JP2000253073A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP2000253073A
JP2000253073A JP5233599A JP5233599A JP2000253073A JP 2000253073 A JP2000253073 A JP 2000253073A JP 5233599 A JP5233599 A JP 5233599A JP 5233599 A JP5233599 A JP 5233599A JP 2000253073 A JP2000253073 A JP 2000253073A
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service
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JP5233599A
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English (en)
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Eizo Fujisawa
栄蔵 藤沢
Yasushi Unoki
靖 卯野木
Akira Honda
亮 本田
Toshiaki Oshita
敏明 大下
Yoshihiro Kataoka
好広 片岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークシステムにおいて、ネットワー
クシステムが具備する2つのサーバ間での連携を図るこ
とを可能とする。 【解決手段】 サービスネットワーク1がMS管理/課
金サーバ1000を具備し、このMS管理/課金サーバ
1000がMS2からのパケット網から情報提供サーバ
10へのアクセス、及び回線交換網からマルチメディア
ストリームサーバ15へのアクセスを管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末からネッ
トワークにアクセスしてユーザーが必要な情報を引き出
すといったネットワークサービスを利用可能なネットワ
ークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信事業者のネットワークサービ
スとして、ネットワーク側にニュースや天気予報などの
テキストベースのデータを蓄積するサーバーを具備し、
例えば、無線通信端末が通信網を介して前記サーバーに
アクセスして必要なデータを引き出すことが実現されて
いる。
【0003】今般、前述したニュースや天気予報などの
テキストベースのデータだけではなく、映像データなど
のリアルタイム性を要するデータであるマルチメディア
データを扱える無線通信端末が実現化されている。この
ようなこのようなマルチメディアデータを扱える無線通
信端末は、ネットワーク側がマルチメディアデータを蓄
積するサーバを具備し、無線通信端末との間で送受信可
能な構成にすることによって、テキストベースのデータ
だけでなく、マルチメディアデータをサーバーから引き
出すことが可能となる。
【0004】上記のようなネットワークにおいては、従
来からパケット網や回線交換網などの通信網を介して無
線通信端末とのアクセスを行っている。ニュースや天気
予報などのテキストベースのデータをサーバーから引き
出す場合、このようなテキストベースのデータは、いわ
ば離散的なデータであり、リアルタイム性を必要はしな
いため、無線通信端末はパケット網を介して通信し、デ
ータを引き出すことが行われ、一方、マルチメディアデ
ータである映像データはリアルタイム性を要するデータ
であり、パケット網ではリアルタイム性を保証できない
場合、回線交換網を介して通信し、データを引き出すこ
とが考えられる。
【0005】また、上記ネットワークサービスにおい
て、一般的なネットワークアドレスの数は有限であるた
め、無線通信端末のサーバへのアクセス時には、ネット
ワーク側からアクセスする無線通信端末に固有の識別番
号であるネットワークアドレスが割り当てられる。ネッ
トワークは、このネットワークアドレスを管理すること
により、無線通信端末からのサーバへのアクセスを管理
することができる。
【0006】上記ネットワークサービスを考えた場合、
無線通信端末が、パケット網と回線交換網との2つの網
に接続できれば、この2つの網へのアクセスを切り替え
て必要なデータを引き出すことが最適なネットワークサ
ービスが実現されることになる。
【0007】無線通信端末が、従来のネットワークシス
テムを用いて、パケット網及び回線交換網へのアクセス
を行う際、ネットワークは、パケット網へのアクセス時
にネットワークアドレスを割り当て、さらには、回線交
換網へのアクセス時に前述のネットワークアドレスとは
異なるアドレスを割り当てる必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無線通信端末
がパケット網、回線交換網など、異なる網でアクセスす
る際には、別々のネットワークアドレスを割り当ててお
り、ネットワーク側では、ネットワークアドレスを1つ
の端末に対して2つ割り当てることになり、ネットワー
クアドレスのリソースを有効に使用できないという問題
点があった。
【0009】また、ネットワークがネットワークアドレ
ス割り当てる際、ネットワークと無線通信端末の間で
は、認証処理を代表とする手順が必要となり、この手順
を行う通信時間がかかり、その時間だけ無駄な通信回線
を占有するという問題点があった。
【0010】そこで本発明はこれら問題点を除去し、ネ
ットワークアドレスのリソースを有効活用し、さらに
は、通信網の切り替えてサーバにアクセスする際に発生
する認証処理の通信手順を省略化できるネットワークシ
ステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、通信端末と第1の通信網
を介して通信可能な第1のサーバと、前記通信端末と第
2の通信網を介して通信可能な第2のサーバとを具備す
るネットワークシステムにおいて、通信端末と前記第1
のサーバとの通信に関する情報を記憶する記憶手段と、
この記憶手段が記憶する前記第1のサーバとの通信に関
する情報に基づいて、前記通信端末から前記第2のサー
バとの通信を制御する通信制御手段とを具備する。
【0012】この請求項1記載のネットワークシステム
によれば、第1のサーバと第2のサーバとの間で、連携
を図ることが可能になるため、通信網を切り替えて接続
した際にも、通信端末に関する必要なデータの取得が容
易になり、さらには、煩わしい通信手順が簡略化するこ
とが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の1実施例に
おけるサービスネットワーク1とマルチメディア端末M
S(以下、MSと称する)2との関係を示したものであ
る。
【0014】このサービスネットワーク1におけるコン
テンツサービスは、サービスネットワーク1内に配置し
た情報提供サーバ10とマルチメディアストリームサー
バ15によって実現される。サービスネットワーク1は
通信I/Fを介してMS2と接続され、MS2からの着
信と情報配信機能を備えている。
【0015】このMS2は、無線通信端末としての構成
要件に加えて、情報提供サーバ10から提供されるテキ
スト情報を閲覧するブラウザと、マルチメディアストル
ームサーバ15から提供される映像及び音声からなるマ
ルチメディア情報を閲覧するビューアを具備している。
【0016】情報提供サーバ10は、MS2が具備する
ブラウザ、例えば、C−HTMLなどの簡易ブラウザを
起動することによって、パケット網I/Fを介して、ニ
ュース、天気予報等の情報の閲覧、銀行の振り込み、残
高照会などのオンライン処理、ショッピングといったサ
ービスを実現するためのサーバである。
【0017】この情報提供サーバ10は、パケット網I
/Fを介して、例えば、TCP/IP接続を実現するた
めの通信サーバ100、コンテンツ情報を格納したロー
カルコンテンツサーバ1050、MS2の種類に応じて
適切にデータを変換するC−HTML変換ゲートウエイ
1051、インターネットメールやWEBアクセスをサ
ポートするインターネットゲートウエイ1052から成
るコンテンツサーバ105によって構成されている。
【0018】通信サーバ100はパケット網を介して接
続されるMS2に対し、TCP/IPによる通信を可能
とするアクセスサーバである。この通信サーバ100
は、パケット網経由によるTCP/IP接続を行い、ま
た、ダイヤルアップ接続はPPPによって行い、回線障
害への対応、及び回線交換網経由によるTCP/IP接
続への切替に対応している。ここでいう回線障害とは瞬
断などによりMS2側のアプリケーションが再ダイヤル
アップしても、直前の状態からの接続とデータ転送を再
開する機能であり、MS2側の機能と通信サーバ100
の機能によって実現している。
【0019】また、マルチメディアストリームデータの
受信は、パケット網から回線交換網へ切り替えて行わ
れ、回線交換網へ切り替えられても、パケット網接続時
のTCP/IP通信が継続されるように、回線交換網で
のダイヤルアップにおいてIPアドレスを引き継ぐ機能
をこの通信サーバ100は具備している。尚、本機能に
ついては後述する。
【0020】MS管理/課金サーバ1000は、パケッ
トゲートウエイ1001のPPPモジュールがMS2に
割り当てるIPアドレス及びMS2の接続状態(パケッ
ト網接続か、あるいは回線交換網接続か)を発信者番号
と共に管理している。また、このMS管理/課金サーバ
1000は、発信者番号毎に、パケット課金情報、マル
チメディアストリームデータ課金情報、インターネット
サービス課金情報、アクセス情報を格納する機能を有し
ている。さらに、MS管理/課金サーバ1000はユー
ザ固有の情報である、インターネットメールサーバへの
接続情報やメールボックス、ブックマーク、キャッシ
ュ、MS2情報などを格納するためのデータベースも具
備している。
【0021】パケットゲートウエイ1001は、パケッ
ト網経由のダイヤルアップ接続と提供するアクセスサー
バであり、着信するとMS2とのPPP接続を確立す
る。IPアドレスは後述するMS管理/課金サーバ10
00より動的に取得する。回線が異常になった場合は、
接続状態を一定時間保持し、再接続時に通信を再開す
る。また、MS2の接続ステータスが回線交換接続に移
行した場合は、MS2との接続を終了し、マルチメディ
アストリームサーバ15のPPP接続への通信処理を引
き継ぐ。さらには、パケットによる通信料を監視し、M
S管理/課金サーバ1000に記録する。
【0022】次に、コンテンツサーバ105について詳
細に説明する。コンテンツサーバ105は、ダイヤルア
ップ接続されたMS2のブラウザに対し、C−HTML
ベースの情報を送信するサーバである。
【0023】このコンテンツサーバ105は、(1)サ
ービスネットワーク1で提供するコンテンツを配信する
機能、(2)インターネット上のWEBアクセスやメー
ルアクセス機能、(3)HTMLデータをC−HTML
変換し、MS2の表示能力(画面サイズ、色等)、ユー
ザーI/Fに応じた変換機能、(4)回線障害対応、ユ
ーザ操作によるサスペンド機能、(5)MS2のブラウ
ザの機能を補完する機能、を具備している。(4)につ
いては、回線障害対応は瞬断に近いものは、パケットゲ
ートウエイ1001によって対応されるが、再接続時に
以前と同じページから操作を継続できる機能を更に具備
し、ユーザー操作による接続のサスペンド機能も具備し
ている。また、(5)の具体例としては、ユーザ個別の
ブックマーク、キャッシュをサーバ側で提供することで
ある。これらの機能は、次に詳細に述べるローカルコン
テンツサーバ1050、C−HTML変換ゲートウエイ
1051で実行されることになる。
【0024】次にローカルコンテンツサーバ1050に
ついて説明する。ローカルコンテンツサーバ1050
は、サービスネットワーク1内でMS2に対して、HT
MLベースの情報と提供するサーバである。機能として
は、(1)WWWサービス基本機能、(2)ユーザ/グ
ループごとのトップメニューコンテンツ、(3)サービ
スネットワーク1内で提供するホームページコンテン
ツ、(4)ユーザ/グループ情報ローミングサポート機
能、(5)ユーザ/グループごとの課金情報採取機能、
を具備している。(1)のWWW サーバ基本機能は、MS
2からのHTTP要求を処理するWWWサーバの基本的
な機能である。
【0025】ローカルコンテンツサーバ1050では、
ユーザ/グループの単位での情報を管理し、この情報は
MS管理/課金サーバ1000から発信者番号と共に同
期され、通知される。(2)のユーザ/グループ毎のト
ップコンテンツはMS2からインターネットサービスを
指定されたときに、端末上に表示される情報である。
(3)のユーザ/グループごとの各種情報提供コンテン
ツは、C−HTML変換ゲートウエイ1051のプライ
ベートヒストリ機能から提供される個別コンテンツなど
を管理、格納している。(4)のサービスネットワーク
1内で提供するホームページコンテンツは、各MS2に
共通に表示されるコンテンツを管理、格納しており、サ
ービスネットワーク1に閉じたローカルな情報を提供し
たり、他のサービスネットワーク1と共通の情報を提供
したりしている。(5)のユーザ/グループ情報ローミ
ングサポート機能は、MS管理/課金サーバ1000と
連携して他のサービスネットにMS2に関するユーザ個
別情報(インターネットメールサーバへの接続情報やメ
ールボックス、ブックマーク、キャッシュ、MS2情
報)のデータベースを転送する機能である。(6)のユ
ーザ/グループごとの課金情報採取機能は、ユーザやグ
ループごとのコンテンツ使用料(ディスク容量など)を
MS管理/課金サーバ1000に通知機能であり、さら
には、C−HTML変換ゲートウエイ1051で利用さ
れる“発信者電話番号”にリンクした情報を“個別サー
ビス使用料”として集計し、MS管理/課金サーバ10
00に通知する機能も具備している。
【0026】次に、C−HTML変換ゲートウエイ10
51について説明する。このC−HTML変換ゲートウ
エイ1051は、ローカルコンテンツサーバ1050や
インターネット上の特定WWWサーバから到着するHT
MLをC−HTMLに変換する機能を具備し、MS2側
から指定されたURLをもとにしてローカルコンテンツ
サーバ1050もしくはインターネット上の特定のWW
Wサイトに要求を出し、その応答をC−HTML変換
し、MS2に表示可能な形式で返している。このC−H
TML変換ゲートウエイ1051ではHTML/C−H
TML変換機能を基本として、(1)HTML/C−H
TML変換機能、(2)Proxy機能、(3)プライ
ベートキャッシュ機能、(4)プライベートヒストリ機
能を具備している。(1)は上述した基本機能であり、
(2)のProxy機能は、MS2とローカルコンテン
ツサーバ1050、インターネット上の特定WWWサー
バの中間に介在し、一定時間コンテンツを保持しておく
機能である。これにより複数のMS2から頻繁にアクセ
スされるページなどは比較的速く画面表示されることに
なる。
【0027】(3)のプライベートキャッシュ機能は、
MS2の受信状態悪化などによる一時的な回線断やサス
ペンド後の復帰時に即座に直前にアクセスしたページに
戻る機能である。MS2の発信者電話番号ごとにMS2
とローカルコンテンツサーバ1050もしくはインター
ネット上の特定WWWサーバとのやりとりをキャッシュ
し、そのコンテンツ情報を一定時間保持しておき、MS
2の接続を再開した際には、この保持してあるページを
利用するかどうかの問い合わせが行われ、必要に応じて
切断直前にアクセスしたページが表示されることにな
る。(4)のプライベートヒストリ機能は、MS2が過
去にアクセスしたページを表示し、すぐに入手したい情
報へジャンプできる機能である。プライベートヒストリ
機能には、自動設定と個別設定の2 種類ある。。自動設
定は、すべてのMS2に共通に提供する機能で、過去の
アクセスしたURL数個分(定義可能)をサーバ側で保
持しておき、再接続時にそのリストを(C−HTML形
式)MS2側にサービスする機能であり、このリスト
は、MS2の発信者電話番号ごとに管理する。個別設定
は、MS2ユーザが個別にURLリストを設定できる機
能であり、この機能においても発信者電話番号ごとにリ
ストを保持しておく。尚、このプライベートヒストリ機
能のリストは、MS2の発信者電話番号ごとにローカル
コンテンツサーバ1050に格納され、トップページと
の同期が図られることになる。
【0028】また、ローカルコンテンツサーバ1050
の機能(6)で述べたC−HTML変換ゲートウエイ1
051の課金情報としては、(1)C−HTML変換ゲ
ートウエイ共通サービス使用料、(2)C−HTML変
換ゲートウエイ個別サービス使用料がある。(1)の共
通サービス使用料は、プライベートヒストリ機能の個別
設定以外の通過パケット量をIPアドレスをベースにし
てMS管理/課金サーバ1000に通知される使用料で
ある。(2)の個別サービス使用料は、プライベートヒ
ストリ機能の個別設定機能を使用しているユーザの情報
をローカルコンテンツサーバ1050が保持している課
金情報採取機能を利用してMS管理/課金サーバ100
0に通知される使用料である。
【0029】次に、インターネットゲートウエイ105
2について説明する。インターネットゲートウエイ10
52は、ルータ3を介して、インターネットに接続され
ており、インターネットメールやインターネット上の特
定WWWサーバへのアクセスをサポートする機能を具備
するものである。
【0030】サポートする機能としては、(1)インタ
ーネットコンテンツ/マルチメディアストリームサーバ
変換機能、(2)マルチメディアメール変換機能、
(3)インターネットメールサポート機能が挙げられ
る。(1)のインターネットコンテンツ/マルチメディ
アストリームサーバ変換機能は、インターネット上に存
在するコンテンツで、AVIファイルなどMPEG−4
に変換できるコンテンツが存在する場合、これらをマル
チメディアコンテンツサーバ1500に情報を転送し、
MPEG−4コンテンツに変換することを通知する機能
である。また、コンテンツの変換と同時に、MS2から
操作可能なようにホームページを変換し、C−HTML
変換サーバ経由でMS2に通知する。(2)のマルチメ
ディアメール変換機能は、受信したインターネットメー
ルの添付ファイルとしてMPEG−4コンテンツが添付
されている場合、マルチメディアコンテンツサーバ15
00で取り扱い可能な形式に変換し、マルチメディアコ
ンテンツサーバ1500に情報を通知する機能である。
(3)のインターネットメールサポート機能では、MS
管理/課金サーバ1000と連携し、ユーザごとのメー
ルボックスを保持する。MS2からのメールの送信の場
合は、インターネットゲートウエイ1052に存在する
メール送信用HTMLコンテンツが指定・表示され、ユ
ーザはこれをベースにメールを作成送信する。あわせ
て、インターネットメールの形式に変換し、インターネ
ット上にメールを送信すると同時に送信メールを一定期
間保持する。
【0031】インターネットからのメールを受信した場
合には、ユーザごとのメールボックスに受信したメール
は一旦格納される。MS2からインターネットメールの
受信が要求されたときにはこの受信用HTMLコンテン
ツに変換する処理が動作し、このコンテンツが呼び出さ
れる。
【0032】このインターネットゲートウエイ1052
の課金情報としては、(1)インターネットコンテンツ
マルチメディア変換での課金情報、(2)インターネッ
トメールマルチメディア変換での課金情報、(3)イン
ターネットメール使用料、(4)WWWサーバアクセス
量がある。これらは、IPアドレスをベースとして課金
情報が採取され、MS管理/課金サーバ1000に通知
される。
【0033】次に、マルチメディアストリームサーバ1
5の詳細について図2を用いて説明する。マルチメディ
アストリームサーバ15は、MPEG−4をベースとし
たマルチメディアストリームデータを回線交換網を介し
てMS2へ送信する機能を具備している。マルチメディ
アストリームサーバ15が前述の機能を具備することに
より、MS2は、TV電話として利用するだけではな
く、マルチメディアビューアを用い、ビデオによるニュ
ース、映画情報などを閲覧が可能となる。
【0034】H.223多重化部(a)は、ビデオ情
報、音声/オーディオ情報、データ情報、マルチメディ
ア通信制御情報を入力し、H.223多重化されたスト
リームを出力する。ここで、入力されるデータ情報とし
ては、(1)MS2に対して送信される各種コンテンツ
情報、(2)マルチメディアストリームの特殊再生(一
時停止、巻戻し等)情報の2種類がある。(1)は情報
提供サーバ10から送信され、(1)はマルチメディア
ストリームサーバ管理部から送信される。
【0035】H.223分離部(b)は、受信したH.
223多重化ストリームを分離し、ビデオ情報、音声/
オーディオ情報、データ情報、マルチメディア通信制御
情報を出力する。ビデオ情報、音声/オーディオ情報
(マルチメディアストリーム)は、マルチメディアスト
リーム(MMS)蓄積処理部へ送信されます。データ情
報は(1)MS2から受信したコンテンツ選択情報、
(2)マルチメディアストリーム特殊再生用情報であ
り、(1)の内容は情報提供サーバ10へ、(2)の内
容はマルチメディアストリームサーバ管理部へ送信され
る。
【0036】マルチメディア通信制御部(c)は、マル
チメディアストリームの送受信に必要な制御を実行する
制御部である。H.223多重化方式を用いる際に必要
となる多重化テーブルの送受信、ビデオ情報・音声/オ
ーディオ情報・データ情報を伝送するための各論理チャ
ネルのパラメータの送受信及び論理チャネルの開設と終
結などを含んでいる。
【0037】MMS送出部(d)は、マルチメディアス
トリームをH.223多重化部(a)に送信する。送信
するマルチメディアストリームには、(1)マルチメデ
ィアコンテンツサーバ1500のローカルコンテンツ、
(2)マルチメディア登録サービスによって蓄積されて
いるストリームの2種類が存在する。
【0038】MMS蓄積部(e)は、マルチメディアス
トリーム登録サービス(センター型映像付き留守番電話
サービスおよびマルチメディアストリームメール(伝
言)登録サービス)において、MS2から送信されたマ
ルチメディアストリームを蓄積する。
【0039】以上で述べたMS管理/ 課金サーバ100
0とコンテンツサーバ105間の情報の流れを図3に示
す。MS管理/課金サーバ1000は、MS接続ステー
タス管理部、MSアドレス管理部と、パケット課金機
能、ストリームデータ課金機能、C−HTML変換サー
ビス課金機能、インターネット課金機能、ユーザ/グル
ープ情報管理機能、アクセスログ管理機能を具備してい
る。
【0040】MS接続ステータス管理部は、MS2がネ
ット上で現在どのような状態であるか、あるいは前回の
アクセスの最後はどういう状態であったかを管理する。
例えば、現在を例にすると、今はホームページからの別
のサーバ上のビデオサービスが指定されていて、パケッ
ト通信は待機中で、あるサーバにおいて回線接続待ち状
態であるなどを管理している。
【0041】MSアドレス管理部は、MSの電話番号と
ネットワークのリンケージを管理している。パケット課
金機能、ストリームデータ課金機能、C−HTML変換
サービス課金機能、インターネット課金機能は、MS2
が利用するそれぞれのサービスの課金を管理する機能で
あり、ユーザ/グループ情報管理機能、アクセスログ管
理機能は、MS2のユーザ及びネットワークの使用を管
理する機能であり、本機能がどのように管理しているか
は後述する。
【0042】次に図4にMS2とコンテンツサーバ10
5間の通信プロトコルスタックを示す。図4はMS2と
パケットゲートウエイ1001、マルチメディアストリ
ームサーバ15のプロトコルスタックと、それらの間を
コンテンツデータとMPEG−4ストリームがどう流れ
るかを示した図である。
【0043】通常のMS2のブラウザによるコンテンツ
アクセスはパケット網を使い、TCP/IPによって行
われ、パケットゲートウエイ1001がそのデータをコ
ンテンツサーバ105へリレーする(図(1))。
【0044】MPEG−4のストリーム受信は、回線交
換網経由で行われ、MS2がパケット網から回線交換網
に切り替え、つまり、発呼し直して、受信される(図
(4))。MPEG−4ストリーム受信中であっても、
ブラウザへエスケープしてコンテンツを受信したり、M
PEG−4ストリームの早送りや巻き戻し、停止といっ
た操作をHTMLベースで行えるようにするために、回
線交換網経由でのTCP/IP接続も可能にするため、
パケットゲートウエイ1001のPPPモジュールの処
理を引き継がせるためのPPPモジュールをマルチメデ
ィアストリームサーバ15は具備している。図(2)
(3)はPPPモジュールを経由したTCP/IP接続
のデータの流れを示している。
【0045】次に、MS管理/課金サーバ1000が管
理する管理情報について説明する。このMS管理/課金
サーバ1000が管理する管理情報を情報提供サーバ1
0とマルチメディアストリームサーバ15との間で受け
渡しすることにより、本発明は2つのサーバでの連携を
実現可能としている。
【0046】まず、図3に記載したMS管理/課金サー
バ1000が管理するで管理するアクセスログについ
て、図5を用いて説明する。本実施の形態におけるアク
セスログは、図5に示すように、端末番号(電話番
号)、ネットワークID(IPアドレス)、サービス種
別、サービス番号、サービスステータス、接続回線種別
から構成される管理情報である。これらの情報は、端末
管理No. が割り当てられ、図5に示すようなアクセスロ
グとして管理される。端末番号は、端末に割り振られて
いる電話番号である。ネットワークIDは、サービスネ
ットワークが割り当てるIPアドレスであり、このIP
アドレスによって、サーバーへのアクセスは管理されて
いる。サービス種別は、現状MS2が利用しているサー
ビスが、情報提供コンテンツサーバ105を利用したテ
キストデータの利用したサービスなのか、マルチメディ
アストリームサーバ15を利用したビデオデータやビデ
オメールの利用なのかを示す情報である。サービス番号
は、サーバを利用時のMS2が最後のアクセス時に利用
していたメニューを示すものである。
【0047】また、サービスステータスは、MS2のサ
ーバーへの接続状態を示す情報であり、「Activ
e」はサーバとの接続中の状態であることを示し、「A
ccess Wait」はサーバとの接続が中断されて
いる、MS2からの応答信号待ちなどの状態であること
を示している。
【0048】接続回線種別は、MS2が接続されている
網がパケット網なのか、回線交換網なのかを示している
情報である。本実施例での情報提供サーバ10とマルチ
メディアストリームサーバ15との切替で、このアクセ
スログに含まれるネットワークID、つまり、IPアド
レスが2つのサーバー間でやり取りされる。サービスネ
ットワークはMS2からパケット網に対して情報提供サ
ーバ10への接続要求を受け付けるとネットワークに接
続するためのIPアドレスを割り当てる。この割り当て
られたIPアドレスは、このアクセスログで管理され
る。例えば、サービスネットワークは、MS2からパケ
ット網接続から回線交換網接続への切替要求を受け付け
ると、既にパケット網接続時に割り当てるIPアドレス
をアクセスログから検索し、このIPアドレスを用いて
MS2のマルチメディアストリームサーバ15への接続
を行うことになる。つまり、パケット網接続から回線交
換網接続への切替要求をしたMS2は新たなIPアドレ
スを割り当てられることなく、パケット網接続から回線
交換網接続へ切替が行われる。このようにすることによ
り、1つのMS2に対して複数のIPアドレスを用いる
ことなく、2つのサーバはIPアドレスを管理できるの
である。
【0049】次に、図6(a)を用いてMS管理/課金
サーバ1000が管理するユーザ/グループ情報DBに
ついて説明する。本実施の形態におけるユーザ/グルー
プ情報DBは、例としては図6に示すように、主に端末
番号(電話番号)、パスワード、MailBoxID、
ブックマーク、キャッシュ、最終アクセス情報などから
構成される管理情報である。
【0050】端末番号は、端末に割り振られている電話
番号である。パスワードは、サーバーとの接続を行う際
のダイヤルアップ接続で用いるパスワードである。Ma
ilBoxIDは、MS2宛への受信メールを管理する
ためのメールボックスのアドレスを示す情報である。ブ
ックマークは、インターネットのURLを示す情報であ
る。キャッシュは、以前に表示したURLに対応するペ
ージに関する情報である。ブックマーク及びキャッシュ
情報の内容としては、図6(b)に示すような情報が挙
げられる。
【0051】最終アクセス情報は、情報提供サーバ10
への最終アクセス日時を示している(日時だけでなく、
時刻を含んでも構わない)。次に、図7を用いてMS管
理/課金サーバ1000が管理する課金DBについて説
明する。この課金DBは、MS2が情報提供サーバ10
及びマルチメディアストリームサーバ15を利用した時
間、データ量などを管理するものであり、MS2のユー
ザーへの課金はこの課金DBに基づいて算出されること
になる。課金DBは、例えば、端末ID(端末番号)、
パケットサービスに関する情報、マルチメディアストリ
ームデータサービスに関する情報、インターネットサー
ビスに関する情報、メールサービスに関する情報が、ユ
ーザ登録番号に対応付けられ構成されている。
【0052】パケットサービスに関する情報は、パケッ
トサービスを利用した情報量(KB)である。パケット
網を介してのMS2がパケット通信を行う際、MS2が
使用する情報量は、この情報で管理される。本実施の形
態においては、パケット通信はテキスト情報を取得する
際に行われ、パケット通信は情報量に対して課金され
る。
【0053】マルチメディアストリームデータサービス
に関する情報は、マルチメディアストリームサーバ15
にアクセスしたアクセス時間である。回線交換網を介し
てMS2が通信を行う際、MS2がマルチメディアスト
リームサーバ15にアクセスした時間はこの情報で管理
される。本実施の形態においては、回線交換網を利用し
た通信は、通話時間に対して課金される。
【0054】インターネットサービスに関する情報はイ
ンターネットサービスを利用した際のユーザーが使用し
た情報量及びアクセス時間である。MS2のインターネ
ットの利用はこの情報で管理される。
【0055】メールサービスに関する情報は、ユーザー
がメールサービスを利用したアクセス回数である。MS
2のメールサービスの利用はこの情報で管理される。以
上のようなアクセスログ、ユーザ/グループ情報DB、
管理DBがMS管理/課金サーバ1000で管理され、
さらには、これらの情報は、図3に示すように、マルチ
メディアストリームサーバ15とでやり取りがされる。
【0056】次に、本実施例におけるパケット網から回
線交換網への切替シーケンスを図8を用いて説明する。
ここでは、MS2は、パケット網を介して情報提供サー
バ10に接続され、さらにインターネットへのアクセス
を行っている状態でMS2からマルチメディアコンテン
ツの選択要求があり、マルチメディアストリームサーバ
15へ接続を行う場合を例に挙げて説明する。尚、下記
の括弧内の番号は図8中の番号と対応している。
【0057】(1)インターネットから取り込んだペー
ジ(URL)に関する情報は、MS2のブラウザで表示
を行うために、C−HTML変換ゲートウエイ1051
は、対応した表示データへの変換(ページの作成)を行
い、このデータをMS2に送信する。
【0058】(2)MS2は受信したデータつまり、テ
キストベースのコンテンツを端末のブラウザで表示する
(コンテンツの表示)。 (3)MS2がコンテンツを表示している状態で、ユー
ザーの指示によりマルチメディアコンテンツの選択が行
われると、その指示信号がC−HTML変換ゲートウエ
イ1051へ送信される。
【0059】(4)マルチメディアコンテンツの選択の
指示を受け付けると、C−HTML変換ゲートウエイ1
051は、現状接続されているパケット網への接続から
回線交換網への接続を切り替える指示に関する情報をM
S2に対して送信する。
【0060】(5)C−HTML変換ゲートウエイ10
51からパケット網への接続から回線交換網への接続を
切り替えるための情報をMS2が受信すると、MS2
は、パケットゲートウエイ1001に対して、パケット
網切断の指示信号を送出する。
【0061】(6)パケット網切断の指示信号を受け付
けたパケットゲートウエイ1001は、MS管理/課金
サーバ1000で管理されるアクセスログ(図5)のM
S接続ステータスに関する情報であるサービスステータ
スを更新し、AccessWaitとする。
【0062】(7)また、パケット網との接続を切断す
ることにより、パケット課金を停止し、MS管理/課金
サーバ1000で管理される課金DB(図7)のパケッ
トサービス(情報量)を更新する。
【0063】(8)パケット網との切断が完了した状態
で、MS2は回線交換網への発呼を行い、マルチメディ
アストリームサーバ15へのアクセスを行う。 (9)MS2からの発呼を受け付けたマルチメディアス
トリームサーバ15は、着信応答をする。
【0064】(10)着信応答を受けると、MS2は、
ダイヤルアップ接続処理(PPPネゴシエーション)を
開始する。 (11)接続処理を受け付けると、マルチメディアスト
リームサーバ15は、MS管理/課金サーバ1000に
対して接続要求のあったMS2の発信者番号を通知し、
IPアドレスの要求を行う。
【0065】(12)MS管理/課金サーバ1000
は、マルチメディアストリームサーバ15から通知され
るMS2の発信者番号から、図5に示すアクセスログを
参照し、既にパケットゲートウエイ1001を介しての
通信の有無を調べ、既にIPアドレスが割り当てられて
いるか否かを調べる。本実施例の場合、すでに、MS2
はパケット網を介して通信を行っており、IPアドレス
が割り当てられている。よって、この場合、MS管理/
課金サーバ1000は、対応するIPアドレスをアクセ
スログから調べ、IPアドレスの再割り当て通知を行
う。
【0066】(13)MS2が回線交換網に接続される
ことにより、アクセスログ(図5)において、回線切替
を行ったMS2の回線接続種別を「パケット」から「回
線交換」に更新する。
【0067】(14)IPアドレスが再割り当てされる
と、MS2とマルチメディアストリームサーバ15にお
いてのダイヤルアップ接続処理が終了(PPPネゴシエ
ーション完了)する。
【0068】(15)ダイヤルアップ接続が終了する
と、マルチメディアストリームサーバ15はマルチメデ
ィアストリームデータ(以下、ストリームデータと称す
る)を送信する。
【0069】(16)マルチメディアストリームサーバ
15がMS2へのストリームデータの送信を開始した時
点で、MS管理/課金サーバ1000に対して課金開始
の通知を行い、MS管理/課金サーバ1000は、通信
を行っているMS2のマルチメディアストリームデータ
の課金を開始する。つまり、MS管理/課金サーバ10
00で管理される課金DB(図7)のマルチメディアス
トリームデータサービスのアクセス時間がカウントされ
ることになる。
【0070】(17)(15)でストリームデータを受
信したMS2は受信したストリームデータを表示するた
めのビューアの切替を行い、ストリームデータ、例え
ば、ビデオデータの表示を行う。
【0071】(18)MS2において、ビデオデータの
表示が終了すると、ストリームデータを表示するための
ビューアを終了させる。 (19)MS2は、マルチメディアストリームサーバ1
5に受信終了要求信号を送出する。
【0072】(20)MS2と受信終了要求信号を受け
付けたマルチメディアストリームサーバ15との間で
は、ストリームデータ伝送終結の処理が行われる。例え
ば、ビデオと音声/オーディオに関する論理チャネルの
終結をマルチメディアストリームサーバ15に要求する
ことより、マルチメディアストリームサーバ15はMS
2が受信終了要求をしていることがわかる。
【0073】(21)次に、データ伝送終結手順とし
て、データに関する論理チャネルを終結する。 (22)そして、多重化伝送終結手順として、伝送終了
コマンドをマルチメディアストリームサーバ15とMS
2との間で送受信する。ここで述べる多重化としてはI
TU−T H.223の方式を採用している。また、伝
送伝送終了コマンドには、ITU−T H.324で規
定されているEndSessionCommnadを利
用することが可能である。
【0074】(23)回線切断処理を実行し、ストリー
ムデータ受信処理を終了する。 (24)回線切断後、マルチメディアストリームサーバ
15は通信を行っていたMS2に割り当てられたIPア
ドレスを解放する指示をMS課金/管理サーバに対して
通知する。つまり、MS課金/管理サーバで管理するア
クセスログ(図5)に示すMS2に割り当てられたIP
アドレスを解放することにより、このIPアドレスは他
のMS2からのアクセス時に使用可能となる。
【0075】(25)回線切断されたことにより、マル
チメディアストリームサーバ15はその旨をMS課金/
管理サーバに通知し、通知を受けたMS課金/管理サー
バは、課金DB(図7)のマルチメディアストリームデ
ータサービスのアクセス時間のカウントを終了し、課金
DBの更新を行う。
【0076】(26)さらに、MS課金/管理サーバで
管理するアクセスログのサービス種別。サービスステー
タス、接続回線種別などのデータを更新する。以上のよ
うにして、パケット網から回線交換網への切替シーケン
スが実行されることになる。
【0077】次に、本実施例の情報提供サーバ10とマ
ルチメディアストリームサーバ15との連携構成につい
て図9を用いて説明する。この図9においては、情報提
供サーバ10とマルチメディアストリームサーバ15と
が別々に存在し、この別々のサーバを連携して運用する
構成となっている。
【0078】図1に対応させて説明すると、図9におけ
る通信IFは、図1における通信IFとパケットゲート
ウエイ1001とからなる構成に対応しており、図9に
おける通信管理部と管理DBは、図1におけるMS管理
/課金サーバ1000に対応している。サービス制御部
は図1におけるC−HTML変換ゲートウエイ1051
を含む情報提供サーバ10全体の制御を司る部であり、
コンテンツwebメニューは、図1におけるローカルコ
ンテンツサーバ1050に対応している。また、Ine
tGWは、図1におけるインターネットゲートウエイ1
052に対応している。
【0079】尚、マルチメディアストリームサーバ15
は、図1の説明では通信管理部及び管理DBなる構成は
図示していないが、上述の実施の形態の詳細な説明、及
び、図9で示したように、情報提供サーバ10との間で
管理情報のやり取りを実行する通信管理部及び管理DB
を実際の構成としてマルチメディアストリームサーバ1
5内に加えても良いし、単に情報提供サーバ10だけに
管理情報を蓄積させ、管理情報のみを参照させても良い
ものである。
【0080】特徴としている点は、情報提供サーバ10
の通信管理部とマルチメディアストリームサーバ15の
通信管理部が、MS2に関する管理情報、例えば、図5
に示すアクセスログや、図6に示すユーザ/グループ情
報DBや、図7に示す課金DBで管理される情報を共通
に利用するという点である。
【0081】このような特徴により、パケット網から回
線交換網への切替時、発信者番号をキーにIPアドレス
の取得とサービス情報などを取得することも可能とな
り、MS2は、網切替前後で割り当てられるIPアドレ
スが変更することもなく接続サービスを利用することが
できる。
【0082】また、MS2の構成としては、一般的な無
線通信端末としての構成に加えて、パケット網を介して
通信を行うための従来と同様の構成と回線交換網5を介
して通信を行うための従来と同様の構成を具備するとと
もに、情報サービス制御部201と、TV−TELサー
ビス制御部202を具備している。
【0083】情報サービス制御部201は、情報提供サ
ーバ10から引き出したテキストベースのデータを閲覧
するための制御を行う制御部である。TV−TELサー
ビス制御部202は、マルチメディアストリームサーバ
15から引き出した画像と音声を含むマルチメディア系
情報を閲覧するための制御を行う制御部である。
【0084】また、図10に示すように、他の例として
は、マルチメディアストリームサーバ15と情報提供サ
ーバ10がローカルエリアネットワークを介して接続さ
れている連携構成も可能である。
【0085】また、図11に示すように、他の例として
は、マルチメディアストリームサーバ15がインターネ
ットの外側に存在する場合の連携構成も可能である。本
実施例においては、テキストベースのデータについて
は、パケット網、マルチメディアデータについては、回
線交換網を介してMS2とサーバとの通信を行い、デー
タの種類に応じてこの2つの網を切り替える例を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、2種のパ
ケット網や、2種の回線交換網でも構わず、その網の組
み合わせは問わないものである。
【0086】また、本実施例に記述したTCP/IP及
びPPPプロトコルは、本ネットワークシステムに実装
されるプロトコルの1例を示すものであり、本発明を制
限するものではない。MS2がネットワークへのアクセ
スを行う際に、ネットワークアドレスを割り当てを行う
全てのプロトコルに適応可能である。
【0087】また、本発明においては端末であるMS2
は無線端末であるものと説明し、無線通信方式でネット
ワークとのアクセスを行うものとして説明したが、無線
通信に限らず、有線通信でも適応でき、同じ効果が得ら
れるものであり、その通信方式は無線に限定されないも
のである。
【0088】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明のネットワ
ークシステムによれば、複数のサーバ間での連携を図る
ことが可能になるため、通信網を切り替えて接続した際
にも、端末に関する必要なデータの取得が容易になり、
ネットワークと端末間の煩わしい通信手順が簡略化でき
るいう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本実施例における情報提供サーバ1
0とマルチメディアストリームデータサーバの全体構成
を示す図である。
【図2】 図2は、本実施例におけるマルチメディアス
トリームサーバ15の構成を示す図である。
【図3】 図3は、本実施例におけるMS管理/課金サ
ーバ1000とコンテンツサーバ105間の情報の流れ
を示す図である。
【図4】 図4は、本実施例におけるMS−サーバ間の
プロトコルスタックを示す図である。
【図5】 図5は、本実施例におけるMS管理/課金サ
ーバ1000におけるアクセスログを示す図である。
【図6】 図6は、本実施例におけるMS管理/課金サ
ーバ1000におけるユーザ/グループ情報DBを示す
図である。
【図7】 図7は、本実施例におけるMS管理/課金サ
ーバ1000における課金DBを示す図である。
【図8】 図8は、本実施例におけるパケット網から回
線交換網への切替シーケンスを示す図である。
【図9】 図9は、本実施例における情報提供サーバ1
0とマルチメディアストリームサーバ15の連携構成の
1例を示す図である。
【図10】 図10は、本実施例における情報提供サー
バ10とマルチメディアストリームサーバ15の連携構
成の1例を示す図である。
【図11】 図11は、本実施例における情報提供サー
バ10とマルチメディアストリームサーバ15の連携構
成の1例を示す図である。
【符号の説明】 1・・・サービスネットワーク、10・・・情報提供サ
ーバ、100・・・通信サーバ、105・・・コンテン
ツサーバ、15・・・マルチメディアストリームサー
バ、2・・・マルチメディア端末(MS)、3・・・ル
ータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 亮 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 大下 敏明 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 片岡 好広 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 5B089 GA11 HA02 HA03 HA04 HB02 JA21 JB14 KA00 KA16 KB06 KB12 5K030 GA08 HA06 HA08 HB08 HB21 HC01 HC09 HD03 JT09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末と第1の通信網を介して通信可
    能な第1のサーバと、前記通信端末と第2の通信網を介
    して通信可能な第2のサーバとを具備するネットワーク
    システムにおいて、 通信端末と前記第1のサーバとの通信に関する情報を記
    憶する記憶手段と、 この記憶手段が記憶する前記第1のサーバとの通信に関
    する情報に基づいて、前記通信端末から前記第2のサー
    バとの通信を制御する通信制御手段とを具備することを
    特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 通信端末と前記第1のサーバとの通信に
    関する情報は、自システムが割り当てた通信端末を識別
    する識別情報を含むことを特徴とする請求項1記載のネ
    ットワークシステム。
  3. 【請求項3】 通信端末と前記第1のサーバとの通信時
    に自システムが割り当てた識別情報を、前記通信端末と
    第2のサーバとの通信時に使用することを特徴とする請
    求項2記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 通信端末と前記第1のサーバとの通信に
    関する情報は、自システムが提供するネットワークサー
    ビスに関する情報を含むことを特徴とする請求項1記載
    のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 通信端末と前記第1のサーバとの通信時
    に生成する自システムが提供するネットワークサービス
    に関する情報を、前記通信端末と第2のサーバとの通信
    時に使用することを特徴とする請求項4記載のネットワ
    ークシステム。
  6. 【請求項6】 自システムが提供するネットワークサー
    ビスに関する情報は、通信端末の前記ネットワークサー
    ビスの利用課金に関する情報であることを特徴とする請
    求項4記載のネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 通信端末と前記第1のサーバとの通信に
    関する情報は、前記通信端末の動作状態に関する情報を
    含むことを特徴とする請求項1記載のネットワークシス
    テム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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