JP2000253615A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2000253615A
JP2000253615A JP11054032A JP5403299A JP2000253615A JP 2000253615 A JP2000253615 A JP 2000253615A JP 11054032 A JP11054032 A JP 11054032A JP 5403299 A JP5403299 A JP 5403299A JP 2000253615 A JP2000253615 A JP 2000253615A
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JP
Japan
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bearing
ball bearing
motor
tungsten alloy
motor according
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JP11054032A
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English (en)
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Tetsuya Ito
哲也 伊東
Naoki Miyagi
直樹 宮城
Katsuya Seko
克也 世古
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速回転に耐えるように玉軸受の剛性及び耐
摩耗性を向上することができるようにする。 【解決手段】 中心軸3に玉軸受4が装着されていると
共に、玉軸受4にハウジング5が装着されており、その
ハウジング5にポリゴン形状ミラー6が取着されてい
る。ここで、玉軸受4の転動体4bはセラミックスで形
成されていると共に、外輪4cはタングステン合金で形
成されている。このような構成によれば、従来の軸受鋼
を使用した構成に比較して、全体の剛性、耐摩耗性が優
れている。また、転がり接触部が異種の材料となるの
で、焼き付きを防止して優れた耐久性及び信頼性を発揮
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速回転可能な構
造のモータ、特にその軸受部に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ポリゴンミラ
ー回転用のモータはポリゴンミラーを高速で回転させる
必要があるものの、そのモータに使用されている軸受と
しては、一般的なモータで使用されている玉軸受が使用
されている。この玉軸受は、同心状に配置された内輪と
外輪との間に転動自在に配設された複数の球状の転動体
で構成されている。この転動体は互いに接触しないよう
に保持器により離間されており、転動体の転がり運動に
より内輪及び外輪が相対的に回転運動するようになって
いる。この玉軸受を構成する内輪、外輪及び転動体は軸
受鋼を使用するのが一般的であった。
【0003】ところが、このような構造のポリゴンミラ
ー回転用モータが搭載される例えばデジタルPPC(Pl
ain Paper Copier)の製品仕様に基づく要求(処理速度
の速さ、印字品質の向上)により、ポリゴンミラー回転
用モータのさらなる高速化が必要となった。この高速化
に対して、従来のモータの構造で問題になるのは軸受部
である。つまり、高速回転に伴って転動体のモーメント
や慣性力が極めて大きくなるので、転動体と内輪及び外
輪との間の摩耗が問題になり、玉軸受の寿命が短くなる
という欠点がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、高速回転に耐えるように玉軸受の剛
性及び耐摩耗性を向上することができるモータを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、中心軸の軸方
向に所定間隔で且つ同心状に配置された内輪と外輪とそ
れらの間に介在された転動体とからなる玉軸受と、この
玉軸受を介して相対的に回転可能に対向配置された回転
子と固定子とを備えたモータにおいて、前記転動体はセ
ラミックスで形成されていると共に、前記玉軸受の内輪
及び外輪の少なくとも一方はタングステン合金で形成さ
れているものである(請求項1)。
【0006】このような構成によれば、固定子に通電す
ると、回転子が高速で回転するようになる。ここで、転
動体はセラミックスで形成されていると共に、玉軸受の
内輪及び外輪の少なくとも一方はタングステン合金で形
成されているので、従来の軸受鋼を使用した構成に比較
して、全体の剛性及び耐摩耗性が優れている。また、転
がり接触部が異種の材料となるので、焼き付きを防止し
て優れた耐久性及び信頼性を発揮することができる。
【0007】また、本発明は、中心軸の軸方向に所定間
隔で形成された軸受溝と、この軸受溝と前記中心軸に同
心状に配置された外輪とそれらの間に介在された転動体
とからなる玉軸受と、この玉軸受を介して相対的に回転
可能に対向配置された回転子と固定子とを備えたモータ
において、前記転動体はセラミックスで形成されている
と共に、前記中心軸及び前記玉軸受の外輪の少なくとも
一方はタングステン合金で形成されているものである
(請求項2)。
【0008】このような構成によれば、転動体はセラミ
ックスで形成されていると共に、中心軸及び玉軸受の外
輪の少なくとも一方はタングステン合金で形成されてい
るので、全体の剛性及び耐摩耗性が優れている。また、
転がり接触部が異種の材料となるので、焼き付きを防止
して優れた耐久性及び信頼性を発揮することができる。
【0009】この場合、請求項3〜5のように構成する
ことにより、玉軸受の強度や硬度を十分に確保して玉軸
受の転がり接触部が変形してしまうことを防止すること
ができるので、玉軸受の支持剛性を高めることができ
る。
【0010】また、請求項6のように構成することによ
り、タングステン合金の熱膨張をセラミックスの熱膨張
係数に近付けることができ、熱膨張差による玉軸受の損
傷を防止できる。
【0011】また、請求項7のように構成することによ
り、タングステン合金のヤング率及びロックウェル硬さ
を極めて高めることができるので、さらに耐久性及び信
頼性を向上することができる。
【0012】また、請求項8のように構成することによ
り、回転子に設けられたハウジングにポリゴン形状ミラ
ーが設けられているので、ポリゴン形状ミラーを高速で
回転させることができる。
【0013】また、請求項9のように構成することによ
り、ハウジングとポリゴン形状ミラーとは同一材料から
なる一体物であるので、ハウジングとポリゴン形状ミラ
ーとが別体である構成に比較して、びびりがなくなり、
高速回転での安定回転を達成することができる。
【0014】また、請求項10のように構成することに
より、ハウジングとポリゴン形状ミラーの一体物は樹脂
材料から形成されているので、回転物の大幅な小形化、
軽量化が可能となり、さらなる高速回転が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明をデジタルPPC(Plain Paper Copier)に用いられ
るポリゴンミラー回転用モータに適用した第1の実施の
形態を図1を参照して説明する。
【0016】図1はモータを断面にして示している。こ
の図1において、モータ1にはフランジ状の支持部材2
が設けられており、その支持部材2に中心軸3が取着さ
れている。この中心軸3には軸方向に所定間隔で玉軸受
4が2個装着されている。この場合、玉軸受4の内輪4
aは中心軸3に対してすきまばめで装着されており、軸
方向に沿って移動可能となっている。
【0017】玉軸受4の内輪4aには転動体4bを介し
て外輪4cが支持されており、その外輪4cにハウジン
グ5が装着されていると共に、そのハウジング5の外周
部にポリゴン形状のミラー6がネジ止めされている。
【0018】中心軸3の上側に装着された玉軸受4の内
輪4aには上方から圧縮コイルスプリング7により予圧
が付与されており、これにより玉軸受4のがたつきが吸
収されている。
【0019】ハウジング5には回転子8が一体に設けら
れている。即ち、回転子8は、ハウジング5に装着され
た円筒形状の磁性体製の回転子ヨーク9と、この回転子
ヨーク9の内側に複数の磁極の回転子磁石10を取着し
て構成されている。
【0020】一方、上記構成の回転子8と対向して中心
軸3側に固定子11が設けられている。即ち、固定子1
1は、支持部材2において回転子磁石10に半径方向に
隙間を存するように電機子巻線12が巻回された複数個
の突極及び溝を有する固定子鉄心13から構成されてい
る。
【0021】ここで、上記玉軸受4において外輪4cは
タングステン合金で形成されていると共に、転動体4b
はセラミックスで形成されている。この場合、転動体4
bをなすセラミックス材料は、窒化珪素、炭化珪素、ア
ルミナ、ジルコニア、窒化アルミニウムの少なくとも1
種類からなり、ヤング率は200GPa以上、ロックウェ
ル硬度は60以上、熱膨張係数は2×10−6〜12×
10−6/℃に設定されている。これは、ヤング率が2
00GPa未満、ロックウェル硬度が60未満では、玉軸
受4における転がり接触部の変形が大きくなり、玉軸受
4の支持剛性が低下するからである。
【0022】また、転動体4bをセラミックスにより形
成しているのは、玉軸受4の転がり接触部を異種材料で
構成することにより、焼き付きを防止できるからであ
る。この場合、タングステン合金の熱膨張係数は、2×
10−6〜12×10−6/℃とセラミックスの熱膨張
係数に近い値に設定されているのは、セラミックスの膨
張係数は金属の熱膨張係数よりも小さく、セラミックス
とタングステン合金の熱膨張係数の差が大きいと、熱膨
張差により内輪4a及び外輪4cと転動体4bとの間に
がたつきを生じて玉軸受4を損傷してしまうからであ
る。また、セラミックスは、鋼材と比較して、密度が半
分であり、軽量である。従って、高速時のモーメントや
慣性力が小さくなるため、内輪4a及び外輪4cの摩耗
や損傷が防止でき、玉軸受4の寿命を向上することがで
きる。
【0023】一方、玉軸受4の外輪4cをなすタングス
テン合金としては、超硬合金結晶のみからなる材料、或
いはチタン(Ti)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)など
の炭化物と超硬合金の固体炭化物のコバルト(CO)で結
合された超硬合金を採用するのが望ましく、ヤング率は
520〜600GPa、ビッカース硬度も1500〜19
50であるので、上述したヤング率200GPa以上、ロ
ックウェル硬度60以上を十分に満足することができ、
強度や硬度を十分に確保することができる。この場合、
ロックウェル硬度をビッカース硬度に数式から換算する
ことはできないものの、相関関係から換算することは可
能である。
【0024】また、セラミックス材料としては、窒化珪
素材料に、焼結補助剤としてイットリア(Y2 O3 )と
アルミナ(Al2 O3 )を所定量添加し、ボールミルを
使用して粉砕混合を行い、原料スラリーを作成する。そ
して、スラリーをスプレードライヤーで顕粒状に造粒
し、成形用造粒粉を調整してから、その造粒粉を金型プ
レスで球形に成形し、400℃で脱脂、さらに窒素ガス
雰囲気中で1600〜1950℃で焼結し、球状焼結体
としたものを研磨加工することにより転動体4bを製造
した。
【0025】尚、上記ポリゴン形状ミラー6にはレーザ
ダイオードからのレーザ光が照射され、そのレーザ光が
ポリゴン形状ミラー6の回転に伴って感光ドラム上に集
光状態で走査されるようになっている。
【0026】次に上記構成の作用について説明する。固
定子11の電機子巻線12に通電すると、回転磁界が生
じるので、その回転磁界により回転子磁石10に回転力
が作用して回転子8ひいてはポリゴン形状ミラー6が回
転するようになる。このようにポリゴン形状ミラー6が
回転すると、ポリゴン形状ミラー6に照射されているレ
ーザ光が感光ドラム上に集光された状態で走査されるの
で、レーザ光をオンオフを制御することにより、感光ド
ラム状に印刷文字に対応した潜像を形成することができ
る。
【0027】ところで、近年、レーザプリンタの製品仕
様として高速化が要求されており、上述のように構成さ
れたポリゴンミラー用のモータ1では回転速度の高速化
(20000〜50000rpm )が望まれているもの
の、従来の玉軸受では、高速時のモーメントや慣性力が
大きいので、転がり接触部の変形が大きくなり、玉軸受
4の剛性が低下する虞がある。
【0028】しかしながら、本実施の形態によれば、玉
軸受4の転動体4bをセラミックス材料から形成するこ
とにより、転動体4bの回転に伴って発生するモーメン
トや慣性力を抑制することができるので、応力負荷によ
る玉軸受4の変形が小さくなり、軸剛性を高めることが
できる。
【0029】また、大きな力を受ける外輪4cをタング
ステン合金から形成したので、外輪4cの耐摩耗性も優
れており、長寿命化を図ることができる。この場合、タ
ングステン合金のヤング率、ロックウェル硬度を規定す
ることにより玉軸受4の高回転時に大きな力に耐えなが
ら、耐摩耗性を高めることができる。また、転動体4b
の材料として、異種材料のセラミックスを採用すると共
に、外輪4cの材料としてタングステン合金の熱膨張係
数をセラミックスに近い値としたので、熱膨張差による
玉軸受4の損傷を防止することができる。
【0030】尚、本発明者の実験では、上記構成のモー
タを20000rpm で回転して寿命の確認を行った結
果、従来の軸受鋼使用のモータが3000時間で騒音値
などに問題を生ずるものがあったが、5000時間でも
問題が発生しないことを確認した。
【0031】要するに、本実施の形態によれば、玉軸受
4の外輪4cをタングステン合金から形成すると共に、
転動体4bをセラミックスから形成するようにしたの
で、軸受鋼から形成された従来構成の玉軸受に比較し
て、全体の剛性、耐摩耗性が優れていると共に、転がり
接触部を異種材料から形成して焼き付きを防止すること
ができ、優れた耐久性及び信頼性を発揮することができ
る。
【0032】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図2を参照して説明するに、第1の実施の
形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
モータの断面を示す図2において、モータ21の支持部
材2にはタングステン合金製の中心軸22が支持されて
おり、その中心軸22の外周面には軸溝3aが形成され
ている。この場合、その軸溝3aと、セラミックスから
なる転動体4bと、外輪4cとから玉軸受4が構成され
ている。そして、外輪4cにハウジング23が装着され
ていると共に、そのハウジング23にポリゴン形状ミラ
ー6が取着されている。
【0033】尚、玉軸受4の内輪4aの対向面には圧縮
コイルスプリング24により予圧が付与されており、こ
れにより玉軸受4のがたつきが吸収されている。
【0034】この第2の実施の形態によれば、玉軸受4
の内輪をタングステン合金製の中心軸22で兼用するよ
うにしたので、第1の実施の形態に比較して、中心軸2
2の強度が向上し、中心軸22の変形が小さくなる。ま
た、転動体4bの回転半径が小さくなるので、それだけ
高速時のモーメントや慣性力が小さくなり、外輪4cに
作用する力を抑制することができ、玉軸受4の剛性及び
耐摩耗性を向上することができる。
【0035】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図3を参照して説明するに、第1の実施の
形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
この第3の実施の形態は、ハウジングとポリゴン形状ミ
ラーとを一体化したことを特徴とする。
【0036】即ち、モータを断面にして示す図3におい
て、モータ31において、玉軸受4の外輪4cにはハウ
ジング32が装着されており、そのハウジング32はポ
リゴン形状ミラーが樹脂成型により一体化されて形成さ
れている。
【0037】このような第3の実施の形態によれば、ハ
ウジング32の小形化、軽量化を図ることができるの
で、回転物のびびりがなくなり高速回転時に安定回転を
達成することができる。尚、ハウジング32をアルミニ
ウムから一体化するようにしてもよい。本発明は、上記
実施の形態のポリゴンミラー用モータに限定されること
なく、高速回転されるモータに適用することができる。
また、中心軸22が回転子として回転するように構成し
たモータに適用するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。玉軸受の転動体をセラミックス材
料とし、玉軸受の外輪、内輪及び中心軸の何れかをタン
グステン合金としたので、高速回転に耐えるように玉軸
受の剛性及び耐摩耗性を向上して、優れた耐久性及び信
頼性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すモータの縦断
面図
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す図1相当図
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す図1相当図
【符号の説明】
1はモータ、3は中心軸、4は玉軸受、4aは内輪、4
bは転動体、4cは外輪、5はハウジング、6はポリゴ
ン形状ミラー、8は回転子、11は固定子、21はモー
タ、22は中心軸、23はハウジング、31はモータ、
32はハウジングである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮城 直樹 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (72)発明者 世古 克也 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA02 AA42 AA52 AA62 BA54 BA70 BA77 EA01 EA12 EA31 EA41 EA42 EA43 EA44 FA33 FA41 FA51 FA53 FA60 GA24 GA53 5H605 AA00 BB05 BB14 BB19 CC03 CC04 CC08 DD09 EA01 EB10 EB18 EB38 EB39 FF01 FF03 FF06 FF10 GG21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸の軸方向に所定間隔で且つ同心状
    に配置された内輪と外輪とそれらの間に介在された転動
    体とからなる玉軸受と、この玉軸受を介して相対的に回
    転可能に対向配置された回転子と固定子とを備えたモー
    タにおいて、 前記転動体はセラミックスで形成されていると共に、 前記玉軸受の内輪及び外輪の少なくとも一方はタングス
    テン合金で形成されていることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 中心軸の軸方向に所定間隔で形成された
    軸受溝と、この軸受溝と前記中心軸に同心状に配置され
    た外輪とそれらの間に介在された転動体とからなる玉軸
    受と、この玉軸受を介して相対的に回転可能に対向配置
    された回転子と固定子とを備えたモータにおいて、 前記転動体はセラミックスで形成されていると共に、 前記中心軸及び前記玉軸受の外輪の少なくとも一方はタ
    ングステン合金で形成されていることを特徴とするモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記セラミックスの材料は、窒化珪素、
    炭化珪素、アルミナ、ジルコニア、及び窒化アルミニウ
    ムの少なくとも1種類からなり、ヤング率が200GPa
    以上であることを特徴とする請求項1または2記載のモ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記タングステン合金は、ヤング率が2
    00GPa以上であることを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記タングステン合金は、ロックウエル
    硬さが60以上であることを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載のモータ。
  6. 【請求項6】 前記タングステン合金は、熱膨張係数が
    2×10−6〜12×10−6/℃であることを特徴と
    する請求項1乃至5の何れかに記載のモータ。
  7. 【請求項7】 前記タングステン合金は、0.5μm以
    下の平均結晶粒径を有する超硬合金であることを特徴と
    する請求項1乃至6の何れかに記載のモータ。
  8. 【請求項8】 前記回転子に設けられたハウジングと、 このハウジングに設けられたポリゴン形状ミラーとを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の
    モータ。
  9. 【請求項9】 前記ハウジングと前記ポリゴン形状ミラ
    ーとは同一材料からなる一体物であることを特徴とする
    請求項8記載のモータ。
  10. 【請求項10】 前記同一材料とは樹脂材料であること
    を特徴とする請求項9記載のモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117387A (ja) * 2009-02-23 2009-05-28 Railway Technical Res Inst 導電構造
US20160273585A1 (en) * 2015-03-18 2016-09-22 Aktiebolaget Skf Roller bearing, in particular for a mirror of a motor vehicle

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