JP2000252913A - 携帯電話器及びその受信方法 - Google Patents

携帯電話器及びその受信方法

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JP2000252913A
JP2000252913A JP11056708A JP5670899A JP2000252913A JP 2000252913 A JP2000252913 A JP 2000252913A JP 11056708 A JP11056708 A JP 11056708A JP 5670899 A JP5670899 A JP 5670899A JP 2000252913 A JP2000252913 A JP 2000252913A
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隆則 東海林
Kaori Hazama
香織 硲
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信待受状態から電源オフとなり、再び電源
オンとなって着信待受状態へ移行する際の通信確立に要
する処理の量を軽減することができる携帯電話器を得
る。 【解決手段】 ステップS9においてクロック信号の計
数を維持し、ステップS10において、再び電源がオン
されると、ステップS11へ移行する。ステップS11
においては、制御チャネルの受信同期を行う。ステップ
S5に移行し、着信タイミングを算定し着信待受を再開
する。このステップS5におけるクロック信号の計数の
初期値には、ステップS9で維持されたクロック信号の
計数値を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基地局と、又は
衛星を介して基地局と通信を行う携帯電話器およびその
受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、基地局と携帯電話器との間の
通信(衛星局を介して通信する場合も含めて)は、基地
局からの制御信号を携帯電話器へ送信するための制御チ
ャネルと、基地局と携帯電話器との間で通話信号を送受
信するための通話チャネルとにより行われている。基地
局又は衛星局からは複数のセルに対して、制御信号及び
通話信号が送信されている。セル毎に異なる周波数の制
御チャネルが割当てられる場合には、携帯電話器は受信
器の同期周波数を変更して、制御チャネルに含まれる搬
送波信号等からなるシンクロ情報を取得し、受信状態が
良好な制御チャネルに受信同期する。さらに受信同期し
た制御チャネルにおいて、基地局からの着信信号を受信
すべき着信タイミング情報を取得し、携帯電話器内部の
クロック信号を計数して着信タイミングを算定し、算定
した着信タイミングで着信信号を待受ける。
【0003】着信タイミング等の基地局と携帯電話器と
の間の通信に関するタイミングは、例えば時間的に分割
されたタイムスロットにより管理されることが多い。基
地局は、時間軸を分割してタイムスロットを定め、この
各タイムスロットに連続のタイムスロット番号を付け
る。着信タイミングは、制御チャネルにより着信信号を
受信すべきタイムスロット番号として各携帯電話器に報
知される。各携帯電話器は、制御チャネルに同期した
後、現在のタイムスロット番号と着信信号を受信すべき
タイムスロット番号を入手し、携帯電話器内蔵のクロッ
ク信号によりタイムスロット番号を計数し、着信信号が
到来するタイムスロット番号になると、受信ゲートを開
いて、着信信号を受信する。ここで受信ゲートを開くと
は、携帯電話器の受信系を動作状態にすることである。
このように特定の期間においてのみ受信系を動作状態に
することによって受信系での消費電力を抑えることがで
きるため、電力の限られた携帯電話器において待受け時
間を長くするために一般的に用いられる。
【0004】図8は、従来の携帯電話器の電源オンから
電源オフまでの着信待受けに関する処理の流れを示した
フローチャートである。ステップS1において携帯電話
器の電源がオンされると、基地局からの制御チャネルを
受信できるようにステップS2において、制御チャネル
の同期を行う。周波数の異なる制御チャネルが複数ある
場合には、ステップS3のように同期周波数を変更して
受信同期を繰り返す。ステップS2により受信同期する
と、制御チャネルに含まれる着信タイミング情報を取得
する。この着信タイミング情報は、着信信号が到来する
時期を記述したものである。着信タイミング情報を取得
した後、ステップS5において、携帯電話器内部にてク
ロック信号を計数し、着信タイミングを算定する。ステ
ップS5により着信タイミングが算定されるとステップ
S6により受信器のゲートを開いて着信信号を受信す
る。この着信待受状態において、ステップS7により電
源をオフすると着信待受が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の携帯
電話器では、着信待受け状態において、携帯電話器の主
電源をオフすると受信同期、クロック信号の計数、着信
タイミング算定が非動作となり、再び主電源をオンした
ときには、制御チャネルへの同期、着信タイミング情報
取得、着信タイミング算定等の処理を再度行うこととな
り、着信待受け状態への移行に時間がかかるという課題
がある。このような携帯電話器の主電源をオフにする操
作は、例えば、ユーザーが夜間に携帯電話器の電源をオ
フしたり、携帯電話器の受信レベルが落ちて、基地局か
らの受信が受けられなくなったとき等に電源をオフする
ことにより発生するものである。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、着信待受状態から電源オフとな
り、再び電源オンとなって着信待受状態へ移行する際の
通信確立に要する処理の量を軽減することができる携帯
電話器を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る携
帯電話器の受信方法は、基地局から送信される制御チャ
ネルを受信して周波数同期する受信同期ステップと、こ
の受信同期ステップにより同期した上記制御チャネルか
ら取得した着信タイミング情報に基づきクロック信号を
計数して着信タイミングを算定する着信タイミング算定
ステップと、算定した上記着信タイミングにおいて着信
信号を受信する着信待受ステップと、この着信待受ステ
ップにおいて着信信号の受信を中止した後も上記クロッ
ク信号の計数を維持するクロック計数維持ステップと、
このクロック計数維持ステップにより維持したクロック
信号の計数値から上記着信タイミングを算定して着信信
号の受信を再開する着信待受再開ステップとを備えたも
のである。
【0008】請求項2の発明に係る携帯電話器は、基地
局から送信される制御チャネルを周波数同期して受信す
る受信部と、受信した上記制御チャネルから着信タイミ
ング情報を取得する着信タイミング情報取得部と、クロ
ック信号を計数してクロック計数値を生成するクロック
信号計数部と、このクロック信号計数部のクロック計数
値と上記着信タイミング情報取得部にて取得した着信タ
イミング情報とから着信タイミングを算定する着信タイ
ミング算定部と、算定された着信タイミングに着信信号
を受信する待受け状態において着信信号の受信を中止し
た後も上記クロック信号計数部へ電力供給する電力制御
部とを備え、上記クロック信号計数部は、上記待受け状
態において着信信号の受信を中止した後もクロック信号
の計数を維持し、上記着信タイミング算定部は、着信信
号の受信が再開されたときに、上記クロック信号計数部
が維持したクロック計数値に基づいて着信タイミングを
算定するものである。
【0009】請求項3の発明に係る携帯電話器の受信方
法は、請求項1の発明に係る携帯電話器の受信方法にお
いて、上記クロック計数維持ステップは、着信信号の受
信を中止した後に所定時間を経過しても、着信信号の受
信が再開とならないときには、上記クロック信号の計数
を停止するものである。
【0010】請求項4の発明に係る携帯電話器の受信方
法は、基地局から送信される制御チャネルを受信して周
波数同期する受信同期ステップと、この受信同期ステッ
プにより同期した上記制御チャネルから取得した通信タ
イムスロット情報に基づきクロック信号を計数して通信
タイムスロット番号を算定するタイムスロット番号算定
ステップと、算定したタイムスロット番号に基づいて着
信信号を受信する着信待受ステップと、この着信待受ス
テップにおいて着信信号の受信を中止した後も上記通信
タイムスロット番号の算定を維持するタイムスロット番
号算定維持ステップと、このタイムスロット番号算定維
持ステップで維持した通信タイムスロット番号に基づい
て着信信号の受信を再開する着信待受再開ステップとを
備えたものである。
【0011】請求項5の発明に係る携帯電話器の受信方
法は、請求項4の発明に係る携帯電話器の受信方法にお
いて、上記タイムスロット番号算定維持ステップは、着
信信号の受信を中止した後に所定時間を経過しても、着
信信号の受信が再開とならないときには、上記通信タイ
ムスロット番号の算定の維持を停止するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る携帯電話器の受信方法を図1から図3に基
づいて説明する。図1は実施の形態1に係る基地局(衛
星局を含む)から携帯電話器に送信される制御チャネル
の模式図、図2は実施の形態1に係る携帯電話器の受信
方法による処理の流れを示すフローチャート、図3は実
施の形態1に係る受信方法を使用する携帯電話器の構成
を示すブロック図である。
【0013】まず、携帯電話器が着信待受け状態となる
ために必要な基地局からの情報とその情報の入手方法等
について図1に基づいて説明する。図1(a)におい
て、1は制御チャネルの同期信号(SYNC信号)、2
は着信タイミング情報を含むページング予約情報(PR
ES信号)、3はページングチャネル(PCH信号)で
ある。SYNC信号1は、制御チャネルの搬送波であ
り、基地局やセルの各制御チャネルにより異なる周波数
の搬送波が使用されることがある。このため携帯電話器
の受信器は同期する周波数を適宜変更して、搬送波を受
信し、受信レベルが良好な搬送波を有する制御チャネル
に同期する。SYNC信号1により受信同期した携帯電
話器は、PRES信号2を受信する。PRES信号2に
より、携帯電話器は、PCH信号3を受信するタイミン
グを入手する。このタイミングは、原理的にはPRES
信号2とPCH信号3との間の時間差を示すものであれ
ばよいが、この他にもSYNC信号とSYNC信号との
時間間隔を1サイクルとして、このサイクル中のどの時
刻にPCH信号が到来するかを示すタイミングであって
もよい。また、後述するようにタイムスロット番号によ
り管理されるタイミングであってもよい。通信タイミン
グにタイムスロットを用いる場合、タイムスロット番号
という基準によって着信信号以外の制御信号についても
タイミングをとることができるので、タイミングの取扱
いが共通化でき、従って簡素化が図れる。PRES信号
2を受信してPCH信号3の到来するタイミングを入手
した後、着信タイミングを携帯電話器に内蔵するクロッ
ク信号を計数して算定し、着信信号であるPCH信号3
を受信する。
【0014】このように着信信号であるPCH信号3が
到来するタイミングを待って受信する方式は、従来より
ページングシステムにおいて使用されてきた方法である
が、携帯電話器においても、着信信号の待受けに必要な
消費電力を低減するために用いられている。なお、制御
信号が多種あるような場合には、制御信号の搬送波を複
数本にして、基地局から携帯電話器に送信する場合があ
る。この場合、携帯電話器は、制御チャネルを代表する
搬送波を受信し、受信レベルが良好であれば、その搬送
波において、この制御チャネルに含まれる他の搬送波の
情報を入手し、制御信号を入手することも可能である。
図1(b)は、制御チャネル内に2本の搬送波があり、
この制御チャネルが搬送波f1によって代表されてい
る。携帯電話器は搬送波f1を受信し、受信レベルが良
好であれば、更にこの搬送波f1上で他の搬送波の値f
2、及びPRES信号2を受信する。PRES信号2に
より着信タイミングを入手し、クロック信号を計数して
着信タイミングを算定し、受信機の同期周波数をf2に
変更してPCH信号3を受信する。
【0015】次に実施の形態1に係る携帯電話器の受信
方法の処理の流れを図2に基づいて説明する。図2にお
けるステップS1において携帯電話器の電源がオンされ
ると、基地局への位置登録処理などとともに基地局から
の受信が可能となるように処理を開始する。まず、基地
局からの制御チャネルを受信できるようにステップS2
において、携帯電話器の受信器に同期周波数を設定し、
基地局からのSYNC信号1を受信する。基地局からの
制御チャネルが複数ある場合には、基地局と携帯電話器
との間の位置関係等により受信レベルが必ずしも良好と
はならず、受信レベルが低くSYNC信号1を受信でき
ない場合には、ステップS3に移行し、受信器に設定す
る同期周波数を変更した後、ステップS2におけるSY
NC信号1の受信を繰り返す。ステップS2で受信状態
が良好であれば受信同期されたと判断し、ステップS4
に移行する。ステップS4ではPRES信号2を受信
し、着信タイミング情報を取得する。次にステップS5
により、携帯電話器内蔵のクロック信号を計数すること
により着信タイミングを算定する。このクロック信号の
計数は、例えばクロック信号パルスの立ち上がり又は立
ち下がりの回数を積算することにより行う。ステップS
5により算定した着信タイミングにおいてステップS6
によりPCH信号3を受信する。
【0016】ステップS6において着信待受状態にある
携帯電話器は、例えば数時間という期間中、ステップS
5で開始したクロック信号の計数と着信タイミングの算
定を継続してPCH信号3を受信し、自己の携帯電話器
への着信信号の到来をモニタしている。この際に、ステ
ップS7においてユーザーの操作により携帯電話器の電
源がオフされると、ステップS8へ移行し、間欠受信に
よる着信待受けを中止した後、ステップS9にてクロッ
ク信号の計数を維持する。ユーザーの操作による電源オ
フ以外にも、携帯電話器の主電源における導通異常等に
よる電源オフや、主電源の電力切れによる電源オフが発
生する可能性があるが、バックアップ電源を携帯電話器
に備えれば、これらの場合にもステップS9によるクロ
ック信号計数の維持が可能である。
【0017】次に着信待受けの再開の処理について説明
する。ステップS9においてクロック信号計数を維持
し、ステップS10において、再び電源がオンされる
と、ステップS11へ移行する。ステップS11におい
ては、制御チャネルの受信同期を行う。基地局からの制
御チャネルが複数ある場合、ステップS7で電源オフし
たときに、電源オフ前の制御チャネルの搬送波周波数を
携帯電話器に記憶しておき、その記憶した搬送波周波数
によりステップS11の受信同期を行ってもよい。ステ
ップS7とステップS10とが同一基地局や同一セル内
で行われる場合、電源オフ時と電源オン時に携帯電話器
は同一の制御チャネル、従って同一の搬送波周波数で受
信同期することとなり、電源オフ時に受信同期している
制御チャネルの搬送波周波数を記憶しておき、この搬送
波周波数により電源オン後に受信同期の確認を行えば、
受信周波数を変更して制御チャネルを受信同期サーチす
る処理を簡素化することができる。ステップS11にて
受信同期が確認できない場合には、ステップS3へ移行
して、受信周波数を変更して制御チャネルの受信同期を
繰り返す。
【0018】ステップS11にて受信同期を確認した
後、ステップS5に移行し、着信タイミングを算定し着
信待受を再開する。このステップS5におけるクロック
信号の計数の初期値には、ステップS9で維持されたク
ロック信号の計数値を使用する。ステップS4において
着信タイミングが1フレーム中のどの位置にあるかが判
っており、この位置はクロック信号の計数により積算さ
れる積算値に対する1フレーム分のクロック信号の積算
値の剰余値が一定となる位置である。したがってステッ
プS9で維持されたクロック信号の計数値、1フレーム
分のクロック信号の積算値、及び、先に説明したステッ
プS1からステップS5までの携帯電話器の電源オンか
ら着信信号タイミング算定までの処理において使用して
いた剰余値とを用いて、ステップS5において着信タイ
ミングを算定する。なお、携帯電話システムにおいては
1フレームの時間長さは、システムにより決定されてお
り、予め携帯電話器が記憶しているものである。先に説
明したステップS1からステップS5までの携帯電話器
の電源オンから着信信号タイミング算定までの処理に比
べて、着信タイミング情報取得ステップにおける処理量
が軽減され、ここに要する時間が短縮される。更に詳細
には、着信タイミング情報であるPRES信号2は、シ
ステム管理上、他の制御データとともに一体の制御デー
タ群として制御チャネル上において報知され、この制御
データ群は通常、データ量が多いため数フレームに分割
して送出されている。この場合、着信タイミング情報取
得ステップにおける処理、即ち、一体の制御データ群を
数フレームに渡って受信復調し、制御データ群全体に対
する信号処理を行った後に、必要な着信タイミング情報
をデコードするという一連の処理に要する処理量が軽減
されることになる。
【0019】なお、ステップS12においてはステップ
S7の電源オフからの時間を計測している。ステップS
12での時間計測が所定時間を経過するとステップS1
3へ移行し、ステップS9で維持したクロック信号計数
を停止する。携帯電話器が長時間にわたって電源オフの
状態となっている場合、携帯電話器が移動していたり、
携帯電話器の位置登録がシステム側で削除されることに
より、電源オフ前の制御チャネルを受信できる可能性が
低い。従って、このような場合にクロック信号計数を維
持していても、PCH信号を同じタイミングで受信でき
る可能性が低いので、ステップS9において維持したク
ロック信号の計数を停止している。
【0020】次に実施の形態1に係る携帯電話器につい
て図3に基づいて説明する。図3において、5はアンテ
ナ、6は制御チャネルを受信する受信部、7は受信した
制御チャネルの信号をデコードするデコード部、8はデ
コードされた制御チャネルの信号のうち着信タイミング
情報を取得する着信タイミング情報取得部である。9は
クロック信号を計数してクロック計数値を生成するクロ
ック信号計数部、10は着信タイミング情報制御部8が
取得した着信タイミング情報とクロック信号計数部9が
生成したクロック計数値に基づき着信タイミングを算定
する着信タイミング算定部である。11は着信タイミン
グ算定部10が算定した着信タイミングにおいて着信信
号を受信するよう受信部6に指令する受信タイミング制
御部である。12はクロック信号計数部9への電力供給
を制御する電力制御部である。
【0021】図3に示す携帯電話器の動作について説明
する。基地局から送信される制御チャネルは、アンテナ
5を介して受信部6において受信する。制御チャネルが
複数ある場合は、携帯電話器の制御部(図示せず)等か
ら指令される同期周波数において電波の受信を行う。受
信した電波の信号レベルの強弱は、図1に示すSYNC
信号1等の信号レベルにより判断し、この信号レベルが
低ければ同期周波数を変更して再び受信同期を行う。な
お、受信部6は制御チャネル上での着信信号の受信を間
欠的に行うことにより電力消費を抑えている。デコード
部7は受信部6において受信した制御信号をデコードす
る。制御信号や通話信号は、主として通信品質の向上と
情報量の低減のために符号化されており、着信タイミン
グ情報を有するPRES信号2はデコード部7でデコー
ドされ着信タイミング情報取得部8へ出力される。着信
タイミング情報取得部8は、制御チャネル上でPCH信
号3が到来する時期に関する情報を着信タイミング算定
部10へ出力する。クロック信号計数部9はクロック信
号を計数してクロック計数値を生成するが、このクロッ
ク計数値は制御チャネルの例えばSYNC信号1の開始
時点を基準とするような従属的なものであってもよい
し、携帯電話器内で独立したものであってもよい。クロ
ック信号計数部9が生成するクロック計数値を制御チャ
ネルに従属させるときには、図示のように着信タイミン
グ情報取得部8からクロック信号計数部9に対して、S
YNC信号1やPRES信号2等の到来に合わせて基準
となる時刻にリセット信号を出力する。
【0022】着信タイミング算定部10は、クロック信
号計数部9からクロック計数値、着信タイミング情報取
得部8から着信タイミング情報が入力される。クロック
信号計数部9が制御チャネルに従属するクロック計数値
を出力している場合、着信タイミング算定部10は着信
タイミング情報として、制御チャネル上の基準となる時
刻に対するPCH信号3の到来時期の情報を受取り、こ
の到来時期に受信タイミング制御部11に対して着信タ
イミングである旨の信号を出力する。またクロック信号
計数部9が携帯電話器内で独立したクロック計数値を出
力している場合、着信タイミング算定部10は着信タイ
ミング情報として、SYNC信号1やPRES信号2等
を基準とする基準時の情報と、PCH信号3の到来時期
の情報を受取り、この到来時期に受信タイミング制御部
11に対して着信タイミングである旨の信号を出力す
る。受信タイミング制御部11は着信タイミング算定部
10から着信タイミングである旨の信号が入力される
と、受信部6に対して受信を行うよう指示する。
【0023】上記のように着信信号の受信を行う着信待
受け状態において、携帯電話器の電源がオフされると、
電力制御部12はクロック信号計数部9に対しては電力
供給を継続し、クロック信号計数部9はクロック信号の
計数を維持する。再び携帯電話器の電源がオンとなると
クロック信号計数部9で維持されたクロック計数値に基
づいて着信タイミング算定部10は着信タイミングを算
定する。なお、着信タイミングの算定に必要なPCH信
号3の着信時期は着信タイミング算定部10若しくは着
信タイミング情報取得部8において保持している。
【0024】上記のように再び携帯電話器の電源をオン
したとき、受信部6は再度受信同期の処理を行う。電源
オフの際の同期周波数を携帯電話器の制御部等で記憶し
ておけば、制御チャネルが複数あり、ほぼ同一地域にお
いて電源のオンオフを行うような場合に、同期周波数を
変更してサーチする処理分を軽減することができる。
【0025】なお、電力制御部12は内部にタイマーを
備えることにより、携帯電話器の電源がオフされてから
所定時間が経過したときにクロック信号計数部9への電
力供給を停止する構成としてもよい。携帯電話器が長時
間にわたって電源オフの状態となる場合、携帯電話器が
移動していたり、携帯電話器の位置登録がシステム側で
削除されることにより、電源オフ前の制御チャネルを受
信できる可能性が低い。従って、このような場合にクロ
ック信号計数を維持していても、PCH信号3を同じタ
イミングで受信できる可能性が低いので、所定時間経過
後、維持したクロック信号の計数を停止する。
【0026】実施の形態2.上記実施の形態1において
は、基地局から送信される制御チャネルの信号をSYN
C信号とSYNC信号との間を1フレームとする基準に
より着信タイミングを算定したが、図4に示すように1
フレームをさらに分割したタイムスロットを基準に着信
タイミングを算定してもよい。この発明の実施の形態2
に係る携帯電話器の受信方法を図4から図6に基づいて
説明する。図4は実施の形態2に係る基地局(衛星局を
含む)から携帯電話器に送信される制御チャネルの模式
図、図5は実施の形態2に係る携帯電話器の受信方法に
よる処理の流れを示すフローチャート、図6は実施の形
態2に係る受信方法を使用する携帯電話器の構成を示す
ブロック図である。
【0027】図4に示すように、時間軸を分割してタイ
ムスロットを定め、この各タイムスロットに連続のタイ
ムスロット番号を付ける。着信タイミングは、制御チャ
ネルにおいて、着信信号を受信すべきタイムスロット番
号として各携帯電話器に報知される。図4の例では、タ
イムスロット番号1にSYNC信号1、タイムスロット
番号2にPRES信号2がある。携帯電話器は、このP
RES信号2を受信して復調及びデコードを行い、PC
H信号3が到来するタイムスロット番号を入手する。
【0028】PCH信号2はタイムスロット番号kにお
いて到来するので、このタイムスロット番号になったと
きに受信ゲートを開いて、着信信号を受信する。この場
合、携帯電話器は、現在時刻に対するタイムスロット番
号を入手した上で、携帯電話器内部にてクロック信号を
計数してタイムスロット番号を更新する必要があるが、
現在時刻に対するタイムスロット番号の情報は、例えば
PRES信号2中に自己の信号がタイムスロット番号2
であるとのデータを含めたり、あるいは自己のタイムス
ロット番号を示すデータを有する信号を別に用意するな
どして、これを受信した携帯電話器が現在時刻における
タイムスロット番号を入手できるようにする。
【0029】次に実施の形態2に係る携帯電話器の受信
方法の処理の流れを図5に基づいて説明する。ステップ
S1からステップS3までの処理は、実施の形態1にお
けるそれらと同様である。ステップS2にて受信同期す
ると、ステップS14に移行し、PRES信号2を受信
して着信タイムスロット番号を取得する。次にステップ
S15により、携帯電話器内のクロック信号を計数する
ことによりタイムスロット番号を算定する。ステップS
15により算定したタイムスロット番号が、ステップS
14で取得した着信タイムスロット番号になるときに、
ステップS6により、PCH信号3を受信する。ステッ
プS7により携帯電話器の電源がオフされると、ステッ
プS8へ移行して、間欠受信による着信待受けを中止
し、ステップS16にてクロック信号の計数によりタイ
ムスロット番号の算定を維持する。
【0030】次に着信待受けの再開に関する処理につい
て説明する。ステップS10において再び電源がオンさ
れるとステップS17へ移行する。ステップS17にお
ける受信同期の動作は実施の形態1のそれと同様であ
る。ステップS17において受信同期が確認されると、
ステップS15へ移行し、タイムスロット番号が着信タ
イムスロット番号となるときに着信信号を受信する。
【0031】なお、図5におけるステップS12は実施
の形態1のそれと同じであり、ステップS12において
電源オフから所定時間を経過するとステップS18によ
りタイムスロット番号の算定を停止する。
【0032】次に実施の形態2に係る携帯電話器につい
て図6に基づいて説明する。図6において、13はデコ
ード部7においてデコードされた制御チャネルの信号の
うち通信タイムスロット情報を取得する通信タイムスロ
ット情報取得部である。14はクロック信号を計数して
タイムスロット番号を生成するタイムスロット番号計数
部、15は通信タイムスロット情報取得部13が取得し
た着信タイムスロット情報とタイムスロット番号計数部
14が生成したタイムスロット番号に基づき着信タイム
スロットを算定する着信タイムスロット算定部である。
その他の構成は、図3のそれらと同じである。
【0033】図6に示す携帯電話器の動作について説明
する。アンテナ5からデコード部7までの動作は図3に
対応する説明に記載したとおりである。上述のように、
基地局により時間軸はタイムスロットにより分割されて
おり、携帯電話器内部の処理もこのタイムスロットに付
されたタイムスロット番号により処理タイミングをと
る。通信タイムスロット情報取得部13は、基地局が設
定するタイムスロット番号と、着信信号が到来する着信
タイムスロット番号をデコード部7から取得する。これ
らの情報は、図4に示すPRES信号2に記述されてい
るものである。通信タイムスロット情報取得部13は、
タイムスロット番号計数部14に対して、ある特定時刻
のタイムスロット番号を出力する。タイムスロット番号
計数部14は入力されたタイムスロット番号を初期値と
して、クロック信号を計数してタイムスロット番号の計
数を行う。
【0034】着信タイムスロット算定部15は、タイム
スロット番号計数部14からタイムスロット番号、通信
タイムスロット情報取得部13から着信タイムスロット
番号を入力され、タイムスロット番号が着信タイムスロ
ット番号となったときに受信タイミング制御部11に着
信タイミングである旨の信号を出力する。タイムスロッ
ト番号計数部14がタイムスロット番号の計数をフレー
ム単位によらずに積算しているような場合には、着信タ
イムスロット算定部15は、タイムスロット番号計数部
14が出力するタイムスロット番号に対する1フレーム
分のタイムスロット数の剰余値が一定となる位置で着信
タイミングである旨の信号を受信タイミング制御部11
へ出力する。受信タイミング制御部11は着信タイムス
ロット算定部15から着信タイミングである旨の信号が
入力されると、受信部6に対して受信を行うよう指示す
る。
【0035】上記のように着信信号の受信を行う着信待
受け状態において、携帯電話器の電源がオフされると、
電力制御部12はタイムスロット番号計数部14に対し
ては電力供給を継続し、タイムスロット番号計数部14
はクロック信号を計数してタイムスロット番号の計数を
維持する。再び携帯電話器の電源がオンとなるとタイム
スロット番号計数部14で維持されたタイムスロット番
号に基づいて着信タイムスロット算定部15は着信タイ
ムスロットを算定する。なお、着信タイムスロットの算
定に必要なPCH信号3の着信タイムスロット番号の情
報は、着信タイムスロット算定部15若しくは通信タイ
ムスロット情報取得部13において保持している。
【0036】なお、電力制御部12は内部にタイマーを
備えることにより、携帯電話器の電源がオフされてから
所定時間が経過したときにタイムスロット番号計数部1
4への電力供給を停止する構成としてもよい。携帯電話
器が長時間にわたって電源オフの状態となる場合、携帯
電話器が移動していたり、携帯電話器の位置登録がシス
テム側で削除されることにより、電源オフ前の制御チャ
ネルを受信できる可能性が低い。従って、このような場
合にタイムスロット番号の計数を維持していても、PC
H信号3を同じタイムスロットで受信できる可能性が低
いので、所定時間経過後、維持したタイムスロット番号
の計数を停止する。
【0037】実施の形態3.上記のように実施の形態1
及び実施の形態2においては、基地局からの制御信号が
制御チャネルにより行われる場合に携帯電話器の電源オ
フオン後の処理量を軽減したが、図7に示すように制御
チャネル以外に高透過制御チャネルによっても基地局か
らの制御信号が送信される場合において、携帯電話器の
電源オフオン後の処理量を軽減するようにしてもよい。
この発明の実施の形態3に係る携帯電話器の受信方法を
図7に基づいて説明する。図7は実施の形態3に係る携
帯電話器の受信方法による処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【0038】図7においてステップS1からステップS
6までの動作は、実施の形態1におけるそれらの動作と
同様である。但し、ステップS6の着信待受状態におい
て、受信レベルが低下し、所定値以下となるとステップ
S19における判断によりステップS21に移行し、高
透過制御チャネルの受信同期を行う。基地局は、通常の
制御チャネルにより、携帯電話器に対して所定の送信レ
ベルで制御信号を送信している。この通常の制御チャネ
ルの信号は、例えば建造物による遮蔽のために電力レベ
ルが低下し、携帯電話器が建造物内部において使用でき
なくなる場合がある。高透過制御チャネルは、通常の制
御チャネルに比べて、より高い送信レベルで携帯電話器
に制御信号を送信するチャネルである。上記のように建
造物内部の電波が遮蔽された状態では、携帯電話器から
基地局への通話信号の送信は不可能となるものの、この
高透過制御チャネルにより少なくとも携帯電話器への着
信の通知が可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
なお、ステップS19において受信レベルが所定値以下
とならない場合には、ステップS20の携帯電話器電源
がオフとならない条件の下に着信信号の受信を繰り返
す。
【0039】ステップS21により高透過制御チャネル
の受信同期が完了すると、ステップS4からステップS
6までのフローと同様に、ステップS22において着信
タイミング情報を取得し、ステップS23においてクロ
ック信号を計数して着信タイミングを算定し、ステップ
S24において着信信号を待受ける。ステップS25に
おいて携帯電話器の電源がオフされると、ステップS2
6に移行して間欠受信による着信待受けを中止し、ステ
ップS27にてクロック信号の計数を維持する。ステッ
プS28において、再び携帯電話器の電源がオンとなる
と、ステップS29において高透過制御チャネルの受信
同期を行う。この受信同期が確認されると、ステップS
23に移行し、ステップS27で維持したクロック信号
の計数値を初期値としてクロック信号を計数し、着信タ
イミングを算定する。ステップS29において高透過制
御チャネルの受信同期ができない場合には、ステップS
2まで処理を戻す。このように電源を再度オンとしたと
きにステップS22の着信タイミング情報の取得が省略
されるので、携帯電話器での電源再立ち上げ時の処理量
が軽減されるが、さらにはステップS2からステップS
19までの処理も軽減される。
【0040】ステップS28における電源オンの後、ス
テップS21へ移行してもよい。この場合、ステップS
22の着信信号タイミング情報の取得のための処理を行
うこととなるが、ステップS2からステップS19まで
の処理が軽減される。
【0041】なお、ステップS29において、高透過制
御チャネルが複数あるときには同期周波数を変更してサ
ーチすることとなる。ステップS25の電源オフ時に受
信同期している高透過制御チャネルの同期周波数を記憶
しておけば、この同期周波数によりステップS29の受
信同期を開始してもよい。同一地域内で電源のオフオン
をするような場合には、同一の同期周波数で高透過制御
チャネルを受信することが可能であり、同期周波数のサ
ーチを行う処理が軽減される。
【0042】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
着信待受を中止した後にもクロック信号の計数を維持
し、着信待受を再開したときに維持したクロック信号の
計数値に基づいて着信タイミング位置を算定するので、
着信再開後の着信タイミング情報の取得に要する処理分
を軽減できる。
【0043】請求項3の発明によれば、着信待受を中止
した後にもクロック信号の計数を維持し、着信待受を再
開したときに維持したクロック信号の計数値に基づいて
着信タイミング位置を算定するので、着信再開後の着信
タイミング情報の取得に要する処理分を軽減できるとと
もに、着信待受を中止した後のクロック信号の計数維持
を所定時間経過後に中止するので、携帯電話器の不必要
な電力消費を抑えることができる。
【0044】請求項4の発明によれば、着信待受を中止
した後にもクロック信号の計数を維持してタイムスロッ
ト番号の計数を維持し、着信待受を再開したときに維持
したタイムスロット番号に基づいて着信を算定するの
で、着信再開後の着信タイムスロット番号情報の取得に
要する処理分を軽減できる。
【0045】請求項5の発明によれば、着信待受を中止
した後にもクロック信号の計数を維持してタイムスロッ
ト番号の計数を維持し、着信待受を再開したときに維持
したタイムスロット番号に基づいて着信を算定するの
で、着信再開後の着信タイムスロット番号情報の取得に
要する処理分を軽減できるとともに、着信待受を中止し
た後のクロック信号の計数維持を所定時間経過後に中止
するので、携帯電話器の不必要な電力消費を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る携帯電話器の
受信方法における基地局から携帯電話器に送信される制
御チャネルの模式図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る携帯電話器の
受信方法による処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る携帯電話器の
受信方法を使用する携帯電話器の構成を示すブロック図
である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る携帯電話器の
受信方法における基地局から携帯電話器に送信される制
御チャネルの模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る携帯電話器の
受信方法による処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る携帯電話器の
受信方法を使用する携帯電話器の構成を示すブロック図
である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る携帯電話器の
受信方法による処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図8】 従来の携帯電話器の電源オンから電源オフま
での間に行われる着信待受けに関する処理の流れを示し
たフローチャートである。
【符号の説明】
6 受信部 8 着信タイミング情報取得部 9 クロック信号計数部 10 着信タイミング算定部 12 電力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K011 BA10 CA01 GA01 JA01 KA03 5K042 AA06 BA01 CA02 CA12 FA02 FA08 FA11 JA04 KA03 5K067 BB04 CC06 CC22 DD25 EE02 EE10 JJ13 JJ15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から送信される制御チャネルを受
    信して周波数同期する受信同期ステップと、この受信同
    期ステップにより同期した上記制御チャネルから取得し
    た着信タイミング情報に基づきクロック信号を計数して
    着信タイミングを算定する着信タイミング算定ステップ
    と、算定した上記着信タイミングにおいて着信信号を受
    信する着信待受ステップと、この着信待受ステップにお
    いて着信信号の受信を中止した後も上記クロック信号の
    計数を維持するクロック計数維持ステップと、このクロ
    ック計数維持ステップにより維持したクロック信号の計
    数値から上記着信タイミングを算定して着信信号の受信
    を再開する着信待受再開ステップとを備えたことを特徴
    とする携帯電話器の受信方法。
  2. 【請求項2】 基地局から送信される制御チャネルを周
    波数同期して受信する受信部と、受信した上記制御チャ
    ネルから着信タイミング情報を取得する着信タイミング
    情報取得部と、クロック信号を計数してクロック計数値
    を生成するクロック信号計数部と、このクロック信号計
    数部のクロック計数値と上記着信タイミング情報取得部
    にて取得した着信タイミング情報とから着信タイミング
    を算定する着信タイミング算定部と、算定された着信タ
    イミングに着信信号を受信する待受け状態において着信
    信号の受信を中止した後も上記クロック信号計数部へ電
    力供給する電力制御部とを備え、上記クロック信号計数
    部は、上記待受け状態において着信信号の受信を中止し
    た後もクロック信号の計数を維持し、上記着信タイミン
    グ算定部は、着信信号の受信が再開されたときに、上記
    クロック信号計数部が維持したクロック計数値に基づい
    て着信タイミングを算定することを特徴とする携帯電話
    器。
  3. 【請求項3】 上記クロック計数維持ステップは、着信
    信号の受信を中止した後に所定時間を経過しても、着信
    信号の受信が再開とならないときには、上記クロック信
    号の計数を停止することを特徴とする請求項1に記載の
    携帯電話器の受信方法。
  4. 【請求項4】 基地局から送信される制御チャネルを受
    信して周波数同期する受信同期ステップと、この受信同
    期ステップにより同期した上記制御チャネルから取得し
    た通信タイムスロット情報に基づきクロック信号を計数
    して通信タイムスロット番号を算定するタイムスロット
    番号算定ステップと、算定したタイムスロット番号に基
    づいて着信信号を受信する着信待受ステップと、この着
    信待受ステップにおいて着信信号の受信を中止した後も
    上記通信タイムスロット番号の算定を維持するタイムス
    ロット番号算定維持ステップと、このタイムスロット番
    号算定維持ステップで維持した通信タイムスロット番号
    に基づいて着信信号の受信を再開する着信待受再開ステ
    ップとを備えたことを特徴とする携帯電話機の受信方
    法。
  5. 【請求項5】 上記タイムスロット番号算定維持ステッ
    プは、着信信号の受信を中止した後に所定時間を経過し
    ても、着信信号の受信が再開とならないときには、上記
    通信タイムスロット番号の算定の維持を停止することを
    特徴とする請求項4に記載の携帯電話機の受信方法。
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