JP2000253361A - テレシネ映像処理方法及び装置 - Google Patents

テレシネ映像処理方法及び装置

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JP2000253361A
JP2000253361A JP11048694A JP4869499A JP2000253361A JP 2000253361 A JP2000253361 A JP 2000253361A JP 11048694 A JP11048694 A JP 11048694A JP 4869499 A JP4869499 A JP 4869499A JP 2000253361 A JP2000253361 A JP 2000253361A
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陽一 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映画フィルムと同様にその全コマ分を同じ時
間幅の映像信号に変換することが可能で、自然な動画を
再現できるようにする。 【解決手段】 毎秒60フィールドにテレシネ処理され
た60Hzの入力映像信号から24Hzのn倍(nは整
数)の垂直同期信号を生成し、この垂直同期信号により
n/24秒毎にフレームを更新して出力する。入力映像
信号が5又は5の整数倍フィールド入力される毎に、入
力映像信号と出力映像信号の同期をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毎秒24コマの映
画フィルムをビデオテープやLD(レーザーディスク)
やDVD(デジタルビデオディスク)などの一般家庭で
楽しめる映像メディアとして配布できるようにするため
のテレシネ映像処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】毎秒24コマの映画フィルムを上記のよ
うな映像メディアとして配布する場合、一般に、2−3
プルダウンと呼ばれるテレシネ処理でフレーム変換を行
い、図1に示すように毎秒60枚(60フィールド)の
映像ソースに変換している。同図において、上段の1、
2、3、4・・・の数字は映画フィルムのコマ番号、下
段はテレシネ処理した各コマの奇数フィールド(O
D)、偶数フィールド(EV)を示す。
【0003】従来のスキャンコンバータは、テレシネ処
理時に起きるフィールドの相関を利用して映像破綻なし
に垂直画像度を増やし、図2に示すように、2フレーム
表示と3フレーム表示とを交互に繰り返すことで、映画
フィルムに近い表現をしようとするものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、入
力されるフィールドに対して常に同期して出力信号を生
成し、本来1コマ分が1/24[s]で表示されるべき
映像を、2/60[s](2フレーム分)と3/60
[s](3フレーム分)という不自然な時間幅で交互に
表示するため、動画の再現性に不自然さがあった。
【0005】本発明の目的は、このような問題を解決
し、映画フィルムと同様にその全コマ分を同じ時間幅の
映像信号に変換することが可能で、自然な動画を再現で
きるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のテレシネ映像処
理方法は、毎秒60フィールドにテレシネ処理された6
0Hzの入力映像信号から24Hzのn倍(nは整数)
の垂直同期信号を生成し、この垂直同期信号によりn/
24秒毎にフレームを更新して出力する。
【0007】入力映像信号と出力映像信号との同期は、
入力映像信号が5又は5の整数倍フィールド入力される
毎にとる。
【0008】具体的には、入力映像信号をアナログ/デ
ジタル変換して、フィルム奇数コマのフレームとフィル
ム偶数コマのフレームとに分けてバッファに記憶すると
ともに、24Hzのn倍(nは整数)の垂直同期信号を
生成し、この垂直同期信号によりバッファの読み出しア
ドレス制御をして、フィルム奇数コマのフレームのデジ
タルデータとフィルム偶数コマのフレームのデジタルデ
ータとを切り替えながら読み出す。
【0009】本発明のテレシネ映像処理装置は、毎秒6
0フィールドにテレシネ処理された60Hzの入力映像
信号をアナログ/デジタル変換するA/D変換手段と、
そのデジタル変換されたデータをフィルム奇数コマのフ
レームとフィルム偶数コマのフレームとに分けてバッフ
ァに記憶する書き込み制御手段と、デジタル変換された
映像信号から24Hzのn倍(nは整数)の垂直同期信
号を生成し、この垂直同期信号によりバッファの読み出
しアドレス制御をして、フィルム奇数コマのフレームの
デジタルデータとフィルム偶数コマのフレームのデジタ
ルデータとをn/24秒毎に切り替えながら、5又は5
の整数倍フィールド毎に同期をとって読み出す読み出し
制御手段とを備えてなる。
【0010】読み出し制御手段にて読み出されたデジタ
ルデータは、D/A変換手段にてデジタル/アナログ変
換してアナログ映像信号として出力できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】本発明によるテレシネ映像処理方法の手法
を図3を参照して説明すると、毎秒60フィールドにテ
レシネ処理された60Hzの入力映像信号から、24H
zの3倍である72Hzの垂直同期信号を生成し、この
垂直同期信号により3/72(1/24)秒にフレーム
を更新し、また入力映像信号が5フィールド入力される
毎に、入力映像信号と出力映像信号の同期をとり、出力
映像信号が非同期で生成されている間に蓄積される時間
的な誤差を吸収する。このタイミングは、入力映像信号
の相関が2−3−2−3・・・・・と続くなかで、2か
ら3に変わるときが望ましい。
【0013】その結果として、映画フィルムの1コマに
対応する同じ映像信号が、3フレーム分続けて出力さ
れ、3/72Hz(1/24Hz)毎に新しいコマに対
応する映像信号に更新されるので、映画フィルムと同様
に、その全コマ分を1/24Hzという同じ時間幅の映
像信号に変換することが可能となる。出力映像信号は、
72Hz以外に、48Hz、96Hz、120Hzなど
の24Hzの整数倍の垂直周波数を持つように生成され
ても良い。
【0014】図4は、このような方法を実現する本発明
のテレシネ映像処理装置の構成例を示す。同図におい
て、毎秒60フィールドにテレシネ処理された60Hz
の入力映像信号は、A/D変換部1にてアナログ/デジ
タル変換され、フィルムコマ検出部2にてフィルムの奇
数コマの奇偶のフィールドであるか、フィルム偶数コマ
の奇偶のフィールドであるか検出される。
【0015】デジタル変換されたデータが、フィルム奇
数コマの場合には、書き込みアドレス制御部3にて、フ
ィルム奇数コマ用フレームバッファ4に記憶され、フィ
ルム偶数コマの場合には、書き込みアドレス制御部3に
て、フィルム偶数コマ用フレームバッファ5に記憶され
る。
【0016】書き込みアドレス制御部3からの同期タイ
ミングにより、読み出し制御部6が、24Hzの3倍で
ある72Hzの垂直同期信号を生成し、この垂直同期信
号によりバッファ4・5の読み出しアドレス制御をし
て、3/72(1/24)秒毎にスイッチ7を切り替え
る。これにより、フィルム奇数コマのフレームのデジタ
ルデータとフィルム偶数コマのフレームのデジタルデー
タとが、3/72(1/24)秒毎に切り替えられなが
ら、5の整数倍フィールド毎に同期をとって読み出され
る。この場合、5の整数倍フィールド毎に同期をとって
も良い。
【0017】読み出されたデジタルデータは、D/A変
換部8にてデジタル/アナログ変換してアナログ映像信
号として出力される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、映
画フィルムと同様にその全コマ分を同じ時間幅の映像信
号に変換することが可能であるため、自然な動画を再現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2−3プルダウンと呼ばれるテレシネ処理のフ
レーム変換法を示す解説図である。
【図2】従来のスキャンコンバータによる変換法を示す
解説図である。
【図3】本発明による方法を示す解説図である。
【図4】本発明によるテレシネ映像処理装置の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 A/D変換部 2 フィルムコマ検出部 3 書き込みアドレス制御部 4 フィルム奇数コマ用フレームバッファ 5 フィルム偶数コマ用フレームバッファ 6 読み出しアドレス制御部 7 スイッチ 8 D/A変換部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】毎秒60フィールドにテレシネ処理された
    60Hzの入力映像信号から24Hzのn倍(nは整
    数)の垂直同期信号を生成し、この垂直同期信号により
    n/24秒毎にフレームを更新して出力することを特徴
    とするテレシネ映像処理方法。
  2. 【請求項2】入力映像信号が5又は5の整数倍フィール
    ド入力される毎に、入力映像信号と出力映像信号の同期
    をとることを特徴とする請求項1記載のテレシネ映像処
    理方法。
  3. 【請求項3】入力映像信号をアナログ/デジタル変換し
    て、フィルム奇数コマのフレームとフィルム偶数コマの
    フレームとに分けてバッファに記憶するとともに、24
    Hzのn倍(nは整数)の垂直同期信号を生成し、この
    垂直同期信号によりバッファの読み出しアドレス制御を
    して、フィルム奇数コマのフレームのデジタルデータと
    フィルム偶数コマのフレームのデジタルデータとを切り
    替えながら読み出すことを特徴とする請求項2記載のテ
    レシネ映像処理方法。
  4. 【請求項4】毎秒60フィールドにテレシネ処理された
    60Hzの入力映像信号をアナログ/デジタル変換する
    A/D変換手段と、そのデジタル変換されたデータをフ
    ィルム奇数コマのフレームとフィルム偶数コマのフレー
    ムとに分けてバッファに記憶する書き込み制御手段と、
    デジタル変換された映像信号から24Hzのn倍(nは
    整数)の垂直同期信号を生成し、この垂直同期信号によ
    りバッファの読み出しアドレス制御をして、フィルム奇
    数コマのフレームのデジタルデータとフィルム偶数コマ
    のフレームのデジタルデータとをn/24秒毎に切り替
    えながら、5又は5の整数倍フィールド毎に同期をとっ
    て読み出す読み出し制御手段とを備えてなることを特徴
    とするテレシネ映像処理装置。
  5. 【請求項5】読み出し制御手段にて読み出されたデジタ
    ルデータをデジタル/アナログ変換するD/A変換手段
    を更に有する請求項4記載のテレシネ映像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009284475A (ja) * 2008-04-23 2009-12-03 Panasonic Corp 映像走査変換装置

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