大部分の快適性向上用上部層は、数ミリメートルと
いった著しい厚さおよび弾性変形能(とりわけ圧潰する
能力)を有するという特徴がある。したがって、快適性
向上用層(コンフォート層)を構成する材料は、ほとん
ど常にショアーA硬度が35度以上であることを特徴と
する。したがって、毎秒1m程度の足の着地の垂直方向
速度をゼロにするためには、事実、ある程度の制動距離
を提供するこの快適性向上用層(コンフォート層)の抵
抗力と大きな弾性変形能によって、衝撃の処理は全体的
にうまく解決されている。更に、快適性向上用層は足と
靭帯層との間に介装されるので、快適性に対するこの靭
帯層の悪影響のおそれは回避されるが、快適性向上層が
磨耗層と靭帯層との間に位置する靴底構造の大部分にお
いてはそうはならない。
【0005】より正確に言うと、欧州特許出願第054
8475号、欧州特許出願第0887027号およびP
CT国際出願第96/04811号の諸文献に記載され
ている靴は、磨耗層と靱帯層と緩衝性能を有する快適性
向上層を足底表面に対応するほぼ全区域に亘って順次有
する靴底を含み、少なくとも緩衝性能を有する快適性向
上層については、踵部から靴底構造の先端まで漸減する
厚さの変化を伴う。それに対して、欧州特許出願第07
48596号明細書によれば、緩衝性能を有する快適性
向上層は踵区域に限定され、かつ靱帯層内に設けられて
いる凹部内に収容される。
【0006】踵部と靴底構造の先端部間の緩衝性能を有
する快適性向上層のこれら諸々の配置構成と配分は、地
面と接触する結果を生ずる衝撃が最も強く、かつ最も頻
繁な箇所だけに局在する弾性変形によって緩衝を得るこ
とを目的とする。したがって靴底構造の最大限可能な面
積に亙って確実な支承と或る程度の安定性が保たれ、そ
のことは、推進段階に際して(とりわけ緩衝が終了する
ときの足の蹴り返し時に)、足の支承にとって有利であ
る。
【0007】例として、足底表面の区域に対応するコン
フォート層が異なる配分を有するこれら多層靴底構造
は、該コンフォート層の或る程度の規模の弾性変形によ
り、衝撃時に足に伝達される衝撃の強さを踵部で約30
%ないし50%減衰させることができ、それによって快
適性と言う概念に応え、かつ靴底構造の先端部で約10
%の減衰を達成し、それにより効率・性能と言う概念に
応えている。事実、これら諸々の靴底構造は、最も強い
衝撃の最も頻繁な局在化に応じて、踵区域と足前部区域
間で異なる共振周波数を有する。
【0008】したがって、上述の多層靴底構造は、快適
性や、応力の分配や、推進の安定性をもたらす良好な折
り合いを有するので、衝撃の処理に関して全体的に満足
できることが分かる。
【0009】しかしながら、踵部から足前部までの共振
周波数の変化自体により、該多層靴底構造は、もしこの
衝撃がこの箇所におけるそれらの共振周波数に近い周波
数で該多層靴底構造に作用すれば、衝撃を緩和する代り
に所定の個所に加わるショックなどの衝撃を増幅させる
可能性がある。この種の振動現象による直接の結果とし
て、とりわけ制動行程の終りにおいて地面に対する踵の
衝撃時に、また圧力が著しく大きくなる中足骨頭部下で
の足前部に対する推進段階時に、使用者の足内に衝撃波
が伝播したり、また足と靴との界面に微小振動が出現し
たりする。
【0010】靴の使用者の自己受容感覚系を混乱させ、
かつ微小な傷害に起因するこれらの振動現象を減衰させ
るためには、しばしば追加の緩衝要素を後から靴内に導
入し、かつ靴底構造と使用者の足の間に配設する。例と
して、「衝撃波」を処理するために、靴のアクセサリー
のように市場で一般的に勧められる靴の中敷きや踵当て
を引き合いに出すことができる。この中敷きや踵当て
は、衝撃波の処理においては満足を与えるとしても、い
ずれにせよ折衷的な解決法であることが明らかであり、
事実、それらは、一方では、靴の初期の装着容積ならび
に足の履き具合(とりわけ後ー前方向における履き具
合)、特に踵当てについて足の履き具合を変更し、また
他方では、靴に不均質性をもたらす。
【0011】本発明は、衝撃波を処理し、かつ共振効果
によって発生し得る微小振動を吸収するために、上述の
靴が有する諸々の欠点を排除するとともに、靭帯層が摩
耗層上に直接固定されている多層靴底構造によって得ら
れる種との利点を保存することを目的とする。
【0012】本発明の目的の一つは、ごく小さい振幅
で、かつ極めて速い周期で変移することを特徴とし、か
つ、とりわけ緩衝が終了する間際の衝撃時に共振効果に
よって現われる微小振動に対して「弾性変形」能により
力学的な遮蔽の役目をするための緩衝層を、足と靴底構
造の界面に使用するにもかかわらず、靴底構造の厚さを
まさしく顕著に増加させないことにある。
【0013】本発明の別の一目的は、使用者の足が撓む
とき(例えば足前部の箇所の推進段階で)靴底構造を変
形させるために顕著な追加のエネルギー消費を必要とし
ないように、また安定性を阻害しないように、該緩衝層
が足の自然な蹴り返しを尊重することにある。
【0014】さらに、本発明はまた、均質な多層靴底の
構造を提案することをも目的とし、この靴底構造は微小
振動を緩和する層を備えていて、靴が例えば徒競争、歩
行、ワンダーフォーゲル、またサッカーやラグビー等の
団体スポーツを目的とするその用途に応じて、振幅と周
波数のいろいろな緩衝の必要性に応えるために変更可能
なものである。この意味で、微小振動の緩和は、靴底構
造と靴胴部との間で全体的に処理されるか、あるいは靴
底構造の所定の表面でのみ処理される。
【0015】これら諸目的を達成するために、靱帯層を
上面に直接固定した磨耗層を含む多層靴底構造上に靴胴
部が取り付けられる靴は、微小振動を処理するための、
また厚さが2ミリメートル以下という薄い弾性膜の形状
を呈する、特定の緩衝層が靭帯層上に固定されて該靱帯
層と靴胴部との間で影響を及ぼすことを特徴とする。こ
の薄い緩衝層(すなわち、弾性薄膜)は、ショアーA硬
度が約20度ないし30度の粘弾性材料から成るもの
で、その弾性変形性によって、極微小な振幅で、かつ高
い周波数の変移を特徴とする微小振動を緩和させるのに
特に適合している、力学的遮蔽のような挙動をする。該
多層靴底構造内に弾性薄膜を内蔵させると、安定性を殆
ど損なわないで、多層靴底構造(したがって靴)の均質
な構造を可能にする。その理由は、該弾性薄膜が靴底構
造の厚さ(したがって、地面に対する足底表面の相対的
な高さ)を僅かな寸法で増加させるのみであるからであ
る。
【0016】興味深い一実施態様によれば、弾性薄膜か
ら成る緩衝層は、靱帯層の方を向いている側に開口して
いる多数の小穴の交点によって画定される多数の接点か
ら成る不連続面を該靱帯層の方へ向けられた側に有す
る。このようにして、エネルギーの一部分は、弾性薄膜
により、微小振動に対して垂直により一層分散された
り、吸収されたりする。
【0017】一実施態様によれば、靴底構造が靱帯層上
に直接固定された、微小振動を緩和するための弾性薄膜
を備える靴は、該靱帯層が、踵区域において、靴胴部の
少なくとも一部分上で上昇する垂直延長部と共に製作さ
れ、この延長部は靴の踵革を構成する。この構造の場
合、有利なことに、靱帯層上に固定される緩衝用弾性薄
膜は、靴胴部と靱帯層との間に全面的に介装されるた
め、該踵革の内面全体に広がるように設けられる。もち
ろん、緩衝用弾性薄膜は、足底表面に対応する区域全体
(あるいは、踵区域または足前部区域のように更に限ら
れた区域のみ)で磨耗層上に直接固定されて、靱帯層に
連設できる。
【0018】より正確に言えば、靴の用途(例えば、ワ
ンダーフォーゲル)に応じて、靴底の多層構造は、足前
部区域のみで微小振動を緩衝するための弾性薄膜と、衝
撃強度を最大限緩和することによって足を置く垂直方向
の速度をゼロにするため、踵部に一定の距離で変形・圧
縮可能な緩衝層とを有することができる。このように案
出された靴は、一方では、例えば下り坂を歩く場合にど
うしても必要な踵に対する衝撃の良好な緩衝と、他方で
は、安定性と効率に貢献する、微小振動の無い足前部の
優れた支承を使用者に提供する。
【0019】この種の靴の有利な一実施態様によれば、
靱帯層は、踵区域において、かつ足前部区域に近接して
位置する共通の係留点を起点として、靴底構造の厚さ方
向に互に離間する2の弾性薄板に分けられる。
【0020】靱帯層から出ているこの2の弾性薄板は、
例えば、あるいは緩衝性能を有するコンフォート層を補
完する緩衝手段と成り、あるいは該緩衝層に代わり得る
緩衝手段と成る。弾性変形可能な材料を靱帯層の2の弾
性薄板間に挿入して、靴底構造により均一な形状を付与
するように、および/または、該薄板により得られる変
形抵抗を増加させるようにするのが好ましい。
【0021】更に、靱帯層の一変形実施態様によれば、
該靱帯層は、足を緊締・保持するための装置に接続され
る足首部の方向に上昇する少なくとも1の側方垂直延長
部と共に製作され、このことにより、該延長部は緊締用
フラップと同様の部材を構成する。その結果、足は、靱
帯層から出ている緊締用フラップに対して直接作用する
ことにより該靱帯層上に固定される弾性薄膜に密着した
状態にあるので、靴胴部を貫通する緊締応力が完全に減
衰するのを回避する。もちろん、互に緊締装置に接続さ
れる靴の靴胴部の両側面を上昇する2の側方垂直延長部
と共に靭帯層を製作することからなる解決方法が好まし
い。事実、この解決方法は、使用者の足に対する緊締応
力が靱帯層を起点として、靴底構造の長手方向軸に対し
て対称的に引き継がれるので、より良好な足の保持と、
より力強い緊締と、より一層の安定性とを提供する。
【0022】本発明の別の一実施態様によれば、緩衝性
能を有するコンフォート層は弾性薄膜上に固定されてお
り、この弾性薄膜は、例えば、このコンフォート層と靱
帯層との間に「サンドイッチ状」に挟持される。この種
の多層靴底構造において、地面から使用者の足へ向けて
以下の要素が順次同定される。 i) 摩耗層:この層は、所定の柔軟性、地面に対する良
好なくっくき性、および良好な耐磨耗性を有するととも
に、足の良好な蹴り返しを可能にする。 ii) 靭帯層:この層は磨耗層上に直接配設され、該磨耗
層が受ける衝撃の配分と、この衝撃を足の方向へ転達す
るとともに、足の蹴り返しを同時に保証するために、ね
じり剛性と曲げ剛性の調節された性質を有する。 iii)弾性薄膜:この靱帯層に隣接しており、ごく小さい
振幅の変移と高い周波数を特徴とする微小振動を緩和す
る目的で、ショアーA硬度が約20度ないし30度の高
弾性と低硬度を合わせ持つ、2ミリメートル以下の薄い
寸法特性と材料特性を備える。 iv) 緩衝性能を有するコンフォート層:この層は弾性薄
膜上に配設されて、一方では、数ミリメートルの厚さを
有し、また他方では、少なくともショアーA硬度が35
度の弾性圧縮可能な材料から成る。このコンフォート層
は、変形することによって衝撃時の足の着地の垂直方向
速度をゼロ(すなわち皆無)の値にもたらすと同時に、
衝撃強度を最大限に減衰させるために利用される或る一
定の制動距離を提供するためのものである。
【0023】いずれにしても、本発明がいかに実現でき
るかを例として示す添付の概略図を参照しながら、以下
の記載を読むことによって、本発明をより良く理解し得
よう。
【0024】図1の分解斜視図に示すスポーツ靴1は多
層構造の靴底(その全体を参照番号2で示す)を含み、
この靴底上には、使用者の足(図示せず)を挿入可能に
する開口部4をそれ自体公知の要領で有する靴胴部3が
乗っている。足に対する靴の閉鎖と保持は(例えば靴紐
型の緊締装置5)によって確保される。
【0025】この多層靴底構造2は、それぞれ異なる機
能を果す複数の層からなる積層構造で実現される。より
正確に言えば、本発明に適合する第一の構造例におい
て、該靴底構造2は、以下のように配分された連続的な
3層6、7および8から成る。 i) 摩耗層6:この層は足の良好な蹴り返し、地面に対
する良好なグリップ、および良好な耐磨耗性を同時に可
能にする柔軟性、くっつき(グリップ)性および耐磨耗
性といった所定の諸性質を有する; ii) 靭帯層7:この層は磨耗層6上に直接配置され、か
つ磨耗層6が受ける衝撃の配分と足の蹴り返しを阻害す
ることなく足の方向にこれらの衝撃の転達を同時に保証
するために、捩じり剛性と曲げ剛性の調節された諸性質
を有する。この靱帯層の目的は、(自動車のタイヤの放
射状をした骨格(カーカス)のように)接触層全体の変
形を阻止し、かつまた、より柔らかい、したがってより
グリップ性のあるゴムの利用を可能にするカーカスを構
成することによって密着効果を改善することにある。 iii)緩衝層8:この層は、一方では、2ミリメートルに
満たない薄い層と、また他方では、該層を構成し、かつ
ショアーA硬度が約20度ないし30度の粘弾性材料に
よって付与される高い弾性を有することを特徴とする弾
性薄膜の形状を呈する。そのうえ、この弾性薄膜8は、
靱帯層と靴の胴部3との間に介在するよう、該靱帯層7
上に直接固定される。
【0026】多層靴底2内の弾性薄膜(緩衝層8)の特
性と配置構成は、共振効果により現われる可能性があ
り、かつ、とりわけ、その小さな振幅を特徴とする微小
振動を処理することを可能にする。
【0027】該弾性薄膜8は、その柔軟性と弾性によっ
て靱帯層7と靴の胴部3との間に、実際、力学的遮蔽の
ように挙動し、また更に、その薄さ(したがって、その
厚さ方向における作用の規模の小ささ)を考慮すると、
安定性は、衝撃時においても、また推進段階中の支承時
においても同様に、実際的に変わることはない。
【0028】図1に表したこの復元例に示すように、靱
帯層7と弾性薄膜8は、靴底区域2に延在し、この区域
は使用者(図示せず)の足底表面の全区域にほぼ対応す
る。
【0029】靴底2の各種層6、7および8と同じ配置
構成を尊重する他の構造を考えてもよいことは明らかで
ある。
【0030】したがって、例えば靱帯層7と弾性薄膜8
は、足前部区域10または踵区域11のみに対応する靴
底区域2に延在してもよい。
【0031】そのうえ、該磨耗層6を、図示のように単
一要素で構成するか、あるいは靴底の前部分13とは別
個の踵部12のような複数の要素で構成してもよい。更
に、この磨耗層6を、互に無関係で、かつ接着、溶接、
再成形(デュプリケートモールド)、機械的組み立て、
等、なんらか公知の方法で靱帯層7に直接固定する多数
の突起またはスパイク14で構成してもよい。
【0032】図2に表した靴21の第二実施態様によれ
ば、多層靴底構成20の靱帯層27は、靴21の胴部3
の一部分3aから上昇する垂直延長部17を踵区域11
に含む。この垂直延長部17は靱帯層27と一体の部材
として作られ、したがって、就中、該靱帯層27と同等
の剛性有する。その結果、この垂直延長部は靴21の後
部補強材(すなわち、踵革)を有利に構成する。この構
造の場合、弾性薄膜28は、靱帯層27の垂直延長部1
7に相当する垂直延長部28aと共に製作され、したが
って靴底構造20と靴胴部3間での微小振動の緩衝以外
に、靴胴部3の壁部自体内に出現し得る微小振動の緩和
をもたらすことにより、靴21の胴部3の該一部分3a
と靱帯層27との間に全面的に介装されるのが好まし
い。
【0033】もちろん、靴21に当てられる用途では、
微小振動の緩和は、靱帯層27の限られた区域内のみに
所望される場合がある。したがって、例えば、靭帯層2
7が足底表面に対応する区域全体に延在してもよいのに
対し、弾性薄膜8は足前部に対応する区域10、または
踵に対応する区域11のみを被覆してもよい。
【0034】前述したように、靱帯層7、27上に直接
固定した弾性薄膜8、28の使用により、とりわけ衝撃
時および/または支承時に安定性を阻害しないですむ
(図1と図2)。しかしながら、靴1、21の胴部3が
取付け用平面(図示せず)または取付け用敷き革底を介
して靴底構造2、20に組み付けられることにより、弾
性薄膜8の薄さにもかかわらず、靴1、21の胴部3を
経由して、地面から使用者の足に伝わる感じた減少させ
ることができる。このような場合、足は、靴底構造2、
20に対してずれ動く可能性があり、その結果弾性薄膜
8、28を有する靴底構造2、20の特殊な構造による
利点の一部分が失われる。この種の欠点を排除するた
め、図3に示す有利な解決方法は、靴底2の靱帯層7か
ら緊締力を直接引き継ぐことからなる。この目的のため
に、靱帯層7は2の垂直側方延長部18によって得ら
れ、この延長部の各々は、該延長部が緊締装置5に連結
される足首の方向に靴31の胴部3の側面を上昇する。
【0035】この種の構造において、使用者の足は、結
果として、緊締用フラップと同等の部材を構成する、靱
帯層7に由来する延長部18に対して直接作用すること
により弾性薄膜8に密着しており、したがって靴31の
胴部3を貫通して緊締応力を喪失することがない。更
に、緊締が対称であることにより、靴底構造2よって得
られる安定性は、使用者の足に完全に引き継がれる。
【0036】例えばクロスカントリースキー用の靴の場
合がそうであるように、緊締応力を側方に特に優先させ
なければならないとすれば、単一の側方延長部18によ
る解決方法を考慮できることが明らかである。
【0037】やはり本発明によれば、図4と図5に示す
ように、例えばクロスカントリースキーのような特定の
使用目的で、靴31は、足前部区域10においてのみ微
小振動を緩和するための弾性薄膜8と、衝撃時に衝撃の
大きさを最大限緩和させて、足を着地させるための垂直
方向速度をゼロにするための、緩衝層35とを踵区域1
1内に有することができる。その結果、この多層靴底構
造32は以下に記載する2の異なる構造を含む。 i) 足前部10には、磨耗層36、靱帯層37および弾
性薄膜8; ii) 踵部11には、磨耗層36、およびに緩衝手段35
aを備えた弾性部分37aと37bを含む緩衝層35。
【0038】より正確に言うと、踵部11に設ける靴底
構造32の緩衝層35は靭帯層37を含み、この靭帯層
は、この箇所において、靴底構造32の厚さ方向に互に
離間している2の弾性薄板37aと37bに分かれてい
る。図5で際立って明確に見られるように、この弾性薄
板37aと37bは、、足前部区域(例えば土踏まずの
ほぼ真上)に近接して位置する共通の係留点を起点とし
て、靱帯層37から出ている。このように案出された、
靱帯層37の2の弾性薄板37aと37bは、踵区域1
1で衝撃を受けると、撓曲で変形することにより、或る
程度の大きさの緩衝を得ることができる。もちろん、弾
性薄板37aと37b間に挿入する緩衝手段35aは、
弾性薄板の撓曲を可能にする弾性変形可能な材料でなけ
ればならない。この目的のために、該緩衝手段を、例え
ば靴底構造に均一な形状を付与するための「充填材」の
役割しか有しないごく低密度の微小蜂窩状材料で構成し
てもよい。もちろん、該緩衝手段35aを構成する微小
蜂窩状材料は、薄板37aと37bによって得られる変
形抵抗を著しく増加させる目的で、更に高密度のものを
選択することもできる。
【0039】もちろん、踵部11の靴底32の構造内に
弾性薄膜8を含めることが考えられる。そのうえ、踵部
11における靴底構造32は足前部10にも実現でき
る。
【0040】靱帯層37の捩じり剛性と曲げ剛性に応じ
て考慮できる別の構造の場合、弾性薄板37aと37b
は大きな弾性変形能と或る程度の剛性を有するので、こ
の薄板だけで、在来型の緩衝機能を有するコンフォート
層の代わりをする緩衝手段と成る。
【0041】図5で明らかにした好ましい一実施態様に
よれば、地面へ向けられる弾性薄板37bは馬蹄形をし
ており、また使用者の足の踵部へ向けられる弾性薄板3
7aは、輪郭が薄板37bの輪郭に内接する小舌状形を
している。中央にある踵の支点は小舌状形の弾性薄板3
7aに対応して位置するので、この構造は使用者の足の
踵部にとって最適な支承部となる。更に、薄板37aの
突出部の外側にある弾性薄板37bに付与された馬蹄形
状は踵の中央支承のための優れた支承台を構成する。そ
の理由は、該弾性薄板が踵部の中央支承部の外方に明瞭
に延在する支承面を画定し、かつ該弾性薄板が磨耗底3
6の箇所、したがって地面に最も近い箇所で直接靱帯層
37を経由して応力を引き継ぐことができるからであ
る。したがって、安定性が保たれ、地面に対する引っ掛
かりが最適となる。
【0042】靱帯層37のこの構造が図3を参照して記
載したように、足の緊締と保持を行う側方延長部18と
連設できることは明らかである。
【0043】図1から図5までを参照して述べた本発明
のこれら諸実施態様は、在来型の(すなわち、或る程度
の剛性と連携させた大きな弾性変形能を有する)緩衝性
能を有するコンフォート層を備えることができるのは明
らかである。この緩衝層は、例えば数ミリメートルの厚
さを有し、ショアーA硬度が少なくとも35度の弾性圧
縮可能な材料で構成することができる。
【0044】したがって、図6に示す例において、緩衝
性能を有するコンフォート層45は、このコンフォート
層45と靱帯層7、27、37との間でサンドイッチ状
に挟まれた弾性薄膜8、28上に固定され、靴の胴部3
は、弾性薄膜8と直接接触する取付け用係合面3bによ
り靴底2、20、32に組付けられる。
【0045】図7を参照して以下に述べる例において、
緩衝性能を有するコンフォート層55は、図6の構造に
おけると同様の方法で取り付けられるが、靴の胴部3
は、取付け用係合面3bを起点として該緩衝性能を有す
るコンフォート層55を介して靴底構造2、20、32
に組付けられる。
【0046】靴底構造2、20、32を部分的拡大断面
図で示す図8の改良によれば、弾性薄膜8は、靱帯層
7、27、37へ向けられた側に、多数の接点41から
成る不連続面を有し、該接点は上記側部で開いている多
数の小穴42の交点によって決められる。
【0047】この配置構成は、微小振動に対して垂直に
エネルギーの一部分を分散・吸収可能にする。
【0048】最後に、多層靴底構造2、20、32の靱
帯層7、27、37は、所定の捩じり剛性と曲げ剛性を
調節した諸性質を有するよう、特定の構成要素に基づい
て案出することもできる。例えば、靱帯層7、27、3
7は、少なくとも部分的に、単一方向繊維または織製し
た繊維の形状の鉱物由来の材料で構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に適合した靴の一実施態様を示す分解
斜視図。
【図2】 図1の靴の第二実施態様を示す分解斜視図。
【図3】 靴底の箇所に施した改良を示す斜視図。
【図4】 図3に示す改良靴底の詳細を示す一部壁開側
面図。
【図5】 図3、図4に示す改良靴底の全体を示す斜視
図。
【図6】 本発明の一変形実施態様による、図4のVI
−VI線に沿って見た靴底の横断面図。
【図7】 靴底の別の実施態様を示す、図6と類似の横
断面図。
【図8】 微小振動を緩衝するための層の表面を詳細に
示す部分拡大断面図。
【符号の説明】
2,20,32 多層靴底構造 3 靴胴部 3a 靴胴部の一部分 5 緊締装置 6,26,36 摩擦層 7,27,37 靭帯層 8 緩衝層 10 足前部区域 11 踵区域 17 垂直延長部 18 側方垂直延長部 35a 緩衝手段 37a、37b 弾性部材 41 接点 42 小穴 45,55 コンフォート層(快適性向上用層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリク クレティノン フランス国.74370 メッツ−テッシイ, ルート デ グラン プレ,85 ビス (72)発明者 ジャン−マリー ベジェイ フランス国.74380 クランヴェーサル, ルート デ フォンテーヌ,247

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磨耗層(6、26、36)を含む多層構
    造の靴底上に靴胴部が取り付けられ、前記磨耗層上には
    靭帯層(7、27、37)が直接固定される靴であっ
    て、厚さが2mm以下の弾性薄膜の形状を呈する緩衝層
    (8)が前記靭帯層(7、27、37)上に固定され
    て、靴に衝撃が加わる際、共振効果によって現れる可能
    性のある微小振動を処理することを特徴とする靴。
  2. 【請求項2】 前記弾性薄膜が、ショア−A硬度が20
    ないし30度程度の粘弾性材料から成ることを特徴とす
    る請求項1による靴。
  3. 【請求項3】 前記靭帯層(7、27、37)と前記弾
    性薄膜(8)とが、足甲部区域にほぼ対応する靴底区域
    に亙って延在することを特徴とする請求項1または2に
    よる靴。
  4. 【請求項4】 前記靭帯層(7、27、37)と前記弾
    性薄膜(8)とが、踵区域(11)にほぼ対応する靴底
    区域(2、20、32)に亙って延在することを特徴と
    する請求項1または2による靴。
  5. 【請求項5】 前記靭帯層(7、27、37)と前記弾
    性薄膜(8)とが、足底表面の全区域にほぼ対応する靴
    底区域(2、20、32)に亙って延在することを特徴
    とする請求項1または2による靴。
  6. 【請求項6】 前記靭帯層(27)が、垂直方向の延長
    部(17)を踵区域内に含み、前記垂直延長部は靴胴部
    (3)の少なくとも一部分(3a)に亙って上昇し、該
    靴の踵革(17)を構成することを特徴とする請求項4
    または5による靴。
  7. 【請求項7】 前記弾性薄膜(8)が、前記踵革(1
    7)の内表面全体に亙って延在することを特徴とする請
    求項6による靴。
  8. 【請求項8】 前記靴底(2、20、32)を構成する
    靭帯層(7、27、37)が足底表面の区域に対応する
    全区域に亙って延在するのに対し、前記弾性薄膜(8)
    が足甲部(10)に対応する区域上にのみ延在すること
    を特徴とする請求項1または2による靴。
  9. 【請求項9】 前記靴底(2、20、32)を構成する
    靭帯層(7、27、37)が足底表面の区域に対応する
    全区域に亙って延在するのに対し、前記弾性薄膜(8)
    が踵部(11)に対応する区域上にのみ延在することを
    特徴とする請求項1または2による靴。
  10. 【請求項10】 前記靴底(2、20、32)を構成す
    る靭帯層(7、27、37)が、垂直に伸びる側方延長
    部(18)を含み、前記延長部は靴胴部(3)の側面上
    を足首部の方向に上昇し、該足首部の箇所で該延長部は
    緊締装置(5)に連結され、それにより緊締用フラップ
    と同等の部材を構成することを特徴とする請求項1ない
    し9のいずれか1による靴。
  11. 【請求項11】 前記靴底(2、20、32)を構成す
    る靭帯層(7、27、37)が、垂直方向に伸びる2の
    側方延長部(18)を含み、該延長部の各々は靴胴部
    (3)の側面上を足首部の方向に上昇し、該足首部の箇
    所で前記両延長部は互いに緊締装置(5)に連結され、
    それにより2の緊締用フラップと同等の部材を構成する
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1による
    靴。
  12. 【請求項12】 前記靭帯層(37)が、靴底(32)
    の厚み方向に、また、踵区域(11)において、足甲部
    (10)の区域に近接して位置する共通の取付点を起点
    として、或る一定の値で互いに離間する2の弾性薄板
    (37a、37b)に分割されることを特徴とする請求
    項4ないし11のいずれか1による靴。
  13. 【請求項13】 弾性変形可能な材料から成る緩衝手段
    (35a)を前記靭帯層(37)の2の弾性薄板(37
    a、37b)間に挿入することを特徴とする請求項12
    による靴。
  14. 【請求項14】 ショア−A硬度が少なくとも35度の
    弾性圧縮可能な材料から成り、かつ数ミリメートルの厚
    みを呈する緩衝コンフォート層(45、55)を弾性薄
    膜(8)上に固定し、前記コンフォート層(45、5
    5)は、その圧縮特性および弾性抵抗特性により、衝撃
    の大きさが最大限に減衰すると同時に値がゼロになるま
    で、足をポーズさせる速度を減少するために用いる或る
    一定の制動距離を提供するためのものであることを特徴
    とする請求項1ないし13のいずれか1による靴。
  15. 【請求項15】 ショア−A硬度が少なくとも35度の
    弾性圧縮可能な材料から成り、かつ数ミリメートルの厚
    みを呈する緩衝コンフォート層(45、55)を、前記
    弾性薄膜(8)により覆われる区域外で、前記靭帯層
    (7、27、37)上に直接固定することを特徴とする
    請求項8または9による靴。
  16. 【請求項16】 前記靭帯層(7、27、37)が、部
    分的に、単方向ファイバーの形状を呈する鉱物由来の材
    料から成る複合物であることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれか1による靴。
  17. 【請求項17】 前記靭帯層(7、27、37)が、部
    分的に、織製したファイバーの形状を呈する鉱物由来の
    材料から成る複合物であることを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれか1による靴。
  18. 【請求項18】 前記弾性薄膜(8)が、前記靭帯層
    (7、27、37)へ向けられた側部に多数の接点(4
    1)から成る不連続面を有し、該接点は該側部で開いて
    いる多数の窪み穴(42)の交点により決まることを特
    徴とする請求項1ないし17のいずれか1による靴。
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